谷口たにぐち茂しげる (神学しんがく研究けんきゅう者しゃ)

谷口たにぐち 茂しげる
たにぐち しげる

人物じんぶつ情報じょうほう
生誕せいたん	(1957-03-23) 1957年ねん3月23日にち（67歳さい） 日本にっぽん・愛知あいち県けん名古屋なごや市し
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん校こう	愛知工業大学あいちこうぎょうだいがく工学部こうがくぶ卒業そつぎょう 南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん文学ぶんがく研究けんきゅう科か神学しんがく専攻せんこう博士はかせ後期こうき課程かてい満期まんき退学たいがく
学問がくもん
研究けんきゅう分野ぶんや	トマス・アクィナス、神学しんがく、西洋せいよう哲学てつがく、宗教しゅうきょう学がく、キリスト教きりすときょう思想しそう
博士はかせ課程かてい指導しどう教員きょういん	山田やまだ晶あきら
学位がくい	修士しゅうし（神学しんがく）（南山大学なんざんだいがく） 学士がくし（工学こうがく）（愛知工業大学あいちこうぎょうだいがく）
特筆とくひつすべき概念がいねん	イデア論ろん、個この救済きゅうさい、個この普遍ふへん性せい
学会がっかい	中部なかべ哲あきら学会がっかい 京大きょうだい中世ちゅうせい哲学てつがく研究けんきゅう会かい 日本にっぽん宗教しゅうきょう学会がっかい 科学かがく基礎きそ論ろん学会がっかい 日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい 日本にっぽん中世ちゅうせい哲学てつがく会かい

谷口たにぐち 茂しげる（たにぐち しげる、1957年ねん〈昭和しょうわ32年ねん〉3月23日にち - ）は、日本にっぽんの神学しんがく研究けんきゅう者しゃ。

専せん門もんは中世ちゅうせい西洋せいよう哲学てつがく・トマス神学しんがく。神学しんがく修士しゅうし、工学こうがく学士がくし。

来歴らいれき

愛知あいち県けん名古屋なごや市し出身しゅっしん。愛知工業大学あいちこうぎょうだいがく工学部こうがくぶ卒業そつぎょう後ご、南山大学なんざんだいがく文学部ぶんがくぶ神学しんがく科か学士がくし編入へんにゅう。同どう学科がっか最初さいしょの未み信者しんじゃ一般いっぱん学生がくせい。南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん文学ぶんがく研究けんきゅう科か神学しんがく専攻せんこうへ進学しんがく。大学院だいがくいん時代じだいは山田やまだ晶あきらに師事しじ。南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん文学ぶんがく研究けんきゅう科か神学しんがく専攻せんこう博士はかせ後期こうき課程かてい満期まんき退学たいがく。

21世紀せいきの高齢こうれい者しゃ福祉ふくしを考かんがえる会かい（『ゆうゆうユア・ライフ』1989年ねん、新しん世よ社しゃ）設立せつりつ、参加さんかを契機けいきに、ゲマインダ・ハウス「青空あおぞらの家いえ」の社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじん、施設しせつ、同時どうじ設立せつりつ（1993年ねん）にも関かかわり、評議ひょうぎ員いんを続つづける。

南山みなみやま国際こくさい中学校ちゅうがっこう・高等こうとう学校がっこう宗教しゅうきょう科か教諭きょうゆから、教頭きょうとうとして南山みなみやま学園がくえん評議ひょうぎ員いんも務つとめ、南山みなみやま学園がくえん第だい4代だい理事りじ長ちょうのゲオルク・ゲマインダに始はじまる社会しゃかい福祉ふくし教育きょういくに尽力じんりょくした。学園がくえん協力きょうりょく企業きぎょうの関連かんれん福祉ふくし法人ほうじん施設しせつやゲマインダ・ハウスでの活動かつどうも推進すいしんした。

