ちりとてちん (テレビドラマ)
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ちりとてちん | |
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ジャンル | ドラマ |
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ナレーター |
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オープニング |
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1982 | |
NHK | |
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2007 | |
151 | |
2007 | |
7:30 - 7:45(BSプレミアム) | |
15 | |
151 | |
アンコール | |
2013 | |
15 | |
151 | |
どんど | |
『ちりとてちん』は、2007
概要 [編集 ]
これまでの
ドラマには
2008
2007〜08
補足 [編集 ]
本編 の語 り手 を担当 しているのは上沼 恵美子 。五 十 代 の和田 喜代美 自身 が過去 を振 り返 るという設定 であり[9]、一人称 形式 の語 りである。毎週 月曜日 の放送 の冒頭 では「ようこそのお運 びで。厚 く御礼 申 し上 げます」という口上 を述 べる(第 67回 のみ、高座 に上 がった若狭 こと喜代美 (貫 地 谷 )が先 にこの口上 を言 い、上沼 は「あらら、先 に言 われてしもうた」と口上 を述 べた)。- タイトルの「ちりとてちん」は
三味線 の旋律 の唱歌 (しょうが)または擬音 語 、また上方 落語 の演目 の一 つである (原型 は江戸 落語 の「酢豆腐 」)。 - ヒロインが「
戦後 の昭和 生 まれ」と明確 になっている作品 は、大阪 制作 としては2022年度 後期 放送 の『舞 いあがれ!』まで途絶 えることになる[1]。
あらすじ[編集 ]
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その9
そんな
登場 人物 [編集 ]
福井 県 小浜 の人々 [編集 ]
和田 家 [編集 ]
和田 喜代美 →青木 喜代美 (わだ きよみ→あおき きよみ)/徒然 亭 若狭 (つれづれてい わかさ)演 -貫 地 谷 しほり[10]/桑島 真里 乃(少女 時代 )/上沼 恵美子 (五 十 代 :声 のみ)本 作 のヒロイン。1973年 (昭和 48年 )12月31日 生 まれ。福井 県 北部 ・鯖江 市 の出身 。9歳 の年 に家族 と福井 県 南部 ・小浜 市 へ引越 し、高校 を卒業 するまでを小浜 で過 ごす。- マイナス
志向 で、不器用 。動作 が大 げさで何 かにつけて「え!」と驚 く癖 があり、妄想 癖 がある。また婚姻 届 を書 くまで夫 ・草々 の本名 を知 らなかったり、買 い物 では何 かを買 い忘 れることが多 いなど、抜 けているところもある。そのため、祖父 ・正太郎 や師匠 ・草 若 などからは落語 の登場 人物 に似 ていると評 されている。 小浜 でのあだ名 は「ビーコ」。小学校 で同姓 同名 の和田 清海 と区別 するために、清海 の「和田 A」に対 して「和田 B」とあだ名 され、転 じて「ビーコ」と呼 ばれるようになった。学校 のアイドルである優等生 清海 と何 をやっても上手 くいかない不器用 な自分 を比較 し、主役 と脇役 、光 とその裏側 の陰 、と捉 え、劣等 感 を拗 らせたまま高校 生活 を終 える。- そんな
脇役 人生 を変 えるため、高校 卒業 後 単身 で大阪 へ。偶然 出会 った草 若 の元 に身 を寄 せるようになり、徒然 亭 一門 と関 わる中 で落語 家 になることを決意 。紆余曲折 を経 て徒然 亭 への入門 が認 められ、草 若 の「若 」の字 を取 り、福井 県 若狭 地方 の出身 であることに由来 した「若狭 」という芸名 を与 えられた。徒然 亭 弟子入 り前 は草 若 と草々 から「キーコ(喜 ィ公 )」「喜六 」、弟子入 り後 は徒然 亭 周囲 の人物 から「若狭 」と呼 ばれている(兄弟子 ・小 草 若 は入門 前後 数 年間 、本名 で呼 んでいる)。初 高座 は19歳 で演目 は「ちりとてちん」。 落語 家 として行 き詰 ったときに草 若 の指示 を受 けてから創作 落語 も演 じるようになる。内容 は少女 時代 からの経験 に基 づいた話 が主 。兄弟子 の草々 に片思 いを続 けていたが、ふとした誤解 から草々 が破門 になりかけ、単身 迎 えに行 ったことがきっかけで両 思 いに。その後 、恋愛 禁止 期間 であった3年間 の内弟子 修行 を終 えて草々 にプロポーズされ、1996年 1月 3日 に結婚式 を挙 げた。- 2006
年 秋 に妊娠 が判明 。常打 ち小屋 「ひぐらし亭 」のオープン祝 いの手伝 いをして過 ごすうちに、糸子 の生 き方 に感銘 を受 け、「おかあちゃん」としての道 を進 む決意 をする。祖父 ・正太郎 の命日 の日 の「ひぐらし亭 」の高座 (演目 は祖父 と師匠 の縁 深 い「愛宕山 」)で落語 家 引退 を宣言 。物語 は2007年 春 の彼女 の出産 で幕 を閉 じる。 - ちなみに
清海 も喜代美 も三丁 町 の芸者 の名前 から取 られて名付 けられたことが後 に明 らかになるが、これは二 人 の父親 である秀臣 と正 典 の間 の秘密 である。 和田 糸子 (わだ いとこ)演 -和久井 映見 [11]喜代美 の母 。福井 県 北部 ・鯖江 市 の出身 。旧姓 は木野 (きの)。実家 は小間物 屋 。幼 い頃 に父 を亡 くし、母 一人子 一 人 の家庭 で育 った。塗 箸 職人 の正 典 と結婚 後 、鯖江 市 に住 んでいたが、その後 家族 と共 に小浜 市 へと移 る。他人 とは感覚 がややずれたところがあり、天然 ボケ気味 だが楽天的 な性格 なので失敗 しても気 にしない。長男 ・正平 曰 く「存在 自体 が突拍子 もない」ハチャメチャな人物 。一方 、困窮 した家計 を魚屋 食堂 でのパート勤務 で助 けるなど、古風 なお内助 の側面 も見 せる。家族 の世話 を焼 きたがる向 きがあり、特 に不器用 な喜代美 が心配 でたまらない。喜代美 は母親 の世話焼 きを鬱陶 しく思 っていたが、初 高座 で失敗 した際 には八 つ当 たりしながらも、最後 には肩 にすがって泣 くなど、心 の奥底 ではその包容 力 に大 きく依存 している(これは最終 週 の伏線 ともなっている)。なお世話焼 きの性格 は家族 に対 してだけではなく、順子 や草 若 などにも向 けられた。後述 の「へしこ丁稚 羊羹 」騒動 の逸話 が喜代美 2度目 の高座 を成功 に導 くなど、当時 はとんでもない事件 に過 ぎなかった糸子 との経験 は、後 の落語 家 としての喜代美 の成功 に生 かされる。五木 ひろしの大 ファンで、十八番 は「ふるさと」。その熱狂 ぶりは相当 な物 で、陣痛 の中 、五木 ひろしの出番 が来 るまで紅白 歌合戦 を見 続 けたほど。しかし「ふるさと」のイントロが終 わって歌 が始 まった時 に糸子 は陣痛 を我慢 できなくなり、分娩 室 に運 ばれていった。なおも未練 を残 していた糸子 のために正 典 は分娩 室 の前 で「ふるさと」を熱唱 し、喜代美 が生 まれた。- また
非常 に鼻 がきく。スイカが腐 ったかどうかと言 うことだけではなく、清海 のマンションを出 て「行方 不明 」になった喜代美 の居場所 や喜代美 の陣痛 もなぜかかぎ当 てた。 和田 正 典 (わだ まさのり)演 -松重 豊 喜代美 の父 。小浜 市 出身 。糸子 と同 い年 。高校 卒業 後 、3年間 正太郎 の元 で塗 箸 の修行 をしていたが、物語 が始 まる10年 前 に糸子 の母親 が病 に倒 れ、糸子 を助 けるために修行 を投 げ出 し家 を出 た。その間 、正太郎 とは絶縁 状態 にあったが、塗 箸 家業 が途絶 えることを危惧 して、鯖江 の眼鏡 工場 を退職 。妻子 とともに小浜 に戻 ってきた。出 戻 った後 も正太郎 と喧嘩 が絶 えず反目 しあうが、正太郎 の死 の間際 に真意 を知 る。父 の死後 は近代 的 塗 箸 工場 を営 む兄弟子 ・秀臣 の下 で修行 を積 み、9年 後 に独立 。塗 箸 店 を再興 した。当初 は売行 きは芳 しくなく、そこに付 け込 まれる形 で秀臣 に合併 を持 ち掛 けられていた。塗 箸 をただの宣伝 材料 としか考 えない秀臣 のやり方 に反発 していたが、後 に秀臣 の本心 を知 った後 は、和解 し共 に塗 箸 業界 を盛 り上 げるために尽力 した。父 に似 て生真面目 で頑固 な性格 。いつも眉間 にしわを寄 せている。家族 に冷静 に突 っ込 む一 面 もあるが、自身 がボケていることも多 い。喜代美 が落語 家 になることを当初 は反対 していたが、正太郎 が喜代美 を落語 へと導 いたと考 えるようになり落語 家 になることを認 め、応援 する立場 に回 った。和田 小梅 (わだ こうめ)演 -江波 杏子 喜代美 の祖母 。正 典 の母 。地元 では名 の知 れた元 芸者 で三味線 の名人 。粋 な性格 で当時 流行 していたバブルガム・ブラザーズや米 米 CLUBの曲 を好 んで聞 くなど、最新 の流行 にも敏感 。草 若 に弟子 入 りした喜代美 を見 て、正太郎 の遺言 (「ぎょうさん笑 え」)を実行 するには自分 が一 歩 踏 み出 さければならないと気付 き、友人 からの依頼 を受 けて三味線 を教 えるためにスペインへ移住 。旅立 つ際 、草 若 に自分 が若 い頃 に着 ていた着物 を喜代美 が高座 に上 がる時 の衣装 として託 している。また、内弟子 修行 中 の喜代美 を励 ました。草々 と喜代美 の披露宴 の際 は小次郎 からFAXで連絡 を受 け取 り急 ぎ帰国 。その時 はすぐにスペインに戻 り、1999年 に再 び小浜 に戻 ってきた。作法 の教育 には厳 しく、それが後 に喜代美 が落語 家 を志 すにあたり、綺麗 な仕草 として生 きることとなる。草 若 は小梅 に対 して、喜代美 の箸 使 いがうまいと誉 めている。- なお、
途中 で小梅 がスペインに移住 するのは、演 じる江波 に舞台 『大奥 』出演 の仕事 が入 っていたためである。 和田 正太郎 (わだ しょうたろう)演 -米倉 斉 加 年 喜代美 の祖父 。正 典 の父 。1982年 (昭和 57年 )10月 11日 に他界 。小梅 には「正太郎 ちゃん」と呼 ばれている。小浜 でも数少 ない若狭 塗 箸 の名 職人 。塗 箸 の修行 を放棄 して家 を出 た正 典 をなかなか許 そうとはしなかったが、実 は正 典 に塗 箸 を継 いでほしいという望 みの裏返 しであったと死 の間際 に告白 する。落語 好 きで喜代美 が落語 に興味 を持 つきっかけを作 り、喜代美 には「喜代美 、ぎょうさん笑 え。一回 きりの人生 や。ぎょうさん笑 ろた方 がええ」という言葉 を残 した。- いつも
正太郎 が聞 いていたテープは正 典 が正太郎 に塗 箸 を継 ぐことを告 げた日 に小浜 で開 かれた草 若 の独演 会 (演目 は「愛宕山 」)を録音 したものであり、正太郎 が草 若 に頼 み込 んでもらったものだった。そのことが正 典 や喜代美 、そして徒然 亭 一門 に影響 を与 えた。死後 も時々 登場 しており、地獄 で草 若 と再会 して草 若 を地獄 寄席 へと案内 した他 、引退 を決意 した喜代美 の前 にも姿 を現 した。 和田 小次郎 (わだ こじろう)演 -京本 政樹 喜代美 の叔父 。正 典 の弟 。堅実 な兄 とは違 い、独身 で定職 を持 たない山師 。いつも失敗 に終 わるものの儲 け話 には目 がない。その服装 は独特 なもので派手 なアロハシャツを着用 し、頭 にはサングラスかカンカン帽 を身 に着 けている。奈津子 が塗 箸 の取材 のために和田 家 を初 めて訪 れた時 にその美 しさに目 を奪 われたが、糸子 の失敗 料理 「へしこ丁稚 羊羹 」を誤 って奈津子 に食 べさせてしまった。ガラクタ好 きで、ゴミの山 状態 となっていた奈津子 の部屋 を見 て宝 の山 だと興奮 。これがきっかけでさらに奈津子 に注目 し始 め、連絡 しあう仲 になった。- 1993
年 の秋 、キズ物 の塗 箸 の売 り方 をめぐって正 典 と対立 したことがきっかけで家 を飛 び出 し、ヒッチハイクで大阪 へ。奈津子 の部屋 に転 がり込 み、以後 は一緒 に暮 らしている。大阪 に住 むようになってからは草 若 邸 にもしばしば出入 りしている。 夫婦 喧嘩 していた正 典 と糸子 が昔 を思 い出 して和解 したのに影響 され、奈津子 にプロポーズするも貯金 を200万 円 貯 めることを結婚 の条件 を提示 された。(喜代美 曰 く)働 くという概念 すらない上 に、相変 わらず一山 当 てて儲 けることにロマンを感 じていたため、ずっと結婚 できずにいた。ある日 、ついに宝 くじが当選 するが、塗 箸 産業 を盛 り上 げていこうとする正 典 や竹谷 らの姿 を見 て自分 の考 えに疑問 を抱 き、当選 金 を五木 ひろしを塗 箸 のイベントに呼 ぶためにあてがってしまう。そのことを相談 しなかったことで奈津子 と険悪 になるが、最終 的 にお互 いをわかりあい結婚 する。なお、当選 金 は五木 の好意 で小次郎 の元 に返 され、最終 的 には二 人 の希望 でひぐらし亭 建設 資金 となった。和田 正平 (わだ しょうへい)演 -橋本 淳 /星野 亜 門 (少年 時代 )喜代美 の2歳 年下 の弟 。喜代美 と違 って手先 が器用 でしっかりもの。和田 家 の中 では抜 きん出 て洞察 力 に長 けており、それゆえに家族 が気持 ち悪 がることもある。喜代美 が落語 家 になると宣言 したときや草々 が喜代美 との結婚 を申 し入 れた時 は、父 の正 典 よりも落 ち着 いたところをみせた。「他愛 ないのう」が口癖 。恐竜 好 き。高校 卒業 後 、小浜 市 近傍 の福井 理科 大学 (架空 )に進学 し地質 学 を学 ぶ。義兄 で、同 じく恐竜 好 きの草々 のことを慕 っている。苦 しい家計 を見 て苦悩 し、高校 卒業 後 の就職 を考 えたり、留学 を考 えたのが原因 で糸子 が正 典 と対立 して家出 したことを知 ると、心 ならずも留学 を断念 したりと家族 思 いの面 もある。大学 卒業 後 の就職 試験 にすべて落 ちた後 は、小次郎 を真似 た振 る舞 いでフリーターをしていたが、正 典 の勧 めで塗 箸 家業 を手伝 う。秀臣 の真意 を聞 いてから塗 箸 家業 を継 ぐのを辞 め、一時期 正 典 と険悪 になったものの和解 。恐竜 博物館 で働 くため小学校 の教員 となり、最終 回 では恐竜 博物館 に勤 めている。
もうひとつの和田 家 [編集 ]
和田 清海 (わだ きよみ)演 -佐藤 めぐみ/佐藤 初 (少女 時代 )- もうひとりの
主人公 的 な存在 。大手 箸 工場 を営 む秀臣 の娘 。喜代美 の同級生 で、同姓 で名前 の読 みも同 じ。喜代美 が引 っ越 してきた日 に砂浜 で出会 う。非 の打 ち所 がなく、周囲 に慕 われている人気 者 。あだ名 は「エーコ」。「和田 A」が転 じて「エーコ」と定着 した。 鈍感 なところがあり、喜代美 が自分 に対 して劣等 感 を抱 いていることには気 づいておらず、喜代美 を無二 の親友 だと思 っていた。さらに、友 春 が小学生 の頃 から喜代美 のことを好 きだった事 や草々 に好意 を持 たれている事 にも気 づいていなかった。高校 卒業 後 は、大阪 で一人暮 らしをしながら大学 に通 っていたが、サークルのOBの誘 いがきっかけで芸能 界 に入 り、テレビのお天気 キャスターなどの仕事 をしていた。出会 った当初 は草々 を面白 い人 と感 じただけで、あまり興味 を持 っていなかったが、草々 の落語 を聞 いたことがきっかけとなり、後 に相思相愛 となる。その後 、東京 でニュースキャスターをする仕事 が入 り、悩 んだ挙句 に大学 を休学 して東京 行 きを決意 。転居 の直前 に、喜代美 と互 いの本心 を語 り合 い、旅立 った。- しかし、
