『さくら 』は、2002年 ねん (平成 へいせい 14年 ねん )4月 がつ 1日 にち - 9月28日 にち に放送 ほうそう されたNHK 連続 れんぞく テレビ小説 しょうせつ 第 だい 66作 さく である[2] 。
連続 れんぞく テレビ小説 しょうせつ ではこの作品 さくひん から、BShi 放送 ほうそう 用 よう に全編 ぜんぺん ハイビジョン 映像 えいぞう で撮影 さつえい されるようになり放送 ほうそう 枠 わく が追加 ついか された[3] 。デジタルBShiとアナログBShiはサイマル放送 ほうそう 、デジタルBS2とアナログBS2はサイマル放送 ほうそう 。BShiとBS2の初回 しょかい 放送 ほうそう は同 どう 時間 じかん 帯 たい に放送 ほうそう されていたため、月 つき - 土曜 どよう の7時 じ 30分 ふん - 7時 じ 45分 ふん はBS2・BShiの4つのチャンネルで、土曜 どよう の9時 じ 30分 ふん - 11時 じ はBS2の2つのチャンネルで放送 ほうそう された。
2007年 ねん 4月 がつ 2日 にち から9月 がつ 29日 にち までBS2 月 つき - 土曜 どよう の7時 じ 45分 ふん - 8時 じ に再 さい 放送 ほうそう され、2023年 ねん 9月 がつ 4日 にち から11月20日 にち まではNHK総合 そうごう で月 つき - 金曜 きんよう (祝日 しゅくじつ を除 のぞ く)14時 じ 45分 ふん - 15時 じ [4] 、11月29日 にち からは放送 ほうそう 時間 じかん を14時 じ 15分 ふん に繰 く り上 あ げ、12月28日 にち まで3話 わ 連続 れんぞく で再 さい 放送 ほうそう していたが[5] 、年末年始 ねんまつねんし の放送 ほうそう 休止 きゅうし 期間 きかん 中 ちゅう の2024年 ねん 1月 がつ 1日 にち に発生 はっせい した令 れい 和 わ 6年 ねん 能登半島 のとはんとう 地震 じしん の影響 えいきょう により、その後 ご も特別 とくべつ 報道 ほうどう 番組 ばんぐみ が組 く まれたため休止 きゅうし 期間 きかん が延長 えんちょう 、1月 がつ 10日 とおか から再 さい 放送 ほうそう を再開 さいかい した[6] [注釈 ちゅうしゃく 1] 。第 だい 213回 かい 国会 こっかい 中継 ちゅうけい による休止 きゅうし などを挟 はさ み、2月 がつ 28日 にち まで(同日 どうじつ のみ14時 じ 15分 ふん - 14時 じ 45分 ふん )放送 ほうそう 。
ドラマの舞台 ぶたい 、ハワイ・ホノルル市 し 郡 ぐん 中心 ちゅうしん 街 がい
ヒロインオーディションには2512人 にん が応募 おうぼ した[8] 。
舞台 ぶたい は、岐阜 ぎふ 県 けん (旧 きゅう 高山市 たかやまし ・古川 ふるかわ 町 まち ・郡上 ぐじょう 八幡 やはた )、東京 とうきょう 都 と 、ハワイ州 しゅう ホノルル で、岐阜 ぎふ 県 けん が主 おも な舞台 ぶたい の1つになった最初 さいしょ の作品 さくひん である[9] 。
2002年 ねん の初 はつ 放送 ほうそう 時 じ の平均 へいきん 視聴 しちょう 率 りつ は23.3%、最高 さいこう 視聴 しちょう 率 りつ は27.5%(関東 かんとう 地区 ちく 、ビデオリサーチ 調 しら べ)[1] 。
次 つぎ 作 さく ヒロインへのバトンタッチセレモニーは万博記念公園 ばんぱくきねんこうえん (大阪 おおさか 府 ふ 吹田 すいた 市 し )にある太陽 たいよう の塔 とう で行 おこな われた[10] 。
視覚 しかく 障害 しょうがい 者 しゃ 向 む けの解説 かいせつ 放送 ほうそう は、前作 ぜんさく 『ほんまもん 』を以 もっ て卒業 そつぎょう した関根 せきね 信昭 のぶあき の後任 こうにん として、江原 えばら 正 ただし 士 し が本 ほん 作 さく から担当 たんとう した。
第 だい 1週 しゅう 『かわいい子 こ には旅 たび をさせよ』[ 編集 へんしゅう ]
松下 まつした さくら (エリザベス・さくら・松下 まつした )はアメリカ 、ハワイ 生 う まれの日系 にっけい 4世 せい (父 ちち が日系 にっけい 3世 せい 、母 はは が日本人 にっぽんじん )でハワイ大学 はわいだいがく マノア校 こう 在学 ざいがく 中 ちゅう 。大学 だいがく で日本 にっぽん の英語 えいご 教師 きょうし の募集 ぼしゅう を見 み たさくらは日本 にっぽん 行 い きを決意 けつい 。大学 だいがく 卒業 そつぎょう 後 ご 来日 らいにち し、母 はは の実家 じっか である東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か を頼 たよ る。しかし就職 しゅうしょく 先 さき の「東京 とうきょう あけぼの中学校 ちゅうがっこう 」から突然 とつぜん 、岐阜 ぎふ 県 けん ・飛騨 ひだ の「高山 たかやま あけぼの中学校 ちゅうがっこう 」の赴任 ふにん を命 めい じられる。急遽 きゅうきょ 父方 ちちかた 祖母 そぼ の故郷 こきょう である飛騨 ひだ 地方 ちほう に飛 と んださくらは、温泉 おんせん で出会 であ った桂木 かつらぎ 慶 けい 介 かい とひと騒動 そうどう になるが、彼 かれ はあけぼの中学 ちゅうがく の教員 きょういん だった。
第 だい 2週 しゅう 『郷 さと に入 はい っては郷 さと に従 したが え』[ 編集 へんしゅう ]
あけぼの中学 ちゅうがく にALT として赴任 ふにん したさくらは、桂木 かつらぎ のクラスの副 ふく 担任 たんにん となる。だがあけぼの中学 ちゅうがく は進学校 しんがくこう として有名 ゆうめい な男子校 だんしこう で、英語 えいご 担当 たんとう の沢田 さわだ は自由 じゆう な授業 じゅぎょう を許 ゆる さない。さくらは在日 ざいにち 外国 がいこく 人 じん が集 つど う「〈俺 おれ 〉鳴門 なると (れおなるど[注釈 ちゅうしゃく 2] )」で憂 う さを晴 は らすが、お茶 ちゃ くみ、セクハラに耐 た え兼 か ね、東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か に帰 かえ ってしまう。
第 だい 3週 しゅう 『雨 あめ 降 ふ って地 ち 固 かた まる』[ 編集 へんしゅう ]
さくらの祖父 そふ ・功 こう はさくらを諭 さと し、さくらはしぶしぶ高山 こうざん に戻 もど るが辞職 じしょく を申 もう し出 で る。さくらを慕 した う生徒 せいと たちは沢田 さわだ の授業 じゅぎょう をボイコット。さくらは辞職 じしょく を撤回 てっかい し、二度 にど と職場 しょくば 放棄 ほうき はしないと誓 ちか う。同 おな じ寮 りょう に住 す むさくらと桂木 かつらぎ の仲 なか が噂 うわさ になり、さくらは引 ひ っ越 こ しを決意 けつい 。家庭 かてい 訪問 ほうもん で訪 おとず れた沼田 ぬまた 家 か に下宿 げしゅく する。
第 だい 4週 しゅう 『住 す めば都 と 』[ 編集 へんしゅう ]
さくらが沼田 ぬまた 家 か に引 ひ っ越 こ して間 あいだ もなく、名古屋 なごや に嫁 とつ いでいた長女 ちょうじょ ・みどりが離婚 りこん するつもりで帰 かえ ってくる。さくらは夫 おっと の信也 しんや と会話 かいわ すべきと主張 しゅちょう するが、みどりの決意 けつい はゆるがない。さらにみどりの妊娠 にんしん が発覚 はっかく 。さくらは桂木 かつらぎ と名古屋 なごや に赴 おもむ き、あとから来 き たみどりと信也 しんや に話 はな し合 あ いをさせる。みどりは離婚 りこん し、一人 ひとり で子供 こども を産 う み育 そだ てることになった。
第 だい 5週 しゅう 『昨日 きのう の敵 てき は今日 きょう の友 とも 』[ 編集 へんしゅう ]
子供 こども の教育 きょういく 問題 もんだい をめぐって仲 なか の悪 わる い嫁 よめ ・筆 ふで 子 こ と姑 しゅうと ・たね。中学生 ちゅうがくせい の英語 えいご スピーチコンテストが開催 かいさい されることを知 し り、さくらは生徒 せいと に参加 さんか を呼 よ びかけるが、尻込 しりご みした生徒 せいと たちは大 だい 介 かい に押 お し付 つ ける。沼田 ぬまた 家 か では健一 けんいち が連 つ れてきた商店 しょうてん 会 かい の人々 ひとびと と急遽 きゅうきょ 宴会 えんかい が開 ひら かれるが、泥酔 でいすい した筆 ふで 子 こ は不満 ふまん をぶちまける。翌日 よくじつ 、筆 ふで 子 こ は荷物 にもつ をまとめて家 いえ を出 で ようとするが、夜 よ な夜 よ な出 で かける健一 けんいち が浮気 うわき しているとの噂 うわさ が入 はい る。筆 ふで 子 こ とたねは結束 けっそく 。筆 ふで 子 こ はさくらと紳士 しんし 服 ふく 店 てん の女 おんな 主人 しゅじん ・海原 うなばら 涼子 りょうこ のもとに押 お し掛 か けるが、健一 けんいち は店 みせ を宣伝 せんでん するためインターネットを習 なら っていたことが判明 はんめい 。筆 ふで 子 こ はへそくりでパソコンを購入 こうにゅう 。さくらにはお礼 れい に着物 きもの を譲 ゆず る。たねはさくらに筆 ふで 子 こ は「同士 どうし 」だと語 かた る。コンテスト参加 さんか に反対 はんたい する沢田 さわだ に、さくらは必 かなら ず大 だい 介 かい を入賞 にゅうしょう させると宣言 せんげん する。
第 だい 6週 しゅう 『人 ひと は見 み かけによらぬもの』[ 編集 へんしゅう ]
大 だい 介 かい とスピーチコンテストの練習 れんしゅう に励 はげ むさくらのもとに商店 しょうてん 街 がい の面々 めんめん が英会話 えいかいわ のレッスンに押 お し掛 か ける。だがさくらは高熱 こうねつ を出 だ して寝込 ねこ む。心配 しんぱい した婚約 こんやく 者 しゃ のロバートが来日 らいにち 。ハンサムで紳士 しんし 的 てき なロバートに沼田 ぬまた 家 か の女性 じょせい 陣 じん はうっとり。熱 ねつ が下 さ がったさくらは教職 きょうしょく に復帰 ふっき し、大介 だいすけ とのスピーチコンテストの練習 れんしゅう も再開 さいかい 。更 さら に高松 たかまつ も参加 さんか 表明 ひょうめい し、ロバートも指導 しどう 役 やく に加 くわ わる。沢田 さわだ はいい顔 がお をしないがこっそり差 さ し入 い れを届 とど ける。コンテストは高松 たかまつ が優勝 ゆうしょう し、大 だい 介 かい が特別 とくべつ 賞 しょう を受賞 じゅしょう 。さくらは校長 こうちょう から日本 にっぽん の英語 えいご 教育 きょういく では口語 こうご より文章 ぶんしょう 体 たい を混 ま ぜた「ジャパニーズイングリッシュ」を教 おし えていると聞 き かされ、沢田 さわだ からは英会話 えいかいわ と受験 じゅけん 英語 えいご での苦悩 くのう を打 う ち明 あ けられる。さくらは自分 じぶん なりのやり方 かた で沢田 さわだ の授業 じゅぎょう をサポートすると決 き める。ロバートは桂木 かつらぎ の部屋 へや でMBAの証書 しょうしょ を発見 はっけん して驚 おどろ く。桂木 かつらぎ は東京 とうきょう の証券 しょうけん マンから教師 きょうし に転 てん じていた。桂木 かつらぎ の依頼 いらい でロバートはクラスで日本語 にほんご スピーチを行 おこな いハワイに帰国 きこく する。
第 だい 7週 しゅう 『嘘 うそ から出 で たまこと』[ 編集 へんしゅう ]
竹下 たけした 教頭 きょうとう が上 うわ の空 そら 。竹下 たけした の妻 つま が学校 がっこう を訪 たず ね、夫 おっと が娘 むすめ の結婚 けっこん 資金 しきん 一 いち 千 せん 万 まん 円 えん を使 つか いこんだ上 うえ 、共済 きょうさい 金 きん から借 か り入 い れもしていると訴 うった える。「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」で竹下 たけした が相場 そうば 師 し と一緒 いっしょ にいるのを見 み かけたさくらと桂木 かつらぎ は詐欺 さぎ にあったと疑 うたが うが、竹下 たけした は校長 こうちょう のき取 きと りに金 かね は返 かえ ってくると言 い う。桂木 かつらぎ のクラスで宮崎 みやざき 雅弘 まさひろ の財布 さいふ 盗難 とうなん 事件 じけん が発生 はっせい 。高橋 たかはし 智史 さとし が目撃 もくげき した牛丸 うしまる 彰 あきら が疑 うたが われるが、桂木 かつらぎ は彰 あきら を信 しん じ不問 ふもん とする。竹下 たけした が信用組合 しんようくみあい に借金 しゃっきん を申 もう し込 こ んだことが発覚 はっかく 。竹下 たけした を騙 だま していたのは元 もと 教 おし え子 ご の倉持 くらもち 正隆 まさたか だった。さくらは憤慨 ふんがい するが、校長 こうちょう も桂木 かつらぎ も静観 せいかん する。竹下 たけした は高校 こうこう 時代 じだい の倉持 くらもち が野球 やきゅう 部 ぶ の傷害 しょうがい 事件 じけん の罪 つみ を被 こうむ って停学 ていがく になったことを語 かた り教 おし え子 ご を信 しん じたいという。それを聞 き いた倉持 くらもち は竹下 たけした に金 かね を一部 いちぶ 返 かえ して自首 じしゅ する。雅 まさ 弘 ひろし は桂木 かつらぎ に失 しつ くした財布 さいふ が家 いえ で出 で てきたと告白 こくはく 。桂木 かつらぎ はクラスで謝罪 しゃざい させる。生徒 せいと たちは騒然 そうぜん となるが、桂木 かつらぎ は彰 あきら を信 しん じていた者 もの はいたかと問 と い、全員 ぜんいん が彰 あきら に謝罪 しゃざい する。さくらは教師 きょうし の仕事 しごと の重要 じゅうよう さを実感 じっかん する。
第 だい 8週 しゅう 『縁 えん は異 こと なもの味 あじ なもの』[ 編集 へんしゅう ]
