出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "大島" 徳島県 – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2019年12月) |
大島(おおしま)とは、徳島県牟岐町にある周囲約8kmの無人島である。徳島県海部郡牟岐町に所属するため、牟岐大島(むぎおおしま)と呼ばれる事も多い。今でも多くの自然が残されており、徳島県内では釣りやダイビングの名所として有名である。とくしま88景に選定。
周囲約8 km、高さ約200 mの、かなり急勾配な地形を持つ島である。島の周囲も切り立っており、島の西部にある船着き場以外から上陸することは難しい。島の西部には鰹のタタキの形をした高さ100mの岩壁「カツオのタタキ岩」がある[1]。このような厳しい環境が人を寄せ付けず、今日まで多くの自然を残す結果となっている。
北方には櫂投島、西方には津島、小津島、出羽島がある。
島のほぼ全域に渡って樹木に覆われており、豊かな森林を形成している。タブノキ、シラタマカズラが主である。海では珊瑚礁が広く分布しており、イサキやクマノミなど温帯・亜熱帯の魚の楽園となっている。また、日本紅斑熱を媒介するマダニも多く、死者も出ているので注意が必要である[2]。
牟岐港から船に乗る以外に島に渡る手段はない。また、定期便は無いため、事前に地元のダイビングクラブや渡船業者に依頼する必要がある。島は個人所有の為、無断で立ち入る事はできない。