水野みずの素子もとこ

日本にっぽんの政治せいじ家か 水野みずの 素子もとこ みずの もとこ
2022年ねん6月がつ25日にち、横浜よこはま駅えき周辺しゅうへんにて
生年月日せいねんがっぴ	(1970-04-09) 1970年ねん4月がつ9日にち（54歳さい）
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん 富山とやま県けん下新川しもにいかわ郡ぐん朝日あさひ町まち
出身しゅっしん校こう	東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶ卒業そつぎょう ライデン大学だいがく法科ほうか大学院だいがくいん（国際こくさい法ほう）修士しゅうし課程かてい修了しゅうりょう
前ぜん職しょく	宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう調査ちょうさ国際こくさい部ぶ参事さんじ
所属しょぞく政党せいとう	（旧きゅう国民こくみん民主党みんしゅとう→） 立憲りっけん民主党みんしゅとう
称号しょうごう	法学ほうがく士し MBA 中小ちゅうしょう企業きぎょう診断しんだん士し
配偶はいぐう者しゃ	なし（離婚りこん）
公式こうしきサイト	水野みずのもとこ公式こうしきサイト
参議院さんぎいん議員ぎいん
選挙せんきょ区く	神奈川かながわ県けん選挙せんきょ区く
当選とうせん回数かいすう	1回かい
在任ざいにん期間きかん	2022年ねん7月がつ12日にち -

水野みずの 素子もとこ（みずの もとこ、1970年ねん4月がつ9日にち - ）は、日本にっぽんの政治せいじ家か、中小ちゅうしょう企業きぎょう診断しんだん士し。立憲りっけん民主党みんしゅとう所属しょぞくの参議院さんぎいん議員ぎいん（1期き）。

元もと宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう職員しょくいん、元もと東京大学とうきょうだいがく公共こうきょう政策せいさく大学院だいがくいん非常勤ひじょうきん講師こうし、元もと慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく法学部ほうがくぶ非常勤ひじょうきん講師こうし。

来歴らいれき

富山とやま県けん下新川しもにいかわ郡ぐん朝日あさひ町まちに生うまれ、埼玉さいたま県けん久喜くき市しで育そだつ。東京学芸大学とうきょうがくげいだいがく附属ふぞく高等こうとう学校がっこうを卒業そつぎょう後ご、1浪なみを経へて、東京大学とうきょうだいがく文科ぶんか一類いちるいに入学にゅうがく。大学だいがく在学ざいがく中ちゅうに、AIESEC（国際こくさい交流こうりゅうサークル）、PHENIX（東大とうだい・早稲田わせだ合同ごうどうテニスサークル）に所属しょぞくし、ミス・ユニバース関東かんとう代表だいひょうに選出せんしゅつされて1994年ねんの全国ぜんこく大会たいかいに出場しゅつじょう。

東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶを卒業そつぎょう後ご、旧きゅう宇宙開発事業団うちゅうかいはつじぎょうだん（NASDA。現げん・宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう（JAXA））に就職しゅうしょく。法務ほうむ・コンプライアンス課長かちょう、航空こうくう産業さんぎょう協力きょうりょく課長かちょうなどの役職やくしょくを歴任れきにん。入社にゅうしゃ後ごまもなく国際こくさい宇宙うちゅうステーション（ISS）に関かんする条約じょうやくの交渉こうしょうを担当たんとうし、その批准ひじゅん作業さぎょうのため1997～1999年ねんの間あいだ外務省がいむしょう本省ほんしょう（国際こくさい科学かがく協力きょうりょく室しつ）にNASDAから初はじめての出向しゅっこうとして国会こっかい対応たいおうや外交がいこう交渉こうしょう実務じつむを担当たんとう。

