CT によって撮影 さつえい された脂肪 しぼう 肝 きも 。
脂肪 しぼう 肝 きも (しぼうかん、英語 えいご : Steatotic liver disease, SLD [1] )とは、肝臓 かんぞう に中性 ちゅうせい 脂肪 しぼう が異常 いじょう に蓄積 ちくせき した状態 じょうたい のこと、脂肪 しぼう 性 せい 肝 きも 疾患 しっかん のひとつの状態 じょうたい 。
組織 そしき 標本 ひょうほん にした場合 ばあい は、肝 かん 細胞 さいぼう 内 うち に脂肪 しぼう 空 そら 胞が見 み られる。要約 ようやく すれば、何 なん らかの理由 りゆう によって脂肪 しぼう 代謝 たいしゃ の処理 しょり が追 お いつかない状況 じょうきょう に陥 おちい ったため、肝 かん 細胞 さいぼう の中 なか に脂肪 しぼう が油 あぶら 滴 しずく のように溜 た まって、肝 かん 細胞 さいぼう が膨 ふく れている状態 じょうたい である。
正常 せいじょう な肝臓 かんぞう に於 お いても湿 しめ 重量 じゅうりょう で 5%程度 ていど の脂肪 しぼう を持 も っているが、30%以上 いじょう の脂質 ししつ (主 おも に中性 ちゅうせい 脂肪 しぼう )が過剰 かじょう に蓄積 ちくせき している状態 じょうたい である[2] 。ボディマス指数 しすう (BMI) 30 以上 いじょう の人 ひと はほとんどが脂肪 しぼう 肝 きも との報告 ほうこく もある[3] 。希 まれ に疲労 ひろう や腹部 ふくぶ の軽 かる い不快 ふかい 感 かん を感 かん じることがあるが特徴 とくちょう 的 てき な自覚 じかく 症状 しょうじょう は無 な く、非 ひ 肥満 ひまん 者 しゃ でも生 しょう じ肝 かん 障害 しょうがい の単 たん なる合併症 がっぺいしょう として捉 とら えられていた上 うえ に、肝硬変 かんこうへん などとは異 こと なり未 いま だ肝臓 かんぞう は可逆 かぎゃく 的 てき な状態 じょうたい であるため、医師 いし の関心 かんしん が低 ひく く臨床 りんしょう 的 てき に軽視 けいし され臨床 りんしょう 研究 けんきゅう や対策 たいさく が不充分 ふじゅうぶん と指摘 してき されていた[4] が、研究 けんきゅう の進展 しんてん により肥満 ひまん 、内臓 ないぞう 脂肪 しぼう 蓄積 ちくせき 、インスリン抵抗 ていこう 性 せい などの因子 いんし が加 くわ わることで心 こころ 血管 けっかん 疾患 しっかん の発症 はっしょう リスクが相乗 そうじょう 的 てき に高 たか まることが報告 ほうこく されている[5] 。
ガチョウ や鴨 かも の肝臓 かんぞう を強制 きょうせい 肥育 ひいく によって肥大 ひだい 化 か させた高級 こうきゅう 食材 しょくざい 「フォアグラ 」や、稀 まれ にニワトリ の雌 めす 鶏 にわとり に見 み られる「白 しろ 肝 きも 」も実 じつ は脂肪 しぼう 肝 きも である。このため脂肪 しぼう 肝 きも のことを、俗 ぞく にフォアグラ状態 じょうたい になっているなどと喩 たと えられる事例 じれい も見 み られる。
かつては飲酒 いんしゅ 量 りょう によってアルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも (alcoholic fatty liver disease, AFLD )と非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝 きも 障害 しょうがい (nonalcoholic fatty liver disease, NAFLD )に大別 たいべつ していたが、2020年 ねん 新 あら たな分類 ぶんるい 概念 がいねん が提唱 ていしょう され[6] 、
メタボリック症候群 しょうこうぐん の基準 きじゅん の「肥満 ひまん 」「2型 がた 糖尿 とうにょう 病 びょう 」「2種類 しゅるい 以上 いじょう の代謝 たいしゃ 異常 いじょう 」を満 み たす場合 ばあい に限定 げんてい して(Metabolic dysfunction associated steatotic liver disease, MASLD )[1] 、(Metabolic dysfunction associated steatohepatitis, MASH )、アルコール性 せい 肝 きも 疾患 しっかん は (Alcohol-associated (alcohol-related) liver disease, ALD )となった[1] 。