担当 していたニュース番組 が半年 で打 ち切 りとなり、喜代美 とは連絡 が途絶 える。1996年 の冬 、母 ・静 の看病 のために小浜 に戻 ってきた。服装 や性格 も上京 前 の清純 さとは異 なり、都会 的 な雰囲気 へと一変 し、東京 で挫折 した経験 から喜代美 に対 して鬱屈 した思 いを吐露 するようになる。 後 に和解 し、父親 の工場 を手伝 ううちに工場 を継 ぐ決心 をする。その一環 として正 典 の元 に弟子 入 り。最終 週 では社長 としてひぐらし亭 の支援 に参加 している。最終 回 で、草 若 を襲名 した小 草 若 といい関係 になるが、なかなか結婚 には踏 み切 れていない旨 の紹介 がされた。和田 友 春 →野口 友 春 (わだ ともはる→ のぐち ともはる)演 -友井 雄 亮 /小阪 風 真 (少年 時代 )秀臣 の長男 。清海 の兄 。しっかりした妹 と違 い典型 的 なドラ息子 に育 ってしまったため、小浜 では「アホ」もしくは「アホボン」と呼 ばれている。自分 に秀臣 ほどの経営 能力 がないことを自覚 しており、どこか似 ている小 草 若 とは犬猿 の仲 だったが、後述 する経緯 で順子 との結婚 が決 まってから和解 した。初対面 時 に暴言 を吐 いたため、喜代美 から手提 げ袋 で殴 られる。そのことがきっかけで一目惚 れし、喜代美 が高校 を卒業 するとともにプロポーズ。しかし、肝心 の喜代美 には相手 にされていなかった。その後 、喜代美 に再度 プロポーズしたが、喜代美 は既 に落語 の道 に進 む決意 をしていたため、断 られた。それを聞 いた友 春 は喜代美 のことをきっぱりとあきらめ、自分 の道 をみつける決意 を固 めた。友 春 は正 典 にその決意 を語 り、そのことが小梅 や正 典 を動 かし、喜代美 の草 若 への弟子入 りを後押 しすることとなった。順子 とは、喜代美 の落語 を聞 くために共 に大阪 へ向 かったことをきっかけに、徐々 に親密 さを増 していく。その後 、順子 が妊娠 していたことが明 らかとなり、自分 が工場 を継 ぐ自信 がなかったことと順子 に対 する責任 をとるために、順子 と結婚 して婿 入 りし、魚屋 食堂 を継 ぐことになった。和田 秀臣 (わだ ひでおみ)演 -川平 慈英[12]小浜 の大手 箸 工場 の社長 。正太郎 の元 弟子 で、正 典 の兄弟子 。友 春 と清海 の父 。伝統 工芸 の塗 箸 に見切 りをつけて正太郎 のもとを去 ったため小梅 に嫌 われており、正太郎 の葬式 でも追 い返 された。正太郎 の死後 、正 典 に請 われ自分 の工場 の社員 扱 いで塗 箸 の技術 を正 典 に教 えた。後 に正 典 の箸 が持 つブランド力 に注目 し、自分 の工場 と正 典 の塗 箸 店 との合併 を狙 う。なお、秀臣 は婿養子 である。外国 出身 の父 の影響 でナイフとフォークしか使 えなかったが、母親 が新 しく作 った家庭 と馴染 めたきっかけとなった箸 、とりわけ若狭 塗 箸 に愛情 を持 っている。その影響 で正太郎 に弟子 入 りするが、正 典 の塗 箸 作 りの才能 に劣等 感 、疎外 感 を抱 いたことが正太郎 の元 を去 った要因 となっている。だが工場 を運営 するにつれ工場 を発展 させることが塗 箸 産業 を支 えることに繋 がるという思 いを抱 くようになる。工場 の存亡 が危 ぶまれ工場 の閉鎖 を考 えたとき、和田 家 の前 で正太郎 の元 を去 ったときの心情 を打 ち明 け、小梅 と和解 する。和田 静 (わだ しずか)演 -生稲 晃子 秀臣 の妻 。友 春 と清海 の母 。よくできた妻 で、彼女 の存在 も清海 に対 する喜代美 のコンプレックスの元 になっていた。塗 り箸 製作所 の没落 に呼応 するかのように、1999年 の時点 では病 に倒 れ、病院 に入院 していたが、後 に回復 し、退院 した。
魚屋 食堂 [編集 ]
野口 順子 (のぐち じゅんこ)演 -宮嶋 麻衣 /伊藤 千 由 李 (少女 時代 )喜代美 の親友 。魚屋 食堂 の一人娘 で、高校 卒業 後 は家業 を手伝 っている。クールなリアリストで、後 ろ向 きになりがちな喜代美 にいつも毒 もありつつ的確 な助言 をくれる。喜代美 の才能 を見抜 いていた人物 でもあり、落語 家 になると言 ったときには心配 する周囲 をよそに「ビーコに向 いてるかもしれんなぁ」と喜 んだりしていた。モットーは「何 があっても天災 」。第 四 回 寝床 寄席 の際 、大阪 まで送 ってもらったことをきっかけに、友 春 と親密 になっていく。1996年 1月 3日 の喜代美 の結婚式 で友 春 に抱 きつかれプロポーズされるが、順子 が答 えるより先 に父 ・幸 助 が友 春 に殴 りかかったため返答 しなかった。しかし、喜代美 の白無垢 姿 を見 て生 まれて初 めて感動 したことと、一生懸命 生 きているアホである友 春 がいとおしく思 えたこと(これは喜代美 と付 き合 ってきた理由 と同 じ)から、以降 本格 的 につきあうようになり、ついには友 春 の子 を妊娠 してしまう。天災 とは違 い自分 で起 こした不始末 であるため動揺 し、一時 は本心 を押 し殺 して自分 独 りで子供 を育 てようとまで思 いつめてしまったが、両 和田 家 と野口 家 を交 えた話 し合 いの場 で喜代美 に説得 され、友 春 との結婚 を決意 した。野口 幸 助 (のぐち こうすけ)演 -久 ヶ沢 徹 順子 の父 。喧嘩 の仲裁 が趣味 で喧嘩 している者 に売 り物 の焼 き鯖 を与 えて仲直 りさせる「胴乱 の幸 助 」を地 でいく人物 。犬 の喧嘩 にまで口 を出 したり、喧嘩 を仲裁 したいために揉 め事 のありそうなところへ足 を運 ぼうとしたりするので家族 にあきれられている。順子 が絡 んだことになると冷静 にはなれず、友 春 が順子 にプロポーズした時 や友 春 が順子 を妊娠 させたことを知 った時 は興奮 して友 春 をなじってしまった。両 和田 家 と野口 家 を交 えた話 し合 いの後 、喧嘩 をしないことと仲 よく暮 らすことを条件 に、友 春 と順子 の結婚 を認 めた。- いつもねじり
鉢巻 をしめ、冬 でも半袖 のT シャツを着 ている。ちなみにT シャツには鯖 の絵 が描 かれており、書 かれている言葉 は「仲良 き事 は美 しき哉」もしくは「鯖 街道 は男 道 」など幸 助 の性格 や職業 にちなんだものになっている。第 17週 では娘 の順子 の妊娠 、結婚 と言 う重 いテーマだったにもかかわらず着 ていたT シャツが「さば人間 コンテスト」と言 うコミカルなものだった。この趣向 は婿 の友 春 の着 るジャージにも受 け継 がれ、友 春 が鯖 の焼 き方 を修行 している時 は「焼 鯖 は1日 にしてならず」と書 かれており、のちの回 では「Yellow Submarine」をもじったものになっていた。 野口 松江 (のぐち まつえ)演 -松永 玲子 順子 の母 。商売 下手 な幸 助 のかわりに魚屋 食堂 を切 り盛 りしている。大 のおしゃべり好 きで、正 典 とはあまり仲 が良 くない。ミーハーな性格 で人気 絶頂 だった頃 の小 草 若 が魚屋 食堂 を訪 れた時 は狂喜 乱舞 した。またゴシップ好 きであり犬 の噂 話 までする。そのため、順子 の妊娠 を知 った時 にはそのことが噂 話 になって順子 が後 ろ指 をさされてしまうと心配 し、あわや順子 を追 い込 みそうになった。野口 春平 (のぐち しゅんぺい)演 -斉藤 勇人 (1999年 当時 )/新岡 澪 (2006年 当時 )野口 順平 (のぐち じゅんぺい)演 -斉藤 隼人 (1999年 当時 )/新岡 塁 (2006年 当時 )友 春 と順子 の間 に生 まれた子 で双子 。名前 は友 春 と順子 から一 字 ずつ取 った。演 じる子役 も双子 である。後 に春平 は箸 工場 を、順平 は魚屋 食堂 を継 ぐことになる。
その他 の人々 [編集 ]
竹谷 修 (たけや おさむ)演 -渡辺 正行 箸 問屋 「マルタケ」を営 み、小浜 観光 協会 の事務 局長 もつとめている。問屋 の小僧 時代 に正太郎 に世話 になり、恩 を感 じていた。当初 は修行 をろくにしていなかった正 典 が塗 箸 家業 を継 ぐことに対 し苦言 を呈 していた。小次郎 とは犬猿 の仲 。知 ったかぶりの性格 。大阪 の業者 とも取引 をしているために小浜 と大阪 を車 で往復 しており、和田 家 の面々 は「定期 便 」と呼 んでタクシー代 わりに利用 している。- なお、
劇 中 、喜代美 の初 高座 の日 が決 まったという話 を聞 いた竹谷 が大学 時代 は落研だったと言 って、正 典 に竹谷 が大学 へは行 っていないことを突 っ込 まれる場面 があるが、演 じる渡辺 は明治大学 在学 中 は落研に入 っていた。 堀田 由美子 演 -和田 はるか高島 恵 演 -中井 飛香 北川 沙織 演 -村上 佳子 - 3
人 とも喜代美 の高校 時代 の同級生 。高校 の文化 祭 で三味線 ライブに参加 。順子 を名字 から「のぐっちゃん」と呼 ぶ。清海 の取 り巻 きであり、何 かにつけて清海 のことを褒 め称 えたため喜代美 の劣等 感 の要因 の一 つになっていた。ただし本人 達 に悪気 はなく喜代美 の劣等 感 には気 がついていなかった模様 。 - 1996
年 の草々 と喜代美 の夫婦 落語 会 の際 にも顔 を出 したが、喜代美 は「だめだった頃 の自分 を思 い出 す」と相変 わらず苦手 にしていた。しかし、彼女 たちから見 れば「テレビによく出 る有名人 」であり「先 に結婚 した人生 の先輩 」である喜代美 は尊敬 の対象 になっていた。
大阪 の人々 [編集 ]
徒然 亭 一門 [編集 ]
徒然 亭 草 若 (三 代目 )(つれづれてい そうじゃく)演 -渡瀬 恒彦 徒然 亭 一門 を率 いる落語 家 。本名 ・吉田 仁之 助 (よしだ じんのすけ)。2000年 (平成 12年 )4月 1日 に他界 。- かつて「
上方 落語 界 の四天王 」と称 されていたが、喜代美 と出会 う3年 前 の一門 会 の日 、高座 の直前 に妻 ・志保 の余命 を知 り動揺 。高座 に上 がれなくなる。天狗 座 での公演 に穴 を開 けたために天狗 芸能 会長 の逆鱗 に触 れ、天狗 芸能 を追放 された。喜代美 と出会 った当時 は落語 をしておらず、借金 まみれで、酒浸 りの日々 を送 っていた。ずっとそばに従 っていた草々 や戻 ってきた弟子 達 に対 してわざとそっけない態度 をとったが、これは自分 にこだわってくすぶるのを懸念 してのこと。草々 などの弟子 達 の熱意 や喜代美 を見 ていくうちに落語 への情熱 が甦 り、ついに落語 家 復帰 を決意 する。尚 、草 若 は彼 の代 で三 代目 となる。 落語 家 復帰 前 は無精 ひげを生 やし、頭 も白髪 混 じり、暖 かい季 節 でもどてらを着用 するなどさえない格好 をしていたが、復帰 後 は髪 を黒 く染 め、サスペンダーを愛用 するなどビシッと決 めている。面白 いと思 えばその場 のノリで行動 することがよくあり、内弟子 修業 中 で恋愛 御法度 だった喜代美 を草々 絡 みでからかって遊 んだこともあった。情操 教育 を大事 にしており、特 に内弟子 修業 時代 は本人 の特徴 に合 った噺 を教 える傾向 がある。また弟子 に落語 を引用 して諭 すことも多 い。小 草 若 が落語 家 を目指 すことを心 の底 から喜 んでいたものの、あくまでも師匠 として厳 しく指導 したため、小 草 若 が自信 を失 う原因 になったが、それを悔 やむと同時 に「小 草 若 に向 いた芸 がある」と気 にかけていた。- 1999
年 に病 にかかる。医者 からも手遅 れと診断 され、長年 の夢 であった「常打 ち小屋 」を建 てようと決意 。鞍馬 会長 に支援 を頼 み「徒然 亭 師弟 の会 」で成功 を収 めたら考慮 すると約束 を取 り付 ける。しかし、「地獄 八景 亡者 戯 」の稽古 中 に病状 が悪化 、弟子 達 に地獄 八景 亡者 戯 をそれぞれに分 けて話 すように指示 して皆 を見送 り、「草 若 弟子 の会 」の成功 を見届 けるかのように息 を引 き取 った。 徒然 亭 草々 (つれづれてい そうそう)演 -青木 崇 高 [13]/森田 直幸 (少年 時代 )草 若 の二 番 弟子 で、後 に喜代美 の夫 となる。本名 ・青木 一 (あおき はじめ)。1963年 (昭和 38年 )8月 1日 生 まれ。母 を早 くに亡 くし、布団 職人 だった父 を亡 くしてからは親戚 をたらい回 しになっていた。中学生 の時 、京都 の民宿 で徒然 亭 一門 と出会 い、卒業 後 に入門 。天涯孤独 の身 であり、草 若 は父親 代 わりでもある。そのため師匠 思 いで、草 若 の高座 すっぽかし事件 の後 も、草 若 の下 に唯一 残 った。巨体 ・強面 ・大 食 いで性格 は粗暴 かつ短気 。ただし根 は純情 で優 しいところがある。普段 は食事 の内容 には無頓着 だが、オムライスにはこだわりがあり、一番 好 きな食 べ物 は志保 が作 ったオムライス。またイカ串 も好物 で瓶 ごと買 うこともあるらしい。恐竜 好 きであり、同 じく恐竜 好 きの正平 とは仲 が良 い。落語 を愛 し、落語 に対 しひたむきな情熱 を捧 げる落語 バカ。一度 聞 いた噺 を間 や身振 りを含 めてすべて覚 えてしまう天与 の才 を持 ち、しかも複雑 な身 の上 を察 した草 若 が、唯一 自分 から請 うて弟子 にした人物 である。柳眉 ・尊 建 と三 人 で「上方 落語 三国志 」と称 される実力 派 。寝床 寄席 の評判 が高 まった1995年 以降 は草 若 の芸 を受 け継 ぐ正統 派 の落語 家 として注目 されている(尊 建 は「コピー、ものまね」と苦言 を呈 している)。初 高座 のおいに志保 から買 ってもらった一張羅 は派手 な開襟 シャツにストライプの入 った紺 の上着 と、そろいのパンツに素足 に草履 と、おおよそ堅気 の若者 に見 えない、一種 独特 のもの。以前 は天然 パーマの髪型 だったが、草 若 が落語 家 として注意 するのを願 いわざと伸 ばしていたものであり、徒然 亭 再出発 の際 には草 若 の指摘 を受 け髪 を切 っている。父 が作 ったベージュ単色 の地味 な座布団 を非常 に大切 にしており、高座 にはいつもそれを用 いる。中学 卒業 直後 に草 若 に弟子 入 りしたためか、落語 以外 の常識 に疎 いところがあり、コンパや五木 ひろしの顔 を知 らなかったりする。小 草 若 とは犬猿 の仲 で些細 なことで喧嘩 してしまうが、本心 では小 草 若 に草 若 の跡 を継 いで欲 しいと思 っていた。鈍感 なところがあり、奥手 な面 を持 つ。一時 は清海 と両 思 いとなったこともあったが、清海 が東京 行 きを決意 したことにより破局 。その後 、尊 建 を殴 った小 草 若 をかばったために草 若 から破門 にされた時 、単身 迎 えに来 たことがきっかけとなり、喜代美 に惹 かれるようになっていく。1996年 1月 1日 に喜代美 へプロポーズし、1996年 1月 3日 に結婚式 を挙 げた。つき合 ってから結婚 までの期間 が短 かったことが災 いし、喜代美 に対 して不信 感 を抱 いて入籍 しなかったが、順子 に接 する喜代美 を見 て思 い直 し、小浜 市役所 で入籍 。和田 家 の者 とは結婚 前 から良好 な関係 を築 いており、糸子 と正 典 (元 は正太郎 )の言葉 にも強 い影響 を受 けている。- なお