2000年ねんに社内しゃない留学りゅうがく制度せいどで選抜せんばつされ、オランダのライデン大学だいがくへ留学りゅうがくし、1年ねんで国際こくさい法学ほうがくの修士しゅうし課程かていを修了しゅうりょう。帰国きこく後ご、筑波宇宙つくばうちゅうセンターに勤務きんむし、ISSに関かんする法務ほうむや産業さんぎょう連携れんけい・利用りよう促進そくしんのパイロット事業じぎょう（世界せかい初はつの本格ほんかく宇宙うちゅうCM「ポカリスエット」（電通でんつうとの共同きょうどう研究けんきゅう）、宇宙うちゅう用ようラーメン「スペース・ラム」（日清食品にっしんしょくひんとの共同きょうどう研究けんきゅう）、宇宙うちゅうアートなど）を担当たんとう。その成果せいかをもとに2003年ねんからは産学さんがく官かん連携れんけい部ぶ副ふく課長かちょうとして、宇宙うちゅうビジネスのすそ野のを広ひろげるための新規しんき事業じぎょう「宇宙うちゅうオープンラボ」を立たち上あげ、宇宙うちゅう用よう下着したぎの開発かいはつなどの複数ふくすうの宇宙うちゅうビジネスの立たち上あげや創業そうぎょう支援しえんに携たずさわる。その時ときの経験けいけんをもとに、産業さんぎょう支援しえんのスキルをさらに向上こうじょうするため、仕事しごとと育児いくじの傍かたわら中小ちゅうしょう企業きぎょう診断しんだん士しの資格しかくを2010年ねんに取得しゅとく。 宇宙うちゅうを活用かつようした地域ちいき振興しんこうにも携たずさわり、自身じしんが発案はつあんした種子島たねがしま宇宙うちゅう芸術げいじゅつ祭さいは2017年ねんから開始かいしされている。

2007年ねんには国際こくさい部ぶ副ふく課長かちょうとして欧米おうべい露ろとの宇宙うちゅう協力きょうりょくを担当たんとう。国際こくさい部ぶ在任ざいにん中ちゅう、2008年ねんに長男ちょうなん、2011年ねんに長女ちょうじょを出産しゅっさん。

2012年ねんに法務ほうむ課長かちょう（後のちに法務ほうむ・コンプライアンス課長かちょう）に就任しゅうにん、乳幼児にゅうようじの育児いくじの傍かたわら管理かんり職しょくとして、2016年ねんに国会こっかい承認しょうにんされた宇宙うちゅう活動かつどう法ほうの法案ほうあん検討けんとうなどに携たずさわる。また、男女だんじょ共同きょうどう参画さんかく推進すいしん室しつ（兼務けんむ）として、宇宙うちゅう航空こうくう業界ぎょうかいにおける男女だんじょ共同きょうどう参画さんかくの推進すいしんを提言ていげんし、日本にっぽんロケット協会きょうかい及および山崎やまざき宇宙うちゅう飛行ひこう士しをはじめ業界ぎょうかい内ないの女性じょせいリーダーの協力きょうりょくを得えて、「宙ちゅう女おんな」（そらじょ。日本にっぽんロケット協会きょうかい男女だんじょ共同きょうどう参画さんかく委員いいん会かい）を立たち上あげた。

2015年ねんからは航空こうくう技術ぎじゅつ部門ぶもん（調布ちょうふ）で航空こうくう産業さんぎょう協力きょうりょく課長かちょうとして、中部ちゅうぶ航空こうくう特区とっく支援しえん、Mitsubishi SpaceJet支援しえん、航空こうくう宇宙うちゅう業界ぎょうかいにおける産学さんがく官かん連携れんけい促進そくしん・人材じんざい育成いくせい事業じぎょうなどに携たずさわる。

2018年ねんより現職げんしょく（調査ちょうさ国際こくさい部ぶ参事さんじ）として、ISSに関かんする国際こくさい交渉こうしょう・法務ほうむの経験けいけんを生いかし、月つき火星かせい探査たんさに関かんする国際こくさい協力きょうりょく・法的ほうてき検討けんとうを担当たんとう。

2019年ねん、東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん法学ほうがく研究けんきゅう科か博士はかせ課程かてい後期こうきに進すすむ。

