国技こくぎ館かん

国技こくぎ館かん（こくぎかん） - 国技こくぎを行おこなうための施設しせつのこと。日本にっぽんでは日本にっぽんの国技こくぎのひとつといわれる相撲すもう（大相撲おおずもうの興業こうぎょう（試合しあい）など）を指さすことが多おおい。

• 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの興行こうぎょう施設しせつ、1909年ねん - 1982年ねん両国りょうこくの旧きゅう両国りょうこく国技こくぎ館かん（東京とうきょう都と墨田すみだ区く両国りょうこく、GHQによる接収せっしゅうの間あいだはメモリアルホール）、または1985年ねん以降いこうの新しん両国りょうこく国技こくぎ館かんは、両国りょうこく国技こくぎ館かん（東京とうきょう都と墨田すみだ区く横網よこあみ））を参照さんしょうのこと。
• 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの興行こうぎょう施設しせつ、1954年ねん - 1984年ねんに東京とうきょう都と台東たいとう区く蔵前くらまえに存在そんざいした国技こくぎ館かんは、蔵前くらまえ国技こくぎ館かんを参照さんしょうのこと。
• 大阪おおさか相撲すもう協会きょうかいの興行こうぎょう施設しせつは、大阪おおさか国技こくぎ館かんを参照さんしょうのこと。

国技こくぎ館かんと共ともに歩あゆんだ近代きんだい都市とし(前編ぜんぺん)（アーカイブ）によると、上記じょうき以外いがい、戦前せんぜんには、浅草あさくさ（浅草あさくさ国技こくぎ館かん）、名古屋なごや、京都きょうと、富山とやまに常設じょうせつの国技こくぎ館かんが有あり、横浜よこはまには角力すもう常設じょうせつ館かん、熊本くまもとに肥後ひご相撲すもう館かんの常設じょうせつの相撲すもう観覧かんらん場じょうが有あった。これらとは別べつに、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんでの敗戦はいせん後ごに初代しょだい両国りょうこく国技こくぎ館かんを接収せっしゅうされてから蔵前くらまえ国技こくぎ館かんが建設けんせつされるまでの間あいだに使用しようしていた仮設かせつ国技こくぎ館かん（当時とうじの写真しゃしんからは假設かせつ國技こくぎ館かんの表記ひょうきを用もちいていたことが確認かくにんできる）が複数ふくすう存在そんざいする。蔵前くらまえ国技こくぎ館かんも完成かんせい前まえから藏前くらまえ假設かせつ國技こくぎ館かんの名称めいしょうで使用しようされていた。