芸名 は初 高座 前 まで決 まらず、草 若 が「そうそう」と話 しかけた時 に命名 された。 徒然 亭 草原 (つれづれてい そうげん)演 -桂 吉弥 草 若 の一番 弟子 。本名 ・原田 優 夫 (はらだ まさお)。芸名 もそれに因 んでいる。1953年 (昭和 28年 )生 まれ。18歳 で草 若 に入門 。落語 に対 する知識 や思 いは人一倍 。三味線 や太鼓 などのお囃子 もできる[14] ので草々 は草 若 の次 に草原 を尊敬 しているが、上 がり症 で肝心 なところで噛 んでしまうため、全 く客 の笑 いが取 れずにいた。草 若 が高座 をすっぽかした事件 後 落語 家 をやめ、ディスカウントショップ「おとくやん」で実演 販売 などの仕事 をして妻 と息子 を養 っていたもののうまく行 っておらず、昔 のことを思 い出 して悩 んでもいた。喜代美 に説得 され、妻 の言葉 などに後押 しされる形 で落語 家 に復帰 する。復帰 後 は一番 弟子 であることから草 若 一門 のまとめ役 となる。なお、復帰 直後 に三味線 の指導 を受 けた小梅 のことも師匠 と呼 ぶ。筆頭 弟子 として、弟妹 弟子 への面倒 見 がとても良 い。5回 目 の寝床 の寄席 では(最後 には噛 んだが)終始 噛 まずに「天災 」で客 を笑 わせ、喜代美 などの妹 弟子 や弟弟子 の面倒 を見 てきたことによって才能 が花開 いたと草 若 に認 められた。1999年 の時点 では落語 教室 を開 き、自 らの学識 と面倒 見 の良 さを活 かして忙 しい日々 を送 っている。2007年 に、長年 の功績 を認 められ、大阪 府 から賞 を受賞 した。落語 家 を志 すにあたっては、70年代 、フォークを標榜 する憧 れの従兄弟 が就職 に際 して態度 を改 めたことにショックを受 けたのが影響 したらしい。妻 の緑 とは草 若 の落語 会 を見 た緑 のアンケートに答 えていったことが発端 で付 き合 うように。新人 が対象 の落語 コンクールを突破 したらプロポーズすると決 めていたが、入門 10年 目 (知 り合 ってから8年 目 )のコンクールにも落選 。プロポーズを諦 めていたのを見 かねた草 若 に説得 され、結婚 した。結婚 や落語 家 復帰 の経緯 などから妻 を深 く愛 しており、妻 の内助 の功 を思 い出 して泣 くことが多々 ある。そのたびに徒然 亭 一門 や磯 七 をあきれさせている。徒然 亭 小 草 若 →徒然 亭 草 若 (四 代目 )(つれづれてい こそうじゃく→ つれづれてい そうじゃく)演 -茂山 宗彦 /榎田 貴 斗 (少年 時代 )/森川 翔太 (4歳 )草 若 の実 の息子 で、三 番 弟子 。本名 吉田 仁志 (よしだ ひとし)。1964年 (昭和 39年 )生 まれ。草々 の弟弟子 だが入門 日 は草々 とは一 日 違 い。芸名 はいつか「小 さい」という字 が取 れるようにと願 いを込 めて付 けられた。登場 初期 は1989年 の草 若 の「徒然 亭 一門 会 すっぽかし事件 」以降 、一門 でただ一人 天狗 芸能 に残 り、喜代美 と出会 ったころは関西 で多 くのレギュラーを抱 える売 れっ子 芸人 として活躍 していた。しかし、1995年 の時点 では世間 一般 の人気 に陰 りが見 え、番組 降板 が相次 ぎ、かつてのアシスタントや鞍馬 に冷 たくあしらわれるなどの悲哀 を味 わっている。草 若 が女 の元 へ行 って高座 をすっぽかしたと思 いこみ、それが一門 の離散 や母 ・志保 の死期 を早 めた要因 となったとして草 若 を憎 んでいたが、菊江 から真相 を知 らされて草 若 への誤解 が解 け和解 する。- タレント
活動 の時 は「底抜 けに○○やがな〜!」という持 ちネタを使用 する。このネタは志保 の初 七 日 の法要 の時 に正座 して痺 れて転 び、思 わず「底抜 けに痺 れましたがな〜!」と言 ったことがきっかけで生 まれた。尚 、これを見 た草 若 は小 草 若 に向 いたギャグだと考 えた上 で流行 ることを予見 している。 肝心 の落語 は1992年 時点 では「寿 限 無 」しかできず、若狭 の家族 の前 でその腕前 を披露 し、あきられてしまう一 面 も。1995年 時点 でも入門 15年 を経 て「子 ほめ」と「時 うどん」を加 えた3つにしか増 えておらず、2年 半 で5本 の若狭 に大 きく差 をつけられていた。亡 き草 若 の名前 のプレッシャーから寝床 寄席 をすっぽかして一門 の前 から姿 を消 し、一時 は落語 を廃業 することを考 えていたが、立 ち寄 った小浜 で落語 家 としての自分 の原点 を思 い出 し「草 若 」の名 を継 ぐ決心 を固 める。最終 回 で四 代目 として草 若 の名 を襲名 し鞍馬 を感動 させた。清海 とは「ひぐらし亭 」のスポンサーであり、自身 を立 ち直 らせた機会 を与 えてくれたということで後 にいい関係 になったが、なかなか結婚 までは踏 み出 せない模様 。父 を喜 ばすため、弟子入 りを申 し出 ると決 めていた日 の一 日 前 に草々 が入門 。目論見 が外 れたことが面白 くなく、出会 ったその日 に喧嘩 を仕掛 けて以来 、草々 とは仲 が悪 い。「草々 兄 さん」と呼 ばずに呼 び捨 てにしている。入門 、初 高座 などでいつも草々 に先 を越 されたため、草々 に対 してコンプレックスを抱 き、落語 バカぶりも気 に入 っていない。しかし、心 の底 では草々 と出会 ったことを喜 んでもいる。友 春 同様 、初対面 の時 に喜代美 に暴言 を吐 き、かばんで殴 られたことで一目惚 れした。その友 春 とは仲 が悪 い。照 れ屋 で恋愛 に関 しては不器用 なところがある。喜代美 が草々 のことが好 きだと知 った後 も好意 は変 わらず、周囲 が高座 名 の「若狭 」と呼 ぶようになっても「喜代美 ちゃん」と呼 んでいた。喜代美 と同様 に妄想 癖 があり、喜代美 とのことをあれこれ妄想 して口 に出 しては草原 と四 草 をしばしば呆 れさせていた。- なお、「
底抜 けに○○やがな〜!」という時 に使用 するポーズは演 じる茂山 が考案 した。茂山 の祖父 からも「作 るからにははやらせるように」と指示 され、2パターン考案 。小浜 のホテルのロビーでスタッフに初 披露 されたという。茂山 は本業 である狂言 の舞台 でも新作 の演目 で「底抜 けに〜」というセリフを取 り入 れており、年末年始 にNHKの公式 サイトで披露 された対談 でそのことを知 った桂 吉弥 は驚 いていた。茂山 によると脚本 にはポーズについての具体 的 な指示 はなく、「奇妙 なジェスチャー」としか書 かれていなかったそうである。 徒然 亭 四 草 (つれづれてい しいそう)演 -加藤 虎 ノ介 草 若 の四 番 弟子 。四 草 という名 もそのことに因 んでいる。本名 ・倉沢 忍 (くらさわ しのぶ)。1962年 (昭和 37年 )4月 4日 生 まれであり、草々 より年上 [15]。- シニカルで
口 が悪 い。(草々 曰 く)「算段 の平 兵衛 」のように狡猾 ではあるが、どこか憎 めない性格 。賭 け事 好 きで、なにかと賭 け事 のネタにしようとし、勝 つためには手段 を選 ばない向 きもある。ただし賭 けの対象 はうどんやそばなど少額 のもの。常 にクールに振舞 い、女性 にはよくもて、口説 きのテクニックにも長 けている。徒然 亭 門下 では抜 きん出 て洞察 力 に長 けている。実 は後述 する平 兵衛 との出会 いにもあるとおり、情 に厚 いところもあるのだが、照 れくささもあるからかそれを表 に出 すことをあまり好 んではいない模様 。 商社 に勤 めたが周 りとまったく馴染 めず退職 。1986年 、24歳 の時 に天狗 座 で草 若 の演 じる「算段 の平 兵衛 」を見 て感動 し、平 兵衛 のような男 になりたいと思 い、「算段 の平 兵衛 」を覚 えるために弟子入 りを希望 。しばらく草 若 につきまとった。草 若 は四 草 の性格 と年齢 からトラブルが起 きることを懸念 して断 ろうとしたが、「天狗 芸能 よりも落語 家 の方 がすごい」という言葉 を聞 いて「おもろい奴 」だと思 い直 し、入門 を認 めることにした。そしてある時 、草 若 が高座 で「算段 の平 兵衛 」をかけた後 、四 草 に対 して「(稽古 をつけてやったので)やってみい」と言 い、入門 許可 の意思 を示 した。草 若 が懸念 した通 り、当初 は兄弟子 達 とのトラブルが絶 えなかったが、後述 の平 兵衛 との一 件 がきっかけで彼 らとも打 ち解 けた。草 若 の高座 すっぽかし事件 の後 は落語 家 をやめ、天狗 座 近 くの中国 料理 店 「延 陽 伯 」に住 み込 みで働 いていた。だが、草 若 や落語 に対 する思 いを忘 れられず、天狗 座 への出前 は積極 的 に引 き受 け、こっそり落語 を聞 いて稽古 をしていた。落語 家 復帰 を決意 した草原 に促 され、自分 も落語 家 復帰 を決意 する。寝床 寄席 の評判 が高 まった1995年 の時点 では、若 い女性 から人気 がある。1999年 の時点 では実力 をつけ、天狗 座 でしばしば高座 を務 めるまでに成長 している。最終 回 では、突然 女性 に四 草 の子 だとして押 し付 けられた子供 の面倒 を見 るようになる。- ペットとして
平 兵衛 という名 の九官鳥 (声 -加藤 虎 ノ介 )を飼 っている。これは元々 怪我 して草 若 邸 の庭 で倒 れていた物 。この九官鳥 が生 きるか死 ぬかを草 若 と賭 け、賭 けに勝利 するためなどの理由 で一生懸命 世話 して元気 にさせ、草 若 に負 けを認 めさせて自分 のものにしたという経緯 がある。 - いわゆる
妾 の子 で名家 の父親 には会 った事 がなく、母親 も四 草 の父親 から一生 暮 らすのに困 らないだけの額 の金 を受 け取 って男 遊 びに励 むという複雑 な家庭 で育 った為 に冷 めた性格 になった。また草 若 の弟子 の中 では唯一 の大卒 である。 吉田 志保 (よしだ しほ)演 -藤吉 久美子 草 若 の亡 き妻 で小 草 若 の母 。1989年 に他界 。その関係 で回想 シーンや写真 での登場 がほとんどであるが、後述 するエピソードから大 きな存在 感 を見 せている。作中 では語 られないが「下座 人情 」などの著作 が草 若 邸 の書棚 に並 んでおり、生前 は落語 に関 する作家 、あるいは記者 として活躍 していた模様 。生前 は囃子方 を務 めており、草 若 の高座 のはめものをほとんど行 なっていた。正太郎 がいつも聞 いていたテープの三味線 も彼女 の演奏 である。不器用 で、家事 や三味線 も習得 には人 の何 倍 も時間 がかかった。喜代美 が「辻占 茶屋 」で下座 を担当 することになった時 、へこたれそうになった喜代美 に対 して草 若 が「不器用 でええやないかい」と言 ったのは志保 のことが頭 にあったからである。好 きな花 はタンポポとかすみ草 で、死後 、草 若 は墓前 にしばしばかすみ草 を供 えていた。また、草 若 たちから見 て志保 は「タンポポのような人 」、草 若 と草々 は今 も仏壇 にタンポポを供 えており、喜代美 が草 若 と出会 った時 、草 若 は志保 を思 ってタンポポを見 ていた。草々 にとっては母親 代 わりでもあり、草々 は初 高座 のおいに志保 から買 ってもらった一張羅 をサイズが合 わなくなった今 でも大切 に着 ている。草々 だけではなく他 の弟子 からも慕 われており、喜代美 が志保 のかんざしを初 めてさした時 には誰 がかんざしをさしてやるかをめぐり、4人 の兄弟子 の間 でちょっとした争 いが起 きた。以後 、喜代美 は高座 では志保 の形見 のかんざしをしている。また、喜代美 が結婚式 の際 に着 た白無垢 も志保 が使用 した物 である。木 曽山 勇助 /徒然 亭 小 草々 (きそやま ゆうすけ/つれづれてい こそうそう)演 -辻本 祐樹 草々 の一番 弟子 。- 1999
年 に草々 に憧 れ、弟子入 りを志願 。草々 が自分 が未熟 だと思 い込 んでいたため何 度 も断 られたが、翌年 弟子入 りを認 められる。落語 研究 会 出身 であり、話 せるネタだけでも喜代美 や小 草 若 を優 に超 えている。自分 の名前 が入 っている「鉄砲 勇助 」を好 む。眼鏡 をかけ髪 を茶色 に染 めており、高座 の際 には眼鏡 を外 している。尚 、徒然 亭 一門 で髪 を茶色 くしているのは木曽 山 のみ。 一見 すれば家事 などソツなくこなす優等生 だが、素顔 は「鉄砲 勇助 」の登場 人物 ・千 三 屋 の如 き筋金入 りの嘘 つきで(本人 曰 く、父親 が「嘘 つきの師匠 」とのこと。)、ばれるかどうかのギリギリのラインで嘘 をつく事 を楽 しむ嗜好 の持 ち主 。落語 家 になるために落語 家 になることに反対 している両親 を死 んだことにしたことで草々 の怒 りを買 い破門 を宣告 されるが、喜代美 が庇 ったことで事 なきを得 て、草々 に諭 され両親 を説得 し、草々 に認 められる。初 高座 は磯 七 が設 けた散髪 屋 組合 の落語 会 。当初 はそのことに不満 を感 じ、わざと下手 な演技 をして出席 しないように仕向 けていたが、真相 を知 った喜代美 と草々 に諭 され、心 を入 れ替 えて散髪 屋 組合 の落語 会 に挑 んだ。演目 は「鉄砲 勇助 」。草々 から与 えられた芸名 「小 草々 」は小 草 若 の芸名 の由来 と似 た理由 で名 づけられた。喜代美 から正 典 の塗 箸 と間違 えて手先 の器用 さだけで作 ったと語 った正平 の塗 箸 を渡 されるが、「小手先 だけで落語 をせずに、自分 一人 で落語 をしている気 にならないように」として戒 めるために大切 にするようになる。後 に弟弟子 もでき色々 と教 えてはいるが、嘘 をつく癖 は相変 わらずである。
居酒屋 「寝床 」[編集 ]
熊 五 郎 (くまごろう)演 -木村 祐一 居酒屋 「寝床 」店主 。初期 は酒代 のツケを貯 める草 若 に頭 を悩 ませていた。フォークソングをこよなく愛 し、店 で自分 のコンサートを開催 するが、下手 くそなので付 き合 わされる常連 客 や近所 の人 たちには不評 。男女 の機微 には疎 い。- 1992
年 12月14日 に行 なわれた落語 会 で草 若 の「愛宕山 」を聞 いて以来 、草 若 の芸 を「同 じエンターテーナー」として認 め、徒然 亭 一門 復興 に力 を貸 すために寝床 を落語 会 の会場 として無償 で提供 していた。 - なお
劇 中 で熊 五 郎 が歌 う「寝床 」は熊 五郎 自身 の作詞 作曲 という設定 になっているが、劇 中 の設定 同様 、演 じる木村 が共演 者 とともに撮影 現場 で即興 で作 った曲 である。「寝床 」はその後 、BGMに採用 され、熊 五 郎 のテーマになっている。また店 の提灯 や暖簾 にプリントされた「寝床 」の毛筆 文字 も木村 の直筆 によるものをデザインしたものである。 草原 が落語 家 復帰 を決意 したものの草 若 宅 に上 がるのをためらった際 、向 かいの「寝床 」を見 て「こんなところに飲 み屋 が出来 てる」というセリフを口 にすることから、「寝床 」を開 いたのは草 若 が高座 に穴 を開 けた後 と設定 されている。咲 (さき)演 -田 実 陽子 居酒屋 「寝床 」のおかみ。夫 ・熊 五 郎 を愛 し、周 りからは不評 な熊 五 郎 の歌 にも感動 するピュアさを持 つ。正義 感 や義理 人情 も持 ち合 わせるしっかり者 。男女 問題 では過去 に暗 い経験 が多々 あるようで、いわゆる「男性 受 けがよいタイプ」の女性 には反感 を持 っている。磯 七 (いそしち)演 -松尾 貴史 [16]居酒屋 「寝床 」の常連 客 。散髪 屋 「磯村 屋 」主人 。落語 の大 ファンで、持 っている知識 を喜代美 らに披露 したくて仕方 ない。徒然 亭 一門 の没落 を惜 しみ、何 かと援助 する。23週 で夫 の看病 をしていた姉 が倒 れたのを聞 き、姉 と過 ごすために大阪 を離 れるが、「ひぐらし亭 」初日 舞台 を聞 きつけ大阪 に一時 帰省 し、最終 回 で大阪 に戻 る。- なお、
磯村 屋 の撮影 には、実際 の散髪 屋 が使用 された。その店 の経営 者 は連続 テレビ小説 のファンで、初期 の撮影 が行 われた頃 、前作 どんど晴 れのポスターが貼 られていたという[17]。なお演 じる松尾 自身 も落語 の大 ファンである。また、劇団 『笑殺 軍団 リリパットアーミー』にて、桂 吉 朝 (吉弥 の師匠 )との共演 歴 がある。 菊江 (きくえ)演 - キムラ緑子 居酒屋 「寝床 」の常連 客 。仏壇 屋 主人 。草 若 とは古 くからのつきあいで、志保 とは親友 だった。草 若 が高座 に穴 を開 けた真相 も知 っているため、小 草 若 が草 若 を憎 んでいることに心 を痛 めていた。志保 との関係 から小 草 若 に母親 代 わりのように接 する事 もあり、小 草 若 のことは本名 の「仁志 」と呼 ぶ。ちなみに「菊江 仏壇 」という落語 がある。徳 さん演 -鍋島 浩 居酒屋 「寝床 」の常連 客 。ガラス屋 。草 若 邸 玄関 の割 れたガラスの交換 にも来 ていた。- お
