特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにん制限せいげんおよ発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじかんする法律ほうりつ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにん制限せいげんおよ発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじかんする法律ほうりつ
日本国政府国章(準)
日本にっぽん法令ほうれい
通称つうしょう略称りゃくしょう プロバイダ責任せきにん制限せいげんほう、ISP責任せきにんほう、プロバイダー責任せきにんほう、プロバイダーほう、プロせめほう
法令ほうれい番号ばんごう 平成へいせい13ねん法律ほうりつだい137ごう
種類しゅるい 民法みんぽう
効力こうりょく 現行げんこうほう
成立せいりつ 2001ねん11月22にち
公布こうふ 2001ねん11月30にち
施行しこう 2002ねん5がつ27にち
所管しょかん 総務そうむしょう総合そうごう通信つうしん基盤きばんきょく
おも内容ないよう 特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにんについて
関連かんれん法令ほうれい 電気でんき通信つうしん事業じぎょうほう
条文じょうぶんリンク 特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにん制限せいげんおよ発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじかんする法律ほうりつ - e-Gov法令ほうれい検索けんさく
ウィキソース原文げんぶん
テンプレートを表示ひょうじ

特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにん制限せいげんおよ発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじかんする法律ほうりつ(とくていでんきつうしんえきむていきょうしゃのそんがいばいしょうせきにんのせいげんおよびはっしんしゃじょうほうのかいじにかんするほうりつ、平成へいせい13ねん法律ほうりつだい137ごう)は、インターネットひとしにおいて権利けんり侵害しんがいがあった場合ばあいに、その損害そんがいたいしてインターネットサービスプロバイダひとし責任せきにん範囲はんい制限せいげんするわりに、被害ひがいしゃとうは、プロバイダとう保有ほゆうする発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅうする権利けんりがあることをさだめた日本にっぽん法律ほうりつである。プロバイダ責任せきにん制限せいげんほうともいう[1]

総務そうむしょう総合そうごう通信つうしん基盤きばんきょく電気でんき通信つうしん技術ぎじゅつシステム所管しょかんし、警察庁けいさつちょうサイバー警察けいさつきょくサイバー捜査そうさおよび生活せいかつ安全あんぜんきょく生活せいかつ安全あんぜん企画きかく連携れんけいして執行しっこうにあたる。

2024ねん5がつ11にち改正かいせい特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう責任せきにん制限せいげんおよ発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじかんする法律ほうりつ成立せいりつした。法律ほうりつめい特定とくてい電気でんき通信つうしんによる情報じょうほう流通りゅうつうによって発生はっせいする権利けんり侵害しんがいとうへの対処たいしょかんする法律ほうりつ変更へんこうされた[2]

概要がいよう[編集へんしゅう]

インターネットの普及ふきゅうともない、インターネットを悪用あくようした権利けんり侵害しんがい増加ぞうかしたが、プロバイダとう通信つうしん記録きろく開示かいじしないかぎり、加害かがいしゃ特定とくていすることがむずかしい場合ばあいおおい。一方いっぽうで、プロバイダは、かく個人こじん送受そうじゅする膨大ぼうだいりょう通信つうしんにおける権利けんり侵害しんがい有無うむ個別こべつ確認かくにんすることは不可能ふかのうであり、権利けんり侵害しんがい防止ぼうし安定あんていしたサービス提供ていきょう両立りょうりつすることはむずかしく、権利けんり侵害しんがい被害ひがいしゃをどうやって保護ほごするのかについては問題もんだいである。

そこで、プロバイダとうたいして、インターネット利用りようした権利けんり侵害しんがい関係かんけいする発信はっしんしゃ個人こじん情報じょうほうを、捜査そうさ機関きかん被害ひがいしゃとうもとめにおうじて開示かいじする体制たいせいととのえさせる一方いっぽうで、権利けんり侵害しんがい手段しゅだん提供ていきょうしたプロバイダとう責任せきにん減免げんめんする法律ほうりつ制定せいていされた。

この法律ほうりつ制定せいていにより、プロバイダとうは、特定とくてい条件下じょうけんかにおいて、インターネットとう利用りようした権利けんり侵害しんがいかんする責任せきにんわない一方いっぽうで、民事みんじ訴訟そしょう手続てつづきることなく、権利けんり侵害しんがい関係かんけいするもの個人こじん情報じょうほうすみやかに開示かいじすることができるようになった。

用語ようご[編集へんしゅう]

