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丸山城志郎 - Wikipedia コンテンツにスキップ

丸山まるやま城じょう志郎しろう

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丸山まるやま 城じょう志郎しろう
基本きほん情報じょうほう
ラテン文字もじ Joshiro MARUYAMA
原語げんご表記ひょうき まるやま じょうしろう
国くに 日本の旗 日本にっぽん
出生しゅっしょう地ち 宮崎みやざき県けん宮崎みやざき市し
生年月日せいねんがっぴ (1993-08-11) 1993年ねん8月がつ11日にち（31歳さい）
身長しんちょう 167cm
体重たいじゅう 66kg
選手せんしゅ情報じょうほう
階級かいきゅう 男子だんし66kg級きゅう
所属しょぞく ミキハウス
段位だんい 五ご段だん
獲得かくとくメダル
日本の旗 日本にっぽん
柔道じゅうどう
世界せかい選手権せんしゅけん
金きむ 2019 東京とうきょう 66kg級きゅう
金きむ 2021 ブダペスト 66kg級きゅう
銀ぎん 2022 タシケント 66kg級きゅう
銀ぎん 2023 ドーハ 66kg級きゅう
ワールドマスターズ
金きむ 2018 広州こうしゅう 66kg級きゅう
グランドスラム
金きむ 2018 大阪おおさか 66kg級きゅう
金きむ 2019 デュッセルドルフ 66kg級きゅう
金きむ 2022 東京とうきょう 66kg級きゅう
銀ぎん 2017 東京とうきょう 66kg級きゅう
銀ぎん 2018 パリ 66kg級きゅう
銀ぎん 2019 大阪おおさか 66kg級きゅう
銀ぎん 2024 パリ 66kg級きゅう
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丸山まるやま 城じょう志郎しろう（まるやま じょうしろう、1993年ねん8月がつ11日にち - ）は、日本にっぽんの柔道じゅうどう家か。宮崎みやざき県けん宮崎みやざき市し出身しゅっしん。階級かいきゅうは66kg級きゅう。身長しんちょう167cm。血液けつえき型がたはA型がた。組くみ手しゅは左ひだり組ぐみ。得意とくい技わざは内股うちまた、巴ともえ投とう、袖そで釣つり込こみ腰こし[1]。父親ちちおやはバルセロナオリンピックの柔道じゅうどう65kg級きゅうで7位いとなった丸山まるやま顕あらわ志こころざし[2][3]。兄あには2011年ねんの世界せかいジュニア81kg級きゅうチャンピオンの丸山まるやま剛毅ごうき[4]。

経歴けいれき

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5歳さいの時ときに父親ちちおやの出身しゅっしん道場どうじょうである静せい充たかし館かんで柔道じゅうどうを始はじめた[1][5]。その後ご、父親ちちおやが開設かいせつした泰山たいざん学舎がくしゃに所属しょぞくになると、小学校しょうがっこう5年ねんの時ときに全国ぜんこく少年しょうねん柔道じゅうどう大会たいかいの個人こじん戦せんで3位い、団体だんたい戦せんでも兄あにとともに活躍かつやくして3位いになった[1][5]。全国ぜんこく小学生しょうがくせい学年がくねん別べつ柔道じゅうどう大会たいかいには40kg級きゅうに出場しゅつじょうするが、決勝けっしょうで栃木とちぎ県けん代表だいひょうの髙藤直ちょく寿ことぶきに上うえ四方しほう固かたで敗やぶれた[1]。全日本ぜんにほん選抜せんばつ少年しょうねん柔道じゅうどう大会たいかい小学生しょうがくせいの部ぶの団体だんたい戦せんでは兄あにとともに活躍かつやくして優勝ゆうしょうを飾かざった[1]。この時期じきは河川敷かせんしきでの堤防ていぼうの上のぼり下くだりダッシュや、当時とうじ住すんでいた高層こうそうマンションの階段かいだんを3往復おうふくしていたことで、独特どくとくのばねが膝ひざに形成けいせいされて、それが得意とくい技わざの内股うちまたに活いかされることになったという[6][5]。

