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TCFD提言ていげんもとづく情報じょうほう開示かいじ

当社とうしゃグループは、「気候きこう変動へんどうだつ炭素たんそへのみ」をマテリアリティのひとつに位置いちづけ、温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょう設定せっていして、だつ炭素たんそ社会しゃかい実現じつげんけてみを強化きょうかしています。

2021ねん10がつ賛同さんどう表明ひょうめいした「気候きこう関連かんれん財務ざいむ情報じょうほう開示かいじタスクフォース(TCFD)」提言ていげんもとづき、気候きこう変動へんどう事業じぎょうあたえるリスク・機会きかいかんするシナリオ分析ぶんせきおこなうとともに、だつ炭素たんそけたみにかんする情報じょうほう開示かいじ強化きょうかすすめています。

TCFD

ガバナンス

気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうは、当社とうしゃグループのESG・SDGsにかかわる方針ほうしん策定さくていや、それにもとづく活動かつどう円滑えんかつおこなうことを目的もくてきとして設置せっちされたサステナビリティ委員いいんかい議論ぎろんのうえ決議けつぎされ、取締役とりしまりやくかい報告ほうこくされます。取締役とりしまりやくかいはサステナビリティ委員いいんかい監督かんとく機能きのうになっており、定期ていきてき気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうについて議論ぎろんおこないます。
また、役員やくいん業績ぎょうせき連動れんどう報酬ほうしゅう業績ぎょうせき評価ひょうか指標しひょう(KPI)に「財務ざいむ(ESG)評価ひょうか」としてCO2排出はいしゅつりょう削減さくげんりつれています。

推進すいしん体制たいせい

推進体制 推進体制
画像がぞうをクリックすると拡大かくだい表示ひょうじします。

かく役割やくわり

  • 取締役とりしまりやくかい

    サステナビリティ委員いいんかいからの決議けつぎ内容ないようについてとし1かい以上いじょう報告ほうこくけ、課題かだいへのみや進捗しんちょくじょうきょう監督かんとく機能きのうにないます。また、定期ていきてき気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうについて議論ぎろんおこないます。
  • 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう気候きこう変動へんどうかか統括とうかつしゃ

    気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうは、代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう統括とうかつします。代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうは、サステナビリティ委員いいんかい委員いいんちょうにない、気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうふくむ、当社とうしゃグループのESG・SDGsにかかわる方針ほうしん策定さくていや、それにもとづく活動かつどう全般ぜんぱんかんする経営けいえい判断はんだん最終さいしゅう責任せきにんっています。
  • サステナビリティ委員いいんかい

    気候きこう変動へんどうかか統括とうかつしゃである代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう委員いいんちょうとし、ESG・SDGs担当たんとう役員やくいんをはじめとした常勤じょうきん役員やくいん、グループ各社かくしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやくがメンバーとなり構成こうせいされています。気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうふくむ、当社とうしゃグループのESG・SDGsのマテリアリティにかんする事項じこうにつき、原則げんそくねん2かい定例ていれいかい必要ひつようおうじて開催かいさいされる臨時りんじ委員いいんかい議論ぎろんのうえ決議けつぎおこない、決議けつぎ内容ないよう取締役とりしまりやくかい報告ほうこくします。サステナビリティ委員いいんかい決議けつぎされた内容ないようもとづき、担当たんとう役員やくいん中心ちゅうしんとなって活動かつどうすすめています。

気候きこう関連かんれん取締役とりしまりやくかい委員いいんかい開催かいさい実績じっせき

気候きこう変動へんどうかか重要じゅうよう事項じこうふくむ、当社とうしゃグループのESG・SDGsのマテリアリティにかんする事項じこうについては、原則げんそくねん2かい、サステナビリティ委員いいんかいにおいて議論ぎろんのうえ決議けつぎおこない、取締役とりしまりやくかいとし1かい以上いじょう報告ほうこくおこなうこととなっています。当社とうしゃグループでは2021ねん9がつにサステナビリティ委員いいんかい設置せっちし、以降いこう活発かっぱつ議論ぎろん決議けつぎおこない、取締役とりしまりやくかい報告ほうこくしております。気候きこう関連かんれんおも内容ないよう以下いかのとおりです。

