錯視
おもな幾何 学 的 錯視
[ミュラー・リヤー錯視
[ミュラー・リヤー
また、この
ツェルナー錯視
[ヘリング錯視
[ポンゾ錯視
[フィック錯視
[フィック
ポッゲンドルフ錯視
[デルブーフ錯視
[デルブフ
オッペル・クント錯視
[まずは
フレイザー錯視
[フレイザー
なお、
ミュンスターバーグ錯視 ・カフェウォール錯視
[エビングハウス錯視
[ジャストロー図形
[ジャストロー
その他 の幾何 学 的 錯視
[- ヴント
錯視 - ヘリング
錯視 の逆 に当 たる。今度 は平行 線 が反 り返 って見 える。 - オービソン
錯視 - ヘリング
錯視 と同 じ原理 で、同心円 の上 に描 かれた正方形 がゆがんで見 える。 - ザンダー
錯視 同 じ長 さの対角線 が描 く平行四辺形 の形 によって、別 の長 さに見 える(鈍角 の方 が長 く見 える)錯視 。- ボールドウィン
錯視 同 じ長 さの平行 な線分 を描 き、片方 の始点 と終点 には大 きな図形 を、もう片方 には小 さな図形 を描 くと、線分 が異 なった長 さに見 える錯視 。- ジャッド
錯視 二 等分 線 の両 端 に、片方 は外 向 けに、もう片方 は内 向 けに矢 状 の羽 を付 けると、等分 されたはずの線分 の長 さが異 なって見 える。羽 の角度 が鋭 いほど錯視 は顕著 になる。ミュラーリヤー錯視 の一種 といわれる。- ヘフラーの
図形 放射状 の線 の上 に線分 を引 くと、曲 がって見 える錯視 。任意 に交差 させた線分 だと、なお効果 的 である。盛 永 の錯視 垂直 な線 を描 き、それに接 する鋭角 を左右 対称 に描 く。垂直 線 を消 せば、互 いの鋭角 の接点 が垂直 でなく見 える。小保内 の角度 錯視 垂直 線 の先端 が、斜線 が延長線 上 で交 わるように線分 を引 いた場合 、斜線 が実際 の交点 より内側 に見 える。ポッゲンドルフ錯視 の一種 。内藤 の重力 レンズ錯視 平行四辺形 の交点 4箇所 にドットを打 ち、その周辺 に任意 の円 を描 く(接 してはいけない)。すると、平行四辺形 がいびつな四角形 に見 える。1991年 に内藤 率 いるNTTの研究 グループが発表 した。- レニー
錯視 斜 めの線 に接 するように45度 角 を描 く。同 じ角度 なのに、上下 で角度 が異 なって見 える。- ブルンズウィック
錯視 (ヘフラーの湾曲 対比 ) 二 つの緩 やかな彎曲 線 を描 き、それを強 い彎曲 線 と弱 い彎曲 線 で囲 ってやると、弱 い彎曲 線 の方 が曲 がりが強 く見 える。ヘフラー彎曲 対比 とも呼 ばれる。- エーレンシュタイン
錯視 田 の図形 で十字 に交 わる線分 の交点 部分 を消 すと、その周 りに円形 が浮 かび上 がる錯視 。- リップスの
方向 錯視 平行 な三 本線 を引 き、外側 の2つの直線 の両 端 に屈折 した平行 線 を描 く。すると三 本線 の真 ん中 が平行 ではない線分 に見 えてしまう。- リップスの
湾曲 錯視 大 きさの異 なる円 を水平 線 上 に並 べる。真 ん中 を大 きく端 を小 さく揃 えると、水平 線 が弧 を描 いているように見 える錯視 。- シェリー
錯視 等間隔 の片方 は短 い、もう片方 は長 い二 組 の平行 線 を描 く。短 い平行 線 の方 が間隔 が広 く見 える。この錯視 は他 の学者 も発表 しているが、当 文献 ではシェリーが一番 古 いとされる。- ザンフォリン
錯視 円形 を二 つ描 き、その円 の間 と円 の直径 を等 しくする。すると、両 円 の間 の方 が広 く見 える。- ウェイト・マッサロの
