桑原 和男
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ニックネーム |
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1936 | |
2023 | |
( | |
O | |
159 cm | |
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コンビ |
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コント | |
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1956 | |
よしもと | |
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来歴
[1955
1969
1989
2000
2016
2023
ギャグ
[女性 役 (おばあさん役 )で出演 することが多 く、たまに男性 の役 で出演 すると「いつも、おばあちゃんの役 が多 いやろ」とツッコミを入 れられ、「ほな、俺 はおばあちゃんのかっこをして出 なアカンのか!」とキレたり、自 ら「今日 は男役 で…」と言 ったりもする。- やたら
前方 に傾 いた姿勢 で登場 し、玄関 など入口 の前 に辿 り着 くとピンと背筋 を伸 ばして(普通 に歩 いて登場 することもある)「ごめんください!『どなたですか』(一 例 :◯◯◯(共演 者 )の母 です)…『お入 りください』、ありがとう」と一人 で会話 する。最近 は「ありがとう」の代 わりに「サンキュウ」と言 ってツッコまれるパターンもある。
- もともとは
桑原 が座長 時代 に夫婦 の夫役 で出演 し、「ただいま」と台詞 を発 した際 、妻 役 の女優 が「お帰 りなさい」と言 って出 てくるという段取 りを忘 れて芝居 が止 まってしまったため、桑原 一人 で「お帰 りなさい、ありがとう」とアドリブを言 ったところ、大 ウケしたのがこのギャグの由来 であるという[5]。 - 「ありがとう」の
前 に「お入 りください」ではなく、別 の言葉 を使 うこともある(例 :「『ま〜あんたきれいやわ〜』。…ありがとう」) 登場 シーンで、舞台 となる場所 に入 る時 に使 うギャグである。- 「ごめんください」の
後 で「やめとこ」と途中 で止 めるパターンや、「やめとこ」と言 った後 に結局 続 けるパターンもある。 - その
後 、「挨拶 がバラバラじゃないですか」とツッコまれると、「うん、せやから『バラバラ和子 』いうねん」とボケて「桑原 やろ?」とツッコまれることもある。最近 では、(共演 者 )「みんなバラバラに言 ってしまいましたよ」→(桑原 )「バラバラ?私 、桑原 」→(共演 者 )「シャレはええから」とツッコまれるパターンも見受 けられる。 家族 役 の共演 者 も同 じ流 れで後 に続 くことがある。(桑原 )「ごめんください、どなたですか、向 かいの家 の桑原 和子 と」→(共演 者 1)「長男 の○○と」→(同 2)「嫁 の○○と」→(同 3)「長女 の○○」→(桑原 )「…がやってまいりました。お入 りください。ありがとう」(「ありがとう」は全員 揃 って言 う場合 もある)。- 『
低 燃費 少女 ハイジ』では、河本 準一 が声 を担当 したアルムおんじがハイジをクララのお屋敷 に迎 えに来 た時 に「ハイジを迎 えに来 ました。どなたですか? おんじです。お入 りください。ありがとう」と言 うという、このギャグをパロディ化 したセリフがある。
