ふたりっ子
ふたりっ | |
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ジャンル | テレビドラマ |
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椰川 | |
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ナレーター |
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オープニング | NOKKO「Natural」 |
1966 | |
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NHK | |
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1996 | |
15 | |
150 | |
ひまわり | |
あぐり |
『ふたりっ
概要
[ヒロインの
オープニング
1997
ロケ地
[天 滝 - オープニングに登場 する滝 。西 天下茶屋 商店 街 周辺 (大阪 市 西成 区 千本北 ・潮路 付近 ) -主人公 が暮 らす街 の設定 でロケが行 われた。大阪 市立 岸里 小学校 は、主人公 が幼少 期 に通 っていた小学校 として使用 された。西 天下茶屋 商店 街 には記念 碑 が設置 されている。岡見 公園 -園内 にある岡見 亭 は香住 の旅館 「水月 館 」として使用 された。大 引 きの鼻 今子 浦 千畳敷 鎧 駅 -最終 回 などでロケ地 として登場 。現地 には看板 が設置 されている。医 真 会 八尾 総合 病院 関西 将棋 会館
あらすじ
[1966(
登場 人物
[主要 人物
[野田 香子 (のだ きょうこ) → (一時期 森山 香子 〈もりやま きょうこ〉) →野田 香子 演 -岩崎 ひろみ(乳児 期 :木村 風 音 、少女 期 :三倉 佳奈 )双子 の妹 。破天荒 でやんちゃな性格 。子供 の頃 は学校 の問題児 と言 われ、教師 や両親 から度々 怒鳴 られる。しかし、将棋 センターで出会 った老人 ・佐伯 銀蔵 (銀 じい)の勧 めもあって将棋 に打 ち込 む。豆腐 屋 を継 ぐため高校 を中退 し、将棋 も封印 して豆腐 店 を手伝 っていたが、少女 時代 に銀蔵 に連 れられて訪 れた香住 で偶然 出会 った将棋 のライバル・森山 史郎 との再会 および敗戦 がきっかけとなり、プロの棋士 になることを決意 。女性 初 の正式 な棋士 を目指 すため米原 公 紀 の弟子 となり、新進 棋士 奨励 会 に入会 する。紆余曲折 の末 、史郎 と結婚 し、子供 も授 かったが流産 した後 に離婚 した。以後 は将棋 の道 に専念 し、史郎 とタイトルを争 い対決 することとなる。姪 の玲実 とは幼少 時代 の姿 が似 ていることもあって仲 が良 く、しばしば姉 の麗子 との板 ばさみにあっていた。- なお
妹 だが、彼女 の方 が姉 ・麗子 よりも先 にクレジットされている。 野田 麗子 (のだ れいこ) →黒岩 麗子 (くろいわ れいこ)演 -菊池 麻衣子 (乳児 期 :木村 鈴 音 、少女 期 :三倉 茉奈 )双子 の姉 。香子 とは対照 的 に真面目 な性格 で頑張 り屋 。秀才 で京都大学 経済学部 を卒業 。だが、それゆえに両親 からは香子 ほど構 ってもらえず、子供 の頃 は1人 で悩 んでいた。庶民 的 な実家 、特 に父 である光一 の生 き方 に嫌気 がさし、大学 は芦屋 の祖父母 宅 から通 い、しばらく関西 弁 を封印 していた。大学 で知 り合 った海 東 壮 平 と付 き合 ったり、森山 史郎 のアパートに転 がり込 んだこともあったが、香子 と史郎 の結婚式 の朝 に幼馴染 の黒岩 政夫 との結婚 を決意 し、姉妹 そろって結婚式 を挙 げる。大 企業 を退社 後 、実家 の豆腐 屋 を新 事業 展開 しようと模索 するが苦労 し、結局 新 事業 を畳 む。政夫 との間 に双子 の娘 を授 かる。豆腐 事業 清算 の後 は、政夫 とバーバー黒岩 を切 り盛 りし、オカンとして、自分 そっくりの真実 、妹 ・香子 のようにやんちゃな玲実 の育児 に悩 む。