技術ぎじゅつ開発かいはつ

研究けんきゅう開発かいはつ

これまで培つちかってきた独自どくじの保有ほゆう技術ぎじゅつをもとに、腕時計うでどけい領域りょういきでは、さらなる精度せいど、品質ひんしつ、審美しんび性せいの向上こうじょうを目指めざし、新あらたな素材そざい開発かいはつや加工かこうプロセス技術ぎじゅつの確立かくりつに向むけた研究けんきゅう開発かいはつを行おこなっています。
また、デバイスソリューション、システムソリューション領域りょういきにおいては、サイバー空間くうかんとフィジカル空間くうかんを融合ゆうごうさせたシステムにより経済けいざい発展はってんと社会しゃかい的てき課題かだい解決かいけつの両立りょうりつを目指めざす「Society5.0」の実現じつげんに向むけ、IoTデバイス、ロボティクス、ヘルスケアなどの要素ようそ技術ぎじゅつ開発かいはつを進すすめています。

生産せいさん技術ぎじゅつ

時計とけいの設備せつびは、歴史れきしある設備せつびをオーバーホールによって、より長ながく大切たいせつに使用しようすると同時どうじに最新さいしんの設備せつび開発かいはつによる生産せいさん性せい向上こうじょうを進すすめています。
生産せいさん技術ぎじゅつは、ものづくりの現場げんばに対たいして、改善かいぜん活動かつどう以外いがいにも、こうした活動かつどうを通つうじて現場げんば力りょくを常つねに向上こうじょうさせています。同時どうじにシミュレーション、3Dプリンターなど、
最新さいしんのテクノロジーを融合ゆうごうさせることにより、新あらたな生産せいさん技術ぎじゅつ革新かくしんに取とり組くんでいます。
また、長年ながねん、磨みがき上あげてきた技術ぎじゅつ・技能ぎのうの伝承でんしょうにも注力ちゅうりょくし、基盤きばんとなるものづくり力りょくの強化きょうかを進すすめています。

具体ぐたい的てき技術ぎじゅつとして、①CAE、②加工かこう、③実装じっそう、④組立くみたて、⑤検査けんさにおいて、
差別さべつ化かにつながる生産せいさん技術ぎじゅつの確立かくりつを進すすめています。

分析ぶんせき技術ぎじゅつ

製品せいひんの性能せいのうを引ひき出だし、長期ちょうき的てきに品質ひんしつを維持いじするためには、材料ざいりょうの物理ぶつり・化学かがく的てきな特性とくせいを把握はあくしなければなりません。セイコーフューチャークリエーション（株）かぶしきがいしゃは、30年ねん以上いじょうにわたり、これらの特性とくせいを評価ひょうかするのに不可欠ふかけつな科学かがく分析ぶんせき技術ぎじゅつを専せん門もんに手掛てがけています。集束しゅうそくイオンビーム装置そうちを使つかった微細びさい加工かこう、走査そうさ型がたプローブ顕微鏡けんびきょうによる形態けいたい観察かんさつ、示しめせ差さ走査そうさ熱量ねつりょう計けいを使つかった熱ねつ分析ぶんせきなどナノレベルの微細びさい加工かこう技術ぎじゅつと分析ぶんせき・解析かいせき技術ぎじゅつを通とおして、研究けんきゅう開発かいはつから製造せいぞうでの技術ぎじゅつ課題かだいに対たいして最適さいてきな分析ぶんせき技術ぎじゅつとソリューションをご提供ていきょうし、今後こんごも製品せいひんの性能せいのう向上こうじょうや品質ひんしつの向上こうじょうに貢献こうけんしていきます。

知的ちてき財産ざいさん

グループの成長せいちょうとブランド価値かち向上こうじょうに貢献こうけんする知的ちてき財産ざいさんの構築こうちくをミッションとして、グループ会社かいしゃと連携れんけいを図はかりながら、知的ちてき財産ざいさん権けんの獲得かくとく・強化きょうかのための活動かつどうを推進すいしんしています。発明はつめいのアイデア会議かいぎから知的ちてき財産ざいさん部ぶが参画さんかくし質しつの高たかい明細めいさい書しょの作成さくせいのサポート行おこない、特許とっきょ査定さてい率りつの向上こうじょうを目指めざしています。査定さてい率りつは10年間ねんかんで約やく1.5倍ばいに増加ぞうかし、国内こくないの平均へいきんの査定さてい率りつを上回うわまわっています。各かく事業じぎょうの新しん製品せいひんや新規しんきビジネスを守まもる特許とっきょ網もう構築こうちくを目指めざして、権利けんり獲得かくとくを強化きょうかしています。