開催かいさいがつ 気候きこう関連かんれんおも内容ないよう
取締役とりしまりやくかい 2021ねん11月 サステナビリティ方針ほうしん制定せいてい決議けつぎ
2021ねん12月 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょう設定せってい報告ほうこく
2022ねん4がつ マテリアリティにたいするキーアクション(報告ほうこく
2022ねん7がつ TCFD提言ていげんもとづく情報じょうほう開示かいじ報告ほうこく
2022ねん11月 2021年度ねんど 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう実績じっせき報告ほうこく
2023ねん2がつ TCFD提言ていげんもとづく情報じょうほう開示かいじ更新こうしん報告ほうこく
2023ねん4がつ サステナビリティ報告ほうこく(SDGs戦略せんりゃく)および再生さいせい可能かのうエネルギー導入どうにゅう前倒まえだお計画けいかく報告ほうこく
2023ねん7がつ 2022年度ねんど 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう実績じっせき報告ほうこく
2023ねん11月 マテリアリティにたいするキーアクション(Scope3実績じっせきふくむ)(報告ほうこく
温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょうおよびだつ炭素たんそ移行いこう計画けいかく改定かいてい報告ほうこく
サステナビリティ委員いいんかい 2021ねん10がつ マテリアリティにたいするキーアクション(議論ぎろん
2021ねん12月 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょう設定せってい議論ぎろん決議けつぎ
2022ねん3がつ マテリアリティにたいするキーアクション(議論ぎろん決議けつぎ
2022ねん7がつ TCFD提言ていげんもとづく情報じょうほう開示かいじ議論ぎろん決議けつぎ
2022ねん9がつ マテリアリティにたいするキーアクション進捗しんちょく報告ほうこく
2022ねん12月 だつ炭素たんそロードマップ(だつ炭素たんそ移行いこう計画けいかくふくむ)(議論ぎろん
2023ねん2がつ TCFD提言ていげんもとづく情報じょうほう開示かいじ更新こうしんだつ炭素たんそ移行いこう計画けいかくふくむ)(議論ぎろん決議けつぎ
2023ねん3がつ マテリアリティにたいするキーアクション進捗しんちょく報告ほうこく
再生さいせい可能かのうエネルギー導入どうにゅう前倒まえだお計画けいかく議論ぎろん決議けつぎ
2023ねん6がつ 2022年度ねんど 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう実績じっせき報告ほうこく
2023ねん9がつ マテリアリティにたいするキーアクション進捗しんちょく(Scope3実績じっせきふくむ)(報告ほうこく
2023ねん10がつ 温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょうおよびだつ炭素たんそ移行いこう計画けいかく改定かいてい議論ぎろん決議けつぎ

役員やくいん業績ぎょうせき連動れんどう報酬ほうしゅう

業務ぎょうむ執行しっこう取締役とりしまりやくおよび執行しっこう役員やくいん報酬ほうしゅうは、固定こてい報酬ほうしゅうである「基本きほん報酬ほうしゅう」、業績ぎょうせき連動れんどうする「賞与しょうよ」および「株式かぶしき報酬ほうしゅう」で構成こうせいし、社外しゃがい取締役とりしまりやくとう業務ぎょうむ執行しっこう取締役とりしまりやく報酬ほうしゅうは、「基本きほん報酬ほうしゅう」のみで構成こうせいします。インセンティブを強化きょうかし、中期ちゅうき経営けいえい計画けいかく実効じっこうせい確保かくほすることを目的もくてきとして、 財務ざいむ指標しひょうは「連結れんけつ営業えいぎょう利益りえき」、「連結れんけつ売上うりあげそう利益りえきりつ」、「連結れんけつROIC」の3指標しひょう財務ざいむ指標しひょうは「個人こじん評価ひょうか」と「ESG指標しひょう」(CO2排出はいしゅつりょう削減さくげんりつとう)の2指標しひょうとしました。
なお、報酬ほうしゅう種類しゅるいごとの比率ひりつ目安めやすは、以下いかのとおりです。(業績ぎょうせき達成たっせいりつおよび定性ていせい評価ひょうかもとづく支給しきゅうりつが100%の場合ばあい

役員業績連動報酬 表 役員業績連動報酬 表

業績ぎょうせき連動れんどう報酬ほうしゅうとう指標しひょう

業績ぎょうせき指標しひょう
賞与しょうよ 連結れんけつ営業えいぎょう利益りえき
連結れんけつ売上うりあげそう利益りえきりつ
個人こじん評価ひょうか
株式かぶしき報酬ほうしゅう 連結れんけつ営業えいぎょう利益りえき
連結れんけつ売上うりあげそう利益りえきりつ
連結れんけつROIC
④ESG評価ひょうか:CO2排出はいしゅつりょう削減さくげんりつ(SCOPE1,2)とう