野田 千 有希 (のだ ちあき)演 -手塚 理美 麗子 と香子 の母 で、真実 と玲実 の母方 の祖母 。旧姓 ・有沢 。芦屋 の有沢 家 の令嬢 。甲子園 球場 で偶然 助 けてもらった豆腐 屋 の光一 の人柄 にほれ込 み、家出 して光一 のもとへ走 る。その後 は豆腐 屋 の女将 として店 を切 り盛 りし、2人 の娘 を育 てる。その後 、光一 に失踪 されるが、その時 は光一 に対 する理解 が足 りなかったのではないかと自分 を責 める一方 、子供 達 を残 して行 ったことを許 せなかったために複雑 な思 いを抱 き、光一 が戻 ってきた時 は彼 をなかなか受 け入 れようとはしなかった。だが、最終 的 には2人 でまた豆腐 屋 を再開 する道 を選 んだ。オーロラ輝子 が危篤 に陥 った時 は渋 る光一 を病院 に向 かわせた。野田 光一 (のだ こういち)演 -段田 安則 麗子 と香子 の父 で、千 有希 の夫 。真実 と玲実 の母方 の祖父 。天下茶屋 の野田 豆腐 店 に生 まれ、跡 を継 ぐ。芦屋 の令嬢 であった千 有希 を駆 け落 ち同然 で奪 い、芦屋 の義父 母 とは敵対 関係 であった。幼少 の香子 に対 しては極 めて甘 く、千 有希 が香子 の言動 に怒 ると「まあ、ええやないか」となだめ、千 有希 が「ええことじゃありません」と反論 する描写 がしばしば見 られた。これは、後 の政夫 の玲実 に対 する甘 さとして、そのまま受 け継 がれることになる。その後 オーロラ輝子 に執拗 な憧 れを抱 き、一時期 蒸発 して輝子 の付 き人 となったその期間 は光 野田 一 (みつの たいち)(本名 のアナグラム)を名乗 っていた。なお、これは段田 に舞台 の仕事 が入 っていたために作 られた設定 である。野田 豆腐 店 に電話 をかけて偶然 いた香子 とは久 しぶりに話 をして香子 と森山 との結婚 のことを初 めて聞 いた(麗子 の結婚 のほうは香子 と再会 したあとに初 めて聞 いた)。自身 は結婚式 には出 ない代 わりに仕事 上 の滞在 先 から電報 を打 った。(実際 は祝電 ではなかったが、光野 田 一 と聞 いて香子 が光一 だとわかった)だが千 有希 への未練 を捨 て切 れず、それを見抜 いた輝子 がメジャーデビューするのを機 に別 れ話 を持 ち出 し、野田 家 に戻 る。麗子 の豆腐 事業 には否定 的 で、ずっと距離 を置 いていたが、化粧 品 事業 が行 き詰 まった時 は真 っ先 に事業 の清算 を提案 し、元 の豆腐 屋 を再開 。後 に輝子 が危篤 に陥 った時 は銀蔵 、香子 、そして千 有希 の勧 めで病室 へ行 き、その最期 を看取 った。阪神 タイガースのファン。黒岩 真実 (くろいわ まみ)演 -三倉 茉奈 麗子 と政夫 の娘 で、玲実 の双子 の姉 。香子 の姪 で、野田 夫妻 の孫 。1993年 1月 19日 生 まれ。母 ・麗子 譲 りの優等生 だが、それゆえに玲実 ほど両親 から構 ってもらえず、皮肉 にも母 と同 じ苦悩 を持 つ。その母 へはある時 から反抗 的 態度 を見 せ、ついには母 の今 の生 き方 を否定 するところまで行 くが、本音 をぶつけ合 ったことにより和解 する。落 ちぶれて大阪 に戻 ってきたオーロラ輝子 に心 を許 していき、彼女 から赤 い手鏡 (光一 の持 っていた黒 の手鏡 と組 になっていた)をもらっている。黒岩 玲実 (くろいわ れみ)演 -三倉 佳奈 麗子 ・政夫 の娘 、真実 の双子 の妹 。香子 の姪 で、野田 夫妻 の孫 。父 と叔母 ・香子 の性格 を受 け継 いだやんちゃな性格 。黒岩 政夫 (くろいわ まさお)演 -伊原 剛志 麗子 の夫 で、真実 と玲実 の父 。香子 の義兄 で野田 夫妻 の娘 婿 。野田 豆腐 店 のある商店 街 に店 を構 えるバーバー黒岩 の息子 。娘 (特 に玲実 )にも「マサ」の通称 で呼 ばれる。なお、麗子 や真実 からは「マサくん」と呼 ばれる。頭 は悪 く、両親 からもアホと呼 ばれる。その代 わり頑健 で小学校 以来 、発熱 したことがない。