土木どぼく学会がっかい

どぼくがっかい 公益社こうえきしゃ団だん法人ほうじん土木どぼく学会がっかい
土木どぼく学会がっかい本部ほんぶ 土木どぼく学会がっかい本部ほんぶ
英語えいご名称めいしょう	Japan Society of Civil Engineers
略称りゃくしょう	JSCE
法人ほうじん格かく	公益社こうえきしゃ団だん法人ほうじん
法人ほうじん番号ばんごう	5011105004847
専門せんもん分野ぶんや	工学こうがく系けい
設立せつりつ	2011年ねん4月がつ1日にち
前身ぜんしん	社団しゃだん法人ほうじん土木どぼく学会がっかい
会長かいちょう	佐々木ささき葉よう（代表だいひょう理事りじ会長かいちょう）
事務じむ局きょく	日本にっぽん 〒160-0004 東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く四谷よつや一いち丁目ちょうめ　外濠そとぼり公園こうえん内ない
会員かいいん数すう	39,925人にん
刊行かんこう物ぶつ	『土木どぼく学会がっかい誌し』（機関きかん誌し）など
ウェブサイト	https://www.jsce.or.jp/

平成へいせい21年度ねんど土木どぼく学会がっかい全国ぜんこく大会たいかいの様子ようす

公益社こうえきしゃ団だん法人ほうじん土木どぼく学会がっかい（どぼくがっかい、英語えいご: Japan Society of Civil Engineers）は、東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く四谷よつや一いち丁目ちょうめ外濠そとぼり公園こうえん内うちに本部ほんぶを置おく日本にっぽんの工学こうがく系けい学会がっかいである。1914年ねんに設立せつりつされた。学会がっかいの略称りゃくしょうはJSCE。

土木どぼく工学こうがくの進歩しんぽおよび土木どぼく事業じぎょうの発達はったつならびに土木どぼく技術ぎじゅつ者しゃの資質ししつ向上こうじょうを図はかり、学術がくじゅつ文化ぶんかの進展しんてんと社会しゃかいの発展はってんに寄与きよすることを目的もくてきとする。本部ほんぶのほか、地域ちいきごとに設置せっちされた9つの支部しぶ（北海道ほっかいどう、東北とうほく、関東かんとう、中部ちゅうぶ、関西かんさい、中国ちゅうごく、四国しこく、西部せいぶ、海外かいがい）と、さらに海外かいがい支部しぶには9つの分会ぶんかいがある。また、海外かいがいの31の学がく協会きょうかいと協力きょうりょく協定きょうていを締結ていけつしている。

歴史れきし

• 1879年ねん - 工こう学会がっかい創立そうりつ。
• 1914年ねん - 土木どぼく学会がっかい創立そうりつ。
• 1915年ねん - 「土木どぼく学会がっかい誌し」を創刊そうかん。
• 1920年ねん - 「土木どぼく賞しょう」を創設そうせつ。
• 1926年ねん - 学会がっかい初はつの図書としょ「大正たいしょう12年ねん関東かんとう大だい地震じしん震ふるえ害がい調査ちょうさ報告ほうこく書しょ第だい一いち巻かん」発行はっこう。
• 1927年ねん - 関西かんさい支部しぶを大阪おおさか市しに設置せっち。
• 1944年ねん - 「土木どぼく学会がっかい論ろん文集ぶんしゅう」を創刊そうかん。
• 1961年ねん - 「吉田よしだ賞しょう」を創設そうせつ。
• 1964年ねん - 土木どぼく学会がっかい図書館としょかん竣工しゅんこう。
• 1965年ねん - 「功績こうせき賞しょう」「技術ぎじゅつ賞しょう」を創設そうせつ。
• 1966年ねん - 「田中たなか賞しょう」を創設そうせつ。
• 1984年ねん - 「技術ぎじゅつ開発かいはつ賞しょう」「著作ちょさく賞しょう」を創設そうせつ。新しん土木どぼく会館かいかん竣工しゅんこう。
• 1987年ねん - 土木どぼくの日ひ（11月18日にち）を創設そうせつ。
• 1992年ねん - 「著作ちょさく賞しょう」を「出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう」に改称かいしょう。
• 1993年ねん - 「国際こくさい貢献こうけん賞しょう」「技術ぎじゅつ功労賞こうろうしょう」を創設そうせつ。
• 1999年ねん - 「環境かんきょう賞しょう」を創設そうせつ。
• 2000年ねん - 「土木どぼく学会がっかい選奨せんしょう土木どぼく遺産いさん」及および「土木どぼく学会がっかい技術ぎじゅつ推進すいしん機構きこう (Organization for Promotion of Civil Engineering Technology, JSCE /略称りゃくしょうOPCET)」を創設そうせつ。
• 2001年ねん - 「デザイン賞しょう」を創設そうせつ。
• 2002年ねん - 新しん土木どぼく図書館としょかん・会館かいかん竣工しゅんこう。
• 2011年ねん - 公益社こうえきしゃ団だん法人ほうじんに移行いこう。
• 2012年ねん - 国際こくさいセンターを設置せっち
• 2015年ねん - 土木どぼく広報こうほうセンターを設置せっち。