夏休 なつやす みに入 はい ると、桂木 かつらぎ は生徒 せいと を東京 とうきょう 校 こう へ補習 ほしゅう 授業 じゅぎょう に引率 いんそつ する。さくらは東京 とうきょう の祖父 そふ の功 こう がぎっくり腰 ごし で倒 たお れたとの知 し らせで上京 じょうきょう する。入 い れ違 ちが いに妹 いもうと のももが沼田 ぬまた 家 か を訪問 ほうもん 。さくらは功 こう を介護 かいご 。飛騨 ひだ を満喫 まんきつ したももが沢田 さわだ と上京 じょうきょう 。ももは母親 ははおや と絶縁 ぜつえん している功 こう を責 せ めたてる。生物 せいぶつ 学 がく を専攻 せんこう するももは金魚 きんぎょ を熱心 ねっしん に研究 けんきゅう 。功 こう はもものために古 ふる い資料 しりょう を探 さが してまた腰 こし を痛 いた める。功 こう とももは徐々 じょじょ に打 う ち解 と ける。夏季 かき 講習 こうしゅう を終 お えた桂木 かつらぎ はさくらとももを曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう の家 いえ に行 い かせる。姉妹 しまい は理事 りじ 長 ちょう の部屋 へや で祖母 そぼ の淑子 としこ の写真 しゃしん を発見 はっけん 。曙 あけぼの は淑子 としこ と結婚 けっこん の約束 やくそく をしていたが戦争 せんそう に引 ひ き裂 さ かれ、淑子 としこ はハワイに嫁 とつ いでいた。ももは電話 でんわ で二 に 人 にん に話 はなし をさせる。
第 だい 9週 しゅう 『口 くち と腹 はら はちがうもの』[ 編集 へんしゅう ]
さくらとももは絶縁 ぜつえん している母親 ははおや の響子 きょうこ と功 こう を仲直 なかなお りさせようと考 かんが え、電話 でんわ で功 こう が重病 じゅうびょう だと嘘 うそ をつく。響子 きょうこ 、淑子 としこ 、一朗 いちろう が急 いそ ぎ来日 らいにち するが、あっさり嘘 うそ はばれ、二人 ふたり はますます意固地 いこじ になる。一朗 いちろう が挨拶 あいさつ に行 い っても、功 こう は狸寝入 たぬきねい りで無視 むし するが、翌日 よくじつ 功 こう の方 ほう から頭 あたま を下 さ げる。さくらとももは恥 は ずかしいと渋 しぶ る淑子 としこ を東京 とうきょう 見物 けんぶつ と言 い って連 つ れ出 だ し、曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう の家 いえ を訪問 ほうもん 。淑子 としこ と曙 あけぼの は58年 ねん ぶりの再会 さいかい を果 は たし語 かた らう。さくらたちは喜 よろこ ぶが、一朗 いちろう は穏 おだ やかでない。相変 あいか わらず口 くち をきかない響子 きょうこ と功 こう 。淑子 としこ の提案 ていあん で、翌日 よくじつ 一家 いっか は響子 きょうこ と功 こう を残 のこ して外出 がいしゅつ し曙 あけぼの の家 いえ にこもる。それでも仲直 なかなお りしない父 ちち 娘 むすめ の様子 ようす に一同 いちどう は帰 かえ りを遅 おく らせる。功 こう と響子 きょうこ は二 に 人 にん きりで夕食 ゆうしょく をとる。さくらは桂木 かつらぎ とこっそり様子 ようす を見 み に行 い き、仲直 なかなお りしたと思 おも い線香 せんこう 花火 はなび を置 お いていくが、ささいなことから二 に 人 にん は口論 こうろん になり、さくらが止 と めに入 はい る。さくらが泣 な いて飛 と び出 だ したあと、功 こう は線香 せんこう 花火 はなび を見 み つける。さくらは皆 みな が待 ま つ曙 あけぼの の家 いえ で二人 ふたり を再会 さいかい させたことを後悔 こうかい するが、淑子 としこ はとことん話 はな し合 あ わせようと言 い う。一同 いちどう が帰宅 きたく すると、響子 きょうこ と功 こう は線香 せんこう 花火 はなび をしながら静 しず かに語 かた らっていた。数日 すうじつ 後 ご 、松下 まつした 家 か は飛騨 ひだ に向 む かうが、一朗 いちろう は功 こう に初 はじ めて結婚 けっこん の挨拶 あいさつ をして「娘 むすめ を頼 たの む」の答 こた えをもらう。川口 かわぐち も響子 きょうこ に「好 す きだったが結婚 けっこん で吹 ふ っ切 き れた」と告白 こくはく し、響子 きょうこ を送 おく り出 だ す。旅立 たびだ つ松下 まつした 家 か に桂木 かつらぎ と曙 あけぼの も帯同 たいどう する。
第 だい 10週 しゅう 『親 おや の心子 しんこ 知 し らず』[ 編集 へんしゅう ]
飛騨 ひだ の沼田 ぬまた 家 か を訪 おとず れた松下 まつした 家 か に、沼田 ぬまた 一家 かずや は「ふるまい」を行 おこな い、謡 うたい 「若松 わかまつ さま」で歓迎 かんげい する。翌日 よくじつ 飛騨 ひだ に台風 たいふう が接近 せっきん 。淑子 としこ と曙 あけぼの はあけぼの寮 りょう に泊 と まることになる。沼田 ぬまた 家 か では佳奈子 かなこ が帰 かえ らないと騒 さわ ぎになる。翌朝 よくあさ カラオケボックスに閉 と じ込 こ められていた佳奈子 かなこ が先輩 せんぱい ・田上 たうえ 隆介 りゅうすけ (演 えんじ - 斉藤 さいとう 拓 たく )と帰宅 きたく 。父親 ちちおや の健一 けんいち は佳奈子 かなこ に平手打 ひらてう ちして叱 しか りつけるが、一朗 いちろう はそれを咎 とが める。だが一朗 いちろう も朝帰 あさがえ りした淑子 としこ と曙 あけぼの にきつくあたり健 けん 一 いち から自分 じぶん と同 おな じだと指摘 してき される。佳奈子 かなこ と健一 けんいち は仲直 なかなお りしたが、一朗 いちろう は一人 ひとり で父親 ちちおや の故郷 こきょう の白川郷 しらかわごう へ行 い ってしまう。翌日 よくじつ の中学 ちゅうがく 登校 とうこう 日 び にさくら一家 いっか も同行 どうこう 。校長 こうちょう 室 しつ で話 はな していると、白川郷 しらかわごう から帰 かえ った一朗 いちろう が合流 ごうりゅう し、移民 いみん だった父親 ちちおや に思 おも いを馳 は せたと語 かた る。さくら一家 いっか は生徒 せいと たちと給食 きゅうしょく を試食 ししょく 。校長 こうちょう の頼 たの みで一 いち 朗 ろう は生徒 せいと たちの前 まえ で日本人 にっぽんじん 移民 いみん の歴史 れきし を話 はな す。淑子 としこ はホレホレ節 ぶし を歌 うた い涙 なみだ ぐむ。一朗 いちろう は自分 じぶん がアメリカ人 じん でも日本 にっぽん の血 ち をひいていることを忘 わす れないとの言葉 ことば で話 はなし を終 お える。さくらは教室 きょうしつ に亡 な き祖父 そふ 武 たけ 朗 あきら の姿 すがた を見 み て驚 おどろ く。帰宅 きたく した淑子 としこ は一 いち 朗 ろう に「武 たけ 朗 あきら と結婚 けっこん して幸 しあわ せだった」と語 かた る。沼田 ぬまた 家 か でお盆 ぼん の法要 ほうよう を済 す ませた松下 まつした 一家 かずや は帰国 きこく 。さくらは郡上 こおりかみ 八幡 やはた の実家 じっか に帰 かえ る桂木 かつらぎ に婚約 こんやく 者 しゃ になってくれと頼 たの まれ仰天 ぎょうてん する。
第 だい 11週 しゅう 『嘘 うそ も方便 ほうべん 』[ 編集 へんしゅう ]
桂木 かつらぎ はしつこくお見合 みあ いを勧 すす められるのを防 ふせ ぐためさくらに婚約 こんやく 者 しゃ のふりをしてほしいと言 い う。さくらは怒 おこ るが、郡上 こおりかみ 八幡 やはた のお祭 まつ りに興味 きょうみ を持 も ち、沼田 ぬまた 家 か の面々 めんめん にもすすめられて、桂木 かつらぎ の帰省 きせい に同行 どうこう 。桂 かつら 木 こ の実 み 家 か ではお見合 みあ い相手 あいて が待 ま っていたが、桂木 かつらぎ はさくらを紹介 しょうかい し見合 みあ いは中止 ちゅうし 。桂木 かつらぎ の母 はは ・諌子はさくらを気 き に入 い るが、さくらは気 き がとがめる。翌日 よくじつ 、さくらは諌子に嘘 うそ をついていたことを告白 こくはく し謝罪 しゃざい するが、諌子は引 ひ き止 と める。昨日 きのう の見合 みあ い相手 あいて は桂木 かつらぎ が高校 こうこう 時代 じだい に交際 こうさい していた戸田 とだ 真樹子 まきこ だった。桂木 かつらぎ は真樹子 まきこ に怪我 けが をさせた負 お い目 め があった。さくらは桂木 かつらぎ と真樹子 まきこ を復縁 ふくえん させようと奮闘 ふんとう し、二人 ふたり を桂木 かつらぎ 家 か で再 ふたた びお見合 みあ いさせる。話 はな し合 あ いの末 すえ 、広告 こうこく 代理 だいり 店 てん 勤務 きんむ の真樹子 まきこ は東京 とうきょう に戻 もど る。さくらは浴衣 ゆかた 姿 すがた で桂木 かつらぎ 母子 ぼし と郡上 ぐじょう 踊 おど りを楽 たの しみ、飛騨 ひだ に帰 かえ る。
新 しん 学期 がっき が始 はじ まるが、生徒 せいと たちの間 あいだ で夜 よる の校舎 こうしゃ に幽霊 ゆうれい が出 で ると噂 うわさ が立 た つ。さくらは桂木 かつらぎ 、沢田 さわだ と夜 よる の校舎 こうしゃ を見回 みまわ り、校長 こうちょう 室 しつ で女 おんな の笑 わら い声 ごえ を耳 みみ にする。
第 だい 12週 しゅう 『義 ぎ を見 み てせざるは勇 いさみ なきなり』[ 編集 へんしゅう ]
幽霊 ゆうれい の正体 しょうたい は教員 きょういん の花園 はなぞの まどかと守口 もりぐち 武 たけし の逢 あ い引 び きだった。沢田 さわだ は怒 おこ るが中曽根 なかそね 校長 こうちょう は2人 ふたり を不問 ふもん にする。学校 がっこう に沢田 さわだ の元 もと 妻 つま ・松本 まつもと なよ子 こ が訪 たず ねてくる。なよ子 こ は沢田 さわだ と離婚 りこん 後 ご 、声楽 せいがく 家 か として大成 たいせい していた。沢田 さわだ との復縁 ふくえん が叶 かな わないなよ子 こ はさくらに英語 えいご の歌 うた の発音 はつおん 指導 しどう を頼 たの む。なよ子 こ は嫁 よめ 姑 しゅうと 問題 もんだい で1年 ねん 半 はん 前 ぜん 離婚 りこん したという。さくらはなよ子 こ と沢田 さわだ を話 はな し合 あ わせようと2人 ふたり をあけぼの寮 りょう に呼 よ び出 だ すが、沢田 さわだ は拒絶 きょぜつ 。校長 こうちょう はさくらに、なよ子 こ は別 べつ の男性 だんせい にプロポーズされているが沢田 さわだ に心残 こころのこ りがあるらしいと話 はな す。なよ子 こ はあきらめると言 い うがさくらは納得 なっとく いかない。なよ子 こ は次 つぎ の日曜 にちよう に校長 こうちょう の家 いえ で別 べつ の男性 だんせい と結納 ゆいのう の予定 よてい 。校長 こうちょう は重 かさ ねて沢田 さわだ の気持 きも ちを聞 き くが、沢田 さわだ はかまわないと言 い う。結納 ゆいのう の日 ひ 、「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」に集 あつ まった沢田 さわだ とさくらたちの前 まえ になよ子 こ が顔 かお を出 だ し、沢田 さわだ に結婚 けっこん 指輪 ゆびわ を返 かえ す。さくらたちに背中 せなか を押 お され、沢田 さわだ は校長 こうちょう の家 いえ に走 はし り、もう一度 いちど 話 はな し合 あ いたいと申 もう し出 で る。実 じつ はなよ子 こ は結納 ゆいのう を断 た っており、2人 ふたり は復縁 ふくえん に向 む けて踏 ふ み出 だ す。守口 もりぐち と花園 はなぞの は婚約 こんやく 。さくらは来日 らいにち 直前 ちょくぜん 、ロバートにプロポーズされてすぐイエスと答 こた えたことを「自分 じぶん の心 しん の声 こえ に従 したが ったか」と自問自答 じもんじとう する。
第 だい 13週 しゅう 『とらぬ狸 たぬき の皮算用 かわざんよう 』[ 編集 へんしゅう ]
筆 ふで 子 こ の小説 しょうせつ が岐阜 ぎふ 県 けん ふるさと文学 ぶんがく 賞 しょう 最優秀 さいゆうしゅう 賞 しょう に選 えら ばれ、地元 じもと 新聞 しんぶん 社 しゃ が突然 とつぜん 取材 しゅざい に来 く る。記事 きじ が出 で ると筆 ふで 子 こ に取材 しゅざい が殺到 さっとう 。さらに東京 とうきょう の文芸 ぶんげい 誌 し から書 か き下 お ろし原稿 げんこう 60枚 まい の依頼 いらい が来 く る。たねは家族 かぞく をモデルにしないこと、仕事 しごと をおろそかにしないことを条件 じょうけん に執筆 しっぴつ を許可 きょか 。筆 ふで 子 こ は「朝比奈 あさひな 薫子 かおるこ 」のペンネームで新作 しんさく 小説 しょうせつ を書 か き始 はじ めるが、健一 けんいち は不機嫌 ふきげん 。さくらの提案 ていあん で沼田 ぬまた 一家 かずや は家事 かじ を当番制 とうばんせい にする。だが筆 ふで 子 こ はアイデアが出 で ず、さくらをモデルにしたいと生 お い立 た ちや恋愛 れんあい 経験 けいけん をき出 きだ す。ロバートの東京 とうきょう 出張 しゅっちょう にあわせて、さくらは上京 じょうきょう 。神山 かみやま 家 か でロバートと話 はな し合 あ ったさくらは結婚 けっこん への迷 まよ いが吹 ふ っ切 き れる。突然 とつぜん 筆 ふで 子 こ が失踪 しっそう 。飛騨 ひだ に戻 もど ったさくらは「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」で泥酔 でいすい した筆 ふで 子 こ を発見 はっけん 。筆 ふで 子 こ は締切 しめきり を延 の ばしても全 まった く書 か けないと嘆 なげ く。たねは、若 わか い頃 ころ ろうけつ染 ぞ めのプロになろうとして挫折 ざせつ した経験 けいけん から筆 ふで 子 こ を応援 おうえん したと慰 なぐさ める。筆 ふで 子 こ は小説 しょうせつ を辞 や めて賞金 しょうきん を家族 かぞく に配 くば り、主婦 しゅふ に戻 もど る。臨月 りんげつ のみどりは沼田 ぬまた 家 か で自宅 じたく 出産 しゅっさん すると宣言 せんげん する。
第 だい 14週 しゅう 『案 あん ずるより産 う むが易 やす し』[ 編集 へんしゅう ]
