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近江 おうみ 誠 まこと (おうみ まこと、1941年 ねん 3月18日 にち - )は、スピーチコミュニケーション教育 きょういく の専門 せんもん 家 か 。南山 みなみやま 短期大学 たんきだいがく 名誉 めいよ 教授 きょうじゅ 。日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい 元 もと 会長 かいちょう 。テーマは「ドラマ・スピーチ学 がく の方法 ほうほう を使 つか っての言語 げんご 習得 しゅうとく ―言語 げんご パロール観 かん へのパラダイム転換 てんかん ー」。近江 おうみ メソッドはその中核 ちゅうかく 。現在 げんざい は近江 おうみ アカデミー主宰 しゅさい として、英語 えいご 教師 きょうし 対象 たいしょう にしたワークショップを愛知 あいち 県 けん 名古屋 なごや 市 し と神奈川 かながわ 県 けん (三浦 みうら 郡 ぐん 葉山 はやま 町 まち )で開催 かいさい 。2019年 ねん には瑞 みず 宝 たから 小 しょう 綬章 じゅしょう を受賞 じゅしょう [ 1] 。
幼少 ようしょう 時代 じだい
1941年 ねん 静岡 しずおか 市 し に生 う まれる[ 2] [ 3] 。1963年 ねん 南山大学 なんざんだいがく 英語 えいご 学 がく 英文 えいぶん 学科 がっか 卒業 そつぎょう 後 ご 、愛知 あいち 県立 けんりつ 時 じ 習館高等 こうとう 学校 がっこう 英語 えいご 教諭 きょうゆ 。在職 ざいしょく 中 ちゅう に言語 げんご の研究 けんきゅう が文学 ぶんがく か語学 ごがく に二分 にぶん されている状況 じょうきょう に疑問 ぎもん を抱 いだ き、第 だい 三 さん の道 みち ドラマ・スピーチ学 がく を学 まな ぶために1967年 ねん フルブライト留学生 りゅうがくせい として渡米 とべい 。米国 べいこく ボール州立 しゅうりつ 大学 だいがく 、インディデアナ大学 だいがく 大学院 だいがくいん ドラマ・スピーチ課程 かてい に留学 りゅうがく (M.A.取得 しゅとく )。1971年 ねん 帰国 きこく 後 ご 、南山大学 なんざんだいがく 、名古屋大学 なごやだいがく 、中京大学 ちゅうきょうだいがく の講師 こうし として教鞭 きょうべん をとる。この間 あいだ 、1974年 ねん に南山 みなみやま 短期大学 たんきだいがく 英語 えいご 科 か 専任 せんにん 講師 こうし 、助教授 じょきょうじゅ を経 へ て1984年 ねん 教授 きょうじゅ となる。
24才 さい 高校 こうこう 教員 きょういん 時代 じだい (留学 りゅうがく 前 まえ )1965年 ねん
処女 しょじょ 作 さく の『オーラル・インタープリテーション入門 にゅうもん ―英語 えいご の深 ふか い読 よ みと表現 ひょうげん の指導 しどう 』(1984年 ねん 、大修館書店 たいしゅうかんしょてん )は、日本 にっぽん におけるスピーチコミュニケーションの分野 ぶんや からの応用 おうよう 言語 げんご 教育 きょういく の事実 じじつ 上 じょう 、初 はつ の書 しょ である[ 4] [ 5] 。
後年 こうねん 、この書 しょ が入 はい っている「英語 えいご 教育 きょういく 叢書 そうしょ 」の絶版 ぜっぱん 事件 じけん は、そのまま我 わ が国 くに の言語 げんご 研究 けんきゅう 者 しゃ の言語 げんご 「パロール 」に対 たい する無知 むち 、ソシュール ですら乗 の り越 こ えられなかった壁 かべ 、今 いま に続 つづ くコミュニケーション教育 きょういく の慢性 まんせい 的 てき 不振 ふしん の一 ひと つの象徴 しょうちょう 的 てき なできごとであったと近江 おうみ は述懐 じゅっかい している[ 6] 。
1970、80年代 ねんだい にかけて大学 だいがく 英語 えいご 教育 きょういく 学会 がっかい と日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい を中心 ちゅうしん に精力 せいりょく 的 てき に発表 はっぴょう は続 つづ けていった。そして「オーラル・インタープリテーションを扇 おうぎ の要 よう に置 お きながら、ドラマ、スピーチ、ディベートらのスピーチ学 がく の各 かく 分野 ぶんや の方法 ほうほう を取 と り込 こ んだ活動 かつどう 」の近江 おうみ 案 あん を示 しめ した『英語 えいご コミュニケーションの理論 りろん と実際 じっさい ―スピーチ学 がく からの提言 ていげん 』(研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 、1996年 ねん )[ 7] [ 8] を上梓 じょうし 、同書 どうしょ は前 まえ 著 ちょ からの累積 るいせき 的 てき 業績 ぎょうせき として高 たか く評価 ひょうか され1997年度 ねんど の大学 だいがく 英語 えいご 教育 きょういく 学会 がっかい (JACET)実践 じっせん 賞 しょう を受 う ける。
