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咸鏡南道みなみどう

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咸鏡南道みなみどう
略称りゃくしょう: 咸南(함남)
位置いち
各種かくしゅ表記ひょうき
チョソングル: 함경남도
漢字かんじ: 咸鏡南道みなみどう
日本語にほんご仮名がな: かんきょうなんどう
片仮名かたかな転写てんしゃ: ハムギョンナムド
マ字まじ転写てんしゃ (RR): Hamgyeongnam-do
マ字まじ転写てんしゃ (MR): Hamgyŏng-namdo
統計とうけい2008ねん
面積めんせき: 18,534 km2
そう人口じんこう: 3,066,013 にん
人口じんこう密度みつど: 165 にん/km2
行政ぎょうせい
くに: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく
下位かい行政ぎょうせい区画くかく: 315ぐん11地区ちく
ISO 3166-2: KP-08
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咸鏡南道みなみどう(ハムギョンナムド)は、朝鮮民主主義人民共和国ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく北朝鮮きたちょうせん北東ほくとう位置いちする行政ぎょうせい

地理ちり[編集へんしゅう]

みなみには江原えばらみち日本海にほんかい朝鮮ちょうせん東海とうかい)、西にしには平安へいあん南道みなみどう北西ほくせいには慈江どう北東ほくとうにはりょう江道えんどうと、ひがしには咸鏡北道ほくどうせっしている。

てんみね山脈さんみゃく赴戦みね山脈さんみゃく朝鮮ちょうせんばんぶた高原こうげんなどのたか山々やまやまがそびえっており、原始げんしりんおおい。水産すいさん資源しげん豊富ほうふで、しんうらなどでは漁業ぎょぎょうさかん。咸鏡南道みなみどうがわぶた高原こうげんには、日本にっぽん統治とうち時代じだいかもみどりこう支流しりゅうめて建設けんせつされた長津ながつ赴戦みずうみというダムみずうみがあり、水力すいりょく発電はつでんおこなっている。はしかわマグネサイトなどの地下ちか資源しげん豊富ほうふで、日本海にほんかい沿いには化学かがく工業こうぎょう機械きかい工業こうぎょう中心ちゅうしん工業こうぎょう地帯ちたい形成けいせいされている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

古代こだいには高句麗こうくり渤海こく領域りょういきで、そのおんなしんぞく高麗こうらい王朝おうちょうとのあいだこうそうおこなわれた。朝鮮ちょうせん建国けんこくしゃ成桂せいけい出身しゅっしんである永興りょうごがある。朝鮮ちょうせん王朝おうちょう時代じだいには朝鮮ちょうせん八道はちどう咸鏡どうかれた。

1896ねんに咸鏡どう南北なんぼく分割ぶんかつされ、咸鏡南道みなみどうという行政ぎょうせい単位たんい形成けいせいされ、韓国かんこく併合へいごうこうもその枠組わくぐみもちいられた。当時とうじ咸鏡南道みなみどうは、現在げんざい元山もとやま周辺しゅうへんりょう江道えんどう一部いちぶふくんでいた。1930年代ねんだい以降いこうにち窒コンツェルン高原こうげん地帯ちたい水力すいりょく発電はつでんようダムを建設けんせつし、その豊富ほうふ電力でんりょくもと咸興興南こうなん中心ちゅうしん化学かがく工業こうぎょうなどの重工業じゅうこうぎょう発達はったつした。

日本にっぽん敗戦はいせん北朝鮮きたちょうせん領域りょういきはいった。朝鮮ちょうせん戦争せんそうでは空爆くうばく都市とし破壊はかいされたが、戦後せんごふるソ連それん東欧とうおう諸国しょこく援助えんじょもあり復興ふっこうした。

2020ねんつづ2021ねん8がつ1にちにも集中しゅうちゅう豪雨ごううによる災害さいがい発生はっせい河川かせん堤防ていぼう決壊けっかいし、住宅じゅうたく1,000以上いじょう破壊はかい浸水しんすいする被害ひがいとなった[1]

咸鏡南道みなみどう自治体じちたい[編集へんしゅう]

市部しぶ[編集へんしゅう]

郡部ぐんぶ[編集へんしゅう]

地区ちく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ きむただしおん水害すいがい復旧ふっきゅう支援しえん命令めいれい 咸鏡南道みなみどうぐん動員どういん”. 時事通信じじつうしん (2021ねん8がつ8にち). 2021ねん8がつ8にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]