(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Green500 - Wikipedia コンテンツにスキップ

Green500

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

Green500(グリーン500)は、TOP500ランキングのかくベンチマークをその消費しょうひ電力でんりょくったによる、電力でんりょく効率こうりつ高性能こうせいのう計算けいさん実現じつげん評価ひょうかするランキング、およびその一覧いちらんをメンテナンスしているプロジェクトである[1]。メディアでは『スーパーコンピュータにおけるグリーンIT指標しひょうの1つ』『スーパーコンピュータのしょうエネ性能せいのうランキング[2]。』などとばれることがある。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

Green500は2005ねん4がつ発足ほっそくし、2007ねんよりバージニア工科こうか大学だいがくによってランキング発表はっぴょう開始かいしされた。2008ねんとし3かい発表はっぴょうされたが、2009ねんから2015ねんまではInternational Supercomputing Conference(ISC)でのTOP500ランキング発表はっぴょうとなる6がつ・11月のとし2かい発表はっぴょうされていた。2016ねん以降いこうはISCにてTOP500と同時どうじ発表はっぴょうされている。

おも指標しひょうは、消費しょうひ電力でんりょくたりの倍精度ばいせいどでのLINPACK測定そくてい性能せいのう単位たんいは「FLOPS/ワット」(FLOPS-per-Watt))を使用しようしている。このLINPACK測定そくてい性能せいのうはTOP500測定そくてい使用しようしている。

2015ねん11がつまではTop500とGreen500は別々べつべつ尺度しゃくど評価ひょうかされており、おなじシステムでもTOP500のランキングをさいもっともLINPACK実行じっこう性能せいのうたかくなるようなチューニングで、Green500のランキングをさいもっともエネルギー消費しょうひ効率こうりつたかくなるようなチューニングで測定そくていおこなわれていた。しかしハイパフォーマンス志向しこうのスーパーコンピュータでもエネルギー消費しょうひ効率こうりつ重要じゅうようになるとの見地けんちから、2016ねん6がつよりGreen500はTOP500と統合とうごうされ、Green500とTOP500は同一どういつ設定せってい測定そくていされるようになった。また、Green500のランキングはTOP500にランクインしたシステムのなかからえらばれるようになったため、Green500の上位じょういはいるようにしょうエネにってチューニングするときでも、かならずTop500圏内けんないはいるようなある程度ていど絶対ぜったい性能せいのうつことが必要ひつようとなった[3]

Top500では国家こっか威信いしんをかけて膨大ぼうだい国家こっか予算よさん投入とうにゅうして制作せいさくされたシステムが上位じょういにランクインする傾向けいこうがある。一方いっぽう、Green500では電力でんりょく効率こうりつ指標しひょうとなるため、小規模しょうきぼなシステム[4]なども上位じょういにランクインしている。こうしたクラスのシステムは納入のうにゅう直後ちょくご以外いがいはTOP500に参加さんかしなかったりTOP500から脱落だつらくする場合ばあいがあるため、上位じょういであったシステムがつぎ時期じきになると早々そうそうにランキングからえていることがある。

電力でんりょく測定そくてい方法ほうほう

[編集へんしゅう]

かつては顧客こきゃくへの納入のうにゅうまえにベンダーがわ計測けいそくしてカタログに記載きさいした(カタログスペック)をGreen500に提出ていしゅつすることがみとめられていた。このためGPUやサーバーのしん製品せいひん発売はつばいとGreen500のランキングの集計しゅうけいこうむったときは、納入のうにゅうさき納入のうにゅう規模きぼちがってもまった同一どういつのスペックのシステムがランキングの上位じょういめていることがあった(2015ねん11がつの6から10めたInspurのサーバー、2012ねん6がつ上位じょうい20独占どくせんしたIBMのサーバーなど)。

2016ねん1がつ電力でんりょく測定そくてい方法ほうほう改訂かいていされた[5]。コンピュートノードの1/10以上いじょう消費しょうひ電力でんりょく実測じっそくし、そこにネットワーク機器きき消費しょうひ電力でんりょく推測すいそくくわえた「レベル1」、ノードの1/8以上いじょう消費しょうひ電力でんりょく実測じっそくし、そこにネットワーク機器ききおよびネットワーク以外いがい関連かんれんする機器きき消費しょうひ電力でんりょく推測すいそくくわえた「レベル2」、システムのすべての機器きき消費しょうひ電力でんりょく実測じっそくした「レベル3」のレギュレーションがさだめられ、実測じっそくともなわないカタログスペックの提出ていしゅつは「レベル0」として禁止きんしされた。

