黒門くろもん市場いちば

黒門くろもん市場いちばの出入口でいりぐち

アーケード内部ないぶ

黒門くろもん市場いちば（くろもん いちば）は、大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く日本橋にほんばし1丁目ちょうめ・2丁目ちょうめに所在しょざいする市場いちば、商店しょうてん街がい。

堺さかい筋すじから一ひとつ東ひがしの筋すじを中心ちゅうしんに、千日前せんにちまえ通どおりの南側みなみがわに展開てんかいする。商店しょうてん街がいの類型るいけいは超ちょう広域こういき型がた商店しょうてん街がいで、キの字形じけいに伸のびる総そう延長えんちょう距離きょり約やく580メートルのアーケード街がいにおよそ150～160店舗てんぽが軒のきを連つらねる（2019年ねん時点じてん）。商店しょうてん街がいは7つの町会ちょうかいで構成こうせいされており、生鮮せいせん三さん品ひんを始はじめとする食料しょくりょう品ひんを幅広はばひろく扱あつかう。大阪おおさかにおいては、東成ひがしなり区くの鶴橋つるはし市場いちば、豊中とよなか市しの豊南ほうなん市場いちばなどと並ならんで食しょくの宝庫ほうことして知しられる。

歴史れきし

圓明寺えんみょうじ市場いちば

江戸えど時代じだい、当とう地域ちいきの西にし寄よりの地ちには黒くろ塗ぬりの山門さんもんを構かまえた「圓明寺えんめいじ（えんみょうじ）」という浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は寺院じいんがあった。その山門さんもん、すなわち黒くろ門もんの前まえで鮮魚せんぎょ商人しょうにんらが市しを営いとなみ始はじめたのは、江戸えど時代じだい後期こうき前半ぜんはんにあたる文政ぶんせい年間ねんかん（1818-1831年ねん間あいだ）の頃ころで、これが黒門くろもん市場いちばの起源きげんであるという。もっとも、圓明寺えんめいじがあった時代じだいには寺てら名めいにちなんで「圓明寺えんみょうじ市場いちば」と呼よばれていた。

南みなみの大火たいか

1912年ねん（明治めいじ45年ねん）1月がつ16日にち、南みなみの大火たいか（難波なんば大火たいか。cf. 千せん日にち前まえ#ミナミの大火たいか後ご）が発生はっせいすると、火ひの手ては圓明寺えんみょうじにも延のび、山門さんもんを含ふくむ伽藍がらんのことごとくが焼失しょうしつしてしまった。大火たいかの後のち、圓明寺えんめいじは大阪おおさか府ふ中河内なかかわち郡ぐん矢田やた村むら（現げん・大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し東住吉ひがしすみよし区く照ケ丘矢田てるがおかやた^{てるがおかやた}）へ移転いてんし、現在げんざいに到いたる。一方いっぽうで、圓明寺えんみょうじ移転いてん後ごの当とう地域ちいきでは、かつてあった「圓明寺えんみょうじの黒門くろもん」が市場いちばの名前なまえとして引ひき継つがれることになり、つまりは大正たいしょう時代じだいの始はじまる頃ころから「黒門くろもん市場いちば」と呼よばれるようになった。

玉造たまつくり門前もんぜんの黒門くろもん市場いちば

「黒門くろもん市場いちば」なる市場いちばは、歴史れきし上じょうはほかにもあった。そもそも、黒くろ塗ぬりの門もんは日本語にほんごで「黒門くろもん」と呼よばれることが多おおいので、その門前もんぜんに市しが立たてば、その場ばは「黒門くろもん市場いちば」と呼よばれておかしくない。