みどりは自分 じぶん を取 と り上 あ げた助産 じょさん 師 し の野本 のもと トキを頼 たの み自宅 じたく 出産 しゅっさん に備 そな えるが、たねは心配 しんぱい する。元 もと 夫 おっと の鮎 あゆ 沢 さわ 信也 しんや は復縁 ふくえん したいと手紙 てがみ を送 おく り続 つづ けていた。中学 ちゅうがく でゲーム「殺人 さつじん ミッション」が流行 はや り教員 きょういん たちは指導 しどう に悩 なや む。さくらは桂木 かつらぎ に頼 たの み保健 ほけん 体育 たいいく で出産 しゅっさん の授業 じゅぎょう をしてもらうが、生徒 せいと たちはふざけるばかりでさくらは失望 しつぼう する。筆 ふで 子 こ は賞金 しょうきん の残 のこ りで温泉 おんせん 旅行 りょこう を計画 けいかく 。週末 しゅうまつ 、健一 けんいち ・筆 ふで 子 こ ・孫作 まごさく ・たねは店 みせ を休 やす んで旅行 りょこう 、佳奈子 かなこ は合宿 がっしゅく 、省一 しょういち は出張 しゅっちょう 。沼田 ぬまた 家 か はみどり・さくら・大介 だいすけ ・拓也 たくや が残 のこ されるが、予定 よてい 日 び より早 はや くみどりが産気 さんけ づく。さくらは奔走 ほんそう するが、鮎沢 あゆざわ が顔 かお を出 だ した途端 とたん 陣痛 じんつう はおさまり、みどりは怒 おこ って鮎沢 あゆざわ を追 お い出 だ す。翌日 よくじつ 再 ふたた び陣痛 じんつう が始 はじ まりトキが呼 よ ばれる。偶然 ぐうぜん 沼田 ぬまた 家 か に来 き た桂木 かつらぎ と大介 だいすけ の友人 ゆうじん たちも泊 と まり込 こ みで出産 しゅっさん を待 ま つ。みどりは鮎沢 あゆざわ の立 た ち合 あ いで女児 じょじ を出産 しゅっさん 。帰宅 きたく した筆 ふで 子 こ たちは驚 おどろ き喜 よろこ ぶ。みどりと鮎沢 あゆざわ は世話 せわ になったさくらの名 な をとって娘 むすめ に「さくら」と命名 めいめい 。東京 とうきょう の神山 かみやま 夫妻 ふさい と川口 かわぐち が出産 しゅっさん 祝 いわ いに沼田 ぬまた 家 か を訪問 ほうもん 。功 こう は川口 かわぐち の再婚 さいこん 相手 あいて にみどりを考 かんが える。大 だい 介 かい たちはゲームから卒業 そつぎょう する。
第 だい 15週 しゅう 『苦 く は楽 らく の種 たね 』[ 編集 へんしゅう ]
川口 かわぐち とみどりはまんざらでもない様子 ようす 。中学 ちゅうがく の文化 ぶんか 祭 さい で2年 ねん C組 ぐみ はハワイフェスに決定 けってい 。さくらはフラダンスを教 おし えるが、竹内 たけうち 教頭 きょうとう はC組 ぐみ の模擬 もぎ 試験 しけん の成績 せいせき が下 さ がったのを理由 りゆう にC組 ぐみ の文化 ぶんか 祭 さい 参加 さんか を禁止 きんし する。桂木 かつらぎ は次 つぎ の模擬 もぎ 試験 しけん で平均 へいきん 点 てん を5点 てん 上 あ げれば文化 ぶんか 祭 さい 参加 さんか できるよう交渉 こうしょう 。各 かく 科目 かもく の補習 ほしゅう 授業 じゅぎょう が始 はじ まるが、成績 せいせき の悪 わる い竹内 たけうち 遼 りょう 平 たいら ・大久保 おおくぼ 潤 じゅん ・牛丸 うしまる 彰 あきら は試験 しけん を病欠 びょうけつ して平均 へいきん 点 てん を上 あ げることを目論 もくろ む。それを大 だい 介 かい から聞 き いた桂木 かつらぎ は悩 なや み、さくらは受験 じゅけん システムに疑問 ぎもん を持 も つが、校長 こうちょう は曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう が「苦 く は楽 らく の種 たね 」の意 い で進学校 しんがくこう を作 つく ったと説明 せつめい 。桂木 かつらぎ は生徒 せいと たちに元 もと 中学 ちゅうがく 教師 きょうし の母親 ははおや がテストの平均 へいきん 点 てん を上 あ げるため一部 いちぶ の生徒 せいと を欠席 けっせき させたのを未 いま だに悔 く やんでいると話 はな す。試験 しけん 当日 とうじつ 、彰 あきら ・潤 じゅん ・遼 りょう 平 たいら は試験 しけん 開始 かいし ギリギリに登校 とうこう 。全員 ぜんいん 受験 じゅけん は叶 かな ったものの平均 へいきん 点 てん は届 とど かなかった。職員 しょくいん 室 しつ では生徒 せいと の努力 どりょく を認 みと めるべきとする教員 きょういん と反対 はんたい する教頭 きょうとう が紛糾 ふんきゅう 。沢田 さわだ が英語 えいご の出題 しゅつだい ミスを発見 はっけん し、平均 へいきん 点 てん が繰 く り上 あ がったことでC組 ぐみ の文化 ぶんか 祭 さい 参加 さんか が認 みと められる。
第 だい 16週 しゅう 『合 あ わぬ蓋 ぶた あれば合 あ う蓋 ぶた あり』[ 編集 へんしゅう ]
文化 ぶんか 祭 さい の準備 じゅんび が進 すす む中 なか 、さくらと桂木 かつらぎ の仲 なか が噂 うわさ になる。省一 しょういち は桂木 かつらぎ にさくらとの仲 なか を、養護 ようご 教諭 きょうゆ の勅使河原 てしがわら 容子 ようこ はさくらに桂木 かつらぎ との仲 なか を取 と り持 も ってくれるよう頼 たの む。4人 にん で食事 しょくじ 会 かい になるが、さくらと桂木 かつらぎ がしょっちゅうつるんでいることがばれ、微妙 びみょう な雰囲気 ふんいき になる。沼田 ぬまた 家 か にロバートの父 ちち マイケル・ホフマンが来 く る。ロバートも高山 たかやま のホテル建設 けんせつ のため来日 らいにち 。文化 ぶんか 祭 さい の練習 れんしゅう を見学 けんがく したホフマンは生 なま のハワイアンバンドを手配 てはい する。文化 ぶんか 祭 さい 当日 とうじつ 、生徒 せいと はフラダンスの他 ほか 、ホフマンを司祭 しさい 役 やく にして桂木 かつらぎ とさくらのハワイアンウェディングを行 おこな い盛況 せいきょう となる。その夜 よる の打 う ち上 あ げでロバートはさくらに婚約 こんやく 指輪 ゆびわ を渡 わた し正式 せいしき に婚約 こんやく する。周囲 しゅうい に祝福 しゅくふく されるさくらだが、ニューヨークに移住 いじゅう したあとのことを考 かんが えられず、ロバートと口論 こうろん になる。夏子 なつこ に「ぶつかるのを怖 こわ がらないで」とアドバイスされ、さくらは吹 ふ っ切 き れる。ロバートがさくらにホテル建設 けんせつ のため「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」の立 た ち退 の きが必要 ひつよう と連絡 れんらく してくる。
第 だい 17週 しゅう 『あちら立 た てればこちらが立 た たぬ』[ 編集 へんしゅう ]
さくらはレオナルドに立 た ち退 の きのことをい出 いだ せず桂木 かつらぎ に相談 そうだん するが答 こた えは出 で ない。沼田 ぬまた 家 か では孫作 まごさく が「三寺 みつでら (さんてら)まいり」[注釈 ちゅうしゃく 3] の大 だい ろうそく作 づく りに入 はい り、家族 かぞく 全員 ぜんいん が気 き を遣 つか う。「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」で10周年 しゅうねん 祝 いわ いが開 ひら かれるが、地主 じぬし の大江 おおえ から立 た ち退 の き通知 つうち が届 とど く。イボンヌたちは書類 しょるい にロバートの名前 なまえ を見 み つけて騒然 そうぜん 。板挟 いたばさ みになったさくらだが、地主 じぬし の嫌 いや がらせに憤慨 ふんがい し、立 た ち退 の き反対 はんたい 派 は につく。さくらは地主 じぬし を説得 せっとく するが、翌日 よくじつ ロバートが来店 らいてん し、レオナルドに立 た ち退 の きと引 ひ き換 か えにホテルに出店 しゅってん することを優遇 ゆうぐう するというが、レオナルドは拒否 きょひ し、さくらは悩 なや む。大 だい ろうそく作 づく りを終 お えた孫作 まごさく が「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」に来店 らいてん 。そこへロバートが高額 こうがく 小切手 こぎって でレオナルドと交渉 こうしょう するが、孫作 まごさく が激怒 げきど して倒 たお れる。
第 だい 18週 しゅう 『運 うん は天 てん にあり』[ 編集 へんしゅう ]
孫作 まごさく は過労 かろう と診断 しんだん され、入院 にゅういん を勧 すす められるが拒否 きょひ 。さくらとロバートはお互 たが い変 か わったと口論 こうろん になる。立 た ち退 の き反対 はんたい はレオナルドだけになり、夏子 なつこ も憔悴 しょうすい 。地主 じぬし の大江 おおえ は東京 とうきょう の息子 むすこ が人身 じんしん 事故 じこ で賠償金 ばいしょうきん を請求 せいきゅう され、土地 とち を売 う るしかないとレオナルドに泣 な きつく。翌日 よくじつ 、レオナルドと夏子 なつこ は立 た ち退 の きを決意 けつい 。契約 けいやく の日 ひ 、ロバートとレオナルドの前 まえ にベンたちが大江 おおえ を連 つ れてきて息子 むすこ の事故 じこ の話 はなし は全 すべ て嘘 うそ だと暴露 ばくろ 。だが疲 つか れきったレオナルドは立 た ち退 の き契約 けいやく に判 はん を押 お す。その後 ご の閉店 へいてん パーティで、レオナルドと夏子 なつこ はホテル出店 しゅってん を取 と り止 と め高山 こうざん を去 さ ると発表 はっぴょう 。さくらとロバートの仲 なか はギクシャクする。孫作 まごさく は床 ゆか に着 つ いたままで残 のこ りの大 だい ろうそくが作 つく れない。筆 ふで 子 こ に後押 あとお しされ、健一 けんいち が大 だい ろうそくを完成 かんせい させ、孫作 まごさく にも認 みと められる。さくらは沼田 ぬまた 一家 かずや と喜 よろこ ぶが、ロバートは桂木 かつらぎ に「さくらが日本人 にっぽんじん になってしまった」と密 ひそ かに語 かた る。ロバートの尽力 じんりょく でホテルの建設 けんせつ 地 ち が変 か わり、立 た ち退 の き問題 もんだい も解消 かいしょう 。ロバートはさくらにクリスマスに再 さい 来日 らいにち すると約束 やくそく する。
第 だい 19週 しゅう 『明日 あした は明日 あした の風 かぜ が吹 ふ く』[ 編集 へんしゅう ]
さくらは初 はじ めての雪 ゆき と沼田 ぬまた 家 か のクリスマスイブのパーティを楽 たの しむ。翌日 よくじつ 、さくらは来日 らいにち したロバートと「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」で会 あ うが、婚約 こんやく 解消 かいしょう を告 つ げられる。沼田 ぬまた 家 か や桂木 かつらぎ は心配 しんぱい するが、さくらは明 あか るく振 ふ る舞 ま う。さくらは年末年始 ねんまつねんし を東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か で過 す ごす。そこでも明 あか るく振 ふ る舞 ま うさくらだが、眠 ねむ れず千羽鶴 せんばづる を大量 たいりょう に折 お っていたのを見 み つかる。功 こう から「自分 じぶん に嘘 うそ をついてはいけない。気持 きも ちを吐 は き出 だ せ」と言 い われたさくらは、悲 かな しみを打 う ち明 あ け号泣 ごうきゅう する。
第 だい 20週 しゅう 『良薬 りょうやく 口 こう に苦 にが し』[ 編集 へんしゅう ]
はまは、心 しん の傷 きず が癒 い えず放心 ほうしん 状態 じょうたい のさくらに付 つ き添 そ い沼田 ぬまた 家 か に送 おく り届 とど ける。教員 きょういん の登校 とうこう 日 び にさくらは廊下 ろうか で倒 たお れ、家 いえ で寝 ね たきりになる。新 しん 学期 がっき になっても出勤 しゅっきん できないさくらを見舞 みま いに来 き た桂木 かつらぎ は、さくらの寝顔 ねがお を見 み て思 おも わず手 て で触 ふ れ、以来 いらい さくらを意識 いしき して沼田 ぬまた 家 か に行 い けなくなる。教員 きょういん たちはさくらを慰 なぐさ めるため、沢田 さわだ を見舞 みま いに行 い かせる。沢田 さわだ が自 みずか らの失恋 しつれん 体験 たいけん を語 かた ると、さくらは体 からだ も心 しん も言 い うことをきかないと涙 なみだ ぐむ。沢田 さわだ は桂木 かつらぎ がさくらの元 もと に行 い かない理由 りゆう を察 さっ し、桂木 かつらぎ に「苦 くる しんでいるのを見過 みす ごすな」と忠告 ちゅうこく する。桂木 かつらぎ はさくらがロバートへのクリスマスプレゼントに用意 ようい したシャツを着 き て現 あらわ れ、さくらにロバートとの思 おも い出 で を全部 ぜんぶ 思 おも い出 だ す荒療治 あらりょうじ を行 おこな う。翌日 よくじつ 、さくらは祖父 そふ の故郷 こきょう ・白川郷 しらかわごう を訪 たず ねる。ようやく吹 ふ っ切 き れたさくらは学校 がっこう に復帰 ふっき 。数日 すうじつ 後 ご 、さくらは着物 きもの 姿 すがた で桂木 かつらぎ を三 さん 寺 てら まいりに誘 さそ う。さくらと出掛 でか けた桂木 かつらぎ は突然 とつぜん さくらを抱 だ き締 し める。
第 だい 21週 しゅう 『恋 こい は思案 しあん のほか』[ 編集 へんしゅう ]
我 が に返 かえ ったさくらはあわてて逃 に げ出 だ す。翌日 よくじつ 、桂木 かつらぎ もさくらもぎこちない。沼田 ぬまた 家 か の女性 じょせい 陣 じん に相談 そうだん したさくらは桂木 かつらぎ に恋 こい をささやかれる夢 ゆめ を見 み るようになり、彼 かれ への好意 こうい を自覚 じかく する。だが桂木 かつらぎ から「なかったことにしてほしい」と懇願 こんがん され、さくらは憮然 ぶぜん とする。さくらは学校 がっこう や周囲 しゅうい から日本 にっぽん 滞在 たいざい を1年 ねん 延期 えんき するよう依頼 いらい される。その後 ご さくらと桂木 かつらぎ は仲直 なかなお りするが、一朗 いちろう は3月 がつ 末 まつ でハワイに帰 かえ るようさくらに命 めい じる。
第 だい 22週 しゅう 『遠 とお くて近 ちか きは男女 だんじょ の仲 なか 』[ 編集 へんしゅう ]
「ハワイ日系 にっけい 移民 いみん 研究所 けんきゅうじょ 」の責任 せきにん 者 しゃ に内定 ないてい した一朗 いちろう はさくらを助手 じょしゅ にしたいと言 い う。迷 まよ うさくらは生徒 せいと たちから帰 かえ らないでと懇願 こんがん され日本 にっぽん 滞在 たいざい を決意 けつい するが、一朗 いちろう から主任 しゅにん 研究 けんきゅう 員 いん に迎 むか えるとの知 し らせが届 とど く。さくらは桂木 かつらぎ に相談 そうだん するがそっけない。桂木 かつらぎ に引 ひ き留 と められたいさくらは桂木 かつらぎ に告白 こくはく しようとするが、一朗 いちろう からのE いー メールで日本 にっぽん とハワイの架 か け橋 はし になろうと思 おも い、ハワイ帰国 きこく を決 き めるが桂木 かつらぎ から「日本 にっぽん に残 のこ ってくれ」と引 ひ き留 と められる。ついに心 しん 通 つう じあった二人 ふたり だが、一朗 いちろう が来日 らいにち 。一朗 いちろう は桂木 かつらぎ に「さくらに架 か け橋 はし になるチャンスを与 あた えてほしい。それでも残 のこ したいなら諦 あきら める」と伝 つた えて帰国 きこく 。悩 なや む桂木 かつらぎ の元 もと へ、結婚 けっこん が決 き まった真樹子 まきこ が訪 おとず れる。桂木 かつらぎ はさくらに、真樹子 まきこ と結婚 けっこん すると嘘 うそ をつく。
