JOCエリートアカデミー

JOCエリートアカデミー
JOC Elite Academy

JOCエリートアカデミーのある味あじの素もとナショナルトレーニングセンター
設立せつりつ	2008年ねん（平成へいせい20年ねん）4月がつ
設立せつりつ者しゃ	日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい
目的もくてき	年少ねんしょう競技きょうぎ者しゃの一貫いっかん育成いくせい
本部ほんぶ	日本にっぽん東京とうきょう都と北きた区く西にしが丘おか三さん丁目ちょうめ15番ばん1号ごう
座標ざひょう	北緯ほくい35度ど46分ふん4.3秒びょう 東経とうけい139度ど42分ふん31.5秒びょう
公用こうよう語ご	日本語にほんご
関連かんれん組織そしき	各かく競技きょうぎ団体だんたい
予算よさん	96,640,580円えん（2013年度ねんど）
ウェブサイト	JOCエリートアカデミー事業じぎょう

JOCエリートアカデミー（ジェイオーシーエリートアカデミー、英語えいご: JOC Elite Academy）は、年少ねんしょうの競技きょうぎ者しゃが将来しょうらい的てきにオリンピックをはじめとする国際こくさい競技きょうぎ大会たいかいにて活躍かつやくできるよう、一貫いっかんして育成いくせいするために日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい（JOC）が設置せっちした組織そしき。有望ゆうぼうな小学生しょうがくせい・中学生ちゅうがくせいの競技きょうぎ者しゃを発掘はっくつし、味あじの素もとナショナルトレーニングセンターを拠点きょてんに生活せいかつさせながら、学校がっこうへの通学つうがくとトレーニングを行おこなうものである。

略称りゃくしょうは「EA」、「エリアカ」。

概説がいせつ

国際こくさい競技きょうぎ大会たいかいで活躍かつやくできる競技きょうぎ者しゃを育成いくせいするため、競技きょうぎ力りょく向上こうじょうのためのプログラムを提供ていきょうするのみならず、知的ちてき能力のうりょく、生活せいかつ力りょく、語学ごがく力りょく、学力がくりょくの向上こうじょうに向むけた指導しどうもなされる。これは社会しゃかい的てきにも活躍かつやくできる選手せんしゅの育成いくせいを目標もくひょうとしているためである。競技きょうぎ者しゃは近隣きんりんの学校がっこうに通学つうがくしながら、各かく競技きょうぎ団体だんたいから一貫いっかんした指導しどう体制たいせいで発達はったつ段階だんかいに応おうじた指導しどうを受うける。エリートアカデミー事業じぎょうの対象たいしょうとなるのは中学生ちゅうがくせいと高校生こうこうせいである。

2015年ねん（平成へいせい27年ねん）4月がつ現在げんざいの在籍ざいせき者しゃは47人にん。生徒せいとが在籍ざいせきしている競技きょうぎは卓球たっきゅう・レスリング・フェンシング・水泳すいえい（飛込とびこみ競技きょうぎのみ）・ライフル射撃しゃげきである。ただしレスリングは2013年ねん（平成へいせい25年ねん）で新規しんき募集ぼしゅうを打うち切きっている。2011年ねん（平成へいせい23年ねん）からバレーボールが加くわわるという報道ほうどうもあったが、2014年ねん現在げんざいもバレーボールは生徒せいとを募集ぼしゅうしていない。