「レベル1」の計測けいそく方法ほうほう提出ていしゅつしたシステムは、「レベル2」や「レベル3」で提出ていしゅつしたシステムよりもGFlops/Wがたかくなる傾向けいこうがあることから、不公平ふこうへいであるという指摘してきがあり、主催しゅさいしゃがわではなるべく「レベル2」か「レベル3」のデータを提出ていしゅつすることを推奨すいしょうしている。しかしだい規模きぼなシステムではぜんシステムの消費しょうひ電力でんりょく計測けいそくおこなうのはむずかしい場合ばあいもあることから、現状げんじょうでは「レベル1」の計測けいそく方法ほうほうでもとくにペナルティはない。

電力でんりょく効率こうりつ変遷へんせん

[編集へんしゅう]

首位しゅい計算けいさん電力でんりょく効率こうりつ (GFLOPS/W)

Green500リスト

[編集へんしゅう]

Green500リストは「The Green List」ともばれ、各回かくかい上位じょうい順位じゅんい性能せいのう設置せっち場所ばしょ、システムは以下いかとおり。

性能せいのう指標しひょうは2017ねん6がつ以降いこうはGFLOPS/W(ギガフロップス/ワット)、それ以前いぜんはMFLOPS/W(メガフロップス/ワット)。

2022ねん5がつ

[編集へんしゅう]

2022ねん5がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[6]。CPUにAMD EPYC、アクセラレータにAMD INSTINCT MI250Xが使つかわれたCray EX235aシステムが上位じょうい4までを独占どくせんした。前回ぜんかい1だった日本にっぽんのPreferred Networksしゃ独自どくじ開発かいはつアクセラレータを搭載とうさいしたMN-3は5となった。

2021ねん11月

[編集へんしゅう]

2021ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[7]前回ぜんかい1だったPreferred NetworksしゃMN-3がさらに効率こうりつげて2連覇れんぱ

2021ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2021ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[8]前回ぜんかい2となったPreferred NetworksしゃのMN-3がさらに効率こうりつげて1となった。

2020ねん11月

[編集へんしゅう]

2020ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[9]。NVIDIAしゃDGX SuperPODが1となった。日本にっぽんPreferred Networksしゃ製造せいぞうした前回ぜんかい1の「MN-3」は、今回こんかい26.039GFLOPS/Wまで性能せいのう向上こうじょうさせたが、僅差きんさで2となった。

TOP500で7JUWELS Booster ModuleがGreen500でも3好成績こうせいせきとなった。

2020ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2020ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[10]日本にっぽんPreferred Networksしゃ製造せいぞうした「MN-3」が1となった。

TOP500で2SummitがGreen500でも8、TOP500で1富岳ふがくがGreen500でも9好成績こうせいせきとなった。

日本にっぽんせいのコンピュータがトップ10の4わくめた[11]

2019ねん11月

[編集へんしゅう]

2019ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[12]日本にっぽん富士通ふじつう沼津ぬまづ工場こうじょう設置せっちされた「A64FX prototype」(2021ねん運用うんよう開始かいし予定よていのスパコン富岳ふがく試作しさく)が1となった。アクセラレータを搭載とうさいしない、汎用はんようCPU(ARMけいA64FX)のみで構成こうせいされるシステムがGreen500で1となったのは快挙かいきょとされる。2の「NA-1」(ペジーコンピューティング)、6の「ABCI」(さん総研そうけん)、8の「TSUBAME3.0」(東工大とうこうだい)も日本にっぽんぜいである。

なお、上位じょうい10システムのうち、日本にっぽんぜい以外いがいの6システムはIBMのサーバー「IBM Power System AC922」で構成こうせいされている。

2019ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2019ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[13]前回ぜんかいのGreen500で8だった「MareNostrum P9 CTE」が若干じゃっかん順位じゅんいげて4となった。

なお、当初とうしょ理研りけんShoubu system B前回ぜんかいまで3連覇れんぱ)が1だと発表はっぴょうされていたが、Shoubuは2019ねん5がつ廃止はいしされていたことが判明はんめいしたため、2以下いかがった。

2018ねん11月

[編集へんしゅう]