世界 せかい 的 てき にみると飲酒 いんしゅ が原因 げんいん のアルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん が脂肪 しぼう 肝 きも の典型 てんけい 例 れい である[7] [8] 。日本 にっぽん では、女性 じょせい の重症 じゅうしょう 型 がた アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん は増加 ぞうか 傾向 けいこう にあるのは発泡 はっぽう 酒 しゅ やワイン ブームの影響 えいきょう と見 み る場合 ばあい があるものの、日本 にっぽん では酒 さけ の消費 しょうひ 量 りょう が減少 げんしょう しているにも拘 かかわ らず脂肪 しぼう 性 せい 患者 かんじゃ 数 すう は増加 ぞうか している[9] [10] 。1991-1998年 ねん に宮城 みやぎ 県 けん で行 おこな われた調査 ちょうさ によると、脂肪 しぼう 肝 きも の頻度 ひんど は16.6%から32.6%と7年間 ねんかん で2倍 ばい に増加 ぞうか した[10] 。アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく で調査 ちょうさ によれば成人 せいじん だけで無 な く小児 しょうに の13%に脂肪 しぼう 肝 きも があり、肥満 ひまん 小児 しょうに の38%は脂肪 しぼう 肝 きも を有 ゆう しているとの報告 ほうこく がある[11] [5] 。
脂肪 しぼう 肝 きも の原因 げんいん は様々 さまざま だが、非 ひ 進行 しんこう 性 せい (可逆 かぎゃく 的 てき )変化 へんか であるため原因 げんいん を除去 じょきょ すると正常 せいじょう に戻 もど る[4] 。したがって、脂肪 しぼう 肝 きも の段階 だんかい で生活 せいかつ 改善 かいぜん を実施 じっし して、脂肪 しぼう 肝 きも を解消 かいしょう してしまえば、命 いのち に関 かか わる事 こと は無 な く、脂肪 しぼう 肝 きも 自体 じたい は病気 びょうき とは捉 とら えられていない[4] 。ただし、脂肪 しぼう 肝 きも は肝臓 かんぞう に慢性 まんせい 的 てき に炎症 えんしょう を誘発 ゆうはつ したり、肝 きも 機能 きのう 障害 しょうがい を生 しょう じさせる場合 ばあい が有 あ り、放置 ほうち すると不可 ふか 逆 ぎゃく 的 てき な病変 びょうへん である肝硬変 かんこうへん や肝臓 かんぞう ガン の原因 げんいん ともなる[12] 。特 とく に、日本 にっぽん における脂肪 しぼう 肝 きも のうち非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん は成人 せいじん 健診 けんしん 受診 じゅしん 者 しゃ の約 やく 30%(男性 だんせい -約 やく 40%、女性 じょせい -約 やく 17%[13] )が罹患 りかん しているとされる[14] [15] 。
日本人 にっぽんじん は倹約 けんやく 遺伝子 いでんし として知 し られる変異 へんい 型 がた β べーた -adrenergic receptor (Trp64Agr)の保有 ほゆう 率 りつ が高 たか く、Trp64Agr を有 ゆう している場合 ばあい の非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝 きも 疾患 しっかん 罹患 りかん リスクは2.4倍 ばい に上昇 じょうしょう する[3] 。このほか、PNPLA3の遺伝子 いでんし 多 た 型 がた やコリン欠乏症 けつぼうしょう に関連 かんれん する Val175Met 遺伝子 いでんし 多 た 型 がた を有 ゆう していると脂肪 しぼう 肝 きも を発症 はっしょう しやすい[3] 。
