指定 自動車 教習所
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歴史 [編集 ]
- 1933
年 (昭和 8年 )11月1日 -新 自動車 取締 令 により、内務 大臣 の指定 する者 が発行 する技量 証明 書 をもって運転 免許 試験 を免除 する制度 が始 まる。 - 1948
年 (昭和 23年 )1月 1日 -道路 交通 取締 法 のもとで指定 自動車 練習 所 が制度 化 。都道府県 の知事 (のちに公安 委員 会 )の指定 した自動車 練習 所 が発行 する証明 書 をもって運転 免許 試験 を免除 することとなる。技能 試験 のみではなく筆記 試験 も免除 であった。翌年 、試験 の免除 は練習 所 卒業 後 1年 以内 と限定 された。 - 1960
年 (昭和 35年 )12月 20日 -道路 交通 法 により、指定 自動車 教習所 に制度 変更 。運転 免許 試験 のうち技能 試験 のみが免除 となるように変更 された。施設 、指導 員 、運営 方法 など関 わる詳細 な設置 基準 が設 けられ、全国 統一 的 に運用 されるようになる。
入所 の申 し込 みに必要 なものの一 例 [編集 ]
住民 票 の写 し(ただし本籍 地 の記入 されているもので、マイナンバーが記載 されていないもの)。すでに他 の運転 免許 証 を持 っている人 は、その免許 証 を持参 して、カードリーダーでICカードに記録 されている、2つの暗証 番号 を入力 して提示 すればよいこともある。教習所 所在地 の都道府県 以外 、公安 委員 会 発行 の運転 免許 運転 免許 証 を持 っているものは、入所 教習 所 によっては別途 住民 票 が必要 な場合 がある、詳 しくは入所 する教習所 に問 い合 わせる必要 がある。証明 写真 (無 帽 、正面 向 き、上 3分身 、無 背景 で、タテ3cm×ヨコ2.4cmの大 きさのもの)。第 一種 運転 免許 (大型 特殊 免許 とけん引 一 種 免許 を除 く)や第 二 種 運転 免許 で教習 する第 一種 運転 免許 を持 っていないものは、教習 原簿 用 と運転 免許 申請 用 と卒業 証明 書 用 と仮免許 用 の4枚 、第 二 種 運転 免許 で教習 する第 一種 運転 免許 を持 っている者 や大型 特殊 運転 免許 とけん引 一 種 運転 免許 は、教習 原簿 用 と運転 免許 申請 用 と卒業 証明 書 用 の3枚 が必要 となる、教習所 で撮影 できる場合 があるので、必 ずしも持参 する必要 はない、詳 しくは入所 する教習所 に問 い合 わせる必要 がある。印鑑 。入所 時 に納 める費用 。教習 にかかる費用 を一括 で納 めると数 十 万 円 単位 になる為 、銀行 口座 振込 や教習所 によっては、クレジットカードでの支払 いや、教習 用 の割賦 販売 での支払 いを受 け付 けている所 もある。[1]
教習所 への入所 基準 [編集 ]
普通 二 輪 は16歳 以上 (卒業 検定 受験 時 に16歳 になっていれば入所 可能 な教習所 がある)。普通 、準 中型 、大型 特殊 、大型 二 輪 、けん引 は18歳 以上 (17歳 11か月 でも、修了 検定 受験 時 に18歳 になっていれば入所 可能 )。中型 自動車 は20歳 以上 かつ普通 免許 または準 中型 免許 、大型 特殊 免許 保有 歴 2年 以上 、大型 自動車 、二 種 免許 は21歳 以上 かつ普通 免許 または準 中型 免許 、大型 特殊 免許 保有 歴 3年 以上 。(特例 教習 ・年齢 課程 、経験 課程 両方 を受講 する場合 は19歳 以上 かつ普通 免許 または準 中型 免許 保有 歴 1年 以上 。)視力 要件 については次 のいずれかを満 たす必要 がある。両 眼 で0.7以上 、かつ、一眼 でそれぞれ0.3以上 。一眼 の視力 が0.3に満 たない、若 しくは一眼 が見 えない場合 については、他 眼 の視野 が左右 150度 以上 、かつ、視力 が0.7以上 。
準 中型 以上 (準 中型 [注 1]、中型 [注 2]、大型 、二 種 免許 )、けん引 は両 眼 で0.8以上 、かつ、一眼 がそれぞれ0.5以上 、さらに、深 視力 として、三 桿(さんかん)法 の奥行 知覚 検査 器 により、3回 検査 した平均 誤差 が2センチ以内 。基準 に達 していない場合 は、眼鏡 やコンタクトレンズにより矯正 することができる(免許 の条件 等 に「眼鏡 等 」が付 く)。黄 ・赤 ・青 を見分 けることができる色彩 識別 能力 。- 10mの
距離 で90ホンの警音器 の音 が聞 こえる聴力 。 自動車 を運転 するうえで支障 がない者 、障害 者 の場合 、事前 に公安 委員 会 (運転 免許 試験場 など)で運転 免許 適性 相談 を受 け、その相談 結果 票 を入所 する教習所 に提出 することで入所 することができる。精神病 がなく、アルコール依存 症 者 や覚醒剤 の中毒 者 ではない人 。交通 違反 や交通 事故 によって免許 取消 処分 となっていた場合 、入所 に必要 な条件 は地域 ・教習所 によって異 なる[2]。
要件 [編集 ]
