この項目 こうもく では、個人 こじん の能力 のうりょく 評価 ひょうか 制度 せいど としての資格 しかく 制度 せいど について記述 きじゅつ しています。「資格 しかく 」の語義 ごぎ については、ウィクショナリー の「資格 しかく 」の項目 こうもく をご覧 らん ください。
資格 しかく (しかく、英 えい : certification )とは、ある行為 こうい を行 おこな うために必要 ひつよう もしくは相応 ふさわ しいとされる地位 ちい や立場 たちば [1] や、組織 そしき 内 ない での地位 ちい 、または仕事 しごと として任務 にんむ に就 つ くために必要 ひつよう な条件 じょうけん のことである[2] [3] 。
本 ほん 項 こう では個人 こじん の能力 のうりょく 評価 ひょうか 制度 せいど としての資格 しかく 制度 せいど について解説 かいせつ する[4] 。なお、欧米 おうべい では教育 きょういく と職業 しょくぎょう 訓練 くんれん の融合 ゆうごう の結果 けっか 、日本 にっぽん でいう「資格 しかく 」よりも広 ひろ い “qualification” が使 つか われており、経済 けいざい 協力 きょうりょく 開発 かいはつ 機構 きこう (OECD)では “qualification” を「評価 ひょうか ・認定 にんてい プロセスの公式 こうしき 結果 けっか (認定 にんてい 証 しょう ・修了 しゅうりょう 証書 しょうしょ ・称号 しょうごう )であり、ある個人 こじん が所定 しょてい の基準 きじゅん に沿 そ った学習 がくしゅう 成果 せいか を達成 たっせい 、及 およ び特定 とくてい の業務 ぎょうむ 分野 ぶんや において働 はたら くために必要 ひつよう なコンピテンスを持 も ち、適格 てきかく 性 せい のある機関 きかん が判断 はんだん した場合 ばあい に得 え られるもの。労働 ろうどう 市場 いちば や、教育 きょういく ・訓練 くんれん における学習 がくしゅう 成果 せいか の価値 かち についても公式 こうしき の承認 しょうにん を与 あた えるものであり、ある業務 ぎょうむ を行 おこな う上 うえ での法的 ほうてき な資格 しかく となる場合 ばあい もある」と定義 ていぎ している[4] 。
詳細 しょうさい は「
士分 しぶん #
士 し 格 かく (しかく)」を
参照 さんしょう
日本 にっぽん における資格 しかく 制度 せいど [ 編集 へんしゅう ]
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日本 にっぽん における公的 こうてき 資格 しかく 制度 せいど は、「国民 こくみん の権利 けんり と安全 あんぜん や衛生 えいせい の確保 かくほ 、取引 とりひき の適正 てきせい 化 か 、資格 しかく 者 しゃ のモラル向上 こうじょう 等 とう のため、厳格 げんかく な法的 ほうてき 規律 きりつ に服 ふく する資格 しかく 者 しゃ が存在 そんざい し安心 あんしん できるサービスを国民 こくみん に提供 ていきょう すること」を目的 もくてき として、「国民 こくみん の権利 けんり と安全 あんぜん や衛生 えいせい の確保 かくほ 、取引 とりひき の適正 てきせい 化 か 等 とう のために設 もう けられてきた」とされる[5] 。しかし、学校 がっこう 教育 きょういく と深 ふか く関連付 かんれんづ けられていたり、国家 こっか の統一 とういつ 的 てき な基準 きじゅん により整備 せいび されていたりするわけでもないため、対象 たいしょう 領域 りょういき ・種類 しゅるい や等級 とうきゅう ・取得 しゅとく ルートの各 かく 側面 そくめん において極 きわ めて多様 たよう 性 せい の高 たか い様相 ようそう を呈 てい しており、その役割 やくわり を説明 せつめい することは容易 ようい ではない。
日本 にっぽん における資格 しかく は、国家 こっか 資格 しかく ・公的 こうてき 資格 しかく ・民間 みんかん 資格 しかく などに分類 ぶんるい される[7] 。