2019年ねん参院さんいん選せん、2021年ねん衆院しゅういん選せん

2019年ねん5月がつ22日にち、JAXAの立候補りっこうほ休職きゅうしょく制度せいどを利用りようし、第だい25回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょの候補者こうほしゃとして国民こくみん民主党みんしゅとうから公認こうにんを受うけ、東京とうきょう都と選挙せんきょ区くから出馬しゅつばすることが発表はっぴょうされた。同年どうねん7月がつ21日にちの参院さんいん選せんで187,667票ひょうを獲得かくとくするも落選らくせん。

同年どうねん12月がつ10日とおか、東京とうきょう16区くを地盤じばんとする衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの初鹿はつしか明博あきひろが強制きょうせいわいせつ容疑ようぎで書類しょるい送検そうけんされる。初鹿はつしかは12月24日にち付づけで立憲りっけん民主党みんしゅとうを離党りとうした。

2020年ねん4月がつ1日にち、国民こくみん民主党みんしゅとうは素早すばやく動うごき、水野みずのを次期じき衆院しゅういん選せん東京とうきょう16区く公認こうにん候補こうほ予定よてい者しゃに決定けっていしたと発表はっぴょう。

同年どうねん8月がつ19日にち、国民こくみん民主党みんしゅとうは両院りょういん議員ぎいん総会そうかいを開ひらき、立憲りっけん民主党みんしゅとうと合流ごうりゅうし新党しんとうを結成けっせいする案あんを賛成さんせい多数たすうで可決かけつ。9月11日にち、国民こくみん民主党みんしゅとうは解党かいとうを決定けっていし、国くにに届とどけ出でた。9月13日にち、水野みずのは、新あたらしく結党けっとうされた「立憲りっけん民主党みんしゅとう」に参加さんかすると自身じしんのフェイスブックを通つうじて発表はっぴょうした。9月29日にち、立憲りっけん民主党みんしゅとうは常任じょうにん理事りじ会かいを開ひらき、水野みずのを次期じき衆院しゅういん選せん東京とうきょう16区く公認こうにん候補こうほに内定ないていした 。

2021年ねん10月がつ、第だい49回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょに立憲りっけん民主党みんしゅとう公認こうにんで東京とうきょう16区くから出馬しゅつば。68,397票ひょうで次点じてんとなり、重複じゅうふく立候補りっこうほしていた比例ひれい東京とうきょうブロックでも落選らくせん。

2022年ねん参議院さんぎいん議員ぎいん選挙せんきょ

2022年ねん3月がつ7日にち、立憲りっけん民主党みんしゅとう神奈川かながわ県連けんれんは、次期じき参院さんいん選せんの神奈川かながわ県けん選挙せんきょ区くの公認こうにん候補こうほとして、県議けんぎの寺崎てらさき雄介ゆうすけを擁立ようりつする方針ほうしんを決きめた。通常つうじょう、神奈川かながわ選挙せんきょ区くの改選かいせん定数ていすうは「4」だが、前年ぜんねんに松沢まつざわ成文せいぶんが横浜よこはま市長しちょう選せん立候補りっこうほ（落選らくせん）により退職たいしょく（自動じどう失職しっしょく）したことにより、2022年ねんの参院さんいん選せんは非ひ改選かいせん（2025年ねん改選かいせん）の欠員けついん1を補おぎなう合併がっぺい選挙せんきょとなる。計けい5人にんが当選とうせんすることから、同どう党とう県連けんれんは2人ふたり擁立ようりつを目指めざした。3月22日にち、党とう幹事かんじ長ちょうの西村にしむら智さとし奈美なみは国会こっかい内うちで開ひらいた会見かいけんで、2人ふたり目めの擁立ようりつについて「必かならず女性じょせいの候補者こうほしゃを擁立ようりつしたい」と述のべた。女性じょせい候補こうほ擁立ようりつは党とう県連けんれん代表だいひょうの阿部あべ知子ともこの強つよい意向いこうであった。本部ほんぶと県連けんれんの一部いちぶから「候補者こうほしゃを一本いっぽん化かしないと共倒ともだおれしかねない」との意見いけんが上あがるが、阿部あべは「候補者こうほしゃの絞しぼり込こみを考かんがえるほど肝きもは小ちいさくない」と答こたえた。