脂肪 しぼう 肝 きも による肝臓 かんぞう の変化 へんか 。脂肪 しぼう が蓄積 ちくせき して肥大 ひだい (左 ひだり )→肝 かん 細胞 さいぼう が壊死 えし し、線維 せんい に置 お き換 か わって瘢痕 はんこん となり(中 なか )→肝硬変 かんこうへん に至 いた る(右 みぎ )。
脂肪 しぼう 肝 きも 自体 じたい は病気 びょうき とは捉 とら えられず軽視 けいし されがちであるものの[4] 、肥満 ひまん 、脂質 ししつ 異常 いじょう 症 しょう 、糖尿 とうにょう 病 びょう などの生活 せいかつ 習慣 しゅうかん 病 びょう と密接 みっせつ に関係 かんけい して発生 はっせい する場合 ばあい もある。一方 いっぽう で、人間 にんげん ドック受診 じゅしん 者 しゃ のうち BMI 25 以下 いか の非 ひ 肥満 ひまん で且 か つ肝 きも 機能 きのう 検査 けんさ で ALT(GPT) や ALP(GOT) に何 なん らかの異常 いじょう 値 ち を認 みと めない群 ぐん からも脂肪 しぼう 肝 きも の所見 しょけん を有 ゆう する人 ひと が 30% 程度 ていど いるとの報告 ほうこく がある[16] 。
しかし、アジア太平洋 たいへいよう 地域 ちいき では非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝 きも 疾患 しっかん (NAFLD)患者 かんじゃ の15%から21%は肥満 ひまん を伴 ともな っている[17] [5] 。また、長期 ちょうき の糖尿 とうにょう 病 びょう 患者 かんじゃ では気 き づかぬうちに脂肪 しぼう 肝 きも から肝硬変 かんこうへん に進展 しんてん することもある[14] 。
なお、過剰 かじょう 栄養 えいよう によって脂肪 しぼう 肝 きも となることがある一方 いっぽう で、拒 こばめ 食 しょく 症 しょう [18] や不適切 ふてきせつ なダイエット による低 てい 栄養 えいよう や飢餓 きが 状態 じょうたい が長期間 ちょうきかん 継続 けいぞく した場合 ばあい も、脂肪 しぼう 肝 きも になることも知 し られている[12] 。
脂肪 しぼう 蓄積 ちくせき が進行 しんこう すると肝 きも 細胞 さいぼう は徐々 じょじょ に線維 せんい 化 か して行 い く。線維 せんい 化 か のステージは下記 かき の様 よう に分類 ぶんるい される[19] 。
Stage 1
小 しょう 葉 は 中心 ちゅうしん 部 ぶ の線維 せんい 化 か が部分 ぶぶん 的 てき ないし広汎 こうはん に
Stage 2
Stage 1 に加 くわ えて門 もん 脈 みゃく 域 いき の線維 せんい 化 か が部分 ぶぶん 的 てき ないし広汎 こうはん に
Stage 3
Bridging fibrosis
Stage 4
肝硬変 かんこうへん
線維 せんい 化 か の進展 しんてん を予測 よそく できる指標 しひょう として FIB-4 index がある[20] [21] 。
FIB-4 index 算出 さんしゅつ 方法 ほうほう
( AST
×
{\displaystyle \times }
年齢 ねんれい )
÷
{\displaystyle \div }
( 血小板 けっしょうばん 数 すう
×
A
L
T
{\displaystyle {\rm {\times {\sqrt {ALT}}}}}
)
注記 ちゅうき
AST 及 およ び ALT は、IU/L。血小板 けっしょうばん 数 すう は、109 /L (0.1万 まん /μ みゅー L)
判定 はんてい
2.67以上 いじょう 、肝 かん 線維 せんい 化 か 確実 かくじつ で NASH の可能 かのう 性 せい が高 たか い。要 よう 肝 きも 生 せい 検 けん [22]
ALT値 ち が基準 きじゅん 値 ち 内 ない であっても NAFLD の場合 ばあい は、1.659以上 いじょう (≧)、肝 きも 線維 せんい 化 か の可能 かのう 性 せい [23]
1.3以下 いか 、肝 かん 線維 せんい 化 か なし。経過 けいか 観察 かんさつ [22]
最 もっと も多 おお い原因 げんいん で、特 とく にエタノール 換算 かんさん で20 (g/日 にち )を超 こ える大量 たいりょう 飲酒 いんしゅ は、しばしばアルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも を引 ひ き起 お こす。