会員かいいん

教育きょういく・研究けんきゅう機関きかんのほか、建設けんせつ業ぎょう、建設けんせつコンサルタント、エネルギー関係かんけい、鉄道てつどう・道路どうろ関係かんけい、行政ぎょうせい機関きかん、地方自治体ちほうじちたいなど。会員かいいん数すうは、（正会員せいかいいん・学生がくせい会員かいいん・法人ほうじん会員かいいん・特別とくべつ会員かいいんを合あわせて）2017年ねん8月がつ末まつ現在げんざいで、約やく3万まん9千せん人にん。

• 正会員せいかいいん
• 学生がくせい会員かいいん
• 法人ほうじん会員かいいん
• 特別とくべつ会員かいいん
• 名誉めいよ会員かいいん（土木どぼく工学こうがく又または土木どぼく事業じぎょうに関かんする功績こうせきが特とくに顕著けんちょである会員かいいんに贈おくられる称号しょうごう）
• フェロー会員かいいん（会員かいいん歴れきが原則げんそくとして20年ねん以上いじょうで、土木どぼく分野ぶんやの見識けんしきに優すぐれ、責任せきにんある立場たちばで長年ながねんにわたり指導しどう的てき役割やくわりを果はたし、社会しゃかいに貢献こうけんしてきた正会員せいかいいんに贈おくられる称号しょうごう）