1979年 ねん より20年間 ねんかん 、ジャパンタイムズ 主催 しゅさい 、文部省 もんぶしょう 後援 こうえん の「テープによるレシテーションコンテスト」の最終 さいしゅう 審査 しんさ 員 いん を歴任 れきにん 、各 かく 地方自治体 ちほうじちたい 、教育 きょういく 委員 いいん 会 かい 、出版 しゅっぱん 社 しゃ などが主催 しゅさい する中学校 ちゅうがっこう ・高等 こうとう 学校 がっこう 教員 きょういん を対象 たいしょう とした研究 けんきゅう 会 かい の講師 こうし を数多 かずおお く務 つと めた。さらに一般 いっぱん 書 しょ としての、『感動 かんどう する英語 えいご !』(文藝春秋 ぶんげいしゅんじゅう 、2003年 ねん )、『挑戦 ちょうせん する英語 えいご !』(文藝春秋 ぶんげいしゅんじゅう 、2005年 ねん )がベストセラーとなり、その教育 きょういく 方法 ほうほう の有効 ゆうこう 性 せい は世 よ に広 ひろ く知 し られることとなった。なおこの機 き に「近江 おうみ メソッド 」という語 かたり の告知 こくち が、「週刊文春 しゅうかんぶんしゅん 」12/18号 ごう やNHK 「当世 とうせい キーワード 」を通 とお してなされている[ 9] 。
南山 みなみやま 短期大学 たんきだいがく
本務 ほんむ 校 こう においては、英語 えいご 科 か 長 ちょう 、学長 がくちょう 補佐 ほさ などの役職 やくしょく にありながらも、一貫 いっかん して学生 がくせい の英語 えいご 指導 しどう に尽力 じんりょく し、英語 えいご の南山 なんざん の信頼 しんらい ・定評 ていひょう を世間 せけん から得 え る中心 ちゅうしん 的 てき な役割 やくわり を担 にな った。
この間 あいだ 、1988年 ねん には米国 べいこく のコロンビア大学 ころんびあだいがく 客員 きゃくいん 研究 けんきゅう 員 いん としての再 さい 渡米 とべい をしている。これはEFLやESL(第 だい 二 に 言語 げんご /・外国 がいこく 語 ご としての英語 えいご 教授 きょうじゅ 法 ほう )が、結局 けっきょく は「言語 げんご ラング観 かん 的 てき な発想 はっそう から出 で てくる「コミュニケーション」であり、スピーチ・ドラマ学 がく の言語 げんご パロール的 てき 応用 おうよう 言語 げんご 修得 しゅうとく 観 かん の優位 ゆうい 性 せい には太刀打 たちう ちできるものではないという当初 とうしょ の予想 よそう を再 さい 確認 かくにん できた有意義 ゆういぎ な”敵陣 てきじん “での生活 せいかつ 体験 たいけん であったと語 かた っている[ 10] 。
『オーラル・インタープリテーション入門 にゅうもん 英語 えいご の深 ふか い読 よ みと表現 ひょうげん の指導 しどう 』、(大修館書店 たいしゅうかんしょてん 1984)
『頭 あたま と心 しん と体 からだ を使 つか う英語 えいご の学 まな び方 かた 』 (研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 1988)
『頭 あたま と心 しん と体 からだ を使 つか う英語 えいご の学 まな び方 かた 』 (研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 1988)
『英語 えいご コミュニケーションの理論 りろん と実際 じっさい ―スピーチ学 がく からの提言 ていげん 』 1996年 ねん 3月 がつ (研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 1996)、*1997年度 ねんど 大学 だいがく 英語 えいご 教育 きょういく 学会 がっかい [JACET]実践 じっせん 賞 しょう
『感動 かんどう する英語 えいご !』 (文藝春秋 ぶんげいしゅんじゅう 2003)