戦略せんりゃく

シナリオ分析ぶんせきプロセス

気候きこう関連かんれんリスク・機会きかい当社とうしゃグループにあたえる財務ざいむ影響えいきょうおよび事業じぎょうインパクトをことなるシナリオ評価ひょうかし、当社とうしゃグループのレジリエンスをたかめることを目的もくてきとして、
下記かきのステップに沿ってシナリオ分析ぶんせき実施じっししています。

参照さんしょうシナリオ

区分くぶん シナリオの概要がいよう おも参照さんしょうシナリオ
2℃未満みまんシナリオ だつ炭素たんそ社会しゃかい実現じつげんけた政策せいさく規則きそく実施じっしされ、世界せかい全体ぜんたい産業さんぎょう革命かくめいまえからの気温きおん上昇じょうしょうはばを2℃未満みまんおさえられるシナリオ。移行いこうリスクはたかいが、物理ぶつりリスクは4℃シナリオと比較ひかくするとひくおさえられる。 ・IEA World Energy Outlook 2023.
Announced Pledges Scenario
・IPCC RCP2.6/SSP1-2.6
4℃シナリオ あらたな政策せいさく規制きせい導入どうにゅうされず、世界せかいのエネルギー起源きげんCO2排出はいしゅつりょう継続けいぞくてき増加ぞうかするシナリオ。2℃未満みまんシナリオとくらべ、移行いこうリスクはひくいが、物理ぶつりリスクはたかくなる。 ・IEA World Energy Outlook 2023.
Stated Policy Scenario
・IPCC RCP8.5/SSP5-8.5

シナリオ分析ぶんせきステップ

  1. STEP 1 重要じゅうよう気候きこう関連かんれんリスク・
    機会きかい特定とくてい、パラメータの設定せってい
    • 気候きこう関連かんれんリスク・機会きかい抽出ちゅうしゅつ
    • 重要じゅうようせいたかいリスク・機会きかい評価ひょうか
    • 重要じゅうようせいたかいリスク・機会きかい関連かんれんするパラメータの設定せってい
  2. STEP 2 気候きこう関連かんれんシナリオの設定せってい
    • STEP1の情報じょうほうとうをふまえ、既存きそんシナリオのうち、関連かんれんせいふかいシナリオを特定とくてい
    • 気候きこう関連かんれんシナリオ(社会しゃかいぞう)の設定せってい
  3. STEP 3 かくシナリオにおける財務ざいむ
    インパクトの評価ひょうか
    • STEP2で設定せっていしたかくシナリオと、STEP1で特定とくていした重要じゅうよう気候きこう関連かんれんリスク・機会きかい関連かんれんパラメータをふまえ、かくシナリオにおける財務ざいむインパクトを分析ぶんせき
  4. STEP 4 気候きこう関連かんれんリスク・機会きかいたいする戦略せんりゃくのレジリエンスの評価ひょうかさらなる対応たいおうさく検討けんとう
    • 気候きこう関連かんれんリスクおよび機会きかいたいする当社とうしゃ戦略せんりゃくのレジリエンスの評価ひょうか
    • さらなる対応たいおうさく検討けんとう

気候きこう関連かんれんリスク・機会きかいともな事業じぎょうインパクトおよび当社とうしゃグループの対応たいおう

グループぜん事業じぎょう対象たいしょうとしてシナリオ分析ぶんせき実施じっしし、以下いかのとおり、重要じゅうようせいたかいリスク・機会きかい評価ひょうかおこな対応たいおうさく策定さくてい推進すいしんしています。

