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恐怖きょうふ大王だいおう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
1720ねんトリノばんの『予言よげんしゅう』から。ぎょうに「恐怖きょうふ大王だいおう」とかれている(現代げんだい正書法せいしょほうくらべると若干じゃっかんつづりがことなる)。

恐怖きょうふ大王だいおう(きょうふのだいおう、ふつ: un grand Roi d'effrayeur)とは、16世紀せいき占星術せんせいじゅつノストラダムス刊行かんこうした『予言よげんしゅう』(ひゃく詩篇しへん)のうち、だい10かん72ばん登場とうじょうする用語ようごである。

予言よげんしゅう』が刊行かんこうされてからしばらくは、けんもろともノストラダムスの予言よげんなかでそれほど注目ちゅうもくされる存在そんざいではなかったが、20世紀せいき後半こうはんにはかれた年号ねんごうである1999ねんこるであろう人類じんるい滅亡めつぼう、ないしはそれに類似るいじした破局はきょくてき事件じけん予言よげんするキーワードとみなされ、その正体しょうたいめぐって信奉しんぽうしゃあいだ議論ぎろん百出ひゃくしゅつした。

このかたりひゃく詩篇しへん だい10かん72ばん登場とうじょうする。

1999ねん7かげつ
そらから恐怖きょうふ大王だいおうるだろう、
アンゴルモア大王だいおうよみがえらせ、
マルス前後ぜんご首尾しゅびよく支配しはいするために。

恐怖きょうふ大王だいおう支払しはらやく大王だいおうともやくせるが、それについては#だい10かん72ばん参照さんしょう

また、4ぎょうにも複数ふくすうやくかたがありるため、このから確実かくじつれるのは、「恐怖きょうふ大王だいおうは1999ねんそらからる、アンゴルモアの大王だいおうよみがえらせる存在そんざいだ」、ということだけである。

解釈かいしゃく[編集へんしゅう]

恐怖きょうふ大王だいおう正体しょうたい最初さいしょ解釈かいしゃくしたのは、17世紀せいきまつ信奉しんぽうしゃバルタザール・ギノーである。かれは、アンゴルモアの大王だいおうアングーモワ大王だいおう、つまりフランスの大王だいおうルイ14せい解釈かいしゃくし、恐怖きょうふ大王だいおうはルイ14せい再来さいらいおもわせるような欧州おうしゅう諸国しょこく恐怖きょうふさせるフランスの大王だいおう解釈かいしゃくした。かれ解釈かいしゃくは、人類じんるい滅亡めつぼうというトーンからは程遠ほどとおい。

その、「恐怖きょうふ大王だいおう」の解釈かいしゃくどころかこの自体じたいれる論者ろんしゃがほとんどいなくなる。20世紀せいきはいるとふたた注目ちゅうもくされるようになるが、1920年代ねんだいから30年代ねんだいにかけておおられたのは、欧州おうしゅう恐怖きょうふさせるアジアの大王だいおう空路くうろでやってくるという解釈かいしゃくであった。だい世界せかい大戦たいせん前後ぜんごするころから、恐怖きょうふ大王だいおう解釈かいしゃく多様たようし、ヨーロッパの局地きょくちてき破局はきょくにとどまらず、人類じんるい滅亡めつぼうむすびつけるような解釈かいしゃくられるようになった。

日本にっぽんでは、五島ごしまつとむが『ノストラダムスのだい予言よげん』(祥伝社しょうでんしゃ、1973ねん)で人類じんるい滅亡めつぼうせつをセンセーショナルに紹介しょうかいしたことによって、「恐怖きょうふ大王だいおう」=「人類じんるい滅亡めつぼうさせるなにか」という図式ずしきひろられることになった。なお、五島ごしまのちに、自分じぶん著書ちょしょ当時とうじのマスコミがセンセーショナルにげたのが原因げんいんであって、自分じぶん殊更ことさら滅亡めつぼうあおかたはしなかった、という趣旨しゅし釈明しゃくめいをしている。しかし、山本やまもとひろしらの検証けんしょうで、五島ごしま滅亡めつぼうせつ根拠こんきょとしてげていた史料しりょう研究けんきゅうしゃ著書ちょしょからの引用いんようは、いずれも五島ごしま創作そうさくぎなかったことが確実視かくじつしされている。