『挑戦 ちょうせん する英語 えいご !』 (文藝春秋 ぶんげいしゅんじゅう 2005)
『間違 まちが いだらけの英語 えいご 学習 がくしゅう ―常識 じょうしき 38のウソとマコト』、(小学館 しょうがくかん 2005) *108頁 ぺーじ ~118頁 ぺーじ が、国立 こくりつ 国語 こくご 研究所 けんきゅうじょ 『現代 げんだい 日本語 にほんご 書 か き言葉 ことば 均衡 きんこう コーパス』に採録 さいろく
『アナログ教育 きょういく の復権 ふっけん !あることば訓練 くんれん の舞台裏 ぶたいうら 思 おも い出 で の朗読 ろうどく 会 かい 』 南山 みなみやま 短期大学 たんきだいがく フラッテン奨学 しょうがく 金 きん (朝日出版社 あさひしゅっぱんしゃ 2019)
『日本人 にっぽんじん のための異 い 文化 ぶんか コミュニケーション』、(北 きた 樹 じゅ 出版 しゅっぱん 1990)
『英語 えいご 音声 おんせい 学 がく と英語 えいご 教育 きょういく ―島岡 しまおか 丘 たかし 教授 きょうじゅ 還暦 かんれき 記念 きねん 論 ろん 文集 ぶんしゅう 』、開 ひらく 隆 りゅう 堂 どう 1992
『英語 えいご 科 か 教育 きょういく 実践 じっせん 講座 こうざ 第 だい 6巻 かん (全 ぜん 18巻 かん ) ―スピーチ・コミュニケーションの指導 しどう 』 (ニチブン株式会社 かぶしきがいしゃ 1992)
『日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい 基本 きほん 図書 としょ 第 だい 3巻 かん ―英語 えいご コミュニケーションの理論 りろん と実際 じっさい 』、(桐原書店 きりはらしょてん 1993)
『日本 にっぽん 社会 しゃかい とコミュニケーション』 三省堂 さんせいどう 2000
『現代 げんだい のエスプリ:特集 とくしゅう :パフォーマンス』 (志文 しぶみ 堂 どう 2001)
『職 しょく 研修 けんしゅう 総合 そうごう 特集 とくしゅう :子 こ どもの対人 たいじん 関係 かんけい 能力 のうりょく を育 そだ てる』 (教育 きょういく 開発 かいはつ 研究所 けんきゅうじょ 2002)
『応用 おうよう 言語 げんご 学 がく 事典 じてん 』(2003年度 ねんど 大学 だいがく 英語 えいご 教育 きょういく 学会 がっかい 賞 しょう 学術 がくじゅつ 賞 しょう :日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい 年次 ねんじ 大会 たいかい 辞書 じしょ ・事典 じてん ・データベース部門 ぶもん 受賞 じゅしょう 対象 たいしょう 著作 ちょさく )共編 きょうへん 著 ちょ (筆頭 ひっとう :小池 こいけ 生 なま 夫 おっと )、(研究 けんきゅう 社 しゃ 2003)
『歴史 れきし に残 のこ る大統領 だいとうりょう の就任 しゅうにん 演説 えんぜつ 』 佐藤 さとう 幸男 ゆきお 田中 たなか 武人 たけひと (翻訳 ほんやく ) (小学館 しょうがくかん 2010)
『プロシード英和 えいわ 辞典 じてん 』 (福武書店 ふくたけしょてん 1988)
教科書 きょうかしょ 等 とう (検定 けんてい 高校 こうこう 教科書 きょうかしょ )[ 編集 へんしゅう ]
Hello, there! Oral Communication A共著 きょうちょ 東京書籍 とうきょうしょせき
Hello, there! Oral Communication C 東京書籍 とうきょうしょせき
Go, English! 1、2共著 きょうちょ 以上 いじょう 1994~1995 東京書籍 とうきょうしょせき
Hello, there! Oral Communication B共著 きょうちょ (大学 だいがく 教科書 きょうかしょ ) (1995)
『モデル英 えい 作文 さくぶん (Model-based Writing)』 朝日 あさひ 出版 しゅっぱん
編著 へんちょ 『カトリック小説 しょうせつ 考 こう ―グレアム・グリーン、遠藤 えんどう 周作 しゅうさく を中心 ちゅうしん に―』(今川 いまがわ 憲次 けんじ 遺稿 いこう 集 しゅう )南雲 なぐも 堂 どう
「オーラル・インタープリテーション―「教養 きょうよう 英語 えいご 」と「実用 じつよう 英語 えいご 」の接点 せってん 」、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 2号 ごう (1974)・「オーラル・インタープリテーション(2) ―意味 いみ 的 てき 単位 たんい と模倣 もほう 作文 さくぶん 」、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 3号 ごう (1975)