ほう2じょうでは用語ようご定義ていぎがなされている。(詳細しょうさい説明せつめいについては、逐条ちくじょう解説かいせつ[3]参照さんしょうのこと。)

特定とくてい電気でんき通信つうしんほう2じょう1ごう
特定とくていものによって受信じゅしんされることを目的もくてきとする電気でんき通信つうしん電気でんき通信つうしん事業じぎょうほうだい2じょうだい1ごう規程きていする電気でんき通信つうしんをいう。以下いかこのごうにおいておなじ。)の送信そうしん公衆こうしゅうによって直接ちょくせつ受信じゅしんされることを目的もくてきとする電気でんき通信つうしん送信そうしんのぞく。)をいう。
特定とくてい電気でんき通信つうしん設備せつびほう2じょう2ごう
特定とくてい電気でんき通信つうしんようきょうされる電気でんき通信つうしん設備せつび電気でんき通信つうしん事業じぎょうほうだい2じょうだい2ごう規定きていする電気でんき通信つうしん設備せつびをいう。)をいう。
特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃほう2じょう3ごう
特定とくてい電気でんき通信つうしん設備せつびもちいて他人たにん通信つうしん媒介ばいかいし、その特定とくてい電気でんき通信つうしん設備せつび他人たにん通信つうしんようきょうするものをいう。
※ここでいう特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃとは、営利えいり事業じぎょう目的もくてきとしたプロバイダとうすのみならず、「企業きぎょう大学だいがく地方ちほう公共こうきょう団体だんたいや、電子でんし掲示板けいじばん管理かんりする個人こじんとう」の、「ウェブホスティングとうおこなったり、第三者だいさんしゃ自由じゆうみのできる電子でんし掲示板けいじばん運用うんようしたりしているもの」もふくまれていることに留意りゅういされたい[3]
発信はっしんしゃほう2じょう4ごう
特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃもちいる特定とくてい電気でんき通信つうしん設備せつび記録きろく媒体ばいたい当該とうがい記録きろく媒体ばいたい記録きろくされた情報じょうほう特定とくていもの送信そうしんされるものにかぎる。)に情報じょうほう記録きろくし、また当該とうがい特定とくてい電気でんき通信つうしん設備せつび送信そうしん装置そうち当該とうがい送信そうしん装置そうち入力にゅうりょくされた情報じょうほう特定とくていもの送信そうしんされるものにかぎる。)に情報じょうほう入力にゅうりょくしたものをいう。
発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅうけんほう4じょう関係かんけい
文言もんごんとしては総務そうむしょうによる解説かいせつ[3]記載きさい。インターネットじょう匿名とくめい発信はっしん情報じょうほうにより被害ひがいけたものが、被害ひがい回復かいふくのために、特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃたいしてIPタイムスタンプひとし発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅうする権利けんり[3]

責任せきにん制限せいげんされる条件じょうけん[編集へんしゅう]

特定とくてい電気でんき通信つうしん役務えきむ提供ていきょうしゃ以下いかプロバイダとう)は、つぎかく項目こうもくをいずれもたした場合ばあい賠償ばいしょう責任せきにん必要ひつようがない。

情報じょうほう流通りゅうつう防止ぼうししなかったことによって発生はっせいした他人たにん権利けんり侵害しんがい損害そんがい[編集へんしゅう]

  1. プロバイダとう自身じしん情報じょうほう発信はっしんしゃでない(どうほうだい3じょうだい1こうただき)
  2. 情報じょうほう送信そうしん防止ぼうしする措置そちこうずることが技術ぎじゅつてき不可能ふかのうである(どうほうどうじょうどうこう本文ほんぶん
  3. 権利けんり侵害しんがいする情報じょうほう流通りゅうつうしていたとらなかった(どうほうどうじょうだい1ごう)か、もしくは情報じょうほう流通りゅうつうっていたが、他人たにん権利けんり侵害しんがいされたとみとめるにりる相当そうとう理由りゆうがなかった(どうほうどうじょうどうこうだい2ごう

情報じょうほう流通りゅうつう防止ぼうししたことによって発生はっせいした発信はっしんしゃ損害そんがい[編集へんしゅう]

  1. 情報じょうほう送信そうしん停止ていしする措置そち必要ひつよう限度げんどないであった(どうほうどうじょうだい2こう
  2. その情報じょうほう他人たにん権利けんり侵害しんがいされたとみとめるにりる相当そうとう理由りゆうがあった(どうほうどうじょうどうこうだい1ごう)か、もしくは権利けんり侵害しんがいされたとするものからその理由りゆうしめして送信そうしん停止ていしするよう要求ようきゅうがあり、情報じょうほう発信はっしんしゃ送信そうしん停止ていし同意どういもとめた場合ばあいにおいて7にち以内いない返答へんとうがなかった(どうほうどうじょうどうこうだい2ごう