桐蔭学園とういんがくえん中学ちゅうがく2年ねんの時ときには全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう柔道じゅうどう大会たいかい60kg級きゅうで優勝ゆうしょうを果はたした。この時ときは1つ年上としうえの兄あにである相原あいはら中学ちゅうがく3年ねんの剛毅ごうきも90kg級きゅうで優勝ゆうしょうしたことにより、兄弟きょうだい優勝ゆうしょうを成なし遂とげることになった[1]。その後ごに兄あにのいる相原あいはら中学ちゅうがくへ転校てんこうすると、3年ねんの時ときには66kg級きゅうで優勝ゆうしょうして2階かい級きゅう制覇せいはを達成たっせいした。団体だんたい戦せんではチームメイトの長澤ながさわ憲けん大だいなどとともに活躍かつやくして5位いになった[1]。なお、中学ちゅうがく時代じだいは息子むすこに甘あまえを見みて取とった父親ちちおやに、「お前まえに志こころざす価値かちはない。心しんを使つかうな」と指摘してきされて、名前なまえの「城じょう志郎しろう」が「城じょう士郎しろう」と表記ひょうきされていた[2][7]。

桐蔭学園とういんがくえん高校こうこうへ進すすむと、安あん昌あきら林りんと同級生どうきゅうせいになった[1]。1年ねんの時ときには世界せかいカデ66kg級きゅう代表だいひょうに選えらばれるが、2回戦かいせんで敗やぶれた[1]。2年ねんの時ときにはインターハイに出場しゅつじょうするも、ベスト16にとどまった[1]。その後ご、校則こうそく違反いはんにより桐蔭学園とういんがくえん高校こうこうを自主じしゅ退学たいがくすると、沖おき学園がくえん高校こうこうへ転校てんこうして、そこを卒業そつぎょうした[1][5][8]。

兄あにのいる天理大学てんりだいがくに進学しんがくすると、1年ねんの時ときに全日本ぜんにほんジュニアで延岡学園のべおかがくえん高校こうこう3年ねんの橋口はしぐち祐ゆう葵あおいを指導しどう3で破やぶり優勝ゆうしょうを飾かざった[1]。2年ねんの9月がつには天理大学てんりだいがくの暴力ぼうりょく問題もんだいが発覚はっかくしたために、連覇れんぱのかかった全日本ぜんにほんジュニアへの出場しゅつじょうは見合みあわせることになった。11月に部ぶ活動かつどうが部分ぶぶん的てきに再開さいかいされるも、ほとんど練習れんしゅうできていない状態じょうたいで出場しゅつじょうした講道館こうどうかん杯はいでは、決勝けっしょうで桐きり蔭かげ横浜よこはま大学だいがく4年ねんの宮崎みやざき廉れんに大だい外そと刈かりで一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうを飾かざった[9]。グランドスラム・東京とうきょうでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうでブラジルのチャールズ・チバナに小しょう外そと刈かりで敗やぶれて7位いに終おわった。この際さいに左ひだり膝ひざ前ぜん十字じゅうじ靱帯じんたいを断だん裂きれして長期ちょうきのリハビリテーションに取とり組くまざるを得えなくなった[1][8]。その後ご復帰ふっきすると、4年ねんの時ときには講道館こうどうかん杯はいの決勝けっしょうで鹿屋体育大学かのやたいいくだいがく4年ねんの竪たて山さん将はたに指導しどう1で敗やぶれて、今こん大会たいかい2年ねんぶりの優勝ゆうしょうはならなかった[1]。2016年ねん3月がつにはリオデジャネイロオリンピックテスト大会たいかいの決勝けっしょうで、地元じもとブラジルの選手せんしゅを破やぶって優勝ゆうしょうした[10]。

2016年ねん4月がつからはミキハウスの所属しょぞくになった。選抜せんばつ体重たいじゅう別べつでは決勝けっしょうまで進すすむも、日体大にったいだい1年ねんの阿部あべ一二三ひふみにGSに入はいってから指導しどう2で敗やぶれて2位いにとどまった[11]。5月のグランプリ・アルマトイでは決勝けっしょうで地元じもとカザフスタンの選手せんしゅを内股うちまたの有効ゆうこうで破やぶって、IJFワールド柔道じゅうどうツアー初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった[12][13]。

2017年ねんの講道館こうどうかん杯はいでは2度目どめの優勝ゆうしょうを飾かざった[14]。グランドスラム・東京とうきょうでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで世界せかい選手権せんしゅけん3位いであるジョージアのバジャ・マルグベラシビリを袖そで釣つり込こみ腰こし、準決勝じゅんけっしょうで元もと世界せかいチャンピオンである韓国かんこくのアン・バウルを技わざありでそれぞれ破やぶるが、決勝けっしょうでは阿部あべにGSに入はいってから大内おおうち刈かりで敗やぶれて2位いにとどまった[15]。

