櫂投島かいなげじま

櫂投島かいなげじま
所在地しょざいち	日本にっぽん（徳島とくしま県けん）
所在しょざい海域かいいき	太平洋たいへいよう
座標ざひょう	北緯ほくい33度ど38分ふん52.6秒びょう 東経とうけい134度ど29分ふん42.7秒びょう
最高さいこう標高ひょうこう	23 m
櫂投島かいなげじま
OpenStreetMap
プロジェクト 地形ちけい

櫂投島かいなげじま（かいなげじま）は、徳島とくしま県けん牟岐むぎ町まちに位置いちする無人島むじんとう。

地理ちり

別名べつめいをコバ島とうといい、大島おおしまの北方ほっぽう約やく780mの海上かいじょうにあり、東西とうざい81m、南北なんぼく46.8mの小岩こいわ島とうである。最高さいこう点てんは標高ひょうこう23mである。島上しまがみには松まつの喬木きょうぼくが林はやしをなしており、以前いぜんはシイなども密生みっせいしていた。

島名しまなの由来ゆらいについては、昔むかし、牟岐むぎ町まちと日和佐ひわさ町まちとが各々おのおのが自分じぶんの所有しょゆうだといって争あらそった際さい、双方そうほうから同時どうじに船ふねをこぎ出だし、早はやく島しまに着ついた方ほうのものにすることになった。約束やくそくの日時にちじに牟岐むぎ・日和佐ひわさ双方そうほうの船ふねがほとんど同おなじ距離きょりで島しまへ接近せっきんした。そのとき、牟岐むぎの船頭せんどうが機転きてんを利きかせて櫂かいを島しまに投なげ入いれ、牟岐むぎの領分りょうぶんにしたことに始はじまる。