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神経しんけい科学かがく

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神経しんけい科学かがく(neuro-ophthalmology)とは眼科がんか疾患しっかんのうち、神経しんけい異常いじょう起因きいんするとおもわれる病気びょうきあつか学問がくもんである。眼科がんか疾患しっかんおおくは眼球がんきゅうとその付属ふぞくしょうずるが、神経しんけい眼科がんかでは視力しりょく障害しょうがい視野しや障害しょうがい眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい眼瞼がんけん運動うんどう瞳孔どうこう異常いじょうあつかう。

一般いっぱん眼科がんか検査けんさ[編集へんしゅう]

視力しりょく検査けんさ[編集へんしゅう]

視力しりょくとは物体ぶったい識別しきべつする能力のうりょくであり2てん識別しきべつできる能力のうりょく限界げんかいをもってあらわされる。視力しりょくには遠見とおみ視力しりょく近見ちかみ視力しりょく裸眼らがん視力しりょく矯正きょうせい視力しりょくかた視力しりょくりょう視力しりょく小数しょうすう視力しりょく分数ぶんすう視力しりょく、log MAR視力しりょくなどがられている。一般いっぱん視力しりょく検査けんさでは5mの距離きょりでランドルトたまき使用しようする。さえぎとざかたずつ測定そくていし、同列どうれつの5指標しひょうちゅう半分はんぶん以上いじょう正答せいとうできるかで判定はんていする。0.1の指標しひょうえない場合ばあい指標しひょうせながらちかづき、50cmでもえなければ指数しすうべんゆび本数ほんすうがわかる)、手動しゅどうべんをふっているのがわかる)、ひかりさとしべんひかりがわかる)、全盲ぜんもう評価ひょうかおこなう。視力しりょく検査けんさ結果けっか下記かきのような略字りゃくじもちいる。

名称めいしょう 略称りゃくしょう
視力しりょく V(vison)、VA(visual acuity)
みぎ R(right)、D(dexter)、OD(oculus dexter)
ひだり L(left)、S(sinister)、OS(oculus sinister)
りょう B(binocular)
円柱えんちゅうレンズの)じく Ax(axis)
屈折くっせつりょく(レンズのつよさ) D(diopter)
視力しりょくおな id
矯正きょうせい不能ふのう n.c (non corriegent)
使用しようして × (with)
指数しすうべん CF(counting finger)、n.d. (numerus digitorum)
手動しゅどうべん HM(hand motion)、m.m. (motus manus)
ひかりさとしべん LP(light perception)、s.l.(sensus luminis)
VD=0.2(1.2×S - 1.00)(C – 0.75 Ax180°)
上記じょうきれいではみぎ裸眼らがん視力しりょくが0.2で-1.00Dの球面きゅうめんレンズと-0.75Dの円柱えんちゅうレンズを乱視らんしじく180°の方向ほうこうもちいて1.2の視力しりょくられたことをあらわす。

屈折くっせつ検査けんさ[編集へんしゅう]

屈折くっせつ検査けんさとは近視きんし遠視えんし乱視らんし度数どすう調しらべる検査けんさでありオートレフラクトメーターなどをもちいる。

あつ検査けんさ[編集へんしゅう]

あつとは眼球がんきゅう形状けいじょう維持いじするための眼球がんきゅう内圧ないあつでありかたさに相当そうとうする。正常せいじょうは10〜21mmHgであり、体位たいい日内ひない変動へんどう変化へんかする。ゴールドマンあつけいなどで測定そくていされる。

視野しや検査けんさ[編集へんしゅう]

視野しやとはうごかさずえる範囲はんいのことである。ハンフリー視野しやけいなどで測定そくていされる。

検査けんさ[編集へんしゅう]

とはいている位置いちのことである。りょうともまっすぐ正常せいじょうなことをせいといい、そうでない場合ばあい斜視しゃしはすという。

神経しんけい眼科がんか検査けんさ[編集へんしゅう]

眼底がんてい検査けんさ[編集へんしゅう]

健康けんこう男性だんせい眼底がんてい写真しゃしん

眼底がんてい検査けんさでは乳頭にゅうとうサイズ、境界きょうかい色調しきちょうおちい凹、乳頭にゅうとうない近傍きんぼう短絡たんらく血管けっかん乳頭にゅうとう周囲しゅうい網膜もうまく神経しんけい線維せんい浮腫ふしゅ混濁こんだく確認かくにんする。とく重要じゅうよう所見しょけん乳頭にゅうとう腫脹しゅちょう(disc swelling)である。乳頭にゅうとう腫脹しゅちょう緊急きんきゅうようするのが鬱血うっけつ乳頭にゅうとう視神経ししんけいえんきょせい神経症しんけいしょうである。眼球がんきゅう運動うんどうつう視神経ししんけいえん示唆しさする。乳頭にゅうとう所見しょけん視野しやによる鑑別かんべつには限界げんかいがある。