「オーラル・インタープリテーション(2) ―意味 いみ 的 てき 単位 たんい と模倣 もほう 作文 さくぶん 」、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 3号 ごう (1975)
「Oral Interpretation (3) ― Moby Dickの含 ふく む問題 もんだい 点 てん 」、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 4号 ごう (1976)
「The SLE Structures for Interpretive Analysis」、日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい 機関 きかん 誌 し 『Speech Communication Education』(1987)
「アメリカの朗読 ろうどく 教育 きょういく 」、1987年 ねん 12月、明治 めいじ 書院 しょいん 『日本語 にほんご 学 がく 』12月 がつ 号 ごう (1987)
「パフォーミング・アーツからみたコミュニケーション・コンピテンス」、日本 にっぽん コミュニケーション研究 けんきゅう 者 しゃ 会議 かいぎ 『PROCEEDINGS』 (1993)
INTENTIONAL LANGUAGE INPUT through Oral Interpretation and Mode Conversion、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』27号 ごう (1999)
グローバル化 か 時代 じだい の外国 がいこく 語 ご 教育 きょういく を考 かんが える単 たん 著 ちょ 、社団 しゃだん 法人 ほうじん 日本 にっぽん 繊維 せんい 機械 きかい 学会 がっかい 誌 し 『繊維 せんい 機械 きかい 学会 がっかい 誌 し 』第 だい 53巻 かん 第 だい 1号 ごう (617号 ごう )(2000)
「文学 ぶんがく 作品 さくひん を生 い きた言葉 ことば としてーオーラル・インタープリテーションから変身 へんしん 劇 げき へ」(上 うえ )(下 した )単 たん 著 ちょ 、研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 「英語 えいご 青年 せいねん 」1,・2月 がつ 号 ごう (2001)
「パフォーマンスAB×陰陽 いんよう 同時 どうじ 進行 しんこう の構造 こうぞう -オーラル・インタープリテーションと変身 へんしん 劇 げき による能力 のうりょく 開発 かいはつ ―」、2002年 ねん 12月、国際 こくさい パフォーマンス学会 がっかい 『パフォーマンス研究 けんきゅう 〈Journal of Performance Studies: Japan〉』No.9 (2002)
「戦争 せんそう とレトリック―インタープリテーションの視点 してん から」、『日本 にっぽん コミュニケーション研究 けんきゅう 者 しゃ 会議 かいぎ 『プロシーディングズ』 (2004)
「なぜわたしはスピーチ・コミュニケーションを専攻 せんこう したか」(共同 きょうどう テーマ) 2009年 ねん 5月 がつ 、『日本 にっぽん コミュニケーション研究 けんきゅう 者 しゃ 会議 かいぎ プロシーディングズ』 (2009)
「コミュニケーション学 がく と演劇 えんげき 」共同 きょうどう 、日本 にっぽん コミュニケーション学会 がっかい 『ヒューマンコミュニケーションスタディーズ』 (2009)
「コミュニケーション的 てき 精読 せいどく =批判 ひはん 的 てき 味読 みどく 指導 しどう の素描 そびょう :君 くん は「神 かみ 」など見 み ていない!ただ「紙 かみ 」をみているだけだ!-「主 ぬし の祈 いの り」〈The Lord’s Prayer〉から「誰 だれ が為 ため に鐘 かね は鳴 な る」(For Whom the Bell Tolls)の目線 めせん の違 ちが いと声 こえ の大 おお きさの意味 いみ すること」、『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』36号 ごう (創立 そうりつ 40周年 しゅうねん 記念 きねん 号 ごう ) (2008)
