木村きむら文男ふみお

木村きむら 文男ふみお（きむら ふみお、1904年ねん7月がつ18日にち - 1965年ねん3月がつ20日はつか）は、日本にっぽんの政治せいじ家か。自由民主党じゆうみんしゅとう衆議院しゅうぎいん議員ぎいん（3期き）。息子むすこは青森あおもり県知事けんちじや衆議院しゅうぎいん議員ぎいんを務つとめた木村きむら守男もりお。孫まごは元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの木村きむら太郎たろう、衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの木村きむら次郎じろう。

経歴けいれき

青森あおもり県けん南津軽みなみつがる郡ぐん藤崎ふじさき町まち出身しゅっしん。父ちち健一けんいちは藤崎ふじさき町まちの助役じょやくや町長ちょうちょうを務つとめた。1925年ねん青森あおもり県けん師範しはん学校がっこうを卒業そつぎょう。卒業そつぎょう後ごは教員きょういんとなり、その後ごは青森あおもり県けん属ぞく、小学校しょうがっこう校長こうちょう、地方ちほう事務じむ官かんなどを務つとめた。

戦後せんご、政治せいじ家かを志こころざし、1947年ねんに青森あおもり県議けんぎに当選とうせん。1952年ねんの第だい25回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで青森あおもり2区くから自由党じゆうとう公認こうにんで立候補りっこうほして初はつ当選とうせん。以来いらい連続れんぞく3回かい当選とうせんした（その後ご、所属しょぞくは日本にっぽん民主党みんしゅとう→自由民主党じゆうみんしゅとう）。この間あいだ、第だい1次じ鳩山はとやま内閣ないかくで北海道開発ほっかいどうかいはつ政務次官せいむじかんに就任しゅうにんした。1958年ねんの第だい28回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで落選らくせんした。

この他ほか、自由民主党じゆうみんしゅとう青森あおもり県けん連合れんごう会かい副ふく会長かいちょう、弘栄こうえい産業さんぎょう、弥わたる助じょ商会しょうかい各かく取締役とりしまりやく社長しゃちょう、青森あおもり県けんスポーツ振興しんこう会かい議長ぎちょうなどを歴任れきにんし、勲くん三さん等とう瑞宝章ずいほうしょうを受章じゅしょうした。1965年ねん死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『大衆たいしゅう人事じんじ録ろく』第だい19版はん、東京とうきょう篇へん、帝国ていこく秘密ひみつ探偵たんてい社しゃ、1956年ねん。
• 『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1990年ねん。
• 『青森あおもり県けん人名じんめい事典じてん』東奥日報社とうおうにっぽうしゃ、2002年ねん。