麗子 が芦屋 へ去 ったり海 東 壮 平 と付 き合 ったりしていても一途 に、そして熱狂 的 に思 い続 け、ついに結婚 する。豆腐 屋 事業 に苦悩 する妻 とのすれ違 いが続 いて離婚 の危機 を迎 え、ついには家出 して自分 が光野 太一 と名乗 って簡易 宿舎 に潜 り込 んだこともあったが乗 り越 え、両親 の引退 で理容 店 を継 ぎ、麗子 、香子 に性格 がそっくりの双子 の娘 も生 まれる。森山 史郎 (もりやま しろう)演 -内野 聖 陽 (少年 期 :武田 克巳 、伊藤 譲二 )少年 時代 は賭 け将棋 に打 ち込 んでいた父 ・亨 を憎 み、父 に会 おうとした銀蔵 に将棋 の駒 を投 げつけたことがある[注釈 2]。後 に18歳 で奨励 会 に入 り、京大 進学 後 、高校 を中退 したばかりの香子 と将棋 対局 をし、彼女 を負 かした。これがきっかけで、香子 に女性 が正式 な棋士 になる道 を開拓 させることとなり、やがて香子 と結婚 する。結婚 後 の目標 は夫婦 でタイトルを争 って対局 することであった。後 に子供 も授 かり、香子 と子供 の体調 を気遣 う。だが、それが仇 となり、勝負 師 としての本能 に目覚 めた香子 とすれ違 いが生 じる。香子 の流産 後 、無理 して将棋 を捨 てて専業 主婦 になろうとした香子 を見 かね、米原 の勧 めもあり、彼女 への愛情 から別居 。その後 、迷 いを断 ち切 って棋士 の道 に専念 したいと思 い至 った香子 からの申 し入 れにより離婚 。離婚 後 も香子 とは良好 な関係 を保 っていたが、のちに香子 と飛 竜 のタイトルを争 うことになり、もう1度 求婚 する。その最終 戦 は思 い出 の地 である城崎 温泉 で行 われ、対局 中 に一緒 にタイトルを目指 そうと説得 を試 み、香子 の心 を惑 わすが、結局 香子 に敗 れ、やはり今 まで通 り別々 に暮 らした方 がいいという結論 に達 したことから、プロポーズも断 られた。父 とともに漁 に出 た船 の上 で満天 の星 が輝 く夜空 の元 で将棋 を指 したことが将棋 の道 に進 んだ原点 となっており、同様 の理由 で星 が好 きだった。そのため、京大 では天文学 部 に在籍 していた。将棋 と天文学 のどちらを選 ぶか悩 み、対局 を放棄 して香住 に戻 ったこともある。海 東 壮 平 (かいとう そうへい)演 -山本 太郎 海 東 財閥 の御曹司 で、アメリカンフットボール・京都大学 ギャングスターズのスター選手 。なお彼 の姓 は実在 のギャングスターズ史上 最高 のプレーヤーと言 われる東海 辰 弥 をオマージュしている。麗子 と付 き合 い、彼女 のフィアンセになったが、後 に麗子 の嘘 を知 って一緒 に生 きていく決心 のつかないという理由 で破局 。外務省 に入 ったが、後継 者 だった弟 の死去 により海 東 財閥 を継 ぎ、豆腐 事業 を展開 していた麗子 と再会 。麗子 への思 いは変 わっておらず、彼女 (と政夫 )の心 を揺 らす。だが商売 にはシビアで麗子 が展開 しようとしていた豆腐 化粧 品 が不調 に終 わることを見抜 き、麗子 や政夫 に早 く手 を引 くように忠告 した。不幸 にしてその忠告 は的中 したが、その時 は友人 として個人 的 に援助 を申 し出 、化粧 品 事業 を清算 するよう忠告 した。- その
後 、麗子 にプロポーズ。麗子 も一時 は受 けようかと迷 ったが、政夫 も交 えた六甲 での三 者 会談 の場 で麗子 と政夫 が本音 をぶつけ合 い、興奮 した麗子 が離婚 届 をびりびりに破 くのを見 て身 を引 いた。森山 史郎 とは学生 時代 からの旧友 。 - 21