歴代れきだい会長かいちょう

土木どぼく学会がっかいの歴代れきだい会長かいちょうは以下いかの通とおり（括弧かっこ内ないの数字すうじは就任しゅうにんした年とし）。

1. 古市ふるいち公こう威たけし（1914年ねん）
2. 沖野おきの忠雄ただお（1916年ねん）
3. 野村のむら龍太郎りゅうたろう（1917年ねん）
4. 石黒いしぐろ五十二いそじ（1918年ねん）
5. 白石しらいし直治なおじ（1919年ねん） - 就任しゅうにん後ご3ヶ月かげつで死去しきょ
6. 廣井ひろい勇いさむ（1919年ねん）
7. 仙石せんごく貢みつぐ（1920年ねん）
8. 原田はらだ貞さだ介かい（1921年ねん）
9. 古川ふるかわ阪ばん次郎じろう（1922年ねん）
10. 中原なかはら貞三郎ていさぶろう（1923年ねん）
11. 中山なかやま秀三郎ひでさぶろう（1924年ねん）
12. 中島なかじま鋭治えいじ（1925年ねん） - 就任しゅうにん後ご1ヶ月かげつで死去しきょ
13. 日下部くさかべ辨べん二郎じろう（1925年ねん）
14. 吉よし村長そんちょう策さく（1926年ねん）
15. 市瀬いちのせ恭次郎きょうじろう（1927年ねん）
16. 岡野おかの昇のぼる（1928年ねん）
17. 田辺たなべ朔さく郎ろう（1929年ねん）
18. 中川なかがわ吉造きちぞう（1930年ねん）
19. 那な波は光雄みつお（1931年ねん）
20. 名めい井い九きゅう介かい（1932年ねん）
21. 真田さなだ秀吉ひでよし（1933年ねん）
22. 久保田くぼた敬一けいいち（1934年ねん）
23. 青山あおやま士し（1935年ねん）
24. 井上いのうえ秀二しゅうじ（1936年ねん）
25. 大だい河戸こうど宗治むねはる（1937年ねん）
26. 辰たつ馬ば鎌がま藏ぞう（1938年ねん）
27. 八田はった嘉明よしあき（1939年ねん）
28. 中村なかむら謙一けんいち（1940年ねん）
29. 谷口たにぐち三郎さぶろう（1941年ねん）
30. 草くさ間あいだ偉えら（1942年ねん）
31. 黒河内くろこうち四郎しろう（1943年ねん）
32. 鈴木すずき雅みやび次じ（1944年ねん）
33. 田中たなか豊ゆたか（1945年ねん）
34. 鹿島かしま精一せいいち（1946年ねん）
35. 岡田おかだ信次しんじ（1947年ねん）
36. 岩沢いわさわ忠ただし恭きょう（1948年ねん）
37. 吉田よしだ徳次郎とくじろう（1949年ねん）
38. 三浦みうら義男よしお（1950年ねん）
39. 大西おおにし英一ひでかず（1951年ねん）
40. 稲いね浦うら鹿蔵しかぞう（1952年ねん）
41. 平井ひらい喜久松きくまつ（1953年ねん）
42. 青木あおき楠くすのき男だん（1954年ねん）
43. 菊池きくち明あきら（1955年ねん）
44. 平山ひらやま復ふく二郎じろう（1956年ねん）
45. 内海うつみ清きよし温あつし（1957年ねん）
46. 米田よねだ正文まさふみ（1958年ねん）
47. 田中たなか茂美しげみ（1959年ねん）
48. 沼田ぬまた政まさし矩のり（1960年ねん）
49. 永田ながた年みのる（1961年ねん）
50. 藤井ふじい松太郎まつたろう（1962年ねん）
51. 山本やまもと三郎さぶろう（1963年ねん）
52. 福田ふくだ武雄たけお（1964年ねん）
53. 岡部おかべ三郎さぶろう（1965年ねん）
54. 篠原しのはら武司たけし（1966年ねん）
55. 富樫とかし凱一（1967年ねん）
56. 石原いしはら藤次郎とうじろう（1968年ねん）
57. 柳沢やなぎさわ米吉よねきち（1969年ねん）
58. 大石おおいし重成しげなり（1970年ねん）
59. 高野たかの務つとむ（1971年ねん）
60. 岡本おかもと舜しゅん三さん（1972年ねん）
61. 飯田いいだ房太郎ふさたろう（1973年ねん）
62. 瀧山たきやま養よう（1974年ねん）
63. 尾お之の内うち由紀夫ゆきお（1975年ねん）
64. 最上もがみ武雄たけお（1976年ねん）
65. 水越みずこし達雄たつお（1977年ねん）
66. 仁杉にすぎ巌いわお（1978年ねん）
67. 國分こくぶ正胤まさたね（1979年ねん）
68. 高橋たかはし国一くにいち郎ろう（1980年ねん）
69. 八十島やそじま義之助よしのすけ（1981年ねん）
70. 野瀬のせ正儀まさよし（1982年ねん）
71. 高橋たかはし浩二こうじ（1983年ねん）
72. 岡部おかべ保たもつ（1984年ねん）
73. 菊池きくち三男みつお（1985年ねん）
74. 久保くぼ慶けい三郎さぶろう（1986年ねん）
75. 石川いしかわ六郎ろくろう（1987年ねん）
76. 内田うちだ隆たかし滋しげる（1988年ねん）
77. 堀川ほりかわ清司せいじ（1989年ねん）
78. 淺井あさい新一郎しんいちろう（1990年ねん）
79. 岩佐いわさ義朗よしろう（1991年ねん）
80. 藤井ふじい敏夫としお（1992年ねん）
81. 竹内たけうち良夫よしお（1993年ねん）
82. 中村なかむら英夫ひでお（1994年ねん）
83. 小坂こさか忠ただし（1995年ねん）
84. 松尾まつお稔みのる（1996年ねん）
85. 宮崎みやざき明あきら（1997年ねん）
86. 岡田おかだ宏ひろし（1998年ねん）
87. 岡村おかむら甫はじめ（1999年ねん）
88. 鈴木すずき道雄みちお（2000年ねん）
89. 丹たん保憲やすのり仁ひとし（2001年ねん）
90. 岸きし清きよし（2002年ねん）
91. 御ご巫みこ清泰きよやす（2003年ねん）
92. 森もり地ち茂しげる（2004年ねん）
93. 三谷みたに浩ひろし（2005年ねん）
94. 濱田はまだ政則まさのり（2006年ねん）
95. 石井いしい弓ゆみ夫おっと（2007年ねん）
96. 栢かしわ原はら英郎ひでお（2008年ねん）
97. 近藤こんどう徹とおる（2009年ねん）
98. 阪田さかた憲次けんじ（2010年ねん）
99. 山本やまもと卓朗たくろう（2011年ねん）
100. 小野おの武彦たけひこ（2012年ねん）
101. 橋本はしもと鋼こう太郎たろう（2013年ねん）
102. 磯部いそべ雅彦まさひこ（2014年ねん）
103. 廣瀬ひろせ典昭のりあき（2015年ねん）
104. 田代たしろ民治たみじ（2016年ねん）
105. 大石おおいし久和ひさかず（2017年ねん）
106. 小林こばやし潔きよし司し（2018年ねん）
107. 林はやし康雄やすお（2019年ねん）
108. 家田いえだ仁ひとし（2020年ねん）
109. 谷口たにぐち博昭ひろあき（2021年ねん）
110. 上田うえだ多門たもん（2022年ねん）
111. 田中たなか茂義しげよし（2023年ねん）
112. 佐々木ささき葉よう（2024年ねん）

