全国ぜんこく歌謡かようベストテン

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全国ぜんこく歌謡かようベストテン
ジャンル 音楽おんがくチャート番組ばんぐみ（邦楽ほうがく）
放送ほうそう方式ほうしき 録音ろくおん
放送ほうそう期間きかん 1962年ねん7月がつ - 2002年ねん12月
放送ほうそう回数かいすう 2100
放送ほうそう局きょく 文化放送ぶんかほうそう（1962年ねん - 1997年ねん）
KBS京都きょうと（1997年ねん - 2002年ねん）
ネットワーク 火曜かよう会かい（1962年ねん - 1997年ねん）
パーソナリティ 歴代れきだいパーソナリティを参照さんしょう
特記とっき事項じこう：
文化放送ぶんかほうそうによる全国ぜんこく向むけ放送ほうそうは1997年ねん10月がつに終了しゅうりょう。以降いこうはKBS京都きょうとが自社じしゃ制作せいさくのローカル番組ばんぐみとして継続けいぞく。
放送ほうそう回数かいすうは文化放送ぶんかほうそう・火曜かよう会かい版ばんは全ぜん1833回かい、KBS京都きょうと版ばんは全ぜん267回かい。
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『全国ぜんこく歌謡かようベストテン』（ぜんこくかようベストテン）は、文化放送ぶんかほうそうが制作せいさくし、同局どうきょくと火曜かよう会かい加盟かめいAM局きょくによる全国ぜんこくネットで1962年ねん7月がつから1997年ねん10月4日にちまでの約やく35年間ねんかんにわたり1833回かい放送ほうそうされ、さらにその後ごKBS京都きょうとにて自社じしゃ製作せいさくローカル番組ばんぐみとして1997年ねん10月がつから2002年ねん12月29日にちまでの約やく6年間ねんかんにわたり267回かい放送ほうそうされたランキング形式けいしきの邦楽ほうがく専門せんもん音楽おんがく番組ばんぐみ。

概要がいよう[編集へんしゅう]

電話でんわリクエスト、はがきリクエスト、シングルレコード（CD）売上うりあげ、ベストテン選定せんてい委員いいん会かいの順位じゅんいの4要素ようそでランキングを決定けっていしていた。

4要素ようそによるランキング決定けってい、4要素ようそを発表はっぴょう（読よみ上あげ）してからの総合そうごうベストテン発表はっぴょうといった番組ばんぐみ構成こうせいは、『ザ・ベストテン』（TBSテレビ）や『不二家ふじや歌謡かようベストテン』（ニッポン放送にっぽんほうそう）、『ベストテンほっかいどう』（北海道放送ほっかいどうほうそう＝HBCラジオ）など後発こうはつのカウントダウン番組ばんぐみに大おおきな影響えいきょうを与あたえたとされる。とはいえ、生放送なまほうそうが行おこなわれたのは火曜かよう会かい版ばん終了しゅうりょう直前ちょくぜんの半年はんとし間あいだだけで、パーソナリティに外部がいぶのタレントを起用きようした後期こうきには一いち度どに2週しゅう分ぶんの録音ろくおんを行おこなう「2本ほん録ろくり」が行おこなわれ、他たのランキング番組ばんぐみに比くらべて速報そくほう性せいが著いちじるしく欠かけていた。このため、文化放送ぶんかほうそうは後のちに独自どくじのランキング番組ばんぐみとして『決定けってい!全日本ぜんにほん歌謡かよう選抜せんばつ』→『SUPER COUNTDOWN 50』→『スパカン!』を立たち上あげ、他たの火曜かよう会かい加盟かめい局きょくも速報そくほう性せいと独自どくじ性せいを兼かね備そなえた自社じしゃ番組ばんぐみを次々つぎつぎと立たち上あげていった。

詳細しょうさいは「決定けってい!全日本ぜんにほん歌謡かよう選抜せんばつ#概要がいよう」および「ザ・ベストテン#ランキング・出演しゅつえんデータ」を参照さんしょう
「ベストテンほっかいどう#昼ひる番組ばんぐみ時代じだい」および「スパカン!#TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50時代じだい」も参照さんしょう

放送ほうそう時間じかんは各局かくきょくバラバラで、30分ふん、45分ふん、50分ふん、60分ふんで放送ほうそうされていた局きょくもあった。短縮たんしゅく版ばんでは、流ながす曲きょく数すうを変かえたり曲きょくの長ながさやコーナーを削けずったりして対応たいおうしていた。山陰放送さんいんほうそうでは「角すみ兵衛ひょうえのGo Go パープル」が放送ほうそうされる週しゅうは30分ふん、されない週しゅうは60分ふんで放送ほうそうされていた。