世紀 編 には登場 していない。 佐伯 銀蔵 (さえき ぎんぞう)演 -中村 嘉葎雄 [9]通天閣 の地下 にある将棋 センターの常連 客 で、賭 け将棋 を生業 としている真剣 師 。香子 には「銀 じい」と呼 ばれる。香子 にとっては、将棋 のみならず人生 の師匠 となる。高松 の遊女 の息子 に生 まれたが、将棋 のために母 を捨 て家 を出 た過去 がある。また香子 が米原 の元 に弟子 入 りする時 から20年 くらい前 に特例 でプロ入 りをかけて米原 らと対局 したことがあり、実力 は認 められたものの、棋風 の卑 しさを理由 にプロ入 りはならなかった過去 がある。米原 同様 、勝負 師 としての本能 と結婚 生活 との両立 が難 しいことを懸念 したことから香子 と史郎 の結婚 には反対 で「(香子 には)2匹 の魔物 は飼 えん」と忠告 していた。史郎 との飛 竜 戦 タイトル争 いを控 えた香子 と会 うものの、「もう俺 を当 てにするな」とい残 して香子 の前 から去 った。その後 、香子 と史郎 との飛 竜 戦 が行 われた頃 は居酒屋 でテレビ中継 を観覧 していた。モデルは真剣 師 の大田 学 。- オーロラ
輝子 (オーロラ てるこ) 演 -河合 美智子 通天閣 の歌姫 といわれる演歌 歌手 。銀蔵 と同 じ高松 出身 。孤児 院 育 ちで本名 は「小山田 てる」。元々 「夫婦 みち」を持 ち歌 に地方 を渡 り歩 くドサ回 りだったが、劇 中 では新曲 「まごころの橋 」が大 ヒットして紅白 歌合戦 に出場 。その後 落 ちぶれて通天閣 に戻 り、銀蔵 と出会 い、彼 の世話 になる。が既 に肝臓 ガンに冒 されており、通天閣 で熱唱 した後 に倒 れ、病室 に駆 け付 けた光一 とともに「夫婦 みち」を歌 い、彼 の腕 の中 で激動 の生涯 を終 えた。- 「
夫婦 みち」のCDは実際 に発売 され、75万 枚 を売 り上 げるなど視聴 者 からの反響 が大 きかったため、1997年 の実際 の紅白 歌合戦 にも河合 美智子 が「オーロラ輝子 」名 で出場 を果 たした[注釈 3]。頭部 に通天閣 の置物 を乗 せ派手 な着物 といういでたちで一世 を風靡 。段田 のスケジュールの関係 もあり、元々 は光一 を失踪 させるために作 られたキャラクターだったが、人気 が出 たため光一 が戻 った後 も登場 することになった。また河合 の大阪 弁 が上達 しなかったため、高松 出身 に変更 された経緯 がある。 - オーロラ
輝子 は、実際 に通天閣 歌謡 劇場 の人気 者 で現在 も頻繁 に出演 している歌手 の叶 麗子 をモデルとしており、後 に叶 自身 も輝子 の後釜 であるダイナマイト玲子 としてゲスト出演 した。
有沢 家
[有沢 英之 (ありさわ ひでゆき)演 -高島 忠夫 千 有希 の父 で、香子 と麗子 の祖父 。真実 と玲実 の曾祖父 。千 有希 も通 った芦屋 女学院 の理事 長 。娘 の結婚 に反対 し、千 有希 を勘当 する。それ以来 、豆腐 はもちろん、豆腐 屋 で売 られているものは一 切口 にしなかった。初 めは亭主関白 だったが、母 の死 で後 ろ盾 を失 ったことにより理事 長 を解任 される。その後 愛人 に逃 げられ、長 い間 自分 からの仕打 ちに耐 えてきた妻 の理佐 子 に家庭 内 暴力 を振 るわれる。ついにその暴力 に耐 えきれなくなった英之 は家出 騒 ぎを起 こしてしまうが、この時 にひょんなことから野田 家 に泊 まる羽目 になり、光一 の働 く姿 を見 る。またオーロラ輝子 と出会 う。この事件 を機 に考 えを改 め、理佐 子 や野田 家 と和解 し、豆腐 類 も食 べるようになった。その後 は人 が変 わったかのように好々爺 となり、理佐 子 の銀蔵 への思 いを受 け入 れた他 、麗子 のビジネスがバブル崩壊 の影響 で破綻 した時 は、借金 返済 のために芦屋 の本家 を売 り、六甲 の別荘 に引 っ越 した。阪神 ・淡路 大震災 のショックで痴呆 症 の兆候 が出 るが、理佐 子 と別居 したことがきっかけとなり、徐々 に正気 を取 り戻 していく。有沢 理佐 子 (ありさわ りさこ)演 -香川 京子 千 有希 の母 で、香子 と麗子 の祖母 。真実 と玲実 のの曾祖母 。東京 生 まれ。夫 のワンマンぶり(愛人 絡 みもあった)や姑 からのいびりにも耐 えかねていたが、姑 ・可奈 の死後 は可奈 の告別 式 に千 有希 が来 たのに英之 がまったく気 づかなかったこと、そして英之 の理事 長 解任 などが引 き金 となり、ついに家庭 内 暴力 を振 るってしまう。だが、上述 の経緯 で英之 と和解 した。後 に麗子 の豆腐 屋 新 事業 を手伝 ううちに銀蔵 に淡 い思 いを抱 くようになる。六甲 に引 っ越 した後 は、英之 のリハビリに専念 するが、効果 が上 がらなかったため、最後 の賭 けとして自身 は震災 で被災 した子供 達 を住 み込 みで世話 するボランティアの仕事 を始 め、英之 と別居 する。有沢 可奈 (ありさわ かな)演 -丹 阿弥 谷津 子 英之 の母 。千 有希 の祖母 で、香子 と麗子 の曾祖母 。英之 に「良 き教育 者 たるように」と言 う。香子 と麗子 が高校生 時点 で既 に病 で寝 たきり状態 であり、自身 の世話 をする理佐 子 につらくあたる一方 、英之 に泣 きついていた。- その