登場 時 の挨拶 に引 き続 いて行 われることがある。桑原 「もう、お母 ちゃんはこんなに元気 やねん」と、軽快 なステップでシャドウボクシングをするが…桑原 「う…な、何 やこれ…あ、う、う…」と、胸 の辺 りを押 さえて崩 れ落 ちる。周 りの人 「お母 ちゃん、大丈夫 か!?」桑原 「別 に」と言 ってスッと立 ち上 がり、引 き続 きシャドーボクシングに勤 しむ(この際 、マドンナ役 にセクハラを働 くこともある)。
- 「ひとえにあの
方 のおかげです。そうですあの方 です。神様 、神様 〜(切々 と状況 について語 る。途中 で吉本 のギャラの支払 いの悪 さを暴露 し、終盤 では観客 や視聴 者 への感謝 を述 べるのがお約束 )〜ご清聴 ありがとうございました」という一人 芝居 (BGMは、パブロ・デ・サラサーテ作曲 の『ツィゴイネルワイゼン』)。
特 にこの芸 は、テレビおいて正月 ・特番 に披露 されることが多 い。このギャグは現在 の新 喜劇 では重鎮 の中 でも特別 な存在 である桑原 でなければ成立 しないギャグである。かつて木村 進 がこのネタをやったことがあるが、音声 さんが音楽 を流 さず、さらに炭坑 節 が流 れて舞台 全員 が踊 るというギャグになった。- 「
新 喜劇 やめよっかナ!?キャンペーン」で加入 した今田 耕司 らが新 喜劇 を卒業 した時 は、このギャグを援用 して卒業 者 一 人 ひとりを称 えている。新 喜劇 中 でも特別 な場面 や重要 な場面 でのみ使 われるギャグである。 - ほとんどは
新 喜劇 のラストにこのギャグをやって、全員 がコケて、劇 が終 わる、というパターンである。ただし、2002年 の間 寛平 芸能 生活 30周年 を記念 した『帰 ってきたあっちこっち丁稚 』では、桑原 の出番 が劇 の途中 のみだったため、劇 のラストではなく、自分 の出番 の最後 にこのネタを披露 した。
下着 に取 りつけた乳房 を出 して自分 で揉 みだす一人 芝居 。原 哲男 が加 わる場合 や、茂 造 じいさんが背後 から揉 んで2人 で「ガクッ」っとうな垂 れるパターンもある(1人 で変 な想像 をし、悶絶 して「ガクッ」と倒 れるパターンもまれにある)、このほか、男性 共演 者 に襲 いかかって乳房 を口 にねじ込 む“逆 セクハラ”バージョンもある。かつてはマドンナに乳房 を見 せ、「こんなこともできるのよ」と左右 の乳房 同士 を結 んだり解 いたりした上 で、さらには「比 べてみましょう」とマドンナにも乳房 を出 すことを促 して「なに言 うてんの!」とツッコまれるパターンもあった(山田 スミ子 相手 によく演 じられた)。- 「みぞおちに
汗 が…」と言 いながら服 の下 から乳 を出 して汗 を拭 く。乳 を出 して汗 を拭 く中 、冷 めた表情 で見 ている共演 者 に対 し「見 ないで!」と叫 ぶ。この時 、共演 者 から「あなたが勝手 に出 したんだから、しまってください」とツッコまれると、乳房 の先端 をズボンに挟 む形 でしまう。相手 側 から「挟 んでて痛 くないのか?」と聞 かれると、「神経 死 んどりまんねん」と返 す。
以前 、この作 り物 の乳房 (通称 :垂 れ乳 )を電車 の網棚 に置 き忘 れたことがあるが、未 だに見 つかっていない。また、家 の近 くを通 る電車 の利用 者 から「ベランダに変 な垂 れ乳 が干 してある」と「探偵 !ナイトスクープ」に調査 依頼 が来 たことがある。
突然 、男 言葉 や小倉 弁 でしゃべり出 し、男物 のパンツを見 せたり、マドンナ役 の女優 に無理矢理 のキスを迫 ろうとしたりなどする(この時 、マドンナから「(やめて)おばちゃん!」と言 われると、「いや、今 はただのおっさんや…」と返 す)。その際 に股間 が広 がっていることもあり、これを見 た辻本 茂雄 からは「あれじゃ『クワバラ』じゃなくて『セクハラ』やな」と言 われた。男 言葉 になるのはマドンナに「クソババァ!」などと罵倒 された時 にしばらく間 をおいて「お前 俺 を舐 めとんのか…」と静 かにキレながら返 すパターンから始 まる場合 もある。その後 にマドンナに「お前 、俺 の女 になれ!」と上記 のように迫 る。男 言葉 を話 していることを指摘 されると、「両方 いける」「どっちゃでもいける」「今 は、ただのおっさんや」と返 す。股間 を広 げている際 に「男 になっとるがな!」「男 に戻 ってる!」といったツッコミを受 けると、慌 てて元 の「和子 のおばちゃん」に戻 る。- 「
