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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

(じん、rèn)は、中国ちゅうごく古代こだいなが単位たんいである。

仞は、りょううでひろげたながさで、『せつぶんかいきゅうにんに「仞、しんひじいちひろはちしゃく。从人ごえ。」とある。実際じっさいながさについては上記じょうきせつぶんかい』にえるように8しゃくとするものと、7しゃくとするもの[1]両方りょうほうがあり、一定いっていしない。

ひろ」もりょううでひろげたながさであり、両者りょうしゃちがいがはっきりしないが、一般いっぱんに「ひろ」ははば、「仞」はたかさ・ふかさにもちいられる[2]。なお「ひろ」と「仞」は日本語にほんごでは発音はつおんおなじであるが、中国ちゅうごくではことなる。

今日きょう「仞」は単位たんいとしてはもちいられないが、非常ひじょうたかい・あるいはふかいことを表現ひょうげんするのに「ひゃく仞・千仞せんじんまん仞」などのかたり使つかう(箱根はこねはち歌詞かしにも「千仞せんじんたに」がえる)。また「九仞きゅうじんこういち簣に虧く」[3]という成句せいくでももちいられる。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ たとえば『儀礼ぎれいさとしゃれいゆずりはちょうさん仞」のていげんちゅうななしゃく曰仞。」
  2. ^ せつぶんかい』「仞」のだんちゅうによる
  3. ^ しょたび獒「為山いざん九仞きゅうじんこう虧一簣。」を出典しゅってんとする