第 だい 23週 しゅう 『鳴 な かぬ蛍 ぼたる が身 み を焦 こ がす』[ 編集 へんしゅう ]
真樹子 まきこ がさくらを訪 たず ねると、さくらは自分 じぶん を帰 かえ らせるための桂木 かつらぎ の嘘 うそ と見抜 みぬ いていた。さくらは電話 でんわ で桂木 かつらぎ の本心 ほんしん をただすが、桂木 かつらぎ は帰 かえ ったほうがいいと繰 く り返 かえ す。ついにさくらはハワイ帰国 きこく を決定 けってい 。さくらは晴 は れ晴 ば れとした気持 きも ちでいたが、沢田 さわだ や沼田 ぬまた 家 か の女性 じょせい 陣 じん は納得 なっとく できない。大 だい 介 かい はさくらたちの応援 おうえん で通学 つうがく 電車 でんしゃ で出会 であ った篠崎 しのざき えりかにラブレターを渡 わた し交換 こうかん 日記 にっき や勉強 べんきょう 会 かい を始 はじ めて成績 せいせき が上 あ がり筆 ひつ 子 こ を喜 よろこ ばせる。勅使河原 てしがわら は桂木 かつらぎ に告白 こくはく するが、桂木 かつらぎ は好 す きな人 ひと を忘 わす れられないと断 ことわ る。東京 とうきょう から来 き た川口 かわぐち がみどりに結婚 けっこん 前提 ぜんてい の交際 こうさい を申 もう し込 こ むが、みどりは返事 へんじ を保留 ほりゅう し文通 ぶんつう することにした。さくらのことが孫 まご 作 さく に知 し れると、孫作 まごさく は桂木 かつらぎ を呼 よ び出 だ し真意 しんい を問 と い質 ただ す。大 だい 介 かい はえりかが4月 がつ からイギリスに引 ひ っ越 こ すと落 お ち込 こ み成績 せいせき が下 さ がる。大 だい 介 かい はえりかと距離 きょり を置 お くが、さくらと桂木 かつらぎ の仲介 ちゅうかい で引 ひ っ越 こ しまで毎日 まいにち 会 あ うこと、離 はな れても文通 ぶんつう することになった。曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう のE いー メールでハワイの松下 まつした 家 か にもさくらの事情 じじょう が伝 つた わると、淑子 としこ がももを沼田 ぬまた 家 か に行 い かせる。
第 だい 24週 しゅう 『武士 ぶし は食 く わねど高楊枝 たかようじ 』[ 編集 へんしゅう ]
ももはさくらと桂木 かつらぎ を復縁 ふくえん させようと奔走 ほんそう するがうまくいかない。桂木 かつらぎ が顧問 こもん を勤 つと めるバスケ部 ぶ の練習 れんしゅう 中 ちゅう に部員 ぶいん が怪我 けが する事件 じけん が発生 はっせい 。練習 れんしゅう に立 た ち会 あ っていなかった桂木 かつらぎ を保護 ほご 者 しゃ たちは責 せ め立 たて て、PTA総会 そうかい では桂木 かつらぎ をクラス担任 たんにん からはずす意見 いけん が出 で る。自信 じしん をなくした桂木 かつらぎ は辞表 じひょう を提出 ていしゅつ 。C組 ぐみ 生徒 せいと たちや校長 こうちょう から桂木 かつらぎ を説得 せっとく するよう頼 たの まれたさくらは、桂木 かつらぎ に辞職 じしょく するなら自分 じぶん もハワイ研究 けんきゅう 員 いん をやめると宣言 せんげん 。C組 ぐみ 生徒 せいと たちは署名 しょめい を集 あつ めてくる。桂木 かつらぎ は辞表 じひょう を撤回 てっかい 。さくらはもう一度 いちど 桂木 かつらぎ に素直 すなお にぶつかってみようと決 き めてももとみどりが用意 ようい したかつらや女 おんな らしい服 ふく で桂木 かつらぎ の食事 しょくじ 会 かい に行 い く。さくらに気 き づかない桂木 かつらぎ はさくらをハワイ日系 にっけい 移民 いみん の象徴 しょうちょう でありいい仕事 しごと をしてほしい、個人 こじん の気持 きも ちは封 ふう じると語 かた る。それを聞 き いたさくらは改 あらた めてハワイ帰国 きこく を決意 けつい する。
第 だい 25週 しゅう 『会 あ うは別 わか れの始 はじ めなり』[ 編集 へんしゅう ]
さくら帰国 きこく まで10日 とおか 。荷造 にづく りをするさくらを沼田 ぬまた 家 か は寂 さび しく思 おも う。ハワイの松下 まつした 家 か を曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう が訪問 ほうもん 。曙 あけぼの は淑子 としこ にプロポーズするが、淑子 としこ はきっぱり断 ことわ る。帰国 きこく した曙 あけぼの から淑子 としこ の花嫁 はなよめ 姿 すがた を夢見 ゆめみ て戦争 せんそう を乗 の り切 き ったと聞 き いたさくらは、曙 あけぼの と淑子 としこ の形 かたち だけの結婚式 けっこんしき を思 おも い付 つ く。一朗 いちろう も二 に 人 にん の戦後 せんご が終 お わるならと賛成 さんせい する。教員 きょういん たちはさくらに別 わか れのプレゼントを贈 おく り、沢田 さわだ はなよ子 こ との再婚 さいこん する予定 よてい と報告 ほうこく する。C組 ぐみ でのお別 わか れ会 かい の最後 さいご にさくらは「仰 あお げば尊 とうと し」を歌 うた う。日本 にっぽん を去 さ る前日 ぜんじつ 、沼田 ぬまた 家 か の面々 めんめん もさくらと別 わか れを惜 お しむ。大 だい 介 かい はこっそり自作 じさく の和 わ ろうそくを渡 わた しハ代 だい 目 め になる決意 けつい を打 う ち明 あ ける。翌日 よくじつ 、さくらは中学 ちゅうがく に最後 さいご の挨拶 あいさつ に行 い く。桂木 かつらぎ はさくらにペンダント型 がた 時計 とけい を贈 おく る。生徒 せいと たちの「仰 あお げば尊 とうと し」に送 おく られさくらは飛騨 ひだ を旅立 たびだ つ。
第 だい 26週 しゅう 『かわいい子 こ には旅 たび をさせよ』[ 編集 へんしゅう ]
さくらは帰国 きこく 前 まえ 、東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か に泊 と まる。桂木 かつらぎ のもとにさくらから「あなたこそが日本 にっぽん 」と書 か かれた手紙 てがみ が届 とど く。中曽根 なかそね 校長 こうちょう は、曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう が学校 がっこう を中曽根 なかそね に譲 ゆず ってハワイに移住 いじゅう する予定 よてい であることを語 かた り、「融通無碍 ゆうずうむげ であれ」と桂木 かつらぎ に説 と く。翌日 よくじつ 、桂木 かつらぎ は上京 じょうきょう して神山 かみやま 家 か に飛 と び込 こ むが、さくらは帰国 きこく したあとだった。一 いち 年 ねん ぶりにハワイに戻 もど ったさくらは、ロバートにも再会 さいかい し、「いずれ彼 かれ (桂木 かつらぎ )と愛 あい し合 あ うことになる」と言 い われる。数日 すうじつ 後 ご 、曙 あけぼの が結婚 けっこん パーティのためにハワイに到着 とうちゃく し淑子 としこ に移住 いじゅう することを打 う ち明 あ ける。松下 まつした 家 か は曙 あけぼの を歓迎 かんげい し、一朗 いちろう は近所 きんじょ の空 あ き家 や を紹介 しょうかい する。パーティ当日 とうじつ 、さくらは東京 とうきょう のはまの電話 でんわ で桂木 かつらぎ が行 い き違 ちが いで訪 たず ねてきたと聞 き き落 お ち着 つ かなくなる。松下 まつした 家 か とロバートだけの結婚 けっこん パーティの最中 さいちゅう 、桂木 かつらぎ が駆 か け込 こ んでくる。桂木 かつらぎ は「俺 おれ だけのためにそばにいてほしい。日本 にっぽん で待 ま ってる」と叫 さけ び帰 かえ ってしまう。ももはさくらが桂木 かつらぎ にもらった時計 とけい が日本 にっぽん 時間 じかん のままだと言 い い、家族 かぞく はさくらの気持 きも ちを察 さっ するが、センター開所 かいしょ を控 ひか えた一朗 いちろう は気 き が気 き でない。ももと淑子 としこ に説得 せっとく され、功 こう にも相談 そうだん した一朗 いちろう はさくらの日本 にっぽん 行 い きを許 ゆる すが、さくらは一 いち 朗 ろう 宛 あ ての手紙 てがみ を残 のこ して夜中 よなか に日本 にっぽん へ旅立 たびだ っていた。飛騨 ひだ に戻 もど ったさくらは古川 ふるかわ 祭 さい (毎年 まいとし 4月 がつ 19・20日 にち に開催 かいさい )の夜 よる に桂木 かつらぎ と再会 さいかい し抱 だ き合 あ う。翌日 よくじつ 、さくらは下宿 げしゅく 先 さき の沼田 ぬまた 家 か からあけぼの中学 ちゅうがく に出勤 しゅっきん し、桂木 かつらぎ と生徒 せいと たちから出迎 でむか えを受 う ける。
登場 とうじょう 人物 じんぶつ [ 編集 へんしゅう ]
松下 まつした 家 か (ハワイ・ホノルル)[ 編集 へんしゅう ]
松下 まつした さくら(エリザベス・さくら・松下 まつした )
演 えんじ - 高野 たかの 志穂 しほ (月曜日 げつようび 冒頭 ぼうとう の前週 ぜんしゅう までのあらすじ説明 せつめい のナレーションも担当 たんとう )
本 ほん 作 さく のヒロイン。ハワイ生 う まれの日系 にっけい 4世 せい 。1977年 ねん 8月 がつ 17日 にち 生 う まれ。
来日 らいにち してあけぼの中学校 ちゅうがっこう へ英語 えいご 指導 しどう 助手 じょしゅ として赴任 ふにん し、自身 じしん のクラスである2年 ねん C組 ぐみ の沼田 ぬまた 大介 だいすけ の自宅 じたく に下宿 げしゅく 。そこからあけぼの中学校 ちゅうがっこう へ通勤 つうきん していた。
祖父 そふ に教 おし えられた「おかめひょっとこ」踊 おど りが得意 とくい 。極度 きょくど の方向 ほうこう 音痴 おんち で、住所 じゅうしょ や地図 ちず を持 も っていても道 みち に迷 まよ ってしまう。
C組 ぐみ 担任 たんにん の桂木 かつらぎ とはたびたび喧嘩 けんか するが、何 なに かと頼 たよ りにはしている。人間 にんげん 関係 かんけい のトラブルに出会 であ うと首 くび を突 つ っ込 こ み「よく話 はな し合 あ う」ことを呼 よ びかける。
来日 らいにち 前 まえ 、勢 いきお いで婚約 こんやく したロバートに対 たい し、信頼 しんらい を置 お いている反面 はんめん 、結婚 けっこん については気持 きも ちが揺 ゆ れ動 うご いている。クリスマスに婚約 こんやく 解消 かいしょう を告 つ げられて放心 ほうしん 状態 じょうたい になり、年 とし が明 あ けても仕事 しごと に行 い けず寝込 ねこ んでいたが、桂木 かつらぎ の荒療治 あらりょうじ で無事 ぶじ に復帰 ふっき 。
一 いち 年 ねん の任期 にんき を終 お えてハワイで日系 にっけい 移民 いみん 研究所 けんきゅうじょ の職 しょく に就 つ くため帰国 きこく したが、桂木 かつらぎ の告白 こくはく をきっかけに再 ふたた び来日 らいにち して教師 きょうし を続 つづ ける。
松下 まつした 武 たけ 朗 あきら (ジェームス・武 たけ 朗 あきら ・松下 まつした )
演 えんじ - 大滝 おおたき 秀治 しゅうじ (語 かた り兼任 けんにん )
さくらの父方 ちちかた の祖父 そふ 。物語 ものがたり 開始 かいし 時点 じてん では既 すで に故人 こじん (さくらが来日 らいにち してあけぼの中学校 ちゅうがっこう のALTとなる2年 ねん 前 まえ に病 やまい で亡 な くなった)。1918年 ねん 生 う まれの日系 にっけい 2世 せい であり、先祖 せんぞ は飛騨 ひだ 白川郷 しらかわごう の出身 しゅっしん 。ハワイで生 う まれ育 そだ ったが、6歳 さい から12歳 さい の頃 ころ までは日本 にっぽん で過 す ごしていた。
東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か のシーンでは、庭 にわ に置 お かれているたぬき の置物 おきもの が映 うつ るたびに武 たけ 朗 あきら のナレーションが流 なが れる。
第 だい 10週 しゅう の一 いち 朗 ろう のスピーチの最中 さいちゅう 、生前 せいぜん の姿 すがた で教室 きょうしつ に登場 とうじょう するが、さくらにしか気 き づかれなかった。
松下 まつした 淑子 としこ
演 えんじ - 津島 つしま 恵子 けいこ (回想 かいそう では浅井 あさい 江理名 えりな )
さくらの父方 ちちかた の祖母 そぼ 。1924年 ねん 2月 がつ 6日 にち 生 う まれ。日本 にっぽん の飛騨高山 ひだたかやま で生 う まれ育 そだ ち、ハワイに住 す む日系 にっけい 2世 せい の武 たけ 朗 あきら と結婚 けっこん してハワイへ移住 いじゅう した。
10代の頃 ころ にはあけぼの中学校 ちゅうがっこう の理事 りじ 長 ちょう である曙 あけぼの 大作 たいさく の恋人 こいびと であって婚約 こんやく 者 しゃ でもあったが、太平洋戦争 たいへいようせんそう で生 い き別 わか れとなっていた(大作 たいさく はあけぼの中学校 ちゅうがっこう の理事 りじ 長 ちょう を辞職 じしょく してから自身 じしん を追 お ってホノルル へ移住 いじゅう してきた)。
さくらとももの策略 さくりゃく で、功 こう が重病 じゅうびょう と聞 き き久 ひさ しぶりに帰国 きこく し、曙 あけぼの と再会 さいかい する。その後 ご 飛騨高山 ひだたかやま を曙 あけぼの と観光 かんこう 中 ちゅう に台風 たいふう で帰 かえ れなくなり、あけぼの寮 りょう に泊 と まって朝帰 あさがえ りしたことで息子 むすこ の一 いち 朗 ろう の不興 ふきょう を買 か う。あけぼの中学 ちゅうがく の一 いち 朗 ろう のスピーチではホレホレ節 ぶし を歌 うた い涙 なみだ ぐんだ。
ハワイに移住 いじゅう する曙 あけぼの と形 かたち だけの結婚 けっこん パーティを行 おこな い、家族 かぞく に祝福 しゅくふく される。
松下 まつした 一朗 いちろう (アンソニー・一朗 いちろう ・松下 まつした )
演 えんじ - 寺泉 てらいずみ 憲 けん
さくらの父 ちち 。武 たけ 朗 あきら と淑子 としこ の長男 ちょうなん 。職業 しょくぎょう は高校 こうこう 教師 きょうし 。日系 にっけい 3世 せい 。1951年 ねん 10月 がつ 8日 にち 生 う まれ。