学術がくじゅつてき検証けんしょう[編集へんしゅう]

実証じっしょうてき立場たちば論者ろんしゃ研究けんきゅうでも、「恐怖きょうふ大王だいおう」については明確めいかく合意ごうい形成けいせいができていない(「アンゴルモアの大王だいおう」がフランソワ1せいのことであろう、というてんではほぼ一致いっちしている)。さしあたり、各論かくろんしゃせつ列挙れっきょすると以下いかとおり。

歴史れきしルイ・シュロッセは、1999ねん7がつは1559ねん7がつ改変かいへんしたものとみなし、このはそのときアンリ2せいをもとに作成さくせいされたとなした。かれ解釈かいしゃくでは、恐怖きょうふ大王だいおうは「」の暗喩あんゆであるという。

古典こてん文学ぶんがくアグレジェであるロジェ・プレヴォは、この歴史れきしじょうのモデルをジョフロワ・ド・ブイヨン (Geoffroi de Bouillon) による1099ねん7がつのエルサレム占領せんりょうなした。そして、「恐怖きょうふ(effrayeur)の」大王だいおうは、英雄えいゆうとしてかたがれた「ジョフロワ (Geoffroi)」の言葉ことばあそびであるとみなした。

フランス文学ぶんがくしゃ高田たかだいさむは、「アンゴルモワの大王だいおう復活ふっかつさせる恐怖きょうふ大王だいおう」は「フランソワ1せい再来さいらいおもわせる強大きょうだいおう」を意味いみしているとみなした。

作家さっかピーター・ラメジャラーは、この土台どだいになっているものとして2つの出典しゅってんげている。ひとつは、1526ねん8がつ当時とうじ捕虜ほりょとなっていたフランソワ1せいカール5せい訪問ほうもんし、これがひとつの契機けいきとなって翌年よくねん3がつ(このよんぎょうは「3がつ前後ぜんご首尾しゅびよく統治とうちする」ともやくせる)にフランソワ1せいがフランス王国おうこくかえいたことである。つまり、この場合ばあいフランソワ1せい復活ふっかつさせた「恐怖きょうふ大王だいおう」はカール5せい想定そうていしていることになる。そして、もうひとつ、このには『ミラビリス・リベル』などに登場とうじょうする終末しゅうまつ教皇きょうこうのモチーフ「天使てんしてき牧者ぼくしゃ」のイメージがかさねあわされているとしている。

信奉しんぽうしゃによる恐怖きょうふ大王だいおう解釈かいしゃくれい[編集へんしゅう]

信奉しんぽうしゃあいだでは、歴史れきしてき出典しゅってん文学ぶんがくてき出典しゅってんといった根拠こんきょらしい根拠こんきょがほとんど考慮こうりょされることなく、様々さまざませつびかった。以下いかでは、かくせつとその主張しゅちょうしゃ代表だいひょうてき人物じんぶつ1めい例示れいじにとどめる)を列挙れっきょした。

1999ねん6がつまでに提示ていじされた解釈かいしゃく[編集へんしゅう]