鬱血うっけつ乳頭にゅうとう 視神経ししんけいえん 前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう
年齢ねんれい性差せいさ 若年じゃくねん女性じょせい 高齢こうれい
視力しりょく ほぼ正常せいじょう進行しんこうれい悪化あっか 回復かいふくまたは悪化あっか 不変ふへん動脈どうみゃくえんせいでは進行しんこう
視野しや マリオット盲点もうてん拡大かくだい 中心ちゅうしんくらてん 神経しんけい線維せんいたば欠損けっそんがた
視神経ししんけい乳頭にゅうとう 両側りょうがわ発赤はっせき腫脹しゅちょう 発赤はっせき腫脹しゅちょう、びまんせい 蒼白そうはく腫脹しゅちょう分節ぶんせつじょう出血しゅっけつ動脈どうみゃくせまほそ合併がっぺい
随伴ずいはん症状しょうじょう 頭蓋とうがいないあつ亢進こうしん 眼球がんきゅう運動うんどうつう 頭痛ずつう動脈どうみゃくえんせい)、糖尿とうにょうびょう高血圧こうけつあつ動脈どうみゃくえんせい

色調しきちょうあか場合ばあい視神経ししんけいえんやLeber遺伝いでんせい神経症しんけいしょううたがわれる。色調しきちょうしろ場合ばあい前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう鬱血うっけつ乳頭にゅうとう炎症えんしょうせい萎縮いしゅくうたがわれる。浮腫ふしゅ範囲はんい鬱血うっけつ乳頭にゅうとうにせ乳頭にゅうとう浮腫ふしゅことなる。鬱血うっけつ乳頭にゅうとう視神経ししんけいえて網膜もうまくまでおよぶ。にせ乳頭にゅうとう浮腫ふしゅではあたりえん不鮮明ふせんめいであるが網膜もうまく浮腫ふしゅみとめられない。血管けっかん異常いじょう拡張かくちょうぶんえだ異常いじょうせい脈拍みゃくはくどう消失しょうしつがある。拡張かくちょう鬱血うっけつ乳頭にゅうとう乳頭にゅうとう血管けっかんえん網膜もうまく中心ちゅうしん静脈じょうみゃく閉塞へいそくしょうなどでみられる。微小びしょう血管けっかんしょうLeber遺伝いでんせい神経症しんけいしょうでみられる。opto-ciliary shunt vesselは視神経ししんけいさやずいまくしゅ特徴とくちょうてき所見しょけんであるが特異とくいてきではない。ぶんえだ異常いじょうにせ乳頭にゅうとう浮腫ふしゅでみられ、せい脈拍みゃくはくどう消失しょうしつ鬱血うっけつ乳頭にゅうとうでみられる(ただし正常せいじょうでも消失しょうしつしているものが20%程度ていどある)。出血しゅっけつ白斑はくはん鬱血うっけつ乳頭にゅうとう視神経ししんけい網膜もうまくえんサルコイドーシス視神経ししんけいしょう前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょうなどで特徴とくちょうてき所見しょけんがある。

乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ[編集へんしゅう]

乳頭にゅうとう腫脹しゅちょう(disc swelling)とは視神経ししんけい乳頭にゅうとう境界きょうかい不鮮明ふせんめいとなり隆起りゅうきしている状態じょうたいである。頭蓋とうがいないあつ亢進こうしんしょうによる乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ鬱血うっけつ乳頭にゅうとう)、視神経ししんけい乳頭にゅうとうえんきょせい神経症しんけいしょうではいずれも乳頭にゅうとう周囲しゅういおもてざいせい出血しゅっけつ軟性なんせい白斑はくはんがみられることがおおい。

網膜もうまく神経しんけいぶし細胞さいぼうじくさくである視神経ししんけい線維せんいじくさく輸送ゆそうつよまくふるいじょういた付近ふきん障害しょうがいされ、じくさくりゅう停滞ていたいまたは遅鈍ちどんし、その結果けっかじくさくそのものが拡大かくだいする。りょうせいであれば脳腫瘍のうしゅようにせ脳腫瘍のうしゅようなどによる頭蓋とうがいないあつ亢進こうしんしょう高血圧こうけつあつ貧血ひんけつなどの全身ぜんしん疾患しっかん中毒ちゅうどくせい神経症しんけいしょうぶどうまくえん続発ぞくはつしたものなどをかんがえる。片側かたがわせいであれば眼窩がんか腫瘍しゅようふく鼻腔びこう嚢腫などの視神経ししんけいへの直接ちょくせつ圧迫あっぱく視神経ししんけいそのものの炎症えんしょう腫瘍しゅようなど局所きょくしょてき病因びょういんうたがう。