歴史れきし

設立せつりつの背景はいけい

2000年ねん（平成へいせい12年ねん）9月12日にち、日本にっぽん政府せいふは国際こくさい競技きょうぎ大会たいかいで活躍かつやくする競技きょうぎ者しゃの育成いくせい・強化きょうかを推進すいしんすることを目標もくひょうとしたスポーツ振興しんこう基本きほん計画けいかくを策定さくていし、「ジュニア期きからトップレベルに至いたるまで一貫いっかんした理念りねんに基もとづく個人こじんの特性とくせいや発達はったつ段階だんかいに応おうじた最適さいてきの指導しどうを行おこなう一貫いっかん指導しどうシステムの構築こうちく」が必要ひつよう不可欠ふかけつな施策しさくであるとした。これを受うけJOCは選手せんしゅ強化きょうか本部ほんぶに「JOC GOLD PLANプロジェクト」を設置せっちし、JOCゴールドプランを作成さくせい、そのうちのカテゴリー1に「強化きょうかプログラム」が掲かかげられ、競技きょうぎ者しゃ向むけには「アスリートプログラム」が強化きょうかプログラムの中なかに組くみ込こまれた。アスリートプログラムは更さらに「エリートプログラム」と「ユースエリートプログラム」に分割ぶんかつされ、ユースエリートプログラムでは将来しょうらいのオリンピック選手せんしゅ育成いくせいのための事業じぎょうを拡大かくだい・発展はってんさせ、充実じゅうじつを図はかることとされた。

時どきを同おなじくして、スポーツ振興しんこう基本きほん計画けいかくに掲かかげられた環境かんきょう整備せいびが実現じつげんし、国立こくりつスポーツ科学かがくセンターが2001年ねん（平成へいせい13年ねん）10月がつに、ナショナルトレーニングセンター（NTC）が2008年ねん（平成へいせい20年ねん）1月がつ21日にちに開設かいせつされた。NTCの供用きょうよう開始かいしに伴ともない、オリンピック競技きょうぎ28競技きょうぎのうち14競技きょうぎ団体だんたいが個別こべつに練習れんしゅうすることが可能かのうとなり、JOCは競技きょうぎ力りょく向上こうじょう合宿がっしゅくのほか、「JOCスポーツアカデミー事業じぎょう」を立たち上あげ、NTCで行おこなっている。JOCスポーツアカデミー事業じぎょうは3事業じぎょうから成なるが、そのうちの1つが「JOCエリートアカデミー」である。同どう一いち拠点きょてんでの集中しゅうちゅう的てき・継続けいぞく的てき・長期ちょうき的てきな強化きょうか活動かつどうが可能かのうであるNTCは年少ねんしょう競技きょうぎ者しゃの育成いくせいに適てきした環境かんきょうである。

開校かいこう後ご

開校かいこう時じに生徒せいとを募集ぼしゅうしたのは卓球たっきゅうとレスリングの2競技きょうぎであった。2008年ねん（平成へいせい20年ねん）4月がつ4日にち、NTCにて開校かいこう式しきが開ひらかれた。第だい1期生きせいとして小学校しょうがっこう6年生ねんせいから中学校ちゅうがっこう2年生ねんせいまでの11人にんが入校にゅうこうし、卓球たっきゅうは6人にん、レスリングは5人にんであった。レスリングに関かんしてはJOCの事業じぎょうであるにもかかわらず、「海うみのものか山やまのものか分わからないところ」として指導しどう者しゃから敬遠けいえんされ、選手せんしゅ集あつめに苦戦くせんしたという。新入生しんにゅうせいは1人ひとり1人にん名前なまえを呼よばれ、関係かんけい者しゃからの激励げきれいを受うけた後のち、田添たぞえ健けん汰（卓球たっきゅう）と宮原みやはら優ゆう（レスリング）が代表だいひょうして決意けつい表明ひょうめいを行おこなった。翌よく2009年ねん（平成へいせい21年ねん）からフェンシングも生徒せいと募集ぼしゅうを開始かいしする。その後ごエリートアカデミーに参加さんかする競技きょうぎが増ふえず、JOC選手せんしゅ強化きょうか本部ほんぶ長ちょうの橋本はしもと聖子せいこは競技きょうぎ数すうを最低さいていでも2桁けたにすることを2013年ねん（平成へいせい25年ねん）9月17日にちに明言めいげんした。