2018年ねん2月がつのグランドスラム・パリでは決勝けっしょうまで進すすんでアンと対戦たいせんするが、GSに入はいってから反則はんそく負まけを喫きっして2位いにとどまった[16][17]。4月の体重たいじゅう別べつでは決勝けっしょうで筑波大学つくばだいがく4年ねんの田川たがわ兼三けんぞうを巴ともえ投なげの技わざありで破やぶって今こん大会たいかい初はつ優勝ゆうしょうを飾かざった[18]。なお、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうには選えらばれなかったが、アジア大会たいかい代表だいひょうには選えらばれた[19]。5月のグランプリ・フフホトでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうでアンを袖そで釣つり込こみ腰こしで破やぶるなどして決勝けっしょうまで進すすむと、世界せかい選手権せんしゅけん2位いであるロシアのミハイル・プリャエフに反則はんそく勝がちして優勝ゆうしょうを飾かざった[20][21]。8月のアジア大会たいかいでは決勝けっしょうでアンに背負投せおいなげで敗やぶれて2位いに終おわった[22]。10月には一般いっぱんの女性じょせいと結婚けっこんした[23]。11月のグランドスラム・大阪おおさかでは準決勝じゅんけっしょうで大阪おおさか府警ふけいの藤ふじ阪ばん太郎たろうに反則はんそく勝がちすると、決勝けっしょうでは阿部あべをGSに入はいってから巴ともえ投なげの技わざありで破やぶって優勝ゆうしょうした[24][25]。12月のワールドマスターズでは決勝けっしょうでイスラエルのバルチ・シャミロフに内股うちまたで技わざありを取とった後のちに袖そで釣つり込こみ腰こしで破やぶるなど全すべて一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうした[26][27]。

2019年ねん2月がつのグランドスラム・デュッセルドルフでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうにおいて世界せかいジュニアチャンピオンであるイタリアのマヌエル・ロンバルドを技わざあり、準決勝じゅんけっしょうではモルドバのデニス・ビエルを送おく襟えり絞しぼでそれぞれ破やぶると、決勝けっしょうでは韓国かんこくの金きむ琳煥を内股うちまたの技わざありで破やぶって優勝ゆうしょうした[28][29]。4月の体重たいじゅう別べつでは決勝けっしょうで阿部あべを13分ふん23秒びょうもの戦たたかいの末すえに浮技の技わざありで破やぶって2連覇れんぱを達成たっせいして、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[30][31][32]。なお、2016年ねんの体重たいじゅう別べつで阿部あべに指導しどう2で敗やぶれた際さいに息子むすこの甘あまさを見みて取とった父親ちちおやは、精神せいしん面めんで阿部あべに追おいつくための方策ほうさくとして、息子むすこを敢あえて突つき放はなして3年ねん半はんもの間あいだ息子むすことは一切いっさい連絡れんらくを取とらなかったが、世界せかい選手権せんしゅけん直前ちょくぜんに久々ひさびさの再会さいかいを果はたした[5]。8月に東京とうきょうで開催かいさいされた世界せかい選手権せんしゅけんでは4回戦かいせんの技わざあり以外いがいは全すべて一本いっぽん勝がちして準決勝じゅんけっしょうで阿部あべと対戦たいせんすると、開始かいし直後ちょくごの攻防こうぼうで釣手つりてや軸じく足あしを傷いためた影響えいきょうもあって指導しどう2を先行せんこうされ劣勢れっせいだったものの、果敢かかんに立たち向むかいGSに入はいってから浮技で技わざありを取とって破やぶった。決勝けっしょうでは金きむ琳煥に合ごう技わざで一本いっぽん勝がちして優勝ゆうしょうを飾かざった[2][33][34][35]。この際さいに次つぎのように語かたった。「ここまでくるのに、いろいろな思おもいがあったので…。うれしい気持きもちです。（26歳さいで世界せかいの頂点ちょうてん）普通ふつうの選手せんしゅより長ながくかかっているので。でも東京とうきょうオリンピックで金きんメダルを取とるのが僕ぼくの目標もくひょうなので（明日あしたから）気持きもちを切きり替かえていきます」[36]。なお、大会たいかい後ご初はじめて世界せかいランキング1位いになった[37]。11月のグランドスラム・大阪おおさかでは準決勝じゅんけっしょうで警視庁けいしちょうの西山にしやま祐ゆう貴たかを技わざありで破やぶるも、決勝けっしょうでは阿部あべにGSに入はいってから支ささえ釣つり込こみ足あしの技わざありで敗やぶれて2位いにとどまった。今こん大会たいかい優勝ゆうしょうすれば東京とうきょうオリンピック代表だいひょうが内定ないていする可能かのう性せいもあったが、持もち越こしとなった[38][39]。