選挙せんきょ運動うんどう期間きかんちゅう情報じょうほう流通りゅうつう防止ぼうししたことによって発生はっせいした発信はっしんしゃ損害そんがい[編集へんしゅう]

  1. 情報じょうほう送信そうしん停止ていしする措置そち必要ひつよう限度げんどないであった(どうほうだい3じょうの2)
  2. その情報じょうほうが、選挙せんきょ運動うんどう当選とうせんさせないための活動かつどう使用しようされる情報じょうほうである(どうほうどうじょうだい1ごうどうほうどうじょうだい2ごう
  3. 名誉めいよ損害そんがいされた公職こうしょく候補者こうほしゃ衆参しゅうさんいん名簿めいぼ届出とどけで政党せいとうとうから、名誉めいよ侵害しんがいされたとする理由りゆうしめして送信そうしん停止ていしするよう要求ようきゅうがあり、情報じょうほう発信はっしんしゃ送信そうしん停止ていし同意どういもとめた場合ばあいにおいて2にち以内いない返答へんとうがなかった(どうほうどうじょうどうこうだい1ごう)か、公職こうしょく候補者こうほしゃとうから、名誉めいよ侵害しんがいされたとする理由りゆう発信はっしんしゃのメールアドレスとうが、公選法こうせんほうだい142じょうの3だい3こうまたどうほうだい142じょうの5だい1こう違反いはんし、表示ひょうじされていないことをしめして送信そうしん停止ていしするよう要求ようきゅうがあり、受信じゅしんしゃ映像えいぞうめん正常せいじょう表示ひょうじがされていない(プロバイダ責任せきにん制限せいげんほうだい3じょうの2だい2ごう

私事しじせいてき画像がぞう記録きろく情報じょうほう流通りゅうつう防止ぼうししたことによって発生はっせいした発信はっしんしゃ損害そんがい[編集へんしゅう]

私事しじせいてき画像がぞう記録きろく提供ていきょうとうによる被害ひがい防止ぼうしかんする法律ほうりつ(リベンジポルノ被害ひがい防止ぼうしほうだい4じょう規定きていされるプロバイダ責任せきにん制限せいげんほう特例とくれい

  1. 情報じょうほう送信そうしん停止ていしする措置そち必要ひつよう限度げんどないであった(リベンジポルノ被害ひがい防止ぼうしほうだい4じょう
  2. 権利けんり侵害しんがいされたとするものから名誉めいよまた私生活しせいかつ平穏へいおん侵害しんがいされたとする理由りゆうしめして送信そうしん停止ていしするよう要求ようきゅうがあり(どうほうどうじょうだい1ごう)、情報じょうほう発信はっしんしゃ送信そうしん停止ていし同意どういもとめた場合ばあいにおいて(どうほうどうじょうだい2ごう)、2にち以内いない返答へんとうがなかった(どうほうどうじょうだい3ごう

発信はっしんしゃ情報じょうほう公開こうかいしなかったことにより開示かいじ請求せいきゅうしゃ発生はっせいした損害そんがい[編集へんしゅう]

  1. プロバイダとう自身じしん情報じょうほう発信はっしんしゃでない
  2. 故意こいまたは重大じゅうだい過失かしつがなかった

発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ[編集へんしゅう]

発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅう要件ようけん[編集へんしゅう]

権利けんり侵害しんがいされたとするものは、つぎ各号かくごうのいずれも該当がいとうする場合ばあい、プロバイダとうたいして保有ほゆうする発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅうすることができる。

  1. 侵害しんがい情報じょうほう流通りゅうつうによって権利けんり侵害しんがいされたことがあきらかである
  2. 発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅうしゃ損害そんがい賠償ばいしょう請求せいきゅうけん行使こうしのために必要ひつようであるか、その発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじけるべき正当せいとう理由りゆうがある

開示かいじ請求せいきゅうけたプロバイダとう発信はっしんしゃ連絡れんらくすることができないなどの事情じじょうがある場合ばあいのぞき、発信はっしんしゃ開示かいじするかどうかについて意見いけんかなければならない。