錯視 - ミュラー・リヤー
錯視 の応用 。合同 な長方形 に矢 羽 を付 けた場合 、内向 の図形 の方 が縦 の幅 が広 く見 える。 - ヘルムホルツの
正方形 合同 の正方形 を二 つ描 き、片方 を縦縞 、片方 を横縞 にして四 辺 を消 してしまうと、縦縞 は横長 に、横縞 は縦長 に見 えてしまう錯覚 。- プルドン
錯視 鋭角 の鋭 い三角形 2つを一直線 上 に斜 めに並 べると、折 れ曲 がって見 える錯視 。- ジョバネッリの
錯視 合同 な二 つの図形 を並列 させる。その中心 にドットを打 つ。すると、双方 の点 の位置 が中心 から外 に逸 れて見 える。- ギラム
錯視 水平 な直線 を台形 で遮 り、間 の軌跡 を消 すと、水平 線 がずれて見 える錯視 。ポッゲンドルフ錯視 に類似 している。- デイの
正弦 錯視 平行 線 で正弦 を描 くと、弧 の部分 が短 く見 える。- バーゲン
錯視 白 い対角線 と黒 い図形 で囲 まれた格子戸 の交点 上 に、無数 の黒点 のスプライトが見 える錯視 。この錯視 は斜 め45度 から見 ると錯覚 が弱 まる[10]。- カニッツァの
三角形 描 いてないはずの三角形 が浮 かび上 がる錯視 。形 の残像 を利用 したもの。- エイムスの
窓 動 きのある錯視 。円筒 の中 を左右 往復 する平行四辺形 が、回転 する長方形 にも見 える錯視 。- メッツガーの
図形 円 を描 き、両 端 を残 して後 ははみ出 るように別 の図形 で隠 すと、円 が楕円 形 に見 える。図形 は縞 模様 の長方形 だと、度合 いが顕著 になる。- ネッカーの
立方体 線分 だけの立方体 で全 ての辺 を描 くと、2種類 の図形 に見 える錯視 。- シュレーダーの
階段 描 いた階段 が逆 さの向 きにも見 える錯視 。応用 したものとして、クレーター錯視 がある。- クレーターの
錯視 凸面 の図形 は凹面にも見 えるという錯視 。月面 のクレーターが隆起 した地形 にも見 えることから名付 けられた。- シェパードの
錯視 - 2つの
平行四辺形 の片方 を斜 めに傾 け、離 して置 くと異 なった図形 に見 える錯視 。 市松 模様 の錯視 市松 模様 が左 、上 に歪 んで見 える錯視 。- ルキーシュ
錯視 重 ならないように等間隔 の正方形 を二 つ描 く。その正方形 の一 頂点 から対角線 上 の点 を通 る平行 線 を等間隔 で引 いていく。すると、対角線 と交 わる辺 が飛 び出 し、正方形 が歪 な四角形 に見 える錯視 。- ロッド・フレーム
錯視 - ロッドは
棒 、フレームは枠 を表 す。垂直 線 を一本 描 き、それを正方形 で囲 みその正方形 を傾 けていくと、垂直 線 も次第 に傾 いて見 える錯視 。発見 者 はAl Behとされている。 - トランスキー
錯視 複数 の円 を任意 的 に一部分 だけを切 り出 す。一 つは三 分 の一 ほど、他 はそれより短 く取 っていく。すると、元 の部分 は合同 であるはずなのに、より短 く切 り取 られた曲線 の方 が平行 に見 えてしまう。- ボッティ
錯視 - 2
種類 存在 する。等 しい垂直 距離 の図形 を、一 つは垂直 線 のみで、もう一 つは斜線 のみで構成 する。すると、斜線 のみの図形 の方 が間隔 が長 く見 える錯視 。等 しい垂直 距離 の図形 を、一 つは平行 線 のみ、もう一 つは同 じく平行 線 だが斜 めにずらしていく。すると、斜 めにずらした図形 の方 が間隔 が短 く見 える錯視 。
