TRUNK (アルバム)

『TRUNK』
HY の スタジオ・アルバム
リリース	2004年ねん7月がつ14日にち
ジャンル	ミクスチャー・ロック
時間じかん	53分ふん48秒びょう
レーベル	東ひがし屋慶名やけな建設けんせつ
プロデュース	HY
チャート最高さいこう順位じゅんい
週間しゅうかん1位い（オリコン） 2004年度ねんど年間ねんかん16位い（オリコン）
HY アルバム 年表ねんぴょう
Street Story （2003年ねん） TRUNK （2004年ねん） Confidence （2006年ねん）

『TRUNK』（トランク）は、HYのインディーズ3枚まい目めのオリジナル・アルバム。2004年ねん7月がつ14日にちにリリース。

概要がいよう

アルバム・タイトルの意味いみは「（樹きの）幹みき」。「てがみ」「そこにあるべきではないもの」2曲きょくはMVが製作せいさくされた。

チャート成績せいせき

前作ぜんさく『Street Story』に続つづきオリコンアルバムチャートで1位い獲得かくとく。インディーズのアーティストとして史上しじょう初はつとなる2作さく目めの同どうチャート1位い獲得かくとく。

リリース形態けいたい

内容ないようは同一どういつであるが、外装がいそう違ちがいの「Spring Version」が2006年ねん3月16日にちに発売はつばい。

エピソード

2ndアルバム『Street Story』リリースに伴ともなう全国ぜんこくツアー直後ちょくごに本ほん作さくのリリースが決きまり、新曲しんきょくのストックが無ない中なか、1か月げつ後ごにレコーディングという非常ひじょうにタイトなスケジュールで制作せいさくされた。

当時とうじは精神せいしん的てきに余裕よゆうが無なかったこともありメンバー同士どうしの関係かんけいも良よくなかったといい、名めい嘉よしみは「多分たぶんあれ（本ほんアルバム）が一番いちばんきつかった」「そのまま解散かいさんの流ながれになってたら…って思おもうくらい、あの時ときは大変たいへんでしたね」。仲宗根なかそねは「一番いちばんきつくて、一番いちばんメンバーの仲なかが悪わるかった時期じき」と語かたっている。

名めい嘉よしみは音楽おんがくナタリーのインタビューにて「みんなが『はい、おーしまい』って言いってたら、HYはあのとき絶対ぜったいに終おわってたはず。でも僕ぼくらはそうは言いわなかった。つらい状況じょうきょうではあったけど、『また次つぎを作つくろう』『次つぎを作つくりたい』って気持きもちになれたから」と当時とうじを振ふり返かえっている。

収録しゅうろく曲きょく

CD

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく	時間じかん
1.	「てがみ」	TUN	TUN	6:10
2.	「ささくれ」	TUN	TUN	4:35
3.	「そこにあるべきではないもの」	TUN	TUN	4:32
4.	「僕ぼくがキミを」	HIDEYUKI SHINZATO	HIDEYUKI SHINZATO	4:58
5.	「弱虫よわむし」	HIDEYUKI SHINZATO	HIDEYUKI SHINZATO	3:51
6.	「涙なみだ」	TUN	TUN	5:01
7.	「DADA」	YUHEI MIYAZATO	TUN	4:02
8.	「Hey Bo」	HIDEYUKI SHINZATO	HIDEYUKI SHINZATO	5:20
9.	「すてきなキッカケ」	HIDEYUKI SHINZATO	HIDEYUKI SHINZATO	5:25
10.	「初雪はつゆき」	TUN	TUN	5:04
11.	「Song for･･･」	IZUMI NAKASONE	IZUMI NAKASONE	4:50
合計ごうけい時間じかん:				53:48

1. てがみ
2. ささくれ
3. そこにあるべきではないもの
   • 島しまに溢あふれるゴミについての曲きょく。作中さくちゅうでは、「ゴミ」は『そこにあるべきではないもの』と歌うたわれている。
4. 僕ぼくがキミを
5. 弱虫よわむし
6. 涙なみだ
7. DADA
8. Hey Bo
9. すてきなキッカケ
10. 初雪はつゆき
11. Song for･･･
    • メンバーの仲宗根なかそねが20歳さいの時ときに出会であった当時とうじ15歳さいの男子だんし中学生ちゅうがくせいに向むけて書かいた楽曲がっきょく。地元じもとの中学校ちゅうがっこうで教育きょういく実習じっしゅうをしていた友人ゆうじんの誘さそいで生徒せいと達たちとの食事しょくじ会かいに参加さんかした際さいに出会であい、その時ときに1人ひとりの生徒せいとに対たいし恋愛れんあい感情かんじょうを抱いだき連絡れんらくを取とり合あうことになったが、相手あいてが15歳さいである事ことから恋愛れんあい関係かんけいには進展しんてんできず、別わかれを告つげる。その生徒せいとが20歳さいになった時とき、もしまだ互たがいが好すきだったらその時ときは付つき合あおうという当時とうじの思おもいを歌うたにしたのが本ほん楽曲がっきょく。男子だんし生徒せいとが20歳さいになり仲宗根なかそねに突如とつじょ電話でんわをしたのがきっかけで2人ふたりは再会さいかい。仲宗根なかそねは告白こくはくされるが当時とうじ別べつの男性だんせいと交際こうさいしており交際こうさいに至いたらなかったが、2年ねん後ごに沖縄おきなわで再会さいかい、交際こうさいを開始かいし。この男性だんせいと2011年ねんに結婚けっこんした。