(Translated by https://www.hiragana.jp/)
東京おにぎり娘 - Wikipedia コンテンツにスキップ

東京とうきょうおにぎり娘むすめ

リンクを追加ついか
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
東京とうきょうおにぎり娘むすめ
監督かんとく 田中たなか重雄しげお
脚本きゃくほん 長瀬ながせ喜き伴とも
高岡たかおか尚しょう平たいら
出演しゅつえん者しゃ 若尾わかお文子ふみこ
川口かわぐち浩ひろし
川崎かわさき敬三けいぞう
叶かのう順子じゅんこ
ジェリー藤尾ふじお
沢村さわむら貞子さだこ
中村なかむら鴈治郎がんじろう (2代目だいめ)
音楽おんがく 北村きたむら和夫かずお
撮影さつえい 高橋たかはし通夫みちお
編集へんしゅう 中静なかしずか達治たつじ
製作せいさく会社かいしゃ 大映だいえい[1]
（大映だいえい東京とうきょう撮影さつえい所しょ）[2]
配給はいきゅう 大映だいえい[2]
公開こうかい 日本の旗1961年ねん5月24日にち[1][2]
上映じょうえい時間じかん 91分ふん[1][2]
製作せいさく国こく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
テンプレートを表示ひょうじ

『東京とうきょうおにぎり娘むすめ』（とうきょうおにぎりむすめ）は、1961年ねん[2][3][1]に公開こうかいされた日本にっぽん映画えいが。監督かんとく：田中たなか重雄しげお。主演しゅえん：若尾わかお文子ふみこ。カラー、シネマスコープ（2.35:1）、91分ふん[1][2][3]。

東京とうきょうの下町したまちを舞台ぶたいに、おにぎり店みせを営いとなむ若わかい女性じょせいと、彼女かのじょを取とり巻まく男性だんせいたちの恋こい模様もようが描えがかれるラブコメディ映画えいが。

ストーリー[編集へんしゅう]

東京とうきょう・烏森かすもりで洋裁ようさい店みせを長年ながねん経営けいえいする鶴吉つるきちだったが、流行りゅうこうに乗のらない昔気質むかしかたぎの姿勢しせいや、腕うでの衰おとろえのために商売しょうばいが傾かたむき、仕入しいれ代だいの集金しゅうきん人じんから逃にげ回まわる毎日まいにちとなる。一方いっぽう、鶴吉つるよしの娘むすめ・まり子こは、おば（鶴吉つるよしの妹いもうと）で、新宿しんじゅくで料理りょうり屋やを営いとなむ かめ から縁談えんだんの話はなしを持もちかけられる。その相手あいてである舞台ぶたい演出えんしゅつ家か・五郎ごろうはまり子この幼おさななじみで、まり子こはひそかに想おもいを寄よせており、かめによると五郎ごろうの方ほうでも乗のり気きであるという。まり子こはできすぎたお膳立ぜんだてをかえって恥はずかしがる。そんな中なか、五郎ごろうはまり子こを食事しょくじに誘さそう。そこはおにぎりが評判ひょうばんの大衆たいしゅう的てきな食堂しょくどうで、まり子こは味あじを気きに入いる。まり子こはかめの縁談えんだんの話はなしに触ふれ、「いつ結婚けっこんするかは自分じぶんたちで決きめよう」と誓ちかい合あう。しかし五ご郎ろうはかめによる計画けいかくを何なにも知しらず、しかもまり子この想おもいに気きづかないままだった。

鶴吉つるよしの商売しょうばいを見みかねたまり子こが、鶴吉つるよしのもとを破門はもんされた元もと弟子でしで、実業じつぎょう家かとして成功せいこうした幸吉こうきちから金かねを借かり、洋裁ようさい店てんの一角いっかくを改装かいそうしておにぎりの販売はんばいを始はじめ、次第しだいに評判ひょうばんを呼よぶ。まり子このもうひとりの幼おさななじみ・三さん平へいが店てんを手伝てつだうが、酔客すいきゃくに乱暴らんぼうを働はたらいたことでまり子この怒いかりを買かい、店みせを追おい出だされる。三平さんぺいは申もうし訳わけなさが高こうじ、鶴吉つるよしに時代遅じだいおくれのスーツを仕立したててもらう。三平さんぺいはふたたび店てんに戻もどる。

ある日ひ、五郎ごろうの劇団げきだんにみどりという若手わかてダンサーが入団にゅうだんする。みどりは鶴吉つるよしが故郷こきょうの大阪おおさかへ入営にゅうえい中なかにひそかに芸者げいしゃに生うませた娘むすめで、母ははを失うしなって天涯孤独てんがいこどくとなっていた。その身みの上うえを知しった五郎ごろうはみどりを鶴吉つるよしに引ひき合あわせる。鶴吉つるきちはみどりの存在そんざいをまり子こに明あかすことができず悩なやむ。そうしているうち、鶴吉つるよしとみどりが2人ふたりで歩あるいているところを見みかけたかめが、鶴吉つるよしが愛人あいじんを作つくったと勘違かんちがいし、まり子こに知しらせる。まり子こが真相しんそうをただし、鶴吉つるきちはみどりの存在そんざいを明あかす。まり子こは誤解ごかいを解とくとともに、苦労くろうして生いきてきたみどりの身みに同情どうじょうを寄よせる。

劇場げきじょうでみどりの踊おどりを見みたまり子こは五ご郎ろうを呼よび出だし、プロポーズする。しかし五ご郎ろうはみどりに惚ほれていることを明あかし、プロポーズを断ことわる。落おち込こむまり子こは気きを紛まぎらわせるため、商売しょうばい繁盛はんじょうの礼れいとして幸吉こうきちを食事しょくじに誘さそう。まり子この酔態すいたいを見みた幸吉こうきちは思おもわずまり子こを抱いだき寄よせるが、まり子こは幸吉こうきちの頬ほおを張はり飛とばし、泣なき崩くずれる。

ある朝あさ、かめはまり子この店みせをたずね、縁談えんだんの件けんでの勇いさみ足あしを詫わびる。同おなじ日び、幸吉こうきちもまり子こに謝罪しゃざいするために店みせに来きて、そこで鶴吉つるよしと再会さいかいし和解わかいする。まり子こと幸吉こうきちは散策さんさくがてら烏森からすもり神社じんじゃを参拝さんぱいする。

キャスト[編集へんしゅう]

クレジットの順じゅんは本ほん作さく冒頭ぼうとうのタイトルバックに、一部いちぶ役名やくめいおよびクレジットのない出演しゅつえん者しゃはキネマ旬報きねまじゅんぽう映画えいがデータベース（KINENOTE[2]）に基もとづく。

スタッフ[編集へんしゅう]

スタッフの職掌しょくしょうおよび順じゅん（監督かんとくを除のぞく）は本ほん作さく冒頭ぼうとうのタイトルバックに、クレジットのない主要しゅようスタッフはキネマ旬報きねまじゅんぽう映画えいがデータベース（KINENOTE[2]）に基もとづく。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f 映連えいれん.
  2. ^ a b c d e f g h kinenote.
  3. ^ a b c allcinema.
  4. ^ 角川かどかわ映画えいが.

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ キネマ旬報きねまじゅんぽう映画えいがデータベースには記載きさいがないため、出典しゅってんは作中さくちゅうおよび他たのデータベース[1][3][4]に従したがった。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

スタブアイコン

この項目こうもくは、映画えいがに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（P:映画えいが/PJ映画えいが）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=東京とうきょうおにぎり娘むすめ&oldid=98118549」から取得しゅとく