花 演 -新海 なつ居酒屋 「寝床 」の常連 客 。駄菓子 屋 。熊 五 郎 のフォークコンサートの時 には耳 栓 を用意 し、皆 にも配 っていた。
天狗 芸能 [編集 ]
鞍馬 太郎 (くらま たろう)演 -竜 雷太 天狗 芸能 会長 。大阪 に「天狗 座 」という大 きなお笑 いの劇場 を持 つ。1992年 に古希 を迎 えたが、それでも東京 に漫才 専 門 の小屋 を作 ろうとするなど、精力 的 に働 いている。甘党 で和菓子 に目 がない。特 に天狗 の羽団扇 を連想 させる「やつで屋 」の栗 ようかんを好 んでおり、徒然 亭 一門 が頼 み事 をするときはよくお土産 として持 っていった。関西 の芸能 界 に大 きな勢力 を持 ち、彼 に睨 まれる事 は芸能 界 での死 を意味 する。天狗 芸能 主催 の徒然 亭 一門 会 に穴 を開 け、彼 の面目 をつぶした形 となった草 若 および徒然 亭 一門 は、事実 上 、落語 界 を追放 された形 となっていた。物言 いは傲岸 不遜 。しかし、1995年 夏 には地道 に評判 を培 っている「寝床 寄席 」に足 を運 び、外 から暖 かさを感 じさせる視線 を投 げかけている。その千秋楽 の後 、傲岸 な物言 いながらも、同年 末 の天狗 座 での一門 会 開催 を直々 に持 ちかけ、徒然 亭 一門 の落語 界 復帰 の道 が開 けた。徒然 亭 一門 会 は成功 し、徒然 亭 一門 の天狗 芸能 復帰 を認 めている。その後 は徒然 亭 一門 を後押 しし、徒然 亭 一門 を取 り挙 げたワイドショーでの喜代美 の振舞 いから喜代美 のおもしろさに注目 して喜代美 をタレントとして売 り出 した。その後 も「徒然 亭 師弟 の会 」の成功 や、四 代目 草 若 の襲名 披露 興行 と引 き換 えに常打 ち小屋 建設 を検討 したり、「草 若 邸 お別 れ落語 会 」の盛況 振 りから常打 ち小屋 建設 を暗 に許可 したりするなど、影 で徒然 亭 一門 を支 えている。万葉 亭 柳眉 (まんようてい りゅうび)演 -桂 よね吉 若手 実力 派 の落語 家 。草々 ・尊 建 と三 人 で「上方 落語 三国志 」と称 されている。かつてのライバル草々 の動向 が気 になり、「寝床 寄席 」の前身 となった落語 会 にも尊 建 とともに足 を運 んでいる。尊 建 よりも落 ち着 いた性格 だが、尊 建 が小 草 若 に殴 られた事情 を知 ってもなかなか草々 の破門 を解 こうとしなかった草 若 を「くそ頑固 親父 !」と言 って非難 する一幕 もあった。古典 にこだわり、「寝床 」で尊 建 の創作 落語 を聞 いていた喜代美 に古典 を演 じるように勧 めた。また師匠 の柳 宝 同様 着物 姿 でいることが多 い。土 佐屋 尊 建 (とさのや そんけん)演 -波岡 一 喜 若手 実力 派 の落語 家 。草々 ・柳眉 と三 人 で「上方 落語 三国志 」と称 されている。没落 した徒然 亭 一門 をバカにする発言 をすることがしばしばで、そのため草々 からは「鼻毛 」と呼 ばれていた。だがこの悪口 は元々 天邪鬼 な性格 なせいもあり、草々 と高座 でやり合 う機会 を失 わせてしまった草 若 を恨 んでの行動 で、本当 は草々 を好敵手 として認 めており、いつしか再 び三 人 揃 って競 い合 うことを願 っていた。草々 の破門 騒動 の際 には柳眉 と共 に草 若 の元 へ赴 き、土下座 をしてまで草々 の破門 を取 り下 げる様 懇願 した。- 1995
年 には、人気 を失 いつつある小 草 若 に代 わり、番組 レギュラーを勝 ち取 るなど、メディア露出 を増 やしている。落語 を知 らない客 をも笑 わせることにプライドを持 っているため、「時 うどん」などの一般 にも知 られた演目 を得意 としているが、1999年 の時点 では落語 の間口 を広 げるために創作 落語 にも挑戦 している。 服装 は芸風 を反映 してか、ブルゾンなどラフな格好 をしていることが多 い。万葉 亭 柳 宝 (まんようてい りゅうほう)演 -林家 染 丸 柳眉 の師匠 。草 若 ・尊徳 ・漢 五郎 とともに「上方 落語 界 の四天王 」と称 された。草々 の結婚 直後 、草々 に請 われて「二 人 ぐせ(ににんぐせ)」を教 える。落語 は粋 で、和服 でいることが多 い。穏 やかな性格 で草々 破門 事件 の時 は草 若 と尊徳 の仲裁 を買 って出 た。演 じる染 丸 は劇 中 の落語 指導 も担当 。土 佐屋 尊徳 (とさのや そんとく)演 -芝 本 正 尊 建 の師匠 。草 若 ・柳 宝 ・漢 五郎 とともに「上方 落語 界 の四天王 」と称 された実力 派 で、彼 の「景 清 」を聞 いた草々 はショックを受 けたほど。小 草 若 が尊 建 を殴 ったときには激怒 し、徒然 亭 一門 との間 に緊張 が走 ったが、尊 建 の怪我 が癒 えると怒 りも解 け、小 草 若 をかばった草々 を破門 した草 若 の心情 を思 いやる発言 をし、暗 に草々 の破門 を解 くように働 きかけた。服装 はブレザーに蝶 ネクタイをするなど、洋服 を着 ることが多 い。柳 宝 の弟子 演 -林家 染 左 、林家 染 吉 演 じる染 左 ・染 吉 は柳 宝 演 じる染 丸 の弟子 である。二人 とも他 にも別 の端役 で出演 している。烏山 (からすやま)演 - チョップリン西野 天狗 芸能 に復帰 した徒然 亭 一門 についたマネージャー。草 若 が高座 に穴 を空 けた事件 の前 も徒然 亭 一門 を担当 していた。
その他 の人々 [編集 ]
緒方 奈津子 →和田 奈津子 (おがた なつこ→わだ なつこ)演 -原 沙知絵 大阪 在住 のフリーライター。伝統 工芸 の取材 で訪 れた小浜 で喜代美 と出会 い、それ以来 喜代美 にとって憧 れの的 となる。しかしその華 やかな姿 とは裏腹 に、日常 生活 には無 頓着 で掃除 や料理 などの家事 が苦手 でそのためにふられた過去 がある。部屋 はゴミの山 状態 であるほど散乱 している。家事 の話題 になると昔 の苦 い思 い出 がよみがえり、我 を忘 れて愚痴 を述 べ、自分 の世界 に入 ってしまい、時 には暴 れることさえあった。「肉 じゃが女 」や「ボタン付 け女 」を目 の敵 にしている。散乱 した部屋 を小次郎 に宝 の山 だと気 に入 られて以来 奈津子 は小次郎 を意識 するようになり、小次郎 と連絡 を取 り合 っている他 、ガラクタを小次郎 のところへ送 り、小次郎 の着 ていたアロハシャツを部屋 に飾 っていた。後 に小次郎 が奈津子 の部屋 に転 がり込 み、一緒 に暮 らしている。同居 してからは小次郎 から「なっちゃん」と呼 ばれている。家事 も小次郎 に任 せていた。2002年 に小次郎 と結婚 。喜代美 が大阪 に来 てからは喜代美 をアルバイトに雇 い、悩 む喜代美 にアドバイスを送 った。喜代美 が入門 してからは女流 落語 家 は珍 しいとして喜代美 を取材 している。最終 的 に本 (題名 は「徒然 亭 若狭 ・そのお母 ちゃんへの軌跡 」らしい)として出版 されるが、全 く売 れず、小次郎 が路上 でたたき売 る羽目 になった。原稿 執筆 時 は大 きなメガネにヘアバンド姿 が多 い。雑居 ビルの一室 を仕事場 兼 自宅 としており、隣 がスナック「アムール」で向 かいが麻雀 荘 「隙間風 」である(「スタジオパークからこんにちは」に演 じる原 が出演 した際 に語 られた設定 )。原田 緑 (はらだ みどり)演 -押元 奈緒子 草原 の妻 で草原 より2歳 年下 。草原 を本名 の優 夫 から「まー君 」と呼 ぶ。旧姓 佐々木 。草原 との馴 れ初 めは以下 の通 り。大学 時代 は落語 研究 会 に所属 しており、草 若 の落語 会 をしばしば見 に来 ていた。緑 が感想 や質問 をびっしりと書 いたアンケートに草原 が答 えていく形 で1973年 、緑 が18歳 の頃 から草原 との文通 を始 め、ある時 「つる」をかけた草原 が噛 んだのを見 て新 しい演出 だと勘違 いして質問 し、それがきっかけで交際 に発展 し、草原 と同棲 の後 結婚 した。以上 のような経緯 で結婚 したため、夫 の良 き理解 者 である。喜代美 が草原 に落語 家 復帰 を働 き掛 けた時 は、生活 費 を稼 いでいた夫 に感謝 しつつも夫 が仕事 に疲 れて落語 への未練 を捨 てきれていなかったことを指摘 し、落語 家 復帰 を勧 めた。原田 颯太(はらだ そうた)演 -中村 大輝 /河合 紫雲 (少年 時代 )草原 と緑 の一人 息子 。草原 の家 に転 がり込 んだ草々 の「崇徳院 」の稽古 を聞 き落語 に興味 を持 ち、「崇徳院 」の一節 (「瀬 を早 み〜」の部分 )を覚 えるようになる。この事 が草原 の落語 家 復帰 を促 す起因 の一 つとなっている。最終 週 で再 登場 。大学 に通 う一方 (日本 文学 を専攻 )、落語 の資料 作 りや草原 の落語 会 の手伝 いなどをしている。音大 の教授 演 - キダ・タロー(第 8回 )喜代美 の妄想 の中 で出演 。三味線 を弾 く喜代美 を褒 め、スカウトした。- あわれの
田中 演 -徳井 優 (第 17回 )- そのあまりにも
哀 れな境遇 を聞 かされると誰 もが借金 を返 さずにはいられないという大阪 一 の取 り立 て屋 。その貧相 な外見 に草々 も戦意 を喪失 してしまうほどの実力 の持 ち主 だったが、喜代美 と哀 れ勝負 をして負 け、借金取 りをやめる事 を決意 し金 を取 り立 てずに帰 る。 横山 たかし・ひろし演 -本人 役 (第 21回 )天狗 座 の舞台 に本人 役 で出演 。五木 ひろし演 -本人 役 (第 28回 、第 74回 、第 77回 、第 91回 -第 97回 、第 139回 、第 140回 )- いずれも
本人 役 で登場 。 - 1973
年 12月31日 の紅白 歌合戦 に出場 し、「ふるさと」を歌 う(当時 の映像 を使用 )。出産 を控 え、陣痛 を迎 えた糸子 が鯖江 の病院 のロビーにあったテレビでその様子 を見 ていた。 - 1992
年 秋 、小浜 の海岸 で喜代美 と順子 に出会 う。喜代美 は糸子 を呼 びに行 くので待 っているように五木 に頼 み込 んだが、糸子 は喜代美 の話 を信用 せず、さらに五木 は仕事 の都合 で喜代美 を待 ちきれずに帰 ってしまった。なお、喜代美 を待 っている間 、順子 はちゃっかりサイン(しかも魚屋 食堂 の名前 入 り)をもらっていた。 - 1995
年 12月31日 の紅白 歌合戦 に出場 (当時 の映像 を使用 )。その様子 を小浜 の和田 家 の面々 および大阪 の寝床 で徒然 亭 一門 と寝床 の常連 が視聴 した。 - 1996
年 春 、小浜 の和田 家 を訪 れ、正 典 と糸子 の夫婦 喧嘩 を知 り、喜代美 に草々 と夫婦 仲良 くしている様子 を見 せればよいのではと助言 。正 典 から塗 箸 を購入 したとき代金 を持 っていなかったため、塗 箸 の代金 を払 いに和田 家 を訪 れた時 に夫婦 落語 会 の話 を聞 き、出演 を快諾 するが夫婦 落語 会 当日 、渋滞 に巻 き込 まれて落語 会 開始 には間 に合 わなかった。落語 会 が終了 した頃 に電話 で「落語 会 には行 けない」と喜代美 に詫 びるが、本当 はこのときすでに和田 家 の前 に来 ており、五木 が来 るまでつなごうとした喜代美 のために正 典 が「ふるさと」を熱唱 したのがきっかけで盛 り上 がっていた様子 を外 から見 て自分 が今 出 てくるのは野暮 ったいと判断 し和田 家 を後 にする。なお、五木 は和田 家 の場所 を最初 に喜代美 に会 った時 に順子 から聞 いていたのだった。 - 2002
年 春 、小浜 の塗 箸 イベントで小次郎 の依頼 によるシークレットゲストとして控 えていたが、小 草 若 の落語 で盛 り上 がっていた様子 を見 て、ここで自分 が出 ていくのは野暮 ったいと判断 し会場 を後 にする。その後 、小浜 観光 協会 に挨拶 に行 った際 に竹谷 より勧 められ、小次郎 の顔 を立 てるために和田 家 へ訪 れた。このとき初 めて糸子 に会 うことができた。また「ふるさと」を1回 歌 ったにもかかわらず糸子 より再 び「ふるさと」をリクエストされ、それに応 えた。 - なお、
劇 中 で五木 が着 た衣装 は五木 本人 の希望 で自前 の物 。二 度目 のゲスト出演 も一 度目 にゲスト出演 した後 に本人 が出演 を申 し出 たために実現 した。 - ニュースキャスター
演 -浅越 ゴエ (ザ・プラン9) (第 45回 、第 46回 )清海 がお天気 リポーターを担当 する「ニュースwow」キャスター上沼 恵美子 演 -本人 役 (第 77回 )- 1995
年 12月31日 の紅白 歌合戦 の司会 を務 める。本人 役 での登場 で当時 の映像 を使用 。 女性 リポーター演 -水野 麗奈 (第 82回 )朝 のワイドショーで徒然 亭 一門 をインタビューしたリポーター。以前 、小 草 若 の出 ていたラジオ番組 でアシスタントをしていたが、人気 が落 ち目 の小 草 若 への態度 は冷 たかった。本番 では徒然 亭 一門 に振 り回 されて散々 な目 に遭 う。- ワイドショー
司会 者 演 - タージン(第 82回 (声 のみ))徒然 亭 一門 をとりあげた朝 のワイドショーの司会 者 。草 若 を筆頭 に徒然 亭 一門 が好 き勝手 に発言 して番組 が滅茶苦茶 になったため、「個性 派 ぞろい」だと一生懸命 フォローした。天狗 トリオ演 -安田 大 サーカス(第 82回 )喜代美 がテレビの仕事 でインタビューした、天狗 芸能 に所属 するお笑 いトリオ。東京 進出 を図 っている。森脇 健児 演 -本人 役 (第 83回 )喜代美 がアシスタントを務 めるラジオ番組 のパーソナリティ。本人 役 での出演 。- クイズ
番組 の司会 者 演 -笑 福 亭 三 喬 (第 83回 )喜代美 が出演 したクイズ番組 の司会 。落語 番組 の司会 者 演 -桂 文珍 (第 84回 )草々 が出演 した落語 番組 の司会 。木野 鳩子 (女将 )演 -高野 暢子 (第 94回 -第 96回 )糸子 の母 。落語 「たちぎれ線香 」の再 現場 面 では糸子 が演 じた芸妓 小糸 の所属 する置屋 の女将 を演 じた。ちなみに木野 という苗字 はその置屋 の名前 「紀 ノ庄 」にちなみ、名前 は「いとこ(従兄弟 ・姉妹 )」からの連想 で「はとこ」になった。鏡 漢 五郎 (かがみ かんごろう)演 -芦屋小雁 (第 116回 、第 145回 )草 若 ・柳 宝 ・尊徳 と共 に「上方 落語 界 の四天王 」呼 ばれた落語 家 。だが病気 のため話 すことができなくなり落語 家 を引退 している。草 若 の死 を知 り、病身 を押 しながらも草 若 の葬式 に出席 した。普段 はしゃべることが困難 で何 を言 っているかわからないため、葬式 では柳 宝 ・尊徳 が通訳 となっていた。草 若 の残 した宝 くじが当選 するかどうかには興味 を示 し、はずれだとわかった瞬間 、落胆 のあまり「はずれやがな」と大 きな声 ではっきりと喋 った。また草 若 邸 お別 れ落語 会 にも顔 を見 せた。鏡 漢 助 (かがみ かんすけ)演 -宇佐美 健 (第 20回 、第 116回 、第 145回 )漢 五郎 の弟子 。落語 会 の手伝 いに来 た先輩 芸人 草々 の処遇 に困 り、大入 り袋 にお金 を入 れて追 い返 す。その後 、病身 の漢 五郎 の補助 で草 若 の葬儀 や草 若 邸 お別 れの会 にも顔 を見 せた。喜代美 の娘 演 -桑島 真里 乃(二 役 )(第 147回 、第 148回 )喜代美 の妄想 の中 に出現 。喜代美 がひぐらし亭 オープンの日 に出 たという話 を聞 いたり、小次郎 のような格好 をして自分 は貧乏神 だと騒 いだりした。なお、喜代美 は最終 回 で子供 を出産 するが、この時 は性別 不明 。後述 するスピンオフドラマ冒頭 で草々 の口 から女子 であることが明 かされた。女 演 -池野 クミ子 (第 151回 )突然 「寝床 」に現 れ、四 草 に「あなたの子供 です」と言 って息子 を押 しつけて出 ていった。演 じる池野 は福井 の方言 指導 も担当 。四 草 の息子 演 -大八木 凱斗(第 151回 )女 が四 草 に押 しつけた子供 。「迷 い込 んだものはしゃあない」という理由 で四 草 は何 の疑問 も抱 かずに育 て上 げた。ちなみに息子 に対 する四 草 の初 めての言葉 は「こいつは平 兵衛 や。(餌 をあげるのを)やってみい」。草々 の弟子 演 -上田 康人 、梅林 亮太 (第 151回 )小 草々 の弟弟子 。草々 の高座 を見 て上田 (役名 不明 )の方 が演目 を聞 くと、小 草々 は「『天狗 裁 き』や」と答 え、梅林 (役名 不明 )の方 が「『愛宕山 』でしょう」と突 っ込 んだ。萬 時 九郎 演 -田村 亮 (外伝 ・まいご3兄弟 )滋賀 県 安曇川 町 (現 ・高島 市 )の扇 骨 職人 。かつては呉服 屋 を営 んでいたが、倒産 し行 き倒 れになりかけたところを、扇 骨 職人 であったちえ子 の父 に拾 われて跡 を継 いだ。四 草 の本名 と同 じ「しのぶ」という生 き別 れの息子 がおり、呉服 屋 が倒産 し妻 と息子 を置 いて故郷 を去 った事 を今 も悔 やんでいる。三 兄弟 が九郎 宅 に宿泊 した際 、酒 に酔 って騒 ぐ草原 ・小 草 若 を沈 めるために四 草 が延 陽 伯 にお客 として来 た「しのぶ」から聞 いた悲 しい身 の上 話 を披露 したのを偶然 聞 いた九郎 は、その身 の上 話 がまさに生 き別 れた息子 の境遇 と合致 していたため四 草 のことを実 の息子 だと勘違 いして涙 ながらに謝罪 した。ちなみにその「しのぶ」が九郎 の息子 かどうかは劇 中 では明言 されていない。伊原 ちえ子 演 -徳田 尚美 (外伝 ・まいご3兄弟 )九郎 の妻 。出戻 りであることを苦 にしているが、それを介 せず優 しく接 する夫 を深 く愛 している。