火曜かよう会かいに非ひ加盟かめいの山陽放送さんようほうそう（現げん：RSK山陽放送さんようほうそう）でも放送ほうそうされていた時期じきがある[1]。一方いっぽう、中京ちゅうきょう広域こういき圏けんではネットがなかったが、「不二家ふじや歌謡かようベストテン」と「決定けってい!全日本ぜんにほん歌謡かよう選抜せんばつ」（企画きかくネット）はいずれも東海とうかいラジオで放送ほうそうされていた。

オープニング・エンディングの曲きょくはメキシコ民謡みんようの「ラ・ゴロンドリーナ」[2]。

オープニングの挨拶あいさつ[編集へんしゅう]

「北きたは北海道ほっかいどうから南みなみは沖縄おきなわまで、全ぜん国民こくみん間あいだ放送ほうそう31社しゃの集計しゅうけいによる全国ぜんこく歌謡かようベストテン!!　あなたが歩あるく人生じんせいの小路こうじに小ちいさく咲さく花はなのように、咲さいては消きえる歌うたの数々かずかず。北きたから南みなみから、あなたの1枚まいの葉書はがきが、電話でんわリクエストが、そして全国ぜんこく民放みんぽう31社しゃの第だい一線いっせんの音楽おんがくディレクターが、音楽おんがく評論ひょうろん家かが、全国ぜんこくから集あつめられたレコードの売うり上あげが…。それら火曜かよう会かい全すべての資料しりょうを基もとに、巨大きょだいなコンピュータがはじき出だした、最もっとも充実じゅうじつした、最もっとも信頼しんらいできる。動うごく、動うごく!! 全国ぜんこく歌謡かようベストテン!!」

番組ばんぐみ後期こうきの展開てんかい、そして終了しゅうりょうへ[編集へんしゅう]

文化放送ぶんかほうそうが1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）4月がつ改編かいへんで『歌謡かよう選抜せんばつ』を立たち上あげた後のちも、外部がいぶのタレントである高島たかしま忠夫ただおを司会しかいに投入とうにゅうしたり、『歌謡かよう選抜せんばつ』と基本きほん的てきに異ことなるランキングを作成さくせいしたりするなどの策さくが行おこなわれ、1980年代ねんだいに開始かいししたニッポン放送にっぽんほうそうの裏番組うらばんぐみ『全国ぜんこく歌謡かようヒット速報そくほう』を7年間ねんかんで終了しゅうりょうに追おい込こむなど高たかい存在そんざい感かんを示しめしてきたが、平成へいせいに入はいる頃ころから『歌謡かよう選抜せんばつ』以上いじょうに内容ないようの陳腐ちんぷ化か・構成こうせいのマンネリ化まんねりかが進すすんだ。

また同おなじ土曜日どようび昼間ひるまの放送ほうそうで構成こうせいもほぼ同様どうようだったTOKYO FM『コーセー化粧けしょう品ひん歌謡かようベスト10』（現げん・『COUNTDOWN JAPAN』）を、JFNは加盟かめい全局ぜんきょくフルネットとし、当時とうじ新あらたに開局かいきょくしたJFN加盟かめいの県域けんいきFM局きょくも対象たいしょうとなり、当とう番組ばんぐみと同様どうよう全国ぜんこく放送ほうそうになった。このため、1990年ねん（平成へいせい2年ねん）10月がつ改編かいへんで、『歌謡かよう選抜せんばつ』が『SUPER COUNTDOWN 50』にリニューアルすると、次つぎの1991年ねん（平成へいせい3年ねん）4月がつ改編かいへんで、歴代れきだい最長さいちょうの14年間ねんかん司会しかいを務つとめた高島たかしまが降板こうばん。関根せきね勤つとむが新あらたな司会しかい者しゃに就任しゅうにんしたが、この頃ころには文化ぶんか放送ほうそうでスポンサーが頻繁ひんぱんに交代こうたいしており、次第しだいに番組ばんぐみの立たち位置いちが不安定ふあんていとなっていった。

この頃ころ首都しゅと圏けんでは、1989年ねんの開局かいきょくと同時どうじにスタートしたbayfm『パワカン』（現げん・『POWER COUNTDOWN REAL』）が土曜日どようび午後ごごに移動いどうしてきて競合きょうごうとなる。