日本 にっぽん における国家 こっか 資格 しかく とは、国 くに の制度 せいど に基 もと づいて、各種 かくしゅ 分野 ぶんや における個人 こじん の能力 のうりょく 、知識 ちしき が判定 はんてい され、特定 とくてい の職業 しょくぎょう に従事 じゅうじ しうることを証明 しょうめい するものである[8] 。また、政策 せいさく 科学 かがく 研究所 けんきゅうじょ 2004 , pp. 132–133は、「資格 しかく の制度 せいど に法的 ほうてき な裏付 うらづ けが存在 そんざい し、根拠 こんきょ 法 ほう に資格 しかく 付与 ふよ 方法 ほうほう ・資格 しかく 付与 ふよ 基準 きじゅん についての明確 めいかく な記述 きじゅつ があり、中央 ちゅうおう 省庁 しょうちょう または都道府県 とどうふけん レベルの地方自治体 ちほうじちたい が所管 しょかん する資格 しかく 」が該当 がいとう すると定義 ていぎ している。
国家 こっか 資格 しかく は、慣例 かんれい 的 てき に業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく ・必置資格 しかく ・名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく の3類型 るいけい に分類 ぶんるい される。
資格 しかく によっては年齢 ねんれい 、学歴 がくれき 、実務 じつむ 経験 けいけん 等 とう による制限 せいげん が課 か されることもある。
なお、試験 しけん の運営 うんえい や免許 めんきょ ・資格 しかく 証 しょう の発行 はっこう 等 とう の事務 じむ 的 てき 事項 じこう は、法 ほう に基 もと づきその実施 じっし を義務付 ぎむづ けられた(または権限 けんげん を委託 いたく された)地方 ちほう 公共 こうきょう 団体 だんたい や民間 みんかん 団体 だんたい などが所管 しょかん することもあるが、それにより国家 こっか 資格 しかく でなくなるということはない。
資格 しかく の付与 ふよ についての法律 ほうりつ 上 じょう の用語 ようご は一定 いってい しておらず、「免許 めんきょ 」「許可 きょか 」などの用語 ようご が使用 しよう されるが、行政 ぎょうせい 法学 ほうがく 上 じょう は「許可 きょか 」「公証 こうしょう 」などに該当 がいとう する[要 よう 出典 しゅってん ] 。
特別 とくべつ 教育 きょういく や技能 ぎのう 講習 こうしゅう を受 う けることにより、資格 しかく が取得 しゅとく できるものもある。機械 きかい 装置 そうち などの運転 うんてん や特定 とくてい の作業 さぎょう に関 かん するものが多 おお い。
業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく [ 編集 へんしゅう ]
業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく とは、その資格 しかく を有 ゆう する者 もの でなければ携 たずさ わることを禁 きん じられている業務 ぎょうむ を、独占 どくせん 的 てき に行 おこな うことができる資格 しかく をいう。
一部 いちぶ は行政 ぎょうせい 法学 ほうがく 上 じょう の「許可 きょか 」に該当 がいとう し、一般人 いっぱんじん には禁止 きんし されている行為 こうい を特 とく に行 おこな うことが許 ゆる されるものがある(建築 けんちく 士 し 、薬剤師 やくざいし )。また、業 ごう として行 おこな うことのみが禁止 きんし されている行為 こうい を許 ゆる されるものもある(医師 いし 、弁護士 べんごし など)。
主 おも な業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく [注釈 ちゅうしゃく 1]
名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく [ 編集 へんしゅう ]
資格 しかく 取得 しゅとく 者 しゃ 以外 いがい の者 もの にその資格 しかく の呼称 こしょう の利用 りよう が日本 にっぽん の法令 ほうれい で禁止 きんし されている資格 しかく をいう。
なお、名称 めいしょう 独占 どくせん は業務 ぎょうむ 独占 どくせん と同様 どうよう に警察 けいさつ 目的 もくてき による規制 きせい であり、法令 ほうれい の内容 ないよう を規律 きりつ するものではないので、名称 めいしょう 独占 どくせん を定 さだ める法令 ほうれい と同位 どうい (またはそれより上位 じょうい )の法 ほう 形式 けいしき をとる法令 ほうれい により名称 めいしょう 独占 どくせん とされる資格 しかく 名 めい と類似 るいじ の資格 しかく 名 めい の資格 しかく を設 もう けること、及 およ び、名称 めいしょう 独占 どくせん とされた資格 しかく 名 めい の全部 ぜんぶ または一部 いちぶ を別 べつ の資格 しかく 名 めい の一部 いちぶ として用 もち いること(例 れい として技術 ぎじゅつ 士 し と陸上 りくじょう 無線 むせん 技術 ぎじゅつ 士 し )は差 さ し支 つか えない(ただし、資格 しかく 名 めい の類似 るいじ による混乱 こんらん を防止 ぼうし するために、双方 そうほう が別個 べっこ の資格 しかく であることが資格 しかく 名 めい から簡単 かんたん に識別 しきべつ できるように立法 りっぽう 上 じょう 配慮 はいりょ されるべきであることはいうまでもない。)。