スタッフ[編集 ]
作 -藤本 有紀 [3]音楽 -佐橋 俊彦 [3]- テーマ
曲 ・ピアノ演奏 -松下 奈緒 「The Wonder Years ~あの素晴 らしき歳月 に~」(後 に演技 者 としてコンバートされ『ゲゲゲの女房 』でヒロインを務 める。) 演奏 - フェイス・ミュージック語 り -上沼 恵美子 [3]副 音声 解説 -松田 佑 貴 撮影 協力 -福井 県 、福井 県 小浜 市 、滋賀 県 高島 市 (外伝 ・まいご3兄弟 のみ)落語 指導 - 4代目 林家 染 丸 (万葉 亭 柳 宝 役 を兼任 )若狭 塗 箸 指導 -羽田 浩一 福井 方言 指導 -池野 クミ子 大阪 方言 指導 -松寺 千恵美 医事 指導 -西谷 昌也 、上田 充 治 - タイトル
制作 -小島 淳二 扇 骨 製造 指導 -吹田 政雄 、大藤 稔之 (外伝 ・まいご3兄弟 のみ)制作 統括 -遠藤 理 史 制作 -高橋 練 美術 -山内 浩 幹 、深尾 高行 、小澤 直行 音響 効果 -山田 正幸 、吉田 尚 矢 、滝澤 利和 - TD -
森本 祐二 、松本 剛 撮影 -黒川 毅 、加藤 智也 、友久 恭子 、江川 治朗 音声 -藤 善雄 、井上 裕一 、若島 勲 、榎木 岳志 照明 -青井 紀子 、細見 幸作 - VE -
神戸 大樹 、備中 正幸 編集 -狩 森 ますみ記録 -藤澤 加奈子 、栗 又 三奈 演出 -伊勢田 雅也 、勝田 夏子 、井上 剛 、菓子 浩 、三鬼 一希 、吉田 努 、櫻井 壮一
落語 ・店名 について[編集 ]
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ドラマで
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ディスカウントストア「おとくやん」 | 「 | |
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劇 中 登場 する落語 の演目 [編集 ]
(*)がついているものは
愛宕山 (あたごやま)(*)草 若 や和田 家 のテーマと言 うべき噺 。元々 は草 若 の十八番 だった。正太郎 のテープに収録 されていた演目 であり、幼 い喜代美 は正太郎 がこのテープを聞 くのを見 て落語 に出会 った。悲 しい事 があっても、この落語 を聞 くと不思議 と元気 になって笑 う事 が出来 た。尚 このテープは、草 若 が1968年 (昭和 43年 )10月6日 に小浜 市民 会館 で行 った独演 会 で演 じた「愛宕山 」を録音 したもので正太郎 が正 典 が家業 を継 ぐ記念 として草 若 に申 し出 てもらっていた。以後 、正太郎 はそのテープを大切 に保存 していた。正太郎 の死 に際 にもこのテープを流 していた他 、正太郎 の死 を引 きずる喜代美 と糸子 がかわらけ投 げをした際 、糸子 がうっかり財布 を投 げるといったまさに一 八 さながらのドジを踏 み喜代美 が立 ち直 るなど和田 家 にとって重要 な位置 を担 っている。草 若 がこの演目 を口 ずさんだことがきっかけで喜代美 と草 若 は出会 うことになる。草 若 が落語 家 復帰 を果 たした際 にもこの「愛宕山 」を演 じ、「愛宕山 」のテープが正太郎 の死 に際 に関 わった和田 家 と草 若 復帰 を望 んでいた草々 ら弟子 達 を涙 させた。これを機 に喜代美 も落語 家 になることを決意 。「愛宕山 」のテープの真意 や正 典 の説得 で喜代美 の弟子入 りを認 めたときも草 若 は「愛宕山 」を演 じていた。最終 週 に引退 を決意 した若狭 が正太郎 の命日 にひぐらし亭 にて掛 けた演目 でもあり、出産 時 には分娩 室 の外 で草々 が愛宕山 を大声 で掛 け、このドラマの最後 を飾 った。再現 シーンでは糸子 が幇間 の一 八 、正 典 が旦那 、小次郎 と少女 時代 の喜代美 が芸者 を演 じた。- なおステラの
渡瀬 恒彦 のインタビューによると、渡瀬 が染 丸 からこの噺 を習 った時 、ひばりは「チュンチュン」と鳴 いていたが、これは雀 の鳴 き声 ではないかと渡瀬 は考 え、染 丸 とも話 し合 って鳴 き声 を「ピーチクパーチク」に変更 している。しかし渡瀬 は草 若 を演 じていくにつれ、このことは落語 にとってはどうでもよかったのではないかと考 えるようになった。 - くっしゃみ
講釈 - くしゃみをしながら
愚痴 を言 う喜代美 を見 た草 若 は、喜代美 の様子 がこの噺 に登場 する講釈 師 に似 ていると話 した。 宿替 え草 若 の家 の離 れに喜代美 が住 むことになり、草々 が「宿替 え」を稽古 している最中 、壁 にほうきをかけるために糸子 が大 きな釘 を壁 に打 ち付 けているのを見 て、草々 が「宿替 え」に似 ていると話 した。なお、釘 は「宿替 え」同様 隣 りの草々 の部屋 にまでつきぬけてしまい、草々 が釘 を抜 くと壁 に大 きな穴 が開 いてしまった。そのため喜代美 の部屋 にカレンダーをかけて穴 を隠 していた。後 に壁 は草々 がプロポーズする時 に破壊 され、壁 の穴 は役目 を終 えた。辻占 茶屋 (*)第 4週 で取 り上 げられた噺 。草 若 が一門 会 の高座 に穴 を開 けた三 年 前 、草々 が代 わりにトリを務 めた際 に「辻占 茶屋 」を演 じたが、まだ稽古 途中 であった事 と師匠 不在 の穴埋 めをしようと必死 であった事 が裏目 に出 て、しどろもどろになる失態 を犯 した。以来 、傷心 の草々 は高座 に上 がっていなかった。柳眉 演 じる辻占 茶屋 を見 た草々 は、喜代美 の励 ましもあり、三 年 ぶりに高座 に上 がって「辻占 茶屋 」に再 挑戦 する事 になり、学園 祭 準備 で三味線 をかじった喜代美 が下座 を担当 することになった。本番 では喜代美 が緊張 のあまりに「ゆかりの月 」ではなく出 囃子 に使 った「ふるさと」を弾 くというハプニングがあったが草々 がアドリブで乗 り切 り高座 は無事 終了 した。これを機 に喜代美 は草々 に恋心 を抱 くが、喜代美 が恋 の行方 を占 った辻占 で目 の前 に清海 が現 われ「ビーコ」と呼 ばれ、さらに草々 が清海 と出会 うことに。- 1995
年 時点 では喜代美 の三味線 はかなり上達 しており、草々 が辻占 茶屋 の練習 をしている際 には手伝 いで下座 をつとめ、草々 を感心 させた。天狗 座 の一門 会 で草々 はこの噺 をかけ、かつての失敗 を取 り返 した。後 に木 曽山 勇助 がこの高座 を見 ていたことが判明 し、勇助 がこの噺 を稽古 する時 に思 い出 話 に花 が咲 いた。 再現 シーンでは小次郎 が鍛冶 屋 の「源 太 」、糸子 が芸者 の「梅乃 」、正 典 が源 太 に入 れ知恵 する男 を演 じた。なお、喜代美 が本来 歌 うはずだった「ゆかりの月 」に登場 する「源 太 さん」とは、歌舞伎 「夕 霧 名残 の正月 」などに登場 する梶原 源 太 景 季 のことである。次 の御用 日 第 5週 で取 り上 げられた噺 。喜代美 、草々 、そして清海 を巡 る恋 模様 を表 すために用 いられた。草々 が草 若 に入門 したばかりの頃 、まだ15歳 くらいだった草々 はこの噺 を聞 き、「次 の御用 日 」に出 てくる「とおやん」(=大阪 ・船場 言葉 で「お嬢 さん」)はかわいそうだと言 って涙 ぐんだ。それ以来 、草々 にとって女 の子 はかよわく守 ってあげなければならない存在 になった。草々 が清海 に恋 したのも清海 に「とおやん」とダブらせたため。草々 は清海 が自身 を恋愛 対象 として見 ていないことを知 り、そのショックで高座 に上 がれなくなってしまう状態 が続 いていた。老人 ホームで行 なわれる落語 会 に出演 するための稽古 で草々 がまだ清海 を思 い続 けていることを悟 り、喜代美 は「聞 いとられません」と言 い、正太郎 の命日 に託 けて小浜 に帰省 してしまう。だが当 の草々 は出来 が酷 かったものと勘違 いし、稽古 をした後 に小浜 まで喜代美 を追 いかけ、半 ば強引 に自分 の腕前 を見 せつけた。喜代美 は草々 の落語 バカなところが好 きなことを再 認識 するのであった。再現 シーンはなかったものの、草々 が「とおやん」とダブらせて一目惚 れをした清海 が、大学 のサークルの先輩 である「藤吉 」(ふじよし)という男 に付 きまとわれるシーンがある。この男 の名 は、落語 に出 てくる「天王寺屋 藤吉 」(とうきち)をヒントにしている。寿 限 無 小 草 若 が1992年 当時 唯一 覚 えていた噺 。小 草 若 と草々 が入門 して最初 に覚 えた噺 である。小 草 若 の「寿 限 無 」は寿 限 無 の長 い名前 をただ述 べるだけの独善 的 な芸 で面白 くなく、第 5週 では生活 が困窮 していたために些細 なことでいがみあう和田 家 を白 けさせ正 典 と小次郎 の喧嘩 を引 き起 こす要因 となっている。だが糸子 は本気 で小 草 若 の「寿 限 無 」を面白 いと思 っており、徒然 亭 一門 が再 結集 して行 なわれた落語 会 の直前 に大阪 に出 て来 た時 もそう語 っている。崇徳院 (*)第 6週 で取 り上 げられた噺 。草々 の台詞 にもある通 り、崇徳院 が詠 んだ歌 が草 若 の弟子 達 の心情 を表 すキーポイントとなっている。小浜 から戻 ってきた草々 が練習 していた演目 。草々 がこの演目 の稽古 をしたことが結果 的 に草原 と四 草 が草 若 の下 に戻 るきっかけとなっている。四 草 は「崇徳院 」の主人公 に四 草 が似 ているという理由 で「崇徳院 」の稽古 をつけてくれた草 若 を忘 れることができずペットの九官鳥 の平 兵衛 がすっかり覚 える程 に「崇徳院 」の稽古 を続 けていた。寝床 で開 いた一回 目 の落語 会 では草原 の鶴 の一言 で四 草 が「崇徳院 」を演 じることになった。再現 シーンでは若旦那 の「作治郎 」を草々 、作治郎 がひとめぼれしたお嬢 さんを清海 、「熊 五 郎 」を喜代美 が演 じ、はからずも三 人 の恋 模様 を表現 した形 となった。算段 の平 兵衛 (*)四 草 がこだわる落語 の噺 。狡猾 で頭 が回 り、人 を騙 しては金 を巻 き上 げる平 兵衛 という男 が主役 。四 草 は草 若 が演 じる「算段 の平 兵衛 」に感動 し、平 兵衛 のような男 になりたいと考 えて入門 を決意 した。以後 、四 草 は「算段 の平 兵衛 」にこだわったが、草 若 は「算段 の平 兵衛 」の稽古 をつけようとはしなかった。実際 にテレビ放送 された番組 の中 で、我慢 ができなくなった四 草 は寝床 落語 会 において師匠 の草 若 に断 り無 く「算段 の平 兵衛 」を勝手 にかけ大 失敗 している。それから半年 後 に四 草 が「算段 の平 兵衛 」を正式 に教 わり、四 草 の十八番 となる。再現 シーンでは小次郎 が平 兵衛 を演 じた。時 うどん四 草 によって天狗 座 へ出前 に行 かせられた草々 が尊 建 の高座 を見 た時 に尊 建 がかけていた噺 。かつて尊 建 は柳眉 の演 じた「辻占 茶屋 」を見 て草々 (と喜代美 )に対 して、こんなマニアックな噺 ではなく、自分 ならもっと有名 な噺 で客 に落語 のすごさを分 からせてやると豪語 していた。その時 に挙 げていたのがこの噺 だった。その後 尊 建 は豪語 したとおりに客 を沸 かせ、それを見 た草々 はショックを受 ける。ちなみに、尊 建 役 の波岡 一 喜 は、「時 うどん」のけいこに100時間 以上 費 やしたと自身 のブログで述 べている。一人 酒盛 り三 年 ぶりに草 若 の元 に戻 る決心 をしたものの、敷居 が高 かったために三 年 前 は開業 していなかった寝床 に入 り、そこで酒 に酔 った草原 が披露 した噺 。これを聞 いた磯 七 は懐 かしがったが、例 によって草原 は噛 んでしまい、噛 むのも懐 かしい、とさらに懐 かしがった。寝床 喜代美 が弟子入 りを申 し出 て断 られた直後 に草原 が稽古 していた噺 。草 若 は草原 の落語 を聞 きながらいきなり横 になってしまい、脇 で見 ていた喜代美 を困惑 させた。掛 け取 り草 若 に弟子入 りを断 られた喜代美 が奈津子 のアドバイスで視野 を広 げようと、天狗 座 へ出前 に行 った時 に鏡 小 助 (演 じていたのは林家 染 雀 )という落語 家 がかけていた噺 。喜代美 は奈津子 からもらった落語 事典 も使 って独学 で落語 を勉強 したが、勉強 するにつれて草 若 に弟子 入 りしたいという気持 ちが強 くなっていった。後 に正 典 の口 ぞえで入門 を許 された喜代美 が1992年 の年 の瀬 に草々 と一緒 に銭湯 に行 った時 、師走 を扱 った噺 として草々 が喜代美 にこの噺 の冒頭 部分 を聞 かせた。東 の旅 発 端 居酒屋 「寝床 」を訪 れた清海 に対 し、「喜 六 と清 八 が登場 する落語 」の一 例 として草々 が挙 げ、草原 が冒頭 の一節 をしゃべった。なお、これ以外 にも喜 六 と清 八 の登場 する噺 として、草原 が「時 うどん」四 草 が「船 弁慶 」の例 を挙 げている。- 「
東 の旅 」とは、喜六 と清 八 の二人 が大 坂 を出 て、暗 越 奈良 街道 ・伊賀 街道 経由 で伊勢神宮 に参詣 し、東海道 ・三 十 石 船 で大 坂 に戻 る長編 の上方 落語 で、現在 では約 10席 の独立 した噺 として高座 にかけられている(これ以外 に、今 では話 し手 のいなくなった噺 も多数 ある)。「発端 」は文字通 りその第 1章 にあたる。 喜代美 と清海 も後 に和解 し、一緒 に旅行 に行 くような仲 になった。- ちりとてちん(*)