鬱血うっけつ乳頭にゅうとう[編集へんしゅう]

鬱血うっけつ乳頭にゅうとう(papilledema)は頭蓋とうがいないあつ亢進こうしんによる乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ定義ていぎされるが初期しょきには症状しょうじょう発見はっけんされることもある。旺盛おうせいには頭痛ずつう、嘔気、嘔吐おうとなどをうったえ、慢性まんせいになれば一過いっかせい視力しりょく障害しょうがい頻発ひんぱつする。鬱血うっけつ乳頭にゅうとう初期しょき完成かんせい慢性まんせい萎縮いしゅくの4けられ、かく機能きのう障害しょうがい程度ていど乳頭にゅうとう所見しょけんちがいがみられる。画像がぞう診断しんだんではなく特徴とくちょうてき乳頭にゅうとう所見しょけん鬱血うっけつ乳頭にゅうとう診断しんだんすることも可能かのうである。頭蓋とうがいないあつ亢進こうしんによる網膜もうまく神経しんけいぶし細胞さいぼうじくさく輸送ゆそう障害しょうがいされた結果けっかじくさくない種々しゅじゅ物質ぶっしつ貯留ちょりゅうし、静脈じょうみゃくうつとどこおおよび乳頭にゅうとう浮腫ふしゅをおこす。

やまい 機能きのう 乳頭にゅうとう所見しょけん
初期しょき 無自覚むじかく良好りょうこう機能きのう、マリオット盲点もうてん拡大かくだい 乳頭にゅうとうえん不鮮明ふせんめい上下じょうげはながわ先行せんこう)、中心ちゅうしんおちい凹の保存ほぞん
中期ちゅうき 乳頭にゅうとう所見しょけん比較ひかくして機能きのう障害しょうがい軽度けいど、gray-outやblock-out(一過いっかせい視力しりょく低下ていか)、ひかりしょう 発赤はっせき腫脹しゅちょう、Paton’s line、出血しゅっけつ白斑はくはん血管けっかん拡張かくちょう
慢性まんせい きり周辺しゅうへん視野しや狭窄きょうさく 白色はくしょくのドームじょう隆起りゅうき中心ちゅうしんおちい凹は不明瞭ふめいりょう
萎縮いしゅく 視力しりょく低下ていか進行しんこう視野しや障害しょうがい神経しんけい線維せんい欠損けっそんがた周辺しゅうへん狭窄きょうさく広範こうはん欠損けっそんなど) ほのおせい視神経ししんけい萎縮いしゅく

乳頭にゅうとう浮腫ふしゅなかでももっと腫脹しゅちょうつよ代表だいひょうてきなものである。検眼けんがんきょうてき視神経ししんけい乳頭にゅうとう境界きょうかい不明瞭ふめいりょう硝子がらすたいがわつよ突出とっしゅつし、乳頭にゅうとうじょうおよび周囲しゅうい旺盛おうせいおもてざいせい出血しゅっけつ軟性なんせい白斑はくはんみとめられるが、乳頭にゅうとうおちい凹は保持ほじされる。蛍光けいこう眼底がんてい造影ぞうえいでは乳頭にゅうとうじょうおよび周囲しゅうい無数むすう毛細血管もうさいけっかんがみられ、時間じかんとともに色素しきそ漏出ろうしゅつ旺盛おうせいにみられる。視野しや検査けんさでは初期しょきにはマリオット盲点もうてん拡大かくだいのみであるが、そのまま放置ほうちされた場合ばあい視神経ししんけい萎縮いしゅく進行しんこうとともに次第しだい恒久こうきゅうてき視力しりょく障害しょうがい視野しや障害しょうがい進行しんこうする。治療ちりょう慢性まんせいになった場合ばあいには境界きょうかい不明瞭ふめいりょうほのおせい視神経ししんけい萎縮いしゅくにおちいることがある。

にせ脳腫瘍のうしゅようとは頭蓋とうがいないあつ亢進こうしん所見しょけん鬱血うっけつ乳頭にゅうとう頭痛ずつう)があるものの、通常つうじょう神経しんけい放射線ほうしゃせんがくてき正常せいじょう病態びょうたいである。薬剤やくざいせい経口けいこう避妊ひにんやく、ステロイドやくビタミンA過剰かじょう摂取せっしゅ)、静脈じょうみゃくほら血栓けっせんしょう動静どうせいみゃく奇形きけいずいまくえん白血病はっけつびょうPOEMS症候群しょうこうぐんなどに起因きいんする続発ぞくはつせいのものがられている。そのため原因げんいん検査けんさのため血液けつえき検査けんさずいえき検査けんさやMRV(MR Venography)などもおこなわれる。このような精査せいさにもかかわらず原因げんいん不明ふめいおおい。原因げんいん不明ふめい場合ばあい特発とくはつせい頭蓋とうがいないあつ亢進こうしんしょうといわれる。初期しょき機能きのう良好りょうこう進行しんこう緩徐かんじょ自然しぜん回復かいふくもあり良好りょうこうなものがおおい。しかし、急激きゅうげき悪化あっかじゅうあつし後遺症こういしょうにいたり不良ふりょう場合ばあいもある。