業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく は名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく でもあることが多 おお いが、単 たん に名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく と言 い った場合 ばあい には業務 ぎょうむ 独占 どくせん 性 せい のないものを指 さ す。
主 おも な名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく [注釈 ちゅうしゃく 2]
ある事業 じぎょう を行 おこな う際 さい に、その企業 きぎょう や事業 じぎょう 所 しょ にて特定 とくてい の資格 しかく 保持 ほじ 者 しゃ を必 かなら ず置 お かなければならないと日本 にっぽん の法律 ほうりつ で定 さだ められている資格 しかく 。業務 ぎょうむ 独占 どくせん 資格 しかく が必置資格 しかく としての性質 せいしつ を併 あわ せ持 も つ場合 ばあい もある。
主 おも な必置資格 しかく [注釈 ちゅうしゃく 3]
国家 こっか 資格 しかく は
狭義 きょうぎ では上記 じょうき の業務 ぎょうむ 独占 どくせん 、名称 めいしょう 独占 どくせん 、必置のいずれかの性質 せいしつ もしくは複数 ふくすう の性質 せいしつ に当 あ てはまるものを指 さ すが、広義 こうぎ では何 なん らの独占 どくせん 権 けん も与 あた えられない試験 しけん 、検定 けんてい を含 ふく める場合 ばあい がある[要 よう 出典 しゅってん ] 。
主 おも な試験 しけん ・検定 けんてい
公的 こうてき 資格 しかく の意義 いぎ については、確立 かくりつ された定義 ていぎ は存在 そんざい しない[注釈 ちゅうしゃく 4] が、「国家 こっか 資格 しかく に準 じゅん ずるもの」「試験 しけん は民間 みんかん 団体 だんたい や公益 こうえき 法人 ほうじん が行 おこな うが、資格 しかく は官公庁 かんこうちょう から発行 はっこう されるもの」などと定義 ていぎ されることがある[7] 。また、民間 みんかん 資格 しかく の中 なか で、文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう や厚生 こうせい 労働省 ろうどうしょう 等 ひとし の後援 こうえん である場合 ばあい 、それを理由 りゆう に民間 みんかん 資格 しかく が「公的 こうてき 資格 しかく 」に位置付 いちづ けられるわけではない。
主 おも な公的 こうてき 資格 しかく [注釈 ちゅうしゃく 5]
民間 みんかん 資格 しかく とは、民間 みんかん 団体 だんたい 等 とう が自由 じゆう に設定 せってい できる資格 しかく をいう。当該 とうがい 分野 ぶんや において一定 いってい の水準 すいじゅん に達 たっ していることを証明 しょうめい することができる場合 ばあい もあるが、就労 しゅうろう のため必要 ひつよう となるものではない[7] 。
級 きゅう 別 べつ に水準 すいじゅん を示 しめ す検定 けんてい とするものもあるが、法令 ほうれい で規定 きてい されたものではない。
日商 にっしょう 簿記 ぼき 検定 けんてい [注釈 ちゅうしゃく 19] や臨床 りんしょう 心理 しんり 士 し [注釈 ちゅうしゃく 20] のような国 くに が資格 しかく 者 しゃ の能力 のうりょく を認 みと める資格 しかく (公的 こうてき 資格 しかく )、Cカード のような業界 ぎょうかい 内 ない で一定 いってい の能力 のうりょく が担保 たんぽ されていると認知 にんち される資格 しかく 、民間 みんかん 企業 きぎょう が自社 じしゃ 製品 せいひん の操作 そうさ や管理 かんり の技能 ぎのう を認定 にんてい するベンダー資格 しかく 、「資格 しかく 商法 しょうほう 」で与 あた えられるような社会 しゃかい 的 てき な評価 ひょうか が低 ひく いもの、企業 きぎょう や団体 だんたい が自社 じしゃ の活動 かつどう のために従業 じゅうぎょう 員 いん に対 たい して付与 ふよ するだけで社外 しゃがい では通用 つうよう しない社内 しゃない 資格 しかく (内部 ないぶ 資格 しかく )[16] まで存在 そんざい する。