喜代美 が初 めて草 若 から教 わった噺 で第 9週 後半 と第 10週 で取 り上 げられ、ドラマのタイトルにもなっている。初心者 が演 じるのは難 しく、喜代美 の腕 で「ちりとてちん」で客 を笑 わすことはできないことを承知 の上 だが、草 若 がこの稽古 を喜代美 につけた理由 は「喜代美 に向 いている噺 」であると喜代美 に語 っている。第 9週 では初 高座 での緊張 のあまり間違 えて「腐 った豆腐 」と先 に正体 を暴露 してしまったことに落 ち込 み、第 10週 の寝床 寄席 でこの演目 の再演 に際 して、奇妙 な食 べ物 の例 として母 ・糸子 が「へしこ丁稚 羊羹 」を作 った話 を落語 の枕 として披露 し、観客 の爆笑 を誘 った。再現 シーンでは竹 をはめる旦 さんを小次郎 、「喜 ぃさん」を劇 中 で喜 六 とも呼 ばれている喜代美 、「知 ったかぶりの竹 」をこれまた知 ったかぶりの竹谷 が演 じた。景 清 (*)喜代美 が「ちりとてちん」を教 わっていた頃 に草々 が取 り組 んでいた噺 。第 10週 では、「ちりとてちん」と併 せて、直接的 に、また、喜代美 が立派 な落語 家 になって欲 しいと願 う糸子 の「地蔵 お百度参 り」など、間接 的 にもテーマとしてその場面 が多 く取 り入 れられている。草々 が寝床 での寄席 で「景 清 」を演 じるのを見 て事 で感動 したことで清海 は草々 に好意 を抱 くようになり、その後 二 人 の仲 は急速 に進展 していくようになる。なお草々 は尊徳 の「景 清 」を聞 いてショックを受 けたが、その帰 り道 で事件 が起 きる。再現 シーンでは「定次郎 」を草々 、「甚兵衛 」を磯 七 、定次郎 の母 を菊江 が演 じ、定次郎 に景 清 の目 を貸 し与 える観音 様 の声 を糸 子 が演 じた。天災 (*)喜代美 が2番目 に覚 えた噺 で、第 11週 で取 り上 げられた噺 。喜代美 と清海 の関係 および順子 のモットーのモチーフとなった噺 。この噺 をモチーフとした台詞 は第 1週 から登場 し、第 11週 の伏線 となっている。また第 11週 ではこれと並行 して草原 の成長 も描 かれた。再現 シーンでは「気 の短 い男 」を喜代美 、心学 者 の「紅 羅 坊 奈丸(べにらぼう・なまる)」を正 典 が演 じた。この2人 は第 11週 でそれぞれ「天災 」と言 うべき災難 (清海 と草々 の恋愛 、秀臣 による合併 話 )を抱 えていた。鴻池 の犬 (*)第 12週 で取 り上 げられた噺 。草々 が徒然 亭 一門 と出会 った時 に草原 が演 じた噺 で草々 入門 のきっかけとなった噺 でもある。草々 と小 草 若 の関係 もこの噺 がモチーフとなっている。ちなみに草々 と出会 った時 に草 若 が演 じた噺 は「つる」- 1995
年 より16年 前 の1979年 頃 父 の作 った座布団 目当 てで徒然 亭 一門 の落語 会 に足 を運 んでいた草々 が、たった一 回 、草原 の噺 を聞 いただけだったというのに「鴻池 の犬 」を完璧 に覚 えたことで草 若 に才能 を見出 された。 後 に一門 の天狗 芸能 復帰 をかけた天狗 座 での一門 会 で小 草 若 が草原 から譲 られてこの噺 をかけたが、やっぱり小 草 若 の落語 は下手 だった。なお、このシーンを演 じた時 に茂山 は同 じ伝統 芸能 に携 わる身 として失礼 のないようにと思 い、一生懸命 稽古 して臨 んだが、それが仇 となって設定 よりもうまくなってしまい、本番 で一 度 NGになってしまった。再現 シーンではクロの声 を草々 、生 き別 れになったクロの弟 の声 を小 草 若 、クロの手下 の平野 町 の犬 の声 を喜代美 が演 じた。二 人 ぐせ(ににんぐせ)(*)第 15週 で取 り上 げられた噺 。新婚 の草々 が柳 宝 から教 わった噺 で結婚 直後 の喜代美 と草々 のすれ違 いのモチーフになった。また一門 とは別 の落語 家 から噺 を教 わることで落語 が共有 財産 であることも描 かれている。家計 が苦 しいためにすぐに「やっていけるんやろうか」と愚痴 るようになった喜代美 に対 して草々 が「勝手 にせい」と怒鳴 ることが多 くなり、一度 いいになったため、草々 の発案 で「二 人 ぐせ」よろしく罰金 をとることになった。喜代美 が「やっていけるんやろうか」と言 ったら喜代美 が100円 払 い、草々 が「勝手 にせい」と言 ったら草々 が100円 払 い、罰金 は貯金 することにした。その後 、二人 が口癖 を言 うたびに罰金 が取 られ、貯金 はイカ串 のビンの半分 くらいまでたまった。草々 がこの噺 を演 じた落語 番組 のトークコーナーに出演 した喜代美 がトークネタにして観客 の笑 いを誘 っている。再現 シーンでは喜代美 が「飲 める男 」、草々 が「つまらん男 」を演 じた。胴乱 の幸 助 (*)第 16週 で取 り上 げられた噺 。幸 助 の設定 の元 になった噺 であり、そのことを草々 が言及 する。再現 シーンでは幸 助 が「小林 幸 助 」を演 じた。- たちぎれ
線香 (*) 第 17週 で取 り上 げられた噺 。糸子 と正 典 を仲直 りさせるために開 いた喜代美 と草々 による夫婦 落語 会 で草々 がこの噺 を演 じた。草々 がこの噺 を選 んだ理由 は至極 単純 で、どの演目 を演 じるか悩 んだ末 に小次郎 が仏壇 に線香 をあげるところを見 たことによる。にもかかわらず、偶然 にも糸子 と正 典 の馴 れ初 めはこの噺 に似 ていたために二 人 は昔 の事 を思 い出 し、夫婦 落語 会 の目的 は達成 された。なお、正平 がこの噺 の落 ちが理解 できなかったシーンが挿入 され、古典 落語 を昔 とは風俗 や習慣 が変 わってしまった現代 で演 じる難 しさも描 かれている。再現 シーンでは糸子 が芸者 「小糸 」、正 典 が若旦那 、糸子 の母 ・鳩子 が置屋 の女将 を演 じた。饅頭 こわい(*)第 18週 で取 り上 げられた噺 。この噺 を高座 にかけた喜代美 は枕 が受 けるのに本題 の噺 が受 けないことに気 づき、その理由 と対策 を兄弟子 達 に順 に相談 した。それと並行 して小浜 で草 若 が弟子 達 の思 い出 話 を糸 子 に語 っており、その思 い出 話 でもこの噺 が登場 する。再現 シーンでは喜代美 が「光太郎 」を、奈津子 ・順子 ・咲 ・緑 が男衆 を演 じた。この噺 の登場 人物 はすべて男性 だが、再現 シーンで登場 人物 を演 じるのがすべて女性 なので違和感 が生 じており、直後 の草々 や緑 のセリフを入 れることにより、女性 である喜代美 が古典 落語 を演 じる難 しさを表現 している。地獄 八景 亡者 戯 (じごくばっけいもうじゃのたわむれ)(*)第 19週 と第 20週 で取 り上 げられた噺 。死期 を悟 った草 若 が最後 に取 り組 んだ噺 である。再現 シーンでは「喜 ぃさん」を喜代美 、ご隠居 を磯 七 、地獄 巡 りにやってきた若旦那 を友 春 、幇間 を草原 が演 じた。大 ネタであることから公式 サイトでは前編 と後編 に分 けて紹介 された。七 段 目 第 19週 などに登場 。尊 健 の創作 落語 を聞 きに来 た喜代美 に対 して柳眉 は古典 落語 をやれと勧 めるが、その時 に演 じようとした噺 。柳眉 は第 25週 の「草 若 邸 お別 れ落語 会 」でも、この噺 をかけている。- くやみ
第 21週 に少 しだけ登場 。草 若 の葬式 で柳 宝 が演 じようとした噺 。上方 落語 四天王 のうち誰 か一人 が死 んだら、仏前 で必 ずこのネタをやりみんなを笑 わそうと約束 していたが、柳 宝 は本当 に泣 き出 してしまったため失敗 に終 わった。それを見 た熊 五 郎 は「落語 のネタやったんかいな」とつぶやく。鉄砲 勇助 (*)第 21週 で取 り上 げられた噺 。勇助 が自分 の名前 が入 っているという理由 で一番 好 きな落語 と語 った演目 でもある。再現 シーンでは「千 三 屋 」を勇 助 、その千 三 屋 の友人 を四 草 、鉄砲 勇助 の子供 を喜代美 が演 じた。再現 シーンは鉄砲 勇助 が戻 る前 に終 わってしまったため、鉄砲 勇助 自身 は登場 しなかった。- はてなの
茶碗 (*) 第 22週 -第 24週 で取 り上 げられた噺 。秀臣 が正 平 の作 った塗 箸 を見 て「あの時 と一緒 だ」と意味深 な言葉 を残 したのを聞 いた小次郎 が正平 の塗 箸 に値打 ちがあると合点 して京都 で儲 けようとしたのを見 て、喜代美 がこの展開 に似 た噺 の説明 をする。小 草 若 は草々 が手 を付 けていないからという理由 で、この噺 を寄席 で演 じた草原 に教 えを請 うた。この噺 は「底抜 けに〜」のネタを混 ぜた小 草 若 の十八番 になった。再現 シーンでは「金 兵衛 」を秀臣 、油屋 を喜代美 、番頭 を草原 、鴻池 善 右 衛門 を正 典 が演 じた。
ドラマの演出 と状況 が符合 する落語 の演目 [編集 ]
桃太郎 正平 の性格 はこの噺 に登場 する、桃太郎 の話 をする父親 を理詰 めでやりこめるませた息子 がモデル。また正平 の口癖 「他愛 ないのう」はこの噺 の落 ちのセリフ「いまどきの親 は罪 がないわ」が元 ネタ。天災 野口 順子 の性格 はこの噺 に登場 する紅 羅 坊 奈丸(べにらぼう・なまる)がモデル。よって小学生 の時 に順子 が喜代美 に語 った「あんたが和田 喜代美 なんも、この町 に住 むことになったんも、おんなじクラスに和田 清海 がおんなるんも、全部 、隕石 とおんなじや。天 から降 った災 い、天災 や。そう思 うて諦 めなはれ」という言葉 の出典 もこの噺 から。月日 が経 ち、1993年 の夏 、大人 になった順子 は友 春 とともに夜中 に草々 が清海 の部屋 にいるところにでくわし、さらに清海 との会話 から清海 が鈍感 なことを知 った。翌日 内弟子 修行 中 の喜代美 に対 して順子 は清海 のことを「何 があっても天災 、天 から降 った災 いや思 て、乗 り越 えや」とほぼ同 じ言葉 で忠告 する。愛宕山 正太郎 の死 を嘆 き笑顔 を失 った喜代美 がかわらけ投 げをしたいと言 い出 し、糸子 は喜代美 と一緒 にかわらけ投 げをする。その際 糸子 はかわらけと財布 を一緒 に持 っていたため財布 を間違 えて投 げてしまう。糸子 は取 りに行 こうとしたが喜代美 が危 ないと引 き留 めた。この様子 を見 て喜代美 は「『愛宕山 』の一 八 と同 じだ」と笑顔 を取 り戻 した。- ちりとてちん
糸子 の創作 料理 「へしこ丁稚 羊羹 」は大 失敗 作 。しかしこれに小次郎 が目 を付 け、唐辛子 などをかけてさらに味 を酷 くした物 を「京都 の土産 」と偽 り、京都 通 を自称 する竹谷 に食 べさせようと画策 する。ところが、知 ったかぶりの竹谷 がこれを食 べようとした寸前 、何 も事情 を知 らない奈津子 が先 に食 べて気分 が悪 くなってしまった。宿替 え草 若 の家 に喜代美 が住 むようになった際 糸子 が壁 に箒 をかける釘 を打 とうとしたが、大 きい釘 を刺 したため壁 を突 き抜 けてしまった。隣 の部屋 にすんでいた草々 は当然 激怒 したが、糸子 は「大 は小 を兼 ねる」と言 ってさらに怒 らせた。その釘 を草々 が抜 こうとしたが、逆 から引 っ張 ったため壁 ごと抜 いて大 きな穴 を開 けてしまった。穴 は喜代美 のカレンダーで隠 すことになったが、その後 この穴 を草々 と喜代美 の間 で会話 をしたり物 の受 け渡 しに使 ったりしていた。後 に穴 のあいた壁 は草々 がプロポーズする際 に破壊 された。掛 け取 り- カレーうどんの
代金 を請求 に来 た「寝床 」の熊 五 郎 を追 い返 そうと、草 若 は自 ら死 んだ振 りをして喜代美 に応対 させる。真 に受 けた熊 五 郎 が手持 ちのお金 を香典 として喜代美 に渡 したが、いくら何 でもそれは受 け取 れないと喜代美 は断 る。押 し問答 を布団 の中 で聞 いていた草 若 、たまらず顔 に被 せた白布 を取 って「もろときなはれ」。熊 五 郎 は腰 を抜 かしてしまった。 - また、
サラ金 「掛 取 ローン」から派遣 された取立 屋 のあわれの田中 を喜代美 が追 い返 す部分 は、この噺 の構造 を流用 した物 。当然 のことながら「掛 取 ローン」の名 もこの噺 にちなんでいる。 辻占 茶屋 草々 が思 い詰 めた様子 で橋 の上 から川 を見 ている。喜代美 はその状況 を遠 くから見 ていたら突然 大 きな水音 がした。草々 が川 に飛 び込 んだと思 いあわてて喜代美 が駆 けつけるが、実 は草々 が川 に大 きな石 を投 げ込 んだだけだった。胴乱 の幸 助 喧嘩 の仲裁 が好 きな魚屋 食堂 主人 ・幸 助 の前 で、糸子 が喜代美 と結託 してケンカを演 じて焼 きサバをせしめようと目論 む。延 陽 伯 落語 に登場 する新妻 「延 陽 伯 」は漢文 調 の言葉 しかしゃべれない。四 草 がアルバイトしていた中華 料理 店 「延 陽 伯 」の店員 は中国人 ばかりで言葉 が通 じない。寝床 - フォークソングを
愛 する熊 五 郎 。店 で自分 のコンサートを開 こうとしたが、下手 な歌 を延々 と聴 かされるほうはたまらない。磯 七 は散髪 屋 同士 の会合 があるから、菊江 は今朝 から蝋燭 の発注 が殺到 していて忙 しい、と適当 な理由 をつけて、告知 に来 た喜代美 に断 りを入 れる。本当 の理由 を悟 った熊 五郎 夫婦 はこれに激怒 、店 のメニューを法外 な料金 に値上 げしてしまう。客 たちはその夜 泣 く泣 く店 に集 まって、内緒 で耳 栓 をしながら熊 五 郎 に付 き合 ったのであった。 値上 げした「寝床 」店内 に「昼 定食 28,000円 」の値札 があるが、この値段 は芝居 噺 のマクラにてしばしば歌舞伎 の一 等席 チケット代 、ないしはより一般 に高 い入場 料 の値段 として引 き合 いに出 される。景 清 糸子 が喜代美 の落語 の上達 を願 い、近所 の地蔵 に百 日 参 りをした。満願 の百 日 目 がちょうど喜代美 の二 度目 の高座 の日 であった。舞台 に上 がった喜代美 は初 高座 の時 と同 じく緊張 して固 まってしまうが、ちょうどその時 雷鳴 が轟 いて客席 がざわめき、喜代美 の緊張 がとけて「ちりとてちん」の項目 で述 べた「へしこ丁稚 羊羹 」の話 を枕 にして波 に乗 り、最後 まで高座 をやり通 すことが出来 た。雷鳴 の演出 の時 には、糸子 が願 をかけていた地蔵 と、糸子 が小浜 で作 っている最中 のへしこの目 が画面 に映 された。船 弁慶 箸 の注文 の前金 で正 典 、小次郎 、幸 助 が芸者 遊 びをし、糸子 と松江 に見 つかって怒 られる。二 人 ぐせ家計 が苦 しいためにすぐに「やっていけるんやろうか」と愚痴 るようになった喜代美 に対 して草々 が「勝手 にせい」と怒鳴 ることが多 くなり、一度 いいになった。そのため、喜代美 が「やっていけるんやろうか」と言 ったら喜代美 が100円 払 い、草々 が「勝手 にせい」と言 ったら草々 が100円 払 うことにした。なお貯金 はイカ串 の瓶 の中 に入 れられ、草々 からいったん正 典 に渡 った後 、最終 的 に「ひぐらし亭 」建設 資金 に回 された。- たちぎれ
線香 同 い年 の正 典 と糸子 は20歳 の時 に知 り合 い、遠距離 恋愛 をするようになった。糸子 の母 が病気 で倒 れ、借金取 りが押 し掛 けたことで糸子 は不安 な日々 を送 り、一 度 でいいから会 いたいと書 いて手紙 を出 した。一方 、正 典 は塗 箸 を作 っており、作 っていた塗 箸 が父 正太郎 に認 められたら糸 子 を迎 えに行 くという決意 を固 めていたため、糸子 の手紙 を読 まなかった。そして糸子 からの手紙 がたまっていき、3か月 が過 ぎた。箸 ができたので正 典 は糸子 の手紙 を読 んで糸子 の窮状 を知 っていてもたってもいられなくなり、大事 な箸 を置 いて鯖江 にいる糸子 の元 へ急行 。糸子 を放 っては塗 箸 の修業 はできないと言 って正 典 はプロポーズし、以後 は鯖江 で糸子 と暮 らした。- はてなの
茶碗 秀臣 が正 平 の作 った塗 箸 を見 て「あの時 と一緒 だ」と発 し、それを聞 いた小次郎 が正平 の塗 箸 に値打 ちがあると思 い込 む。京都 へ売 りに行 った結果 儲 けにならなかったため、小次郎 は秀臣 に「ややこしい箸 の見方 をするな」と抗議 した。地獄 八景 亡者 戯 亡 くなった草 若 が訪 れた地獄 のモチーフ。そのシーン冒頭 のテロップ「夢 ともなく現 (うつつ)ともなく」はこの噺 の冒頭 の一文 。死 ぬなら今 草 若 の残 した宝 くじが当選 するかもしれない、当選 金 を棺桶 に入 れるかどうかと騒然 とする中 、「ニセ金 入 れといたらええ」という尊徳 のセリフのモチーフ。帯 久 秀臣 の製作所 が経営 難 に至 ったり、秀臣 の製作所 の窮状 を小梅 に話 す竹谷 のセリフのモチーフ。鉄砲 勇助 勇 助 が両親 から入門 許可 を得 てきたことを草々 に伝 える時 、父親 が話 した嘘 として話 した「木曽 の山中 で山賊 にあって…」という部分 のモチーフ。高津 の富 宝 くじが当 たったのに小次郎 が気 づかない場面 のモチーフ。ちなみに当選 番号 は小次郎 自身 が当 てた一等 の他 、二 等 、三 等 もこの噺 からとられた。そのため、くじの名 は「レトロ宝 くじ」とされていた。