2020年ねん2月がつのグランドスラム・デュッセルドルフでは阿部あべと対戦たいせんする可能かのう性せいもあったが、左ひだり膝ひざの内側うちがわ側がわ副ふく靱帯じんたい損傷そんしょうにより出場しゅつじょうを取とり止とめた[40]。体重たいじゅう別べつでは東京とうきょうオリンピック代表だいひょうをかけて阿部あべと最終さいしゅう決戦けっせんになるはずだったが、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうによりオリンピック自体じたいが1年ねん延期えんきされるとともに、今こん大会たいかいも延期えんきされる事態じたいとなった[41]。5月に全柔連ぜんじゅうれんは常務じょうむ理事りじ会かいと強化きょうか委員いいん会かいを開ひらいて、1年ねん延期えんきになった東京とうきょうオリンピックでは唯一ゆいいつ代表だいひょうが決きまっていない66kg級きゅうの代表だいひょう選考せんこう方式ほうしきに関かんして、結論けつろんを先送さきおくりすることを確認かくにんした。場合ばあいによっては来年らいねんの選抜せんばつ体重たいじゅう別べつまで選考せんこうが延期えんきされる可能かのう性せいも示唆しさされた[42][43]。その後ご、12月に開催かいさい予定よていのグランドスラム・東京とうきょうが代表だいひょう決定けっていの最終さいしゅう選考せんこうになることが決きまったものの、今こん大会たいかいもコロナウイルスの影響えいきょうにより中止ちゅうしとなったため、同月どうげつ13日にちに異例いれいとなる阿部あべとのワンマッチにより代表だいひょう決定けっていを行おこなう方針ほうしんとなった[44]。なお、この試合しあいは、2020年ねん10月がつの講道館こうどうかん杯はい60kg級きゅう決勝けっしょう戦せんでの審判しんぱん団だんの判断はんだんミスを受うけ、ブルー柔道じゅうどう衣ころもを採用さいようとなるが[45][46]、全柔連ぜんじゅうれん主催しゅさいの国内こくない試合しあいでは初はじめてとなる。その対戦たいせんでは、両者りょうしゃ互たがいに牽制けんせいし合あい決定けってい打だとなる技わざを出だせず24分ふんもの長期ちょうき戦せんとなるも、最後さいごは阿部あべの大内おおうち刈かりで技わざありを奪うばわれて敗やぶれた。この結果けっかにより、東京とうきょうオリンピックの代表だいひょう補欠ほけつに回まわることになった。試合しあい後ご、次つぎのようにコメントした。「結果けっかは負まけだが、自分じぶんがやってきた全すべてを出だし切きれた。ここまで肉体にくたい的てき、精神せいしん的てきにも強つよくなれたのは、僕ぼくだけの力ちからではなく阿部あべ選手せんしゅの存在そんざいもある。僕ぼくの柔道じゅうどう人生じんせいは終おわっていない。これからも前まえを向むいて精進しょうじんしていく」[47][48]。なお、この試合しあいを生なま中継ちゅうけいしていたテレビ東京てれびとうきょうは、試合しあい時間じかんが長引ながびいたこともあって正規せいきの時間じかん内ないで放映ほうえいが収おさまらず、途中とちゅうで中継ちゅうけいを打うち切きってしまった。そのため視聴しちょう者しゃの多おおくは、同おなじくテレビ東京てれびとうきょうがYouTubeで配信はいしんしていた生なま中継ちゅうけいの方ほうへ駆かけ込こむ形かたちとなった。この事態じたいに対たいしてテレビ東京てれびとうきょう側がわは、想定そうてい以上いじょうの大だい熱戦ねっせんになってしまったとして、視聴しちょう者しゃに謝罪しゃざいした[49]。