論文ろんぶん

• 「神学しんがくと哲学てつがく―現代げんだいから見みたトマス神学しんがくにおける哲学てつがくの位置いち―」『南山神みなみやまかみ学がく・別冊べっさつ』第だい10号ごう（南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん神学しんがく研究けんきゅう室しつ、1993年ねん）87～115頁ぺーじ
• 「説明せつめいと了解りょうかい―科学かがくと神学しんがく―」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい24号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2013年ねん）67～86頁ぺーじ
• 「人ひととなられた神かみと神かみとなろうとする人ひと―神学しんがくと進化しんか思想しそうとの対話たいわ―」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい14号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2003年ねん）155～176頁ぺーじ
• 「神かみは妄想もうそうである、ただ救すくいはそこにある―神学しんがくの世界せかい解釈かいしゃく―」日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2011年ねん学術がくじゅつ大会たいかい発表はっぴょう
• 「神かみの知ちは進化しんか思想しそうに溶解ようかいされるのか―トマス神学しんがくとデネットが再さい構築こうちくした進化しんか思想しそう―」『中部なかべ哲あきら学会がっかい年報ねんぽう』第だい41号ごう（中部なかべ哲あきら学会がっかい、2009年ねん）72～84頁ぺーじ
• 「科学かがく思想しそうと宗教しゅうきょう思想しそうの精神せいしん観かん―現代げんだいの科学かがく思想しそうにおける普遍ふへん精神せいしんへの傾かたむきと、それに対たいするキリスト教きりすときょう的てき精神せいしん観かんからの批判ひはん―」科学かがく基礎きそ論ろん学会がっかい、1998年ねん講演こうえん会かい発表はっぴょう
• 「優生ゆうせい思想しそうとその批判ひはん―問題もんだいの普遍ふへん性せい―」『中部なかべ哲あきら学会がっかい年報ねんぽう』第だい50号ごう（中部なかべ哲あきら学会がっかい、2018年ねん）161～177頁ぺーじ
• 「神かみの知ちに観みられる個こ―救すくいの対象たいしょう―」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい27号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2016年ねん）251～272頁ぺーじ
• 「集合しゅうごう知ち・集積しゅうせき知ち・神かみの知ち」中部なかべ哲あきら学会がっかい、2019年ねん大会たいかい発表はっぴょう
• 「宗教しゅうきょう教育きょういくの位置いちと目的もくてき」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい19号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2008年ねん）49～62頁ぺーじ
• 「多様たよう化かの極限きょくげん―復活ふっかつに与あずかかる個体こたい性せい―」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい17号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2006年ねん）171～181頁ぺーじ
• 「恩寵おんちょうとして自然しぜんを受取うけとり得える根拠こんきょ」『日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい誌し』第だい21号ごう（日本にっぽんカトリック神しん学会がっかい、2010年ねん）109～126頁ぺーじ
• 「人間にんげんの個体こたい認識にんしきの問題もんだい―トマス『スンマ』Ⅰ,q.86,a.1およびq.89.a.4における―」『中世ちゅうせい哲学てつがく研究けんきゅうVERITAS』第だい11号ごう（京大きょうだい中世ちゅうせい哲学てつがく研究けんきゅう会かい、1992年ねん）71～78頁ぺーじ
• 「トマス・アクィナスにおける個こ的てき歴史れきし認識にんしきの普遍ふへん性せい」『中部なかべ哲あきら学会がっかい紀要きよう』第だい27号ごう（中部なかべ哲あきら学会がっかい、1995年ねん）51～65頁ぺーじ
• 「トマスにおける神かみの働はたらきの対象たいしょうとしての個物こぶつ―神かみの内うちに留とまる働はたらきにおける―」『中世ちゅうせい思想しそう研究けんきゅう』第だい32号ごう（中世ちゅうせい哲学てつがく会かい、1990年ねん）106～114頁ぺーじ
• 「トマスにおける神かみの働はたらきの対象たいしょうとしての個物こぶつ―神かみの外そとなる果はてに迄まで及およぶ働はたらきにおける―」『南山神みなみやまかみ学がく・別冊べっさつ』第だい9号ごう（南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん神学しんがく研究けんきゅう室しつ、1992年ねん）177～202頁ぺーじ
• 「トマス神学しんがくにおける「個この普遍ふへん性せい」」『中部なかべ哲あきら学会がっかい年報ねんぽう』第だい51号ごう（中部なかべ哲あきら学会がっかい、2019年ねん）119～129頁ぺーじ
• 「「個物こぶつのイデア」はイデアとして矛盾むじゅんか―トマス・アクィナスのイデア論ろん―」『中部なかべ哲あきら学会がっかい年報ねんぽう』第だい47号ごう（中部なかべ哲あきら学会がっかい、2015年ねん）59～71頁ぺーじ
• 「トマス・アクィナスの神学しんがくにおけるイデア論ろんの位置付いちづけ」『南山神みなみやまかみ学がく・別冊べっさつ』第だい7号ごう（南山大学なんざんだいがく大学院だいがくいん神学しんがく研究けんきゅう室しつ、1989年ねん）1～70頁ぺーじ

外部がいぶリンク

• researchmap 谷口たにぐち 茂しげる
• note 谷口たにぐち 茂しげる
• 谷口たにぐち茂しげる (@thomasaqinas201) - X（旧きゅうTwitter）
• J-GLOBAL 科学かがく技術ぎじゅつ総合そうごうリンクセンター 研究けんきゅう者しゃ情報じょうほう 谷口たにぐち 茂しげる