政令 で定 める要件 を備 えた当該 自動車 教習所 を管理 する者 が置 かれていること。技能 検定 員 資格 者 証 (第 九 十 九 条 の二 第 四 項 )の交付 を受 けており、技能 検定 員 として選任 されることとなる職員 (同 条 第 一 項 )が置 かれていること。教習 指導 員 資格 者 証 (第 九 十 九 条 の三 第 四 項 )の交付 を受 けており、教習 指導 員 として選任 されることとなる職員 (同 条 第 一 項 )が置 かれていること。自動車 の運転 に関 する技能 及 び知識 の教習 並 びに技能 検定 (自動車 の運転 に関 する技能 についての検定 で、内閣 府 令 で定 めるところにより行 われるものをいう)のための設備 が政令 で定 める基準 に適合 していること。当該 自動車 教習所 の運営 が政令 で定 める基準 に適合 していること。
と
うち、5の
免許 取得 方法 [編集 ]
かつては
第 1段階 [編集 ]
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指定 自動車 教習所 入学 後 第 1段階 において学科 を10時 間 、実技 (技能 )をAT車 12時 間 MT車 15時間 (最短 )受 け、その教程 修了 後 に仮 運転 免許 試験 を受験 する。この段階 では路上 で運転 するために最低限 理解 しておくべき事柄 についての教習 がメインとなり、この時点 では仮免許 を含 めて免許 を有 していない状態 であるため、実技 教習 は教習所 内 のコースで行 われる。また、最初 の技能 教習 では実際 の車 ではなく、車 の運転 席 周 りを模 したトレーチャーを用 いて、ハンドル操作 や加速 ・減速 操作 、ギアチェンジ操作 の仕方 などを覚 える(教習所 によっては最初 から実際 の車 で行 うこともある)。限定 なし免許 取得 のためMT車 で教習 を行 う場合 、教習 の過程 でAT車 の講習 を受 けるため、その分 AT限定 免許 の教習 より時間 数 が多 くなっている。また、コース内 を指導 員 の同乗 なしで、車内 の無線 経由 で指示 を受 けながら運転 する無線 教習 を行 う場合 もある。仮 運転 免許 試験 に先立 ち、学科 は「仮 免 前 効果 測定 」や「仮 免 前 修了 考査 」という校内 試験 で45点 /50点 満点 以上 (名称 及 び合格 基準 は自動車 学校 によって異 なる場合 がある)の点数 を得 て合格 し、実技 は教程 最後 に行 う「みきわめ」という判定 試験 にて基準 をクリアする必要 がある。仮 運転 免許 交付 後 、第 2段階 の教習 が受 けられるようになる。
第 2段階 [編集 ]
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第 2段階 において学科 を16時 間 、実技 (技能 )をAT.MT車 共通 19時間 (最短 )受 け、その教程 修了 後 に卒業 検定 を受験 する。学科 ではこのうち3時 間 を応急 救護 の項目 に充 て、1時 間 は危険 予知 の項目 を実技 教習 とのセットで行 う。仮免許 取得 により、指導 員 同乗 の下 での路上 運転 が可能 となるため、技能 教習 は場外 での運転 を主 とするが、卒業 検定 項目 である「方向 変換 」と「縦列 駐車 」の教習 は場内 コースで行 う。路上 教習 では、第 1段階 と同様 に指導 員 とマンツーマンで行 う教習 の他 に、指導 員 1人 に教習 生 2〜3人 で乗 り合 わせ、交代 で運転 する複数 教習 が行 われる。また、高速 道路 での運転 を行 う高速 教習 も多 くの教習所 で実施 されているが、悪天候 などにより高速 走行 ができない場合 (速度 規制 で50km/h以上 で走行 できない、使用 する高速 道路 が通行止 となっているなど)や、教習所 周辺 に高速 道路 がない場合 などは、前述 の危険 予知 の項目 と共 にシミュレーターで行 うところもある。卒業 検定 に先立 ち、学科 は「卒 検 前 効果 測定 」や「卒 検 前 修了 考査 」という校内 試験 で90点 /100点 満点 以上 (名称 及 び合格 基準 は自動車 学校 によって異 なる場合 がある)の点数 を得 て合格 し、実技 は教程 最後 に行 う「みきわめ」という判定 試験 にて基準 をクリアする必要 がある。みきわめ良好 をもって教習 終了 となり、3カ月 以内 に卒業 検定 に合格 する必要 がある。これを過 ぎるとすべての教習 が無効 となる。卒業 検定 に不 合格 となった場合 、1時 間 の補修 を受 ければ再 試験 が受 けられる。卒業 検定 に合格 すると、技能 試験 と取得 時 講習 の免除 の証明 となる卒業 証明 書 が交付 され、1年間 の有効 期間 内 にこれを含 めた必要 書類 などを用意 して運転 免許 試験場 での適性 検査 および学科 試験 を受験 し[注 4]、これに合格 すると、運転 免許 証 が交付 される。
教習 指導 員 ・技能 検定 員 [編集 ]
関連 項目 [編集 ]
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
出典 [編集 ]
- ^ 『わかりやすい
普通 自動車 運転 教本 』6頁 。 - ^
取消 処分 を受 けた方 の再 取得 ローソンの運転 免許 、2019年 6月 23日 閲覧 。 - ^
取消 処分 者 講習 兵庫 県 警察 、2019年 6月 23日 閲覧 。 - ^ “
道路 交通 法 施行 規則 別表 第 三 ”. e-Gov. 2020年 1月 20日 閲覧 。
外部 リンク[編集 ]
全日本 指定 自動車 教習所 協会 連合 会 -指定 自動車 教習所 の業界 団体 ・公式 サイト- Car License Web -
全日本 指定 自動車 教習所 協会 連合 会 が運営 する自動車 教習所 ポータルサイト。交通 ルールを学 べるコンテンツも用意