江戸えど時代じだい前期ぜんき、豊臣とよとみ大だい坂城さかき（豊臣とよとみ政権せいけん時代じだいの大だい坂城さかき）の南東なんとうにあった玉造たまつくり門もん（※現在げんざいの大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く玉造たまつくり1丁目ちょうめに所在しょざいした）が黒くろ塗ぬりの門もんであったことから、この門もんを「黒門くろもん」と通称つうしょうし、その門前もんぜんで開ひらかれていた西成にしなり郡ぐんの玉造たまつくり村むらなどで産さんするシロウリ（越えつ瓜ふり、白瓜しろうり）の市場いちばを「黒門くろもん市場いちば」と呼よぶようになった。玉造たまつくり村むらを主おも産地さんちとする西成にしなり名産めいさんの越えつ瓜ふり（白瓜しろうり）は「玉造たまつくり黒門くろもん越えつ瓜ふり（玉造たまつくり黒門くろもん白瓜しろうり）」（cf. なにわ野菜やさい）と呼よばれるようになり、「くろもん」の愛称あいしょうでも親したしまれた。江戸えど時代じだいも半なかばに差さし掛かかると、火ひが着ついた伊勢神宮いせじんぐうへのお蔭かげ参まいりの熱量ねつりょうが全国ぜんこくに伝播でんぱし、江戸えど時代じだい後期こうきには地元じもとの玉造たまつくり稲荷いなり神社じんじゃも参詣さんけい客きゃくで大おおいに賑にぎわうようになる。そのようななか、黒門くろもん市場いちばも隆盛りゅうせいしたという。しかし明治めいじ時代じだいに入はいってからは次第しだいに衰おとろえ、明治めいじ時代じだい半なかばに消滅しょうめつした。本ほん項こうで解説かいせつしている圓明寺えんみょうじ市場いちば（日本橋にほんばしの黒門くろもん市場いちば）と長ながく並存へいそんしていたわけであるが、玉造たまつくり門前もんぜんの黒門くろもん市場いちばは圓明寺えんみょうじ市場いちばが「黒門くろもん市場いちば」と呼よばれ始はじめる大正たいしょう時代じだい初頭しょとうより20年ねん以上いじょう前まえに消きえていて、異こと所しょ同名どうめいの市場いちばとして並立へいりつすることは無なかった。

戦前せんぜん・戦中せんちゅう

1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）3月13日にちの深夜しんやから翌よく14日にちにかけて第だい1回かい大阪大おおさかだい空襲くうしゅうがあり、周辺しゅうへん一帯いったいと共ともに黒門くろもん市場いちばは焼やけ野原のはらとなった。

戦後せんご

戦後せんご（第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ご）になると、黒門くろもん市場いちばの戦災せんさい跡地あとちには大阪おおさか府ふの払はらい下さげバラック住宅じゅうたくが建設けんせつされ、逸早いちはやく復興ふっこうを遂とげる。「浪速なにわの台所だいどころ」「大阪おおさかの胃袋いぶくろ」として賑にぎわい始はじめ、とりわけ年末ねんまつには数すう多おおくの買かい物もの客きゃくが訪おとずれるようになっていった。1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん）には黒門くろもん市場いちば組合くみあい（現げん・黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい振興しんこう組合くみあい）が発足ほっそくした。組合くみあいは戦前せんぜんもあったが、詳細しょうさいは不明ふめいである。

1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）から1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）にかけては夜店よみせの全盛期ぜんせいきであった。それまでテント式しきであったアーケードを順次じゅんじ鉄骨てっこつ式しきに換かえていったのはこの時代じだいである。1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）には、黒門くろもん市場いちば振興しんこう組合くみあいの加盟かめい店てんが167軒けんとなり、全ぜん従業じゅうぎょう員いんは約やく750名めいを数かぞえた。1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）頃ごろからは、外交がいこう販売はんばいによる販路はんろ拡張かくちょうを図はかり始はじめた。

21世紀せいき

2000年代ねんだい以前いぜんの黒門くろもん市場いちばには飲食いんしょく店てんがおよそ20軒けんほどあり、黒門くろもん市場いちば関係かんけい者しゃや地域ちいき住民じゅうみんを相手あいてにしたうどん屋やなどの大衆たいしゅう食堂しょくどうが大半たいはんであった。2010年代ねんだいには、立地りっちを活いかして新鮮しんせんな魚介ぎょかい類るいを使つかった料理りょうり店てん・居酒屋いざかやなども増ふえていった。