急性 きゅうせい 妊娠 にんしん 脂肪 しぼう 肝 きも (AFLP)・HELLP症候群 しょうこうぐん 等 ひとし
栄養 えいよう 摂取 せっしゅ 異常 いじょう ・摂食 せっしょく 障害 しょうがい (過多 かた - 肥満 ひまん 、不足 ふそく - 飢餓 きが 、拒 こばめ 食 しょく 症 しょう [18] [25] 、小腸 しょうちょう 外科 げか 手術 しゅじゅつ 後 ご [26] )、糖 とう 代謝 たいしゃ 異常 いじょう [27]
いくつかの検査 けんさ と問診 もんしん により診断 しんだん を行 おこな う。
NAFLD/NASH 診断 しんだん チャート[28]
脂肪 しぼう 肝 きも ・肝 かん 障害 しょうがい
HBs 抗原 こうげん , HVC 抗体 こうたい 各種 かくしゅ 自己 じこ 抗体 こうたい など
有 あ り
ウイルス性 せい 肝 きも 疾患 しっかん 、自己 じこ 免疫 めんえき 性 せい 肝 きも 疾患 しっかん
無 な し
飲酒 いんしゅ 歴 れき
有 あ り
アルコール性 せい 肝 きも 障害 しょうがい
無 な し
NAFLD
生肝 いきぎも 検 けん による病理 びょうり 診断 しんだん
非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん (NASH)
非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも NAFL
「日本 にっぽん 消化 しょうか 器 き 病 びょう 学会 がっかい NAFLD/NASH 診療 しんりょう ガイドライン2014」[28] を引用 いんよう し改変 かいへん
B型 がた 肝炎 かんえん ウイルス (HBs 抗原 こうげん )、C型 がた 肝炎 かんえん ウイルス (HVC 抗体 こうたい )、各種 かくしゅ 自己 じこ 抗体 こうたい (自己 じこ 免疫 めんえき 性 せい 肝炎 かんえん )などの検査 けんさ を行 おこな い原 げん 疾患 しっかん の鑑別 かんべつ を行 おこな う。アラニンアミノ基 もと 転移 てんい 酵素 こうそ (ALT)やアスパラギン酸 さん アミノ基 もと 転移 てんい 酵素 こうそ (AST)の血液 けつえき 検査 けんさ の結果 けっか だけで、脂肪 しぼう 肝 きも の診断 しんだん は行 おこな えない。理由 りゆう はウイルス性 せい 肝炎 かんえん が原因 げんいん となる脂肪 しぼう 肝 きも では ALT、AST がときに、時 とき に100 (IU/L)を越 こ える高値 たかね になるのに対 たい して、非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも では ALT、AST の上昇 じょうしょう 程度 ていど は小 ちい さい[29] 。また、非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん (NASH)では肝 かん 細胞 さいぼう の線維 せんい 化 か が進行 しんこう して正常 せいじょう な肝 かん 細胞 さいぼう が少 すく なくなると、ALTやASTの値 ね はむしろ低下 ていか するためである[29] 。
検査 けんさ
正常 せいじょう 値 ち
脂肪 しぼう 肝 きも では?
AST(GOT)
10-40 IU/L
軽度 けいど 上昇 じょうしょう 。過 か 栄養 えいよう では ALT > AST
ALT(GPT)
5-35 IU/L
アルコール性 せい の場合 ばあい は AST > ALT
γ がんま -GTP
50 IU/L以下 いか
アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも では高 たか くなる
コリンエステラーゼ
186-490 IU/L
過 か 栄養 えいよう で上昇 じょうしょう する
総 そう コレステロール
120-220 mg/dl
高 たか くなる
中性 ちゅうせい 脂肪 しぼう
50-150 mg/dl
高 たか くなる
血小板 けっしょうばん
13-37.9 万 まん /μ みゅー L[30]
20万 まん /μ みゅー L以下 いか [31]
総合 そうごう 南 みなみ 東北 とうほく 病院 びょういん 資料 しりょう [32] より引用 いんよう し改変 かいへん 。