「オーラル・インタープリテーションとは何 なに か?何 なに のためにするのか?」『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 37号 ごう (2009)
「仮想 かそう レトリカル・スピーチ訓練 くんれん 」『南山 なんざん 短期大学 たんきだいがく 紀要 きよう 』第 だい 37号 ごう (2009)
「ことばの力 ちから 、ことば以外 いがい の力 ちから ] リレーコラム コミュニケーションの能力 のうりょく 認定 にんてい 委員 いいん 会 かい (2012)
「スピーチ―間断 かんだん なきコミュニケーション線 せん の中 なか で捉 とら えよ」 リレーコラム コミュニケーションの能力 のうりょく 認定 にんてい 委員 いいん 会 かい (2013)
「朗読 ろうどく 訓練 くんれん で培 つちか うコミュンケーション能力 のうりょく 」 リレーコラム コミュニケーションの能力 のうりょく 認定 にんてい 委員 いいん 会 かい (2014)
〈巻頭 かんとう 論文 ろんぶん 〉「声 こえ と体 からだ を使 つか う意義 いぎ ―“英会話 えいかいわ “は幻 まぼろし にして実体 じったい ではないこと」特集 とくしゅう :声 こえ に出 だ して学 まな ぶ英語 えいご 、2016年 ねん 10月 がつ 、三友 さんゆう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 『新 しん 英語 えいご 教育 きょういく 』10月 がつ 号 ごう (2016)
「フルブライトを挟 はさ んで―英語 えいご と私 わたし 」The Fulbrighter in Nagoya No.28 (2020)
笹竜胆 ささりんどう 家紋 かもん
南山大学 なんざんだいがく 名誉 めいよ 教授 きょうじゅ の今川 いまがわ 憲次 けんじ は、近江 おうみ 一族 いちぞく を覆 おお う力 ちから に対 たい して「ミューズの神 かみ の祝福 しゅくふく 」といういい方 かた をしている[ 11] 。父 ちち が近江 おうみ 晃 あきら 、東京芸大 とうきょうげいだい 出身 しゅっしん (当時 とうじ 東京 とうきょう 美術 びじゅつ 学校 がっこう 卒業 そつぎょう )の工芸 こうげい 家 か [ 11] [ 12] 。その母 はは 、治子 はるこ 、近江 おうみ の祖母 そぼ )は文展 ぶんてん (今 いま の日展 にってん )の出品 しゅっぴん 作家 さっか でその絵 え を照 あきら 見 み 皇太后 こうたいごう が購入 こうにゅう している夭折 ようせつ の閨 ねや 秀 しゅう 日本 にっぽん 画家 がか 。治子 はるこ の祖父 そふ 、小林 こばやし 古径 こけい は徳川 とくがわ 時代 じだい 末期 まっき の武 たけ 州 しゅう の書道 しょどう 家 か である[ 11] 。
一方 いっぽう 、祖父 そふ の近江 おうみ 湖 こ 雄三 ゆうぞう (おうみ こおぞう)は東京 とうきょう ・阿佐ヶ谷 あさがや に医院 いいん を構 かま えていた一大 いちだい の通人 つうじん で当時 とうじ よりレコード吹込 ふきこ みなどもしていた産婦人科 さんふじんか 医師 いし 、日本 にっぽん の無痛 むつう 分娩 ぶんべん の創始 そうし 者 しゃ 。医学 いがく 最初 さいしょ の患者 かんじゃ はドイツ国 こく ミュンヘン大学 だいがく 留学 りゅうがく 中 ちゅう に知 し り合 あ った与謝野 よさの 晶子 あきこ の五 ご 男 なん の健 けん を順天堂大 じゅんてんどうだい で取 と り上 あ げている[ 13] [ 14] 。湖 みずうみ 雄 ゆう 三 さん の後妻 ごさい 、近江 おうみ 満子 みつこ は晶子 あきこ の親友 しんゆう の歌 うた 仲間 なかま 。晶子 あきこ の『冬 ふゆ 柏 かしわ 』は晶子 あきこ 亡 な き後 あと は近江 おうみ 病院 びょういん が版元 はんもと となって、満子 みつこ の死後 しご は「晶子 あきこ なく第 だい 二 に の晶子 あきこ またゆきぬ/誰 だれ れつぐべきか斯かる大名 だいみょう 」(西島 にししま 元 もと 甫 はじめ )の追悼 ついとう 歌 か が詠 よ まれている[ 15] 。満子 みつこ の子供 こども たちはカトリック修道院 しゅうどういん 長 ちょう 、日本 にっぽん 舞踊 ぶよう の家元 いえもと の妻 つま 、そして近江 おうみ 自身 じしん の先妻 せんさい 、クラシックバレエの市川 いちかわ せつ子 こ 、長女 ちょうじょ の奈央 なお はドイツのプリマバレリーナ。近江 おうみ の父親 ちちおや の「絵描 えか きだから彫刻 ちょうこく のことは知 し らないという考 かんが えは誤 あやま りである」は近江 おうみ メソッドの根底 こんてい に流 なが れているのか<読 よ みが得意 とくい だから話 はな せないというのは、本当 ほんとう には読 よ めず、話 はな せるが読 よ みは苦手 にがて というのも本当 ほんとう には話 はな せてはいない>という多 た 即 そく 一 いち 、一 いち 即 そく 多 た の思考 しこう 法 ほう につながっている[ 16] 。