徒然 亭 一門 会 [編集 ]
天狗 座 徒然 亭 一門 会 [編集 ]
![]() |
1989/9/3 | ( |
( |
( |
( | ||
1995/12/25 | ちりとてちん[20] |
寝床 寄席 (草 若 一門 会 )[編集 ]
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1992/12/14 | ( |
( |
|||||
1993/4/16 | ちりとてちん | ||||||
1993/6/1 | ( |
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1993/8/2 | ちりとてちん | ( |
|||||
1993/9/20 | ( |
( |
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|
( |
なお、
2019
草 若 邸 お別 れ落語 会 [編集 ]
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( |
( |
はてなの |
( |
劇 中 の挿入歌 [編集 ]
- 「
聞 かせてよ愛 の言葉 を」:佐々木 秀実 (11月7日 ,11月9日 ,12月13日 放送 分 ) - 「
人間 なんて」:吉田 拓郎 (11月 10日 放送 分 ) - 「Wings to Fly〜
翼 をください (cathedral version)」:カノン (1月 24日 ,1月 26日 放送 分 )
「
各 賞 受賞 [編集 ]
伊藤 熹朔 賞 受賞 [編集 ]
このドラマの
国際 ドラマフェスティバル受賞 [編集 ]
このドラマに
その他 [編集 ]
徒然 亭 の紋 [編集 ]
- その
日 暮 らし 落語 家 は実力 勝負 の世界 であり、若手 の頃 はなかなか仕事 がないことが多 い。そこから、その日 暮 らし=そのヒグラシ。- ヒグラシの
一生 - ヒグラシは
生涯 のほとんどを幼虫 として土 のなかで過 ごし、成虫 になって初 めて外 の世界 に出 て鳴 く。落語 家 も長 い修業 時代 を経 て初 めて高座 に上 がり、大 きな声 で芸 を披露 することから。 徒然草 喜代美 が好 きな古典 作品 としても登場 する『徒然草 』(喜代美 の高校 時代 の古典 の授業 と、喜代美 が草原 に落語 家 復帰 を説得 した際 にこの設定 が登場 )の冒頭 部分 の「徒然 なるままに日暮 らし」とヒグラシをかけている。ちなみに草 若 一家 の本名 は吉田 で『徒然草 』の作者 である吉田 兼好 とあわせている。
ちなみに
実在 の落語 家 の紋 [編集 ]
オープニング
ぬの |
|||
5 | |||
番 宣 CM[編集 ]
話者 が貫 地 谷 しほりに「ちりとてちんとかけまして○○と解 く」と言 う。貫 地 谷 が「その心 は?」と聞 くと話者 が答 えを言 う。貫 地 谷 が「うーん、もういっちょ!」と言 うと、話者 がもう一 問 、なぞかけをする。貫 地 谷 が「その心 は?」と聞 くが、答 えを言 わずに終了 。
NHKの
エンディング[編集 ]
梅丈岳 [編集 ]
小浜線 [編集 ]
JR
大阪 駅 [編集 ]
三味線 演奏 [編集 ]
女流 落語 家 の人数 [編集 ]
1995
ライバルは兄弟 弟子 [編集 ]
正 典 と小次郎 の関係 [編集 ]
喜代美 の白無垢 [編集 ]
最終 回 前日 [編集 ]
特別 住民 票 [編集 ]
第 二 の「ふるさと」[編集 ]
さらに
再 放送 [編集 ]
ドラマ
2013
続編 等 [編集 ]
なお、
放送 日程 [編集 ]
サブタイトル | |||||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1- 6 | 10月 |
1|||
2 | 7- 12 | 10月 |
8|||
3 | 13- 18 | エビチリも |
10月15 |
||
4 | 19- 24 | 10月22 |
|||
5 | 25- 30 | 10月29 |
|||
6 | 31- 36 | 11月 |
5|||
7 | 37- 42 | 11月12 |
|||
8 | 43- 48 | 11月19 |
|||
9 | 49- 54 | ここはどこ? |
11月26 |
ここはどこ? | |
10 | 55- 60 | 12月 |
3|||
11 | 61- 66 | 12月10 |
|||
12 | 67- 72 | 12月17 |
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13 | 73- 77 | 12月24 |
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14 | 78- 79 | ||||
15 | 80- 85 | ||||
16 | 86- 91 | ||||
17 | 92- 97 | ||||
18 | 98-103 | ||||
19 | 104-109 | ||||
20 | 110-115 | ||||
21 | 116-121 | ||||
22 | 122-127 | ||||
23 | 128-133 | ||||
24 | 134-139 | ||||
25 | 140-145 | ||||
26 | 146-151 |
特別 番組 [編集 ]
- ちりとてちんスペシャル
総合 で2007年 11月3日 の15時 - 15時 49分 に放送 (中国 ・四国 エリア、大分 、沖縄 では別 番組 を放送 )。これまでの名 場面 、メイキング映像 、落語 再現 場面 などを放送 した。案内 役 は徒然 亭 小 草 若 (茂山 宗彦 )と和田 友 春 (友井 雄 亮 )。喜代美 をめぐって言 い争 いをしながら番組 を進行 。最後 に野口 幸 助 (久 ヶ沢 徹 )が焼 き鯖 を持 って乱入 し、二人 の喧嘩 を仲裁 した。なお、名 場面 集 とメイキング映像 のナレーションは西堀 裕美 アナウンサーがつとめた。- ベスト
盤 ちりとてちん 新春 "ちりとてちん"増刊 号 総合 で2008年 1月 4日 の深夜 3時 20分 - 4時 08分 (5日 午前 )に放送 (これに加 えて関西 エリア(大阪 ・京都 ・兵庫 ・奈良 ・和歌山 ・滋賀 )では2008年 1月 2日 の16時 - 16時 48分 および1月 3日 の7時 20分 - 8時 08分 、福井 では2008年 1月 12日 の10時 05分 - 10時 53分 にも放送 )。冒頭 で貫 地 谷 しほり(和田 喜代美 (徒然 亭 若狭 )役 )が挨拶 。今 までのストーリーを振 り返 る他 に、喜代美 のふるさとになった福井 県 小浜 市 の盛 り上 がり、小浜 の「ロケ地 」訪問 (喜代美 の幼少 時代 を演 じた桑島 真里 乃、小澤 康 喬 アナウンサー(NHK福井放送局 )、杉浦 友紀 アナウンサー(NHK福井放送局 )の3人 が小浜 市 職員 の案内 で焼 き鯖 の店 と小浜 塗 箸 の店 を訪問 )、上方 落語 の魅力 などを紹介 した。案内 役 は主 に徒然 亭 草原 (桂 吉弥 )が務 め、一部 、徒然 亭 小 草 若 (茂山 宗彦 )が担当 。番組 の終 わりには和田 喜代美 (徒然 亭 若狭 )(貫 地 谷 )、徒然 亭 草々 (青木 崇 高 )、徒然 亭 四 草 (加藤 虎 ノ介 )の3人 も登場 し、徒然 亭 草原 と徒然 亭 小 草 若 も合 わせて徒然 亭 一門 の5人 で挨拶 をして番組 をしめた。全編 に渡 り草原 (一部 シーンは吉弥 として)が落語 「ちりとてちん」風 に案内 をした。小 草 若 のコーナーはドラマ中 で小 草 若 がパーソナリティを務 めるラジオ番組 「徒然 亭 小 草 若 の底抜 け底抜 け色男 が通 る」に出演 中 という設定 で行 われた(この形式 は2007年 11月3日 放送 の「ちりとてちんスペシャル」でも後半 で使用 )。
徒然 亭 がやってきた! 〜ちりとてちんファン感謝 祭 総合 で2008年 2月 24日 の14時 30分 -14時 59分 に放送 。同年 2月 3日 に行 われたファン感謝 祭 の模様 をダイジェストで放送 。司会 は西堀 裕美 アナウンサー。舞台 には貫 地 谷 しほり(和田 喜代美 役 )、青木 崇 高 (徒然 亭 草々 役 )、桂 吉弥 (徒然 亭 草原 役 )、茂山 宗彦 (徒然 亭 小 草 若 役 )、加藤 虎 ノ介 (徒然 亭 四 草 役 )と遠藤 プロデューサーが登場 した他 、京本 政樹 (和田 小次郎 役 )が飛 び入 り出演 した。当初 は放送 の予定 はなく、スタジオでの小規模 なイベントを予定 していたが、パソコンと携帯 のサイトのみで告知 し、さらに往復 はがきで申 し込 むよう告知 したにもかかわらず、北 は北海道 から南 は沖縄 まで計 10273通 もの応募 が殺到 。会場 をNHK大阪 ホールに変更 の上 、抽選 が行 われた。また放送 を希望 する声 が多数 寄 せられたため、急 きょ放送 決定 されたという経緯 がある。さらにイベント当日 はスタジオセットを無料 で公開 (11時 から16時 まで)。スタジオセット公開 は番組 終盤 の別 の日 (最終 週 付近 )も行 われた。公開 には双方 合 わせて10日間 で7万 人 以上 の人 が駆 けつけた。
上方 演芸 ホール特別 版 〜「ちりとてちん」の落語 を聞 こう!上方 演芸 ホールを参照 。
金 とく ちりとてちんトークスペシャル 〜きょうから福井 がふるさとや〜総合 で2008年 3月 9日 の深夜 1時 35分 - 2時 18分 (10日 午前 )に放送 (愛知 、岐阜 、三重 では別 番組 を放送 、これに加 えて福井 、石川 、富山 では2008年 3月 7日 の20時 - 20時 43分 および3月 8日 の10時 05分 - 10時 50分 、静岡 では2008年 3月 21日 の20時 - 20時 43分 にも放送 。また、別 番組 を放送 した愛知 、岐阜 、三重 では2008年 3月 16日 の深夜 1時 35 - 2時 18(17日 午前 )に放送 )。
- ちりとてちん
落語 ワールドSP総合 で2008年 5月 10日 の17時 - 17時 25分 、BS2で2008年 3月 29日 の11時 - 11時 25分 に放送 (これに加 えて関西 エリア(大阪 ・京都 ・兵庫 ・奈良 ・和歌山 ・滋賀 )、北海道 、長野 、山梨 、東海 ・北陸 エリア(愛知 ・岐阜 ・三重 ・福井 ・石川 ・富山 )、岡山 、鳥取 、島根 、四国 エリア(香川 ・徳島 ・高知 ・愛媛 )では2008年 3月 30日 の8時 - 8時 25分 、新潟 では2008年 4月 13日 の10時 05分 - 10時 30分 、広島 では4月 18日 の深夜 2時 16分 - 2時 41分 (19日 午前 )にも放送 )。題名 の通 り、劇 中 で再現 シーンが描 かれた落語 の演目 を解説 。ナレーションは西堀 裕美 アナウンサー。案内 役 は桂 吉弥 (徒然 亭 草原 役 )と林家 染 丸 (落語 指導 、万葉 亭 柳 宝 役 )。
- それぞれの「ちりとてちん」
総合 で2008年 4月 27日 の深夜 1時 15 - 2時 (28日 午前 )、BS2で2008年 4月 20日 の10時 - 10時 47分 に放送 (これに加 えて関西 エリア(大阪 ・京都 ・奈良 ・和歌山 ・滋賀 、兵庫 では別 番組 を放送 )では2008年 4月 4日 の20時 - 20時 43および4月 6日 の深夜 0時 20 - 1時 03分 (7日 午前 )、福井 では2008年 4月 6日 の10時 05分 - 10時 48分 、兵庫 では2008年 4月 6日 の15時 05分 - 15時 48分 、富山 、石川 では2008年 4月 13日 の14時 15分 - 15時 、広島 、島根 、鳥取 では2008年 4月 19日 の15時 05分 - 15時 50分 にも放送 )。案内 役 およびナレーションは加藤 虎 ノ介 (徒然 亭 四 草 役 )(一部 堀 あかりが担当 )。
- ちりとてちん
総集編 総合 で2008年 5月 5日 の8時 35分 - 10時 13分 に前編 「笑 う門 には福井 来 る」、翌 5月 6日 の同 時刻 に後編 「笑 う一門 には福 来 る」を放送 。題名 の通 り、全 26週 の総集編 を放送 。また、5月6日 にはNHK大阪 ホールにて、総集編 の上映 会 「大 スクリーンで「ちりとてちん」を見 よう!」が開催 され、舞台 挨拶 には、青木 崇 高 (徒然 亭 草々 役 )、茂山 宗彦 (徒然 亭 小 草 若 役 )、桑島 真里 乃(幼少 時代 の和田 喜代美 役 )が登場 した。なお上映 会 は東京 でも9月 13日 に「ちりとてちんファンミーティング in東京 」と題 してみんなの広場 ふれあいホールでも開催 された。5月6日 同様 に入場 の申 し込 みが殺到 し、抽選 が行 なわれた。シークレットゲストとして宮嶋 麻衣 (野口 順子 役 )が登場 したり、青木 崇 高 が後半 に駆 けつけるなどして盛況 に行 なわれた。
金 とく北陸 スペシャル「ちりとてちん正平 ・順子 のふるさと福井 を旅 しよう」福井 、石川 、富山 で2008年 6月 6日 の20時 - 20時 43分 および6月 29日 の10時 10分 - 10時 53分 (愛知 、岐阜 、三重 、静岡 でも放送 )、関西 エリア(大阪 ・京都 ・兵庫 ・奈良 ・和歌山 ・滋賀 )で2008年 6月 13日 の20時 - 20時 43分 および6月 15日 の深夜 0時 20 - 1時 03分 (16日 午前 )に放送 。なお総合 の全国 放送 では8月 9日 深夜 3時 - 3時 44分 (10日 午前 )に放送 。橋本 淳 (和田 正平 役 )と宮嶋 麻衣 (野口 順子 役 )がドラマの舞台 となった福井 県内 の各所 (小浜 市 周辺 が中心 )を回 った。なお、桑島 真里 乃(幼少 時代 の和田 喜代美 役 )も少 しだけ登場 し、和田 家 (のセット)で二人 を出迎 えた。余談 だが橋本 が、(恐竜 博物館 の学芸 員 になるのではなく)本当 は塗 箸 職人 を継 ぎたかった、と吐露 する場面 もあった。
- かんさい
特集 「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟 」- 2008
年 7月 25日 関西 エリアの総合 向 けに20時 から20時 43分 、7月 27日 BS2で11時 から11時 43分 放送 。総合 の全国 放送 では8月 10日 10時 11分 から10時 55分 に放映 された(この時間 行 われている全国 高等 学校 野球 選手権 大会 の中継 はこの番組 や北京 オリンピック競技 中継 の都合 上 教育 で放送 された)。また、8月 20日 14時 5分 から14時 50分 にも総合 で再 放送 された。 朝 ドラ史上 初 のスピンオフ作品 。草原 、小 草 若 、四 草 の小浜 から大阪 への帰路 での珍 道中 を描 く。草々 、若狭 が小浜 で夫婦 落語 会 を開 いた本編 第 17週 のころの設定 である。この作品 では喜代美 は登場 しないが、草々 が特別 出演 している。これは「ちりとてちん総集編 」の大阪 ホールでの上映 会 の時 に青木 が遠藤 プロデューサーに出演 を直訴 したために実現 した。演出 は吉田 努 。物語 のベースとなったのは上方 落語 「宿屋 仇 (やどやがたき)」。田村 亮 演 じる扇 骨 作 り職人 「萬事 九郎 (ばんじくろう)」は、この噺 に登場 する侍 の名前 から採 られている。このほか、萬事 の妻 ・チエ子 を徳田 尚美 が演 じた。なお、総合 での全国 放送 では西堀 裕美 アナウンサーのナレーションによるプロローグが冒頭 に挿入 された。
- 2008
- おかえりなさい!ちりとてちん15
周年 大 感謝 祭 !