響子 きょうこ は大学 だいがく 時代 じだい に卒業 そつぎょう 旅行 りょこう でハワイを訪 おとず れており、その際 さい に彼女 かのじょ と知 し り合 あ って恋 こい に落 お ちて結婚 けっこん 。
さくらとももからの電話 でんわ で功 こう が重病 じゅうびょう だと知 し り、急遽 きゅうきょ 響子 きょうこ と淑子 としこ と来日 らいにち 。妻 つま の父親 ちちおや である功 こう に初 はじ めて結婚 けっこん の挨拶 あいさつ をした。母親 ははおや の淑子 としこ が曙 あけぼの 理事 りじ 長 ちょう と会 あ うのは気 き が進 すす まない態度 たいど だったがが、父親 ちちおや の故郷 こきょう である白川郷 しらかわごう を一人 ひとり 旅 たび したことで、日本人 にっぽんじん の血 ち を引 ひ いていることに誇 ほこ りを持 も ち帰国 きこく した。
ハワイ日系 にっけい 移民 いみん 研究所 けんきゅうじょ の責任 せきにん 者 しゃ となり、娘 むすめ のさくらを研究 けんきゅう 員 いん として迎 むか えるつもりだったが、桂木 かつらぎ と仕事 しごと の間 あいだ で揺 ゆ れるさくらを見 み て、電話 でんわ で功 こう に響子 きょうこ と結婚 けっこん したときの気持 きも ちを聞 き き、「親 おや はこどもの幸 しあわ せを喜 よろこ ぶだけ、自分 じぶん の気持 きも ちも貫 つらぬ けばよい」と助言 じょげん される。
松下 まつした 響子 きょうこ
演 えんじ - 太田 おおた 裕美 ひろみ
さくらの母 はは 。旧姓 きゅうせい は神山 かみやま 。1955年 ねん 1月 がつ 20日 はつか 生 う まれ。日本 にっぽん で生 う まれ育 そだ ち、実家 じっか は東京 とうきょう 都 と 江戸川 えどがわ 区 く の神山 かみやま 養魚 ようぎょ 場 じょう 。一人 ひとり っ子 こ 。
ウクレレ 店 みせ で働 はたら いている。
大学 だいがく 時代 じだい に卒業 そつぎょう 旅行 りょこう でハワイを訪 おとず れた際 さい に、一朗 いちろう と知 し り合 あ い、父 ちち ・功 こう の許 ゆる しを得 え ないまま家出 いえで 同然 どうぜん で24年 ねん 前 まえ にハワイで結婚 けっこん して以来 いらい 日本 にっぽん には一 いち 度 ど も帰 かえ っていない。10年 ねん 前 まえ に母 はは ・はまが一人 ひとり でハワイに来 き た時 とき に会 あ っており、普段 ふだん からはまと電話 でんわ のやりとりはしている。父親 ちちおや の功 こう とは折 お り合 あ いが悪 わる くなっていたが、のちに和解 わかい する。
松下 まつした もも(ステファニー・もも・松下 まつした )
演 えんじ - 板倉 いたくら 香 かおり
さくらの妹 いもうと 。1980年 ねん 7月 がつ 30日 にち 生 う まれ。大学 だいがく で生物 せいぶつ 学 がく を学 まな んでいる。
マイペースで思 おも いついたらすぐ行動 こうどう する。人懐 ひとなつ こく、率直 そっちょく に意見 いけん を口 くち にする。酒 さけ は飲 の める口 くち である。
欲 ほ しかったブレスレット があり、日本 にっぽん へ行 い くさくらからプレゼントしてもらい喜 よろこ ぶ。
夏休 なつやす みに自宅 じたく の冷蔵庫 れいぞうこ に「さくらに会 あ いに日本 にっぽん に行 い くね!」と手紙 てがみ を貼 は って、アルバイト 代 だい で来日 らいにち 。さくらと入 い れ違 ちが いに古川 ふるかわ 町 まち の沼田 ぬまた 家 か に押 お しかけ、挨拶 あいさつ で沼田 ぬまた 健一 けんいち や省一 しょういち の頬 ほお にキスをして、周囲 しゅうい を困惑 こんわく させる。真面目 まじめ な沢田 さわだ を「可愛 かわい い」と言 い い付 つ きまとう。
東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か では、母親 ははおや と絶縁 ぜつえん 状態 じょうたい の功 こう を責 せ め立 たて て、一時 いちじ 険悪 けんあく になったが、生物 せいぶつ 学 がく のレポートで神山 かみやま の金魚 きんぎょ を調 しら べるうち、功 こう と打 う ち解 と ける。祖母 そぼ と母親 ははおや の問題 もんだい を解決 かいけつ しようとして、功 こう が重病 じゅうびょう であると嘘 うそ をついて家族 かぞく を日本 にっぽん に呼 よ び出 だ すことを思 おも いつき、成功 せいこう させる。
さくらと桂木 かつらぎ の仲 なか を知 し ると再 ふたた び来日 らいにち して復縁 ふくえん させようとした。
ロバート・ホフマン
演 えんじ - セイン・カミュ
大手 おおて の観光 かんこう 開発 かいはつ 会社 かいしゃ に勤 つと めるエリートでさくらの恋人 こいびと であり、婚約 こんやく 者 しゃ 。通称 つうしょう は「ロビー」。
アメリカ・カリフォルニア 生 う まれ。子供 こども のころ8年間 ねんかん (8歳 さい から16歳 さい まで)日本 にっぽん で暮 く らしていたことがあり、日本語 にほんご が堪能 たんのう 。さくらとは「日本語 にほんご をブラッシュアップするため」という理由 りゆう で日本語 にほんご で会話 かいわ している。
ニューヨーク 転勤 てんきん が決 き まりさくらにプロポーズして一緒 いっしょ にニューヨークに行 い こうとしたが、プロポーズを受 う け入 い れたさくらを理解 りかい し、日本 にっぽん に送 おく り出 だ した。日本 にっぽん にいるさくらとE いー メールでやりとりしている。
さくらが高熱 こうねつ で寝込 ねこ んだ時 とき は心配 しんぱい してハワイから駆 か けつけた。滞在 たいざい 中 ちゅう は桂木 かつらぎ が住 す む「あけぼの寮 りょう 」で過 す ごす。
昔 むかし かたぎの孫 まご 作 さく から快 こころよ く思 おも われていなかったが、大 だい 介 かい の英語 えいご スピーチコンテストの特訓 とっくん コーチを申 もう し出 で たり、沼田 ぬまた 家 か や近隣 きんりん の人々 ひとびと に英語 えいご 教室 きょうしつ を行 おこな う。帰国 きこく 前 まえ には孫 まご 作 さく からは「大 だい 介 かい がお世話 せわ になった」と土産 みやげ でろうそくを渡 わた される。
桂木 かつらぎ の部屋 へや でMBAの修了 しゅうりょう 書 しょ を見 み つけて驚 おどろ き、ひそかに「サムライ」と評 ひょう した。帰国 きこく 前 まえ 、さくらにニューヨーク行 い きが中止 ちゅうし になったと伝 つた えている。
クリスマスに来日 らいにち するとさくらに婚約 こんやく 指輪 ゆびわ を返 かえ すよう求 もと め、「君 きみ は日本 にっぽん で輝 かがや いているように見 み えて、僕 ぼく から遠 とお ざかっている」「君 きみ には君 きみ の道 みち がある」という理由 りゆう で婚約 こんやく 解消 かいしょう を告 つ げる。
ハワイに帰国 きこく したさくらと友人 ゆうじん として再会 さいかい し、淑子 としこ と曙 あけぼの の結婚 けっこん パーティにも出席 しゅっせき した。
マイケル・ホフマン
演 えんじ - マーティ・キーナート
ロバートの父 ちち 。息子 むすこ のロバートがさくらと結婚 けっこん することを楽 たの しみにしていた。ロバートとは違 ちが って得意 とくい な日本語 にほんご は関西 かんさい 弁 べん であり、そのため関西 かんさい 弁 べん で話 はな す(かつて貿易 ぼうえき の仕事 しごと をしていたためそこで関西 かんさい 弁 べん を覚 おぼ え、そのため関西 かんさい 弁 べん が好 す きになって関西 かんさい 弁 べん で話 はな すようになった)。ハワイのことを冗談 じょうだん で"ハワチ"と言 い ったりするなどお茶目 ちゃめ な一 いち 面 めん もある。
神山 かみやま 家 か (東京 とうきょう ・神山 かみやま 養魚 ようぎょ 場 じょう )[ 編集 へんしゅう ]
神山 かみやま 功 いさお
演 えんじ - 小林 こばやし 亜 あ 星 ぼし
さくらの母方 ははかた の祖父 そふ 。神山 かみやま 養魚 ようぎょ 場 じょう の場 ば 長 ちょう 。毎朝 まいあさ 天 てん 突 とっ き体操 たいそう をするのが日課 にっか 。
頑固 がんこ 親父 おやじ で、素直 すなお になれない性分 しょうぶん 。一人娘 ひとりむすめ の響子 きょうこ が宝 たから のような存在 そんざい だったため、ハワイに行 い ってしまった時 とき はショックも大 おお きかった。元々 もともと 、響子 きょうこ を従業 じゅうぎょう 員 いん の川口 かわぐち と再婚 さいこん させるつもりでいたが、響子 きょうこ がハワイに住 す む日系 にっけい アメリカ人 じん の一 いち 朗 ろう と結婚 けっこん してから絶縁 ぜつえん 状態 じょうたい になっていた。結婚 けっこん 後 ご に一切 いっさい 響子 きょうこ が日本 にっぽん に帰 かえ って来 こ ないことを気 き にしているが、素直 すなお になれずに口 くち には出 だ さない。
人 ひと に対 たい してぶっきらぼうに接 せっ することがあるが、時 とき にはきちんとさくらを叱 しか る。さくらからの電話 でんわ に対応 たいおう するはまの近 ちか くでき耳 きみみ を立 た て、孫 まご の様子 ようす を気 き にしている。
夏休 なつやす みの時期 じき にぎっくり腰 ごし になったときには、さくらと来日 らいにち 中 ちゅう のももが駆 か け付 つ け、神山 かみやま 家 か にやってきた桂木 かつらぎ のマッサージ で調子 ちょうし が良 よ くなったらしく、非常 ひじょう に気 き に入 い っていた。
さくらとももの策略 さくりゃく で半 なか ば強引 ごういん に娘 むすめ の響子 きょうこ と再会 さいかい 。当初 とうしょ は響子 きょうこ を気 き に入 い らない態度 たいど だったが、和解 わかい 後 ご はハワイから送 おく ったアロハシャツを着 き てはしゃぎ、さくらには電話 でんわ で「ハワイに行 い ったときは案内 あんない してくれ」と上機嫌 じょうきげん で話 はな していた。
沼田 ぬまた 家 か を訪問 ほうもん した際 さい はみどりを川口 かわぐち の結婚 けっこん 相手 あいて にと考 かんが えていた。
さくら帰国 きこく 後 ご 、訪 たず ねた桂木 かつらぎ に「さくらの答 こた えを尊重 そんちょう してやってほしい」と頭 あたま を下 さ げる。
神山 かみやま はま
演 えんじ - 中村 なかむら メイコ
さくらの母方 ははかた の祖母 そぼ 。明 あか るくハイカラで若々 わかわか しい雰囲気 ふんいき である。功 こう とは口喧嘩 くちげんか ばかりしているが、夫婦 ふうふ 仲 なか は良 よ い。
功 こう と違 ちが い、娘 むすめ ・響子 きょうこ との仲 なか は良好 りょうこう でたびたび連絡 れんらく を取 と り合 あ っている。10年 ねん 前 まえ にハワイを訪 たず ねたこともあり、さくら・ももとは面識 めんしき があった。功 こう と響子 きょうこ の不仲 ふなか を憂 うれ いている。
来日 らいにち したさくらとももを可愛 かわい がり、淑子 としこ と曙 あけぼの の再会 さいかい や功 こう と響子 きょうこ の和解 わかい 作戦 さくせん に協力 きょうりょく した。
川口 かわぐち 良彦 よしひこ
演 えんじ - 新井 あらい 康弘 やすひろ
神山 かみやま 養魚 ようぎょ 場 じょう の従業 じゅうぎょう 員 いん 。離婚 りこん 歴 れき がある。響子 きょうこ が実家 じっか にいた頃 ころ は兄 あに のように慕 した われていた。功 こう は川口 かわぐち を響子 きょうこ の夫 おっと にさせたがっていた。久 ひさ しぶりに帰国 きこく した響子 きょうこ に「好 す きだったが結婚 けっこん で吹 ふ っ切 き れた」と告白 こくはく している。後 のち に沼田 ぬまた みどりに交際 こうさい を申 もう し込 こ み文通 ぶんつう を始 はじ める。
女性 じょせい 記者 きしゃ
演 えんじ - 小野 おの 真弓 まゆみ
神山 かみやま 養魚 ようぎょ 場 じょう を取材 しゅざい する。
校長 こうちょう
演 えんじ - 左右田 そうだ 恒夫 つねお
沼田 ぬまた ろうそく店 てん (さくらの下宿 げしゅく 先 さき 、古川 ふるかわ 町 まち )[ 編集 へんしゅう ]
主人公 しゅじんこう の下宿 げしゅく 先 さき が和 かず 蝋燭 ろうそく 店 みせ という設定 せってい だったため、古川 ふるかわ 町 まち にある店 みせ には注文 ちゅうもん が殺到 さっとう し、観光 かんこう 客 きゃく 増加 ぞうか も惹起 じゃっき した。
沼田 ぬまた 孫作 まごさく
演 えんじ - 奥村 おくむら 公 こう 延 のべ
沼田 ぬまた ろうそく店 てん の6代目 だいめ 店主 てんしゅ 。健 けん 一 いち の父 ちち で、大 だい 介 かい の祖父 そふ 。ろうそく作 づく りの仕事 しごと を長年 ながねん 続 つづ けているベテランのろうそく職人 しょくにん であり、沼田 ぬまた ろうそく店 てん の6代目 だいめ を継 つ いでから長年 ながねん ずっと経営 けいえい してきた。
普段 ふだん は温厚 おんこう だが、根 ね はとても短気 たんき で頑固 がんこ 一徹 いってつ なろうそく職人 しょくにん であり、長男 ちょうなん で沼田 ぬまた ろうそく店 てん の7代目 だいめ 店主 てんしゅ となる健一 けんいち をなかなか一 いち 人前 にんまえ のろうそく職人 しょくにん だと認 みと めず、そして更 さら には夫 おっと と不仲 ふなか になって実家 じっか に戻 もど って来 き たみどりを快 こころよ く思 おも っていない。しかしみどりが子供 こども を妊娠 にんしん していることを知 し り「うちで産 う め」と話 はな す。
下宿 げしゅく するさくらを娘 むすめ のように思 おも っており、日本人 にっぽんじん と結婚 けっこん することを望 のぞ んでいる。婚約 こんやく 者 しゃ のロバートが来日 らいにち したときは、さくらや沼田 ぬまた 家 か の人々 ひとびと と馴 な れ馴 な れしく会話 かいわ する様子 ようす を見 み て不機嫌 ふきげん になったが、ロバートが日本 にっぽん を去 さ る際 さい に「大 だい 介 かい がお世話 せわ になったな」と作成 さくせい したろうそくを土産 みやげ で渡 わた した。
三 さん 寺 てら まいりの大 だい ろうそくを作 つく るときは、息子 むすこ の健一 けんいち も仕事場 しごとば に入 い れず、寝食 しんしょく を忘 わす れてろうそく作 づく りに没頭 ぼっとう する。