1994年ねん（平成へいせい6年ねん）4月がつ改編かいへんでは、『SCD50』を後輩こうはいの斉藤さいとう一美かずみに譲ゆずった文化放送ぶんかほうそうアナウンサー竹内たけうち靖夫やすおが転入てんにゅうしてくるが、平成へいせい不況ふきょうで文化ぶんか放送ほうそうでもスポンサーが離はなれ、全編ぜんぺんPT枠わくとなった。その上うえ同おなじ土曜どよう深夜しんやに放送ほうそうされていた『さだまさしのセイ!ヤング』の打うち切きりに伴ともなって後継こうけいの『(有ゆう) さだまさし大だい世界せかい社しゃ』が移動いどうしてきた関係かんけいで、1970年ねん以来いらいとなる日曜にちよう朝あさの放送ほうそうに変更へんこうとなった。

1996年ねん（平成へいせい8年ねん）10月がつ改編かいへんで、司会しかいが竹内たけうちの8年ねん後輩こうはいにあたる太田おおた英明ひであきに交代こうたいするが、ご意見いけん番ばん格かくだった伊藤いとう強つよしが降板こうばんし、長年ながねん当番とうばん組ぐみの売うりの一ひとつだった格調かくちょうの高たかさが失うしなわれた。

そして1997年ねん（平成へいせい9年ねん）10月がつ改編かいへんで、文化放送ぶんかほうそうは『SCD50』に一本いっぽん化かして当とう番組ばんぐみ独自どくじのランキング作成さくせいを取とりやめることになり、火曜かよう会かい加盟かめいの地方ちほう局きょくでも直前ちょくぜんの金曜日きんようびに放送ほうそうされた『SCD50』の上位じょうい10曲きょくをそのまま紹介しょうかいする録音ろくおん番組ばんぐみ『SUPER COUNTDOWN 10』に移行いこうして、文化放送ぶんかほうそう・火曜かよう会かい版ばんの放送ほうそうは終了しゅうりょうした。文化放送ぶんかほうそう・火曜かよう会かい版ばんの最終さいしゅう回かいの1位いは、GLAYの『HOWEVER』だった。

しかしこの動うごきに火曜かよう会かい加盟かめい局きょくのKBS京都きょうとが反発はんぱつし、翌週よくしゅうから自社じしゃ製作せいさくのローカル番組ばんぐみとして再さいスタート。放送ほうそう回数かいすうも文化放送ぶんかほうそう時代じだいからの通とおしでカウントされ、2000年ねん（平成へいせい12年ねん）に通算つうさん2000回かい目めの総合そうごうランキングを発行はっこう。2002年ねん（平成へいせい14年ねん）12月29日にちの最終さいしゅう回かいは「第だい2100回かい」として放送ほうそうされた。KBS京都きょうと版ばんの最終さいしゅう回かいの1位いは、CHEMISTRYの『It Takes Two』だった。

歴代れきだいパーソナリティ[編集へんしゅう]

全国ぜんこくネット時代じだい
KBS京都きょうとローカル時代じだい
  • 山本やまもと雄二ゆうじ - 1997年ねん10月がつ11日にち - 2002年ねん12月29日にち（2002年ねん末まつでKBS自社じしゃ製作せいさく版ばんも終了しゅうりょう）

音楽おんがく評論ひょうろん家か[編集へんしゅう]

  • 安倍あべ寧やすし（1970年ねん5月がつ以降いこう）
  • 伊藤いとう強つよし（竹内たけうち靖夫やすお時代じだいまで）

番組ばんぐみの構成こうせい[編集へんしゅう]

