Satisfactoryジャンル |
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対応機種 |
Windows 10, 11 |
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開発元 |
Coffee Stain Studios |
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発売元 |
Coffee Stain Publishing |
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最新版 |
Ver.1.0 |
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必要環境 |
- CPU: i5-3570 3.4 GHz
- Memory: 8 GB RAM
- GPU: Nvidia GTX 1650/GTX 1050-ti, or AMD RX 470/RX 570, or equivalent performance & VRAM
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対応言語 |
- 日本語
- 英語
- フランス語
- イタリア語
- ドイツ語
- スペイン語
- アラビア語
- チェコ語
- オランダ語
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『Satisfactory』(サティスファクトリー)は、スウェーデンのビデオゲーム会社Coffee Stain Studiosによって2019年3月19日にEpic Games Store[1]で、2020年6月8日にSteam[2]、2020年8月18日にHumble Bundle[3]でアーリーアクセスとして公開され、2024年9月11日にリリースされた工場建設シミュレーションゲーム。3Dオープンワールドを駆け巡り建設と自動化を進めてゆく。
主人公は優秀なエンジニアでありFICSIT.incによって未知の惑星に送り込まれ[4]、Project Assembly(プロジェクト・アセンブリ)を進めるために、この惑星で工場建設を進める必要がある[5]。
プレイヤーは、草原、ロッキー砂漠、砂丘砂漠、または北の森の4つの開始場所を選択できる。この選択は、資源の量と、平らな土地の量、モンスターの強さや多さに影響する[6]。
探検と戦闘は二次的なゲームプレイ要素であり、プレイヤーは、マップで資源を見つけるために、敵対的なエイリアンの異星生物と戦い、危険な環境から自分の身を守る必要がある。
まずは、主人公が乗ってきたポッドを解体し、HUBを建設するところから物語は始まる[6][7]。なおこのゲームは施設を解体する時全ての資源が返却されるため、何回でも試行錯誤できる[4]。
最初に加工する資源は鉄であり、スキャン装置で資源の位置を把握して採鉱機で鉄鉱石を掘り出し、精錬炉で鉄鉱石を精錬し、製作機で鉄板に加工し、これ以降も製作機を使いロッド、ネジ等を生産してゆく[8]。機械で生産する場合電力が必要になるので植物を燃やして発電するバイオマス・バーナーを使用しなければならない。バイオマス・バーナーはHUBに併設されているが通常のものと比べると出力が低い。なおこれらは手動でも生産できる。生産したものでHUBのレベルを上げる必要がある[9]。HUBのレベルを最大にするまでに、銅鉱石(ワイヤ、ケーブル)や、石灰石(コンクリート)にも触れる。また燃料の燃費を上げれるようになる。
そしてHUBのレベルが最大まで上がると、素材を消費して工場のティアを上げる作業[7]が可能になり、2種類以上の素材を加工する機械や、より複雑なものを作ることができる。また軌道エレベーターが建設可能になり、今後ところどころで軌道エレベーターに資材を搬入する必要が出てくる。[7]
新規ゲーム開始時に「SKIP INTRO」を選択した場合、HUBレベル最大からのスタートになる。
ティアごとに3-5項目に内容が分かれており、それぞれ要求される素材も異なる[7]。HUBアップグレードやティア上げを進めているとインベントリ・スロットや装備スロットが増加してゆく。
ティア1では土台、高台の建築や、物流操作、マップ機能、生産効率の確認、分析機能、個人用貯蔵箱が解禁される。
ティア2では加工機や、高所へ移動するための装置、ポイントシステム、チェーンソーが解禁され、コンベアが一段階強化できるようになる。なお、建物のカラーリング機能もここで開放される。
工場をティア3以上に上げるにはProject Assemblyの第一段階(Platform)を進める必要があり、ティア2で解禁されたスマートプレートを軌道エレベーターに搬入することでティア3、4を解禁できる。
ティア3では石炭発電[6]、液体輸送、トラック[6]、鋼鉄産業が解禁される[6]。なお、ここで武器を強化できるようになる。
ティア4では先進的な鋼鉄産業、蓄電機能が開放され、コンベアが一段階強化できるようになる。また、ハイパーチューブという新たな移動手段が解禁され今までの建物にアップグレードが適応される。さらにブループリントシステムが開放され、工場の構造を保存できるようになる。
工場をティア5以上にあげるにはProject Assemblyの第二段階(Flamework)を進める必要があり、自動ワイヤー(ティア4)と多目的フレームワーク(ティア3)、スマートプレートを軌道エレベーターに搬入することでティア5、6を解放できる。