沼田 ぬまた たね
演 えんじ - 佐々木 ささき すみ江 え
孫作 まごさく の妻 つま で、大 だい 介 かい の祖母 そぼ 。嫁 よめ の筆 ふで 子 こ とは折 お り合 あ いが悪 わる く、いつも喧嘩 けんか ばかりしている。
気難 きむずか しそうな性格 せいかく だが、息子 むすこ の健 けん 一 いち の浮気 うわき 疑惑 ぎわく では筆 ふで 子 こ と共闘 きょうとう し、さくら一家 いっか が訪 たず ねてきたときは家 いえ に泊 と めるなど柔軟 じゅうなん な考 かんが えの持 も ち主 ぬし 。
沼田 ぬまた 健一 けんいち
演 えんじ - 河西 かさい 健司 けんじ
孫作 まごさく とたねの息子 むすこ で、大 だい 介 かい の父 ちち 。沼田 ぬまた ろうそく店 てん を営 いとな む孫作 まごさく の長男 ちょうなん として生 う まれ、将来 しょうらい は沼田 ぬまた ろうそく店 てん の7代目 だいめ を継 つ ぐためにろうそく作 づく りの修業 しゅうぎょう に励 はげ むが、父 ちち の孫 まご 作 さく からはまだ一 いち 人前 にんまえ のろうそく職人 しょくにん だと認 みと められていない。お調子 ちょうし 者 しゃ 。
家 いえ のことは筆 ふで 子 こ に任 まか せ、商工会 しょうこうかい や寄 よ り合 あ いと称 しょう して、外出 がいしゅつ ばかりして筆 ふで 子 こ に浮気 うわき を疑 うたが われ、女性 じょせい の店 みせ に乗 の り込 こ まれるが、店 みせ のホームページ作 づく りのためにインターネットをこっそり習 なら っていただけだった。
佳奈子 かなこ の無断 むだん 外泊 がいはく 事件 じけん では激怒 げきど するが、携帯 けいたい 電話 でんわ が故障 こしょう したためと知 し ると新 あたら しい携帯 けいたい 電話 でんわ を買 か って筆 ふで 子 こ を通 つう じて渡 わた した。
作業 さぎょう 中 ちゅう 過労 かろう で倒 たお れた孫作 まごさく に代 か わり、三 さん 寺 てら まいりの大 だい ろうそくを仕上 しあ げた。
沼田 ぬまた 筆 ひつ 子 こ
演 えんじ - 浅田 あさだ 美代子 みよこ
健 けん 一 いち の妻 つま で、大 だい 介 かい の母 はは 。さくらの相談役 そうだんやく 。姑 しゅうと のたねとは折 お り合 あ いが悪 わる く、いつも喧嘩 けんか ばかりしている。進学校 しんがくこう に入 はい った大 だい 介 かい の成績 せいせき を気 き にしている。実 じつ は酒癖 さけぐせ が悪 わる く、泥酔 でいすい して普段 ふだん 言 い えない本音 ほんね をぶちまけたことがある。
旧家 きゅうか に嫁 とつ いだ女性 じょせい を主人公 しゅじんこう にした小説 しょうせつ で文学 ぶんがく 賞 しょう を受賞 じゅしょう するが、第 だい 2作 さく が書 か けず小説 しょうせつ 家 か をきっぱりあきらめ、短歌 たんか の勉強 べんきょう を始 はじ める。
沼田 ぬまた 省一 しょういち
演 えんじ - 飯泉 いいずみ 征 ただし 貴 たか
健一 けんいち と筆 ふで 子 こ の長男 ちょうなん で、大 だい 介 かい の兄 あに 。23歳 さい 。さくらに片想 かたおも いするが、あえなく玉砕 ぎょくさい してしまう。沼田 ぬまた 家 か の長男 ちょうなん でありながら実家 じっか のろうそく店 てん を継 つ ぐ気 き はなく、役所 やくしょ で働 はたら いている(もし自身 じしん が実家 じっか のろうそく店 てん を継 つ ぐ事 こと となればその3代目 だいめ となる)。
さくらのことをあきらめておらず、桂木 かつらぎ に仲 なか をとりもってもらおうとした。
沼田 ぬまた 佳奈子 かなこ
演 えんじ - 長澤 ながさわ まさみ
健一 けんいち と筆 ふで 子 こ の長女 ちょうじょ 。省一 しょういち の妹 いもうと 、大 だい 介 かい の姉 あね 。高校生 こうこうせい 。
沼田 ぬまた 大介 だいすけ
演 えんじ - 江成 えなり 正 ただし 元 もと
健一 けんいち と筆 ふで 子 こ の次男 じなん で、省一 しょういち と佳奈子 かなこ の弟 おとうと 。さくらと桂木 かつらぎ が受 う け持 も つ2年 ねん C組 ぐみ の生徒 せいと 。地元 じもと の公立 こうりつ 中学校 ちゅうがっこう あけぼの中学校 ちゅうがっこう へ行 い き、そこでさくらと出会 であ った。
さくらが募集 ぼしゅう した英語 えいご スピーチコンテストにクラスメイトから押 お し付 つ けられ、しぶしぶ出場 しゅつじょう する。コンテスト前夜 ぜんや に弱音 よわね を吐 は くが、孫作 まごさく から「恥 はじ をかくことを怖 こわ がるな」と励 はげ まされる。出場 しゅつじょう した『第 だい 12回 かい 岐阜 ぎふ 県 けん 中学校 ちゅうがっこう 英語 えいご スピーチコンテスト』で実家 じっか のろうそく店 てん について話 はな し、特別 とくべつ 賞 しょう を受賞 じゅしょう した。
さくらが飛騨 ひだ を去 さ る前日 ぜんじつ 、実家 じっか の沼田 ぬまた ろうそく店 てん の8代目 だいめ を継 つ ぐ決意 けつい をこっそり打 う ち明 あ ける。
沼田 ぬまた (鮎沢 あゆざわ )みどり
演 えんじ - 熊谷 くまがい 真実 まなみ
健 けん 一 いち の妹 いもうと 。1964年 ねん 5月 がつ 5日 にち 生 う まれ。元 もと 銀行 ぎんこう 員 いん (古川 ふるかわ 支店 してん に勤務 きんむ )。夫 おっと と不仲 ふなか になって、妊娠 にんしん 中 ちゅう にもかかわらず拓也 たくや を連 つ れて沼田 ぬまた 家 か に戻 もど ってくる。
古川 ふるかわ 町 まち に嫌気 いやけ がさし、逃 に げ出 だ したくてたまらなかった時 とき に名古屋 なごや の銀行 ぎんこう に勤 つと めていた信也 しんや との縁談 えんだん に飛 と びつき、周 まわ りの反対 はんたい を押 お し切 き って信也 しんや と結婚 けっこん して名古屋 なごや で暮 く らす。結婚 けっこん してしばらくすると信也 しんや と合 あ わないと思 おも うようになる。姑 しゅうと とも上手 うま くいかなくなり、もう別 わか れようかと思 おも った時 とき に拓也 たくや が生 う まれてマンションに移 うつ る。
後 のち に信也 しんや と話 はな し合 あ い離婚 りこん 。離婚 りこん 後 ご は同級生 どうきゅうせい が経営 けいえい する店 みせ で働 はたら く。
第 だい 2子 し の長女 ちょうじょ ・さくらを自宅 じたく 出産 しゅっさん する。
東京 とうきょう から来 き た川口 かわぐち にプロポーズされ、文通 ぶんつう することになる。さくらが飛騨 ひだ を立 た つ前夜 ぜんや 、「仕事 しごと が早 はや いから見送 みおく りできない」とさくらの部屋 へや を訪 たず ね別 わか れを惜 お しんだ。
鮎 あゆ 沢 さわ 信也 しんや
演 えんじ - 斎藤 さいとう 洋介 ようすけ
銀行 ぎんこう 員 いん 。みどりの夫 おっと 。1957年 ねん 4月 がつ 29日 にち 生 う まれ。名古屋 なごや のマンションで暮 く らしている。
家 いえ を出 で て行 い ったみどりと拓也 たくや の様子 ようす を見 み に古川 ふるかわ 町 まち の沼田 ぬまた 家 か の前 まえ までやって来 く るが、さくらに不審 ふしん 者 しゃ と勘違 かんちが いされる。
孫 まご 作 さく からみどりを連 つ れて帰 かえ ってくれと頼 たの まれるが、しばらくみどりをここに置 お いてやって欲 ほ しいと話 はな す。後 のち に性格 せいかく の不一致 ふいっち が理由 りゆう で離婚 りこん する。
その後 ご も復縁 ふくえん を望 のぞ んで手紙 てがみ を書 か き続 つづ け、沼田 ぬまた 家 か を訪 たず ねた際 さい 、みどりの自宅 じたく 出産 しゅっさん に立 た ち会 あ った。
沼田 ぬまた さくら
演 えんじ - 諏訪 すわ 汐 しお 香 が
信也 しんや ・みどりの長女 ちょうじょ (第 だい 2子 し )。沼田 ぬまた 家 か (自宅 じたく 出産 しゅっさん )で誕生 たんじょう する。
沼田 ぬまた (鮎沢 あゆざわ )拓也 たくや
演 えんじ - 阿部 あべ 修也 しゅうや
信也 しんや ・みどりの長男 ちょうなん (第 だい 1子 し )。名古屋 なごや で暮 く らしていたが、みどりと一緒 いっしょ に古川 ふるかわ 町 まち の沼田 ぬまた 家 か に引 ひ っ越 こ す。
あけぼの中学校 ちゅうがっこう (さくらの赴任 ふにん 先 さき 、飛騨高山 ひだたかやま ) [ 編集 へんしゅう ]
私立 しりつ の男子校 だんしこう という設定 せってい 。なお、舞台 ぶたい となった地域 ちいき では実際 じっさい には私立 しりつ 中学校 ちゅうがっこう は存在 そんざい しない。
桂木 かつらぎ 慶 けい 介 かい
演 えんじ - 小澤 おざわ 征 ただし 悦 えつ
体育 たいいく 教師 きょうし であり、2年 ねん C組 ぐみ の担任 たんにん 。快活 かいかつ な性格 せいかく で生徒 せいと から慕 した われる人気 にんき 教師 きょうし 。「あけぼの寮 りょう 」で暮 く らす。来日 らいにち してあけぼの中学校 ちゅうがっこう に英語 えいご 指導 しどう 助手 じょしゅ として赴任 ふにん してきたさくらと共 とも に2年 ねん C組 ぐみ を受 う け持 も つ事 こと となった。何 なに かとさくらの面倒 めんどう を見 み るはめになり、そのたび口論 こうろん になるが、周囲 しゅうい からはお似合 にあ いだと思 おも われている。
アメリカ ・オークランド の大学 だいがく に留学 りゅうがく 経験 けいけん があり、MBA を取得 しゅとく している。
東京 とうきょう にある証券 しょうけん 会社 かいしゃ に勤 つと めていたが、コンピュータ 相手 あいて の仕事 しごと がつまらなくて退職 たいしょく 。日本 にっぽん の大学 だいがく に入 はい り直 なお し、教員 きょういん 免許 めんきょ を取得 しゅとく 。東京 とうきょう で教師 きょうし の仕事 しごと をしていた。
民間 みんかん 療法 りょうほう に詳 くわ しく、功 こう のぎっくり腰 ごし をマッサージで治 なお したり、高熱 こうねつ を出 だ したさくらに薬 くすり は飲 の まないようアドバイスする。
ロバートからさくらとの婚約 こんやく 解消 かいしょう を打 う ち明 あ けられ、英語 えいご で食 く ってかかったが、ロバートからさくらを頼 たの むと頭 あたま を下 さ げられる。
やがてさくらを思 おも う気持 きも ちに気 き づくが、それを押 お し殺 ころ しさくらの帰国 きこく を後押 あとお しする。
沢田 さわだ 純一郎 じゅんいちろう
演 えんじ - 野口 のぐち 五郎 ごろう
英語 えいご 教師 きょうし であり、2年 ねん A組 ぐみ の担任 たんにん 。生徒 せいと の成績 せいせき と進学 しんがく しか頭 あたま に無 な い。実 じつ は英会話 えいかいわ が苦手 にがて 。さくらに振 ふ り回 まわ されていくが、大 だい 介 かい がスピーチコンテストに出場 しゅつじょう するのをきっかけに考 かんが えを改 あらた めていく。離婚 りこん 歴 れき があり、前妻 ぜんさい は声楽 せいがく 家 か の松本 まつもと なよ子 こ 。
桂木 かつらぎ とさくらが、生徒 せいと の前 まえ でロバートのスピーチを聞 き かせたいと竹下 たけした に交渉 こうしょう するが返事 へんじ を渋 しぶ る姿 すがた を見 み て、授業 じゅぎょう を1時間 じかん 飛 と ばす提案 ていあん をして助 たす け船 ぶね を出 だ した。
岐阜 ぎふ にやって来 き たももに何 なに かと振 ふ り回 まわ される。岐阜 ぎふ ・古川 ふるかわ 町 まち から東京 とうきょう の神山 かみやま 家 か に案内 あんない している。
さくらの帰国 きこく 前 まえ 、なよ子 こ と6月 がつ に再婚 さいこん するとこっそり報告 ほうこく し、別 わか れのプレゼントに自分 じぶん となよ子 こ の写真 しゃしん をプリントしたマグカップを贈 おく る。さくらからは発音 はつおん テープつきの英和 えいわ 辞典 じてん を贈 おく られるが、真面目 まじめ にテープで発音 はつおん 練習 れんしゅう に励 はげ む。C組 ぐみ のお別 わか れ会 かい の英語 えいご 劇 げき 「白雪姫 しらゆきひめ 」を監修 かんしゅう したが、さくらは発音 はつおん がおかしいけど嬉 うれ しいと感想 かんそう を漏 も らした。
竹下 たけした 徹 とおる
演 えんじ - 笹野 ささの 高史 たかし
教頭 きょうとう 。数学 すうがく 教師 きょうし 。次期 じき 校長 こうちょう の座 ざ を狙 ねら っているため中曽根 なかそね 校長 こうちょう におもねってばかりいるが、生徒 せいと に対 たい する責任 せきにん 感 かん は厚 あつ い。 妻 つま と23歳 さい の娘 むすめ がいる。
私立 しりつ 中学校 ちゅうがっこう の数学 すうがく 教師 きょうし であり、かつてはいろいろな私立 しりつ 中学校 ちゅうがっこう で生徒 せいと 達 たち に数学 すうがく を教 おし えてきた。そして今 いま はあけぼの中学校 ちゅうがっこう の教頭 きょうとう であり、次期 じき 校長 こうちょう の座 ざ を狙 ねら っている。校長 こうちょう によると、一本気 いっぽんぎ でナイーブなところがあるという。
桂木 かつらぎ 、さくらからロバートに生徒 せいと の前 まえ でスピーチしてもらいたいと交渉 こうしょう された時 とき は理由 りゆう をつけて渋 しぶ っていたが校長 こうちょう の中曽根 なかそね に諭 さと される。
豆腐 とうふ 料理 りょうり 「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」に来 き て若 わか い男 おとこ と2人 ふたり で小豆 あずき 相場 そうば について話 はな しているのを、さくらや桂木 かつらぎ たちに目撃 もくげき される。その後 ご 、娘 むすめ の結婚 けっこん 資金 しきん 1000万 まん 円 えん に手 て をつけ、学校 がっこう の共済 きょうさい にも借入 かりいれ をしていることを、妻 つま が学校 がっこう に相談 そうだん し、金銭 きんせん トラブルを抱 かか えてることが明 あき らかになったが、校長 こうちょう にも真実 しんじつ を話 はな さない。のちに元 もと 教 おし え子 ご 倉持 くらもち 正隆 まさたか が野球 やきゅう 部 ぶ 傷害 しょうがい 事件 じけん の罪 つみ を被 こうむ って停学 ていがく になったことに負 お い目 め があり、彼 かれ の持 も ちかけた投資 とうし 話 ばなし を「信 しん じたい」と思 おも う気持 きも ちから金 かね をつぎこんでいたことをさくらと桂木 かつらぎ に告白 こくはく 、話 はなし を聞 き いた倉持 くらもち が自首 じしゅ したが、一連 いちれん の出来事 できごと はさくらに教師 きょうし という仕事 しごと に深 ふか い感銘 かんめい を与 あた えた。