- ラスカ
錯視 平行 線 の両 端 から、片方 は鈍角 に交 わる直線 を、もう片方 には鋭角 に交 わる同 じ長 さの直線 を引 く。すると、鋭角 に交 わる直線 の方 が長 く見 える錯視 。あまり知 られていない錯視 であるが、ミュラー=リヤー錯視 の根本 概念 を覆 す錯視 であると記 されている。- ロエブ
錯視 平行 線 上 に、等 しい直線 を2つ取 る。片方 はその上 に平行 線 を、もう片方 には等間隔 で下 に平行 線 を引 く。すると、元 の2本 の平行 線 がずれているように見 える錯視 。- シューマン
錯視 - 2つの
図形 の間隔 が等 しいとき、大 きい図形 に阻 まれたものは狭 く見 え、狭 い図形 に阻 まれたものは広 く見 える錯視 。 - ヴィカリオ
錯視 等間隔 に垂直 な縦 棒 を並 べていき、2つの正方形 (に見 える形 )を作 る。片方 は長 い棒 、もう片方 は短 い棒 で作 ると、短 い棒 で作 った正方形 の方 が明 らかに縦 棒 同士 の間隔 が広 く見 える錯視 。- ジェルビーノ
錯視 任意 の正多角形 の頂点 を隠 すように合同 な正三角形 を規則 的 (必 ず辺 が交 わるように)に置 いていくと、元 の多角 形 がずれて見 える錯視 。- カラの
正方形 錯視 塗 りつぶさないことが条件 で、辺 が太 い2つの合同 な正方形 をぎりぎり辺 に交 わらないぐらいに2つ並 べ、お互 い平行 線 に沿 ってずらしていくと、2つの正方形 がお互 い傾 いて見 える錯視 。- ビンナの
角度 錯視 - 2つの
合同 な正多角形 を描 き、その角 と同 じだけの黒 く塗 りつぶした長方形 を用意 する。片方 には全 ての頂点 に交 わるように長方形 を敷 いていき(ただし、多角 形 と交 わった内側 部分 は消 す)、もう一 つは全 ての辺 に接 するように長方形 を敷 いていく。すると、頂点 と交 わった正多角形 の方 がより角 が鋭 く見 え、辺 と交 わった正多角形 はより円形 に見 える。 和田 ・田中 の角度 錯視 同 角度 の鋭角 を持 つ図形 を2種 用意 し、片方 は線分 を短 く、もう片方 は線分 を長 くする。すると線分 が短 い方 が、より鋭角 気味 に見 える錯視 。- ギブソン
錯視 任意 の平行 線 を引 き、その間 に弧 を描 くと、平行 線 が弧 と反対 向 きの弧状 に見 える錯視 。また、合同 な弧 を二 本 描 き、その始点 と終点 の接点 上 を始点 と終点 にした線分 を描 くと、その線分 も弧状 に見 える。提灯 の錯視 心理 学者 北岡 明 佳 が発表 した錯視 。合同 な円形 でも、斜線 に囲 まれた円 は囲 まれていない円 より小 さく見 える錯視 。形 が提灯 に似 ていることから名付 けられた。
ポップル錯視 (文字 列 傾斜 錯視 )
[色 に関 する錯視
[色 の錯視
[色 の対比 色 の同化 - マッハバンド
- シュブルール
錯視 : マッハの帯 と混同 されることが多 い。 - パザルリ
錯視 - ムンカー
錯視 - ネオン
色 拡散 - ベンハムの
独楽 :白 と黒 で塗 り分 けた独楽 を回 すと、色 感覚 が生 まれるという錯視 。
色 の同化
[チェッカーシャドウ錯視
[この
錯視 の原因
[しかし、
脚注
[- ^
文部省 、日本 心理 学会 編 『学術 用語 集 :心 理学 編 』日本 学術 振興 会 、1986年 。ISBN 4-8181-8602-3 。 - ^ a b c
北岡 明 佳 2010, p. 2. - ^ a b ジャック・ニニオ 2004, p. 128.