文化放送ぶんかほうそう制作せいさく時代じだい、1980年代ねんだい中盤ちゅうばん・55分ふん／60分ふん版ばんの構成こうせいを例れいに挙あげる。

  • タイトルコール、オープニング
  • 4部門ぶもんの発表はっぴょう（アシスタントによる各かく部門ぶもんベストテンの読よみ上あげ、伊藤いとう強つよしによる寸評すんぴょう、各かく部門ぶもんベストテンにおける注目ちゅうもく曲きょく[注ちゅう 1]を1曲きょくないし2曲きょく紹介しょうかい）
  • 全国ぜんこく各地かくちの動うごき（有力ゆうりょく曲きょくの系列けいれつ局きょく順位じゅんい紹介しょうかい。こちらもアシスタントが曲くせごとに系列けいれつ局きょくのランキングを読よみ上あげ）
  • ゲストの出演しゅつえんがあればゲストコーナー
  • ランキング発表はっぴょう（10位いから4位いの発表はっぴょう、10位いの発表はっぴょう前まえにパーソナリティによる「第だい〇〇回かい、総合そうごうベストテンの発表はっぴょうです」と放送ほうそう回数かいすうの読よみ上あげが入はいる。各かく曲きょくイントロから1コーラス～2分ふん程度ていど流ながす）
  • ベストテン圏外けんがい、30位いから11位いまでの発表はっぴょう（アシスタントによる順位じゅんいの読よみ上あげ。前週ぜんしゅう順位じゅんいなどの紹介しょうかいはなく、順位じゅんいと歌手かしゅ名めい、曲名きょくめいのみを読よみ上あげる）
  • ベスト3発表はっぴょう（1位い発表はっぴょう前まえにはパーソナリティによる「第だい〇〇回かい、全国ぜんこく歌謡かようベストテン、第だい1位いの発表はっぴょうです」と再ふたたび回数かいすうの読よみ上あげが入はいる）
  • 伊藤いとう強つよしによる総評そうひょう
  • エンディング

原則げんそくとして総合そうごうベストテン順位じゅんいの読よみ上あげはパーソナリティが、曲きょく紹介しょうかいはアシスタントが行おこなう形かたちを採とっていた。

  • パーソナリティ「続つづいて今週こんしゅうの第だい〇位い」
  • アシスタント「レコード売上うりあげ不調ふちょう、先週せんしゅうの〇位いからダウン、（歌手かしゅ名めい）／（曲名きょくめい）」

ベストテン発表はっぴょう前まえ、1位い発表はっぴょう前まえに放送ほうそう回数かいすうの読よみ上あげが入はいるのは、同おなじく文化ぶんか放送ほうそう制作せいさくの『全国ぜんこくポピュラーベストテン』と同おなじであった[注ちゅう 2]。

放送ほうそう時間じかんの移うつり変かわり（文化放送ぶんかほうそう）[編集へんしゅう]

過去かこの年間ねんかんチャート1位い[編集へんしゅう]