^ “近江 おうみ 誠 まこと 名誉 めいよ 教授 きょうじゅ 瑞 みず 宝 たから 小 しょう 綬章 じゅしょう 受章 じゅしょう ”. 南山大学 なんざんだいがく (2019年 ねん 11月7日 にち ). 2020年 ねん 5月 がつ 2日 にち 閲覧 えつらん 。
^ 近江 おうみ 誠 まこと 『頭 あたま と心 しん と体 からだ を使 つか う英語 えいご の学 まな び方 かた 』 研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん
^ 近江 おうみ 誠 まこと 「フルブライトを挟 はさ んで―英語 えいご と私 わたし 」『The Fulbrighter in Nagoya』第 だい 29号 ごう 、名古屋 なごや フルブライト・アソシエーション、2020年 ねん 2月 がつ 、ISSN 2188-0638 。
^ 近江 おうみ 誠 まこと 『オーラル・インタープリテーション入門 にゅうもん --英語 えいご の深 ふか い読 よ みと表現 ひょうげん の指導 しどう 』、大修館書店 たいしゅうかんしょてん 1984年 ねん
^ 原岡 はらおか 笙子 しょうこ (書評 しょひょう ) 『オーラル・インタープリテーション入門 にゅうもん --英語 えいご の深 ふか い読 よ みと表現 ひょうげん の指導 しどう --』、JACET通信 つうしん 53号 ごう 書評 しょひょう 大学 だいがく 英語 えいご 教育 きょういく 学会 がっかい 1994年 ねん
^ 鈴木 すずき 基 はじめ 伸 しん 近江 おうみ 先生 せんせい にきく」(インタビュー記事 きじ )(「近江 おうみ アカデミ ー」HP)
^ 近江 おうみ 誠 まこと 『英語 えいご コミュニケーションの理論 りろん と実際 じっさい ―スピーチ学 がく からの提言 ていげん 』、研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん 、1996年 ねん
^ 『現代 げんだい 英語 えいご 教育 きょういく 』(書評 しょひょう )研究 けんきゅう 社 しゃ 出版 しゅっぱん
^ 名村 なむら さえ「カリスマ英語 えいご 教師 きょうし のマル秘 ひ テキスト公開 こうかい :スピーチ英語 えいご で学 まな ぶ近江 おうみ メソッド」『週刊文春 しゅうかんぶんしゅん 』 平成 へいせい 15年 ねん 12月18日 にち 号 ごう
^ 講義 こうぎ 概要 がいよう 参考 さんこう 文献 ぶんけん データベース「英語 えいご 教育 きょういく :京都外国語大学 きょうとがいこくごだいがく
^ a b c 今川 いまがわ 憲次 けんじ 「ジゼル公演 こうえん を駕 が す」市川 いちかわ せつ子 こ バレエ団 だん 第 だい 24回 かい 定期 ていき 公演 こうえん プログラム、1981年 ねん
^ 近江 おうみ 晃 あきら 「漆器 しっき の発展 はってん 史 し 」『ふるさと百 ひゃく 話 わ 』10静岡新聞社 しずおかしんぶんしゃ 、1973年 ねん
^ 奥村 おくむら 俊之 としゆき (北里大学 きたさとだいがく 病院 びょういん )「わが国 くに の無痛 むつう 分娩 ぶんべん 第 だい Ⅰ例 れい 目 め は与謝野 よさの 晶子 あきこ の分娩 ぶんべん ?麻酔 ますい 第 だい 60巻 かん 10号 ごう 別冊 べっさつ
^ 平子 ひらこ 恭子 きょうこ 年表 ねんぴょう 作家 さっか 読本 とくほん 『与謝野 よさの 晶子 あきこ 』 河出書房新社 かわでしょぼうしんしゃ 1995年 ねん
^ 香 こう 内 ない 信子 のぶこ 『与謝野 よさの 晶子 あきこ 昭和 しょうわ 期 き を中心 ちゅうしん に』,P.152 ドメス出版 しゅっぱん 1993年 ねん
^ 近江 おうみ メソッドを語 かた る…外山 とやま 恩 おん さん(葉山 はやま 教室 きょうしつ と宮崎 みやざき 菜摘 なつみ さん(名古屋 なごや 教室 きょうしつ )
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