同年どうねん3月がつ18日にち、国民こくみん民主党みんしゅとうは、元もと在米ざいべい大使館たいしかん職員しょくいんの深作ふかさくヘススを擁立ようりつすると発表はっぴょう。4月6日にち、立憲りっけん民主党みんしゅとうが同どう選挙せんきょ区くの2人ふたり目めの公認こうにん候補こうほとして水野みずのを擁立ようりつする方針ほうしんを固かためたことが、神奈川かながわ新聞しんぶんの取材しゅざいにより明あきらかとなった。

県内けんないの市民しみん連合れんごうが連携れんけいした勝手連かってれんは「立だて民みんが候補こうほを一本いっぽん化かし、社民党しゃみんとうが立たて民みんや共産きょうさんと協力きょうりょくして候補者こうほしゃを立たてれば、2議席ぎせきは不可能ふかのうではない」と考かんがえていたが、その道みちはほぼ絶たたれた。4月30日にち、日本にっぽん共産党きょうさんとうは党とう准じゅん中央ちゅうおう委員いいんの浅賀あさか由香ゆかを擁立ようりつすると発表はっぴょうした。5月24日にち、連合れんごう神奈川かながわは水野みずのの推薦すいせんを決定けっていし、寺崎てらさきに対たいしては推薦すいせんを出ださなかった。連合れんごうの顔色かおいろをうかがう地方ちほう議員ぎいんは水野みずのの側がわに付ついた。社民党しゃみんとうはまとまらない立憲りっけん民主党みんしゅとうを見みて「護憲ごけんのための協力きょうりょく」を諦あきらめ、6月2日にち、政党せいとう要件ようけん維持いじのため県連けんれん副ふく代表だいひょうの内海うつみ洋一よういちを擁立ようりつすると発表はっぴょうした。

党とう本部ほんぶは公示こうじ前まえ、寺崎てらさきへの一本いっぽん化かを検討けんとうしていた。しかし、事前じぜんに察知さっちした阿部あべが反発はんぱつ。女性じょせい候補こうほ擁立ようりつを訴うったえる阿部あべと、党とう歴れきが長ながい地元じもとの仲間なかまを重視じゅうしする県連けんれん幹事かんじ長ちょうの滝田たきた孝徳たかのりが対立たいりつし、互たがいに譲ゆずらぬまま6月がつ22日にちの公示こうじ日びを迎むかえた。市民しみん連合れんごうも、候補こうほの一本いっぽん化かや取とり下さげを立憲りっけん民主党みんしゅとうと社民党しゃみんとうに働はたらきかけたが、き入きいれられることはなかった。

7月がつ4日にち、党とう本部ほんぶは各種かくしゅ情勢じょうせい調査ちょうさなどを踏ふまえ、「共倒ともだおれになりかねない」と判断はんだん。幹事かんじ長ちょうの西村にしむらが県連けんれん代表だいひょうの阿部あべらを呼よび、「当選とうせんの可能かのう性せいがより高たかい水野みずのに支援しえんを集中しゅうちゅうさせる」と通告つうこくした。翌よく5日にち、阿部あべが党とう本部ほんぶの方針ほうしんを公表こうひょう。「寺崎てらさきさんを切きり捨すてるのか」と、寺崎てらさき陣営じんえいのほか、有権者ゆうけんしゃからも批判ひはんが殺到さっとうした。6日にち、寺崎てらさきは県庁けんちょうで記者きしゃ会見かいけんし、「強つよい憤いきどおりを感かんじる。支援しえん者しゃに申もうし訳わけなく、（党とう本部ほんぶに）猛省もうせいを促うながしたい」と述のべた。会見かいけんに同席どうせきした選対せんたい本部ほんぶ長ちょうの青柳あおやぎ陽一郎よういちろうは「誰だれも得えしない」「事実じじつ上じょう、一本いっぽん化かに見みえるような誤解ごかいを生しょうじることを公開こうかいするのは理解りかいできない」と訴うったえた。寺崎てらさき陣営じんえいは西村にしむらに抗議こうぎ文ぶんを送おくるが、西村にしむらは「降おりろと言いっているわけではない」と釈明しゃくめいした。