2010年代ねんだい前期ぜんき後半こうはん（※おおよそ2014年ねんから2015年ねん頃ころに始はじまる）には、観光かんこう立国りっこくとインバウンド消費しょうひの拡大かくだいに官民かんみんが一体いったいとなって取とり組くみ、全国ぜんこく各地かくちで様々さまざまな成果せいかが上あがっていたが、黒門くろもん市場いちばもこの頃ころからアジアを中心ちゅうしんに「日本にっぽんへ行いったら立たち寄よるべき有名ゆうめいスポット」の一ひとつとして海外かいがいメディアで取とり上あげられることが多おおくなり、分わかりやすくて面白おもしろいインバウンド消費しょうひの成功せいこう例れいとして日本にっぽんのマスメディアでもしばしば取とり上あげられる、それだけの果実かじつを得えた。日本人にっぽんじん客きゃくより外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくのほうが多おおくなる状況じょうきょう（※2016年ねんはアジアからの観光かんこう客きゃくを中心ちゅうしんとして客きゃくの7割わりが外国がいこく人じんとなった）の中なか、店主てんしゅらも英語えいごなどへの対応たいおうを心こころがけ、各かく店舗てんぽの品書しながきも商店しょうてん街がいのガイドブックやパンフレット類るいも外国がいこく語ご対応たいおうが珍めずらしくなくなった。ガイドブックは英語えいごと中国ちゅうごく語ごに対応たいおうし、日本語にほんご版はんより多おおく使つかわれるようになった。この時代じだいには串焼くしやき風ふうメニューが充実じゅうじつしていったが、その場ばで焼やいてもらって食たべ歩あるきしながら味あじわえることが外国がいこく人じんに大おおいに受うけたことと無縁むえんではない。また、絶対ぜったい数すうの多おおい中国人ちゅうごくじん観光かんこう客きゃくの場合ばあいに特とくにそうであるが、日本にっぽんに来きたからには母国ぼこくでは決けっして食たべられないフグを食たべてみたいという人ひとが多おおく、夏場なつばでさえも鍋なべ料理りょうりを含ふくむフグ尽つくしを食たべたいという要望ようぼうが多々たたあった。夏なつにはあまりフグを食たべない日本人にっぽんじんの慣習かんしゅうに則のっとって夏なつの黒門くろもん市場いちばはフグを仕入しいれていなかったが、産地さんち・下関しものせきと提携ていけいして2016年ねん（平成へいせい28年ねん）の春はるから仕入しいれ始はじめると、これが爆発ばくはつ的てきに売うれた。

2010年代ねんだい後半こうはんには、およそ180の店舗てんぽがあり、そのうち鮮魚せんぎょ店てんが約やく半数はんすうを占しめている。そのほか、青果せいか・乾物かんぶつなどを扱あつかう店みせも多おおい。市場いちばとは特とくに関連かんれんの無ない総合そうごう食品しょくひんスーパーマーケットなども立地りっちしている。2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）時じの公式こうしきウェブサイトの情報じょうほうでは、アーケード街がいには約やく150店舗てんぽが軒のきを連つらねていた。

しかし、そのようなインバウンドに依存いぞんした戦略せんりゃくは、新型しんがたコロナウイルスによる観光かんこう客きゃくの急減きゅうげんにより、売うり上あげが激減げきげんし、多おおくの店みせが休業きゅうぎょうや閉店へいてんに追おい込こまれた。取材しゅざいに答こたえた振興しんこう組合くみあいの人物じんぶつは「天国てんごくから地獄じごく」と表現ひょうげんした上うえで、訪日ほうにち客きゃく中心ちゅうしんの戦略せんりゃくに偏かたよるあまり地域ちいき住民じゅうみんへの十分じゅうぶんな配慮はいりょができていなかったとした。