中曽根 なかそね 正晴 まさはる
演 えんじ - 江守 えもり 徹 とおる
あけぼの中学校 ちゅうがっこう の校長 こうちょう 。英語 えいご 教師 きょうし 。さくらの良 よ き理解 りかい 者 しゃ 。
私立 しりつ 中学校 ちゅうがっこう の英語 えいご 教師 きょうし であり、かつてはいろいろな私立 しりつ 中学校 ちゅうがっこう で生徒 せいと 達 たち に英語 えいご を教 おし えてきた。そして今 いま はあけぼの中学校 ちゅうがっこう の校長 こうちょう であり、しかももう時期 じき 定年 ていねん を迎 むか えようとしている。
竹下 たけした の金銭 きんせん 問題 もんだい が発覚 はっかく するが他人 たにん が介入 かいにゅう できないとしながらも、事情 じじょう を知 し る桂木 かつらぎ に「僕 ぼく の方 ほう も気 き をつけてみるけどね。君 くん の方 ほう もそれとなく。頼 たの みますよ」と信頼 しんらい を寄 よ せる。
沢田 さわだ となよ子 こ の問題 もんだい が起 お こった際 さい は、自宅 じたく に皆 みな を招 まね いて得意 とくい の手料理 てりょうり をふるまった。
花園 はなぞの まどか
演 えんじ - 鍵本 かぎもと 景子 けいこ
理科 りか 教師 きょうし 。学校 がっこう の机 つくえ にはぬいぐるみを並 なら べている。
守口 もりぐち と婚約 こんやく し、ハワイで結婚式 けっこんしき を挙 あ げる予定 よてい 。
守口 もりぐち 武 たけし
演 えんじ - 見栄 みえ 晴 はれ
社会 しゃかい 教師 きょうし 。まどかと交際 こうさい 中 ちゅう 。
名古屋 なごや から高山 こうざん に赴任 ふにん したが「名古屋 なごや に戻 もど りたい」と毎日 まいにち 思 おも っていた。
矢 や 富 とみ 信吉 のぶよし
演 えんじ - 岩崎 いわさき ひろし
教務 きょうむ 主任 しゅにん 。担当 たんとう 教科 きょうか は国語 こくご 。次期 じき 教頭 きょうとう の座 ざ を狙 ねら っている。
勅使河原 てしがわら 容子 ようこ
演 えんじ - 今村 いまむら 恵子 けいこ
養護 ようご 教諭 きょうゆ 。桂木 かつらぎ に好意 こうい を抱 だ いており、赴任 ふにん してきたさくらを一方 いっぽう 的 てき にライバル視 し していたが、ハワイに婚約 こんやく 者 しゃ がいることを知 し ると態度 たいど を変 か えて親身 しんみ になる。
桂木 かつらぎ に告白 こくはく したが、断 ことわ られた。
庄司 しょうじ 照男 てるお
演 えんじ - 荒木 あらき 優 ゆう 騎 き (飛騨 ひだ ことば指導 しどう を兼任 けんにん )
数学 すうがく 教師 きょうし 。
大庭 おおば 弘子 ひろこ
演 えんじ - 高村 たかむら 尚 しょう 枝 えだ
美術 びじゅつ 教師 きょうし 。学校 がっこう の机 つくえ には食 た べ物 もの を並 なら べており、食 た べることが好 す きである。
遠山 とおやま 洋平 ようへい
演 えんじ - 豊嶋 とよしま 稔 みのる
家庭 かてい 科 か 教師 きょうし 。
雪村 ゆきむら 哲治 てつじ
演 えんじ - 岸本 きしもと 光正 みつまさ
音楽 おんがく 教師 きょうし 。学校 がっこう の机 つくえ に置 お いてある加湿 かしつ 器 き で喉 のど を潤 うるお すのが日課 にっか 。
井上 いのうえ 雅彦 まさひこ
演 えんじ - 加藤 かとう 千秋 ちあき
国語 こくご 教師 きょうし 。
寮母 りょうぼ
演 えんじ - 此島愛子 あいこ
慶 けい 介 かい が住 す む学校 がっこう 寮 りょう (校内 こうない に併設 へいせつ )「あけぼの寮 りょう 」の管理人 かんりにん 。本名 ほんみょう は「山中 やまなか 育子 いくこ 」(147話 わ でさくらへのお別 わか れプレゼントを渡 わた すときに判明 はんめい )。
竹内 たけうち 遼 りょう 平 たいら
演 えんじ - 川本 かわもと 貴則 たかのり
さくらのクラスの生徒 せいと 。大 だい 介 かい の友人 ゆうじん
小田 おだ 哲生 てつお
演 えんじ - 安藤 あんどう 奏 そう
さくらのクラスの生徒 せいと 。大 だい 介 かい の友人 ゆうじん
牛丸 うしまる 彰 あきら
演 えんじ - 小林 こばやし 元 もと 樹 き
さくらのクラスの生徒 せいと 。大 だい 介 かい の友人 ゆうじん
大久保 おおくぼ 潤 じゅん
演 えんじ - 石原 いしはら 裕 ひろし 太 ふとし
さくらのクラスの生徒 せいと 。大 だい 介 かい の友人 ゆうじん
高松 たかまつ 祥平 しょうへい
演 えんじ - 崎本 さきもと 大海 たいかい
2年 ねん A組 ぐみ の生徒 せいと 。成績 せいせき 優秀 ゆうしゅう で外交 がいこう 官 かん になる夢 ゆめ を持 も っており、大 だい 介 かい が出場 しゅつじょう することになっていた英語 えいご スピーチコンテストに自分 じぶん も出場 しゅつじょう することを申 もう し出 で て優勝 ゆうしょう する。
PTA会長 かいちょう
演 えんじ - 藤田 ふじた 宗久 そうきゅう
PTA役員 やくいん
演 えんじ - 福井 ふくい 裕子 ゆうこ 、松田 まつだ 智恵子 ちえこ 、横尾 よこお 香代子 かよこ
東京 とうきょう あけぼの中学校 ちゅうがっこう (東京 とうきょう )[ 編集 へんしゅう ]
曙 あけぼの 大作 たいさく
演 えんじ - 内藤 ないとう 武敏 たけとし (回想 かいそう - 草野 くさの 康 かん 太 ふとし )
あけぼの中学校 ちゅうがっこう の理事 りじ 長 ちょう 。英語 えいご 指導 しどう 助手 じょしゅ に応募 おうぼ したさくらに、岐阜 ぎふ ・高山 たかやま の中学校 ちゅうがっこう に行 い ってみないかと声 こえ をかける。
若 わか い頃 ころ は淑子 としこ の恋人 こいびと で婚約 こんやく 者 しゃ でもあったが、太平洋戦争 たいへいようせんそう で生 い き別 わか れた。別 べつ の女性 じょせい と恋 こい に落 お ちて結婚 けっこん してからは東京 とうきょう に長年 ながねん 在住 ざいじゅう し、妻 つま を病 やまい で亡 な くしてからは月島 つきしま で一人暮 ひとりぐ らしを続 つづ けてきた。
東京 とうきょう あけぼの中学校 ちゅうがっこう で夏期 かき 講習 こうしゅう が終了 しゅうりょう した後 のち で、桂木 かつらぎ を家 いえ に泊 と まらせている。
桂木 かつらぎ から淑子 としこ と再会 さいかい する話 はなし を持 も ち掛 か けられるが恥 は ずかしいと拒否 きょひ する。その後 ご 東京 とうきょう 見物 けんぶつ の流 なが れで58年 ねん ぶりに淑子 としこ に再会 さいかい する。会 あ うと押 お し込 こ めている思 おも いがあふれそうになるのが怖 こわ かったと明 あ かした。それでも会 あ って良 よ かったと話 はな す。後 のち にさくらたちのお陰 かげ で淑子 としこ と再会 さいかい できたことを感謝 かんしゃ する言葉 ことば を述 の べている。
あけぼの中学校 ちゅうがっこう の理事 りじ 長 ちょう を辞職 じしょく してから、淑子 としこ を追 お ってホノルルへ移住 いじゅう する。
岐阜 ぎふ ・飛騨高山 ひだたかやま の人々 ひとびと [ 編集 へんしゅう ]
レオナルド
演 えんじ - ラモス瑠偉
豆腐 とうふ 料理 りょうり 「〈俺 おれ 〉鳴門 なると (れおなるど[注釈 ちゅうしゃく 2] )」の主人 しゅじん で寡黙 かもく 。ブラジル 人 ひと 。バンダナを巻 ま いて厨房 ちゅうぼう に立 た つ。店 みせ は飛騨 ひだ 在住 ざいじゅう の外国 がいこく 人 じん のたまり場 ば になっているが、日本人 にっぽんじん 客 きゃく のために日本語 にほんご 以外 いがい 禁止 きんし にしている。
夏子 なつこ が「怪 あや しい男 おとこ がいる」とさくらたちに話 はな した時 とき には「良 よ くないよ。お客 きゃく さんのこと、そういう風 ふう に」と注意 ちゅうい していた。
夏子 なつこ
演 えんじ - 鈴木 すずき 砂羽 さわ
レオナルドの妻 つま 。観察 かんさつ 力 りょく があり、客 きゃく の事情 じじょう に詳 くわ しい。
ベン
演 えんじ - ケント・デリカット
〈俺 おれ 〉鳴門 なると の常連 じょうれん 客 きゃく 。アメリカ人 じん 。大工 だいく の勉強 べんきょう のためユタ州 しゅう から来日 らいにち 。「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」立 た ち退 の き問題 もんだい では、立 た ち退 の き反対 はんたい 派 は を結成 けっせい する。
アイーシャ
演 えんじ - ディア・ベネディクト
〈俺 おれ 〉鳴門 なると の常連 じょうれん 客 きゃく 。セネガル 出身 しゅっしん 。陶芸 とうげい を学 まな ぶために来日 らいにち 。
イボンヌ
演 えんじ - マサボ・イザベル・ナオミ
〈俺 おれ 〉鳴門 なると の常連 じょうれん 客 きゃく 。フランス人 じん 。短期大学 たんきだいがく で日本酒 にほんしゅ を研究 けんきゅう 。
倉持 くらもち 正隆 まさたか
演 えんじ - 山口 やまぐち 剛 つよし (第 だい 6章 しょう ・第 だい 7章 しょう )
竹下 たけした 教頭 きょうとう の元 もと 教 おし え子 ご 。小豆 あずき 相場 そうば で教頭 きょうとう から金 かね を騙 だま し取 と るが、改心 かいしん する。
松本 まつもと なよ子 こ
演 えんじ - 森 もり 公美子 くみこ
沢田 さわだ の元 もと 妻 つま 。派手 はで な顔立 かおだ ちと豊満 ほうまん な体形 たいけい の人気 にんき 声楽 せいがく 家 か 。名古屋 なごや を中心 ちゅうしん に活動 かつどう している。
中曽根 なかそね 校長 こうちょう の妻 つま が後援 こうえん 会長 かいちょう を務 つと める元 もと 中学 ちゅうがく の音楽 おんがく 教師 きょうし 。沢田 さわだ とは職場 しょくば 結婚 けっこん したが、姑 しゅうと との折 お り合 あ いが悪 わる く離婚 りこん 。その後 ご に声楽 せいがく 家 か として成功 せいこう した(離婚 りこん 後 ご も結婚 けっこん 指輪 ゆびわ は「太 ふと って抜 ぬ けなくなった」とい訳 いわけ してはめ続 つづ けている)。
後援 こうえん 会 かい を通 つう じて知 し り合 あ った名古屋 なごや の外食 がいしょく チェーン経営 けいえい 者 しゃ と交際 こうさい ののちにプロポーズされ、校長 こうちょう の家 いえ での結納 ゆいのう も決 き まったが、実 じつ は沢田 さわだ に心残 こころのこ りがあり、あけぼの中学 ちゅうがく を訪問 ほうもん 。沢田 さわだ と復縁 ふくえん できないことに納得 なっとく すると結婚 けっこん 指輪 ゆびわ を外 はず す(実 じつ はこのときには既 すで に結納 ゆいのう を断 た っており、沢田 さわだ が止 と めに来 き てくれたことに感激 かんげき していた)。
中西 なかにし
演 えんじ - 井沢 いざわ 勉 つとむ
大江 おおえ 忠三郎 ちゅうざぶろう
演 えんじ - 吉野 よしの 悠 ゆう 我 わが
〈俺 おれ 〉鳴門 なると の大家 たいか で地主 じぬし 。
竹下 たけした 綾子 あやこ
演 えんじ - 井上 いのうえ 夏葉 かよう (第 だい 7章 しょう )
竹下 たけした 教頭 きょうとう の妻 つま 。
夫 おっと の金銭 きんせん 問題 もんだい を中曽根 なかそね 校長 こうちょう に相談 そうだん する。
中曽根 なかそね 富士子 ふじこ
演 えんじ - 大川 おおかわ 栄子 えいこ
中曽根 なかそね 校長 こうちょう の妻 つま 。
ハワイアン歌手 かしゅ
演 えんじ - KONISHIKI
マイケルが文化 ぶんか 祭 さい のために呼 よ んだ歌手 かしゅ 。
ハワイアンバンド
演 えんじ - 山内 やまうち 雄喜 ゆうき 、上原 うえはら まき
ハワイアン歌手 かしゅ の演奏 えんそう 担当 たんとう 。
徳富 とくとみ 静 しず 山 さん
演 えんじ - 沼田 ぬまた 曜一
書道 しょどう の先生 せんせい 。中曽根 なかそね 校長 こうちょう とは旧知 きゅうち の仲 なか 。各地 かくち を放浪 ほうろう していたが、「〈俺 おれ 〉鳴門 なると 」でさくらたちに書道 しょどう を教 おし えるようになる。
篠崎 しのざき えりか
演 えんじ - 石田 いしだ 未来 みらい
大 だい 介 かい の交際 こうさい 相手 あいて 。
野本 のもと トキ
演 えんじ - 冨士 ふじ 眞奈美 まなみ
産婆 さんば 。みどりの出産 しゅっさん を手伝 てつだ う。
海原 うなばら 涼子 りょうこ
演 えんじ - 辻沢 つじさわ 杏子 きょうこ
医者 いしゃ
演 えんじ - 梅田 うめだ 宏 ひろし
倒 たお れた孫作 まごさく を訪問 ほうもん 診療 しんりょう する。
通行人 つうこうにん
演 えんじ - 原 はら 一平 いっぺい
近所 きんじょ の人 ひと
演 えんじ - 加 か 世 よ 幸市 こういち 、山口 やまぐち みよ子 こ
郡上 ぐじょう 八幡 やはた (桂木 かつらぎ 慶 けい 介 かい の実家 じっか )の人々 ひとびと [ 編集 へんしゅう ]
桂木 かつらぎ 諌子
演 えんじ - 樫山 かしやま 文枝 ふみえ
慶 けい 介 かい の母 はは 。さくらのことを気 き に入 い っている。
戸田 とだ 真樹子 まきこ
演 えんじ - 高橋 たかはし かおり
慶 けい 介 かい の元 もと 恋人 こいびと 。
桂木 かつらぎ 敏夫 としお
演 えんじ - 真実 しんじつ 一路 いちろ
慶 けい 介 かい の親戚 しんせき 。
桂木 かつらぎ 茂子 しげこ
演 えんじ - 野間 のま 洋子 ようこ
慶 けい 介 かい の親戚 しんせき 。
桂木 かつらぎ の叔父 おじ
演 えんじ - 小池 こいけ 栄 さかえ ・笠井 かさい 一彦 かずひこ
桂木 かつらぎ の叔母 おば
演 えんじ - 井上 いのうえ 裕 ひろし 季子 としこ
さくらの友人 ゆうじん
演 えんじ - アリソン・アラカワ (ホレホレ節 ぶし を歌 うた った)、ジェーナ・シマブクロ 、イカイカ・バラックバーン 、カビカ・レジドアー 、ベティー・オクムラ 、クラレンス・オキ 、ユージ・モトハシ
作 さく - 田渕 たぶち 久美子 くみこ [2]
音楽 おんがく - 小 しょう 六 ろく 禮次郎 れいじろう [2]