2022年ねん7月がつ10日とおかの開票かいひょうの結果けっか、神奈川かながわ県けん選挙せんきょ区くの全ぜん候補者こうほしゃ22人にん中ちゅう5位いの得票とくひょうとなり、任期にんき3年ねんの補欠ほけつで初はつ当選とうせんした。寺崎てらさきは8位いで落選らくせんした。自民党じみんとうは三原みはらじゅん子こが1位い、浅尾あさお慶一郎けいいちろうが4位いで2議席ぎせき獲得かくとくした。公明党こうめいとう現職げんしょくの三浦みうら信しん祐ゆうも順調じゅんちょうに3位いで当選とうせんした。合併がっぺい選挙せんきょの要因よういんを作つくる形かたちとなった松沢まつざわ成文せいぶんは日本にっぽん維新いしんの会かい公認こうにんで同どう選挙せんきょに立候補りっこうほし、2位い当選とうせんとなり改あらためて任期にんきが6年ねんとなったのに対たいし、水野みずのは5位いの補欠ほけつ当選とうせんとなったため松沢まつざわの残余ざんよ任期にんき3年ねんを引ひき継つぐ形かたちとなり、立憲りっけん民主党みんしゅとうは共倒ともだおれは回避かいひできたものの補欠ほけつ当選とうせんの1議席ぎせきにとどまった。東京とうきょう新聞しんぶんは選挙せんきょの検証けんしょう記事きじで「相乗そうじょう効果こうかが発揮はっきされた自民じみんとは異ことなり、立だて民みんは各かく陣営じんえいが身内みうちの都合つごうを優先ゆうせんして自滅じめつへ突つき進すすんだ」と論評ろんぴょうした。

その後ご、水野みずのの擁立ようりつを主導しゅどうした阿部あべは同年どうねん9月がつの立憲りっけん民主党みんしゅとう神奈川かながわ県連けんれんの代表だいひょう選挙せんきょで、寺崎てらさきの選対せんたい本部ほんぶ長ちょうを務つとめた青柳あおやぎに敗やぶれている。寺崎てらさきは2023年ねん神奈川かながわ県議会けんぎかい議員ぎいん選挙せんきょで相模原さがみはら市し中央ちゅうおう区く選挙せんきょ区くから立憲りっけん民主党みんしゅとう・社会しゃかい民主党みんしゅとう推薦すいせんの無所属むしょぞくで立候補りっこうほし、2位いで当選とうせんして県議けんぎに復帰ふっきした。参院さんいん選せんでのしこりから、2023年ねんには神奈川かながわ県議会けんぎかいの立憲りっけん会派かいはが3分裂ぶんれつした。寺崎てらさき陣営じんえいに近ちかい県議けんぎが「立憲りっけん民主党みんしゅとう・かながわクラブ」を、水野みずのに近ちかい県議けんぎが「立憲りっけん民主党みんしゅとう」を、中間なかま派はが無所属むしょぞく議員ぎいんらと「かながわ未来みらい」を結成けっせい。2024年ねん4月がつに会派かいは「立憲りっけん民主党みんしゅとう」が解散かいさんし、所属しょぞくしていた10人にん中ちゅう7人にんが「かながわクラブ」へと合流ごうりゅうしたが、残のこる3名めいは1人ひとり会派かいはなどを結成けっせい。「かながわ未来みらい」も合流ごうりゅうを見送みおくった。

水野みずのは第だい213回かい国会こっかいでは、参議院さんぎいん外交がいこう防衛ぼうえい委員いいん会かい、予算よさん委員いいん会かい、政府せいふ開発かいはつ援助えんじょ等とう及および沖縄おきなわ・北方ほっぽう問題もんだいに関かんする特別とくべつ委員いいん会かい、外交がいこう・安全あんぜん保障ほしょうに関かんする調査ちょうさ会かいに所属しょぞく。

