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X/Open

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

X/Open Company, Ltd. は、ヨーロッパのいくつかのUNIXシステム製造せいぞう業者ぎょうしゃ1984ねん設立せつりつしたコンソーシアムであり、情報じょうほう技術ぎじゅつ分野ぶんやオープン標準ひょうじゅん確立かくりつ振興しんこう目的もくてきとしていた。とく当初とうしょ目的もくてきは、UNIXけいオペレーティングシステム唯一ゆいいつ仕様しよう定義ていぎすることで、それによってアプリケーションの相互そうご運用うんようせいたかめ、ソフトウェア移植いしょくのコストを削減さくげんしようとしていた。当初とうしょのメンバーは、Bull、ICL、シーメンスオリベッティ、ニクスドルフであった(頭文字かしらもじをとって BISON とも)。フィリップスエリクソンがほどなく参加さんかし、その時点じてんで X/Open という名称めいしょうとなった。

歴史れきし

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X/Open は策定さくていした仕様しようX/Open Portability Guide (XPG) の名前なまえ公表こうひょうした。だい1はんでは基本きほんてきなオペレーティングシステムのインタフェースをカバーし、最初さいしょ結成けっせいから1ねん以内いない発表はっぴょうにこぎつけている。だい2はん1987ねんで、初期しょき端末たんまつインタフェース、プロセスあいだ通信つうしんC言語げんごCOBOLFORTRANPascalSQLISAM などもカバーしている。これらのおおくは、既存きそん国際こくさい標準ひょうじゅん参照さんしょうしているだけである。

1988ねんた XPG3 では、POSIX のオペレーティングシステム仕様しようをカバーすることに注力ちゅうりょくしている。このバージョンがもっともよく使つかわれ、そのにも影響えいきょうあたえた。

1990ねんまでに、X/Open は21の企業きぎょう団体だんたい参加さんかするようになった。当初とうしょの5しゃ以外いがい以下いかとおり:

X/Open は1993ねんから1996ねんまで UNIX® という商標しょうひょう管理かんりしていた。そのOpen Software Foundation合併がっぺいし、The Open Group となった。

参考さんこう文献ぶんけん

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