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FIRST FINALE

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『FIRST FINALE』
杉山すぎやま清貴きよたか&オメガトライブスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル AOR
レーベル バップ
プロデュース 藤田ふじた浩一こういち
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 1オリコン
  • 1986年度ねんど年間ねんかん9(オリコン)
杉山すぎやま清貴きよたか&オメガトライブ アルバム 年表ねんぴょう
SINGLE'S HISTORY
(1985ねん
FIRST FINALE
(1985ねん
LIVE EMOTION
1986ねん
『FIRST FINALE』収録しゅうろくシングル
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FIRST FINALE』(ファースト・フィナーレ)は、杉山すぎやま清貴きよたか&オメガトライブの5まいのオリジナルアルバム。1985ねん12月11にち発売はつばいされた。

解説かいせつ[編集へんしゅう]

1985ねんまつをもって「発展はってんてき解消かいしょう」という名目めいもく解散かいさんまり、本来ほんらいであればベストアルバム「SINGLE'S HISTORY」が最後さいごのアルバムになる予定よていだったが、はやし哲司てつし提案ていあんにより、もういちまいアルバムがつくられることになりタイトルの名付なづおやはやしである[1]

いまさく作詞さくしではデビューからおおくの歌詞かし提供ていきょうしてきた秋元あきもとやすし参加さんかしていない一方いっぽう、プロデューサーの藤田ふじた浩一こういちみずか作詞さくし参加さんかした。編曲へんきょくでは、その杉山すぎやまのソロ作品さくひん手掛てがける笹路そそろ正徳しょうとく参加さんかしている。

グループにとって解散かいさんまえ最後さいごとなる同名どうめいのツアー(1985ねん10がつ4にち〜12月24にち)では、シングルで発売はつばいされた「ガラスのPALM TREE」以外いがいは、1きょく演奏えんそうされていない。ツアーちゅうに「ラストアルバムをつくる」ということが急遽きゅうきょまり、アルバムの制作せいさくがツアーと並行へいこうし、リハーサルの時間じかんれなかったからである[2]

その、2004ねんさい結成けっせいライヴ『FIRST FINALE 2』で「ガラスのPALM TREE」と「FIRST FINALE」を披露ひろう。また「きみはIN THE RAIN」は、杉山すぎやまのソロライヴでなんかいげられている。

チャートではアルバム「ANOTHER SUMMER」につづいて1となり、最大さいだい売上うりあげ記録きろくした。1986ねん年間ねんかんアルバムチャートでも6にランクイン。2016ねん9がつからはMEG-CD入手にゅうしゅできる。

いまさく以降いこう数多すうたのベストアルバムが発売はつばい、2004ねんさい結成けっせいはメンバー選曲せんきょくのベストアルバム「THE OMEGA TRIBE」が発売はつばいされたが、「杉山すぎやま清貴きよたか&オメガトライブ」名義めいぎ新曲しんきょく一切いっさい発表はっぴょうがない。

うらジャケットのポートレートには、一般いっぱん公募こうぼにて募集ぼしゅうされた写真しゃしんからえらばれた写真しゃしん掲載けいさいした。

収録しゅうろくきょく[編集へんしゅう]

(レコードは1~5がAめん、6~9がBめん演奏えんそう時間じかんはレコードの歌詞かしカードおよび盤面ばんめん記載きさいのもの)