気候きこう関連かんれんリスク

リスク区分くぶん リスク内容ないよう 事業じぎょうインパクト(2030ねん)※1 当社とうしゃグループの対応たいおう
2℃未満みまんシナリオ 4℃シナリオ
リスク 移行いこうリスク 政策せいさく規制きせい 炭素たんそぜい導入どうにゅう強化きょうかによるコスト増加ぞうか 4.5おくえん※2
なか
3.5おくえん※2
なか
  • 温室おんしつ効果こうかガス(GHG)排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょうだつ炭素たんそ移行いこう計画けいかく改定かいていし、とく国内こくないのGHG排出はいしゅつりょう前倒まえだおしして戦略せんりゃくてき削減さくげん
  • しょうエネ推進すいしん
  • 自家じか発電はつでん、PPAをふくめたさいエネ導入どうにゅう加速かそく
  • 原材料げんざいりょう製品せいひん輸送ゆそうにつき、GHG排出はいしゅつりょうおお事業じぎょう中心ちゅうしんに、モーダルシフト・輸送ゆそう効率こうりつによる削減さくげん推進すいしん
技術ぎじゅつ エネルギー価格かかく上昇じょうしょうによる製造せいぞう輸送ゆそうコスト増加ぞうか なか なか
市場いちば 取引とりひきさきからの気候きこう関連かんれん対策たいさく要請ようせい対応たいおうできないことによる売上うりあげ減少げんしょう なか なか
  • だつ炭素たんそ移行いこう計画けいかく沿ったGHG排出はいしゅつりょう削減さくげん実施じっし
  • 取引とりひきさき気候きこう関連かんれん課題かだい解決かいけつ貢献こうけんする製品せいひん・サービスの開発かいはつ推進すいしん
原材料げんざいりょう価格かかく上昇じょうしょうによる仕入しいれコスト増加ぞうか なか なか
  • 最小さいしょう発注はっちゅう数量すうりょう調整ちょうせい納期のうきとう購買こうばい条件じょうけんでサプライヤーと連携れんけい強化きょうか
物理ぶつりリスク 急性きゅうせい 異常いじょう気象きしょうによるサプライチェーンの寸断すんだん物流ぶつりゅう遅延ちえんによる売上うりあげ減少げんしょう しょう なか
  • 気候きこう変動へんどうによるだい規模きぼ災害さいがい損害そんがい保険ほけんりょう増加ぞうかとうそなえて、被害ひがい軽減けいげんするBCPを策定さくていみ。今後こんご見直みなおしをおこない、さらなるリスク低減ていげんはか
  • 複数ふくすう購買こうばい洪水こうずい実績じっせきのないサプライヤーとの取引とりひき実施じっしみ。今後こんごさらに拡充かくじゅう
  • 洪水こうずい影響えいきょうとく懸念けねんされる生産せいさん拠点きょてんでは、高台たかだいだい工場こうじょう設置せっちするひとし対応たいおう実施じっしみ。今後こんごさらに操業そうぎょう体制たいせい見直みなおし、中長期ちゅうちょうきてき設備せつび移設いせつ計画けいかく検討けんとう
  • 適正てきせい安全あんぜん在庫ざいこ確保かくほとう得意とくいさきへの納入のうにゅう遅延ちえん回避かいひ洪水こうずい発生はっせいすみやかに代替だいたい部品ぶひん生産せいさん場所ばしょ確保かくほ生産せいさん継続けいぞくはか
  • 損害そんがい保険ほけんりょう把握はあくし、今後こんごおおきく保険ほけんりょう増加ぞうかしそうな拠点きょてんについては、情報じょうほう収集しゅうしゅうつとめ、必要ひつようおうじてBCPを見直みなお
異常いじょう気象きしょうによる工場こうじょう店舗てんぽ運営うんえい中断ちゅうだん人員じんいん確保かくほ困難こんなんによる売上うりあげ減少げんしょう なか だい
慢性まんせい 異常いじょう気象きしょう増加ぞうかによる損害そんがい保険ほけんりょう増加ぞうか なか なか