国際 こくさい 資格 しかく とは、一般 いっぱん 的 てき には日本 にっぽん 国外 こくがい に主催 しゅさい 者 しゃ がある資格 しかく で、その内容 ないよう から日本 にっぽん 国内 こくない においても社会 しゃかい 的 てき 評価 ひょうか をしうる資格 しかく をいう。その資格 しかく は国家 こっか 資格 しかく または民間 みんかん 資格 しかく に分類 ぶんるい することができる。一部 いちぶ の資格 しかく 試験 しけん は日本 にっぽん を含 ふく む複数 ふくすう の国 くに においても試験 しけん が実施 じっし され、さらにその一部 いちぶ は試験 しけん 問題 もんだい が日本語 にほんご 化 か されているものがある。国家 こっか 資格 しかく の場合 ばあい 、日本 にっぽん 国内 こくない においても独占 どくせん 業務 ぎょうむ の全部 ぜんぶ または一部 いちぶ の業務 ぎょうむ が認 みと められる場合 ばあい がある。他方 たほう 、民間 みんかん 資格 しかく の場合 ばあい 、独占 どくせん 業務 ぎょうむ は存在 そんざい しないものの、多 おお くの場合 ばあい は商標 しょうひょう 登録 とうろく で名称 めいしょう が保護 ほご されており、実質 じっしつ 的 てき に名称 めいしょう 独占 どくせん と言 い える。
国家 こっか 資格 しかく の例 れい としては、次 つぎ のものが挙 あ げられる。
民間 みんかん 資格 しかく の例 れい としては、次 つぎ のものが挙 あ げられる。
資格 しかく に関 かん する詐欺 さぎ 的 てき 商法 しょうほう [ 編集 へんしゅう ]
資格 しかく 取得 しゅとく のための教材 きょうざい 等 とう 販売 はんばい に関 かん して、強引 ごういん な手法 しゅほう や虚偽 きょぎ のセールストークが用 もち いられたりすることがあり、悪質 あくしつ 商法 しょうほう の被害 ひがい が激増 げきぞう しているため、注意 ちゅうい が呼 よ びかけられている[17] 。
日本 にっぽん における主 おも な資格 しかく [ 編集 へんしゅう ]
欧州 おうしゅう における資格 しかく 制度 せいど [ 編集 へんしゅう ]
欧州 おうしゅう 資格 しかく 枠組 わくぐ み(EQF)[ 編集 へんしゅう ]
欧米 おうべい では教育 きょういく と職業 しょくぎょう 訓練 くんれん の融合 ゆうごう が進 すす み、このうち欧州 おうしゅう では各国 かっこく の全 すべ てのレベル・職種 しょくしゅ について、資格 しかく 保有 ほゆう 者 しゃ がどのようなレベルの知識 ちしき やスキル、能力 のうりょく (コンピテンス)を有 ゆう するか比較 ひかく 可能 かのう にするため欧州 おうしゅう 資格 しかく 枠組 わくぐ み(EQF:European Qualifications Framework )が導入 どうにゅう されている[4] 。
ドイツ においては、職業 しょくぎょう 資格 しかく の取得 しゅとく は学校 がっこう 教育 きょういく と高度 こうど に結 むす びついている。
資格 しかく 制度 せいど のうち職業 しょくぎょう 資格 しかく の認定 にんてい 試験 しけん は、各地 かくち の職能 しょくのう 団体 だんたい (商工 しょうこう 会議 かいぎ 所 しょ 、手工業 しゅこうぎょう 会議 かいぎ 所 しょ 等 とう )が実施 じっし している[4] 。
ドイツには約 やく 3万 まん の職種 しょくしゅ があるが、2010年 ねん 時点 じてん で「デュアルシステム職業 しょくぎょう 訓練 くんれん 資格 しかく 」(初期 しょき 職業 しょくぎょう 訓練 くんれん 資格 しかく )で実施 じっし されている公認 こうにん 訓練 くんれん 職種 しょくしゅ は348職種 しょくしゅ である[4] 。これらには金属 きんぞく 加工 かこう や電気 でんき 工 こう のようなブルーカラー職種 しょくしゅ だけでなく、情報 じょうほう 技術 ぎじゅつ やホテル、貿易 ぼうえき などのホワイトカラー職種 しょくしゅ も多 おお い[4] 。