また、通常つうじょうであれば鬱血うっけつ乳頭にゅうとう両側りょうがわせいだが、視神経ししんけいえん既往きおう緑内障りょくないしょうなどにより片側かたがわ視神経ししんけい萎縮いしゅく存在そんざいする場合ばあい萎縮いしゅくがわ鬱血うっけつ乳頭にゅうとうしょうじにくくなる。やまいがわ視神経ししんけい萎縮いしゅくたいがわ鬱血うっけつ乳頭にゅうとうはFoster Kennedy症候群しょうこうぐんとよばれる。嗅窩ずいまくしゅ典型てんけいてきである。視神経ししんけい萎縮いしゅくがない場合ばあいかず%の割合わりあい鬱血うっけつ乳頭にゅうとう顕著けんちょ左右さゆうみとめられることがある。とくにせ脳腫瘍のうしゅようでは左右さゆう非対称ひたいしょうせいれいすくなくない。

にせ乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ(pseudopapilledema)は初期しょき鬱血うっけつ乳頭にゅうとう類似るいじするてんおおい。これはドルーゼンしょう乳頭にゅうとうなどの先天せんてん異常いじょうでみられる。

視神経ししんけいえん[編集へんしゅう]

かたあるいはりょう急激きゅうげき視力しりょく障害しょうがい視野しや障害しょうがい発症はっしょうする。だつずいした視神経ししんけい伝導でんどう体温たいおん上昇じょうしょうにより一過いっかせい抑制よくせいされるため、運動うんどう入浴にゅうよくなどの体温たいおん上昇じょうしょう機能きのう悪化あっかし(Uhthoff徴候ちょうこう)、VEPのせん延長えんちょうする。視神経ししんけい乳頭にゅうとう炎症えんしょう波及はきゅうしていれば、軽度けいど乳頭にゅうとう発赤はっせき腫脹しゅちょう乳頭にゅうとう周囲しゅうい浮腫ふしゅとき乳頭にゅうとうえん出血しゅっけつていする乳頭にゅうとうえんとして発症はっしょうする。視神経ししんけい乳頭にゅうとう炎症えんしょう波及はきゅうしていなければ初期しょきには眼底がんていまった異常いじょうみとめないたま視神経ししんけいえんとして発症はっしょうする。乳頭にゅうとうえんでは蛍光けいこう眼底がんてい造影ぞうえい乳頭にゅうとうからの旺盛おうせい漏出ろうしゅつがみられる。視神経ししんけいえんでは高率こうりつ眼球がんきゅう運動うんどうつうみとめられる。これは上方かみがたちょあかりである。眼球がんきゅう運動うんどうそうけん牽引けんいんされ、炎症えんしょうこしている視神経ししんけいちからくわわるためとかんがえられている。視野しや障害しょうがい中心ちゅうしんくらてん代表だいひょうてきであるが多様たようでありけんがわでもなんらかの異常いじょうともなうことがある。あか緑色みどりいろさとし異常いじょうときにみられ、とく赤色あかいろいろどり低下ていか自覚じかくする。中心ちゅうしんくらてん非常ひじょうちいさいものをのぞきRAPDがみられ、VEPせん延長えんちょうする。MRIではSTIRほうなど脂肪しぼう抑制よくせいをかける方法ほうほう有効ゆうこうである。再発さいはつれい慢性まんせいれいでは造影ぞうえいMRIも併用へいようする。これは視神経ししんけい萎縮いしゅくともなうgliosisはSTIRでこう信号しんごうしめすためである。多発たはつせい硬化こうかしょう合併がっぺいするものが有名ゆうめいであるが、実際じっさいには原因げんいん不明ふめい特発とくはつせい多数たすうめる。特発とくはつせい視神経ししんけいえん自然しぜん回復かいふく傾向けいこうつよくステロイド投与とうよ回復かいふく時期じきはやくなるが15年度ねんど最終さいしゅうではがなかった。視神経ししんけいえんからMSへの移行いこうはMRIで異常いじょうみとめるのが最大さいだい予見よけん因子いんしである。ステロイドパルス療法りょうほうにビタミンB12製剤せいざいやATP製剤せいざい内服ないふくおこなうことがおおい。

きょせい神経症しんけいしょう[編集へんしゅう]