後 、病 で死去 。孫 の千 有希 が可奈 の死 を新聞 で訃報 を知 り、勘当 の身 でありながら葬式 に弔問 客 として参列 。光一 との駆 け落 ち結婚 以来 、疎遠 が続 いていた両親 と再会 することになる。なお、訃報 を知 った光一 は「こわいおばあちゃん」と語 っていた。 可奈 の死 が英之 の理事 長 解任 のきっかけに繋 がる。吉江 (よしえ)演 -林 希 有沢 家 のお手伝 い。有沢 家 で働 き始 めたばかりの頃 、英之 が豆腐 屋 で売 られているものを口 にしないよう決 めていることを知 らずに豆腐 の入 った味噌汁 を作 り、彼 や可奈 の機嫌 を損 ねてしまった。
天下茶屋 ・新 世界 の人々
[黒岩 良夫 (くろいわ よしお) /黒岩 伸代 (くろいわ のぶよ)演 -宮川 大助 /宮川 花子 - バーバー
黒岩 の鴛鴦夫婦 で、政夫 の両親 。真実 と玲実 の父方 の祖父母 。野田 夫妻 のよき相談 相手 である。ドラマの中 でも夫婦 漫才 のようなセリフが多 い。理髪 店 を息子 夫妻 に任 せ、伸代 の故郷 の和歌山 で余生 を過 ごす。 谷 武蔵 (たに むさし)演 -河島 英五 - たこやきビリヤードのマスターで、
政夫 の親友 。天下茶屋 独身 会 のリーダー格 。ビリヤード占 いが得意 でなんでも見通 してしまう。 梅屋 音吉 (うめや おときち)演 -夢路 いとし通天閣 将棋 センターの席 主 。伊能 義 臣 (いのう よしおみ)演 -麿 赤 兒 賭 け将棋 を生業 とする真剣 師 で、銀蔵 のライバル。- ダイナマイト
玲子 (ダイナマイト れいこ) 演 -叶 麗子 演歌 歌手 。大阪 を去 ったオーロラ輝子 に代 わり、通天閣 の歌姫 として人気 となる。- カネヤン / フクヤン / バーヤン / ニシヤン
演 -多賀 勝一 /桂 小米 /南条 好 輝 /山内 勉 将棋 センターの常連 客 。八百屋 の母 ちゃん演 -田中 恵理 天下茶屋 で八百屋 「八 百 八 」を営 む。花屋 の女 主人 演 -阿 栗 きい天下茶屋 で花屋 「シルバー花 店 」を営 む。- テーラーのオヤジ
演 -小松 健悦 天下茶屋 で仕立 て屋 「テーラー田賀 」を営 む。船津 博 (ふなつ ひろし) /船津 清 (ふなつ きよし) /船津 孝 (ふなつ たかし)演 -秋山 大学 /小島 弘章 /福澤 重文 天下茶屋 独身 会 のメンバー。「天下 湯 」の息子 。3兄弟 ともに蟹股 第 三 高校 卒業 。文 潤 (ぶんじゅん)演 -中井 重文 天下茶屋 独身 会 のメンバー。「ホルモン焼 き屋 ・張 命 館 」の店主 。蟹股 第 三 高校 卒業 。豊作 (ほうさく)演 - FUKU助 天下茶屋 独身 会 のメンバー。「丸三 漬物 店 」の店主 。蟹股 第 三 高校 卒業 。万太郎 (まんたろう)演 -森下 じんせい天下茶屋 独身 会 のメンバー。沢田 研二 似 の巡査 。蟹股 第 三 高校 卒業 。
将棋 界 の人々 と関係 者
