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BT (航空機こうくうき)

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BT / DB-19 / DXD1

飛行するBT-1 0815号機 (VB-6爆撃飛行隊所属、1939年~40年撮影)

飛行ひこうするBT-1 0815号機ごうき
(VB-6ばくげき飛行ひこうたい所属しょぞく1939ねん~40ねん撮影さつえい)

BT Northrop BT )は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくノースロップしゃ開発かいはつだい世界せかい大戦たいせんちゅうアメリカ海軍かいぐん運用うんようされた艦上かんじょう爆撃ばくげきである。

ほんかたのうち、XBT-2は、SBDドーントレス原型げんけいとなった。また、ダグラスでは1DB-19として試験しけんおこない、大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐんでは1のBT-1をDXD1として試験しけんおこなった。

概要がいよう

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アメリカ海軍かいぐんは「急降下きゅうこうか爆撃ばくげき」というあらたなコンセプトにもとづき、国内こくないかく航空機こうくうきメーカーにこのしん機種きしゅ競作きょうさくもとめた。
ノースロップしゃではジャック・ノースロップのコンセプトにもとづいてエド・ハイネマン設計せっけいしたあん海軍かいぐん提示ていじ最終さいしゅうてきにノースロップしゃ機体きたい採用さいようされた。試作しさく1935ねん8がつはつ飛行ひこうし、54生産せいさんされ、アメリカ海軍かいぐん航空こうくうたい配備はいびされた。

アメリカ海軍かいぐん改良かいりょうがたXBT-2開発かいはつめいじたが、ノースロップしゃダグラスしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺい(ジャック・ノースロップ自身じしんあらたに社名しゃめいおなじ「ノースロップしゃ」をげて独立どくりつ)されたため、XBT-2はダグラスしゃによって開発かいはつ継続けいぞくされ、SBDドーントレス原型げんけいとなった。

太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせんには実戦じっせん部隊ぶたいからはげられ、練習れんしゅうとして運用うんようされた。

なお、上述じょうじゅつとおり、生産せいさんうち1日本にっぽん海軍かいぐん売却ばいきゃくされ、ダグラスBDばくげきとしてテストされた。

スペック

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BT-1 海軍かいぐんだい5ばくげき航空こうくうたい(VB-5)の所属しょぞく 1938ねん4がつ撮影さつえい
  • 全長ぜんちょう:9.70 m
  • 全幅ぜんぷく:12.65 m
  • 全高ぜんこう:3.81 m
  • 全備ぜんび重量じゅうりょう:2,961 kg
  • エンジン:P&W R-1535-94 空冷くうれいじゅうほしがた14気筒きとう 825 hp×1
  • 最大さいだい速度そくど:357 km/h
  • 実用じつよう上限じょうげん高度こうど:7,700 m
  • 航続こうぞく距離きょり:885 km
  • 武装ぶそう
    • ばくだん 452 kg
    • 7.62 mm機関きかんじゅう×1
    • 12.7 mm機関きかんじゅう×2
  • 乗員じょういん 2めい

関連かんれん項目こうもく

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以降いこう艦上かんじょう爆撃ばくげき