2018ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[14]理研りけんのShoubu system Bが3連覇れんぱ今回こんかい上位じょうい5新顔しんがおく、前回ぜんかいの2と3がTOP500から脱落だつらくしたぶんがだいたいそのままがった。前回ぜんかい6だった東工大とうこうだいのTSUBAME3.0は今回こんかいは5となり、3ぶりに上位じょうい5以内いない登場とうじょうしたが、前回ぜんかい8だったさん総研そうけんのABCIが今回こんかいは4となり、性能せいのうかれてしまった。

前回ぜんかいのGreen500で264(TOP500で3)だったSierra(アメリカ、ローレンス・リバモア国立こくりつ研究所けんきゅうじょ)が大幅おおはば性能せいのう向上こうじょうし、今回こんかいのGreen500では6(TOP500で2)となった。また、AMD Epyc互換ごかんCPUのHygon Dhyanaを採用さいようしたSugonのAdvanced Computing Systemが9にランクイン(TOP500にランクインした500システムのうちでも、AMDけいはこれだけ)。TOP500の上位じょうい500システムのCPUは長期ちょうきにわたってIntelがほぼ独占どくせんしているが、今回こんかいのGreen500の上位じょうい10システムを場合ばあいは、3のSummit、6のSierra、8のMareNostrum P9 CTEの3システムがIBM、9のSugonのサーバーがAMDけいであるため、Intelは6システムしかなかった。

2018ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2018ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[15]上位じょうい4までのシステムは前回ぜんかいおなじだが、2018ねん6がつのTOP500で1となったSummit(アメリカ、オークリッジ国立こくりつ研究所けんきゅうじょ)がGreen500でも5という好成績こうせいせきとなった。

なお、日本にっぽんぜい前回ぜんかいおなじでTOP3を独占どくせんし、上位じょうい10までにも6システムがはいった。東工大とうこうだいのTSUBAME3.0は今回こんかいも6(TOP500では19)。Green500で8となった日本にっぽん最速さいそくAI Bridging Cloud Infrastructure産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょ)は、TOP500でも5という好成績こうせいせきとなった。

また、前回ぜんかいまではCPUにIntel Xeonを使つかうシステムが上位じょうい10までを独占どくせんしていたが、今回こんかいは5のSummit、9のMareNostrum P9 CTE(スペイン、バルセロナ・スーパーコンピューティング・センター)など、IBM POWER9いきおい躍進やくしんした。

2017ねん11月

[編集へんしゅう]

2017ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[16]PEZY ComputingしゃのZettaScalerが使つかわれたシステムがTOP3を独占どくせんした。また、今回こんかい日本にっぽんぜい上位じょうい10までに7システムがはいった。

なお、Green500で世界せかい5となったGyoukou(暁光ぎょうこう)は、TOP500でも世界せかい4はいった。また、前回ぜんかいのGreen500で1だった東工大とうこうだいのTSUBAME3.0はバージョンアップによってTOP500で61から13にまで性能せいのうげたが、その代償だいしょうとしてエネルギー効率こうりつが13.704MFLOPS/Wまでがり、今回こんかいのGreen500ではGyoukouにギリギリけて6となった。

2017ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2017ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[17]。アクセラレータにNVIDIAしゃのTesla P100が使つかわれたシステムがランキングを独占どくせんした。また、今回こんかい日本にっぽん上位じょうい4までを独占どくせんし、上位じょうい10までにも6システムがはいった。

なお、6以下いかのシステムは、6がPiz Daint(前回ぜんかい2)、7がGyoukou(海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう)、8が「GOSAT-2研究けんきゅうよう計算けいさん設備せつび」(という名前なまえのシステム、国立こくりつ環境かんきょう研究所けんきゅうじょ)、9がFacebookしゃ自作じさくした無名むめいのサーバー、10がDGX Saturn V(前回ぜんかい1)。なお、上位じょうい10システムのうち、7のGyoukouだけがTesla P100を使つかっていない。

2016ねん11月

[編集へんしゅう]

2016ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとおり。前回ぜんかいはNVIDIAせいではない独自どくじ開発かいはつのアクセラレータをメインとするシステムが1だったが、今回こんかいはNVIDIAせいGPUのTesla P100を使用しようしたシステム「DGX-1」を採用さいようしたスパコンが1と2はいった。とくにNVIDIAしゃみずか設計せっけいしてNVIDIAしゃ自身じしん設置せっちされた1のSATURNVは2以下いか大差たいさをつけており、NVIDIAはIntelへの対抗心たいこうしんあらわにしている[18]

