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Saku Yanagawa

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さく やながわ
Saku Yanagawa
本名ほんみょう 柳川やながわ 朔さく（やながわ さく）
生年月日せいねんがっぴ (1992-05-20) 1992年ねん5月がつ20日はつか（32歳さい）
出生しゅっしょう地ち 日本の旗 日本にっぽん・奈良なら県けん高市たかいち郡ぐん明日香あすか村むら
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
身長しんちょう 179cm
職業しょくぎょう コメディアン、ライター
活動かつどう期間きかん 2014年ねん -
活動かつどう内容ないよう スタンダップコメディ
公式こうしきサイト Saku Yanagawa
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Saku Yanagawa（さく やながわ、1992年ねん5月がつ20日はつか - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくシカゴを拠点きょてんに活動かつどうするコメディアン。スタンダップコメディアンとしての活動かつどうに加くわえ、ライターとしても活動かつどう[1][2]。大阪大学おおさかだいがく文学部ぶんがくぶ卒業そつぎょう[3]。本名ほんみょうは柳川やながわ朔さく（やながわさく）。

概要がいよう[編集へんしゅう]

2014年ねん、大阪大学おおさかだいがく在学ざいがく中ちゅうに単身たんしん渡米とべいし、アメリカのコメディクラブで舞台ぶたいに立たち始はじめる[4]。これまでアフリカやヨーロッパを含ふくめた世界せかい10カ国かこく以上いじょうで公演こうえん[5]。精力せいりょく的てきにスタンダップコメディの公演こうえんを行おこないアメリカの紙面しめんで “Rising Star”（期待きたいの新星しんせい）と称しょうされている[6]。シカゴ在住ざいじゅう。

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

奈良なら県けん高市たかいち郡ぐん明日香あすか村むらに生うまれる。東京とうきょう都と国立こくりつ市しの桐朋とうほう中学校ちゅうがっこう・高等こうとう学校がっこうを卒業そつぎょう。野球やきゅう部ぶでは主将しゅしょうを務つとめた[7]。

1年間ねんかんの浪人ろうにんを経へて、2012年ねん、大阪大学おおさかだいがく文学部ぶんがくぶ人文じんぶん学科がっかに進学しんがく。専攻せんこうは演劇えんげきと音楽おんがく[3]。大学だいがく3年生ねんせいの時とき、『１億おく人にんの大だい質問しつもん!?笑わらってコラえて！』（日本にほんテレビ系列けいれつ）で日本人にっぽんじんスタンダップコメディアンが特集とくしゅうされているのを観みて翌日よくじつ授業じゅぎょうをサボり渡米とべい。ニューヨークの劇場げきじょうのオープンマイクに出演しゅつえんを懇願こんがんする[8]。

そこで出会であったたまたまツアーで訪おとずれていたシカゴ出身しゅっしんのコメディアンの紹介しょうかいで、シカゴのコメディ劇団げきだんセカンド・シティの舞台ぶたいに出演しゅつえん[9]。

帰国きこく後ご、日にち英えい2ヶ国かこく語ごのコメディを制作せいさく。自身じしんの作つくった劇団げきだんで海外かいがい公演こうえんを果はたし、大阪大学おおさかだいがくの最優秀さいゆうしゅう研究けんきゅうに選えらばれる[10]。

2016年ねんの大学だいがく卒業そつぎょう後ごは、ハリウッドのキャスティングディレクター、奈良橋ならはし陽子ようこの主催しゅさいする俳優はいゆう養成ようせい所しょ「アップスアカデミー」で演技えんぎを学まなぶ[11]。

2017年ねん、再ふたたび拠点きょてんをアメリカに移うつし、シカゴでLaugh Factoryなどのクラブに出演しゅつえんする傍かたわら単身たんしんアフリカツアーを敢行かんこうし、ルワンダ、ウガンダ、ケニアで公演こうえん[12]。ケニアでは人気にんきテレビ番組ばんぐみ『Churchill Show』にゲスト出演しゅつえん[13]。

2018年ねん、8月がつにスコットランドで開催かいさいされる世界せかい最大さいだいのアートフェスティバル、エディンバラ・フェスティバル・フリンジで1ヶ月かげつ間あいだ公演こうえん[14]。同年どうねん11月がつ、シアトル国際こくさいコメディ大会たいかいに出演しゅつえんし入賞にゅうしょうを果はたした[3]。

2019年ねん、セカンド・シティと全米ぜんべい放送ほうそう局きょく・NBCの共催きょうさいするフェスティバルに出演しゅつえん[15]。また、7月がつに日本にっぽんで行おこなわれたフジロックフェスティバルにスタンダップコメディアンとして初はつの出演しゅつえんを果はたし[16]、歴代れきだい最多さいたとなる19本ほんのステージでパフォーマンスを行おこなった。同年どうねん11月がつ、ボストン・コメディ・フェスティバルに出演しゅつえんしファイナリストとなった[17]。