2021年ねん4月がつの体重たいじゅう別べつは出場しゅつじょうしなかったが、世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[50]。6月の世界せかい選手権せんしゅけんでは準決勝じゅんけっしょうでアゼルバイジャンのオルハン・サファロフを技わざありで破やぶると、決勝けっしょうでは世界せかいランキング1位いであるロンバルドを巴ともえ投なげの技わざありで破やぶって、今こん大会たいかい2連覇れんぱを達成たっせいした[51][52][53]。

2022年ねん4月がつの体重たいじゅう別べつでは決勝けっしょうで東京とうきょうオリンピック金きむメダリストとなった阿部あべに反則はんそく負まけを喫きっして2位いにとどまった。しかし、実績じっせきで阿部あべとともに世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに選出せんしゅつされた[54][55][56]。10月の世界せかい選手権せんしゅけんでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで東京とうきょうオリンピック銀ぎんメダリストとなったマルグベラシビリを内股うちまたで破やぶると、準決勝じゅんけっしょうではアンに反則はんそく勝がちするも、決勝けっしょうでは阿部あべに技わざありで敗やぶれて今こん大会たいかい3連覇れんぱはならなかった[57][58]。12月のグランドスラム・東京とうきょうでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうで筑波大学つくばだいがく3年ねんの田中たなか龍馬りょうまに変形へんけいの袖そで釣つり込こみ腰こしで一旦いったんは技わざありを取とられるも、それが相手あいてのダイビングとみなされて反則はんそく勝がちになった。その後ごの決勝けっしょうでは東海大相模とうかいだいさがみ高校こうこう3年ねんの服部はっとり辰たつ成なりを巴ともえ投なげで破やぶって優勝ゆうしょうした[59][60]。その後ごの強化きょうか委員いいん会かいで2023年ねんの世界せかい選手権せんしゅけん代表だいひょうに決きまった[61]。

2023年ねん5月がつの世界せかい選手権せんしゅけんでは準々じゅんじゅん決勝けっしょうでアンを隅すみ返かえし、準決勝じゅんけっしょうでモンゴルのヨンドンペレンレイ・バスフーに技わざありで競きそい勝かつも、2年ねん連続れんぞくの決勝けっしょう対決たいけつとなった阿部あべ戦せんでは10分ふん以上いじょうの戦たたかいの末すえに反則はんそく負まけを喫きっしてまたも2位いにとどまった[62][63]。

2024年ねん1月がつの会見かいけんで「負まけた状態じょうたいで終おわれない」として、現役げんえき続行ぞっこうを表明ひょうめいした[64]。2月のグランドスラム・パリでは初戦しょせんでリオデジャネイロオリンピック金きむメダリストであるイタリアのファビオ・バシレを腕うで挫くじけ十じゅう字じ固かた、その後ごの準決勝じゅんけっしょうではアンを技わざありで破やぶるも、決勝けっしょうではパーク24の武たけ岡おか毅あつしに技わざありで敗やぶれて2位いにとどまった。なお、丸山まるやまが阿部あべ以外いがいの選手せんしゅに敗やぶれたのは2018年ねんのアジア大会たいかい決勝けっしょうでアンに敗やぶれて以来いらい6年ねんぶりのことであった[65][66]。

