「ベルセルク」42巻かんが本日ほんじつ発売はつばい、森もり恒二つねじ「ここから先さきは三浦みうら不在ふざいのベルセルクです」

三浦みうら建たて太郎たろう原作げんさくによるスタジオ我が画が「ベルセルク」42巻かんが本日ほんじつ9月がつ29日にちに発売はつばいされた。

2021年ねん5月がつに三浦みうらが死去しきょしたのち、2022年ねん6月がつからスタジオ我が画がのスタッフが作画さくがを、三浦みうらの親友しんゆうである森もり恒二つねじが監修かんしゅうを担当たんとうしていた同どう作さく。新しん体制たいせいとなってから初はじめて単行本たんこうぼんが刊行かんこうされるにあたり、森もりからのメッセージが記しるされたあとがきが公開こうかいされた。森もりは「ここから先さきは三浦みうら不在ふざいのベルセルクです」と述のべ、自身じしんでさえも受うけ入いれ難がたい気持きもちがあると明あかす。しかし「私わたしこそが三浦みうら原理げんり主義しゅぎ者しゃであり崇拝すうはい者しゃなのです」と続つづける。一番いちばん近ちかくにいた者もの、そして親友しんゆうとして「三浦みうらが描えがき上あげようとした物語ものがたりを放はなっておくことはできません」と語かたり、ファンに対たいして連載れんさいすることへの許ゆるしを得えたい旨むねと、感謝かんしゃの言葉ことばを伝つたえた。

42巻かんでは、烙印らくいんの宿命しゅくめいから逃のがれ妖精ようせい島とうで穏おだやかな日々ひびを過すごすガッツとキャスカが登場とうじょう。しかし、現あらわれた黒髪くろかみの少年しょうねんが無垢むくな姿すがたを変かえ、束つかの間まの平穏へいおんが崩壊ほうかいするさまが描えがかれる。

新刊しんかんの発売はつばいを記念きねんして、ヤングアニマルWebでは本日ほんじつから10月がつ13日にち23時じ59分ふんまでの期間きかん、「ベルセルク」1巻かんから34巻かんまでが無料むりょうで読よめるキャンペーンを開催かいさい。なお、35巻かんから41巻かんも待まてば無料むりょうで読よむことができる。白泉社はくせんしゃe-net!ほか対象たいしょうの電子でんし書店しょてんでも1巻かんから14巻かんまでを無料むりょうで試ためし読よみできるフェアが本日ほんじつから10月がつ2日にちまで開催かいさいされている。

さらに、東京とうきょう・東京とうきょうメトロ丸ノ内線まるのうちせん新宿しんじゅく駅えきメトロプロムナードと、JR新橋しんばし駅えきのパノラマ新橋しんばしでは大型おおがたポスターが掲出けいしゅつされた。ガッツとグリフィスの2人ふたりが対峙たいじする様子ようすを表現ひょうげんしたポスターは、10月1日にちまで駅えきを彩いろどる。

併あわせて、武たけ論ろん尊みこと原作げんさくによる三浦みうら建太けんた郎ろう「ジャパン」の電子でんし版ばんも配信はいしん開始かいしされた。同どう作さくは、TVレポーター・桂木かつらぎ由香ゆかに一目惚ひとめぼれし、彼女かのじょを追おいかけてスペインを訪おとずれた屋島やしま克二かつじが、地震じしんにより地ちの底そこに落おちるところから始はじまるSFサバイバル作品さくひん。屋島やしまたちは、不気味ぶきみな老婆ろうばから日本にっぽんは滅ほろぶ運命うんめいにあると予言よげんされ、未来みらいの世界せかいに送おくり込こまれる。