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オーディオ・ビジュアル

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
AV機器ききから転送てんそう

オーディオ・ビジュアル(Audio/Visual)、りゃくしてAVとは、ビデオグラムなどその両方りょうほうそろってあつかわれるものなどにたいして、音響おんきょう映像えいぞう総称そうしょうするかたりまたは表現ひょうげん視覚しかく聴覚ちょうかくをあわせて視聴覚しちょうかく(しちょうかく)ともいう。

基本きほんてきにはひろ概念がいねんだが、せま意味いみでオーディオが強化きょうかされた映像えいぞう機器きき高音こうおんしつのテレビなど)、たんに「視聴覚しちょうかく機器きき」、ひろくは音響おんきょう機器きき映像えいぞう機器ききかんするそれをかたりとして使つかわれている。

歴史れきし

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1978ねん昭和しょうわ53ねん)、日本にほんテレビテレビアナログ地上波ちじょうは放送ほうそうはつステレオ放送ほうそう開始かいしした。そしてソニーが1983ねん昭和しょうわ58ねん)にはつHi-Fiビデオデッキ発売はつばいした。これにより家庭かていで、映像えいぞう音響おんきょうのどちらも、ある程度ていどたか忠実ちゅうじつ(Hi Fidelity)であつかえるようになり[注釈ちゅうしゃく 1]、「AV時代じだい」の幕開まくあけとなった。

レーザーディスク音質おんしつ画質がしつともにすぐれ、またHi-Fiビデオにさきがけて1981ねん昭和しょうわ56ねん)には登場とうじょうしているものの、家庭かていようVTRほどには一般いっぱん家庭かていには普及ふきゅうしなかった(ただし、方式ほうしき[注釈ちゅうしゃく 2]アライアンスなかで、開発元かいはつもとであるパイオニア孤軍こぐん奮闘ふんとうもあり、業務ぎょうむようカラオケとしてひろ普及ふきゅうた)。しかしながらその品質ひんしつくわえ、安定あんていしたコマおく鑑賞かんしょう可能かのうといういちじるしい特長とくちょう一部いちぶかかわりをそうにも支持しじされ、ある程度ていど普及ふきゅうがあった。

1996ねん平成へいせい8ねん)に登場とうじょうしたDVD-Videoは、音声おんせいにおいてドルビーデジタル採用さいようしている。そのためそれ[どれ?]わせるためのオーディオ機器きき数多かずおお登場とうじょうし、かつてにくらべればオーディオ・ビジュアルの普及ふきゅうられるようになった。

また、2000年代ねんだい後半こうはん登場とうじょうしたBlu-ray Discや、2010年代ねんだい登場とうじょうしたUltra HD Blu-rayのようなだい容量ようりょうひかりディスク規格きかくにより、HD画質がしつや4K画質がしつ映像えいぞう記録きろく再生さいせいできるようになっている。

再生さいせい機器きき表示ひょうじ機器きき(テレビやプロジェクターなど)との接続せつぞく信号しんごう伝送でんそう方式ほうしきは、かつてはコンポジット映像えいぞう信号しんごうS-Videoのようなアナログ信号しんごう伝送でんそう方式ほうしき主流しゅりゅうだったが、HDMIのように損失そんしつすくなくたか精細せいさい映像えいぞうおよび音声おんせい伝送でんそう可能かのうにするデジタルマルチメディア信号しんごう伝送でんそう方式ほうしき登場とうじょうし、主流しゅりゅうとなっている。ふる再生さいせい機器ききやゲーム機器ききはアナログ出力しゅつりょくにしか対応たいおうしていないものもおおいが、HDMI出力しゅつりょくにA/D変換へんかんすることで最新さいしん表示ひょうじ機器ききわせて利用りようできるようにするコンバータ製品せいひんもある[1]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ Hi-Fi登場とうじょう以前いぜん技術ぎじゅつてき限界げんかいから、家庭かていよう録画ろくが機器きき映像えいぞう品質ひんしつおよび音響おんきょう品質ひんしつはどちらも、ソースであるNTSC放送ほうそうのそれらと比較ひかくしても劣化れっかいちじるしいものであった。
  2. ^ とくVHD

出典しゅってん

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関連かんれん項目こうもく

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