政策せいさく・主張しゅちょう

憲法けんぽう

• 憲法けんぽう改正かいせいについて、2019年ねんのアンケートで「どちらかと言いえば賛成さんせい」と回答かいとう。2021年ねんの朝日新聞社あさひしんぶんしゃのアンケートでは回答かいとうしなかった。同年どうねんのNHKのアンケートで「どちらとも言いえない」と回答かいとう。2022年ねんのNHKのアンケートで「どちらとも言いえない」と回答かいとう。同年どうねんの毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ、読売新聞社よみうりしんぶんしゃのアンケートで「反対はんたい」と回答かいとう。

• 憲法けんぽう9条じょうへの自衛隊じえいたいの明記めいきについて、2021年ねんのアンケートで回答かいとうしなかった。9条じょうへの自衛隊じえいたいの明記めいきについて、2022年ねんのNHK、日本にほんテレビのアンケートで「反対はんたい」と回答かいとう。

• 憲法けんぽうを改正かいせいし緊急きんきゅう事態じたい条項じょうこうを設もうけることについて、2021年ねんの毎日新聞社まいにちしんぶんしゃのアンケートで回答かいとうしなかった。2022年ねんのNHKのアンケートで「反対はんたい」と回答かいとう。

外交がいこう・安全あんぜん保障ほしょう

• 「他国たこくからの攻撃こうげきが予想よそうされる場合ばあいには敵てき基地きち攻撃こうげきもためらうべきではない」との問題もんだい提起ていきに対たいし、2021年ねんのアンケートで回答かいとうしなかった。敵てき基地きち攻撃こうげき能力のうりょくを持もつことについて、2022年ねんのNHKのアンケートで回答かいとうしなかった。

• 「北朝鮮きたちょうせんに対たいしては対話たいわよりも圧力あつりょくを優先ゆうせんすべきだ」との問題もんだい提起ていきに対たいし、2019年ねんのアンケートで「どちらかと言いえば反対はんたい」と回答かいとう。2021年ねんのアンケートで回答かいとうしなかった。

• 普天間ふてんま基地きちの辺野古へのこ移設いせつについて、2021年ねんのアンケートで回答かいとうしなかった。

• 米べい軍ぐんの核兵器かくへいきを国内こくないに配備はいびして共同きょうどう運用うんようする「核かくシェアリング」について、2022年ねんの日本にほんテレビのアンケートで「反対はんたい」と回答かいとう。

• ロシアは2022年ねん2月がつ24日にち、ウクライナへの全面ぜんめん的てきな軍事ぐんじ侵攻しんこうを開始かいしした。日本にっぽん政府せいふが行おこなったロシアに対たいする制裁せいさい措置そちについてどう考かんがえるかとの問といに対たいし、2022年ねんのNHKのアンケートで「さらに強つよめるべきだ」と回答かいとう。

• 2022年ねん6月がつ7日にち、政府せいふは経済けいざい財政ざいせい運営うんえいの指針ししん「骨太ほねぶと方針ほうしん」を閣議かくぎ決定けっていした。NATO加盟かめい国こくが国防こくぼう費ひの目標もくひょうとしている「GDP比ひ2％以上いじょう」が例示れいじされ、防衛ぼうえい力りょくを5年ねん以内いないに抜本ばっぽん的てきに強化きょうかする方針ほうしんが明記めいきされた。「防衛ぼうえい費ひを今後こんごどうしていくべきだと考かんがえるか」との問といに対たいし、2022年ねんのNHKのアンケートで回答かいとうしなかった。

• 徴用ちょうよう工こう訴訟そしょう問題もんだいや慰安いあん婦ふ問題もんだいなどをめぐり日にち韓かんの対立たいりつが続つづくなか、関係かんけい改善かいぜんについてどう考かんがえるかとの問といに対たいし、2022年ねんの毎日新聞社まいにちしんぶんしゃのアンケートで「互たがいに譲歩じょうほすべきだ」と回答かいとう。

ジェンダー

• 選択せんたく的てき夫婦ふうふ別姓べっせい制度せいどの導入どうにゅうについて、2019年ねんの朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、2021年ねんのNHK、2022年ねんのNHKのアンケートで「賛成さんせい」と回答かいとう。