一方 いっぽう 、手工業 しゅこうぎょう マイスターの職種 しょくしゅ は2003年 ねん の手工業 しゅこうぎょう 法 ほう (HwO)改正 かいせい で41職種 しょくしゅ となり(改正 かいせい 前 まえ は94職種 しょくしゅ )、これらの独立 どくりつ 開業 かいぎょう にはマイスター資格 しかく が必要 ひつよう である[4] 。手工業 しゅこうぎょう マイスター資格 しかく は生涯 しょうがい 通用 つうよう する資格 しかく で、手工業 しゅこうぎょう 会議 かいぎ 所 しょ の試験 しけん 委員 いいん 会 かい が試験 しけん 実施 じっし 機関 きかん となっており、1.受験 じゅけん 職種 しょくしゅ における専門 せんもん 実技 じつぎ 試験 しけん 、2.受験 じゅけん 職種 しょくしゅ における専門 せんもん 理論 りろん 試験 しけん 、3.経営 けいえい 学 がく 、商学 しょうがく 、法学 ほうがく 、4.業 ぎょう 教育 きょういく 学 がく 、教育 きょういく 学 がく 、労働 ろうどう 教育 きょういく 学 がく を試験 しけん 内容 ないよう としている[4] 。
手工業 しゅこうぎょう マイスター資格 しかく のある職種 しょくしゅ (41職種 しょくしゅ )[4]
左官 さかん ・コンクリート職人 しょくにん
暖炉 だんろ ・暖房 だんぼう 職人 しょくにん
大工 だいく
屋根 やね ふき職人 しょくにん
道路 どうろ 工事 こうじ 職人 しょくにん
断熱 だんねつ ・不 ふ 凍 こお ・防音 ぼうおん 職人 しょくにん
ポンプ職人 しょくにん
石工 せっこう ・石 いし 彫刻 ちょうこく 師 し
漆喰 しっくい 工 こう
塗装 とそう 工 こう
足場 あしば けた組 ぐ み職人 しょくにん
煙突 えんとつ 掃除 そうじ 職人 しょくにん
金属 きんぞく 工 こう
外科 げか 用 よう 機械 きかい 士 し
車体 しゃたい ・車両 しゃりょう 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
精密 せいみつ 機械 きかい 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
二輪車 にりんしゃ 機械 きかい 士 し
冷却 れいきゃく 装置 そうち 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
情報 じょうほう 技術 ぎじゅつ 者 しゃ
自動車 じどうしゃ 技師 ぎし
農業 のうぎょう 用 よう 機械 きかい 技師 ぎし
ソケット製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
板金 ばんきん 工 こう
設備 せつび 工 こう ・暖房 だんぼう 装置 そうち 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
電気 でんき 技術 ぎじゅつ 者 しゃ
電気 でんき 機械 きかい 技師 ぎし
家具 かぐ 職人 しょくにん
ボート・船 ふね 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
ロープ作 づく り職人 しょくにん
パン職人 しょくにん
製菓 せいか ・ケーキ職人 しょくにん
食肉 しょくにく 加工 かこう 販売 はんばい 業者 ぎょうしゃ
眼科 がんか 光学 こうがく 機器 きき 専門 せんもん 家 か
補聴器 ほちょうき 音響 おんきょう 専門 せんもん 家 か
整形 せいけい 外科 げか 技師 ぎし
整形 せいけい 外科 げか 用 よう 靴 くつ 職人 しょくにん
歯科 しか 技工 ぎこう 師 し
理 り 美容 びよう 師 し
ガラス職人 しょくにん
ガラス吹 ふ き・ガラス機器 きき 製造 せいぞう 業者 ぎょうしゃ
加 か 硫工・タイヤ技術 ぎじゅつ 者 しゃ
手工業 しゅこうぎょう マイスターに対 たい して、大 だい 企業 きぎょう (従業 じゅうぎょう 員 いん 300人 にん 以上 いじょう )を対象 たいしょう とする工業 こうぎょう マイスター制度 せいど があり、商工 しょうこう 会議 かいぎ 所 しょ の試験 しけん 委員 いいん 会 かい が試験 しけん 実施 じっし 機関 きかん となっており、1.全 ぜん 職種 しょくしゅ 共通 きょうつう の試験 しけん 、2.職種 しょくしゅ 別 べつ 専門 せんもん 試験 しけん 、3.職業 しょくぎょう 教育 きょういく 学 がく 、教育 きょういく 学 がく 、労働 ろうどう 教育 きょういく 学 がく を試験 しけん 内容 ないよう としている(手工業 しゅこうぎょう マイスターとは異 こと なり、資格 しかく は企業 きぎょう 内 ない に当該 とうがい ポジションがある場合 ばあい にのみ通用 つうよう する)[4] 。