「スパカン!#年間ねんかんランキング1位い獲得かくとく曲きょく」も参照さんしょう
年度ねんど 曲名きょくめい 歌手かしゅ名めい 備考びこう
1962年ねん
1963年ねん
1964年ねん 恋こいをするなら 橋はし幸夫ゆきお [注ちゅう 9]
1965年ねん
1966年ねん
1967年ねん 夕ゆう笛ふえ 舟木ふなき一夫かずお
1968年ねん 艶つや歌か 水前寺すいぜんじ清子きよこ
1969年ねん 京都きょうと・神戸こうべ・銀座ぎんざ 橋はし幸夫ゆきお
1970年ねん 手紙てがみ 由紀ゆきさおり
1971年ねん また逢あう日ひまで 尾崎おざき紀おさむ世よ彦
1972年ねん ひとりじゃないの 天地あまち真理まり
1973年ねん 危険きけんなふたり 沢田さわだ研二けんじ
1974年ねん よろしく哀愁あいしゅう 郷ごうひろみ [注ちゅう 10]
1975年ねん 私鉄してつ沿線えんせん 野口のぐち五郎ごろう
1976年ねん 横須賀よこすかストーリー 山口やまぐち百恵ももえ
1977年ねん ウォンテッド (指名しめい手配てはい) ピンク・レディー
1978年ねん UFO ピンク・レディー
1979年ねん 関白かんぱく宣言せんげん さだまさし
1980年ねん ダンシング・オールナイト もんた&ブラザーズ
1981年ねん ルビーの指ゆび環たまき 寺尾てらお聰さとし
1982年ねん 待まつわ あみん
1983年ねん ガラスの林檎りんご 松田まつだ聖子せいこ
1984年ねん 涙なみだのリクエスト チェッカーズ [注ちゅう 11]
1985年ねん あの娘むすめとスキャンダル チェッカーズ
1986年ねん CHA-CHA-CHA 石井いしい明美あけみ [注ちゅう 12]
1987年ねん 君きみだけに 少年しょうねん隊たい
1988年ねん ガラスの十じゅう代だい 光GENJIひかるげんじ [注ちゅう 13]
1989年ねん Diamonds プリンセス プリンセス
1990年ねん 夢ゆめを信しんじて 徳永とくなが英明ひであき [注ちゅう 14]
1991年ねん はじまりはいつも雨あめ ASKA [注ちゅう 15]
1992年ねん それが大事だいじ 大事だいじMANブラザーズバンド
1993年ねん 負まけないで ZARD
1994年ねん innocent world Mr.Children
1995年ねん TOMORROW 岡本おかもと真夜まよ
1996年ねん アジアの純真じゅんしん PUFFY
1997年ねん HOWEVER GLAY
1998年ねん
1999年ねん Automatic 宇多田うただヒカル
2000年ねん TSUNAMI サザンオールスターズ
2001年ねん Can You Keep A Secret? 宇多田うただヒカル
2002年ねん （未み発表はっぴょう）
  • 80年代ねんだい中盤ちゅうばんまでは、曲きょく別べつの年間ねんかんランキングではなく、歌手かしゅ別べつの年間ねんかんランキングを発表はっぴょうすることがままあった（1974年ねんや1984年ねんなど）。また、曲きょく別べつの年間ねんかんランキングを発表はっぴょうした年としも、夏場なつばで集計しゅうけいを打うち切きっているケースが2度どある（1988年ねんと1990年ねん）。
  • 番組ばんぐみに「コンピューター集計しゅうけい」が導入どうにゅうされたのは1970年ねん5月がつから。それまでは全国ぜんこくのラジオ局きょくに寄よせられた葉書はがきリクエストのみによるランキング決定けっていであった。4部門ぶもん（レコード売上うりあげ、電でんリク、葉書はがきリクエスト、選定せんてい委員いいん会かい）によるランキング決定けっていもこの時ときからである。
  • 「北きたは北海道ほっかいどうから、南みなみは九州きゅうしゅう沖縄おきなわまで……」というオープニングのナレーションが使つかわれ始はじめたのもこの時期じきからである。
  • 部門ぶもん別べつ集計しゅうけいが始はじまってからも、総合そうごうベストテンのランキング決定けっていに際さいしては電話でんわと葉書はがきによるリクエストの比率ひりつが高たかく設定せっていされていたため、必かならずしもレコードが売うれた曲きょくがそのまま上位じょういにランキングされるわけではなかった。『女おんなのみち』や『なみだの操みさお』といった爆発ばくはつ的てきなセールスを記録きろくした曲きょくも、当とう番組ばんぐみでは週間しゅうかんランキングにおいても一いち度ども1位いにはなっていない。（『女おんなのみち』は最高さいこう5位い、『なみだの操みさお』は最高さいこう4位い）またシングルレコード売上うりあげ総合そうごう1位いの記録きろくを持もつ『およげ!たいやきくん』は、当とう番組ばんぐみでは1位いを1週しゅうだけ記録きろくしたものの、1976年度ねんど年間ねんかんチャートでは11位いに留とどまっている。なお、『SUPER COUNTDOWN 50』と『全国ぜんこく歌謡かよう』の両方りょうほうで年間ねんかんランキング1位いを獲得かくとくした曲きょくは、1991年ねんの『はじまりはいつも雨あめ』と1994年ねんの『innocent world』の2曲きょくしかなく、『歌謡かよう選抜せんばつ』と『全国ぜんこく歌謡かよう』の時代じだいに遡さかのぼっても少すくなかった。

記念きねん回かいの年月日ねんがっぴと1位い獲得かくとく曲きょく[編集へんしゅう]

回かい 放送ほうそう日び 曲名きょくめい 歌手かしゅ名めい
1300 1987年ねん7月がつ18日にち Blonde 中森なかもり明菜あきな
1400 1989年ねん6月17日にち 嵐あらしの素顔すがお 工藤くどう静香しずか
1500 1991年ねん5月18日にち LADY NAVIGATION B'z
1600 1993年ねん4月がつ17日にち YAH YAH YAH CHAGE & ASKA
1700 1995年ねん3月18日にち Masquarade trf
1800 1997年ねん2月がつ15日にち YOU ARE THE ONE TK PRESENTS こねっと
1833
（文化放送ぶんかほうそう・火曜かよう会かい版ばんの最終さいしゅう回かい）		 1997年ねん10月4日にち HOWEVER GLAY
1900 1999年ねん2月がつ28日にち Winter,again GLAY
2000 2001年ねん1月がつ28日にち fragile Every Little Thing
2100
（KBS京都きょうと版ばんの最終さいしゅう回かい）		 2002年ねん12月29日にち It Takes Two CHEMISTRY