IJF世界せかいランキングは3400ポイント獲得かくとくで7位い（2024年ねん1月がつ29日にち現在げんざい）[67][68]。

戦績せんせき

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66kg級きゅうでの戦績せんせき

（出典しゅってん[1]、JudoInside.com）

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ｢柔道じゅうどう全日本ぜんにほん強化きょうか選手せんしゅ名鑑めいかん　2022｣近代きんだい柔道じゅうどう　ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、2022年ねん4月がつ号ごう
  2. ^ a b c 世界せかい柔道じゅうどうで丸山まるやま城じょう志郎しろうが初はつ制覇せいは　3年ねん半はんぶり観戦かんせんの父ちち、成長せいちょう実感じっかん　産経新聞さんけいしんぶん　2019年ねん8月がつ27日にち
  3. ^ 柔道じゅうどう丸山まるやま城じょう志郎しろうは兄あに剛毅ごうきと「兄弟きょうだい稽古けいこ」で感覚かんかく確認かくにん　日刊にっかんスポーツ　2019年ねん4月がつ5日にち
  4. ^ 丸山まるやま城じょう志郎しろう、新妻にいづまにささげる世界せかい選手権せんしゅけんＶ誓ちかう　母校ぼこう・天理大てんりだいで公開こうかい練習れんしゅう　スポーツ報知ほうち　2019年ねん7月がつ17日にち
  5. ^ a b c d e 丸山まるやま 柔道じゅうどう世界せかい選手権せんしゅけん初はつ出場しゅつじょうV　父ちちが届とどかなかった五輪ごりん金きんの夢ゆめ　西日本にしにほんスポーツ　2018年ねん9月がつ28日にち
  6. ^ “【東京とうきょうへの「切きり札ふだ」（７）】切きれ味あじは日本にっぽん刀がたな、美うつくしき内股うちまた　柔道じゅうどう・丸山まるやま城じょう志郎しろう（1/2ページ）”. 産経さんけいニュース (2019年ねん10月がつ14日にち). 2020年ねん11月8日にち閲覧えつらん。
  7. ^ 「平成へいせい20年度ねんど　後期こうき全日本ぜんにほん強化きょうか選手せんしゅ名鑑めいかん｣近代きんだい柔道じゅうどう　ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、2009年ねん4月がつ号ごう、40頁ぺーじ
  8. ^ a b 「苦労人くろうにん」丸山まるやま、五輪ごりんへ前進ぜんしん　高校こうこう自主じしゅ退学たいがく、大学だいがくで大たいけが　西日本にしにほん新聞しんぶん　2019年ねん8月がつ27日にち
  9. ^ 柔道じゅうどう男子だんし66キロ級きゅう、丸山まるやま城しろ初はつV　講道館こうどうかん杯はい第だい１日にち　47NEWS　2013年ねん11月9日にち
  10. ^ Double gold for Japan on opening day of Rio 2016 judo test event
  11. ^ 平成へいせい28年ねん全日本ぜんにほん選抜せんばつ柔道じゅうどう体重たいじゅう別べつ選手権せんしゅけん大会たいかい
  12. ^ 丸山まるやま城じょうが優勝ゆうしょう＝柔道じゅうどうグランプリ　時事通信じじつうしん　2016年ねん5月がつ14日にち
  13. ^ Almaty Grand Prix 2016 - Kazakhstan
  14. ^ 平成へいせい29年度ねんど講道館こうどうかん杯はい全日本ぜんにほん柔道じゅうどう体重たいじゅう別べつ選手権せんしゅけん大会たいかい
  15. ^ Grand Slam Tokyo 2017
  16. ^ 阿部あべ詩し、志こころざし々目めが優勝ゆうしょう＝柔道じゅうどうGSパリ　時事通信じじつうしん　2018年ねん2月がつ11日にち
  17. ^ Paris Grand Slam 2018, France – DAY ONE
  18. ^ 橋本はしもとが男子だんし73キロ級きゅう連覇れんぱ＝女子じょし78キロ超ちょう級きゅうの素す根ねも－選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ柔道じゅうどう　時事通信じじつうしん　2018年ねん4月がつ7日にち
  19. ^ 柔道じゅうどう・小川おがわジュニア初はつの世界せかい切符きっぷ、世界せかい選手権せんしゅけん＆アジア大会たいかい代表だいひょう発表はっぴょう　デイリースポーツ　2018年ねん4月がつ29日にち
  20. ^ 近藤こんどう、阿部あべ詩しら優勝ゆうしょう＝柔道じゅうどうグランプリ大会たいかい　時事通信じじつうしん　2018年ねん5月がつ25日にち
  21. ^ Grand-Prix Hohhot 2018
  22. ^ 18th Asian Games 2018
  23. ^ 柔道じゅうどうアジア大会たいかい銀ぎんの丸山まるやま城じょう志郎しろうが結婚けっこん　昨年さくねん10月がつに23歳さい一般いっぱん女性じょせいと　デイリースポーツ　2019年ねん1月がつ11日にち
  24. ^ 阿部あべ詩しが優勝ゆうしょう、兄あにの一いち二に三さんはV逃のがす　柔道じゅうどうGS大阪おおさか大会たいかい　日本経済新聞にほんけいざいしんぶん　2018年ねん11月23日にち