[米原 公 紀 (よねはら こうき)演 -桂枝雀 棋界 のドン・永世 名人 。香子 と史郎 の師匠 。勝負 師 同士 の二人 の結婚 には反対 だったが、不幸 にも彼 の懸念 は的中 してしまう。後 に自身 が持 つタイトルの挑戦 者 の史郎 との対局 直前 にぎっくり腰 を発症 し、そこを突 いた史郎 の2時 間 にも及 ぶ長考 に耐 えられずに敗 れたことにより、引退 を決意 する。米 原 桂子 (よねはら けいこ)演 -三 林 京子 米原 永世 名人 の妻 。夫婦 仲 は良好 。史郎 のことをずっと気 にかけており、米原 は「森山 君 のことが好 きなのだろう」と言 ってからかっている。それゆえ、史郎 と香子 の結婚 には米原 以上 に猛 反対 した。史郎 が離婚 した後 もお見合 い話 を何 度 も持 ちかけている。が、上述 の長考 を行 った対局 の後 、史郎 を鬼 呼 ばわりした。猿渡 夏彦 (さるわたり なつひこ)演 -國 村 隼 新進 棋士 奨励 会 の幹事 。初 登場 時 は五 段 、後 に六 段 。初 めは香子 を軽視 していたが、次第 に実力 を認 めるようになる。香子 と史郎 の結婚式 では幹事 を務 めた。対局 の解説 を担当 することが多 い。雨宮 秋彦 (あめみや あきひこ)演 -田口 浩正 奨励 会員 。史郎 が四 段 昇段 を決 めた時 の相手 。弱気 な将棋 で猿渡 は彼 のことをずっと気 にかけていた。その後 もずっと四 段 に上 がれずに時 が過 ぎ、後 がなくなった彼 は銀蔵 に教 えを乞 うて攻 め将棋 に開眼 。米原 に改 めての教 えを乞 うて守 りの将棋 (および無 の境地 )を習得 した香子 と互 いにプロ入 りを懸 けた大 一 番 を争 う。香子 をあと一 歩 のところまで追 いつめ、一時 は銀蔵 も米原 も雨宮 の勝 ちを確信 するが、その二人 の予想 を超 えた香子 の妙手 がきっかけで敗 れ、年齢 制限 規定 により奨励 会 を退会 。その後 はファミリーレストランで店長 として働 いていたが、偶然 訪 れた野田 家 で香子 が棋士 を辞 めようと思 いつめていたことを知 り、自身 最後 の対局 となった勝負 の棋譜 を再現 して慰留 した。なお、最後 の対局 後 に産 まれた第 二 子 には香子 と名 づけている。雨宮 みどり(あめみや みどり)演 -松本 麻希 秋彦 の妻 。雨宮 と香子 が対局 する事 になった時 は第 二 子 を妊娠 していたこともあり、香子 に雨宮 への負 けを懇願 。香子 を苦 しめる。雨宮 春彦 (あめみや はるひこ)演 -森田 直幸 雨宮 秋彦 の息子 。羽柴 秀明 (はしば ひであき)演 -茂山 宗彦 - 21
世紀 編 に登場 する天才 的 な若手 棋士 。対戦 相手 の手 の内 を読 むのが得意 。香子 曰 く、コンピュータのような将棋 。75手 で負 かすと宣言 し、動揺 した史郎 を77手 で負 かし、その後 、香子 と対戦 するが今度 は手 を全 く読 めずに敗北 。対局 終了 直後 に突如 、香子 にプロポーズする。以後 、香子 につきまとうが全 く相手 にされず、さらに「竜 将 」のタイトル挑戦 者 決定 戦 で「75手 で負 かすので、負 けたら引退 してください」という羽柴 の挑発 に応 じた史郎 に120手 で敗 れ、自分 の計算 通 りにならないこともあることを思 い知 ったことから18歳 で引退 してしまう。 - なお、
作中 のタイトルは実際 の将棋 界 のタイトルとは名称 が異 なる。作中 では「名人 」のみ実在 のものと同 じタイトルが使 われた。 織田 信雄 (おだ のぶお)演 -岸部 一徳 - 「
飛 将 」のタイトル保持 者 。 対局 相手 の背後 に回 りこみ、相手 側 から盤面 を見 ようとする癖 がある。上杉 康治 (うえすぎこうじ)演 -桂 小米 朝 (現 ・五 代目 桂 米 團 治 )- 「
飛 王 」のちに「王 棋」のタイトル保持 者 。 三枝 桂一郎 (さえぐさ けいいちろう)演 -桂 三枝 (現 ・六 代 桂 文枝 )- 「
竜 将 」のちに「飛 王 」のタイトル保持 者 。終盤 の妙手 で一 度 は史郎 の挑戦 を退 ける。 - プロ
将棋 界 ・プロ野球 界 からのスポット登場 人物
実在 の将棋 棋士 。全員 、本人 出演 のため、「演 」は割愛 にする。
その他 の登場 人物
[上田 早苗 アナウンサー演 -本人 - NHK
大阪 放送 局 のアナウンサー(当時 )で劇 中 ナレーションを担当 した上田 が本人 役 で出演 。豆腐 事業 を展開 する麗子 にインタビューする。後 に香子 と史郎 の飛 竜 戦 の最終 戦 では解説 する猿渡 のき手 を務 めた。 看護 婦 演 -藤山 直美 出産 のため麗子 が入院 した病院 に勤務 。医者 演 -笑 福 亭 松之助 銀蔵 の依頼 で末期 ガンに冒 されたオーロラ輝子 を診察 。銀蔵 からは赤 ひげ先生 と呼 ばれている。- プロ