きょせい神経症しんけいしょうには動脈どうみゃくえんせい前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう(A-AION)と動脈どうみゃくえんせい前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう(NA-AION)と後部こうぶきょせい神経症しんけいしょう(PION)がある。AIONではおもたんもうさま動脈どうみゃく閉塞へいそくにより視神経ししんけい乳頭にゅうとう障害しょうがいされPIONでは視神経ししんけいさや軟膜毛細血管もうさいけっかんくさむら由来ゆらい穿ほじどおりえだ閉塞へいそくによりたま視神経ししんけい障害しょうがいされる。

動脈どうみゃくえんせい前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう(A-AION)

A-AIONはおもきょ細胞さいぼうせい動脈どうみゃくえんなど血管けっかんえん関連かんれんした前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょうである。過去かこふく一過いっかせい黒内障こくないしょう自覚じかくしているケースがおおい。60さい未満みまん発症はっしょう非常ひじょうまれであり70〜80さいだい高齢こうれいしゃ片側かたがわ高度こうど視力しりょく障害しょうがい急激きゅうげき発症はっしょうする。やや女性じょせいおおくみられ、動脈どうみゃくえんせいのものにくらべると視力しりょく障害しょうがいじゅうあつしである。同時どうじどうがわまたはたいがわがわあたま動脈どうみゃく領域りょういき自発じはつつうあつつうときはげしい頭痛ずつうあご運動うんどういたみをともなう。患側はRAPD陽性ようせいとなる。視神経ししんけい乳頭にゅうとう境界きょうかい不鮮明ふせんめい高度こうど浮腫ふしゅじょう色調しきちょう蒼白そうはく蒼白そうはく浮腫ふしゅ)である。せんじょうあるいは火炎かえんじょう出血しゅっけつともなうことがおおい。たいがわ乳頭にゅうとうしょう乳頭にゅうとうではなく、形状けいじょう正常せいじょう乳頭にゅうとう周囲しゅうい火炎かえんじょうしょう出血しゅっけつみとめることもない。とき網膜もうまく中心ちゅうしん動脈どうみゃく閉塞へいそくとして発症はっしょうする。赤沈せきちんちょあかり亢進こうしんする。確定かくてい診断しんだんがわあたま動脈どうみゃくなまけんである。

動脈どうみゃくえんせい前部ぜんぶきょせい神経症しんけいしょう(NA-AION)

全身ぜんしんあるいは局所きょくしょ循環じゅんかん不全ふぜんこす基礎きそ疾患しっかんのため、たんもうさま動脈どうみゃくきょ血管けっかん攣縮)がつよまくふるいじょういた近傍きんぼうしょう乳頭にゅうとう蒼白そうはく浮腫ふしゅていするのがNA-AIONとかんがえられている。突然とつぜん発症はっしょうする変速へんそく視力しりょく視野しや障害しょうがい数時間すうじかんから数日すうじつ症状しょうじょう完成かんせいする。機能きのう障害しょうがい起床きしょうにみられることがおおい。A-AIONや視神経ししんけいえんことなり頭痛ずつう眼球がんきゅう運動うんどうつうともなうことはない。視力しりょく障害しょうがい程度ていどもA-AIONとくらべると軽度けいどである。視神経ししんけい乳頭にゅうとう境界きょうかい不明瞭ふめいりょう浮腫ふしゅじょう色調しきちょう蒼白そうはく蒼白そうはく浮腫ふしゅ)であり、うえ半分はんぶんした半分はんぶんのように局所きょくしょせい主張しゅちょうすることがおおい。乳頭にゅうとう周囲しゅうい火炎かえんじょうしょう出血しゅっけつをしばしばみとめる。たいがわしょう乳頭にゅうとうこう頻度ひんどみとめる。蛍光けいこう眼底がんてい造影ぞうえいでは乳頭にゅうとうからの漏出ろうしゅつがみられ、脈絡みゃくらくまく背景はいけい蛍光けいこう一部いちぶまたは前部ぜんぶたかしみつる遅延ちえんみとめる。標準ひょうじゅんてき治療ちりょうほうはなくビタミンB12製剤せいざい投与とうよなどがおこなわれる。