2020年ねん、アメリカ国内こくないのコメディフェスティバルにヘッドライナーとして多数たすう出演しゅつえん[18][19]。

2021年ねん、経済けいざい誌しForbesの選えらぶ「世界せかいを変かえる30歳さい以下いかの30人にん」にコメディアンとして選出せんしゅつ[20]。デトロイトで行おこなわれた表彰ひょうしょう式しきにてパフォーマンスを行おこなった。

2022年ねん、シカゴにてコメディ・フェスティバル"World Comedy Expo"を立たち上あげ芸術げいじゅつ監督かんとくを務つとめる傍かたわら、ヘッドライナーとしてLaugh Factory、セカンドシティで公演こうえんを行おこなった[21]。

2023年ねん、妻子さいしがいるにも関かかわらず日米にちべいをまたいで複数ふくすうの女性じょせいと不倫ふりんをしており、結婚けっこん詐欺さぎなどのトラブルとなっていることが週刊文春しゅうかんぶんしゅんにより報ほうじられた[22]。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

  • 社会しゃかい風刺ふうしや皮肉ひにくを得意とくいとし[23]、日本人にっぽんじんの視点してんからアメリカをジョークにすることを信条しんじょうとしている。[24]。
  • ネタを作つくるために、新聞しんぶんを7紙し読よむことを朝あさの日課にっかとしている[5]。
  • 大学だいがく時代じだい、アメリカでコメディアンを目指めざすにあたり、シカゴ出身しゅっしんのデーブ・スペクターに手紙てがみを送おくり、以来いらい親交しんこうが続つづく[25]。
  • 大学だいがく時代じだいの専攻せんこうが音楽おんがくと演劇えんげきだったこともあり、音楽おんがくに詳くわしい。
  • 高校こうこうまで野球やきゅう部ぶに所属しょぞくしていたため特技とくぎは野球やきゅう。帰国きこくの際さいは複数ふくすうの草くさ野球やきゅうチームでプレーしている。チームメイトにミュージシャンの池畑いけはた潤じゅん二にやScoobie DoのオカモトMobyタクヤがいる[25]。
  • フジロックフェスティバル出演しゅつえんは、創始そうし者しゃのSMASH、日高ひだか正博まさひろからの指名しめいによるもの[16]。
  • 人気にんきコメディ番組ばんぐみ『サタデー・ナイト・ライブ』（アメリカNBC）の日本人にっぽんじん初はつのレギュラー出演しゅつえんを目標もくひょうに掲かかげている[26]。
  • 祖父そふは作家さっかの柳川やながわ創造そうぞう。

出演しゅつえん作品さくひん[編集へんしゅう]

テレビ[編集へんしゅう]

ラジオ[編集へんしゅう]

ポッドキャスト[編集へんしゅう]

  • Saku’s Radio from Chicago：（2019年ねん5月がつ - ）

フェスティバル[編集へんしゅう]

日本にっぽん[編集へんしゅう]

アメリカ[編集へんしゅう]

その他たの国々くにぐに[編集へんしゅう]

  • Edinburgh Festival Fringe（スコットランド）：2018年ねん8月がつ
  • Kigali International Comedy Festival（ルワンダ）：2017年ねん11月

著作ちょさく[編集へんしゅう]

書籍しょせき[編集へんしゅう]

  • 『Get Up Stand Up! たたかうために立たち上あがれ!』（産業さんぎょう編集へんしゅうセンター、2021年ねん3月がつ）ISBN 978-4863112902

寄稿きこう[編集へんしゅう]

  • 『「このままでは終おわらせない」レッズ・秋山あきやま翔しょう吾われの“目め”に圧倒あっとうされた日ひのこと』 文春ぶんしゅん野球やきゅうコラム オープン戦せん2022[27]