テーマ音楽 おんがく 指揮 しき - 竹本 たけもと 泰 やすし 蔵 ぞう
サックス演奏 えんそう - 須川 すがわ 展也 たつや
演奏 えんそう - エドヴァ☆シンフォニカー
英語 えいご 教育 きょういく 指導 しどう - 吉田 よしだ 研 けん 作 さく
ハワイ英語 えいご 指導 しどう - 小泉 こいずみ 珠代 たまよ
飛騨 ひだ ことば指導 しどう - 荒木 あらき 優 ゆう 騎 き (庄司 しょうじ 照男 てるお 役 やく を兼任 けんにん )
舞踊 ぶよう 指導 しどう - 若柳 わかやなぎ 禄 ろく 寿 ことぶき
和 かず ろうそく指導 しどう - 三嶋 みしま 順二 じゅんじ
指圧 しあつ 指導 しどう - 宮本 みやもと 俊和 としかず
フラダンス指導 しどう - 上原 うえはら まき
出産 しゅっさん 指導 しどう - 三宅 みやけ はつえ、大葉 おおば ナナコ
コーディネーター - コーキ西谷 にしたに
撮影 さつえい 協力 きょうりょく - 岐阜 ぎふ 県 けん 、岐阜 ぎふ 県 けん 高山市 たかやまし 、岐阜 ぎふ 県 けん 古川 ふるかわ 町 まち (現 げん ・飛騨 ひだ 市 し )、ハワイ観光 かんこう 局 きょく 、日本 にっぽん 鑑賞 かんしょう 魚 ぎょ 振興 しんこう 会 かい
資料 しりょう 提供 ていきょう - ビショップ博物館 はくぶつかん
語 かた り - 大滝 おおたき 秀治 しゅうじ (松下 まつした 武 たけし 朗 ろう 役 やく を兼任 けんにん )
副 ふく 音声 おんせい 解説 かいせつ - 江原 えばら 正 ただし 士 し
制作 せいさく 統括 とうかつ - 吉川 よしかわ 幸司 こうじ [2]
制作 せいさく - 青木 あおき 信也 しんや
美術 びじゅつ - 竹内 たけうち 光 ひかり 鷹 たか 、岡島 おかじま 太郎 たろう
技術 ぎじゅつ - 市川 いちかわ 隆男 たかお 、佐々木 ささき 喜昭 よしあき
音響 おんきょう 効果 こうか - 浜口 はまぐち 淳二 じゅんじ 、太田 おおた 岳 だけ 二 に 、片平 かたひら 洋 ひろし 資 し
記録 きろく - 野田 のだ 茂子 しげこ
編集 へんしゅう - 岩崎 いわさき 幹子 みきこ
撮影 さつえい - 小笠原 おがさわら 洋一 よういち 、安藤 あんどう 清茂 きよしげ
照明 しょうめい - 中村 なかむら 正則 まさのり 、笠原 かさはら 竜二 りゅうじ
音声 おんせい - 鈴木 すずき 克明 かつあき 、三神 みかみ 強 つよし
映像 えいぞう 技術 ぎじゅつ - 片岡 かたおか 啓 あきら 太 ふとし 、堀田 ほった 恵子 けいこ 、寺島 てらしま 朗 あきら 、竹屋 たけや 佳 けい 亮 あきら
美術 びじゅつ 進行 しんこう - 小山 こやま 隆 たかし 、窪 くぼ 喜 き 圭 けい 、田中 たなか 裕 ひろし 、関本 せきもと 千恵 ちえ
演出 えんしゅつ - 清水 しみず 一彦 かずひこ 、藤澤 ふじさわ 浩一 こういち 、佐藤 さとう 譲 ゆずる / 新田 にった 真 ま 三 さん 、木村 きむら 明広 あきひろ 、三鬼 みき 一希 かずき
サブタイトルは全 すべ て日本 にっぽん のことわざ で、第 だい 1週 しゅう と最終 さいしゅう 週 しゅう のサブタイトルが同一 どういつ になっている。
週 しゅう
回 かい
放送 ほうそう 日 び
サブタイトル
演出 えんしゅつ
1
0 0 1-0 0 6
4月 がつ 0 1日 にち - 4月 がつ 0 6日 にち
かわいい子 こ には旅 たび をさせよ
清水 しみず 一彦 かずひこ
2
0 0 7-0 12
4月 がつ 0 8日 にち - 4月 がつ 13日 にち
郷 さと に入 はい っては郷 さと に従 したが え
3
0 13-0 18
4月 がつ 15日 にち - 4月 がつ 20日 はつか
雨 あめ 降 ふ って地 ち 固 かた まる
4
0 19-0 24
4月 がつ 22日 にち - 4月 がつ 27日 にち
住 す めば都 と
佐藤 さとう 譲 ゆずる
5
0 25-0 30
4月 がつ 29日 にち - 5月0 4日 にち
昨日 きのう の敵 てき は今日 きょう の友 とも
6
0 31-0 36
5月0 6日 にち - 5月11日 にち
人 ひと は見 み かけによらぬもの
藤澤 ふじさわ 浩一 こういち
7
0 37-0 42
5月13日 にち - 5月18日 にち
嘘 うそ から出 で たまこと
8
0 43-0 48
5月 がつ 20日 はつか - 5月25日 にち
縁 えん は異 こと なもの味 あじ なもの
9
0 49-0 54
5月27日 にち - 6月 がつ 0 1日 にち
口 くち と腹 はら はちがうもの
清水 しみず 一彦 かずひこ
10
0 55-0 60
6月 がつ 0 3日 にち - 6月 がつ 0 8日 にち
親 おや の心子 しんこ 知 し らず
佐藤 さとう 譲 ゆずる
11
0 61-0 66
6月 がつ 10日 とおか - 6月15日 にち
嘘 うそ も方便 ほうべん
12
0 67-0 72
6月17日 にち - 6月22日 にち
義 ぎ を見 み てせざるは勇 いさみ なきなり
藤澤 ふじさわ 浩一 こういち
13
0 73-0 78
6月24日 にち - 6月29日 にち
とらぬ狸 たぬき の皮算用 かわざんよう
14
0 79-0 84
7月 がつ 0 1日 にち - 7月 がつ 0 6日 にち
案 あん ずるより産 う むが易 やさ し
新田 にった 真 ま 三 さん
15
0 85-0 90
7月 がつ 0 8日 にち - 7月 がつ 13日 にち
苦 く は楽 らく の種 たね
清水 しみず 一彦 かずひこ
16
0 91-0 96
7月 がつ 15日 にち - 7月 がつ 20日 はつか
合 あ わぬ蓋 ぶた あれば合 あ う蓋 ぶた あり
17
0 97-102
7月 がつ 22日 にち - 7月 がつ 27日 にち
あちら立 た てればこちらが立 た たぬ
藤澤 ふじさわ 浩一 こういち
18
103-108
7月 がつ 29日 にち - 8月 がつ 0 3日 にち
運 うん は天 てん にあり
木村 きむら 明広 あきひろ
19
109-114
8月 がつ 0 5日 にち - 8月 がつ 10日 とおか
明日 あした は明日 あした の風 かぜ が吹 ふ く
清水 しみず 一彦 かずひこ
20
115-120
8月 がつ 12日 にち - 8月 がつ 17日 にち
良薬 りょうやく 口 こう に苦 にが し
藤澤 ふじさわ 浩一 こういち
21
121-126
8月 がつ 19日 にち - 8月 がつ 24日 にち
恋 こい は思案 しあん のほか
22
127-132
8月 がつ 26日 にち - 8月 がつ 31日 にち
遠 とお くて近 ちか きは男女 だんじょ の仲 なか
三鬼 みき 一希 かずき
23
133-138
9月0 2日 にち - 9月0 7日 にち
鳴 な かぬ蛍 ぼたる が身 み を焦 こ がす
佐藤 さとう 譲 ゆずる
24
139-144
9月0 9日 にち - 9月14日 にち
武士 ぶし は食 く わねど高楊枝 たかようじ
25
145-150
9月16日 にち - 9月21日 にち
会 あ うは別 わか れの始 はじ めなり
清水 しみず 一彦 かずひこ
26
151-156
9月23日 にち - 9月28日 にち
かわいい子 こ には旅 たび をさせよ
以下 いか の日程 にってい で総合 そうごう で総集編 そうしゅうへん が放送 ほうそう された。
第 だい 1回 かい :雨 あめ 降 ふ って地 ち 固 かた まる 2002年 ねん 12月28日 にち 9時 じ 15分 ふん - 10時 じ 14分 ふん [11]
第 だい 2回 かい :親 おや の心子 しんこ 知 し らず 2002年 ねん 12月29日 にち 8時 じ 10分 ふん - 9時 じ 9分 ふん [12]
第 だい 3回 かい :明日 あした は明日 あした の風 かぜ が吹 ふ く2002年 ねん 12月30日 にち 8時 じ 10分 ふん - 9時 じ 9分 ふん [13]
最終 さいしゅう 回 かい :かわいい子 こ には旅 たび をさせよ 2002年 ねん 12月31日 にち 8時 じ 10分 ふん - 9時 じ 9分 ふん [14]
この作品 さくひん から、番組 ばんぐみ 末尾 まつび 5秒 びょう のエンドカードを利用 りよう したミニコーナーが取 と り入 い れられた[15] 。
AからZの順 じゅん に毎週 まいしゅう 1つ、その文字 もじ で始 はじ まる英単語 えいたんご を高野 たかの が紹介 しょうかい した(年末 ねんまつ の総集編 そうしゅうへん は季 き 節 ぶし の英語 えいご 読 よ み)。
Apple , Balloon , Candle , Door , Earth , Family , Gift , Hammer , Iron , Jelly , King , Love , Magic , Nose , Onion , Penguin , Question , Rainbow , Skirt , Teacher , Ukulele , Vampire , Wing , X-ray , Yellow , Zipper , (Spring , Summer , Fall , Winter )
ナレーションのさくらの祖父 そふ (大滝 おおたき 秀治 しゅうじ )が、毎週 まいしゅう 土曜日 どようび の放送 ほうそう の終 お わりに「それではまた来週 らいしゅう 。See You Next Week」などと英語 えいご での挨拶 あいさつ を行 おこな った(最終 さいしゅう 回 かい のみ「またいずれね。See You Soon」となった)。ちなみに、最終 さいしゅう 週 しゅう の zipperの演出 えんしゅつ は、ジッパー(ファスナー)が開 ひら いてそこから高野 たかの が現 あらわ れるという段取 だんど りであったが、最終 さいしゅう 回 かい (土曜日 どようび )のみ高野 たかの が後 うし ろで手 しゅ を振 ふ り、ジッパーが閉 と じていく段取 だんど りになっていた。
また、最終 さいしゅう ・第 だい 26週 しゅう その1(151話 わ 9月23日 にち )の本編 ほんぺん 後 ご には「さくらアルバム」と銘打 めいう って、「四季 しき の桜 さくら 」をバックに、全 ぜん 25週間 しゅうかん の名 めい 場面 ばめん とエンディング5秒 びょう の単語 たんご を絡 から ませた特別 とくべつ エンディングが放送 ほうそう された。
放送 ほうそう 飛 と ばし事故 じこ [ 編集 へんしゅう ]
2002年 ねん 9月 がつ 20日 はつか (金曜日 きんようび )のNHK総合 そうごう での本 ほん 放送 ほうそう で、放送 ほうそう テープの取 と り違 ちが えにより、本来 ほんらい の第 だい 149回 かい ではなく翌 よく 21日 にち (土曜日 どようび )放送 ほうそう 予定 よてい の第 だい 150回 かい を誤 あやま って送出 そうしゅつ する放送 ほうそう 事故 じこ が発生 はっせい した。BSでは通常 つうじょう 通 どお りに放送 ほうそう されていた。
これにより視聴 しちょう 者 しゃ からの苦情 くじょう が殺到 さっとう し、同日 どうじつ 中 ちゅう にNHKはニュースと12時 じ 44分 ぶん の特設 とくせつ 枠 わく にてお詫 わ びのアナウンスを行 おこな った上 うえ で、12時 じ 45分 ふん からの再 さい 放送 ほうそう 枠 わく は予定 よてい 通 どお り第 だい 149回 かい を放送 ほうそう し、翌 よく 21日 にち のNHK総合 そうごう 本 ほん 放送 ほうそう は第 だい 149回 かい ・第 だい 150回 かい を2話 わ 連続 れんぞく で放送 ほうそう する措置 そち が取 と られた[16] 。
2003年 ねん 3月 がつ に後日 ごじつ 譚 たん が明治 めいじ 座 ざ にて舞台 ぶたい 公演 こうえん された。脚本 きゃくほん はドラマと同 おな じ田渕 たぶち 久美子 くみこ 、演出 えんしゅつ はケラリーノ・サンドロヴィッチ [17] 。ほとんどの俳優 はいゆう はテレビドラマ版 ばん と同 おな じだが、沼田 ぬまた 筆 ひつ 子役 こやく は麻丘 あさおか めぐみ、沼田 ぬまた たね役 やく は大塚 おおつか 道子 みちこ が演 えん じた。
^ なお本 ほん 作 さく をもって、14時 じ 台 だい は『列島 れっとう ニュース 』の枠 わく 拡大 かくだい を予定 よてい しているため、アンコール枠 わく は12時 じ 30分 ふん からに時間 じかん 枠 わく を移動 いどう する予定 よてい [7]
^ a b 看板 かんばん の〈俺 おれ 〉が上下 じょうげ 逆 ぎゃく
^ 飛騨古川 ひだふるかわ に200年 ねん 以上 いじょう 前 まえ から伝 つた わる行事 ぎょうじ 。1月15日 にち に円光寺 えんこうじ ・真宗寺 しんしゅうじ ・本光寺 ほんこうじ の三 みっ つの寺 てら を夜 よる を徹 てっ して順番 じゅんばん に参詣 さんけい するもので、縁結 えんむす びを願 ねが うお参 まい りとして知 し られる。
NHK 連続 れんぞく テレビ小説 しょうせつ
前 ぜん 番組 ばんぐみ
番組 ばんぐみ 名 めい
次 じ 番組 ばんぐみ
さくら (2002年度 ねんど 上半期 かみはんき )
NHK BS2 連続 れんぞく テレビ小説 しょうせつ ・アンコール
さくら (2007年度 ねんど 上半期 かみはんき )
NHK総合 そうごう 月曜 げつよう - 金曜 きんよう 14:45 - 15:00 ↓ NHK総合 そうごう 月曜 げつよう - 金曜 きんよう 14:15 - 15:00 (アンコール放送 ほうそう )
ひらり (2023
年 ねん 4
月 がつ 4
日 にち - 9月1
日 にち )
※2022
年 ねん 12
月 がつ 20日 はつか から
2023
年 ねん 3
月 がつ 31
日 にち までは、
16:30 - 17:00に
放送 ほうそう 。
さくら (2023年 ねん 9月 がつ 4日 にち - 2024年 ねん 2月 がつ 28日 にち )
ちゅらさん (2024
年 ねん 4
月 がつ から
予定 よてい 。
以後 いご は12:30 - 12:45)
1960年代 ねんだい (#0 1 - 0 9) 1970年代 ねんだい (#10 - 24) 1980年代 ねんだい (#25 - 43) 1990年代 ねんだい (#44 - 61) 2000年代 ねんだい (#62 - 81) 2010年代 ねんだい (#82 - 101) 2020年代 ねんだい (#102 - 121)
「*」…NHK大阪 おおさか 放送 ほうそう 局 きょく 制作 せいさく 。「☆」…放送 ほうそう 期間 きかん 1年間 ねんかん (他 た は半年 はんとし )。
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