- ^
北岡 明 佳 2010, p. 1. - ^ Oppelによって1855
年 に示 されたのが最初 とする資料 も存在 する。これは、Oppelがフィック錯視 を錯視 として研究 した初 の研究 者 であることによる。 - ^ a b
北岡 明 佳 2010, p. 10. - ^
北岡 明 佳 2010, p. 8. - ^ a b c
北岡 明 佳 2010, p. 24. - ^ “
同心円 の集 まりなのに渦巻 きに見 える(フレーザー錯視 )”, Newton別冊 脳 はなぜだまされるのか?錯視 完全 図解 (ニュートン プレス): p. 94, (2007-10-01) - ^
北岡 明 佳 2007, p. 101. - ^
新井 仁之 ;新井 しのぶ (2012年 4月 2日 ). “文字 列 傾斜 錯視 作品 集 ”.錯視 の科学 館 . 2015年 2月 24日 閲覧 。 - ^ 「
科 研 交付 」は北岡 が考案 したものである。 - ^ “
色 同化 |学習 支援 ツール”.色 と光 の能力 テストTOCOL(トーコル). 2011年 8月 20日 閲覧 。 - ^ Brandon Keim (2008
年 11月21日 ). “Eye Flicker Explains 'Enigma' Optical Illusion” (英語 ). Wired Science. 2013年 9月 18日 閲覧 。 - ^ NTT
物性 科学 基礎 研究所 . “錯視 色彩 の錯視 ムンカー錯視 ”. Illusion Forum イリュージョンフォーラム. 2013年 9月 18日 閲覧 。
参考 文献
[後藤 倬男・田中 平八 編 編 『錯視 の科学 ハンドブック』東京大学 出版 会 、2005年 。ISBN 4-13-011115-9。 -一連 の幾何 学 錯視 図形 (ツェルナー、ポンゾ、ポッゲンドルフ、フィック、オッペル・クント、デルブーフ)は本編 の参考 図 及 び、各 錯視 における定義 を参考 に市販 図形 描画 ツールにて作成 した。また、その他 の幾何 学 錯視 における説明 も本誌 の凡例 を参考 にしたものである。北岡 明 佳 『錯視 入門 』朝倉書店 、2010年 6月 30日 。ISBN 9784254102260。全国 書誌 番号 :21798667。- ジャック・ニニオ
著 、鈴木 光太郎 、向井 智子 訳 『錯視 の世界 古典 からCG画像 まで』(初版 )新 曜社、2004年 2月 25日 。 北岡 明 佳 『だまされる視覚 錯視 の楽 しみ方 』(初版 )化学 同人 、2007年 1月 20日 。ISBN 9784759813012。全国 書誌 番号 :21264368。
関連 項目
[錯覚 - ハーマングリッド
- ホワイト
効果 - ストロボ
効果 - ホロウマスク
錯視 - トロンプ・ルイユ
月 #視覚 的 特徴 - 閃輝
暗 点 空目 - コリジョンコース
現象 - ゲシュタルト
心理 学 - The dress -
青 と黒 のドレスが人 によっては白 と金色 に見 える写真
外部 リンク
[- “ILUSÕES DE ÓTICA” (ポルトガル
語 ). 2013年 9月 18日 閲覧 。 科学 技術 振興 機構 . “マインド・ラボ”. JSTバーチャル科学 館 . 2013年 9月 18日 閲覧 。- “Optical illusion” (
英語 ). 2013年 9月 18日 閲覧 。 北岡 明 佳 (2013年 9月 16日 ). “北岡 明 佳 の錯視 のページ”.立命館大学 . 2013年 9月 18日 閲覧 。- NTT
物性 科学 基礎 研究所 . “錯視 と錯聴を体験 !Illusion Forum イリュージョンフォーラム”. 2013年 9月 18日 閲覧 。 - Visual Illusions - スカラーペディア
百科 事典 「錯視 」の項目 。