見 よ!の決意 (=ケツ意 )」(その後 、尻 を突 き出 しながら歩 いて舞台 袖 に立 ち去 る) - 「ウレチーな、ウレチーな」(と
言 ってはしゃぐ) 喧嘩 になったり駄々 をこねる時 、足 を投 げ出 して座 りバタバタさせたり、右手 で子供 のように叩 きながら「ブツぞ、ブツぞブツぞ、ブツぞ…」- 「
私 はここに住 んでる八千草 薫 と申 します」(それを聞 いて相手 が驚 いたのを見 て、すぐ)「八千草 薫 !…のファン、桑原 和子 」と言 い直 す。八千草 薫 を常用 しているが、その時流 行 りの女優 や女性 タレント、女性 有名人 の名前 を名乗 ることもある。 劇 中 で死 んだふりをしてる時 、右手 を上 がって、右手 を押 し倒 したら左手 が上 がって、両手 を押 さえたら下半身 が上 がって、下半身 を押 さえたら、上半身 が起 き上 がり、上半身 を押 さえたら両手 と下半身 が上 がり、共演 者 が「死後 硬直 が始 まりました」と言 って誤魔化 す。- ヤクザや
強盗 が椅子 や机 を蹴 った後 、自分 も怒 りながら椅子 や机 を蹴 り、ヤクザや強盗 に組長 のような振 る舞 いをする。 - ヤクザや
強盗 に立 ち向 かうが目 の前 で拳銃 やナイフを突 きつけられた時 、叫 びながら相手 を叩 き(基本 は両手 で胸 のあたりを叩 くのだが、稀 に片手 で叩 くこともある。)「怖 かった〜!」と叫 び、人差 し指 を加 えながら「パパ〜!(ママ〜!)」と共演 者 にすがり、「誰 がパパ(ママ)やねん!」とツッコミが入 る。 - ヤクザや
強盗 を懲 らしめようとする時 に「私 はただのおばはん(ババァ)とちゃうよ」と言 い、相手 が「そしたらどんなおばはん(ババァ)やねん」とツッコまれると、それに対 して「家 に帰 ったら男 やで」と返 す。 劇 終盤 、事態 が丸 く収 まった際 に「12時 はどうなる…いや、一時 はどうなることかと思 った」と言 う。島木 譲二 が熊 ネタを披露 する時 、一人 でスキージャンプやトビウオなどの不自然 な体勢 を取 り、死 んだふりをする。この後 、島木 から「おばあさん(おばはん)、何 ちゅうカッコ(おかしなスタイル)して死 んだフリしとんねん」というツッコミが入 る。主役 の結婚 話 に入 ると「私 はどう?」と共演 者 に迫 る。「いらんわ! おばちゃんな、もう(生理 が)上 がってんねん!」と言 われると、「それがね…最近 下 がってきたのよ」「まだまだ賞味 期限 は切 れてません!」と返 す。さらに「おばちゃんな、もう腐 っとんねん!」と言 われると、「腐 ってるんやないの!完熟 って呼 んで!食 べる?」と返 して誘惑 する。- このほか、
辻本 茂雄 がバケツを叩 きながら「たれち〜〜〜〜ち〜〜〜〜〜」とバナナ・ボート風 に歌 い、桑原 が台 に上 がって垂 れ乳 を出 し、最後 に土下座 で終 わるバージョンもある(これには烏川 耕一 や安 尾 信乃 助 なども加 わる)。他 の共演 者 から「何 やってんねん!」とツッコまれると、辻本 は「只今 の時間 は乳 神様 (もしくは垂 れ乳 の神様 )へのお祈 りの時間 でございます」とボケる(主 にマドンナのお見合 いを妨害 する場面 などで使 われる)。 - ちなみに、
烏川 耕 一 に対 して行 われる「ひょっと〜〜〜〜こ〜〜〜〜〜」も、これとまったく同 じ要領 のギャグである。この場合 は烏川 が口笛 を吹 き、それに対 して辻本 らが「ひょっとこの神様 が怒 った」とはやし立 てる。