2014年ねん（平成へいせい26年ねん）入校にゅうこうの7期生きせいから飛込とびこみとライフル射撃しゃげきの選手せんしゅが入校にゅうこうするようになった。一方いっぽうでレスリングは2013年ねん（平成へいせい25年ねん）で新規しんき募集ぼしゅうを停止ていししたため新入生しんにゅうせいはいなかった。募集ぼしゅう停止ていしの理由りゆうについて日本にっぽんレスリング協会きょうかい専務せんむ理事りじの高田たかだ裕司ゆうじは、今いまのジュニアを育成いくせいしても東京とうきょうオリンピックには間まに合あわないため、と説明せつめいした。2015年ねん（平成へいせい27年ねん）4月がつ28日にち、JOCは選手せんしゅ強化きょうか常任じょうにん委員いいん会かいを開ひらき、エリートアカデミーの対象たいしょうとなる競技きょうぎを拡充かくじゅうするとともに、育成いくせいする選手せんしゅをすでに在籍ざいせきしているものを含ふくめて選抜せんばつし直なおすことを決定けっていした。

競技きょうぎ者しゃの生活せいかつ

日本にっぽん全国ぜんこくから集あつまった競技きょうぎ者しゃ（アカデミー生せい）は、全員ぜんいん3、4人にんで1室しつを共ともにする寮りょう生活せいかつを送おくる。寮りょうはNTCに併設へいせつされた「アスリートヴィレッジ」に設置せっちされており、寮りょう生活せいかつであるため睡眠すいみん時間じかんは管理かんりされ、携帯けいたい電話でんわは就寝しゅうしん前まえに寮母りょうぼへ預あづけなければならない。アカデミー生せいは寝食しんしょくを共ともにしながら、日々ひびオリンピックでの金きんメダルを目指めざして猛もう練習れんしゅうに取とり組くむ。練習れんしゅう時間じかんはライフル射撃しゃげきの場合ばあい、平日へいじつ2時じ間あいだ半はん、休日きゅうじつ4 - 5時じ間あいだである。実家じっかに帰省きせいできるのはゴールデンウィーク、夏休なつやすみ（1週間しゅうかん）、正月しょうがつのみで、休日きゅうじつの遠出とおでや恋愛れんあいは許可きょかされない。

食事しょくじは食堂しょくどうで数種類すうしゅるいのメニューから各人かくじんが好すきなだけ食たべることができ、管理かんり栄養士えいようしが常駐じょうちゅうして栄養えいよう状態じょうたいを管理かんりしている。ただし入校にゅうこう1年ねん目めは週末しゅうまつを除のぞき、栄養えいようバランスのとれた決きめられたメニューを摂とる。メニューはNTCの命名めいめい権けんを持もつ味あじの素もとが協力きょうりょくしている。また管理かんり栄養士えいようしは食事しょくじ指導しどうや栄養えいよう指導しどうを実施じっしし、調理ちょうり実習じっしゅうも取とり入いれている。なお管理かんり栄養士えいようしは食堂しょくどう専属せんぞくの栄養士えいようしと各かく競技きょうぎ団体だんたいのスタッフである栄養士えいようしがおり、情報じょうほう共有きょうゆうを行おこなっている。3 - 4か月げつに一いち度ど「食事しょくじ状じょう況きょう調査ちょうさ」と「身体しんたい計測けいそく」を実施じっしする。身体しんたい計測けいそくの測定そくてい項目こうもくは身長しんちょう・体重たいじゅう・体からだ脂肪しぼう量りょう・除じょ脂肪しぼう体重たいじゅう・体からだ水分すいぶん量りょう・皮下脂肪ひかしぼう厚あつし・筋すじ厚あつなどである。