関連 物 [編集 ]
ノベライズ[編集 ]
- 『ちりとてちん(
上 )』(NHK出版 ) ISBN 978-4-14-005526-7 - 『ちりとてちん(
下 )』(NHK出版 ) ISBN 978-4-14-005527-4
ドラマガイド[編集 ]
- 『ちりとてちん
連続 テレビ小説 』(NHKドラマ・ガイド) ISBN 414923549X
関連 書籍 [編集 ]
- 『
連続 テレビ小説 読本 』(洋 泉 社 ) ISBN 978-4800304940- NHK、
連続 テレビ小説 の特集 本 。表紙 には貫 地 谷 しほりのドラマ場面 の写真 を掲載 。また第 一 章 の「朝 ドラを変 えた21世紀 の重要 作 」としてピックアップした5作品 の1つとして『ちりとてちん』を紹介 し、貫 地 谷 しほりと桂 吉弥 のインタビューを収録 。
- NHK、
- 『
朝 ドラの55年 ―全 93作品 完全 保存 版 』(NHK出版 ) ISBN 978-4144072130- NHKドラマ
番組 部 監修 で1961年 から2015年 までの連続 テレビ小説 93作品 を紹介 。『ちりとてちん』からは作品 紹介 の他 、小浜 市 のロケ地 などを掲載 。
- NHKドラマ
CD[編集 ]
- 「ちりとてちんオリジナルサウンドトラック」(エピックレコードジャパン ESCL-3027 2007
年 12月19日 発売 )劇 中 音楽 35曲 収録 。1曲 1曲 のタイトルが長 く、本編 の登場 人物 や展開 に関連 したコミカルなものになっている点 が特徴 。なお、「ちりとてちんメインテーマ・ロングバージョン」は収録 されていない。ライナーには遠藤 理 史 と佐橋 俊彦 の対談 を掲載 。
- 「poco A poco」(エピックレコードジャパン ESCL-3018 2007
年 10月 10日 発売 )松下 奈緒 の2ndアルバム。「ちりとてちんメインテーマ・ロングバージョン」を収録 。
DVD[編集 ]
- 『
連続 テレビ小説 ちりとてちん DVD-BOX-I苦 あれば落語 あり』 (バップ VPBX-15941 2008年 6月 4日 発売 )- 17,000セットを
売上 げおしんの9,000セットを抜 き、過去 に発売 された朝 ドラDVDで最高 記録 を達成 した[50]。
- 17,000セットを
- 『
連続 テレビ小説 ちりとてちん DVD-BOX-II割 れ鍋 にドジ蓋 』 (バップ VPBX-15942 2008年 6月 25日 発売 ) - 『
連続 テレビ小説 ちりとてちん DVD-BOX-III落語 の魂 百 まで』 (バップ VPBX-15943 2008年 7月 25日 発売 ) - 『
連続 テレビ小説 ちりとてちん総集編 DVD-BOX』 (NHKエンタープライズ NSDX-12243 2008年 8月 22日 発売 )
脚注 [編集 ]
- ^ a b “わだきよみ”
史 - NHK連続 テレビ小説 「ちりとてちん」 - ^ それから20
年 近 くたった喜代美 による回想 という設定 。 - ^ a b c d NHK
放送 文化 研究所 編 『NHK年鑑 2008』日本 放送 出版 協会 、2008年 10月 30日 、166頁 。 - ^ “【
朝 ドラのころ】「ちりとてちん」貫 地 谷 しほり(1)3回 目 の挑戦 で「朝 ドラ」という名 の高座 に上 がる”. サンスポ (産業経済新聞社 ). (2020年 9月 1日 ) 2023年 2月 4日 閲覧 。 - ^ 「NHK
放送 史 『朝 ドラ100』」の「ご当地 マップ」を参照 。 - ^ “
番組 エピソード連続 テレビ小説 『ちりとてちん』”. NHK放送 史 .日本 放送 協会 . 2023年 2月 4日 閲覧 。 - ^ ビデオリサーチ NHK
朝 の連続 テレビ小説 過去 の視聴 率 データ - ^
関東 圏 のみ。関西 圏 では三 年 ぶりに17%を超 える平均 視聴 率 を記録 した。 - ^
最終 話 (三 十 代 )にて「これから二 十 年 経 った今 でも」という台詞 があった事 から。 - ^
貫 地 谷 しほり - NHK人物 録 - ^
和久井 映見 - NHK人物 録 - ^
川平 慈英 - NHK人物 録 - ^
青木 崇 高 - NHK人物 録 - ^ この
点 は落語 指導 の林家 染 丸 と共通 している。 - ^
落語 界 では先 に入門 した人 を「兄 さん」と呼 ぶしきたりがあり、年齢 は全 く関係 ない。 - ^
松尾 貴史 - NHK人物 録 - ^ 2007
年 11月19日 放送 の「スタジオパークからこんにちは」に松尾 が出演 したときに語 られたエピソード。 - ^
欠席 した草 若 の穴 を埋 めるため草 若 の代役 としてトリでまだ練習 中 の「辻占 茶屋 」をかけ、失敗 。ほかに本来 草々 が予定 していた演目 もかけているが、演目 は不明 。 - ^
予定 は「愛宕山 」。一門 会 当日 に妻 ・志保 の余命 が後 三 ヶ月 である事 を医者 に告 げられ、ショックで高座 に穴 を開 けてしまった。 - ^
自分 の年季 明 けがかかっていることを枕 に使用 。 - ^
枕 で中国語 でこの噺 をやると嘘 を言 って笑 いをとる。 - ^ ヘタクソだったが
草々 は涙 を流 した。 - ^
当初 の予定 は「鴻池 の犬 」だったが、「草々 が尊 建 を殴 った」事件 の真犯人 が小 草 若 だったことを知 り、草々 と小 草 若 の関係 にちなんで小 草 若 に譲 った。ちなみにこの噺 は吉弥 の師匠 である桂 吉 朝 の十 八 番 でもあった。 - ^
当時 の客 へのお詫 びを兼 ねて6年 前 の一門 会 で穴 をあけた事件 を枕 に使用 。 - ^
高座 の順 は草々 、四 草 、草原 で中入 りになり、小 草 若 、草 若 。企画 当初 の予定 は草々 、四 草 、草原 、草々 。落語 会 の数日 前 に小 草 若 がトリで参加 する事 になり、さらに「お楽 しみゲスト」として熊 五 郎 のフォークソングを予定 していたが、小 草 若 が客 をひかせてしまったのを見 て熊 五 郎 が出演 を拒否 し、落語 界 への復帰 を決意 した草 若 が代 わりに飛 び入 り参加 した。 - ^ めくり(お
茶子 )を担当 。 - ^
本来 の予定 はトリで「愛宕山 」。 - ^ a b
放映 されたのは枕 のみ。 - ^ 「おとくやん」での
実演 販売 の経験 などを枕 に使用 した。放映 されたのはこの枕 のみ。 - ^
飛 び入 り参加 。本来 の予定 は熊 五 郎 のフォークソング。 - ^ 3
年 のブランクのために不安 を感 じていたため、前日 も一人 で練習 。小説 版 では磯 七 が「以前 の草 若 はあんなものではなかった」と手厳 しい意見 を述 べているが、放送 ではカットされた。 - ^
草 若 に「もう一度 人前 で「ちりとてちん」をやる気 になれるまで出 なくていい」と言 われたため。 - ^
勉強 のため、清海 と尊徳 の「景 清 」を聞 きに行 った。 - ^ 「ネタ
見 せナシ」としてかけられる噺 はチラシには書 かれていなかった。 - ^
草々 と清海 の事 が気 になって稽古 に身 が入 らず、草原 に「次 の寄席 には出 るな」と言 われてしまう。草 若 に苦 しい胸 のうちを話 し破門 を願 い出 た喜代美 は、草 若 の勧 めで落語 会 の当日 清海 と話 し合 いに行 った。草々 のセリフによれば当初 の予定 は「天災 」だったらしい。 - ^
当初 の予定 は別 の噺 だったが、何 度 稽古 をせがんでも断 られまだ稽古 をつけてもらった事 のない「算段 の平 兵衛 」を草 若 に断 りもなく勝手 にかけた。結果 客 には全 く受 けず、惨憺 たる大 失敗 に終 わった。 - ^ a b
落語 会 当日 に喜代美 のことが理由 で殴 り合 いのケンカをしたため、草原 によって外 された。 - ^
上 がり症 のため普段 は高座 に上 がると噛 んでしまう草原 が、弟弟子 達 の失敗 を取 り返 そうと意気込 み、この日 はサゲは噛 んだものの全体 的 に非常 に落 ち着 いて話 し、客 から爆笑 を取 った。 - ^ “
思 い出 の名 シーンランキング”.朝 ドラ100. NHK (2019年 3月 ). 2019年 11月1日 閲覧 。 - ^
草 若 の「愛宕山 」が放送 ではかぶせられた。 - ^
尊徳 が高座 にあがろうとしたところ、すでに柳 宝 が高座 に上 がっていた。 - ^ このことは、『
週刊文春 』2008年 5月 22日 号 掲載 の「ホリイのずんずん調査 」第 641回 でも取 り上 げられた。 - ^
テレビ朝日 制作 の『キミ犯人 じゃないよね?』は『ちりとてちん』最終 回 から2週間 足 らずで放送 が始 まり、次 の主演 作 開始 まで二 ヶ月 近 くあった国仲 涼子 (『ちゅらさん』、2001年 )よりさらに早 いスタートとなった。 - ^ NHKBSオンライン4
月 の番組 予定 表 による。また、衛星 放送 では過去 に、BS2でその日 の新作 放送 (当時 7時 30分 -45分 )に次 いで、7時 45分 -8時 と、のちに追加 で19時 30分 -19時 45分 (金曜 は20時 まで)に過去 の朝 ドラのアンコールを実施 したことがあった。 - ^ 「
初 放映 時 最低 を更新 した視聴 率 」だったが、BSハイビジョン第 1週 分 放映 翌日 に、ちりとてちんプロデューサー遠藤 理 史 に、ハイビジョン局 編成 担当 者 が「視聴 環境 の薄 いBSハイビジョンで、しかも深夜 の再 放送 にもかかわらず、異例 の好 視聴 率 だった」と感激 の念 を伝 えている。 - ^ NHK
朝 ドラ誘致 へ福井 が推 す小説 北陸 新幹線 開業 時 の放送 を要望 福井 新聞 2019年 10月 24日 、2019年 12月1日 閲覧 - ^ OSK
日本 歌劇 団 をNHK朝 ドラに知事 に協力 要請 福井 新聞 2019年 10月 1日 、2019年 12月5日 閲覧 - ^ “ありがとう!ちりとてちん15
周年 大 感謝 祭 !”.若狭 ONE WEB.若狭湾 観光 連盟 . 2023年 10月 4日 閲覧 。 - ^
水野 志保 「ちりとて落語 の会 受賞 県内 24年 ぶり サントリー地域 文化 賞 」『北陸 中日新聞 』2023年 9月 19日 、福井 。 - ^ “
最低 平均 視聴 率 なのにDVDが大 売 れ!「ちりとてちん」貫 地 谷 しほりがメッセージ!”. シネマトゥデイ (2008年 6月 26日 ). 2016年 8月 16日 閲覧 。
関連 項目 [編集 ]
藤本 有紀 上方 落語 - ちりとてちん(
落語 ) 福井 県 を舞台 にした作品 小浜 市 小浜線 -本 作 で登場 するほか、本 作 放送 に合 わせた土 休日 のみの臨時 快速 列車 も運行 。若狭湾 大阪 府 を舞台 にした作品 大阪天満宮 -草 若 邸 (ひぐらし亭 )および居酒屋 「寝床 」はこのそばに位置 する設定 。天満 天神 繁昌 亭 - 2006年 完成 した上方 落語 の定席 、常打 ち小屋 「ひぐらし亭 」のモデル。小浜 市立 小浜 中学校 -小浜 第 二 高校 の撮影 に使 われた中学校 。公式 サイトでも公開 している。福井 県立 若狭高等学校 -小浜 中学校 の撮影 時 にほぼ全 生徒 、生徒 役 でエキストラ出演 した。- ちりとてちんオリジナルサウンドトラック
外部 リンク[編集 ]
- NHK
- NHKドラマホームページ ちりとてちん
情報 -放送 開始 前 のドラマ情報 サイト - ちりとてちん NHK
連続 テレビ小説 -番組 公式 サイト 連続 テレビ小説 「ちりとてちん」 -番組 公式 サイト(2010年 3月 15日 復活 [1])- ちりとてちん|
公式 掲示板 その1 -当初 の番組 公式 掲示板 。アクセス殺到 のため、「ちりとてちん|公式 掲示板 その2」へ移行 。現在 は閲覧 のみ可能 。 - ちりとてちん|
公式 掲示板 その2 -番組 公式 掲示板 。2008年 8月 31日 をもってサービスを終了 し、現在 は閲覧 のみ可能 。
- ちりとてちん|
- NHKウィークリーステラ
臨時 増刊 完全 保存 版 連続 テレビ小説 ちりとてちん メモリアルブック - メモリアルブック公式 サイト 連続 テレビ小説 ちりとてちん - NHK放送 史 - ちりとてちん
外伝 - NHK放送 史 連続 テレビ小説 『ちりとてちん』 - NHKアーカイブス第 77作 「ちりとてちん」 - NHK朝 ドラ100朝 ドラ100思 い出 の名 シーンランキング - NHK朝 ドラ100連続 テレビ小説 「ちりとてちん」 - NHKドラマ連続 テレビ小説 ちりとてちん - NHKオンデマンド笑 いと商人 の街 !【大阪 を舞台 にした朝 ドラ】 - NHKアーカイブス
- その
他
- ちりとてちん - ウェイバックマシン(2009
年 2月 21日 アーカイブ分 ) - DVD公式 サイト(バップ) 上方 落語 メモ - ウェイバックマシン(2004年 2月 27日 アーカイブ分 ) - ドラマで登場 、もしくは演出 に用 いられた落語 の内容 がテキストで閲覧 できる。- ロケーションサービス
撮影 レポート NHK連続 テレビ小説 「ちりとてちん」 - JR西日本
NHK |
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ちりとてちん
【この |
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NHK BSプレミアム |
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ちりとてちん
(2013 |