運営うんえい

土木どぼく学会がっかいの運営うんえいのために、以下いかの部門ぶもんを置おいている。

• 企画きかく部門ぶもん
  • 企画きかく委員いいん会かい
  • 論説ろんせつ委員いいん会かい
• コミュニケーション部門ぶもん
  • 土木どぼく学会がっかい誌し編集へんしゅう委員いいん会かい
  • 土木どぼく広報こうほうセンター
• 国際こくさい部門ぶもん
  • 学術がくじゅつ交流こうりゅう基金ききん管理かんり委員いいん会かい
• 教育きょういく企画きかく部門ぶもん
  • 教育きょういく企画きかく・人材じんざい育成いくせい委員いいん会かい
  • ダイバーシティ・アンド・インクルージョン推進すいしん委員いいん会かい
• 社会しゃかい支援しえん部門ぶもん
  • 司法しほう支援しえん特別とくべつ委員いいん会かい
  • 減げん災わざわい・防災ぼうさい委員いいん会かい
  • インフラメンテナンス総合そうごう委員いいん会かい
• 調査ちょうさ研究けんきゅう部門ぶもん
  • 研究けんきゅう企画きかく委員いいん会かい
  • I分野ぶんや（構造こうぞう）
  • II分野ぶんや（水みず理り）
  • III分野ぶんや（地盤じばん）
  • IV分野ぶんや（計画けいかく）
  • V分野ぶんや（コンクリート）
  • VI分野ぶんや（建設けんせつ技術ぎじゅつマネジメント）
  • VII分野ぶんや（環境かんきょう・エネルギー）
  • VIII分野ぶんや（分野ぶんや横断おうだん）
  • 土木どぼく学会がっかい論ろん文集ぶんしゅう編集へんしゅう委員いいん会かい
• 出版しゅっぱん部門ぶもん
  • 出版しゅっぱん委員いいん会かい
• 情報じょうほう資料しりょう部門ぶもん
  • 土木どぼく図書館としょかん委員いいん会かい
  • 土木どぼく技術ぎじゅつ映像えいぞう委員いいん会かい
• 総務そうむ部門ぶもん
  • 社会しゃかい・倫理りんり規範きはん委員いいん会かい
• 財務ざいむ・経理けいり部門ぶもん
• 会員かいいん支部しぶ部門ぶもん