年表ねんぴょう

• 文政ぶんせい年間ねんかん（1818-1831年ねん間あいだ）の頃ころ（江戸えど時代じだい後期こうき前半ぜんはん） - 圓明寺えんみょうじ市場いちば（現げん・黒門くろもん市場いちば）の始はじまり／浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は寺院じいん・圓明寺えんみょうじの黒くろ門もんの前まえで鮮魚せんぎょ商人しょうにんらが市しを営いとなみ始はじめ、「圓明寺えんみょうじ市場いちば」と呼よばれるようになる。
• 1912年ねん（明治めいじ45年ねん）1月がつ16日にち - 南みなみの大火たいか（難波なんば大火たいか）が発生はっせいし、圓明寺えんめいじは黒くろ門もんを含ふくむ全すべての伽藍がらんが焼失しょうしつする。
• 明治めいじ最終さいしゅう年中ねんじゅうもしくは大正たいしょう元年がんねんの頃ころ - 圓明寺えんみょうじが中河内なかかわち郡ぐん矢田やた村むらへ移転いてんする。市場いちばの人々ひとびとはかつてあった黒門くろもんにちなむ「黒門くろもん市場いちば」という名称めいしょうを用もちい始はじめる。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）3月13日にち～14日にち - 第だい1回かい大阪大おおさかだい空襲くうしゅうがあり、周辺しゅうへん一帯いったいと共ともに黒門くろもん市場いちばは壊滅かいめつ状態じょうたいになる。
• 終戦しゅうせん直後ちょくご（第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん直後ちょくご） - 黒門くろもん市場いちばの戦災せんさい跡地あとちに大阪おおさか府ふの払はらい下さげバラック住宅じゅうたくが建設けんせつされ、逸早いちはやく復興ふっこうを遂とげる。
• 1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん） - 黒門くろもん市場いちば組合くみあい（現げん・黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい振興しんこう組合くみあい）の発足ほっそく。組合くみあいは戦前せんぜんもあったが、詳細しょうさい不明ふめい。
• 1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん） - 黒門くろもん市場いちば組合くみあいが「黒門くろもん市場いちば振興しんこう組合くみあい」へ改称かいしょう。
• 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）～1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん） - 夜店よみせの全盛期ぜんせいき。この時期じき、テント式しきであったアーケードが鉄骨てっこつ式しきへ順次じゅんじ置換ちかんされていった。
• 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん） - 黒門くろもん市場いちば振興しんこう組合くみあい加盟かめい店てんは167軒けん、全ぜん従業じゅうぎょう員いんは約やく750名めいを数かぞえる。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）頃ごろ - 外交がいこう販売はんばいによる販路はんろ拡張かくちょうを図はかり始はじめる。
• 1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん） - 黒門くろもん市場いちば振興しんこう組合くみあいが「黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい振興しんこう組合くみあい」名義めいぎで法人ほうじん化かする。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん） - 大阪おおさかおよび黒門くろもん市場いちばで、アジア人じんを主おもとした外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくが増ふえ始はじめる。
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん） - 平日へいじつ来らい街まち者しゃ数すうが1日にち1万まん8000人にん程度ていどと、当時とうじの“近年きんねん最低さいてい”を記録きろくする。買かい物ものをしてくれる客きゃくはもっと少すくなかった。中国ちゅうごく・上海しゃんはい市しに支店してんを持もつ黒門くろもん市場いちばの一いち鮮魚せんぎょ業者ぎょうしゃからインバウンド需要じゅように関かんする情報じょうほうを得える。アジアからの観光かんこう客きゃくが大阪おおさかに押おし寄よせる時代じだいが来くると読よんだ事情じじょう通どおりが黒門くろもん市場いちばに出店しゅってんする。このような時流じりゅうに合あわせて、黒門くろもん市場いちばは外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくに目めを向むけた商売しょうばいを始はじめる。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん） - 空あき店舗てんぽを外国がいこく人じん観光かんこう客きゃく向むけの無料むりょう休憩きゅうけい所しょとして整備せいびする。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん） - 平日へいじつ来らい街まち者しゃ数すうが1日にち平均へいきん2万まん3000人にんにまで伸のびる。今いまも昔むかしも鮮魚せんぎょ店てんの数かずは多おおく、この頃ころは全体ぜんたいの4分ぶんの1にあたる約やく40店てんが鮮魚せんぎょ店てんで、サケ、マグロ、フグなどの専門せんもん店てんも目立めだつ。商店しょうてん主ぬし向むけの有料ゆうりょうの英会話えいかいわ教室きょうしつが始はじまり、受講じゅこう希望きぼう者しゃが殺到さっとうする。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん） - 国くにの補助ほじょを活用かつようして無料むりょう休憩きゅうけい所しょを「黒門くろもんインフォメーションセンター」としてリニューアルし、外貨がいか両替りょうがえ機きの設置せっち、多言たげん語ご対応たいおうインフォメーションスタッフの常駐じょうちゅう、手荷物てにもつの一時いちじ預あずかりサービスの開始かいしなども行おこなう。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん） - 平日へいじつ来らい街まち者しゃ数すうが1日にち平均へいきん3万まん～2万まん6000人にんにまで伸のびる。そのうち5～8割わりは外国がいこく人じん観光かんこう客きゃく。黒門くろもん市場いちば振興しんこう組合くみあい加盟かめい店てんは173軒けん（小売こうり業ぎょう128、飲食いんしょく業ぎょう38、サービス業ぎょう2、不動産ふどうさん業ぎょう1、その他た4）。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん） - 年末ねんまつの来らい街まち者しゃ数すうは1日にち約やく15万まん人にん以上いじょう。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん/令れい和わ元年がんねん） - アーケード街がいに約やく150店舗てんぽあり。