気候きこう関連かんれん機会きかい

機会きかい区分くぶん 機会きかい内容ないよう 事業じぎょうインパクト(2030ねん)※1 当社とうしゃグループの対応たいおう
2℃未満みまんシナリオ 4℃シナリオ
機会きかい エネルギーげん さいエネ導入どうにゅうによるコスト削減さくげん なか なか
  • 策定さくていしただつ炭素たんそ移行いこう計画けいかくもとづき、電力でんりょくコスト削減さくげんにもつながる自家じか発電はつでん・オンサイト/オフサイトPPAの追加ついか導入どうにゅう加速かそく
製品せいひんおよ
サービス
CPS/IoT社会しゃかい拡大かくだいともなてい消費しょうひ電力でんりょく対応たいおう製品せいひん売上うりあげ増加ぞうか なか なか
  • 水晶すいしょう振動しんどう発振器はっしんきなどの電子でんしデバイスにおいては、てい消費しょうひ電力でんりょく製品せいひん拡充かくじゅうして拡販かくはん
  • データセンターのしょう電力でんりょく貢献こうけんするこう精密せいみつ部品ぶひんでは、きゅう製品せいひんからの置換おきかえを積極せっきょくてき促進そくしん
自動車じどうしゃのEVともな関連かんれん部品ぶひん売上うりあげ増加ぞうか なか なか
  • 水晶すいしょう振動しんどう発振器はっしんきなどの電子でんしデバイスにおいては、「車載しゃさい(EVけ)」を新規しんき重点じゅうてん市場いちばとして拡販かくはん活動かつどう推進すいしん
  • こう精度せいど機械きかい部品ぶひんでは、EVけに差別さべつ技術ぎじゅつ開発かいはつすすめ、こう精度せいど高信頼こうしんらいしん製品せいひん既存きそん新規しんき顧客こきゃく提供ていきょう
顧客こきゃく企業きぎょう環境かんきょう負荷ふか低減ていげん貢献こうけんできるてい炭素たんそ対応たいおう製品せいひん/サービスの売上うりあげ増加ぞうか だい だい
  • プリンティングデバイス(サーマル/インクジェット)では、顧客こきゃく企業きぎょうてい炭素たんそ対応たいおう貢献こうけんする製品せいひんのラインアップ拡充かくじゅうや、成長せいちょう市場いちばけに生産せいさん体制たいせい拡充かくじゅう
  • センサ関連かんれんは、効率こうりつ駆動くどうによるてい消費しょうひ電力でんりょくしん製品せいひん開発かいはつ製品せいひんラインアップを拡充かくじゅう
消費しょうひしゃ環境かんきょう意識いしきへのたかまりに対応たいおうした製品せいひん売上うりあげ増加ぞうか しょう しょう
  • 小売こうり部門ぶもんでは、リペアコーナーの拡充かくじゅうや、さらなる環境かんきょう負荷ふか低減ていげん商品しょうひん積極せっきょくてき選定せんてい販売はんばい推進すいしん
  • ソーラークロックなど長寿ちょうじゅいのち環境かんきょう配慮はいりょ製品せいひんのPR・拡販かくはん活動かつどう推進すいしん
市場いちば しょうエネ推進すいしんともなうIoTや生産せいさん流通りゅうつう関連かんれん新規しんき製品せいひん/サービスの創出そうしゅつ なか なか
  • IoTよう半導体はんどうたい需要じゅよう拡大かくだいけ、ICにかかしょうエネルギー推進すいしんし、新規しんきビジネス市場いちば創出そうしゅつ
  • 生産せいさん流通りゅうつうデジタルながれをけ、顧客こきゃく課題かだい解決かいけつのための提案ていあんおこない、新規しんきビジネス市場いちば獲得かくとく
だつ炭素たんそ経営けいえいによるブランド価値かち向上こうじょうともな売上うりあげ拡大かくだい なか しょう
  • だつ炭素たんそ社会しゃかいけたみを強化きょうかし、当社とうしゃグループのだつ炭素たんそたいする経営けいえい姿勢しせい積極せっきょくてき開示かいじする
  • 気候きこう変動へんどう相互そうご影響えいきょうあたう、生物せいぶつ多様たようせいへのみについてもタイムリーに開示かいじし、ブランド価値かち向上こうじょうはか
  • 事業じぎょうインパクトだい利益りえき影響えいきょう10おくえん以上いじょう、あるいは、事業じぎょう撤退てったい、またはすうげつ以上いじょう事業じぎょう中断ちゅうだんとう事業じぎょうたいきわめて重大じゅうだい影響えいきょうをもたらす。
    事業じぎょうインパクトちゅう利益りえき影響えいきょう1おくえん以上いじょう10おくえん未満みまん、あるいは、事業じぎょう計画けいかくへの影響えいきょう事業じぎょう縮小しゅくしょう、または1週間しゅうかん~1かげつ程度ていど事業じぎょう中断ちゅうだんとう事業じぎょうたい重大じゅうだい影響えいきょうをもたらす。
    事業じぎょうインパクトしょう利益りえき影響えいきょう1おくえん未満みまん、あるいは、事業じぎょう計画けいかくへの影響えいきょう事業じぎょう中断ちゅうだんはほとんどなく、事業じぎょうたい影響えいきょうをもたらすが軽微けいびである。
  • 2030ねんGHG排出はいしゅつりょう(Scope1, 2)を成長せいちょう予測よそくおよ削減さくげん計画けいかくもとづき算出さんしゅつし、2℃未満みまん・4℃シナリオごとのIEA予測よそく炭素たんそ価格かかくけて算出さんしゅつ為替かわせレート 1$=140JPY

