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週刊しゅうかんアスキー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
EYE-COMから転送てんそう

週刊しゅうかんアスキー


週刊しゅうかんアスキー
ジャンル パソコン雑誌ざっし
刊行かんこう頻度ひんど 週刊しゅうかん
発売はつばいこく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
出版しゅっぱんしゃ 角川かどかわアスキー総合そうごう研究所けんきゅうじょ
雑誌ざっしめいコード 110(通常つうじょうごう〈2007ねんごろまで〉)
476(通常つうじょうごう〈2008ねんごろから〉・週刊しゅうかんアスキー増刊ぞうかんごう
369(週刊しゅうかんアスキー別冊べっさつ週刊しゅうかんアスキー特別とくべつ編集へんしゅう しゅうアス)
刊行かんこう期間きかん 1997ねん11月20にち - 現在げんざい
ウェブサイト https://weekly.ascii.jp/
特記とっき事項じこう 刊行かんこう期間きかんげん題名だいめいになってからのもので、ごうすうなどは前身ぜんしんの『EYE-COM』を継承けいしょう
1030ごう最後さいご印刷いんさつばん休刊きゅうかんし、電子でんしばんのみの発刊はっかん移行いこう
そのは、アスキームック週刊しゅうかんアスキー特別とくべつ編集へんしゅう』として印刷いんさつばん発行はっこうおこなわれている。
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週刊しゅうかんアスキー』(しゅうかんアスキー、Weekly ASCII)は、角川かどかわアスキー総合そうごう研究所けんきゅうじょ発行はっこうするパソコン雑誌ざっし。かつてはアスキー創刊そうかんから2008ねん3がつまで)、アスキー・メディアワークス2008ねん4がつから2013ねん9がつまで)、KADOKAWA2013ねん10月から2018ねん3がつまで)が発行はっこうしていた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

毎週まいしゅう火曜日かようび発売はつばい

日本にっぽんにおいて、一般いっぱん書店しょてん販売はんばいされるパソコン雑誌ざっしとしては最初さいしょの、そして2010ねん当時とうじ唯一ゆいいつ週刊しゅうかんであった[注釈ちゅうしゃく 1]

日経にっけいPC21』など同業どうぎょうほかのパソコン雑誌ざっし比較ひかくすると、アキバけいけの記事きじ比率ひりつたかめとなっている。

『みつえ雑記ざっき』でのヤフオク出品しゅっぴんしゃざらし、『電脳でんのうなをさん』でのホームレス差別さべつ、『カオスだもんね!』でのRMT助長じょちょうなど、一部いちぶ購読こうどくしゃからの苦情くじょうまれにある。

歴史れきし[編集へんしゅう]

EYE-COM
ジャンル パソコン雑誌ざっし
刊行かんこう頻度ひんど つき2かいかん
発売はつばいこく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
出版しゅっぱんしゃ アスキー
刊行かんこう期間きかん 1989ねん10月1にち10月15にちごう) - 1997ねん10月15にち11月1にちごう
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1989ねん10月1にち10月15にちごう)から1997ねん10月15にち11月1にちごう)まで毎月まいつき1・15にち発行はっこうしていたアスキーのパソコン雑誌ざっしである『EYE-COM』(アイコン)を1997ねん11月20にち12月4にちごう)に週刊しゅうかんしたさいめい変更へんこう当初とうしょは『週刊しゅうかんEYE-COM』のめい予定よていしていた[1]が、後述こうじゅつ一般いっぱん雑誌ざっしばん休刊きゅうかんにより変更へんこう)。ごうすうも『EYE-COM』からの通巻つうかん表示ひょうじされ[2][注釈ちゅうしゃく 2]、『EYE-COM』時代じだいからがれている連載れんさいおおい。

なお2004ねん8がつ31にちには、『EYE-COM』時代じだい記事きじ抜粋ばっすい収録しゅうろくした『EYE・COM 復刻ふっこくばん』が発売はつばいされた[3]

2004ねん下半期しもはんき平均へいきんじつうれ部数ぶすうは16まん2348[4]

アスキー(きゅうしゃ)からアスキー・メディアワークスへの移管いかんさい雑誌ざっしコード変更へんこうされている。

2014ねん10月14にち発売はつばい同年どうねん11月25にち増刊ぞうかんごう通算つうさん1000ごうむかえた。

2015ねん5月26にち発売はつばい同年どうねん6月9にちごう(1030ごう)をもって印刷いんさつばんかみ媒体ばいたいばん)は休刊きゅうかん同時どうじ公式こうしきサイトを『週刊しゅうかんアスキー』へ改名かいめい[5]6月2にち発売はつばいの1031ごうから電子でんし書籍しょせきばんのみの発刊はっかん移行いこう[6]、「○がつにちごう」の表記ひょうきはされなくなった。