ぼったくり批判ひはん

インバウンド下したの2023年ねん現在げんざい、外国がいこく人じん観光かんこう客きゃく向むけに販売はんばい商品しょうひんの値段ねだんをつり上あげられ、カニ足あし4本ほん3万まん円えん、エビ1尾び3500円えん、生せい牡蠣かき1個いっこ1300円えんや神戸こうべ牛うし肉にく串くし1本ほん4000円えんといった価格かかくにて販売はんばいされていることに対たいし、SNS上うえでは“ぼったくり”の批判ひはんが相次あいついでいるとされる。

交通こうつうアクセス

鉄道てつどう

■Osaka Metro　 堺筋線さかいすじせん 千日前線せんにちまえせん　いずれも●日本橋にほんばし駅えきで下車げしゃし、南東なんとうへ。

■近鉄きんてつ　A 難波線なんばせん　●日本橋にほんばし駅えきで下車げしゃし、南東なんとうへ。

自動車じどうしゃ道どう

大阪おおさかシティバス　73号ごう系統けいとう　日本橋にほんばし一いち丁目ちょうめバス停留所ていりゅうじょで下車げしゃし、南みなみへ。

周辺しゅうへん情報じょうほう

• 黒門くろもん公園こうえん

堺さかい筋すじから見みて黒門くろもん市場いちばの裏手うらて、東側ひがしがわ、大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く日本橋にほんばし2-12に所在しょざいする、小ちいさな都市とし公園こうえん。当とう地域ちいき周辺しゅうへんで唯一ゆいいつの園地えんち。

• 天王寺てんのうじ村むら鋳い銭ぜに所しょ跡あと（てんのうじむらじゅせんじょあと、てんのうじむらちゅうせんじょあと）

黒門くろもん公園こうえん内ないの東ひがし端はし（かつての大阪おおさか府ふ東成ひがしなり郡ぐん天王寺てんのうじ村むら内うち。江戸えど時代じだいにおける摂津せっつ国こく東成ひがしなり郡ぐん天王寺てんのうじ村むら内ない、幕まく藩はん体制たいせい下したの御料ごりょう摂と州しゅう天王寺てんのうじ村むら内ない）に所在しょざいする。高津たかつ新地さらち銭ぜに座ざ（天王寺てんのうじ村むら銭座ぜんざ、天王寺てんのうじ村むら鋳い銭ぜに所しょ）は、銭ぜに座ざ（江戸えど幕府ばくふから銅貨どうかの鋳造ちゅうぞう・発行はっこうを任まかされた機関きかん）の一ひとつ。

• 国立こくりつ文楽ぶんらく劇場げきじょう
• 御蔵おぐら跡あと日本橋にほんばし履物はきもの問屋とんや街がい
• 生國しょうごく魂たましい神社じんじゃ
• 生玉いくたま公園こうえん
• 髙島屋や東別とうべつ館かん（高島屋たかしまや史料しりょう館かん）
• でんでんタウン
• （千日前せんにちまえの）味あじ園えんビル
• 難波千日前なんばせんにちまえ

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

Googleマップ

外部がいぶリンク

• “黒門くろもん市場いちば”. 公式こうしきウェブサイト. 黒門くろもん市場いちば. 2019年ねん7月がつ24日にち閲覧えつらん。
• “黒門くろもん市場いちば”. Twitter. @kuromonichiba. 2019年ねん7月がつ24日にち閲覧えつらん。
• “黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい振興しんこう組合くみあい”. 食しょく育そだて大だい事典じてん（公式こうしきウェブサイト）. 株式会社かぶしきがいしゃ日本にっぽん食品しょくひん薬やく化か. 2019年ねん7月がつ24日にち閲覧えつらん。
• 黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい振興しんこう組合くみあい (2018年ねん). “黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がいの取組とりくみ” (PDF). 公式こうしきウェブサイト. 近畿きんき経済けいざい産業さんぎょう局きょく. 2019年ねん7月がつ24日にち閲覧えつらん。
• “黒門くろもん市場いちば商店しょうてん街がい” (PDF). 公式こうしきウェブサイト. 中小企業庁ちゅうしょうきぎょうちょう (2017年ねん). 2019年ねん7月がつ24日にち閲覧えつらん。