ティア5では石油の精製・石油製品の製造や、燃料発電、液体の充填、耐ガス装備、電子産業、トラクターや製造機などが解禁される。
ティア6では燃料式発電機が開放され、パイプラインとコンベアが一段階強化できるようになる。列車輸送技術やジェットパックが解禁される。なおパイプライン強化はこれが最後である。
工場をティア7以上に上げるにはProject Assemblyの第三段階(Systems)を進める必要があり、モジュラーエンジン(ティア5)、自立制御ユニット(ティア5)、多目的フレームワークを軌道エレベーターに搬入することでティア7、8を解禁できる。
ティア7ではボーキサイト精製・アルミニウム加工、耐核汚染用装備や航空工学(ドローン)、ホバーパックなどが解禁されコンベアが一段階強化できるようになる。なおコンベア強化はこれが最後である。
ティア8では原子力発電、ウラン・プルトニウムの加工技術、先進的なアルミニウムの加工、最先端生産技術などが解禁される。
必要なものは組立指揮システム(ティア7)、磁界発生装置(ティア8)、熱推進型ロケット(ティア8)、原子核パスタ(ティア8)であり、これらを軌道エレベーターに投入するとポイントシステムでささやかな褒美がある。
Ver1.0にて実装された。開発者によれば最後のティアとなるとのこと[10]。
ティア9では、石炭や鉄などを別の物質に変換するコンバーター、最速で物質を輸送するコンベアー、工場間を瞬間移動できるようにするポータルなどが追加される。
HUBにはM.A.Mという分析設備があり、そこで様々な要素の分析ができる[5][8]
研究項目は8項目あり、研究内容は「異星生物」「カテリウム」「菌糸」「栄養素」「パワースラッグ」「石英」「硫黄」である。研究内容の項目がツリーを形成しているため、それぞれ必要な素材を用意し研究する。研究は3秒で終了する。
そしてもう一つの機能としてハードドライブの分析の機能があり、分析すると、代替レシピという素材を変えて生産効率を変化させるレシピを獲得できる[注釈 1][5][11]。ただしハードドライブの分析には10分の時間を要する。
異星生物を倒すとそれぞれ遺骸を残すため、最初はそれらが素材となる[11]。
分析を最後まで進めると体力回復アイテムのレシピや、単発式の遠距離攻撃武器を獲得出来、また異星生物を探せるようにもなる。その他の報酬として持てるアイテムの量が増える「インベントリ・スロット」の拡張や、持てる道具が増える「手スロット」の拡張などが有る。
惑星に散らばるカテリウムの塊や鉱床などからカテリウム鉱石を回収できるため、最初の分析はそれを素材にする[11]。次からの分析にはそれを精錬したり、ワイヤーに加工したりする必要がある。研究を進めると作れる素材が増えてゆく。その素材などを分析するとツリーを進めることができ、分析を最後まで進めると物流の仕分けに便利な分岐器が開放されたり、最大接続本数が増えた電柱を建設できるようになったり、新たな発電機構を作れたり、新たな遠距離攻撃武器の弾丸が開発できる。また電線をつたって移動するジップラインも作れるようになる。
惑星に存在する菌類や石化した植物を採集または伐採することで入手できる。一番最初の分析は菌糸を素材にして燃料を作り出すレシピを得られる[11]。最後まで分析を進めると落下ダメージを無効化できるパラシュートを作れるようになったり、毒を発する爆弾が作れるようになったり、上記のものとは別の体力回復アイテムを作れるようになる。その他の報酬として持てる道具が増える「手スロット」の拡張が有る。
惑星で採集できる植物は3種類あり、それぞれ摂取して体力の回復ができる[11]。最初の分析ではこれらを素材にする。最終的に上記のものとはまた別の体力回復アイテムを作れるようになる。
パワー・スラッグは世界中に散らばっており、青、黄、紫と3種類存在していて合計で750匹ほど存在している。研究にはそれぞれ一体ずつ使用する[11]。
最終的に機械のオーバークロック機能が開放され、オーバークロックにはパワー・シャードが必要になる[6]。パワー・シャードは青色のパワー・スラッグから一つ、黄色のパワー・スラッグから二つ、紫色のパワー・スラッグから五つ作れる。消耗品ではない。
オーバークロックすると生産量を最大2.5倍まで増やせるが、消費電力が大幅に増える[注釈 2]。
また発電施設もオーバークロックでき、必要な燃料が増加する代わりに発電量が増える[注釈 3]
発電施設のオーバークロックは発電量、消費燃料ともに比例するため注意が必要。
惑星に散らばる石英の塊や鉱床などから未加工石英を回収できるため、最初の分析はそれを素材にする[11]。未加工石英から石英結晶とシリカを作成できるようになりそれぞれ水晶発振器とアルミニウムの加工に使用する。
最後まで分析するとショットガンのような挙動をする遠距離攻撃武器の弾丸、ノックバックが強い爆弾や便利な装備品を開発できたり、惑星探査用の車両を作れるようになったり、マップを埋める機械を作れたりする。またハードドライブの位置がわかるようになる。その他の報酬として持てるアイテムの量が増える「インベントリ・スロット」の拡張がある。
惑星に散らばる硫黄の塊や鉱床などから硫黄を回収できるため、最初の分析はそれを素材にする[11]。分析を進めると黒色火薬や圧縮石炭が開放され、圧縮石炭を使って燃焼エネルギーが高い燃料を作成できたり、無煙火薬がアンロックされる。最後まで研究すると威力が高い爆弾や、分裂する爆弾を作れるようになったり、連発式遠距離攻撃武器を開発できたり、遠距離攻撃武器の弾薬を開発できる。その他の報酬として持てるアイテムの量が増える「インベントリ・スロット」の拡張や、持てる道具が増える「手スロット」の拡張などが有る。