野球 界 からのスポット登場 人物
スタッフ
[作 -大石 静 [10][2][8]音楽 -梅林 茂 [2][8]副 音声 解説 -関根 信昭 語 り -上田 早苗 アナウンサー[2][8]- タイトル
画 -加藤 潤子 大阪 言葉 指導 -松寺 千恵美 、山元 勢津子 讃岐 言葉 指導 -亀井 賢二 豆腐 作 り指導 -宮北 茂樹 、東 隆司 将棋 指導 -神崎 健二 、本間 博 、藤 内 忍 - ピアノ
指導 -衣川 久美子 - ビリヤード
指導 -斉藤 健悟 経済 監修 -山本 和義 医事 指導 -小沢 満 、月 城 稔 実 、益 澤 学 空手 指導 -酒井 修 撮影 協力 -社団 法人 日本 将棋 連盟 、大阪 府 豆腐 油揚 商工 組合 、京都 府 豆腐 油揚 商工 組合 、大阪 府 大阪 市 、兵庫 県 香住 町 、城崎 町 制作 統括 -二 瓶 亙 [2][8]制作 -安原 裕人 美術 -岡本 忠士 [2][8]技術 -皿井 良雄 [2][8]、鈴木 文夫 [2]音響 効果 -加藤 正 孝 [2][8]、巽 浩 悦 [2]、嶋野 聡 [2]、山倉 正美 [2]撮影 -松村 敏雄 [8]、森本 祐二 照明 -松村 豊 [8]、中村 正則 、青井 紀子 音声 -佐藤 善次郎 [8]、坂口 一夫 映像 技術 -佐伯 仁之 [8]、増田 裕康 編集 -狩 森 ますみ[8]演出 -長沖 渉 [2][8]/安原 裕人 、西谷 真一 [2]、鈴木 圭 [2]、東山 充 裕 [2]、椰川善郎
主題歌 ・劇 中歌
[主題歌 劇 中歌
放送 日程
[サブタイトル | ||||
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1996 | ||||
1 | 1-6 | 10月7 |
||
2 | 7-12 | 10月14 |
||
3 | 13-18 | 10月21 |
それぞれの |
|
4 | 19-24 | 10月28 |
||
5 | 25-30 | 11月4 |
||
6 | 31-36 | 11月11 |
||
7 | 37-42 | 11月18 |
||
8 | 43-48 | 11月25 |
||
9 | 49-54 | 12月2 |
||
10 | 55-60 | 12月9 |
||
11 | 61-66 | 12月16 |
プロポーズ | |
12 | 67-72 | 12月23 |
||
1997 | ||||
13 | 73-78 | 1 |
とうふブティック | |
14 | 79-84 | 1 |
それぞれの |
|
15 | 85-90 | 1 |
||
16 | 91-96 | 1 |
さよならコウちゃん | |
17 | 97-102 | 2 |
お |
|
18 | 103-108 | 2 |
おめでた | |
19 | 109-114 | 2 |
||
20 | 115-120 | 2 |
||
21 | 121-126 | 3月3 |
||
22 | 127-132 | 3 |
||
23 | 133-138 | 3月17 |
オーロラ |
|
24 | 139-144 | 3月24 |
||
25 | 145-150 | 3月31 |
総集編
[1997
- 「
少女 編 」 - 「
青春 編 」 - 「
結婚 編 」 - 「21
世紀 編 」
受賞 歴
[第 12回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 - ザテレビジョン
特別 賞
- ザテレビジョン
第 15回 向田 邦子 賞 (大石 静 )[11]。
関連 商品
[- CD
-
- ふたりっ
子 (1997年 2月 、ミディ、サウンドトラック盤 ) - NOKKO「Natural」(1996
年 11月、ソニー・ミュージックエンタテインメント) - オーロラ
輝子 (河合 美智子 )「まごころの橋 /夫婦 みち」(1996年 11月、日本 コロムビア) - ManaKana「
二 千 一 夜 のミュウ」(1997年 3月 、日本 コロムビア)
- ふたりっ
- DVD
-