• 同性どうせい婚こんを可能かのうとする法ほう改正かいせいについて、2019年ねんの朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、2021年ねんのNHK、2022年ねんのNHKのアンケートで「賛成さんせい」と回答かいとう。

• 「LGBTなど性的せいてき少数しょうすう者しゃをめぐる理解りかい増進ぞうしん法案ほうあんを早期そうきに成立せいりつさせるべきか」との問題もんだい提起ていきに対たいし、2021年ねんのアンケートで回答かいとうしなかった。

• クオータ制せいの導入どうにゅうについて、2021年ねん、2022年ねんのアンケートで「賛成さんせい」と回答かいとう。

その他た

• アベノミクスについて、2019年ねんのアンケートで「どちらかといえば評価ひょうかしない」と回答かいとう。

• 森友もりとも学園がくえんへの国有こくゆう地ち売却ばいきゃくをめぐる公文書こうぶんしょ改竄かいざん問題もんだいで、2021年ねん5月がつ6日にち、国くには「赤木あかぎファイル」の存在そんざいを初はじめて認みとめた。しかし5月がつ13日にち、菅かん義よし偉えら首相しゅしょうはファイルの存在そんざいを踏ふまえた再さい調査ちょうさを行おこなわない考かんがえを報道ほうどう各社かくしゃに書面しょめんで示しめした。9月の自民党じみんとう総裁そうさい選挙せんきょで総裁そうさいに選出せんしゅつされた岸田きしだ文雄ふみおも10月がつ11日にち、衆議院しゅうぎいん本ほん会議かいぎの代表だいひょう質問しつもんで再さい調査ちょうさの実施じっしを否定ひていした。国くにの対応たいおうをどう考かんがえるかとの同年どうねんの毎日新聞社まいにちしんぶんしゃのアンケートに対たいし回答かいとうしなかった。

• 「原子力げんしりょく発電はつでんへの依存いぞん度どについて今後こんごどうするべきか」との問題もんだい提起ていきに対たいし、2021年ねんのアンケートで「下さげるべき」と回答かいとう。

• 「治安ちあん維持いじのためプライバシーや個人こじんの権利けんりの制約せいやくは当然とうぜんだ」との問題もんだい提起ていきに対たいし、2019年ねんのアンケートで「どちらとも言いえない」と回答かいとう。