欧州おうしゅう最速さいそくのPiz Daintが、Tesla P100を採用さいようしてバージョンアップし、Green500の2かえいた。前回ぜんかい1理研りけんのShoubuは3転落てんらく前回ぜんかい2のSatsukiはTOP500のランクがい転落てんらく)したが、6以下いかでは、日本にっぽん最速さいそく東大とうだい筑波大つくばだいOakforest-PACSが6京大きょうだいCamphor 2が9はいるなど、日本にっぽんぜい健闘けんとうした。日本にっぽんではないが、ドイツの富士通ふじつうテクノロジー・ソリューションズ本店ほんてん設置せっちされた富士通ふじつうのサーバーも5はいった。前回ぜんかいはトップ10に6はいっていた中国ちゅうごくぜいは、前回ぜんかい5のSugon ClusterがTOP500ランキングに不参加ふさんかだったりしたため、今回こんかい神威かもいふとしひかりの1だけと大幅おおはば減少げんしょうした(国策こくさくスパコンである神威かもいふとしひかりほかは、普通ふつうのサーバーがトップ10にランクインしていただけだったので、こういうことがこる)。

2016ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2016ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[19]理研りけんのShoubuが3連覇れんぱ。また、TOP500で1となった神威かもいふとしひかりがGreen500でも3上位じょういにつけた。

今回こんかいより、Green500がTOP500のランキングと統合とうごうされ、TOP500のランキング算出さんしゅつもちいられた設定せってい(エネルギー消費しょうひ効率こうりつよりもハイパフォーマンスにった設定せってい)からGreen500のランキングが算出さんしゅつされるようになったため、いくつかのシステムで前回ぜんかい以前いぜんよりもエネルギー消費しょうひ効率こうりつ若干じゃっかんがっており、とくにShoubuはおおきくダウンしたが、それでも1をキープした。また、Green500のランキングがTOP500にランクインしたシステムのなかからえらばれるようになったため、Suiren Blue(2016ねん6がつのTOP500で576)などShoubuとどうレベルのエネルギー消費しょうひ効率こうりつつPEZY ComputingのシステムがTOP500ランクがいであったためにGreen500へのランクインができなかったが、TOP500でギリギリ486となったPEZY Computingの新型しんがたSatsukiがGreen500で2となった。

ちなみに6スタンフォード大学だいがくのXStream、7から10まではInspurのサーバー

2015ねん11月

[編集へんしゅう]

2015ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[20]理研りけんのShoubuが2連覇れんぱ。ちなみに6から10まではInspur(なみしおしんいき技術ぎじゅつ)のサーバー設置せっち企業きぎょう不明ふめい)で、4のSugon(ちゅう曙光しょこう)をふくめると上位じょうい10システムちゅう6システムを中国ちゅうごくメーカーがめた。

2015ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2015ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストのうち、上位じょうい10以下いかとおり。日本にっぽんのスパコン開発かいはつベンチャーのPEZYグループ開発かいはつしたスパコンが1~3独占どくせんした[21]。いずれもPEZYが開発かいはつしたPEZY-SC使つかわれており、日本にっぽん企業きぎょう開発かいはつしたアクセラレータを使つかったシステムがはじめてGreen500で1となった。