そのも、一部いちぶ特別とくべつ編集へんしゅうごうについてはかみ媒体ばいたいでの発行はっこうおこなわれている。2015ねん8がつ31にち発売はつばいの「特別とくべつ編集へんしゅう ゲームにつよいパソコンがわかるほん」は電子でんし書籍しょせきばんかみ媒体ばいたいばんとも発行はっこうされた。同年どうねん11月30にち発売はつばいの「特別とくべつ編集へんしゅう ふゆちょう買物かいもの特大とくだいごう」はかみ媒体ばいたいばん限定げんてい発行はっこうされた[7]

2018ねん4がつ1にちをもって、出版しゅっぱんもとはこのより角川かどかわアスキー総合そうごう研究所けんきゅうじょにアスキー事業じぎょう移管いかんされたこと[8]ともない、奥付おくづけはじめすべての名義めいぎは、この名称めいしょう統一とういつされ、公式こうしきサイトの案内あんないもこちらのものとなる。

表紙ひょうしについて[編集へんしゅう]

表紙ひょうしは、めい変更へんこうからしばらくはパソコン本体ほんたい周辺しゅうへん機器ききといったハードウェアがかざることがおおかったが、1999ねん1がつ714にち合併がっぺいごう(226ごう)からは女性じょせい芸能人げいのうじんなどをモデルとした表紙ひょうしはじまった[注釈ちゅうしゃく 3]。また、漫画まんが・アニメ・ゲームとう登場とうじょうする架空かくうのキャラクターが表紙ひょうしかざることがある。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい直後ちょくご2011ねん3月22にち発売はつばい同年どうねん4がつ5にちごう(826ごう)の表紙ひょうしは、しろ背景はいけいハートと「Pray for...」というメッセージがしるされたシンプルなものになった[9]

秋葉原あきはばら限定げんていばん[編集へんしゅう]

秋葉原あきはばらのPCショップやホビーショップとう配布はいふされる月刊げっかんのフリーペーパー。独自どくじ記事きじ秋葉原あきはばらのショップ情報じょうほう構成こうせいされる。2013ねん7がつ下旬げじゅん配布はいふの8がつごうから2016ねん3がつ下旬げじゅん配布はいふの4がつごうまでは「電撃でんげきASCII秋葉原あきはばら限定げんていばん」と名称めいしょう変更へんこうしていたが、翌月よくげつ配布はいふの5がつごうよりめいが「週刊しゅうかんアスキー秋葉原あきはばら限定げんていばん」にもどった[10]

公式こうしきサイト[編集へんしゅう]

独自どくじ記事きじ連載れんさい掲載けいさい印刷いんさつばんかみ媒体ばいたいばん)が休刊きゅうかんするまえしゅうアスPLUSというサイトめいだった。

一般いっぱん雑誌ざっし週刊しゅうかんアスキー』[編集へんしゅう]

週刊しゅうかんアスキー
ジャンル 一般いっぱん雑誌ざっし
刊行かんこう頻度ひんど 週刊しゅうかん
発売はつばいこく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
出版しゅっぱんしゃ アスキー
雑誌ざっしめいコード 110
刊行かんこう期間きかん 1997ねん5月26にち - 1997ねん9月29にち
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1997ねん5月26にち同年どうねん6月2にちごうとして、アスキーはつ一般いっぱん雑誌ざっし週刊しゅうかんアスキー』を創刊そうかん創刊そうかんごう表紙ひょうしまつたかだった[1]両面りょうめんとも)。

毎週まいしゅう月曜日げつようび発売はつばい。30だいビジネスマンをメインターゲットとしていた。創刊そうかんごう定価ていか350えんで、40まん発行はっこう編集へんしゅうちょうに、もとSPA!編集へんしゅうちょう渡邊わたなべ直樹なおきむかえた[11]

両面りょうめん表紙ひょうし仕様しよう雑誌ざっしで、みぎ表紙ひょうしからひらくと横書よこがきのページ、ひだり表紙ひょうしからひらくとたてきのページをことができるという画期的かっきてきつくりでおおきな話題わだいになったが、創刊そうかん早々そうそうからげは低迷ていめい[1]。その不振ふしんつづきで同年どうねん9月29にち発売はつばいごう10月6にちごう)で休刊きゅうかん

