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　能登半島のとはんとう地震じしんで被災ひさいした小中こなか高校生こうこうせいのために、ボランティアたちが給食きゅうしょくを作つくった。その数かずは2カ月かげつで2万まん4千せん食しょくを超こえた。中心ちゅうしんになったのは、熊本くまもと地震じしんと東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの経験けいけん者しゃだった。

　「熊本くまもと支援しえんチーム」は2011年ねんに起おきた東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの被災ひさい地ちを支援しえんするため、熊本くまもとで生うまれた。8年ねん前まえの熊本くまもと地震じしんではメンバーが被災ひさい者しゃになりながら活動かつどう。20年ねんからは、支援しえんが入はいりにくい地域ちいきに有償ゆうしょうのボランティアを送おくって被災ひさい地ちを支ささえている。

　転機てんきを迎むかえたのは20年ねん7月がつの熊本くまもと豪雨ごううだった。その年としの春はるから、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけて、県けん外がいからボランティアが入いれなくなっていた。県内けんないだけでどう支援しえんするか。考かんがえたのが「有償ゆうしょうボランティア」だった。

　コロナで登校とうこうもアルバイトも…