フランス では職業 しょくぎょう 資格 しかく と学位 がくい 免状 めんじょう について、1969年 ねん に導入 どうにゅう された職業 しょくぎょう 能力 のうりょく 水準 すいじゅん 分類 ぶんるい 表 ひょう (Nomenclature des niveaux de formation )と職業 しょくぎょう 教育 きょういく 訓練 くんれん 分野 ぶんや 分類 ぶんるい 表 ひょう (Nomenclature des spécialites de formation )により分類 ぶんるい され、全国 ぜんこく 職業 しょくぎょう 資格 しかく 総覧 そうらん (Répertoire national des certifications professionnelles :RNCP)に登録 とうろく されている[4] 。
フランスでは職業 しょくぎょう 資格 しかく の大半 たいはん が国家 こっか 資格 しかく で、各 かく 省庁 しょうちょう がその管轄 かんかつ する業務 ぎょうむ の職業 しょくぎょう 資格 しかく を設定 せってい している[4] 。1990年代 ねんだい になり業界 ぎょうかい 団体 だんたい が業種 ぎょうしゅ 単位 たんい で独自 どくじ の資格 しかく を設定 せってい する職業 しょくぎょう 資格 しかく 証明 しょうめい 書 しょ (Certificat de qualification professionnelle :CQP)の制度 せいど が認 みと められた[4] 。CQPはそのままでは業界 ぎょうかい 内 ない でしか認 みと められないが、全国 ぜんこく 職業 しょくぎょう 資格 しかく 総覧 そうらん (RNCP)に登録 とうろく されると他 た 業界 ぎょうかい においても通用 つうよう するほか、地域 ちいき や国 くに から訓練 くんれん に対 たい する補助 ほじょ 金 きん が得 え られやすくなる[4] 。
全国 ぜんこく 職業 しょくぎょう 資格 しかく 総覧 そうらん (RNCP)の管理 かんり は、職業 しょくぎょう 資格 しかく 認定 にんてい 全国 ぜんこく 委員 いいん 会 かい (Commission Nationale de la Certification Professionnelle :CNCP)が行 おこな っており、委員 いいん の任期 にんき は5年 ねん で各 かく 省庁 しょうちょう の代表 だいひょう 、労使 ろうし の主 おも な団体 だんたい の代表 だいひょう 、商工 しょうこう 農 のう 会議 かいぎ 所 しょ の代表 だいひょう 、地域 ちいき の代表 だいひょう 、専門 せんもん 家 か 等 とう で構成 こうせい される[4] 。
RNCPに登録 とうろく される資格 しかく には無条件 むじょうけん 登録 とうろく 資格 しかく (enregistrement de droit )と申請 しんせい 後 ご 登録 とうろく 資格 しかく (enregistrement sur demande )がある[4] 。
無条件 むじょうけん 登録 とうろく 資格 しかく は、職業 しょくぎょう 審議 しんぎ 委員 いいん 会 かい (Commissions professionnelles consultatives :CPC)が設置 せっち されている省庁 しょうちょう (教育 きょういく 省 しょう 、国民 こくみん 教育 きょういく 研究 けんきゅう 省 しょう 、雇用 こよう 省 しょう 、農務 のうむ 水産 すいさん 省 しょう 、青少年 せいしょうねん スポーツ省 しょう 、社会 しゃかい 活動 かつどう 総局 そうきょく 、健康 けんこう 省 しょう )にのみ認 みと められており、これらの省庁 しょうちょう が交付 こうふ する資格 しかく は無条件 むじょうけん でRNCPに登録 とうろく される[4] 。
申請 しんせい 後 ご 登録 とうろく 資格 しかく は、業界 ぎょうかい 団体 だんたい が交付 こうふ する職業 しょくぎょう 資格 しかく 証明 しょうめい 書 しょ (CQP)、訓練 くんれん 機関 きかん や商工 しょうこう 会議 かいぎ 所 しょ 独自 どくじ の資格 しかく 、職業 しょくぎょう 審議 しんぎ 委員 いいん 会 かい を保持 ほじ しない省庁 しょうちょう の交付 こうふ する資格 しかく などで、これらは職業 しょくぎょう 資格 しかく 認定 にんてい 全国 ぜんこく 委員 いいん 会 かい (CNCP)の分科 ぶんか 委員 いいん 会 かい で審議 しんぎ し、職業 しょくぎょう 能力 のうりょく 開発 かいはつ 担当 たんとう 大臣 だいじん がRNCPへの登録 とうろく を最終 さいしゅう 決定 けってい する[4] 。