中学生ちゅうがくせいの場合ばあい、通常つうじょうは隣接りんせつする北きた区立くりつ稲いね付づけ中学校ちゅうがっこうへ通学つうがくする。ただし部ぶ活動かつどうには参加さんかせず、設備せつびの整ととのったNTCにて専属せんぞくの指導しどう者しゃから指導しどうを受うけながら競技きょうぎに取とり組くむ。アカデミー生せいの受うけ入いれ校こう側がわは、アカデミー生せいが世界せかいで得えた経験けいけんを他たの生徒せいとに語かたることで刺激しげきとなれば、と良よい影響えいきょうが及およぶことを期待きたいしている。高校生こうこうせいの場合ばあい、北きた区内くないにある高校こうこうを受験じゅけんすることになる。（通信つうしん制せい課程かていへ進学しんがくする場合ばあいはこの限かぎりではない。）なお全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう総合そうごう体育たいいく大会たいかい（インターハイ）への出場しゅつじょうは各かく競技きょうぎによって対応たいおうが分わかれており、フェンシングは制限せいげん付つきながら出場しゅつじょう可能かのうであるが、卓球たっきゅうは全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう体育たいいく連盟れんめい卓球たっきゅう専門せんもん部ぶが出場しゅつじょうを認みとめていない。なお全国ぜんこく中学校ちゅうがっこう卓球たっきゅう大会たいかいへは2013年ねん（平成へいせい25年ねん）度どからシングルスに限かぎり日本にっぽん中学校ちゅうがっこう体育たいいく連盟れんめいの推薦すいせん枠わくを利用りようして出場しゅつじょう可能かのうとなった。

学業がくぎょう面めんでは、テスト期間きかん中ちゅうにコーチが家庭かてい教師きょうしとなって勉強べんきょうを見みることがあり、深夜しんやまで勉強べんきょうに取とり組くんだ場合ばあいは朝練あされんを休やすませる。遠征えんせい等とうで授業じゅぎょうに出でられない場合ばあいは、休やすんだ間あいだのプリントを学校がっこう側がわが配布はいふしたり、エリートアカデミーが補習ほしゅうを開講かいこうしたりと学業がくぎょうの遅おくれを取とり戻もどすための配慮はいりょがなされる。ロジカルシンキングを修得しゅうとくするための「言語げんご技術ぎじゅつ」の授業じゅぎょうが月つき2回かい開講かいこうされる。語学ごがく面めんでは、毎週まいしゅう土曜日どようびの夜よるに英会話えいかいわの授業じゅぎょうが行おこなわれ、特とくに発音はつおんについては細こまかな指導しどうがなされる。

運営うんえい資金しきんはスポーツ振興しんこうくじ（toto）の収益しゅうえき金きんなどを利用りようし、NTCでの食費しょくひや寮費りょうひはJOCが、競技きょうぎにかかる費用ひようや施設しせつ使用しよう料りょうは各かく競技きょうぎ団体だんたいが負担ふたんする。そのため保護ほご者しゃの負担ふたん分ぶんは学費がくひ程度ていどとなる。従来じゅうらいの学校がっこう頼たのみの選手せんしゅ育成いくせいでは特待とくたい生せいとして授業じゅぎょう料りょう免除めんじょを受うけられても遠征えんせい費用ひようや用具ようぐ代だいは負担ふたんする必要ひつようがあり、保護ほご者しゃへの重荷おもにとなっていた。

入校にゅうこう選抜せんばつ

JOCエリートアカデミーに入校にゅうこうするには、各かく競技きょうぎの全国ぜんこく大会たいかいで優勝ゆうしょうするなど実績じっせきを挙あげることが必要ひつようである。ただし競技きょうぎ人口じんこうの少すくないフェンシングに関かんしては、地方ちほう公共こうきょう団体だんたいの実施じっしするタレント発掘はっくつ事業じぎょうで適性てきせいを見みい出だされた競技きょうぎ者しゃも選抜せんばつしている。ライフル射撃しゃげきの選抜せんばつでは、実技じつぎと体力たいりょくテストに加くわえ作文さくぶんが課かされ、性格せいかく診断しんだんと職業しょくぎょう適性てきせい診断しんだんも行おこなわれる。