臨床りんしょうてき特徴とくちょう A-AION NA-AION
年齢ねんれい 65さい以上いじょう 45〜70さい
リウマチせい多発たはつすじつうしょう 50%以上いじょう出現しゅつげん なし
赤沈せきちん、CRP 80%以上いじょう亢進こうしん なし
動脈どうみゃく硬化こうか危険きけん因子いんし 年齢ねんれい相応そうおう おお
りょう発症はっしょう 50%にのぼり、しゅう単位たんい発症はっしょうする 20%にのぼるが6ヶ月かげつ以内いないまれ
視力しりょく低下ていかおもあつたび つよ 様々さまざま、A-AIONよりは軽度けいど
検眼けんがんきょうてき所見しょけん つよ蒼白そうはく浮腫ふしゅ綿花めんかさま白斑はくはん A-AIONより軽度けいど蒼白そうはく浮腫ふしゅ綿花めんかさま白斑はくはんなし、たいがわしょう乳頭にゅうとう
蛍光けいこう眼底がんてい造影ぞうえいでの脈絡みゃくらくまくりゅう 顕著けんちょ低下ていか 正常せいじょうもしくは低下ていか
眼窩がんかカラードプラぞう 減少げんしょう 正常せいじょう
がわあたま動脈どうみゃくせいけん 95%で陽性ようせいにせ陽性ようせいはほとんどない 陰性いんせい
ステロイド治療ちりょう効果こうか リウマチせい多発たはつすじつう症状しょうじょう迅速じんそく改善かいぜん急性きゅうせい蛋白たんぱく正常せいじょう なし

Leber遺伝いでんせい神経症しんけいしょう[編集へんしゅう]

Leber遺伝いでんせい神経症しんけいしょう(leber hereditary optic neuropathy、LHON)はミトコンドリアびょうのひとつであり、ミトコンドリアない電子でんし伝達でんたつけいふく合体がったいⅠのサブユニットをコードする遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんいによるミトコンドリアの反応はんのうせい酸素さんそぶん子種こだね増加ぞうかともな網膜もうまく神経しんけいぶし細胞さいぼうのアポトーシスによってこるとかんがえられている。おおくは若年じゃくねん男性だんせいかたあるいはりょう急性きゅうせい徐々じょじょ視力しりょく低下ていかがみられ、はやければすうしゅう通常つうじょうすうヶ月かげつ場合ばあいによっては1ねん以上いじょう間隔かんかくをあけてかならず僚眼にも発症はっしょうする。視力しりょく最終さいしゅうてきには高度こうど低下ていかし、視野しやではだい部分ぶぶん中心ちゅうしんくらてんていする。発症はっしょうすうヶ月かげつくらいで視神経ししんけい乳頭にゅうとうみみがわより蒼白そうはくがはじまり、通常つうじょう1ねんりょうとも高度こうど視神経ししんけい委縮いしゅくいたり、最終さいしゅうてき視力しりょくは0.1未満みまんることがおおい。

視力しりょく障害しょうがい高度こうどわりたいひかり反射はんしゃ良好りょうこう特徴とくちょうがある。またRAPDもみとめられない。また無痛むつうせいであることが視神経ししんけいしょうおおきくことな特徴とくちょうである。視神経ししんけい乳頭にゅうとう発赤はっせき腫脹しゅちょうがあるため視神経ししんけいえんとの鑑別かんべつ問題もんだいとなる。

眼底がんてい検査けんさおおくの症例しょうれい発症はっしょうまえから視神経ししんけい周囲しゅうい微細びさい血管けっかん拡張かくちょうしょう(microangiopathy)をみとめ、視神経ししんけい異様いよう充血じゅうけつあかく、軽度けいど境界きょうかい不鮮明ふせんめい乳頭にゅうとう浮腫ふしゅていする。また乳頭にゅうとう周囲しゅういにはそれほど血管けっかん拡張かくちょう蛇行だこうみとめず充血じゅうけつのみがしるあきらなものも存在そんざいする。蛍光けいこう眼底がんてい撮影さつえいでは乳頭にゅうとう充血じゅうけつ血管けっかんしょう高度こうどでもぜん経過けいかつうじて視神経ししんけい乳頭にゅうとうからの蛍光けいこう色素しきそ漏出ろうしゅつをみない。ただまった眼底がんてい変化へんかしめさず、たませい視神経ししんけいえんさま症状しょうじょう発症はっしょうするものもある。これらの乳頭にゅうとうすう週間しゅうかんから数カ月すうかげつたんせいあるいはほのおせい視神経ししんけい萎縮いしゅく移行いこうする。OCTではすでに発症はっしょう以前いぜんあるいはいんしゃ時点じてんからcpRNFLはすでに正常せいじょう上限じょうげんえて腫脹しゅちょうし、発症はっしょう徐々じょじょ減少げんしょうし、発症はっしょう1ヶ月かげつ程度ていどから正常せいじょう下限かげん下回したまわる。またGCAでは発症はっしょう1ヶ月かげつまえからすでに徐々じょじょ萎縮いしゅくはじめている。

半数はんすう以上いじょう家族かぞくれきみとめられるが母系ぼけい遺伝いでんしめす。変異へんいがたによっては視力しりょく自然しぜん回復かいふくれいもある。イデベノン大量たいりょう内服ないふく有効ゆうこうとの報告ほうこくもある。