エコー検査 けんさ
「肝腎 かんじん コントラスト上昇 じょうしょう (hepatorenal contrast)」(腎 じん よりも肝 きも が高 こう エコー)や「肝 かん 脾コントラスト上昇 じょうしょう 」(脾よりも肝 きも が高 こう エコー)が見 み られる。また深部 しんぶ 減衰 げんすい (deep attenuation)もみられる。肝臓 かんぞう は腫 しゅ 大 だい し、肝 かん 右 みぎ 葉 は 下端 かたん が右 みぎ 腎 じん 下 しも 極 きょく よりも尾 お 側 がわ に位置 いち することがある。超 ちょう 音波 おんぱ が斜 なな めに入射 にゅうしゃ する胆嚢 たんのう 壁 かべ では、壁 かべ が不明瞭 ふめいりょう 化 か する「fatty boundless sign 」もみられる。
限局 げんきょく 性 せい に脂肪 しぼう 沈着 ちんちゃく が多 おお い部分 ぶぶん ・少 すく ない部分 ぶぶん がある場合 ばあい 、腫瘍 しゅよう と鑑別 かんべつ を要 よう する。鑑別 かんべつ 点 てん は、門 もん 脈 みゃく など正常 せいじょう の脈 みゃく 管 かん 構造 こうぞう の有無 うむ などである。
CT
肝 きも の脂肪 しぼう 化 か に伴 ともな い肝 きも 実質 じっしつ が低 てい 吸収 きゅうしゅう となる。肝 きも /脾のCT値 ち 比 ひ が0.9以下 いか で肝 きも 脂肪 しぼう 化 か 30%の目安 めやす となるため、CT上 じょう はこれによって脂肪 しぼう 肝 きも とされることが多 おお い。脈 みゃく 管 かん が肝 かん 実質 じっしつ より高 こう 吸収 きゅうしゅう となることもある。
MRI
非 ひ アルコール性 せい の脂肪 しぼう 肝 きも 疾病 しっぺい (NAFLD)のマッソン・トリクロームおよびヴァーホフ染色 せんしょく による顕微鏡 けんびきょう 写真 しゃしん 。大 おお きな楕円 だえん 形 がた の空隙 くうげき が脂肪 しぼう 滴 しずく 、残 のこ った肝 かん 細胞 さいぼう は赤 あか 、死滅 しめつ した細胞 さいぼう の痕 あと に集 あつ まった線維 せんい が緑 みどり に染 そ まっている。大 おお きく膨 ふく らんだ脂肪 しぼう 滴 しずく が、圧迫 あっぱく により肝 きも 細胞 さいぼう の核 かく を変形 へんけい させている。
肝 きも 生 せい 検 けん にての病理 びょうり 組織 そしき 所見 しょけん は決定 けってい される。基本 きほん 的 てき には肝 かん 細胞 さいぼう の脂肪 しぼう 変性 へんせい が認 みと められる。
アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも
非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも
診断 しんだん 基準 きじゅん
観察 かんさつ 者 しゃ の判断 はんだん 差異 さい や施設 しせつ 間 あいだ 差異 さい の低減 ていげん のため、下記 かき 表 ひょう によるスコアリングによる病理 びょうり 診断 しんだん (NAS: NAFLD Activity Score)が行 おこな われる事 こと がある[28] 。
NAS (NAFLD Activity Score)
項目 こうもく
程度 ていど
点数 てんすう
肝 かん 脂肪 しぼう 化 か
5%未満 みまん
0点 てん
5-33%
1点 てん
33-66%
2点 てん
66%以上 いじょう
3点 てん
小 しょう 葉 は 内 ない 炎症 えんしょう
病巣 びょうそう なし
0点 てん
200倍 ばい の視野 しや で2箇所 かしょ の病巣 びょうそう 以下 いか
1点 てん
200倍 ばい の視野 しや で2-4箇所 かしょ の病巣 びょうそう
2点 てん
200倍 ばい の視野 しや で4箇所 かしょ 以上 いじょう の病巣 びょうそう
3点 てん
肝 かん 細胞 さいぼう の風船 ふうせん 様 さま 変化 へんか
なし
0点 てん
少数 しょうすう の風船 ふうせん 様 さま 変性 へんせい 細胞 さいぼう
1点 てん
多数 たすう の風船 ふうせん 様 さま 変性 へんせい 細胞 さいぼう
2点 てん
診断 しんだん
合計 ごうけい
脂肪 しぼう 肝 きも (NAFL)