入校にゅうこう前まえには、生徒せいとと保護ほご者しゃはJOCと各かく競技きょうぎ団体だんたいからエリートアカデミー事業じぎょう全体ぜんたいについて説明せつめいを受うける。

評価ひょうか

JOCとしては2010年ねん（平成へいせい22年ねん）に開ひらかれたシンガポールユースオリンピックに出場しゅつじょうしたJOCエリートアカデミー生せいの谷岡たにおかあゆか（卓球たっきゅう）と宮原みやはら優ゆう（レスリング）が両者りょうしゃとも金きんメダルを獲得かくとくしたことから、「若わかきアスリートを育成いくせいするプロジェクトを進すすめていくうえで大おおきな弾はずみとなった」と評価ひょうかしている。一方いっぽうで日本にっぽんレスリング協会きょうかいは宮原みやはらの金きんメダルについて「同年代どうねんだいの選手せんしゅが相手あいてなのである意味いみでは当然とうぜんのこと」と評ひょうし、大学生だいがくせい2人にんを破やぶって3位いに入賞にゅうしょうした全日本ぜんにほんレスリング選手権せんしゅけん大会たいかいでの成績せいせきの方ほうをより評価ひょうかしている。

スポーツライターの相沢あいざわ光一こういちはエリートアカデミーが国くにから税金ぜいきんによる多額たがくの補助ほじょを受うけているJOCによって運営うんえいされていることから、伸のび悩なやみや故障こしょうに見舞みまわれた際さいにアカデミー生せいがプレッシャーに押おしつぶされないか心配しんぱいであると綴つづり、プロジェクトが始はじまった以上いじょう「今後こんごを見守みまもるしかない」と結むすんでいる。

2014年ねん（平成へいせい26年ねん）現在げんざい、卓球たっきゅうのエリートアカデミー生せいには福原ふくはら愛あいや石川いしかわ佳けい純じゅんに次つぐ「新あらたな黄金おうごん世代せだい」が在籍ざいせきしていると言いわれている。またスポーツ科学かがくジャーナリストの玉村たまむら治おさむは、エリートアカデミーによる育成いくせいの強化きょうかによって卓球たっきゅうの日本にっぽん選手せんしゅの世界せかいランクが上あがっていると述のべている。一方いっぽうで、南京なんきんユースオリンピック予選よせん会かいへの代表だいひょう選考せんこうにおいて、国際こくさい卓球たっきゅう連盟れんめいから出場しゅつじょうの招待しょうたいを受うけた選手せんしゅ（中学ちゅうがく以降いこうに頭角とうかくを現あらわしたためエリートアカデミー生せいではない）が、日本にっぽん卓球たっきゅう協会きょうかいによる裁定さいていでエリートアカデミー生せいを代表だいひょうに選えらんだため出場しゅつじょうできなくなるという事態じたいが発生はっせいした。この問題もんだいを報ほうじた『フライデー』は更さらにスポーツ紙し記者きしゃの話はなしとして、アカデミー生せいは全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんの予選よせん免除めんじょなどの優遇ゆうぐう措置そちや国費こくひで遠征えんせい費用ひようを出だしてもらえるなどの環境かんきょうによって「明日あしたの日本にっぽん代表だいひょう」だと勘違かんちがいし、競争心きょうそうしんがなくなると指摘してきしている。

朝日新聞あさひしんぶんは2014年ねん5月がつ1日にちにエリートアカデミーに関かんする特集とくしゅうを組くみ、競技きょうぎ人口じんこうの少すくない競技きょうぎに関かんしてはボランティアに頼たよった選手せんしゅ育成いくせいが中心ちゅうしんであるため、中央ちゅうおうに選手せんしゅを集あつめた強化きょうかが欠かかせないという競技きょうぎ団体だんたいの意見いけんを掲載けいさいした。その一方いっぽうで、競技きょうぎ特性とくせいにもよるが、多おおくは5 - 7年ねんで熟練じゅくれんの域いきに達たっするため早期そうきに専門せんもん強化きょうかを行おこなうと20代だいで記録きろくが頭打あたまうちになる恐おそれがあること、小ちいさいうちに修得しゅうとくしなければならない動うごきの多おおい水泳すいえいや体操たいそう競技きょうぎを除のぞき、小学生しょうがくせいのうちはさまざまな競技きょうぎに触ふれる方ほうが良よいという国立こくりつスポーツ科学かがくセンター研究けんきゅう員いんのコメントも紹介しょうかいしている。