  • 空軍くうぐんだい編隊へんたい(André Lamont, Nostradamus Sees All. From 1555 To 3797, W.foulsham Co., 1943)
  • はんキリスト(M. P. Edouard et Jean Mezerette, Texte original des Prophéties de Michel Nostradamus, Les Belles Editions, 1947)
  • ほしじん(Stewart Robb, The Prophecies on World events by Nostradamus, Liveright, 1961)
    • 可能かのうせいひとつとしてげている。
  • 日食にっしょく (Dr.N.A.Centurio, Nostradamus Prophetische Weltgeschichte, Turm-Verlag, 1977)
    • チェントゥリオらによれば、「恐怖きょうふ大王だいおう」は16世紀せいき当時とうじには日食にっしょくあらわ慣用かんよう表現ひょうげんであったという。ただし、実証じっしょうてき立場たちば研究けんきゅうしゃでこのてん追認ついにんしたもの一人ひとりもいないため、真偽しんぎ不明ふめい。1999ねん8がつ11にち欧州おうしゅう一部いちぶなどで皆既かいき日食にっしょくこったこと自体じたい事実じじつであり、ピエール・ブランダムールのように実証じっしょうてき立場たちば論者ろんしゃなかにもなんらかの関連かんれんせい示唆しさするものはいた。
  • 天体てんたい衝突しょうとつ(Serges Hutin, Les Prophéties de Nostradamus,Pierre Belfond, 1981)
  • 地球ちきゅうだい洪水こうずいをもたらすこおり天体てんたい接近せっきん中村なかむら恵一けいいち『ノストラダムス予言よげん構造こうぞう思索しさくしゃ、1982ねん
  • サタン内藤ないとう正俊まさとし『ノストラダムスと聖書せいしょ預言よげんあかつき書房しょぼう、1986ねん
  • 木星もくせい衛星えいせいイオ欠片かけら川尻かわじりとおる『ノストラダムス最後さいご天啓てんけい二見ふたみ書房しょぼう、1990ねん
    • 川尻かわじり世界せかいうらからあやつる「かげ組織そしき」が存在そんざいするという独自どくじ陰謀いんぼうろんもとづき、「かげ組織そしき」が1999ねんかくミサイルでイオを破壊はかいし、3つにれた欠片かけらひとつに誘導ゆうどうミサイルをけて地球ちきゅうとす、と解釈かいしゃくしていた。同時どうじに「かげ組織そしき」が公然こうぜん姿すがたあらわすこともしめしているとしていた。
  • デクエヤル国連こくれん事務じむ総長そうちょう当時とうじ)(加治木かじき義博よしひろしんせつノストラダムスのだい予言よげん』KKロングセラーズ、1990ねん
    • 加治木かじきは、1999ねんひとつには1988ねんあらわしているとし、原文げんぶんデフレユールに発音はつおんちかいデクエヤルによるイラン・イラク戦争せんそう休戦きゅうせん調停ちょうてい予言よげんしているとした。
  • かくミサイルあめ大川おおかわたかしほう『ノストラダムスのしん予言よげん角川かどかわ文庫ぶんこ、1990ねん
    • 大川おおかわ自身じしん主張しゅちょうによれば、これは解釈かいしゃくではなくかれくちつうじてノストラダムスのれいかたったものであるという。
  • 隕石いんせき激突げきとつ(シーザー・ノストラダムス『隕石いんせき激突げきとつあきらまど出版しゅっぱん星雲せいうんしゃ、1991ねん
    • ちなみに著者ちょしゃ日本人にっぽんじん音楽おんがく教師きょうし
  • 特定とくていできないが1999ねん8がつになればかること(エリカ・チータム『てんける 包囲ほういされし大王だいおう 未曾有みぞう騒乱そうらん・ノストラダムス最後さいごだい予言よげん二見ふたみ書房しょぼう、1991ねん
  • アジアの侵略しんりゃくしゃかうヨーロッパのだい君主くんしゅ誕生たんじょうヴライク・イオネスク『ノストラダムス・メッセージII』角川書店かどかわしょてん、1993ねん
  • ニューヨークであらたに世界せかいてき宗教しゅうきょうおこ指導しどうしゃ(ピーター・ローリー『ノストラダムスだい予言よげん 世紀せいきまつへの警告けいこく』KKベストセラーズ、1993ねん
  • ベスビオさん噴火ふんか池田いけだくにきち未来みらいからの警告けいこく(メッセージ)』なりぼし出版しゅっぱん、1995ねん
  • ぶん鮮明せんめい高坂こうさかみつる津留つる解読かいどくされたノストラダムス最終さいしゅう暗号あんごうひかりげんしゃ、1996ねん
    • 恐怖きょうふ大王だいおうをキリストの再臨さいりん解釈かいしゃくし、それを体現たいげんした救世主きゅうせいしゅぶん鮮明せんめいであるとした。
  • 土星どせい探査たんさカッシーニ堀江ほりえ健一けんいち『ノストラダムスのなぞをインターネットがいた』二見ふたみ書房しょぼう、1998ねん
  • イエス・キリスト五島ごしまつとむ『ノストラダムスのだい予言よげん最終さいしゅう解答かいとうへん祥伝社しょうでんしゃ、1998ねん
    • 五島ごしまとは根拠こんきょことなるが、懐疑かいぎろんしゃ志水しみず一夫かずおも、モーツァルトの『レクイエム』に登場とうじょうするキリストの尊称そんしょう「レックス・トレメンダエ」が「おそれるべきおう」とやくせることから、恐怖きょうふ大王だいおうはこの定型ていけいフランス語ふらんすごやくしたものにぎないと断定だんていしている。ただし、16世紀せいきフランス語ふらんすご語法ごほうめんなどからの検証けんしょうおこなわれていない。
  • 自分じぶん桐山きりやま靖雄やすおいちきゅうきゅうきゅうねんななつき(ノストラダムス)よ、さらば!』平川ひらかわ出版しゅっぱんしゃ、1999ねん
    • 桐山きりやまはアンゴルモワの大王だいおうおもね含経解釈かいしゃくしたうえで、それをよみがえらせる恐怖きょうふ大王だいおうとは、阿含宗あごんしゅうたてむねした管長かんちょう自分じぶん自身じしんであると解釈かいしゃくした。
  • 海王星かいおうせいちょうあらわ『ノストラダムスいちきゅうきゅうきゅうねんなながつじゅうろくにちじゅうなな』ルー出版しゅっぱん、1999ねん
    • 海王星かいおうせいにより、これまでの価値かちかん戦争せんそう黄金おうごん)が崩壊ほうかいし、あらたな精神せいしんてき価値かちかんまれると解釈かいしゃくした。なお、海王星かいおうせい発見はっけんはノストラダムスの死後しご280ねんほどのことである。
  • ウイルス山下やました弘道ひろみち大地だいちからの最終さいしゅう警告けいこくたま出版しゅっぱん、1999ねん
  • グローバル・ポジショニング・システムの1999ねん8がつ21にち問題もんだい(テレビ番組ばんぐみ特命とくめいリサーチ200X』、1999ねん6がつ6にち放送ほうそう[1]
    • なお、どう番組ばんぐみの1999ねん2がつ28にち放送ほうそうでは、恐怖きょうふ大王だいおう大高おおだかじゅんゆうは「金遣かねづかいのあら大王だいおう」とやくす)はカール5せいすというせつ紹介しょうかい[2]された。