リスク管理かんり

当社とうしゃグループでは、グループの事業じぎょう重大じゅうだい影響えいきょうあたえるリスクを一元いちげんてき管理かんりすべく、当社とうしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう委員いいんちょうとするセイコーグループリスクマネジメント委員いいんかい以下いか当社とうしゃリスクマネジメント委員いいんかい」)が中心ちゅうしんとなり、リスクへの対応たいおうんでいます。グループ横断おうだん対処たいしょすべき重要じゅうようリスクを「グループ重要じゅうようリスク」と定義ていぎし、毎年まいとし当社とうしゃリスクマネジメント委員いいんかいが、その発生はっせい可能かのうせい影響えいきょうとうから重要じゅうよう評価ひょうか選定せんていおこなっています。

グループ重要じゅうようリスクについては、当社とうしゃリスクマネジメント委員いいんかいが、当社とうしゃおよびグループ各社かくしゃのリスクオーナーより、対応たいおうさくやその進捗しんちょく報告ほうこくけ、リスク対応たいおうをモニタリングし、取締役とりしまりやくかい報告ほうこくします。くわえて、当社とうしゃ常勤じょうきん役員やくいんとグループ各社かくしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやく構成こうせいするグループリスクマネジメント委員いいんかいと、グループ全体ぜんたいのリスクを確認かくにん共有きょうゆうする体制たいせいとしています。

気候きこう関連かんれんリスクについては、より詳細しょうさい分析ぶんせきおこなうため、サステナビリティ委員いいんかいがシナリオ分析ぶんせきつうじて、グループ各社かくしゃ気候きこう関連かんれんリスクのなかからとくにインパクトのおおきいリスクを特定とくてい評価ひょうかし、決議けつぎおこない、グループ各社かくしゃとリスクへの対応たいおうさく推進すいしんしています。決議けつぎ内容ないようについては取締役とりしまりやくかい報告ほうこくする体制たいせいとなっています。

なお、気候きこう関連かんれんリスクはグループ重要じゅうようリスクにふくまれており、その気候きこう関連かんれんリスクについては、サステナビリティ委員いいんかい決議けつぎされた対応たいおうさくやその進捗しんちょくを、担当たんとう役員やくいんつうじて当社とうしゃリスクマネジメント委員いいんかい報告ほうこくしています。

グループリスクマネジメント推進すいしん体制たいせい

グループリスクマネジメント推進体制 グループリスクマネジメント推進体制
画像がぞうをクリックすると拡大かくだい表示ひょうじします。

かく役割やくわり

  • セイコーグループリスクマネジメント委員いいんかい ※1

    代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう委員いいんちょうとし、グループ横断おうだん対処たいしょすべきリスクへの対応たいおうんでいます。また、当社とうしゃおよびグループ各社かくしゃのリスクオーナーより報告ほうこくけ、各社かくしゃのリスクマネジメントの推進すいしん支援しえんしています。
  • グループリスクマネジメント委員いいんかい ※2

    常勤じょうきん役員やくいんとグループ各社かくしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやく構成こうせいされ、グループ全体ぜんたいのリスクの確認かくにん共有きょうゆう、グループ重要じゅうようリスクのリスク対応たいおうのモニタリング・情報じょうほう共有きょうゆうおこなっています。
  • グループ各社かくしゃリスクマネジメント委員いいんかい ※3

    グループ各社かくしゃは、各社かくしゃリスクマネジメント委員いいんかい中心ちゅうしんに、自律じりつてきにリスクマネジメントを推進すいしんしています。
  • サステナビリティ委員いいんかい

    気候きこう関連かんれんリスクをふくむ、当社とうしゃグループのESG・SDGsのマテリアリティにかんする事項じこうにつき、議論ぎろんのうえ決議けつぎおこない、決議けつぎ内容ないよう取締役とりしまりやくかい報告ほうこくします。グループ重要じゅうようリスクに選定せんていされた気候きこう関連かんれんリスクについては、担当たんとう役員やくいんつうじて対策たいさくやその進捗しんちょくをセイコーグループリスクマネジメント委員いいんかい報告ほうこくします。