なお、職業 しょくぎょう 資格 しかく の最 さい 高水準 こうすいじゅん に設定 せってい される技師 ぎし 資格 しかく (CTI)については、公的 こうてき 機関 きかん である技師 ぎし 資格 しかく 委員 いいん 会 かい (Commission des titres d'ingénieur )の認証 にんしょう を要 よう する[4] 。
イギリス においては、職業 しょくぎょう 資格 しかく の制度 せいど は国家 こっか による統一 とういつ 的 てき な基準 きじゅん に基 もと づいて整備 せいび されている。
1997年 ねん に既存 きそん の職業 しょくぎょう 資格 しかく のレベルを表 ひょう にして教育 きょういく 資格 しかく と比較 ひかく した全国 ぜんこく 資格 しかく 枠組 わくぐ み (National Qualification Framework : NQF)が設定 せってい され、2009年 ねん の資格 しかく ・単位 たんい 枠組 わくぐ み(QCF)の導入 どうにゅう により、NQF 資格 しかく とQCF資格 しかく に分 わ けられた[4] 。
資格 しかく 分類 ぶんるい について資格 しかく ・試験 しけん 監査 かんさ 機関 きかん (Office of Qualifications and Examinations Regulation : Ofqual)は以下 いか の15分野 ぶんや に分類 ぶんるい しているが、Ofqualは教育 きょういく や一般 いっぱん 資格 しかく の監査 かんさ も行 おこな うため産業 さんぎょう 分野 ぶんや 以外 いがい のものも含 ふく まれている[4] 。
保健 ほけん 、公共 こうきょう サービス、介護 かいご
科学 かがく 、数学 すうがく
農業 のうぎょう 、園芸 えんげい 、動物 どうぶつ の世話 せわ
機械 きかい 及 およ び生産 せいさん テクノロジー
土木 どぼく 、設計 せっけい 及 およ び建造 けんぞう 環境 かんきょう
情報 じょうほう 伝達 でんたつ テクノロジー
小売 こうり 、商業 しょうぎょう 活動 かつどう
レジャー、旅行 りょこう 、観光 かんこう
芸術 げいじゅつ 、マスコミ、出版 しゅっぱん
歴史 れきし 、哲学 てつがく 、神学 しんがく
社会 しゃかい 科学 かがく
外国 がいこく 語 ご 、文学 ぶんがく 、文化 ぶんか
教育 きょういく 訓練 くんれん
ライフ・ワーク準備 じゅんび
ビジネス、経営 けいえい 、財政 ざいせい 、法律 ほうりつ
資格 しかく 授与 じゅよ 機関 きかん (Awarding Organisations )が資格 しかく ・試験 しけん 監査 かんさ 機関 きかん (Ofqual)に申請 しんせい して認可 にんか を受 う けると管理 かんり 対象 たいしょう 資格 しかく (認可 にんか 資格 しかく 、Regulated Qualifications )として登録 とうろく される[4] 。認可 にんか 資格 しかく には一般 いっぱん 資格 しかく (Vocational Qualifications )と上級 じょうきゅう 資格 しかく (Higher Qualifications )があり、資格 しかく の種類 しゅるい ごとにレベルが分 わ けて設定 せってい されている[4] 。
資格 しかく 授与 じゅよ 機関 きかん は資格 しかく の作成 さくせい と授与 じゅよ に責任 せきにん をもつ機関 きかん で、総合資格 そうごうしかく 授与 じゅよ 機関 きかん と産業 さんぎょう 分野 ぶんや 専 せん 門 もん の資格 しかく 授与 じゅよ 機関 きかん があり、後者 こうしゃ は環境 かんきょう 衛生 えいせい 協会 きょうかい (CIEH)、保険 ほけん ・財政 ざいせい サービス専門 せんもん 家 か 協会 きょうかい (CII)、マネジメント専門 せんもん 協会 きょうかい (CMI)など専門 せんもん 分野 ぶんや 別 べつ の協会 きょうかい である[4] 。
資格 しかく の設定 せってい に資格 しかく ・試験 しけん 監査 かんさ 機関 きかん (Ofqual)の認可 にんか が必要 ひつよう なわけではないが、資格 しかく の品質 ひんしつ を証明 しょうめい するものと考 かんが えられており、認可 にんか を受 う けていない資格 しかく は訓練 くんれん や評価 ひょうか に政府 せいふ からの財政 ざいせい 援助 えんじょ を受 う けることができない[4] 。なお、資格 しかく 授与 じゅよ 機関 きかん は資格 しかく 取得 しゅとく のための訓練 くんれん や個々 ここ の訓練 くんれん 生 せい の評価 ひょうか を行 おこな う機関 きかん ではない[4] 。