なおこの一般いっぱん雑誌ざっしばんは、同社どうしゃでは現在げんざい週刊しゅうかんアスキーと区別くべつするために『初代しょだい週刊しゅうかんアスキー』とんでいる。

おも連載れんさい[編集へんしゅう]

現在げんざい連載れんさいちゅう[編集へんしゅう]

漫画まんが
随筆ずいひつ
  • 仮想かそう報道ほうどう著者ちょしゃ歌田うただ明弘あきひろ
  • かみくもなかにあらわれる(著者ちょしゃ遠藤えんどうさとし
  • 西海岸にしかいがんからる"it"トレンド(著者ちょしゃ松村まつむら太郎たろう
  • NeXT完全かんぜん予想よそう
レビュー
  • WAMテストレポート(様々さまざま著名ちょめいじんがあらゆるグッズを使用しようし、使つか心地ごこちなどをレポートしていくコーナー)
その
  • 今週こんしゅうのベストバイ(筆者ひっしゃいちしする商品しょうひん筆者ひっしゃみずからが紹介しょうかいするコーナー)
  • ネット早耳はやみみかわらばん毎回まいかい注目ちゅうもくのウェブサイトを紹介しょうかいするコーナー)
  • 解決かいけつ LINEてら
  • JavaScriptの部屋へや
  • オヤジホビー
  • はじよ!はかへ!

連載れんさい終了しゅうりょう[編集へんしゅう]

漫画まんが
小説しょうせつ
随筆ずいひつ
レビュー
  • 物欲ぶつよく番長ばんちょう著者ちょしゃスタパ齋藤さいとう
  • しゅうアス デジギア図鑑ずかん(パソコンなどのデジタル機器きき使つかわれている部品ぶひん中身なかみがどうなっているのかを、イラストで解説かいせつするコーナー)
その
  • 週刊しゅうかんアスキー アイドル毎回まいかい様々さまざまなアイドルグループの活躍かつやく紹介しょうかいするコーナー)
  • WEB 0.2(大喜だいぎとぎコーナー)
  • 小林こばやしオニキスのボカロPですがなにか?(著者ちょしゃ小林こばやしオニキス)※ボーカロイド使つかって音楽おんがくつく通称つうしょう・ボカロPである筆者ひっしゃが、様々さまざまなボーカロイドクリエイターたち対談たいだんをするコーナー。
  • ホリエモンのコレいいかも!(著者ちょしゃ堀江ほりえ貴文たかふみ)※タイトル変更へんこうまえは「堀江ほりえ貴文たかふみのJAILぶれいく」
  • なかひと特捜とくそう(ネットで話題わだいになっているサービスや事柄ことがら紹介しょうかいするコーナー)
  • 東京とうきょうトホホかい著者ちょしゃ金井かない哲夫てつお/挿絵さしえイラスト:宇佐美うさみ月子げっし)※読者どくしゃからせられるパソコンでのトラブル体験たいけんだんもと展開てんかいしていくコーナー。『EYE-COM』時代じだいの1994ねん連載れんさい開始かいし
  • AppBankでございます(AppBankのマミルトンがiPhoneアプリを紹介しょうかいするコーナー)
  • え、それってどういうこと?(進藤しんどう晶子あきこ速水はやみけんろうなどが各界かくかい著名ちょめいじん対談たいだん

おも事件じけん[編集へんしゅう]

カオスだもんね!「RMTのとら事件じけん[編集へんしゅう]

水口みずぐち幸広ゆきひろ『カオスだもんね!』528かいRMTとら」にてRMT業者ぎょうしゃへの取材しゅざいによってのみ構成こうせいされており、ゲーム管理かんりしゃがわ立場たちば主張しゅちょう、RMTがおおくのゲームで規約きやく違反いはん行為こういとされていることかんしての言及げんきゅうがほとんどられず、解釈かいしゃくによってはRMT行為こうい推奨すいしょうしているともれる内容ないようになっていた。この記事きじによってさいたる被害ひがいけたエヌ・シー・ジャパンは、アスキーとカオスにたいして遺憾いかんひょうする文書ぶんしょを、本編ほんぺんちゅう名指なざしでげられた『リネージュII』の公式こうしきサイトで公開こうかいした。