指標しひょう目標もくひょう

当社とうしゃグループは、2023ねん11月、温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん前倒まえだおしてすすめる長期ちょうき目標もくひょう改定かいていしました。この長期ちょうき目標もくひょうのっとり、つづ再生さいせい可能かのうエネルギー導入どうにゅう加速かそくし、さらなる温室おんしつ効果こうかガスの排出はいしゅつりょう削減さくげんつとめていきます。
なお、2030年度ねんどけた目標もくひょうについては、パリ協定きょうていさだめる1.5℃水準すいじゅん整合せいごうした目標もくひょうであるとして、SBTi (Science Based Targets initiative) からSBTの認定にんてい取得しゅとくしました。

SBT認定にんてい取得しゅとくについてはこちら

温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょう

温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん目標もくひょう

2030年度ねんど
Scope1、22022年度ねんどで42%削減さくげん
Scope32022年度ねんどで25%削減さくげん 対象たいしょう:カテゴリ1、11
2050年度ねんど
ネットゼロを目指めざ

だつ炭素たんそ移行いこう計画けいかく(Scope1, 2)

当社とうしゃグループは、2023ねん11月、温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょう削減さくげん長期ちょうき目標もくひょう改定かいていともない、だつ炭素たんそけたロードマップを改定かいていしました。既存きそん設備せつびしょうエネ設備せつびへの更新こうしん生産せいさんせい向上こうじょう革新かくしんてき製造せいぞう方法ほうほう装置そうち調査ちょうさ要素ようそ開発かいはつ導入どうにゅうによるしょうエネを継続けいぞくしてすすめ、さいエネ導入どうにゅうについては、設備せつび導入どうにゅうから優先ゆうせんしておこない、かく拠点きょてんさいエネ電力でんりょくへの計画けいかく前倒まえだおししてすすめます。国内こくない拠点きょてん100%さいエネは2024年度ねんどちゅうに、海外かいがい拠点きょてんふくめたぜん拠点きょてんの100%さいエネは2040年度ねんどちゅう達成たっせいする計画けいかくです。使用しようする燃料ねんりょう化石かせき燃料ねんりょうからだつ炭素たんそてい炭素たんそなものにえをはかり、残留ざんりゅう排出はいしゅつりょうについては除去じょきょけいクレジットの導入どうにゅう相殺そうさいし、2050年度ねんどにネットゼロの実現じつげん目指めざします。

脱炭素移行計画グラフ

Scope1, 2 GHG排出はいしゅつりょう(t-CO2
実績じっせき 2018年度ねんど~2022年度ねんど

2022年度ねんど温室おんしつ効果こうかガス排出はいしゅつりょうは96,581t-CO2となり、2020ねんで11.6%の削減さくげん※を実現じつげんしました。長期ちょうき目標もくひょう達成たっせいけて必要ひつような2020ねん削減さくげんりつである8.4%をおおきく上回うわまわることができました。これは継続けいぞくてきしょうエネ活動かつどうほか再生さいせい可能かのうエネルギーの導入どうにゅう積極せっきょくてき推進すいしんしたことによります。
2022年度ねんどさいエネ導入どうにゅうは、腕時計うでどけい製造せいぞうにな国内こくない3拠点きょてんさいエネの需給じゅきゅう契約けいやく締結ていけつしたほか海外かいがい2拠点きょてんでは敷地しきちない太陽光たいようこう発電はつでん増設ぞうせつ施設しせつ店舗てんぽにおいては化石かせき証書しょうしょ購入こうにゅうなど、さいエネ導入どうにゅう拡大かくだいしました。これらにより2021年度ねんどは7.3%だったさいエネ比率ひりつは15.3%と向上こうじょうしました。

※2022年度ねんど改定かいていまえ長期ちょうき目標もくひょう(2020ねんで42%削減さくげん)にもとづき推進すいしんしていました。2023ねん11月改定かいてい長期ちょうき目標もくひょうでは2022年度ねんどで42%削減さくげん目指めざします。