中心ちゅうしんフリッカー(CFF)[編集へんしゅう]

中心ちゅうしんフリッカー(CFF)はonとoffの不連続ふれんぞくこうのちらつきをかんじなくなる頻度ひんど周波数しゅうはすう)である。近大きんだいしき中心ちゅうしんフリッカー測定そくてい装置そうち(ヤガミ)をもちいる。正常せいじょうは35Hzへるつ以上いじょうである。25Hzへるつ以下いか異常いじょうであり左右さゆう重視じゅうしする。とく視神経ししんけい疾患しっかん機能きのう障害しょうがい鋭敏えいびん検出けんしゅつする。視力しりょく低下ていか先行せんこうして低下ていかし、視力しりょく回復かいふくよりおくれて回復かいふくする。

ひかり干渉かんしょう断層だんそうけい(OCT optical coherence tomography)[編集へんしゅう]

ひかり干渉かんしょう断層だんそうけい(OCT)は乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ評価ひょうか有用ゆうようである。中毒ちゅうどくせい神経症しんけいしょうなどおおくの視神経ししんけい疾患しっかんで、検眼けんがんきょうてきには乳頭にゅうとう腫脹しゅちょうみとめない時点じてんでも乳頭にゅうとう周囲しゅうい網膜もうまく神経しんけい線維せんいそう(cpRNFL)で腫脹しゅちょうみとめることがある。また重度じゅうど乳頭にゅうとう腫脹しゅちょうではOCTでしばしばむら漿液しょうえきせい網膜剥離もうまくはくりをみる。さらに乳頭にゅうとう浮腫ふしゅ長期ちょうきおよべばganglion cell analysis(GCA)でむら内層ないそう網膜もうまくは菲薄する。

視覚しかく誘発ゆうはつ電位でんい(VEP)[編集へんしゅう]

網膜もうまくでん(ERG)[編集へんしゅう]

けい[編集へんしゅう]

そとすじすじでん[編集へんしゅう]

MRI[編集へんしゅう]

症候しょうこうがく[編集へんしゅう]

視覚しかく[編集へんしゅう]

視覚しかく症候しょうこうがく陰性いんせい症状しょうじょう陽性ようせい症状しょうじょう分類ぶんるいして記載きさいする。陰性いんせい症状しょうじょうにはきり一過いっかせい視覚しかく障害しょうがい色覚しきかく異常いじょう視野しや障害しょうがい視覚しかくしつみとめなどがあり、陽性ようせい症状しょうじょうには幻視げんしや閃輝くらてん、羞明やひかりしょうがある。

きり[編集へんしゅう]

きりとはのかすみのことである。一般いっぱん眼科がんか疾患しっかん(すなわち光学こうがくけい疾患しっかん)でも神経しんけい眼科がんか疾患しっかん(すなわち網膜もうまくあたまけい病変びょうへん)でもこりえる。

一過いっかせい視覚しかく障害しょうがい[編集へんしゅう]

一過いっかせい視覚しかく障害しょうがい一時いちじてきえなくなったが、すぐにもともどったというエピソードである。このような症状しょうじょうこす疾患しっかんには一過いっかせい黒内障こくないしょう、閃輝くらてん鬱血うっけつ乳頭にゅうとう脈絡みゃくらくまく視神経ししんけいはじめとする眼科がんか疾患しっかんなどがある。一過いっかせい視覚しかく障害しょうがいもっと有名ゆうめい疾患しっかん一過いっかせい黒内障こくないしょうである。一過いっかせい黒内障こくないしょう突然とつぜんこる無痛むつうせい一過いっかせい視覚しかく障害しょうがいである。すうびょうからすう分間ふんかん症状しょうじょう持続じぞくすることがおおい。通常つうじょう動脈どうみゃく一過いっかせいきょ由来ゆらいする。きょ状態じょうたいをもたらすおも原因げんいんうち頚動脈けいどうみゃく狭窄きょうさくによる眼底がんてい血圧けつあつ低下ていか心臓しんぞうや頸動みゃく内壁ないへきから遊離ゆうりしたふさがせん動脈どうみゃくりゅうさまたげることである。きょ状態じょうたい長時間ちょうじかん持続じぞくすれば、網膜もうまく中心ちゅうしん動脈どうみゃくふさがせんしょうきょせい神経症しんけいしょうという機能きのう不良ふりょう病態びょうたいまねく。頸動みゃく狭窄きょうさくしょう場合ばあいはCEAやCASの適応てきおう検討けんとうする。

色覚しきかく異常いじょう[編集へんしゅう]

色覚しきかく異常いじょう先天せんてんせい色覚しきかく異常いじょう後天こうてんせい色覚しきかく異常いじょう大別たいべつされる。

視野しや障害しょうがい[編集へんしゅう]