学会がっかいの研究けんきゅう領域りょういき

土木どぼく学会がっかいの研究けんきゅうグループに基もとづいた分類ぶんるいに従したがうと、7つに区分くぶんされる。また2021年ねんには他た分野ぶんやとの関連かんれんが特とくに深ふかいものを分野ぶんや横断おうだんとして追加ついかした。属ぞくする工学こうがく領域りょういき(研究けんきゅう委員いいん会かい)は下記かきの通とおりになる。表ひょうの上記じょうき３分野ぶんやとコンクリート分野ぶんやは伝統でんとう的てきな土木どぼく技術ぎじゅつ分野ぶんやで、その他た三さん分野ぶんやは比較的ひかくてき新あたらしい分野ぶんや。

土木どぼく技術ぎじゅつの領域りょういき

分野ぶんや		属ぞくする工学こうがく領域りょういき
Ⅰ	構造こうぞう	構造こうぞう工学こうがく	複ふく合あい構造こうぞう
		鋼はがね構造こうぞう	木材もくざい工学こうがく
		応用おうよう力学りきがく
Ⅱ	水みず理り	水みず工学こうがく	海岸かいがん工学こうがく
		海洋かいよう開発かいはつ
Ⅲ	地盤じばん	トンネル工学こうがく	岩盤がんばん力学りきがく
		地盤じばん工学こうがく
Ⅳ	計画けいかく	土木どぼく計画けいかく学がく研究けんきゅう	土木どぼく史し研究けんきゅう
		景観けいかん・デザイン
Ⅴ	コンクリート	コンクリート	舗装ほそう工学こうがく
Ⅵ	建設けんせつ技術ぎじゅつマネジメント	土木どぼく情報じょうほう学がく	建設けんせつ技術ぎじゅつ研究けんきゅう
		建設けんせつ用ようロボット	建設けんせつマネジメント
		コンサルタント	安全あんぜん問題もんだい研究けんきゅう
Ⅶ	環境かんきょう・エネルギー	環境かんきょう工学こうがく	環境かんきょうシステム
		エネルギー
Ⅷ	分野ぶんや横断おうだん	地震じしん工学こうがく	原子力げんしりょく土木どぼく
		地下ちか空間くうかん研究けんきゅう	地球ちきゅう環境かんきょう

ウィキペディアとの関かかわり

土木どぼく学会がっかいはWEB検索けんさくエンジンを用もちいた一般いっぱん用語ようごから専門せんもん用語ようごまでの幅広はばひろい単語たんご検索けんさくの結果けっかでウィキペディアが上位じょうい候補こうほに出でて来くることもある現状げんじょうにおいて、積極せっきょく的てきにウィキペディアを編集へんしゅう利用りようし活用かつようするためのプロジェクトである「応用おうよう力学りきがくWikipediaプロジェクト」を2007年ねんに結成けっせいし、土木どぼく学会がっかいの研究けんきゅう助成じょせい金きんや応用おうよう力学りきがく委員いいん会かいの支援しえんを受うけつつ、学生がくせいも交まじえてウィキペディア記事きじ内ない土木どぼく用語ようごで未み執筆しっぴつ記事きじや修正しゅうせいの必要ひつような記事きじを発見はっけんし、それらの編集へんしゅう執筆しっぴつ活動かつどうに取とり組くんでいる。また、これらの活動かつどうは2009年ねん11月26日にち放送ほうそうのNHK『ニュースウオッチ9』で取とり上あげられた。

この応用おうよう力学りきがくWikipediaプロジェクト解説かいせつページにおいて、ウィキペディアを編集へんしゅうする上じょうでのウィキペディア三さん大だい方針ほうしん