発信はっしんしゃ情報じょうほう省令しょうれい以下いかのようにさだめられる。省令しょうれい本文ほんぶんウィキソースの項目こうもく参照さんしょうのこと。

  1. 発信はっしんしゃその侵害しんがい情報じょうほう送信そうしんかかもの氏名しめいまた名称めいしょう
  2. 発信はっしんしゃその侵害しんがい情報じょうほう送信そうしんかかもの住所じゅうしょ
  3. 発信はっしんしゃ電子でんしメールアドレス (ショートメッセージサービスのアドレスをふくむ)
  4. 侵害しんがい情報じょうほうかかIPアドレス
  5. 前号ぜんごうのIPアドレスから侵害しんがい情報じょうほう送信そうしんされた年月日ねんがっぴおよ時刻じこく

また、発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじけた請求せいきゅうしゃは、発信はっしんしゃ情報じょうほうもちいて発信はっしんしゃ名誉めいよ生活せいかつ平穏へいおん不当ふとうがいしてはならないとさだめられている。 なお、プロバイダとうは、原則げんそくとして上記じょうきのすべての情報じょうほう取得しゅとくしなければならず、上記じょうきすべての情報じょうほう適切てきせつ取得しゅとくしていなかった場合ばあいたとえばIPアドレスのみを取得しゅとくしていたようなケース)、プロバイダとう不法ふほう行為こうい責任せきにん発生はっせいする惧れがある。

発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅう具体ぐたいてき手続てつづき[編集へんしゅう]

請求せいきゅうしゃ手順てじゅん[編集へんしゅう]

本法ほんぽうもとづいた発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅう手続てつづきは、プロバイダ責任せきにん制限せいげんほうガイドラインとう検討けんとう協議きょうぎかい発行はっこうする「プロバイダ責任せきにん制限せいげんほう発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじガイドライン[4]」にしたがっておこなわれる。

情報じょうほう開示かいじ請求せいきゅう手続てつづき希望きぼうするものは、プロバイダとうに、請求せいきゅうしゃ本人ほんにん確認かくにん資料しりょう権利けんり侵害しんがい証拠しょうこ資料しりょうとうとともに、請求せいきゅうしょ提出ていしゅつする。請求せいきゅうしょ書式しょしきは、「プロバイダ責任せきにん制限せいげんほう発信はっしんしゃ情報じょうほう開示かいじガイドライン」にさだめられたものが使つかわれる。請求せいきゅう手続てつづきは、原則げんそくとして書面しょめんでの提出ていしゅつであるが、電子でんしメールFAXひとし手段しゅだんみとめられている。

プロバイダとう対応たいおう[編集へんしゅう]

請求せいきゅうけたインターネットプロバイダひとしは、書式しょしき記載きさいれ、請求せいきゅうしゃ本人ほんにん確認かくにんひとしおこない、発信はっしんしゃ情報じょうほう保有ほゆう有無うむ確認かくにんする。当該とうがい発信はっしんしゃ情報じょうほう保有ほゆうしていない場合ばあい特定とくてい困難こんなん場合ばあいは、請求せいきゅうしゃたいし、開示かいじ不可能ふかのうであることを通知つうちすることになる。発信はっしんしゃ情報じょうほう保有ほゆうしている場合ばあいは、権利けんり侵害しんがい情報じょうほう確認かくにんおこない、発信はっしんしゃたい開示かいじたいする意見いけん聴取ちょうしゅするが、意見いけん照会しょうかい不可能ふかのうもしくは困難こんなん場合ばあいおこなわなくてもよい。また、請求せいきゅうしゃ主張しゅちょう証拠しょうこ資料しりょうにより、権利けんり侵害しんがい明白めいはくである場合ばあいにも、発信はっしんしゃ意見いけん聴取ちょうしゅおこなわなくてもよい。発信はっしんしゃ意見いけん照会しょうかいおこない、2週間しゅうかん経過けいかしても回答かいとうられない場合ばあいには、発信はっしんしゃからの主張しゅちょうがないとみなすことができる。

開示かいじもとめる理由りゆうが、

  1. 損害そんがい賠償ばいしょう請求せいきゅうけん行使こうしのためである場合ばあい
  2. 謝罪しゃざい広告こうこくとう名誉めいよ回復かいふく措置そち要請ようせいのため必要ひつようである場合ばあい
  3. 発信はっしんしゃへの削除さくじょ要請ようせいとう差止さしどめ請求せいきゅうけん行使こうしのため必要ひつようである場合ばあい

該当がいとうする場合ばあいは、正当せいとう理由りゆうゆうしているとかんがえられる。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]