トランプ対バイデンの高齢対決 ヘイリー支持者に聞いた本選票の行方
米大統領選は5日に「スーパーチューズデー」を迎え、11月の本選は共和党のトランプ前大統領(77)と民主党のバイデン大統領(81)の戦いになる見通しがさらに強まった。そんななかで、いずれも高齢の2人の争いを嫌う傾向が強いのが、共和党の指名候補争いに残るヘイリー元国連大使(52)の支持者たちだ。共和党レースはトランプ氏が制しつつあるが、ヘイリー支持者は本選でもトランプ氏を支持するのだろうか。
ヘイリー氏支持の理由は
スーパーチューズデーを前に、首都ワシントン、メーン州ポートランド、テキサス州フォートワースの3カ所でヘイリー氏の集会を取材し、参加していた支持者22人の声を拾った。
支持する一番の理由として、「トランプ氏ではないこと」を挙げる人が相次いだ。ヘイリー氏は最近、トランプ氏への批判を強めており、共和党の穏健派や無党派層への働きかけを図ってきた。地元のサウスカロライナ州も含めて8連敗したが、穏健派の多い首都ワシントンでの今月3日の予備選で、初めてトランプ氏に勝利。AP通信によると、5日は北東部バーモント州でも勝利を確実にした。「反トランプ票」の受け皿となっていることが鮮明になったといえる。
ヘイリー氏が撤退し、本選が「トランプ氏対バイデン氏」の戦いになった場合、誰に投票するかを支持者に尋ねた。
「投票する」「迷っている」「泣きたい」…22人の答えは
トランプ氏に投票すると答え…
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