対談たいだん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ ““The Yellow Handkerchief”, the harmony of Japan and America” (英語えいご). QAZ JAPAN. QAZ JAPAN. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “スタンダップコメディを通とおして見みえてくるアメリカの社会しゃかいの記事きじ一覧いちらん｜日刊にっかんサイゾー”. 日刊にっかんサイゾー. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b c “シカゴで奮闘ふんとう、スタンダップ・コメディの柳川やながわ朔さくさん”. chicagoshimpo.com. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “元気げんきです！阪大はんだい生せい”. (2015年ねん12月がつ号ごう) 
  5. ^ a b “（ひと）柳川やながわ朔さくさん 米まいシカゴで活躍かつやくするスタンダップコメディアン：朝日新聞あさひしんぶんデジタル”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  6. ^ “Saku Yanagawa: A Rising Star of Comedy, From Baseball Hopeful to Standup Comedian”. chicagoshimpo.com. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  7. ^ 東京とうきょう新聞しんぶん (2018年ねん8月がつ18日にち). この人ひと. 
  8. ^ “スタンダップコメディアンとして大だい活躍かつやくの“柳川やながわ朔さく”さんが最近さいきん買かったモノ＆人生じんせいを変かえたモノとは！？”. CUSTOMLIFE. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  9. ^ “[https://gallery.mailchimp.com/7089d99ded56de055b2617052/files/d1d1b229-24b1-4eef-b3eb-28c1604782a2/July2019_Interview_Yanagawa.pdf?fbclid=IwAR2yzf3ALlZLTZBTPDZfCT8P8AOILpf2Ug9XJNhdIuX80O4pn6NOPpoZIgc Stop. Listen. Laugh. An Interview with Stand-Up Comedian Saku Yanagawa]”. e-Japan Journal. 2020年ねん10月がつ30日にち閲覧えつらん。
  10. ^ “ニュース＆トピックス”. 大阪大学おおさかだいがくオフィシャルサイト　. 2020年ねん10月がつ30日にち閲覧えつらん。
  11. ^ “2016年度ねんど1年生ねんせい修了しゅうりょう発表はっぴょう会かいのお知しらせ”. アップスアカデミー公式こうしきサイト. 2020年ねん1020日はつか閲覧えつらん。
  12. ^ “Rwanda laughs out loud with 1st international comedy festival”. Mpelembe. 2020年ねん10月がつ25日にち閲覧えつらん。
  13. ^ NEWS, KYODO. “Young Japanese stand-up finding his feet in the world of comedy”. Kyodo News+. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  14. ^ FUJIROCKERS.ORG. “Saku Yanagawa Interview” (英語えいご). FUJIROCK EXPRESS '19 ENG Ver. | STRAIGHT OUTTA NAEBA!. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  15. ^ McKirdy, Andrew (2020年ねん6月がつ26日にち). “Comic Saku Yanagawa was on his way to cracking the U.S. — then COVID-19 happened” (英語えいご). The Japan Times. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  16. ^ a b FUJIROCKERS.ORG. “3日間にちかんでライヴ19回かい！？スタンダップ・コメディアンSaku Yanagawaにインタビュー！”. FUJIROCK EXPRESS '19 | フジロック会場かいじょうから最新さいしんレポートをお届とどけ. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  17. ^ “Boston Comedy Festival Stand Up Contest: Semi Final 2” (英語えいご). Eventbrite. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  18. ^ “Flappers Comedy Club and Restaurant :: Burbank :: Claremont :: Comedy Workshops”. flapperscomedy.com. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  19. ^ “Here’s the 2020 Milwaukee Comedy Festival lineup | News Break” (英語えいご). News Break Milwaukee, WI. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “Saku Yanagawa” (英語えいご). Forbes. 2022年ねん12月25日にち閲覧えつらん。
  21. ^ “About” (英語えいご). World Comedy Expo. 2022年ねん12月25日にち閲覧えつらん。
  22. ^ 「週刊文春しゅうかんぶんしゅん」編集へんしゅう部ぶ. “〈ギュッてして〉さんま絶賛ぜっさん、大阪大おおさかだい卒そつ、シカゴで活躍かつやくする人気にんきコメディアンの“結婚けっこん詐欺さぎ”動画どうがと同時どうじ多発たはつ不倫ふりんLINE”. 文春ぶんしゅんオンライン. 2023年ねん1月がつ26日にち閲覧えつらん。
  23. ^ Hueston, Dave (2018年ねん1月がつ2日にち). “Have you heard the one about the Japanese stand-up comic in Kenya?” (英語えいご). The Japan Times. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  24. ^ 山口やまぐち新聞しんぶん (2019年ねん3月がつ23日にち). 
  25. ^ a b “日本人にっぽんじんスタンダップコメディアンの考察こうさつで見みえてくる今いまのアメリカ”. TBSラジオ FM90.5 + AM954～何なにかが始はじまる音おとがする～. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  26. ^ “ニューヨークにっぽん人ひともよう　第だい３回かい　柳川やながわ 朔さく さん”. DAILYSUN. 2020年ねん10月がつ31日にち閲覧えつらん。
  27. ^ “「このままでは終おわらせない」レッズ・秋山あきやま翔しょう吾われの“目め”に圧倒あっとうされた日ひのこと”. 文春ぶんしゅんオンライン (2022年ねん3月がつ22日にち). 2022年ねん5月がつ6日にち閲覧えつらん。
  28. ^ “文學ぶんがく界かい 2022年ねん1月がつ号ごう　総力そうりょく特集とくしゅう 笑わらってはいけない？”. 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう. 2022年ねん4月がつ5日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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