北きた宋そう

北きた宋そう統治とうち黃河こうが流域りゅういき同どう埋うめ南部なんぶ嘅一啲地區ちく，東ひがし邊あたり、南みなみ邊べ直ちょく到いた大海たいかい；北部ほくぶ邊べ界かい響ひびき今こん海うみ河かわ、河北かわきた霸縣、山西さんせい雁かり門もん關せき一線いっせん，同どう遼りょう國こく交界；西北せいほく邊べ界かい響ひびき而家陝西せんせい橫山よこやま、甘肅かんせい東部とうぶ、青海あおみ湟水一線いっせん，同どう西にし夏なつ交界；西南せいなん邊べ界かい響ひびき岷山、大だい渡河とか一線いっせん，同どう吐蕃、大だい理り交界；南部なんぶ響ひびき而家廣西ひろせ地區ちく同どう越こし南みなみ交界。

史ふみ[編輯へんしゅう]

開國かいこく初期しょき[編輯へんしゅう]

趙ちょう匡ただし胤たね未み做皇帝こうてい之の前ぜん係かかり後こう周しゅう嘅殿前まえ都と點檢てんけん（禁きん軍ぐん大將たいしょう），手て握にぎ兵權へいけん。後こう嚟周世すせ宗むね英えい年ねん早はや逝，由ゆかり佢只有ゆう七歲個仔柴宗訓繼位，即そく周しゅう恭きょう帝みかど。960年ねん，趙ちょう匡ただし胤たね受命じゅめい抵抗ていこう遼りょう同どう北きた漢かん嘅入侵おかせ，響ひびき路ろ經けい陳ひね橋きょう驛えき嗰陣，手下てした發動はつどう兵へい變へん，將はた黃き袍ほう加か落趙身上しんじょう。趙ちょう於是就返去さ首都しゅと開封かいふう，叫さけべ恭きょう帝みかど退位たいい，正式せいしき登のぼり基はじめ，開ひらき創そう宋朝そうちょう，史し稱しょう北きた宋そう。

北きた宋そう雖然成功せいこう立國りっこく，但ただし只ただ係がかり當時とうじ中原なかはら嘅其中ちゅう一いち國こく，仲なか有ゆう成なり六ろく個こ其他國家こっか。趙ちょう匡ただし胤たね非常ひじょう希望きぼう可か以統一いち中國ちゅうごく，就採用さいよう「先さき南みなみ後ご北きた」嘅戰略りゃく，先さき解決かいけつ實力じつりょく較弱、物資ぶっし較豐富ほうふ嘅南方かた政權せいけん。響ひびき收おさむ復ふく咗南平ひらめ、後こう蜀しょく、南みなみ漢かん、南みなみ唐から之これ後ご，976年ねん趙ちょう匡ただし胤たね突然とつぜん死し咗，由ゆかり細ほそ佬趙ちょう光義みつよし繼つぎ位い（據よりどころ傳でん光義みつよし為ため求もとめ皇位こうい而殺死し大だい佬），即そく宋そう太ふとし宗むね。

太ふと宗之むねゆき後ご承繼しょうけい「先さき南みなみ後ご北きた」嘅戰略りゃく，陳ちん洪ひろし進すすむ同どう埋うめ錢せん弘ひろし俶先後せんご響ひびき978年ねん歸き降くだ北きた宋そう，979年ねん又また收おさむ復ふく咗吳ご越えつ同どう北きた漢かん。承うけたまわ接せっ住じゅう個こ氣勢きせい，佢打算ださん一いち舉北上じょう、收おさむ復ふく埋うめ燕つばめ雲くも十じゅう六ろく州しゅう，但ただし係かかり多た次つぎ嘅征戰せん都と以失敗しっぱい結束けっそく。最後さいご佢放棄ほうき征戰せいせん。

中期ちゅうき[編輯へんしゅう]

澶淵之の盟めい[編輯へんしゅう]