  25. ^ 阿部あべ一二三ひふみを破やぶった丸山まるやま“ヒール役やく”で燃もえた「見みてろよと」　デイリースポーツ　2018年ねん11月24日にち
  26. ^ 女子じょし57キロ級きゅう、芳田よしだが優勝ゆうしょう 柔道じゅうどうマスターズ大会たいかい　日本経済新聞にほんけいざいしんぶん　2018年ねん12月15日にち
  27. ^ World Masters Guangzhou 2018
  28. ^ 芳田よしだ、渡名喜となきがV＝男子だんしの永山ながやま、丸山まるやまも優勝ゆうしょう－柔道じゅうどうGSデュッセルドルフ　時事通信じじつうしん　2019年ねん2月がつ23日にち
  29. ^ 丸山まるやま、高たかめた存在そんざい感かん＝柔道じゅうどうGSデュッセルドルフ　時事通信じじつうしん　2019年ねん2月がつ23日にち
  30. ^ 丸山まるやま、阿部あべ一いち破やぶり連覇れんぱ＝男子だんし73キロ級きゅうは大野おおの－選抜せんばつ体重たいじゅう別べつ柔道じゅうどう　時事通信じじつうしん　2019年ねん4月がつ7日にち
  31. ^ 世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょうに大野おおの将すすむ、阿部あべ一いちら／柔道じゅうどう　サンケイスポーツ　2019年ねん4月がつ7日にち
  32. ^ 丸山まるやま、阿部あべ撃破げきはで堂々どうどうの世界せかい切符きっぷ！ハイレベルで五輪ごりんまで続つづくライバル物語ものがたり／柔道じゅうどう　サンケイスポーツ　2019年ねん4月がつ8日にち
  33. ^ 丸山まるやま初はつ優勝ゆうしょう、阿部あべ一はじめV3逃のがす＝阿部あべ詩しが連覇れんぱ－世界せかい柔道じゅうどう　時事通信じじつうしん　2019年ねん8月がつ26日にち
  34. ^ 丸山まるやま城じょう志郎しろうが初はつ出場しゅつじょうで初はつ優勝ゆうしょう　ライバル阿部あべ一二三ひふみに3連勝れんしょう…東京とうきょう切符きっぷは譲ゆずれない！　デイリースポーツ　2019年ねん8月がつ27日にち
  35. ^ World Judo Championships 2019
  36. ^ 丸山まるやま城じょう志郎しろうが涙なみだの金きむ「普通ふつうの選手せんしゅより長ながくかかった」 - 柔道じゅうどう　日刊にっかんスポーツ　2019年ねん8月がつ26日にち
  37. ^ 阿部あべ詩し、丸山まるやま城じょう志郎しろうらが１位い　柔道じゅうどうの最新さいしん世界せかいランキング　サンケイスポーツ　2019年ねん9月がつ2日にち
  38. ^ 負傷ふしょう右みぎ膝ひざで出場しゅつじょうの丸山まるやま城じょう志郎しろう、内定ないてい逃のがし「悔くやしい」　スポーツ報知ほうち 2019年ねん11月23日にち
  39. ^ 柔道じゅうどうグランドスラム大阪おおさか2019
  40. ^ 丸山まるやまが左ひだり膝ひざ負傷ふしょう　男子だんし66キロ級きゅう世界せかい王者おうじゃ―柔道じゅうどう　時事通信じじつうしん　2020年ねん2月がつ14日にち
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  42. ^ 大野おおの将すすむ平ひらめ、阿部あべ詩しら男女だんじょ13人にんの東京とうきょう五輪ごりん代表だいひょう権けん維持いじ／柔道じゅうどう　サンケイスポーツ 2020年ねん5月がつ15日にち
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  59. ^ 阿部あべ詩しV、世界せかい選手権せんしゅけんへ　丸山まるやま城じょう志郎しろうが優勝ゆうしょう　GS東京とうきょう大会たいかい／柔道じゅうどう　サンケイスポーツ　2022年ねん12月4日にち
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  63. ^ World Judo Championships - Doha 2023 Individuals 2023
  64. ^ 【柔道じゅうどう】丸山まるやま城じょう志郎しろうが9カ月かげつぶり実戦じっせん復帰ふっきへ　一時いちじ引退いんたい意向いこうもライバル阿部あべに「負まけた状態じょうたいで終おわれない」　スポーツ　2024年ねん1月がつ26日にち
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外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]
世界せかい柔道じゅうどう選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう者しゃ - 男子だんし66kg級きゅう
1975年ねんまでは63kg級きゅう、1979～1997年ねんは65kg級きゅう、99年ねん以後いごは66kg級きゅう
～1979年ねん
1980年代ねんだい
～90年代ねんだい
2000年代ねんだい
～10年代ねんだい
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