視覚しかくせいしつみとめ[編集へんしゅう]

視覚しかくせいしつみとめとはえているがそれを視覚しかくてき認識にんしきできない状態じょうたいである。相貌そうぼうしつみとめなどが有名ゆうめいである。

幻視げんし[編集へんしゅう]

幻視げんしとは視覚しかくにおいてみとめられる幻覚げんかくである。シャルル・ボネ症候群しょうこうぐんこうあたませい幻視げんし閃輝くらてん有名ゆうめいである。閃輝くらてん突然とつぜんギラギラした模様もよう出現しゅつげんし、次第しだい拡大かくだいしていき、その中心ちゅうしん視野しや欠損けっそんくらてんとなる。10から20ふんほどするとかたちくずれて消失しょうしつする。このひかりあかあおむらさきなどのいろがついていたり、無色むしょくであったりし中心ちゅうしんえない。閃輝くらてん消失しょうしつしたのちかた頭痛ずつうともなうことがあり古典こてんてきかた頭痛ずつうといわれる。りょうせい視野しやいちがわ出現しゅつげんし、くらしょあかりしょ関係かんけいなく、閉眼もこの症状しょうじょうみとめられる。原因げんいん片側かたがわのち大脳だいのう動脈どうみゃく血管けっかん痙攣けいれんかんがえられ、閃輝くらてん血管けっかん痙攣けいれんこしているたいがわ視野しやしょうじる。

羞明[編集へんしゅう]

羞明ひかりたいして過敏かびんになり異常いじょう不快ふかいかんじたり、えにくい状態じょうたいになることである。疼痛とうつうともなうことがある。羞明をていする疾患しっかん多岐たきにわたるが、疾患しっかんとくぜん異常いじょうおおい。神経しんけい疾患しっかんで羞明をうったえることはすくないが交叉こうさ病変びょうへんではめずらしくない。

ひかりしょう[編集へんしゅう]

ひかりしょうひかりがあたっていないにもかかわらず、ひかりかんじる症状しょうじょうである。硝子がらすたいうごきによって網膜もうまく刺激しげきをうけてしょうじることがおおい。眼科がんか疾患しっかん神経しんけい疾患しっかん両方りょうほうみとめられる。

しょう[編集へんしゅう]

しょう視界しかいないいとくずのようなちいさなうすかげがみえる症状しょうじょうである。硝子がらすたい異常いじょうがあること、すなわち眼科がんか疾患しっかん示唆しさする所見しょけんであって、神経しんけい疾患しっかん示唆しさする所見しょけんではない。

眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい[編集へんしゅう]

つう[編集へんしゅう]

つうともな緊急きんきゅう疾患しっかんには急性きゅうせい閉塞へいそくすみかく緑内障りょくないしょう発作ほっさとIC-PC動脈どうみゃくこぶうち頸動みゃく解離かいりげられる。突然とつぜん発症はっしょうするはげしいつう頭痛ずつう腹痛はらいた嘔吐おうと片側かたがわ視力しりょく低下ていか充血じゅうけつともなっている場合ばあい急性きゅうせい閉塞へいそくすみかく緑内障りょくないしょう発作ほっさである。眼科がんかが30ふん以内いない治療ちりょう開始かいしできない場合ばあいはピロカルピン点眼てんがん(2%サンピロなど)と浸透しんとうあつ利尿りにょうやく投与とうよ開始かいしする。IC-PC動脈どうみゃくこぶ瞳孔どうこう散大さんだいともなっているのが通常つうじょうである。

充血じゅうけつともな場合ばあいうち頸動みゃく海綿かいめん静脈じょうみゃくほら(CCF)がうたがわれる。眼球がんきゅう充血じゅうけつ眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがいはくどうせい眼球がんきゅう突出とっしゅつ血管けっかん雑音ざつおんこうあつつう頭痛ずつうていすることがおおい。充血じゅうけつともなわずにつうていする場合ばあい眼精疲労がんせいひろう以外いがい眼球がんきゅうがいいたみの原因げんいんがあるとかんがえられる。視力しりょく障害しょうがい有無うむ瞳孔どうこう不同ふどう有無うむ眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい有無うむによって鑑別かんべつする。ゆうつうせい視力しりょく障害しょうがいではっきゅうせい視神経ししんけいえんきょ症候群しょうこうぐんはなせい神経症しんけいしょうなどがある。ゆうつうせい瞳孔どうこう不同ふどうではうち勁動みゃく解離かいりやIC-PC動脈どうみゃくこぶうたがう。ゆうつうせい眼球がんきゅう運動うんどう障害しょうがい炎症えんしょう感染かんせんしょう腫瘍しゅようでおこるため画像がぞう検査けんさ重要じゅうようとなる。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]