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東港ひがしこうえき

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東港ひがしこうえき
駅舎えきしゃ(2019ねん5がつ
とうこう
Tōkō
地図
所在地しょざいち 名古屋なごやみなみ滝春たきはるまち12-3
北緯ほくい354ふん52.9びょう 東経とうけい13654ふん13.3びょう / 北緯ほくい35.081361 東経とうけい136.903694 / 35.081361; 136.903694座標ざひょう: 北緯ほくい354ふん52.9びょう 東経とうけい13654ふん13.3びょう / 北緯ほくい35.081361 東経とうけい136.903694 / 35.081361; 136.903694
えき構造こうぞう 地上ちじょうえき
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ 1965ねん昭和しょうわ40ねん8がつ20日はつか
乗入のりいれ路線ろせん
所属しょぞく路線ろせん 東港ひがしみなとせん
キロほど 3.8 km(笠寺かさでら起点きてん
笠寺かさでら (3.8 km)
所属しょぞく路線ろせん 南港なんこうせん
キロほど 0.0 km(東港ひがしみなと起点きてん
所属しょぞく路線ろせん 昭和町しょうわちょうせん
キロほど 0.0 km(東港ひがしみなと起点きてん
所属しょぞく路線ろせん 汐見しおみまちせん
キロほど 0.0 km(東港ひがしみなと起点きてん
所属しょぞく路線ろせん ひがしちくせん
キロほど 0.0 km(東港ひがしみなと起点きてん
備考びこう 貨物かもつ専用せんようえき
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東港ひがしこうえき(とうこうえき)は、愛知あいちけん名古屋なごやみなみ滝春たきはるまちにある名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう貨物かもつえきである。

えき構内こうない西側にしがわみなとまたががる。

名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう東港ひがしみなとせん南港なんこうせん昭和町しょうわちょうせん汐見しおみまちせんひがしちくせん接続せつぞくする中枢ちゅうすうえき名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう本社ほんしゃ最寄もよえきでもある。

歴史れきし

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移設いせつまえ矢作やさく製鉄せいてつ専用せんようせん(1965ねん[1]

えき構造こうぞう

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構内こうない西側にしがわにヤード、東側ひがしがわ機関きかん配置はいちされている。

じゅうすうほん着発ちゃくはつせん側線そくせんゆうする地上ちじょうえきで、各線かくせんからあつめられた貨車かしゃ仕分しわける操車そうしゃじょうとしての機能きのうつ。構内こうないひがしはしには名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう車両しゃりょう基地きちたる東港ひがしみなと機関きかんや、貨車かしゃけんおさむ設置せっちされている。また一部いちぶ私有しゆう貨車かしゃ常備じょうびえき指定していされている。

えきから3kmほどみなみ東海とうかい新宝しんぽうまちでは、南港なんこうせんから三洋化成工業さんようかせいこうぎょう名古屋なごや工場こうじょうつづ専用せんようせん分岐ぶんきしている。分岐ぶんきてん周辺しゅうへんには本線ほんせん1せん仕分しわけせん1せん専用せんようせん仕分しわけせん専用せんようせん接続せつぞくするせん敷設ふせつされている。専用せんようせんにゅうかわ作業さぎょうは、本線ほんせん運行うんこうされる名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどうディーゼル機関きかんしゃおこなう。

関連かんれん事業じぎょうとして果樹かじゅ栽培さいばい事業じぎょうおこなっていたころ構内こうない空地くうち利用りようしてキウイスダチかき栽培さいばいしていた[15](1985年度ねんどより、終了しゅうりょう時期じき不明ふめい)。

東港ひがしこうえき 鉄道てつどう配線はいせん略図りゃくず(1990ねん

東港ひがしみなとせん










ひがしちくせん
東港駅 鉄道配線略図(1990年)
南港なんこうせん
三洋さんよう化成かせい
矢作やさく製鉄せいてつ   ↓昭和町しょうわちょうせん汐見しおみまちせん      
凡例はんれい
出典しゅってん:[16]


取扱とりあつかい貨物かもつ

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三洋さんようから東港ひがしこうえき到着とうちゃくしたくるま扱貨ぶつ列車れっしゃ(2008ねん12がつ

とうえきは、専用せんようせん発着はっちゃくコンテナ貨物かもつおよびくるま扱貨ぶつ取扱とりあつかいえきである。

おも取扱とりあつかい品目ひんもくは、三洋化成工業さんようかせいこうぎょう専用せんようせん到着とうちゃくする液体えきたい酸化さんかエチレン水酸化すいさんかナトリウム苛性かせいソーダ)などの化学かがく薬品やくひんである。苛性かせいソーダはタンクしゃによって昭和町しょうわちょうえき東亞とうあ合成ごうせい名古屋なごや工場こうじょう)などから輸送ゆそうされていた。一方いっぽう液体えきたい酸化さんかエチレンはコンテナしゃ積載せきさいされたタンクコンテナによって千鳥町ちどりちょうえき日本触媒にほんしょくばい川崎かわさき製造せいぞうしょせんちょう工場こうじょう)から輸送ゆそうされる。この輸送ゆそうもタンクしゃもちいられていたが、2008ねん平成へいせい20ねん)にタンクコンテナにえられた。

かつては駅西えきにしとなりにあった矢作やさく製鉄せいてつげん中部ちゅうぶリサイクル)への専用せんようせん存在そんざいし、銑鉄せんてつケイカルシウム硫化りゅうか鉱物こうぶつなどの輸送ゆそうおこなわれていた[17]

東港ひがしこうえき専用せんようせん一覧いちらん(1990ねん[18]
所有しょゆうしゃ おも取扱とりあつかいひん 延長えんちょう 配線はいせん
(1981ねん[19]
発送はっそう 到着とうちゃく
矢作やさく製鉄せいてつ 銑鉄せんてつ肥料ひりょう 421 m
三洋化成工業さんようかせいこうぎょう そらタンクしゃ工業こうぎょう薬品やくひん 工業こうぎょう薬品やくひん 544 m

えき周辺しゅうへん

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となりえき

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名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう
東港ひがしみなとせん
笠寺かさでらえき - 東港ひがしこうえき
南港なんこうせん
東港ひがしこうえき - 名古屋なごやみなみ貨物かもつえき
汐見しおみまちせん休止きゅうし
東港ひがしこうえき - 船見ふなみまちえき休止きゅうし
昭和町しょうわちょうせん休止きゅうし
東港ひがしこうえき - 昭和町しょうわちょうえき休止きゅうし
ひがしちくせん
東港ひがしこうえき - でん築港ちっこうえき

脚注きゃくちゅう

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどうへん)『じゅうねんのあゆみ』名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう、1981ねん 
  • 名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどうへん)『名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどうじゅうねん名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう、1990ねん 
  • いわほり春夫はるお名古屋なごや臨海りんかい鉄道てつどう』ないねん出版しゅっぱん、2003ねんISBN 4931374417 
  • 今尾いまおめぐみかいかん)『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちずちょう』 7ごう 東海とうかい新潮社しんちょうしゃ、2008ねんISBN 978-4-10-790025-8 

関連かんれん項目こうもく

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