Green500リスト(2015ねん6がつ)上位じょうい10[22]
順位じゅんい 設置せっち場所ばしょ 製造せいぞう コンピュータ (プロセッサ) 設置せっちこく 電力でんりょくあた性能せいのう(MF/W) 合計ごうけい消費しょうひ電力でんりょく(kW) TOP500順位じゅんい
1 理化学研究所りかがくけんきゅうしょ Shoubu菖蒲しょうぶ)(Xeon E5-2618Lv3 8CPEZY Computing) 日本の旗 日本にっぽん 7,031.58 50.32 160
2 高エネルギこうえねるぎ加速器研究機構かそくきけんきゅうきこう Suiren Blueあお睡蓮すいれん)(Xeon E5-2618Lv3 8C、PEZY Computing) 日本の旗 日本にっぽん 6,842.31 28.25
3 高エネルギこうえねるぎ加速器研究機構かそくきけんきゅうきこう Suiren睡蓮すいれん)( Intel Xeon E5-2660v2 10C、PEZY Computing) ) 日本の旗 日本にっぽん 6,217.04 32.59
4 じゅうイオン研究所けんきゅうじょ ASUS ESC4000 FDR/G2S( Intel Xeon E5-2690v2 10C) ドイツの旗 ドイツ 5,271.81 57.15
5 東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがく TSUBAME-KFC (Intel Xeon E5-2620v2 6C NVIDIA K20x) 日本の旗 日本にっぽん 4,257.88 39.83
6 スタンフォード大学だいがく XStream(Intel Xeon E5-2680v2 10C Nvidia K80) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 4,112.11 190.00
7 クレイ・インコーポレイテッド Storm1 ( Intel Xeon E5-2660v2 10C Nvidia K40m) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 3,962.73 44.54
8 ケンブリッジ大学けんぶりっじだいがく Wilkes (Intel Xeon E5-2630v2 6C NVIDIA K20) イギリスの旗 イギリス 3,631.70 52.62
9 ドレスデン工科こうか大学だいがく Taurus GPUs (Bull bullx R400Xeon E5-2680v3 12C Nvidia K80) ドイツの旗 ドイツ 3,614.71 58.01
10 金融きんゆう機関きかん ( Xeon E5-2680v2 10C NVIDIA K20x) 3,543.32 54.60

2014ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2014ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[23]東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくTSUBAME-KFCが2連覇れんぱ[24]

2013ねん11月

[編集へんしゅう]

2013ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[25]東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがくTSUBAME-KFC日本にっぽんせいスパコンとしてはじめて1獲得かくとくした[26]

2012ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2012ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストのうち、上位じょうい10以下いかとおり。1~20IBMBlueGine/Q独占どくせんした[27][28]

Green500リスト(2012ねん6がつ)上位じょうい10[29]
順位じゅんい 設置せっち場所ばしょ 製造せいぞう コンピュータ (プロセッサ) 設置せっちこく 電力でんりょくあた性能せいのう(MF/W) 合計ごうけい消費しょうひ電力でんりょく(kW) TOP500順位じゅんい
1 ローレンス・リバモア国立こくりつ研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.88 41.1 252
2 IBMトーマス・J・ワトソン研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.88 41.1 253
3 アルゴンヌ国立こくりつ研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.86 82.2 99
4 アルゴンヌ国立こくりつ研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.86 82.2 100
5 レンセラー工科こうか大学だいがく IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.86 82.2 102
6 ロチェスター大学だいがく IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.86 82.2 103
7 IBMトーマス・J・ワトソン研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2100.86 82.2 101
8 エディンバラ大学だいがく IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) イギリスの旗 イギリス 2099.56 493.1 20
9 ダーズベリー研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) イギリスの旗 イギリス 2099.50 575.3 13
10 ユーリヒ総合そうごう研究けんきゅう機構きこう(FZJ) IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) ドイツの旗 ドイツ 2099.46 657.5 8

2011ねん11月

[編集へんしゅう]

2011ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストのうち、上位じょうい10以下いかとおり。1~5IBMBlueGine/Q独占どくせんした。6、7、9、10GPGPU技術ぎじゅつ使用しよう

Green500リスト(2011ねん11月)上位じょうい10[30]
順位じゅんい 設置せっち場所ばしょ 製造せいぞう コンピュータ (プロセッサ) 設置せっちこく 電力でんりょくあた性能せいのう(MF/W) 合計ごうけい消費しょうひ電力でんりょく(kW) TOP500順位じゅんい
1 IBMロチェスター IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2026.48 85.12 64
2 IBMトーマス・J・ワトソン研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2026.48 85.12 65
3 IBMロチェスター IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 1996.09 170.25 29
4 ローレンス・リバモア国立こくりつ研究所けんきゅうじょ IBM BlueGene/Q (Power BQC 16C) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 1988.56 340.5 17
5 IBMトーマス・J・ワトソン研究所けんきゅうじょ IBM NNSA/SC BlueGene/Q プロトタイプ1 (Power BQC) アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 1689.86 38.67 284
6 長崎大学ながさきだいがく (自作じさく) DEGIMAクラスター (Intel i5, ATI Radeon) 日本の旗 日本にっぽん 1378.32 47.05 328
7 バルセロナ・スーパーコンピュータ・センター Bull Bullx B505 (Xeon E5649 6C, NVIDIA 2090) スペインの旗 スペイン 1266.26 81.5 114
8 TGCC/GENCI(Tres Grand Centre de calcul du CEA) Bull Bullx B505 (Xeon E5640) フランスの旗 フランス 1010.11 108.8 102
9 中国科学院ちゅうごくかがくいん IPE, Nvidia, Tyan Mole-8.5 Cluster (Xeon X5520 4C, NVIDIA 2050) 中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく 963.7 515.2 21
10 東京工業大学とうきょうこうぎょうだいがく 日本電気にほんでんき, HP HP ProLiant SL390s G7 (Xeon 6C X5670, NVIDIA) 日本の旗 日本にっぽん 958.35 1243.8 5