• 中立ちゅうりつ的てきな観点かんてん
• 検証けんしょう可能かのう性せい
• 独自どくじ研究けんきゅうは載のせない

を挙あげた上うえで、誰だれでも編集へんしゅう出来できる手軽てがるさは、同時どうじに匿名とくめい編集へんしゅう者しゃであるが故ゆえに誰だれが書かいたのか不明ふめいであり信頼しんらい性せいが低ひくく、また匿名とくめい編集へんしゅうが基本きほんであるため内容ないように対たいする執筆しっぴつ者しゃの責任せきにんが希薄きはくであり、結果けっかとしてこれらの方針ほうしんは現状げんじょうでは全すべての記事きじでは守まもられているとは言いえず、土木どぼく学会がっかいの専せん門もんである土木どぼく分野ぶんやを見みれば記載きさいされている記事きじにはまれに偏かたよった解釈かいしゃくなどが見みられることから、土木どぼく学会がっかいまたは学芸がくげい員いんという専門せんもん知識ちしきを有ゆうした執筆しっぴつ者しゃが率先そっせんしてウィキペディアを編集へんしゅうし貢献こうけんすることが社会しゃかい貢献こうけんにも繋つながるとしており、これらの活動かつどうが他た分野ぶんやにも広ひろまることを願ねがっており、土木どぼく学会がっかいの提唱ていしょうする「ウィキペディアを利用りようした学術がくじゅつ学会がっかいの新あたらしい社会しゃかい貢献こうけんの形態けいたい」に賛同さんどうが集あつまることを願ねがっている、と結むすんでいる。

このプロジェクト活動かつどうとしては以下いかの

1. ウィキペディアによる専門せんもん知識ちしきの発信はっしん
2. 編集へんしゅう作業さぎょうを通つうじた学生がくせい教育きょういく
3. 学術がくじゅつ団体だんたいによる社会しゃかい貢献こうけんの新しん形態けいたいの提案ていあん

を三さん本ほん柱ばしらとして掲かかげている。

また、2008年ねん3月がつ、2009年ねん3月がつには教員きょういんおよび学生がくせいを対象たいしょうとしたウィキペディア編集へんしゅう合宿がっしゅくを開催かいさい、2012年ねん7月がつ26日にちにはウィキペディア管理かんり者しゃを講師こうしとしてウィキペディア編集へんしゅうについての講義こうぎを行おこなうなど、活動かつどうは継続けいぞくしている。

主おもな催事さいじ

• 土木どぼく学会がっかい全国ぜんこく大会たいかい（毎年まいとし9月がつ上旬じょうじゅん頃ごろ）
• 土木どぼくの日ひ記念きねん行事ぎょうじ（毎年まいとし11月がつ18日にち頃ごろ）

主おもな出版しゅっぱん物ぶつ

• 『土木どぼく学会がっかい誌し』（機関きかん誌し）
• 『土木どぼく学会がっかい論ろん文集ぶんしゅう』（機関きかん論ろん文集ぶんしゅう）
• コンクリート標準ひょうじゅん示しめせ方かた書しょ
• トンネル標準ひょうじゅん示しめせ方かた書しょ
• 舗装ほそう標準ひょうじゅん示しめせ方かた書しょ
• 鋼はがね・合成ごうせい構造こうぞう標準ひょうじゅん示しめせ方かた書しょ
• 複ふく合あい構造こうぞう標準ひょうじゅん示しめせ方かた書しょ
• 全国ぜんこく土木どぼく系けい教員きょういん名簿めいぼ
• DVD 日本にっぽんに住すむための 必須ひっす!! 防災ぼうさい知識ちしき（小学校しょうがっこう低てい学年がくねん向むけ）
• DVD 日本にっぽんに住すむための 必須ひっす!! 防災ぼうさい知識ちしき（小学校しょうがっこう高学年こうがくねん向むけ）
• DVD 日本にっぽんに住すむための 必須ひっす!! 防災ぼうさい知識ちしき（中学ちゅうがく・高校こうこう・一般いっぱん向むけ）

関連かんれん項目こうもく

• 土木どぼく学会がっかい賞しょう
• 土木どぼく学会がっかい田中たなか賞しょう
• 土木どぼく学会がっかい選奨せんしょう土木どぼく遺産いさん
• 米国べいこく土木どぼく学会がっかい
• 土木どぼく技術ぎじゅつ者しゃ女性じょせいの会かい（土木どぼく学会がっかいの女性じょせいの学会がっかい員いんらが設立せつりつした。）

外部がいぶリンク

• 公益社こうえきしゃ団だん法人ほうじん土木どぼく学会がっかい
• 土木どぼく学会がっかい附属ふぞく土木どぼく図書館としょかん
• 土木どぼく学会がっかい (jsce) - note
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