^ ここでは例 れい として登録 とうろく 免許 めんきょ 税額 ぜいがく 三 さん 万 まん 円 えん 以上 いじょう で「士 し 」または「師 し 」の含 ふく まれるものを挙 あ げる。
^ ここでは例 れい として業務 ぎょうむ 独占 どくせん 性 せい のない名称 めいしょう 独占 どくせん 資格 しかく で「士 し 」または「師 し 」の含 ふく まれるものを挙 あ げる。
^ ここでは例 れい として業務 ぎょうむ 独占 どくせん 性 せい のない必置資格 しかく で「士 し 」または「師 し 」の含 ふく まれるものを挙 あ げる。
^ 国 くに の機関 きかん が明文化 めいぶんか している定義 ていぎ としては、教育 きょういく 訓練 くんれん 給付 きゅうふ 金 きん の対象 たいしょう となる教育 きょういく 訓練 くんれん 講座 こうざ の要件 ようけん を定 さだ める厚生 こうせい 労働省 ろうどうしょう の通達 つうたつ において「公的 こうてき 資格 しかく とは、国家 こっか 資格 しかく 又 また は地方 ちほう 公共 こうきょう 団体 だんたい によって認定 にんてい されている資格 しかく をいう」と定 さだ めるものがあるが[15] 、同 どう 通達 つうたつ はあくまで同 どう 制度 せいど の運用 うんよう に関 かん するものであり、「公的 こうてき 資格 しかく 」の一般 いっぱん 的 てき な定義 ていぎ ないし範囲 はんい を確定 かくてい しまたは拘束 こうそく するものではない。
^ ここでは例 れい として疑義 ぎぎ のない公的 こうてき 資格 しかく をあげる(何 なん らかの公的 こうてき 性質 せいしつ を帯 お びていたとしても、民間 みんかん 資格 しかく はここでは扱 あつか わない)。
^ 食品 しょくひん 衛生 えいせい 法 ほう 施行 しこう 条例 じょうれい
^ ふぐ条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん により異 こと なる)
^ 火災 かさい 予防 よぼう 条例 じょうれい (東京 とうきょう 都 と のみ)
^ 火災 かさい 予防 よぼう 条例 じょうれい (東京 とうきょう 都 と のみ)
^ 農薬 のうやく 適正 てきせい 使用 しよう 条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん により異 こと なる)
^ 火災 かさい 予防 よぼう 条例 じょうれい (東京 とうきょう 都 と のみ)
^ 地震 じしん 対策 たいさく 条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん により異 こと なる)
^ 下水道 げすいどう 条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん ・市町村 しちょうそん により異 こと なる)
^ 環境 かんきょう 確保 かくほ 条例 じょうれい (東京 とうきょう 都 と のみ)
^ 災害 さいがい 対策 たいさく 条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん により異 こと なる)
^ 災害 さいがい 対策 たいさく 条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん ・市町村 しちょうそん により異 こと なる)
^ 子 こ ども条例 じょうれい など(都道府県 とどうふけん ・市町村 しちょうそん により異 こと なる)
^ 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう 後援 こうえん であり、上級 じょうきゅう 合格 ごうかく 者 しゃ には税理士 ぜいりし 試験 しけん 受験 じゅけん 資格 しかく が与 あた えられるといった国家 こっか 資格 しかく の予備 よび 試験 しけん の性格 せいかく を有 ゆう している。
^ 1級 きゅう 合格 ごうかく 者 しゃ は税理士 ぜいりし の受験 じゅけん 資格 しかく が得 え られる。
^ 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう がスクールカウンセラー の資格 しかく 要件 ようけん としている。
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