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南京大学(ナンキンだいがく、英語: Nanjing University)は、中華人民共和国江蘇省南京市鼓楼区に本部を置く中華人民共和国の国立大学。258年創立、1921年大学設置。大学の略称は南大。
中国の副部級大学の一つである。複数の国家重点実験室も持っている。九校連盟、985工程、211工程、双一流の成員校として、国家重点大学である。
世界で最も古い大学の一つとされ、淵源を三国時代の呉が永安元年(258年)に開設した「太学」に求めている。その後、南京に都を置いた諸王朝の高等教育機関(明朝の南京国子監 (zh:南京国子监) など)として変遷し、清朝末期の1902年に近代教育機関としての三江師範学堂が設立されたとしている。
1902年、南京国子監の跡地(現在の南京市玄武区四牌楼、東南大学四牌楼キャンパスの一部)に設立された三江師範学堂は、1906年に兩江師範学堂と改名した。その後、 1915年南京高等師範学校が開学、1921年に国立東南大学となる。1927年には河海工科・上海商科・江蘇医科など8大学を統合、国立第四中山大学と改称し、総合大学として発展した。1928年に南京が中華民国の首都となると国立中央大学と改称した。当時の中央大学の建築物群は、中央大学旧址として全国重点文物保護単位に指定されている。
第二次世界大戦後、国共内戦中に中国共産党に接収され、1949年8月に国立南京大学になる(1950年10月に単に南京大学と改めた)。1952年7月、南京地域における高等教育機関の大規模な再編が行われた (zh:1952年南京高等学校院系调整) 。この結果、旧南京大学は文理学部(文理学院)を中心とする大学として再編されることとなり、私立金陵大学の文理学部と合併し、新しい南京大学の中心キャンパスも旧金陵大学キャンパスに移動した。一方、文理学部以外の学部は、南京工学院(旧南京大学工学部、現在の東南大学)、南京農学院(旧南京大学農学部、現在の南京農業大学)、南京師範学院(旧南京大学教育学部、現在の南京師範大学)などとして成立した。
台湾には国立中央大学の伝統を引き継ぐ大学がある(桃園市の国立中央大学)。1952年の大学再編を国立中央大学の廃絶と見なした卒業生らによる復興運動を経て、1962年に設立したものである。また、旧称のひとつ「東南大学」は、南京工学院が1988年に改称して使用している。
南京市中心の金陵園鼓楼校区と新しい仙林校区がある。
近代的な新しい学制を採用した1902年以降の南京大学歴代総長
- 三江師範学堂及び両江師範学堂時代:
- 南京高等師範学校及び国立東南大学時代:
- 国立中央大学時代:
- 原金陵大学(彙文書院)時代:
- 南京大学時代:
- 部局間協定
- ^ “(3899) Wichterle = 1948 TF2 = 1949 YG = 1949 YW = 1951 GL1 = 1953 RX = 1954 YN = 1965 SQ = 1976 SZ = 1982 SN1 = 1984 CB = 1985 FQ = 1987 OF1”. MPC. 2021年9月22日閲覧。
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座標: 北緯32度03分22秒 東経118度46分30秒 / 北緯32.05611度 東経118.77500度 / 32.05611; 118.77500