フィールド上に存在する紫色の物質。分析を進めると次元デポ・アップローダーが開放され、これにアイテムを搬入することにより遠隔でアイテムを取り出すことができるようになる。
フィールド上に存在する赤と紫の物質。分析を進めると異星の増幅装置が解放され、工場内の電力を全体の10%増幅できるようになる。また、特定のアイテムを増幅装置に搬入することにより、増幅する割合を30%まで増やすことができるようになる。ただし、フィールドに存在するソマースループの数の関係で置ける数は最大で10機までとなる。
ティア2でAWESOMEシンクとAWESOMEショップが開放される。
生産したものをAWESOMEシンクに投入するとポイントに変換される。
ポイントを一定値貯めるとクーポンを発行できるようになる。[注釈 4]
一部AWESOMEシンクシンクに投入できないものがある。
クーポンを使うとさまざまな物が交換できる。
組織化で交換できるものとして様々なサイズの看板や照明装置、個人用貯蔵箱スキンなどが交換できる。
マネジメントで交換できるものとしては、コンベアの壁や天井のマウントや床の穴、ハイパーチューブの支柱や床・壁の穴、パイプラインの支柱や床・壁の穴、装飾がないパイプライン、壁用の電源差し込み口などが交換できる。
土台で交換できるものとしてはダブルスロープや、逆スロープ、コーナースロープ・逆コーナースロープ、クォーターパイプ・クォーターパイプ・エクステンションバックや半土台などが交換できる。
壁で交換できるものとしてはコンベアを通す穴付きの壁や、逆スロープの壁、傾斜壁、ゲート、フレーム付き窓、ドア付き壁、スロープ壁、窓付き壁が交換できる。
建築資材では屋根や屋根コーナー、構造用の梁、コンクリートの柱、フレームの柱、産業用手すり、モダンな手すり、ロードバリア、構造フレーム、金属柱、工業用梯子、作業用通路・モダンタイプ、階段、産業用通路などが交換できる。
カスタマイザーで交換できるものは、追加コストを消費して壁や床、屋根などの材質を変更できるものや、土台につけることができるパターンなどが交換できる。
FICSITスペシャルではFICSIT ファクトリーカートという乗り物、ラジカセと数種類のカセット、様々な設置できる像などが交換できる。
装備品ではコーヒーカップや装備品の消耗品や、銃器の弾薬などが交換できる。
部品ではバイオマスに関連する素材、電子機器に関連する素材、鉱物に関係する素材、基本に関連する素材、産業用に関連する素材、通信に関連する素材、石油製品に関連する素材などが交換できる。
- ^ これをサルページという。
- ^ 増加する消費電力はオーバークロック倍率の1.6乗に比例する。
- ^ オーバークロック倍率の(1/1.3)乗に比例する。ただし原子力発電所のみ0.7565乗に比例する。
- ^ 一定値は変動する。
- ^ “Epic games - satisfactory”. 2023年9月6日閲覧。
- ^ “Steam:Satisfactory”. store.steampowered.com. 2023年9月6日閲覧。
- ^ “Buy Satisfactory from the Humble Store” (英語). Humble Bundle. 2023年9月6日閲覧。
- ^ a b “工場建設サンドボックス『Satisfactory』をレビュー。工場網の整備に時間を忘れる傑作【海外ゲーム名作案内】”. 電撃オンライン (2022年7月22日). 2023年12月9日閲覧。
- ^ a b c apicode (2019年3月7日). “【サティスファクトリー】始め方・序盤攻略”. カレーのゲーム攻略. 2023年9月6日閲覧。
- ^ a b c d e f Miyamoto, Yusuke (2019年4月13日). “中毒性98%!工場建設ゲー「Satisfactory」が最高過ぎたのでレビューとプレイレポをお届け”. iyusuke -YusukeMiyamotoのブログ-. 2023年9月6日閲覧。
- ^ a b c d Senshu (2020年6月11日). “Steam版『Satisfactory』レビューと感想・評価:SF自動化工場作成シミュレーション”. マイナーゲーム.com. 2023年9月6日閲覧。
- ^ a b nahco3ebimayo (2023年1月3日). “『 Satisfactory 』の感想・レビュー”. JEMCゲームレビュー. 2023年12月9日閲覧。
- ^ “オープンワールド工場建設ゲーム『Satisfactory』プレイレポート!生産ラインをき上げ、異星生物が徘徊する未知の惑星を開拓しよう”. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト (2019年3月29日). 2023年12月20日閲覧。
- ^ Inc, Aetas. “圧倒的支持を受けた工場建設ゲーム「Satisfactory」,5年以上のアーリーアクセスを経て正式リリース。アップデートでさらに遊べる新機能が追加に”. 4Gamer.net. 2024年10月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h shikasuke18782 (2021年10月28日). “【Satisfactory】MAMで研究開始!【#7】”. しかぶろぐ. 2023年12月20日閲覧。