GHG排出量グラフ GHG排出量グラフ
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Scope1:事業じぎょうしゃみずからによる直接ちょくせつ排出はいしゅつ燃料ねんりょう燃焼ねんしょうなど)
Scope2:他社たしゃから供給きょうきゅうされた電気でんきなどの使用しようともな間接かんせつ排出はいしゅつ(マーケット基準きじゅん
はしすう処理しょり関係かんけいでGHG排出はいしゅつりょう内訳うちわけ合計ごうけいわない場合ばあいがあります。
※CO2排出はいしゅつ係数けいすう見直みなおしにともない、2019年度ねんど以前いぜんのCO2排出はいしゅつりょうさかのぼってさい算出さんしゅつ
生物せいぶつ由来ゆらいのGHG排出はいしゅつりょうはありません。

  • ちゅう1:
    排出はいしゅつ係数けいすうについて
  • 電気でんき
    日本にっぽん国内こくないは、地球ちきゅう温暖おんだん対策たいさく推進すいしんかんする法律ほうりつさだめる電気でんき事業じぎょうしゃべつ排出はいしゅつ係数けいすう調整ちょうせい排出はいしゅつ係数けいすう使用しよう
    海外かいがいはIEA(International Energy Agency)の各国かっこく排出はいしゅつ係数けいすう使用しよう
  • 燃料ねんりょう
    日本にっぽん国内こくない海外かいがいとも、地球ちきゅう温暖おんだん対策たいさく推進すいしんかんする法律ほうりつさだめる燃料ねんりょう種別しゅべつ発熱はつねつりょう燃料ねんりょう使用しようかんする排出はいしゅつ係数けいすう使用しよう
    ただし、供給きょうきゅう事業じぎょうしゃから発熱はつねつりょうとう情報じょうほう提供ていきょうがある場合ばあいは、それを使用しよう
  • 冷温れいおんすい
    供給きょうきゅう事業じぎょうしゃ提供ていきょう排出はいしゅつ係数けいすう使用しよう
  • ちゅう2:
    2020年度ねんどから、テナント、店舗てんぽ倉庫そうこなどを集計しゅうけい対象たいしょう追加ついか社用しゃようしゃふくむが、委託いたくによるエネルギー使用しようふくまない。
  • ちゅう3:
    使用しようりょう特定とくていできない店舗てんぽ倉庫そうこなどは、ゆか面積めんせきから電力でんりょくりょう推定すいてい
  • ちゅう4:
    国内こくない拠点きょてんは6.5ガスをふくむ。海外かいがい拠点きょてんはエネルギー起源きげんのCO2のみをふくむ。

Scope3 GHG排出はいしゅつりょう(t-CO2実績じっせき 
2022年度ねんど

Scope3の排出はいしゅつりょうは572,562t-CO2で、カテゴリー1の購入こうにゅうした製品せいひん・サービスがやく63%、カテゴリー11の販売はんばいした製品せいひん使用しようやく17%と上位じょういめました。

カテゴリ 項目こうもく GHG排出はいしゅつりょう
(t-CO2
%
カテゴリ1 購入こうにゅうした製品せいひん
・サービス
362,397 63.3%
カテゴリ2 資本しほんざい 25,690 4.5%
カテゴリ3 Scope1,2にふくまれない燃料ねんりょうおよびエネルギー関連かんれん活動かつどう 16,128 2.8%
カテゴリ4 輸送ゆそう配送はいそう上流じょうりゅう 39,076 6.8%
カテゴリ5 事業じぎょう活動かつどうから
廃棄はいきぶつ
2,888 0.5%
カテゴリ6 出張しゅっちょう 3,679 0.6%
カテゴリ7 雇用こようしゃ通勤つうきん 5,755 1.0%
カテゴリ8 リース資産しさん上流じょうりゅう 122 0.0%
カテゴリ9 輸送ゆそう配送はいそう下流かりゅう 2,682 0.5%
カテゴリ10 販売はんばいした製品せいひん加工かこう 12,226 2.1%
カテゴリ11 販売はんばいした製品せいひん使用しよう 95,742 16.7%
カテゴリ12 販売はんばいした製品せいひん廃棄はいき 5,630 1.0%
カテゴリ13 リース資産しさん下流かりゅう 546 0.1%
カテゴリ14 フランチャイズ - -
カテゴリ15 投資とうし - -
合計ごうけい 572,562 100.0%

数値すうちについてははしすう処理しょり関係かんけい合計ごうけいわない場合ばあいがあります。

Scope3 GHG排出量(t-CO₂)実績2022年度 Scope3 GHG排出量(t-CO₂)実績2022年度
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その活動かつどう

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