1999ねん7がつ以降いこう展開てんかいされた解釈かいしゃく[編集へんしゅう]

  • 1999ねん7がつ発売はつばいされたゲーム「S」(鬼塚おにづかじゅういち『ノストラダムスの預言よげん成就じょうじゅ!ゲーム機器ききがあなたをころる』さくら出版しゅっぱん、2000ねん
    • 山本やまもとひろしはイニシャルとゲーム内容ないよう描写びょうしゃから『シーマン』のこととしている。
  • 1999ねん7がつコソボ紛争ふんそう関連かんれんしてされたサラエボ宣言せんげんあすかあきお『ショック・サイエンス』だい3かん、1999ねん
  • アメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけん五島ごしまつとむ『イスラムvsアメリカ わりなきたたかいの予言よげん青春せいしゅん出版しゅっぱんしゃ、2002ねん
  • デフレ加治木かじき義博よしひろ『《あらたなる時代じだいへの序曲じょきょくしんせつノストラダムスのだい予言よげん』KKロングセラーズ、2002ねん
    • 加治木かじきはアメリカ同時どうじ多発たはつテロののちになって、「恐怖きょうふの(=デフレユール)」大王だいおうはこのテロ事件じけんやデフレの意味いみもあったと主張しゅちょうした。

パロディやジョークとして発表はっぴょうされたせつ[編集へんしゅう]

