(Translated by https://www.hiragana.jp/)
In The Groove - Wikipedia コンテンツにスキップ

In The Groove

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『In the Groove 2』筐体きょうたい
In the Groove
ジャンル ダンスシミュレーション
対応たいおう機種きしゅ AC,PS2
開発元かいはつもと Roxor
発売はつばいもと Roxor(AC),RedOctane(PS2)
人数にんずう 1 - 2人ふたり
稼働かどう時期じき 2004-
デバイス 8フットパネル
テンプレートを表示ひょうじ

In the Groove(以下いか「ITG」)は、アメリカのゲームメーカーであるRoxorしゃ製造せいぞう販売はんばいしている音楽おんがくゲームである。 音楽おんがくあわせて上下じょうげ左右さゆうのパネルをタイミングよくむことでプレイする、Dance Dance Revolution(以下いか「DDR」)とおなじインターフェイスをつゲームである。

概要がいよう

[編集へんしゅう]

ITGは、改造かいぞうした「Dance Dance Revolution」の筐体きょうたいに「StepMania」をベースに開発かいはつしたソフトをれたゲームで、基本きほんてき部分ぶぶんはDDRとているが、独自どくじ部分ぶぶん多数たすう存在そんざいする。

「DDR EXTREME」以降いこうDDRの開発かいはつがストップしたことにより、どうシリーズのファンによって製作せいさくされ、アメリカを中心ちゅうしん人気にんきはくした。

筐体きょうたいは、前述ぜんじゅつしたDDR筐体きょうたい改造かいぞうしたものと、後述こうじゅつする理由りゆうにより、Andamiroしゃとの共同きょうどう開発かいはつによって作成さくせいされたしん筐体きょうたいの2つのタイプが存在そんざいする。

また、筐体きょうたいのキャビネット部分ぶぶんにはUSB端子たんし搭載とうさいされており、そこに持参じさんしたUSBメモリをみ、それをかいして記録きろく保存ほぞんや、後述こうじゅつするCustom Songのプレイなどに利用りようすることが出来できる。

DDRとの差異さい

[編集へんしゅう]
プレイ画面がめん
ITGは、画面がめん表示ひょうじされる項目こうもく構成こうせいがDDRとことなり、ダンスゲージはかくプレイサイドのはしたてがたのゲージで表示ひょうじされ、ステップゾーンの上部じょうぶ現在げんざい達成たっせいりつ表示ひょうじされる。
また、画面がめん上部じょうぶには楽曲がっきょくめいかれた横型よこがたのゲージが配置はいちされており、目盛めもりの推移すいいでプレイちゅう楽曲がっきょく進行しんこうることが出来できる。
スコア方式ほうしき
ITGでは達成たっせいりつ方式ほうしき基軸きじくえられており、ながれてくる矢印やじるしノートをただしいタイミングでんでいくことによって達成たっせいりつ加算かさんされていき、Miss判定はんていした場合ばあいとう達成たっせいりつ減少げんしょうする。
理論りろんは100%となっており、すべての矢印やじるしノートをFantastic判定はんていすべてのホールドアローでYeah!判定はんてい(DDRシリーズにおけるフリーズアローでのOK判定はんてい)をり、なおかつ後述こうじゅつするマインノートを一切いっさいまないことで達成たっせいとなる。
ちなみにITGでの判定はんてい表示ひょうじは、タイミングの正確せいかくほうからFantastic,Excellent,Great,Decent,Way Off,Missのじゅん表示ひょうじされる。
マインノート
地雷じらいのようなかたちをしたノートのことで、通常つうじょう矢印やじるしノートとともながれてくる。
このノートがステップゾーンにかさなったとき対応たいおうする方向ほうこうのパネルをんでいた場合ばあい爆発ばくはつのエフェクトとともにダンスゲージと達成たっせいりつ減少げんしょうする。
また、矢印やじるしノートとどうタイミングかつどう方向ほうこうでなければどこにでも配置はいちすることができるため譜面ふめん読解どっかいむずかしくしたり、マインノートで文字もじえがいている譜面ふめんもある。
3箇所かしょ以上いじょうのノートの同時どうじ配置はいち
ITGでは矢印やじるしノートの同時どうじ配置はいちすう制限せいげんく、同時どうじに3箇所かしょ以上いじょう矢印やじるしながれてきたり、両足りょうあしでホールドアローをんでいる途中とちゅう矢印やじるしノートがながれてくる譜面ふめん存在そんざいする。
公式こうしき譜面ふめんにおいては、Bend Your MindのExpert Double譜面ふめんにて最大さいだい6箇所かしょ同時どうじ配置はいち存在そんざいする。
ロールアロー
ITG2で追加ついかされたノートで、ホールドアローにのこのようなきざけたかたち表示ひょうじされる。
はホールドアローにているが、一定いってい間隔かんかくないあしはな連打れんだするようにつづけなければならず、あしいたままにしていてもBad(DDRシリーズにおけるN.G.)と判定はんていされる。
Custom Song
ITG2の追加ついかパッチによるバージョンアップばんから搭載とうさいされた機能きのう
筐体きょうたいのキャビネット部分ぶぶん搭載とうさいされたUSB端子たんしに、持参じさんしたUSBメモリをしてプレイすることで、StepMania譜面ふめん作成さくせいした楽曲がっきょくをプレイすることが出来できる。
DDRシリーズにおけるEDIT機能きのうとは、譜面ふめんだけでなく楽曲がっきょく自由自在じゆうじざい設定せってい出来できるという決定的けっていてき差異さいてんがある。