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 原則げんそくとして総合そうごうベストテン11位い以下いかの中なかから紹介しょうかいされる。レコード売上うりあげベストテンで初はつ登場とうじょう1位いの曲きょくが増ふえてからは、そこから紹介しょうかいされることが多おおくなった。
  2. ^ ただし、全国ぜんこくポピュラーベストテンの場合ばあいは「第だい〇〇週しゅう」と週しゅう数すうでの読よみ上あげであった。
  3. ^ 1971年ねん - 1975年ねんは当時とうじ、12:00 - 17:00の帯おびで放送ほうそうしていた、生なまワイド番組ばんぐみ『ダイナミックサタデー〜歌謡かよう曲きょくでいこう!〜』の内包ないほう番組ばんぐみとして放送ほうそう。スポンサーに小西こにし六ろく写真しゃしん工業こうぎょう（現げん・コニカミノルタ）が付ついた。
  4. ^ 当時とうじは、富士ふじカード（旧きゅう富士銀行ふじぎんこう子会社こがいしゃ、現げん・みずほ信用しんよう保証ほしょう）の一いち社しゃ提供ていきょうだった
  5. ^ この頃ころまでは東ひがし鳩ばと製菓せいか（現げん・東ひがしハト）、小久保こくぼ製氷せいひょう（ロックアイスのコクボ）等とうが提供ていきょうスポンサーに付ついていた。以降いこう、1997年ねん3月がつまではスポットCMとなる。
  6. ^ 1994年ねん4月がつ改編かいへんで『(有ゆう) さだまさし大だい世界せかい社しゃ』が土曜どよう15時じ台だいに開始かいししたことに伴ともない、日曜にちよう朝あさへ枠わく移動いどう 。
  7. ^ 日曜にちよう午前ごぜん枠わく再編さいへんの影響えいきょうで『文化放送ぶんかほうそうホームランナイター』のオフ枠わくへ再さい移動いどう。
  8. ^ 文化放送ぶんかほうそうホームランナイターの1997年ねんシーズン放送ほうそう開始かいしに伴ともない『文化放送ぶんかほうそうライオンズナイター』枠わくの月曜げつようへ移動いどう。『マンデーミュージックステーション』のコーナー番組ばんぐみとして、生なま放送ほうそうされていた。
  9. ^ 集計しゅうけい期間きかんは、1964年ねん8月がつ（106回かい） - 1965年ねん8月がつ（158回かい）。
  10. ^ この年としは曲きょく別べつの年間ねんかんランキングではなく、歌手かしゅ別べつのランキングを発表はっぴょう（1位いは西城さいじょう秀樹ひでき）。
  11. ^ この年としは曲きょく別べつの年間ねんかんランキングではなく、歌手かしゅ別べつのランキングを発表はっぴょう（1位いはチェッカーズ）。
  12. ^ この年としは曲きょく別べつの年間ねんかんランキングではなく、歌手かしゅ別べつのランキングを発表はっぴょう（1位いは中森なかもり明菜あきな）。曲きょく別べつの1位いは発表はっぴょうの最後さいごに伊藤いとう強つよしが言及げんきゅうするにとどまった。
  13. ^ 11週しゅう連続れんぞく1位いを記録きろく。この年としは7月がつまでのデータで集計しゅうけいし、番組ばんぐみで発表はっぴょう。
  14. ^ この年としは7月がつまでのデータで集計しゅうけいし、番組ばんぐみで発表はっぴょう。そのため、13週しゅう連続れんぞく1位いを記録きろくした「おどるポンポコリン」B.B.クィーンズは年間ねんかん13位いに終おわった。
  15. ^ 週間しゅうかんチャートでは1週しゅうのみの1位いだったが、24週しゅうにわたってベストテンにランクインし続つづけた。年間ねんかん3位いには12週しゅう連続れんぞく1位いだったCHAGE & ASKAの「SAY YES」がランクイン。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 中国ちゅうごく新聞しんぶん、1971年ねん4月がつ4日にち、テレビ・ラジオ欄らん。この時ときは日曜にちよう19:30 - 20:30に放送ほうそう。
  2. ^ 「文化放送ぶんかほうそうJOQR」『ラジオライフ』第だい1巻かん第だい4号ごう、三さん才さいブックス、1980年ねん12月1日にち、13頁ぺーじ。 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

加盟かめい局きょく
制作せいさく番組ばんぐみ（放送ほうそう中ちゅう）
出演しゅつえんテレビドラマ
出演しゅつえん映画えいが
ゴジラシリーズ
アニメ映画えいが
出演しゅつえんテレビ番組ばんぐみ
出演しゅつえんラジオ番組ばんぐみ
関連かんれん人物じんぶつ
関連かんれん項目こうもく
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