• 消費しょうひ税ぜい率りつを10％より高たかくすることについて、2019年ねんのアンケートで「どちらとも言いえない」と回答かいとう。

エピソード

• 2018年ねんの政治せいじ分野ぶんやにおける女性じょせい活躍かつやく推進すいしん法ほうの成立せいりつにより、女性じょせい議員ぎいん発掘はっくつをしていた国民こくみん民主党みんしゅとうから出馬しゅつばの打診だしんを受うける。宇宙うちゅう機関きかんでの法ほう政策せいさく検討けんとう実務じつむで携たずさわった社会しゃかい人じんとしての課題かだい意識いしきと、母ははとして、生活せいかつ人じんとしての課題かだい意識いしきの両方りょうほうを政治せいじ活動かつどうの目標もくひょうとしており、それを体現たいげんするために仲間なかまがつけた「宇宙うちゅうかあさん」のニックネームで政治せいじ活動かつどうを行おこなっている。
• ISSをはじめとしたNASAなどとの国際こくさい交渉こうしょうに携たずさわっており、ハードネゴシエイターとしても知しられる。NASA法務局ほうむきょく長ちょうから感謝かんしゃ状じょうを贈呈ぞうていされている。
• 後援こうえん会長かいちょうは亀井かめい亜紀子あきこの叔母おばである。
• 宇宙うちゅう空間くうかん（ISS）での世界せかい初はつの本格ほんかく的てき宇宙うちゅうCM撮影さつえい（ポカリスエット）、宇宙うちゅう下着したぎなどの先駆せんく的てきな宇宙うちゅうビジネス事業じぎょうを複数ふくすう立りつ上あげており、堀江ほりえ貴文たかふみが宇宙うちゅうロケット事業じぎょうを開始かいしする際さいに協力きょうりょくした経緯けいいもある（堀江ほりえは「宇宙うちゅうオープンラボ」アドバイザの一人ひとりでもある）。
• 自身じしんが企画きかくし、山崎やまざき直子なおこ宇宙うちゅう飛行ひこう士しなどの賛同さんどうを得えて立たち上あげた「宙ちゅう女おんな」（そらじょ）において、宙ちゅう女おんなマークを創つくるワークショップや次世代じせだいへの講演こうえん会かいなど、女性じょせい活躍かつやく推進すいしん活動かつどうに有志ゆうしで取とり組くんでいる。
• ISSでの芸術げいじゅつ実験じっけんに携たずさわった経緯けいいから、宇宙うちゅうと芸術げいじゅつに関心かんしんのある人ひとが集つどう有志ゆうしコミュニティ（beyond）を立たて上あげ、現代げんだい美術館びじゅつかんでの宇宙うちゅうアート展てんなどの企画きかく協力きょうりょくも行おこなっている。また、ISS利用りよう多様たよう化かを2001年ねんに担当たんとうした際さい、アドバイザーの一人ひとりであった北川きたがわフラムがディレクターを務つとめる大地だいちの芸術げいじゅつ祭さいに触発しょくはつされ、「宇宙うちゅうの島しま」種子島たねがしまで宇宙うちゅうと芸術げいじゅつでの地域ちいき振興しんこうを目指めざす芸術げいじゅつ祭さいを構想こうそう。Beyondをはじめとする有志ゆうしで準備じゅんびチームを立たち上あげた。種子島たねがしま宇宙うちゅう芸術げいじゅつ祭さいは2017年ねんから正式せいしきに開始かいしされている（現在げんざいもアドバイザーとして協力きょうりょく）。
• 宇宙うちゅう法ほうに関かんする日本にっぽん有数ゆうすうの実務じつむ研究けんきゅう者しゃであり、東京大学とうきょうだいがく公共こうきょう政策せいさく大学院だいがくいん、慶応大学けいおうだいがく法学部ほうがくぶなど複数ふくすうの大学だいがくで非常勤ひじょうきん講師こうしとして宇宙うちゅう法ほうの教育きょういくや研究けんきゅうに携たずさわる。2019年ねん4月がつに東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん法学ほうがく研究けんきゅう科か博士はかせ後期こうき課程かていに入学にゅうがくし、現在げんざいも研究けんきゅうを続つづけている。航空こうくう宇宙うちゅう学会がっかいの宇宙うちゅう法ほう政策せいさく委員いいん会かい委員いいん長ちょう（初代しょだい）を務つとめ、論文ろんぶん執筆しっぴつは多数たすう、著作ちょさくとして「宇宙うちゅうビジネスのための宇宙うちゅう法ほう入門にゅうもん」（有斐閣ゆうひかく、共著きょうちょ）、「宇宙うちゅう旅行りょこう入門にゅうもん」（東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱん会かい）。
• 長男ちょうなんの入学にゅうがく時じに居住きょじゅう自治体じちたい（武蔵野むさしの市し）では学童がくどうクラブが保育園ほいくえんよりも1時間じかん以上いじょう早はやい18:00に閉所することを知しり、署名しょめいを集あつめて市長しちょうとの面会めんかいや市議会しぎかいへの陳情ちんじょう（2回かい）を行おこない、19:00までの時間じかん延長えんちょうを実現じつげんした。これを機きに、諦あきらめずに行動こうどうすれば社会しゃかいを変かえられると実感じっかんし、赤松あかまつ政経せいけい塾じゅくなどで政治せいじを学まなび始はじめる。

外部がいぶリンク

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• 水野みずのもと子こ（宇宙うちゅうかあさん）《立憲りっけん民主党みんしゅとう・神奈川かながわ選出せんしゅつ》参議院さんぎいん議員ぎいん (@spacemom2019) - X（旧きゅうTwitter）
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