  • 月野つきのうさぎ西谷にしたに有人ゆうじん頭脳ずのう組合くみあい超絶ちょうぜつ解釈かいしゃくノストラダまス』メロン出版しゅっぱん星雲せいうんしゃ、1993ねん
    • 漫画まんが・アニメ『美少女びしょうじょ戦士せんしセーラームーン』のストーリー展開てんかい予言よげんしていると解釈かいしゃくした。
    • 同書どうしょおよびつづけかん頭脳ずのう組合くみあい『ノストラダまス 予言よげんしょしん解釈かいしゃく』(あやぶんかん出版しゅっぱん、1997ねん)には、ほかにもアニメ、プロレス、F1、音楽おんがくとうになぞらえたパロディ解釈かいしゃくおお収録しゅうろくされている。
  • 恐怖きょうふ大王だいおう」といたパラシュートをけて、飛行機ひこうきからりるわら芸人げいにん山本やまもとひろし『トンデモ・ノストラダムスほん世界せかいよういずみしゃ、1998ねん
    • 上記じょうき様々さまざま解釈かいしゃく事例じれい紹介しょうかいしたうえで、個人こじんてき予想よそうとして「なんかのテレビ局てれびきょく企画きかく江頭えがしら2:50あたりが絶対ぜったいやりそう」と発言はつげんしていた。なお続編ぞくへんの『トンデモだい予言よげん後始末あとしまつ』(よういずみしゃ、2000ねん)では、この予言よげんたらなかったことをみずか表明ひょうめいしている。
  • バイアグラ谷田貝やたがい和男かずおのウェブサイト「鈴木すずきけん左衛門さえもんのSF大衆たいしゅう」、1998ねん
    • 谷田貝やたがい前述ぜんじゅつの『ノストラダまス』の著者ちょしゃ一人ひとりでもある。
  • 阪神はんしんタイガース監督かんとく夫人ふじん当時とうじ)(土屋つちや弘明ひろあき『ノムとらダムスの優勝ゆうしょうだい予言よげん扶桑社ふそうしゃ、1999ねん
    • 「このとし阪神はんしんタイガースが優勝ゆうしょう彼女かのじょ道頓堀どうとんぼりがわむ」と解釈かいしゃくした。なお、このとし阪神はんしんタイガースの実際じっさい成績せいせきはリーグ最下位さいかいであった。
  • 天津飯てんしんはん嘉門かもん達夫たつお「ワンダーランド3」アルバム『まえはまちがっとる!』(1999ねん収録しゅうろく
  • 六本木ろっぽんぎ都市としさい開発かいはつ計画けいかく学会がっかい『トンデモほんだい世界せかい』アスペクト、2011ねん

フィクションのなかでの恐怖きょうふ大王だいおう[編集へんしゅう]

なおフィクションにおいては、原詩げんしにある「恐怖きょうふ大王だいおう」とそれによってよみがえらされることになっている「アンゴルモアの大王だいおう」の2大王だいおう混同こんどうされてしまっているものが、おお存在そんざいする。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ ノストラダムスのだい予言よげん あらたなる危機きき Archived 2008ねん2がつ17にち, at the Wayback Machine.
  2. ^ 1999ねん7がつ人類じんるい滅亡めつぼうだい予言よげん本当ほんとうか? Archived 2008ねん12月15にち, at the Wayback Machine.

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

20世紀せいき以降いこう信奉しんぽうしゃ著書ちょしょについては各項かくこう記載きさい

  • Balthazar Guynaud [1712], La Concordance des Prophéties de Nostradamus, avec l'histoire depuis Henri II jusqu'à Louis le Grand, Paris
  • Peter Lemesurier [2003], Nostradamus : The illustrated Prophecies, O-Books
  • Roger Prévost [1999], Nostradamus: mythe et réalité, Robert Laffon
  • Louis Schlosser [1986], La vie de Nostradamus, Pierre Belfond
  • 高田たかだいさむ 2000「ノストラダムス物語ものがたり生成せいせい」(共編きょうへんちょ『ノストラダムスとルネサンス』岩波書店いわなみしょてん所収しょしゅう
  • 山本やまもとひろし 1998/1999『トンデモ・ノストラダムスほん世界せかいよういずみしゃ
  • 山本やまもとひろし 2000『トンデモだい予言よげん後始末あとしまつよういずみしゃ