  1. ガラスのPALM TREE (4:30)
    作詞さくし康珍化かんちんふぁ 作曲さっきょく編曲へんきょくはやし哲司てつし
    7thシングル。ダイドードリンコ「ジョニアン・コーヒー」CMソング。
  2. 夕凪ゆうなぎ通信つうしん (4:37)
    作詞さくし佐々木ささき清隆きよたか 作曲さっきょく高島たかしま信二しんじ 編曲へんきょくこころざしぐま研三けんぞう
  3. NOVEMBER BLUE (4:34)
    作詞さくし有川ありかわただし沙子いさご 作曲さっきょく杉山すぎやま清貴きよたか 編曲へんきょく笹路そそろ正徳しょうとく
  4. REMEMBER THE BRIGHTNESS (4:31)
    作詞さくし青木あおき久美子くみこ 作曲さっきょく杉山すぎやま清貴きよたか 編曲へんきょくこころざしぐま研三けんぞう 
  5. きりのDOWN TOWN (4:28)
    作詞さくし藤田ふじた浩一こういち 作曲さっきょく西原にしはら俊次しゅんじ 編曲へんきょくこころざしぐま研三けんぞう
  6. PLATONIC DANCER (4:58)
    作詞さくし青木あおき久美子くみこ 作曲さっきょく編曲へんきょくはやし哲司てつし
  7. 度目どめのイヴ (4:55)
    作詞さくし有川ありかわただし沙子いさご 作曲さっきょく編曲へんきょくはやし哲司てつし
  8. きみはIN THE RAIN (4:32)
    作詞さくし有川ありかわただし沙子いさご 作曲さっきょく杉山すぎやま清貴きよたか 編曲へんきょく笹路そそろ正徳しょうとく
  9. FIRST FINALE (4:45)
    作詞さくし有川ありかわただし沙子いさご 作曲さっきょく編曲へんきょくはやし哲司てつし
    ディレクターによると「きみのハートはマリンブルー」のながれをきょくである。[3]

クレジット[編集へんしゅう]

  • Executive Producer: KATSUHIKO ENDO, ATSUSHI KITAMURA
  • Director: SHIGERU MATSUHASHI, KEN SHIGUMA
  • Supervisor: TETSUJI HAYASHI
  • Recording & Mix Engineer: KUNIHIKO "JR." SHIMIZU
  • Overdubbing Engineer: JUN WAKAO, TATSUO SEKINE, HIROSHI FUJITA, YOSHIAKI MATSUOKA
  • Second Engineer: TOSHIO MISU, MIZUO "Hip" MIURA, JUNICHI FUJIMORI, HIROSHI SHITAMIYA, KAZUYOSHI INOUE, YOSHIYUKI KANEKO
  • Mix Studio:日音にちおん"C"スタジオ
  • Recording Studio:日音にちおん、ビクター青山あおやまスタジオ、サウンドイン、TWO TWO ONE、スタジオスカイ、スタジオハワイ
  • Digital Recorder: SONY PCM-3324, JVC DAS-900
  • Recording Date:1985ねん8がつ12にち~1985ねん11月29にち
  • Cutting Engineer: OSAMU SHIMOJU
  • Cutting Room:JVCカッティングセンター青山あおやま
  • Special Thanks to
    YOSHIAKI ISHIWATA, AKIO HOSOGAI, SHINYA MIYAZAKI, TOSHIO KUREBAYASHI,MIXER'S LAB, YOSHIO WADA, RICHARD NAKANISHI & MANY OTHER STUFF
  • Artist Management: TRIANGLE PRODUCTION
  • Session Co-ordination: VELVET LINE, NICKY ENTERPRISES
  • Front Cover Photo: KOHGA SEKIDO(ZEN PRESS)
  • Back Cover Photo: YUKIYA NEGAMI
  • Cover Design: TAKEHARU TANAKA, RIKAKO FURUYA (soap inc.)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ どちらのエピソードも、Webサイト『サムライミュージック』の「メッセージ」ではやしみずからコメントしている(2012ねん1がつまつをもって「はやし哲司てつしオフィシャルウェブサイト」にリニューアルされたため、現在げんざい閲覧えつらん不可ふか)。
  2. ^ 【インタビュー】杉山すぎやま清貴きよたか、2ねんりの“オメガトライブ”をWOWOWでなま中継ちゅうけい。ラストアルバムのきょくもピックアップ”. barks. ジャパンミュージックネットワーク (2021ねん5がつ1にち). 2021ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん
  3. ^ 明星みょうじょう1986ねん2がつごう付録ふろく「YOUNG SONG」96ページより。