2011ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2011ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[31]

2010ねん11月

[編集へんしゅう]

2010ねん11月に発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[32]。1にBlueGene/Qが登場とうじょうした。GRAPE-DRは2010ねん5がつ発表はっぴょうされたLittle Green500で 815.43 MFLOPS/Watt で1となった。

2010ねん6がつ

[編集へんしゅう]

2010ねん6がつ発表はっぴょうされたGreen500リストの上位じょうい5以下いかとお[33]上位じょうい5使用しようプロセッサは、4星雲せいうんはインテルXeonの4システム(QPACEおよびBladeCenter)はPowerXCell搭載とうさい

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ About The Green500
  2. ^ スーパーコンピュータのしょうエネランキング、1はIBMでTSUBAMEが2
  3. ^ Green500のリストが正式せいしき発表はっぴょう - 測定そくてい方法ほうほう変化へんか - マイナビニュース
  4. ^ 2015~2022ねんにランクインしたPEZY Computingしゃのシステムや2020ねんから2022ねんにランクインしたPreferred Networksのシステムなど
  5. ^ SC17 - Green500は改良かいりょうされた電力でんりょく測定そくていほう目指めざす(1) 3段階だんかいかれるGreen500の電力でんりょく測定そくていほう - マイナビニュース
  6. ^ June 2022 | TOP500
  7. ^ November 2021 | TOP500
  8. ^ June 2021 | TOP500
  9. ^ November 2020 | TOP500
  10. ^ June 2020 | TOP500
  11. ^ Preferred Networksがスパコンしょう電力でんりょくランキング「Green500」で世界せかい1富岳ふがく」とわせて日本にっぽんぜいがトップ独占どくせん”. ITmedia NEWS. アイティメディア株式会社かぶしきがいしゃ (2020ねん6がつ23にち). 2020ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん
  12. ^ November 2019 | TOP500 Supercomputer Sites
  13. ^ June 2019 | TOP500 Supercomputer Sites
  14. ^ November 2018 | TOP500 Supercomputer Sites
  15. ^ June 2018 | TOP500 Supercomputer Sites
  16. ^ November 2017 | TOP500 Supercomputer Sites
  17. ^ June 2017 | TOP500 Supercomputer Sites
  18. ^ NVIDIA DGX SATURNV、世界せかいもっと電力でんりょく効率こうりつすぐれたスーパーコンピューターとして 2 以下いか大差たいさはなす | NVIDIA
  19. ^ The Green500 list - June 2016
  20. ^ The Green500 list - November 2015
  21. ^ “スパコン電力でんりょく効率こうりつランキング「Green500」でPEZYグループがトップ3を独占どくせん. ITPro. (2015ねん8がつ3にち). https://xtech.nikkei.com/it/atcl/news/15/080302558/ 2015ねん8がつ8にち閲覧えつらん 
  22. ^ [1]
  23. ^ The Green500 list - June 2014
  24. ^ 東工大とうこうだいあぶらひたスパコン「TSUBAME-KFC」がしょうエネランキング連覇れんぱ. PC Watch. (2014ねん7がつ1にち). https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/655942.html 2015ねん8がつ9にち閲覧えつらん 
  25. ^ The Green500 list - November 2013
  26. ^ 東工大とうこうだい、NECなどと開発かいはつのスパコン「TSUBAME-KFC」がしょうエネ性能せいのうランキング2かん獲得かくとく
  27. ^ The Green500 list - June 2012 from 1 to 100
  28. ^ Green500 Turns Blue - HPC wire
  29. ^ The Green500 list - June 2012
  30. ^ The Green500 list - Nov 2011
  31. ^ The Green500 list - June 2011
  32. ^ The Green500 list - November 2010
  33. ^ The Green500 list - June 2010

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]