- このほか、
桑原 がマドンナの吐 き気 を見 つけて妊娠 と判断 し、「あ、つわり」と言 うと全員 が座 る。桑原 自身 のギャグではないが、おばあさん役 でありギャグ担当 でもある桑原 の一声 なしではこの場面 は発生 しない。最近 は使 われないギャグである。池乃 めだかの「小 さいおっさん」のノリツッコミと同 じパターンで、吉田 ヒロに「ヘンなおばはん〜、ヘンなおばはん〜、おっさんみたいなヘンなおばはん〜」とネタを振 られ、めだかと同 じようなノリツッコミをやったことがある。退場 する際 、「じゃあ…」と言 って股 を広 げ、腰 を低 くする。相手 が戸惑 って「何 ですか?」と聞 くと、「…(股 とかけて)また」と言 う。シレッと去 ると、相手 から「ダジャレかい!」とツッコまれる。
受賞 歴
[出演
[テレビ番組
[映画
[CM
[樋屋製薬 樋屋 奇 応 丸 (1985年 )- サカイ
引越 センター - リクルート『フォレント』
- このCMでは、「ごめん
下 さい、どなたですか?賃貸 不動産 の『フォレント』です。…ありがとう」と言 っている。
- このCMでは、「ごめん
- ブルドックソース[7]
- おばちゃん
姿 (「桑原 和子 」)で、「う〜れちぃな、うれちぃな〜。うれちぃな〜♪」と歌 っている。ブルドックお好 み焼 きソース
- おばちゃん
金 鳥 サッサ[8][9][10]- おばちゃん
姿 (「桑原 和子 」)のままで、「婆 のお乳 が揺 れる時 〜、金 鳥 サッサが埃 取 る〜。婆 のお尻 が揺 れる時 〜、金 鳥 サッサが艶 を出 す〜」と歌 っている。
- おばちゃん
- ミスタードーナツ(2001
年 ) 皇 潤 (2009年 )[11]
脚注
[注釈
[- ^
新 喜劇 では後輩 の木村 進 が演 じるおしん婆 さんと共演 することもあった。
出典
[- ^ “
桑原 和男 が老衰 のため87歳 で死去 、吉本 新 喜劇 “和子 おばあちゃん”で親 しまれる”. お笑 いナタリー (株式会社 ナターシャ). (2023年 8月 10日 ) 2023年 8月 11日 閲覧 。 - ^ a b “
吉本 新 喜劇 ・桑原 和男 さん、老衰 のため87歳 で死去 00年 に心筋梗塞 、20年 10月 が最後 の舞台 ”. ENCOUNT (2023年 8月 10日 ). 2023年 8月 11日 閲覧 。 - ^ “
吉本 新 喜劇 の桑原 和男 さんが死去 “和子 ばあちゃん”として人気 に”. モデルプレス (株式会社 ネットネイティブ). (2023年 8月 11日 ) 2023年 8月 11日 閲覧 。 - ^ “
吉本 新 喜劇 の桑原 和男 さん死去 87歳 “和子 ばあちゃん”はお馴じみのキャラクターに”. ORICON NEWS (株式会社 oricon ME). (2023年 8月 10日 ) 2023年 8月 11日 閲覧 。 - ^
読売新聞 大阪 本社 文化 部 (編 )『上方 放送 お笑 い史 』読売新聞社 、1999年 p.207 - ^
桑原 和男 - オリコンTV出演 情報 - ^ 「
今月 の広告 批評 」『広告 批評 』第 144号 、マドラ出版 、1991年 11月1日 、90頁 、NDLJP:1853110/47。 - ^ 「
今月 の新作 CM50連発 ! /編集 部 」『広告 批評 』第 212号 、マドラ出版 、1998年 1月 1日 、10頁 、NDLJP:1852931/7。 - ^ 「
今月 の新作 CM50連発 ! /編集 部 」『広告 批評 』第 224号 、マドラ出版 、1999年 2月 1日 、21頁 、NDLJP:185294312/。 - ^
放送 ライブラリー program番号 :148305 - ^
桑原 和男 - オリコンCM出演 情報