シリーズ作品さくひん

[編集へんしゅう]
  • アーケード
    • In the Groove (2004ねん7がつ30にち稼動かどう開始かいし)
    • In the Groove 2 (2005ねん6がつ18にち稼動かどう開始かいし)
    • In the Groove 3 (開発かいはつ中止ちゅうし)
    • Pump It Up Pro (2007ねん7がつ稼動かどう開始かいし)
    • Pump It Up Jump (2009ねん稼働かどう開始かいし)
    • Pump It Up Pro 2 (2010ねん7がつ稼動かどう開始かいし)
    • Pump It Up Infinity (2013ねん2がつ稼動かどう開始かいし)
  • コンシューマ
    • In the Groove(PS2) (2005ねん6がつ17にち発売はつばい)

日本にっぽん設置せっち店舗てんぽ

[編集へんしゅう]

World Game Circus(ワールド・ゲーム・サーカス)にITG2が設置せっちされていたが、2021ねん10がつ12にちをもって撤去てっきょ[1]となり、日本にっぽんでの設置せっち店舗てんぽくなった。

訴訟そしょう問題もんだい

[編集へんしゅう]

2005ねん5がつ、コナミがDDRを違法いほう改造かいぞうしたとしてべいRoxorしゃ提訴ていそ。このためITG2、およびITG3は「Pump It Up」の製造元せいぞうもとのAndamiroしゃ共同きょうどう開発かいはつした筐体きょうたい使用しようしている。その、Roxorしゃ敗訴はいそし、ITGの権利けんりをコナミが取得しゅとくすることで両社りょうしゃ合意ごういしたため続編ぞくへん開発かいはつ中止ちゅうしされた。しかし、Kyle Wardを中心ちゅうしんとしたITGの開発かいはつしゃ一部いちぶはFun in Motionという会社かいしゃ設立せつりつ、Andamiroしゃ協力きょうりょくうえPump It Upの派生はせいばんである「Pump It Up Pro」が事実じじつじょう続編ぞくへんとして発売はつばいされ、シリーズ作品さくひんとしてPro 2、Jump、Infinityが発売はつばいされた。

Kyle WardはそのiDanceとばれるITGに最大さいだい32にんのフィットネスけダンスゲームを開発かいはつ。Step Revolution[2]げ、「ReRave」「DittoBeat」「ReRave Plus」を開発かいはつしたのち、2024ねん2がつ現在げんざいStepManiaX開発かいはつしている。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ 21/10/11 筐体きょうたい撤去てっきょ|WGC_TENCHO|note”. note(ノート). 2023ねん1がつ30にち閲覧えつらん
  2. ^ "Company - Step Revolution LLC"” (英語えいご). 2023ねん1がつ30にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]