0-2点 てん
境界 きょうかい 型 がた NASH
3-4点 てん
非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝炎 かんえん NASH
0-8点 てん
更 さら に、下記 かき Younossiの診断 しんだん 基準 きじゅん を併用 へいよう する事 こと がある[28] 。
肝 かん 細胞 さいぼう の脂肪 しぼう 化 か (程度 ていど は問 と わない)に加 くわ え小 しょう 葉 は 中心 ちゅうしん 性 せい の肝 かん 細胞 さいぼう の風船 ふうせん 様 さま 変性 へんせい (centrilobular ballooning)やMallory-Denk体 たい を認 みと めるもの。
肝 かん 細胞 さいぼう の脂肪 しぼう 化 か に加 くわ え小 しょう 葉 は 中心 ちゅうしん 性 せい の細胞 さいぼう 周囲 しゅうい /類 るい 洞 ほら 周囲 しゅうい (pericellular/perisinusoidal)の線維 せんい 化 か または架橋 かきょう 形成 けいせい (bridging fibrosis)を認 みと めるもの。
以上 いじょう 1.または 2.を満 み たす場合 ばあい NASHと定義 ていぎ する。
炭水化物 たんすいかぶつ や糖分 とうぶん はグルコースに分解 ぶんかい され生体 せいたい 活動 かつどう で消費 しょうひ されるが、余剰 よじょう 分 ぶん は中性 ちゅうせい 脂肪 しぼう 脂 あぶら に合成 ごうせい され肝 かん 細胞 さいぼう 中 ちゅう に蓄積 ちくせき される。砂糖 さとう が分解 ぶんかい してできる果糖 かとう は、量 りょう に依存 いぞん する肝 きも 毒性 どくせい を示 しめ す。果糖 かとう は、肝臓 かんぞう でのみ代謝 たいしゃ される。この理由 りゆう として、果糖 かとう はグルコースに比 くら べ開 ひらけ 環 たまき 率 りつ が高 たか く(約 やく 10倍 ばい も糖化 とうか 反応 はんのう に使 つか われやすいため[33] )、生体 せいたい への毒性 どくせい はグルコースよりも遥 はる かに高 たか い。この毒性 どくせい を早 はや く消 け す目的 もくてき で、肝臓 かんぞう はグルコースよりも果糖 かとう を優先 ゆうせん 的 てき に処理 しょり する[34] 。果糖 かとう は、肝臓 かんぞう や骨格 こっかく 筋 すじ にインスリン抵抗 ていこう 性 せい を引 ひ き起 お こす。インスリン抵抗 ていこう 性 せい が生 しょう じると、膵臓 すいぞう からのインスリン 分泌 ぶんぴつ が促 うなが される。過剰 かじょう なインスリンによる高 こう インスリン血 ち 症 しょう は、各種 かくしゅ の臓器 ぞうき 障害 しょうがい をもたらす。例 たと えば、脂質 ししつ 異常 いじょう 症 しょう や肝臓 かんぞう の炎症 えんしょう をもたらす[35] [36] 。
これとは逆 ぎゃく に、例 たと えば拒 こばめ 食 しょく 症 しょう などによって、生体 せいたい の飢餓 きが 状態 じょうたい が長期 ちょうき にわたって続 つづ いた場合 ばあい も、肝 かん 細胞 さいぼう 内 ない に脂肪 しぼう が蓄積 ちくせき して、脂肪 しぼう 肝 きも になることがある。
脂肪 しぼう 肝 きも においては、血清 けっせい フェリチン の増加 ぞうか がしばしばみられ、脂肪 しぼう 肝 きも のなかでも非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん (NASH) を含 ふく んだ非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝 きも 疾患 しっかん では、肝 きも 組織 そしき 内 ない の鉄 てつ の過剰 かじょう が肝 かん 障害 しょうがい の増悪 ぞうあく 因子 いんし と考 かんが えられている[37] 。
アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも であれば、禁酒 きんしゅ を行 おこな うと6週間 しゅうかん 以内 いない に症状 しょうじょう は改善 かいぜん する。必要 ひつよう であれば食生活 しょくせいかつ 改善 かいぜん を行 おこな う。なお、肝硬変 かんこうへん に至 いた っていない、脂肪 しぼう 肝 きも の状態 じょうたい の肝臓 かんぞう は可逆 かぎゃく 的 てき なので[38] 、患者 かんじゃ は生涯 しょうがい にわたる禁酒 きんしゅ ではなく、脂肪 しぼう 肝 きも が正常 せいじょう な肝臓 かんぞう に戻 もど るまでの一時 いちじ 的 てき な断 だん 酒 しゅ で良 よ い場合 ばあい がある。肝臓 かんぞう が正常 せいじょう になったと診断 しんだん された後 のち には、脂肪 しぼう 肝 きも を再発 さいはつ しない程度 ていど の適度 てきど な飲酒 いんしゅ であれば許 ゆる され得 え る。逆 ぎゃく に、アルコール性 せい 脂肪 しぼう 肝 きも であるのにもかかわらず飲酒 いんしゅ してしまう対応 たいおう を取 と った場合 ばあい 、アルコール性 せい 肝炎 かんえん 、さらには、アルコール性 せい 肝硬変 かんこうへん へと進行 しんこう してしまい、一時 いちじ 的 てき な禁酒 きんしゅ ではなく、生涯 しょうがい にわたる禁酒 きんしゅ が求 もと められる。なぜなら、肝硬変 かんこうへん は不 ふ 可逆 かぎゃく 的 てき な肝臓 かんぞう の病変 びょうへん であり延命 えんめい 治療 ちりょう しかできないものの、飲酒 いんしゅ は肝硬変 かんこうへん の進行 しんこう を促進 そくしん するため、断 だん 酒 さけ することが、延命 えんめい につながるからである[39] 。
肥満 ひまん を伴 ともな う非 ひ アルコール性 せい 脂肪 しぼう 性 せい 肝炎 かんえん であれば、ダイエット 等 ひとし の食生活 しょくせいかつ 改善 かいぜん が基本 きほん で、間食 かんしょく 、夜食 やしょく 習慣 しゅうかん は悪化 あっか させる[40] 。コロラド州立 しゅうりつ 大学 だいがく 教授 きょうじゅ の Michael Pagliassotti が、実験 じっけん 動物 どうぶつ を、摂取 せっしゅ エネルギー量 りょう の20%分 ぶん を砂糖 さとう で飼育 しいく したところ、その実験 じっけん 動物 どうぶつ には、数ヶ月 すうかげつ 後 ご には脂肪 しぼう 肝 きも が生 しょう じて、インスリン抵抗 ていこう 性 せい が生 しょう じた。砂糖 さとう をやめたところ、脂肪 しぼう 肝 きも は速 すみ やかに消失 しょうしつ し、インスリン抵抗 ていこう 性 せい も消失 しょうしつ したと報告 ほうこく している[35] [40] 。
拒 こばめ 食 しょく 症 しょう やタンパク質 たんぱくしつ 摂取 せっしゅ を削減 さくげん するダイエットが原因 げんいん となっている場合 ばあい 、摂取 せっしゅ カロリーの主体 しゅたい が炭水化物 たんすいかぶつ や糖 とう 質 しつ が過剰 かじょう (低 てい タンパク-高 こう 炭水化物 たんすいかぶつ )となっている事 こと が多 おお いが、タンパク質 たんぱくしつ が主体 しゅたい の(高 こう タンパク-低 てい 炭水化物 たんすいかぶつ )に食事 しょくじ に変 か えることで改善 かいぜん される。
食事 しょくじ 療法 りょうほう のポイント[40]
エネルギー
25-35kcal/kg日 び ,蛋白質 たんぱくしつ 1.0-1.5g/kg日 び
3大 だい 栄養素 えいようそ の配分 はいぶん
蛋白質 たんぱくしつ 20-25%,脂質 ししつ 15-20%,糖 とう 質 しつ 60%
抗 こう 脂肪 しぼう 肝 きも ビタミン様 さま 物質 ぶっしつ [ 編集 へんしゅう ]
糖 とう アルコール の1種 しゅ であるイノシトール は、一般 いっぱん にビタミンには分類 ぶんるい されないものの、ビタミンと似 に たような作用 さよう を持 も ったビタミン様 さま 物質 ぶっしつ の1つとして挙 あ げられる[41] 。このイノシトールの作用 さよう の1つとして、脂肪 しぼう 肝 きも になりにくくする作用 さよう も存在 そんざい すると言 い われている[42] 。
^ a b c NAFLD,NASHの病名 びょうめい 変更 へんこう (PDF ) 日本 にっぽん 肝臓 かんぞう 学会 がっかい 2023/09/29.
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