関連かんれん人物じんぶつ

レスリング

• 宮原みやはら優ゆう（1期き）
• 古市ふるいち雅子まさこ（1期き）
• 村田むらた夏なつ南みなみ子こ（2期き）
• 向田むかいだ真しん優ゆう（3期き）
• 乙黒おとぐろ圭けい祐ゆう（3期き）
• 梅林うめばやし太朗たろう（4期き）
• 阿部あべ敏さとし弥わたる（4期き）
• 乙黒おとぐろ拓つぶせ斗と（4期き）
• 基山きやま仁太郎にたろう（5期き）
• 南條なんじょう早はや映うつ（5期き）
• 田た南部なんぶ夢ゆめ叶かのう（5期き）
• 榊さかき流りゅう斗と（6期き）
• 森川もりかわ陽よう斗と（6期き）
• 須﨑優衣ゆい（6期き）
• 鏡かがみ優ゆう翔しょう（9期き）
• 佐藤さとう匡ただし記き（9期き）
• 尾お﨑野乃香（11期き）
• ガレダギ敬一けいいち（11期き）
• 菅野かんの煌大（11期き）
• 坂本さかもと由宇ゆう（11期き）
• 吉田よしだアリヤ（12期き）
• 髙根澤さわ虎とら白しろ（12期き）
• 内田うちだ颯夏（13期き）
• 吉川よしかわ華奈かな（14期き）
• 田中たなか結ゆい（15期き）
• 福井ふくい寧やすし桜さくら（16期き）
• 長谷川はせがわ蓮れん（16期き）
• 内田うちだ菜さい楓かえで（16期き）
• 江坂えさか萌もえ那な（16期き）

卓球たっきゅう

• 田添たぞえ健けん汰（1期き）
• 松田まつだ尚樹なおき（1期き）
• 東ひがし勇いさむ渡わたる（1期き）
• 大塚おおつか大寛だいかん（1期き）
• 谷岡たにおかあゆか（1期き）
• 鈴木すずき李り茄なす（1期き）
• 酒井さかい明あきら日び翔しょう（2期き）
• 村松むらまつ雄つよし斗と（2期き）
• 森もり薗その美月みづき（2期き）
• 佐藤さとう優衣ゆい（2期き）
• 硴塚将人まさと（3期き）
• 宮みや﨑友（3期き）
• 石川いしかわ梨なし良りょう（3期き）
• 森田もりた彩あや音おん（3期き）
• 浜本はまもと由ゆかり惟おもんみ（4期き）
• 龍崎りゅうざき東あずま寅とら（4期き）
• 緒方おがた遼りょう太郎たろう（4期き）
• 加藤かとう結ゆい有子ゆうこ（4期き）
• 福田ふくだ純大じゅんだい（5期き）
• 加藤かとう美優みゆ（5期き）
• 竹内たけうち嘉よしみ菜さい（5期き）
• 金きむ光宏みつひろ暢とおる（6期き）
• 浅あさ津つ碧あお利り（6期き）
• 平野ひらの美宇びう（6期き）
• 宇田うだ幸みゆき矢や（7期き）
• 加山かやま裕ひろし（7期き）
• 柏かしわ竹ちく琉（7期き）
• 長ちょう﨑美柚ゆず（8期き）
• 張本ちょうほん智和ともかず（9期き）
• 木原きはら美よし悠ゆう（10期き）
• 小塩こしお遥はるか菜さい（11期き）
• 松島まつしま輝あきら空そら（13期き）
• 渡わたり部民ぶみん人じん（14期き）
• 小塩こしお悠ゆう菜さい（14期き）
• 川上かわかみ流星りゅうせい（15期き）
• 香取かとり悠ゆう珠子たまこ（15期き）
• 花沢はなざわ夏なつ琳（16期き）