連続 テレビ小説 ふたりっ子 総集編 DVD-BOX(2003年 7月 、コロムビアミュージックエンタテインメント)連続 テレビ小説 ふたりっ子 完全 版 DVD-BOX 1(2007年 8月 、ジェネオンエンタテインメント)連続 テレビ小説 ふたりっ子 完全 版 DVD-BOX 2(2007年 10月 、ジェネオンエンタテインメント)
- VHS
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連続 テレビ小説 ふたりっ子 オーロラ輝子 名 場面 集
出版 物 -
- NHKドラマ・ガイド ふたりっ
子 (NHK出版 )ISBN 978-4149235264 - ふたりっ
子 1 - 3(葉月 陽子 、双葉社 、ノベライズ)ISBN 978-4575232721 - ISBN 978-4575232912 - ふたりっ
子 上 ・下 (葉月 陽子 、文春 文庫 、ノベライズ)ISBN 978-4167512057・ISBN 978-4167512064 - ふたりっ
子 1 - 4(みすみさこ、双葉社 ジュールコミックス、コミック版 )ISBN 978-4575332155 - ISBN 978-4575332193 - ふたりっ
子 1 - 5(大石 静 、新風 舎 文庫 、シナリオ版 )ISBN 978-4797491128 - ISBN 978-4797491166
- NHKドラマ・ガイド ふたりっ
脚注
[注釈
[出典
[- ^ a b c “ふたりっ
子 エピソード一覧 ”. LaLa TV. 2017年 2月 17日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2021年 3月 7日 閲覧 。 - ^ a b c d e f g h i j k l m n o p
日本 放送 協会 放送 文化 研究所 (メディア情報 )編 『NHK年鑑 '97』日本 放送 出版 協会 、1997年 10月 17日 、162頁 。 - ^ 「ご
存知 ですか――朝 のテレビドラマ「ふたりっ子 」」『都道府県 展望 』第 458号 、全国 知事 会 、1996年 11月1日 、51頁 、NDLJP:8702573/27。 - ^ “❹ Ⅲ
期 42作 目 『青春 家族 』から61作 目 『あすか』まで(1989 ~ 1999)” (PDF). メディア研究 部 . NHK放送 文化 研究所 . p. 14 (2020年 1月 30日 ). 2024年 7月 20日 閲覧 。 - ^ a b c “
第 55作 「ふたりっ子 」”.朝 ドラ100. NHK. 2024年 7月 20日 閲覧 。 - ^ “NHK
連続 テレビ小説 と視聴 者 −“朝 ドラ”はどう見 られているか −” (PDF). メディア研究 部 . NHK放送 文化 研究所 . p. 148 (2020年 1月 30日 ). 2024年 7月 20日 閲覧 。(「付表 1 NHK連続 テレビ小説 【作品 一覧 表 】」の154頁 の55) - ^ “ドラマ「ふたりっ
子 」放送 ラインアップ”. BS12トゥエルビ. ワールド・ハイビジョン・チャンネル. 2023年 9月 16日 閲覧 。 - ^ a b c d e f g h i j k l m n
放送 ライブラリー program番号 :177868 - ^
中村 嘉葎雄 - NHK人物 録 - ^
大石 静 - NHK人物 録 - ^ “
第 15回 向田 邦子 賞 ”.向田 邦子 賞 .東京ニュ ース通信社 . 2019年 7月 29日 閲覧 。
関連 項目
[外部 リンク
[- futarikko - ウェイバックマシン(1997
年 2月 5日 アーカイブ分 ) - NHK広報 室 連続 テレビ小説 ふたりっ子 - NHK放送 史 第 55作 「ふたりっ子 」 - NHK朝 ドラ100連続 テレビ小説 「ふたりっ子 」 - NHKドラマ連続 テレビ小説 『ふたりっ子 』 - NHKアーカイブス番組 エピソード笑 いと商人 の街 ! 【大阪 を舞台 にした朝 ドラ】 - NHK放送 史
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