アスキーはゲーム管理かんり会社かいしゃほか、『リネージュII』のプレイヤーはもとより、のゲームでRMT行為こういによる混乱こんらん遭遇そうぐうしたことからRMTを批判ひはんする立場たちばっているオンラインゲームプレイヤーたちからもきびしい批判ひはんけ、編集へんしゅうちょう宮野みやの友彦ともひこ名義めいぎ謝罪しゃざいぶん掲載けいさいし、RMTにかんするしょ問題もんだい真剣しんけんかんがえる企画きかく記事きじを3かいわた掲載けいさいした。

なお、『カオスだもんね!』は、従来じゅうらいよりカオススタッフがレポートをしたやりとりをもと漫画まんがにするという形式けいしきをとっており、とくに1しゃインタビューの場合ばあいは、相手あいてはなした内容ないようをさらに検証けんしょうするといったことは基本きほんてきっていない。

姉妹しまい[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 週刊しゅうかんのパソコン雑誌ざっしとしては、ソフトバンククリエイティブから発行はっこうされていた『PC WEEK日本にっぽんばん』(1990ねんから1999ねんまで刊行かんこう)のほう創刊そうかん時期じきはやいが、こちらは定期ていき購読こうどくのみで、店頭てんとうではえなかった。
  2. ^ 『EYE-COM』としての最終さいしゅうごうは「171ごう」、めい変更へんこうだい1ごうは「172ごう」。
  3. ^ 『EYE-COM』時代じだいにも、男性だんせいまたは女性じょせい表紙ひょうしモデルが表紙ひょうしかざっていた時期じきがある。
  4. ^ a b 岡田おかだ一般いっぱん雑誌ざっしばん週刊しゅうかんアスキー』にも「岡田おかだおっとのオタク王国おうこく」を連載れんさいしており、新旧しんきゅう週刊しゅうかんアスキーで連載れんさい経験けいけんがある。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c しゅうアス回顧かいころく:Final── そんな進行しんこう週刊しゅうかんができるのか?週刊しゅうかんアスキー、2012ねん11月24にち2200ふん
  2. ^ 月刊げっかんアスキー 生誕せいたん40周年しゅうねん & 週刊しゅうかんアスキー 創刊そうかん20周年しゅうねん 記念きねん企画きかく EYE・COM創刊そうかんごう=週刊しゅうかんアスキーのもと公開こうかいなのだっ!!週刊しゅうかんアスキー、2017ねん8がつ30にち
  3. ^ 「EYE・COM 復刻ふっこくばん本日ほんじつ発売はつばい、ASCII.jp×デジタル、2004ねん8がつ31にち 747ふん更新こうしん
  4. ^ 日本にっぽんABC協会きょうかい調査ちょうさによる。
  5. ^ 週刊しゅうかんアスキー」5がつまつ印刷いんさつばん休刊きゅうかんへ 以降いこうはネット/デジタルに完全かんぜん移行いこう - 2015ねん3がつ31にち ITMedia
  6. ^ 週刊しゅうかんアスキー」今日きょうから完全かんぜん電子でんしに……1997ねん創刊そうかんのパソコンあらたなスタート、6月8にちまで100えん - INTERNET Watch 2015ねん6がつ2にち
  7. ^ 週刊しゅうかんアスキー」ばん復活ふっかつ 「ディスプレイではなくかみみたい」と要望ようぼう、IT media ニュース、2015ねん12月01にち 14:03更新こうしん
  8. ^ 角川かどかわグループのしん会社かいしゃ 株式会社かぶしきがいしゃ角川かどかわアスキー総合そうごう研究所けんきゅうじょ設立せつりつのおらせ” (PDF) (2013ねん1がつ17にち). 2013ねん11月18にち閲覧えつらん
  9. ^ 週刊しゅうかんアスキーがシンプルな表紙ひょうしで「Pray for...」 記事きじ無償むしょう公開こうかい、はてなニュース、2011ねん3がつ23にち 20:41。
  10. ^ 「ひさびさの無料むりょうばん! アキバ限定げんてい週刊しゅうかんアスキー復活ふっかつ、iPhone SEやiPad Proを完全かんぜん攻略こうりゃく!」 ASCII.jpxゲーム&ホビー 2016ねん04がつ22にち 1903ふん更新こうしん
  11. ^ アスキー、はつ一般いっぱん雑誌ざっし週刊しゅうかんアスキー」を5月に創刊そうかん”. PC Watch (1997ねん2がつ5にち). 2012ねん8がつ23にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]