フェンシング

• 久ひさ良知りょうち美帆みほ（2期き）
• 馬場ばば絢子あやこ（2期き）
• 柳やなぎ岡おかはるか（2期き）
• 緒方おがた実みのる奈海（3期き）
• 野口のぐち凌りょう平たいら（3期き）
• 森もり千せん絢あや（3期き）
• 向江むかえ彩伽あやか（4期き）
• 安部あべ慶けい輝てる（4期き）
• 髙嶋理紗りさ（4期き）
• 星野ほしの剣けん斗と（6期き）
• 清水しみず紀きの宏ひろし（6期き）
• 永野ながの雄大たけひろ（7期き）
• 葉はローランド秀峰しゅうほう（7期き）
• 江村えむら美咲みさき（7期き）
• 月野つきの敬子けいこ（7期き）
• 丸山まるやまさくら（7期き）
• 吉田よしだ多聞たもん（8期き）
• 坪つぼ颯登（11期き）
• 野元のもと麻央まお（16期き）

競泳きょうえい・飛込とびこみ

• 遠藤えんどう拓たく人じん（7期き）
• 金戸かねと華はな（7期き）
• 近藤こんどう花はな菜さい（7期き）
• 伊藤いとう洸こう輝てる（8期き）
• 山田やまだ周あまね汰（9期き）
• 安田やすだ舞まい（11期き）

ライフル射撃しゃげき

• 清水しみず彰あきら人じん（7期き）
• 大塩おおしお勇いさむ斗と（7期き）
• 川原かわはら楓かえで（7期き）
• 井浦いうら侑希乃きの（7期き）
• 上田うえだゆい（8期き）
• 井浦いうら一希かずき（9期き）
• 高木たかぎ葵まもる（11期き）
• 西田にしだ葵まもる（11期き）
• 山田やまだ咲来さつくる（14期き）
• 阿部あべ暁あきら梨沙りさ（16期き）

ボート

• 瀬川せかわ咲さき新しん（12期き）
• 井上いのうえ幸乃ゆきの（13期き）
• 若林わかばやしはる帆ほ（14期き）
• 中島なかじま真央まお（15期き）
• 畑瀬はたせソフィア（16期き）

アーチェリー

• 渋谷しぶや樹里いつき（12期き）
• 野田のだ慶一郎けいいちろう（11期き）
• 松岡まつおか天たかし丸まる（13期き）
• 大田おおた楓かえで子こ（13期き）
• 古庄ふるしょう日にち和子わこ（14期き）
• 大井おおい梨なし世よ（14期き）
• 石井いしい美羽みわ（15期き）
• 五ご関せき晄あきら子こ（15期き）
• 古庄ふるしょう千陽ちはる子こ（16期き）

脚注きゃくちゅう

ボート競技きょうぎ 4名めい

参考さんこう文献ぶんけん

• 木村きむら典代のりよ（2010）"スペシャリストによるスポーツ栄養えいよう学がくセミナー（5）JOCエリートアカデミー事業じぎょうにおける管理かんり栄養士えいようしの役割やくわり"体育たいいくの科学かがく（日本にっぽん体育たいいく学会がっかい）.60(5):331-337.
• 日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい・日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい『日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい・日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい100年ねん史し PART1 日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい・日本にっぽんオリンピック委員いいん会かいの100年ねん』日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい・日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい、2012年ねん3月がつ31日にち、727p.

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんオリンピック委員いいん会かい
• ナショナルトレーニングセンター
• 国立こくりつスポーツ科学かがくセンター
• 養成ようせい学校がっこう

外部がいぶリンク

• JOC - JOCエリートアカデミー事業じぎょう