太ふとし宗むね死後しご由ゆかり大だい仔こ趙ちょう恆ひさし繼つぎ位い，即そく宋そう真宗しんしゅう。遼りょう一直響同宋嘅邊境搞搞震，但ただし出で於太宗之むねゆき前ぜん嘅征戰せん失敗しっぱい，宋そう室しつ唔夠膽きも打だ。景けい德とく元年がんねん，遼りょう大だい舉入侵おかせ北きた宋そう，直入なおいり澶州。真宗しんしゅう響ひびき宰相さいしょう寇準力ちから勸すすむ之の下しも親おや征せい，宋そう軍ぐん響ひびき見み到いた皇帝こうてい親おや征せい後ご果然かぜん士氣しき大だい振ふ，射しゃ死し遼りょう國こく大將たいしょう蕭しょう撻凜。遼りょう軍ぐん睇到連れん主ぬし帥そち都と死し咗後，認みとめ為ため呢場仗打唔過，就同宋そう室しつ議ぎ和わ。最後さいご兩國りょうこく成なり為ため「兄弟きょうだい」，宋そう每年まいとし畀遼廿にじゅう萬まん匹ひき絹きぬ、十じゅう萬まん兩りょう銀ぎん。史し稱しょう「澶淵之の盟めい」。

澶淵之の盟めい後ご，唔單止どめ開ひらき啟けい咗遼宋そう貿易ぼうえき，仲なか令れい北きた宋そう幾いく十年嚟再冇同遼打仗，人にん民生みんせい治ち慢慢好こう咗起嚟，即そく「咸平之の治ち」。

慶けい曆れき新政しんせい[編輯へんしゅう]

真宗しんしゅう死後しご，由ゆかり趙ちょう禎ただし繼つぎ位い（即そく宋そう仁ひとし宗むね）、劉りゅう太ふとし后きさき主ぬし政せい。劉りゅう太ふとし后きさき死し咗之後ご，仁ひとし宗そう終おわり於可以親政しんせい，但ただし係かかり當時とうじ北きた宋そう面めん臨好多麻たま煩はん：軍隊ぐんたい支出ししゅつ寵ちょう大だい、外患がいかん嚴重げんじゅう、對外たいがい戰爭せんそう輸多過か赢、朝廷ちょうてい架か構膨脹ぼうちょう等とう。加か上じょう李元りげん昊ひろし響ひびき1038年ねん稱たたえ帝みかど、建立こんりゅう夏なつ，但ただし宋そう室しつ唔承認しょうにん，結果けっか爆發ばくはつ戰爭せんそう，最終さいしゅう北きた宋そう因いん為ため打だ輸仗而每年まいとし要よう交多啲歲幣ぬさ畀西夏なつ。

希望きぼう改變かいへん現狀げんじょう嘅仁宗むね，於是任用にんよう范仲淹、呂りょ夷えびす簡、富とみ弼、包つつみ拯、韓かん琦等ひとし等とう大臣だいじん推行改革かいかく，史し稱しょう「慶けい曆れき新政しんせい」。呢個變へん法ほう取得しゅとく非常ひじょう好こう嘅成果せいか。但ただし由よし於一班守舊派大臣反對新政，於是抵毀話ばなし范仲淹等人じん組成そせい朋黨ほうとう。仁じん宗むね最後さいご失しつ去さ耐たい性せい，罷免ひめん范仲淹參知ち政事せいじ一いち職しょく，新政しんせい失敗しっぱい。

1063年ねん，仁ひとし宗むね病死びょうし，英えい宗むね繼つぎ位い。英えい宗むね在位ざいい期間きかん力りょく圖ず中興ちゅうこう，又また任命にんめい司馬しば光ひかり設しつらえ局きょく專修せんしゅう《資し治ち通どおり鑑かん》。但ただし英えい宗むね響ひびき1067年ねん早死はやじに，繼つぎ位い嘅係佢個大だい仔こ宋そう神かみ宗はじめ趙ちょう頊。

熙豐變へん法ほう[編輯へんしゅう]

神かみ宗はじめ繼つぎ位い之これ後ご，面めん對たい嘅係一個外憂內患嘅國家：遼りょう同どう西にし夏なつ同どう北きた宋そう虎視こし眈眈たんたん，民生みんせい又また唔好，軍隊ぐんたい戰せん鬥力差さ，最さい攞命係がかり政府せいふ入いれ不ふ敷じき支ささえ，神かみ宗因そういん而非常ひじょう希望きぼう改革かいかく。佢任用にんよう改革かいかく派は大臣だいじん王おう安やす石せき推行新法しんぽう，即そく熙寧變へん法ほう。變へん法ほう內容針はり對たい經濟けいざい、民生みんせい、軍事ぐんじ等とう方面ほうめん，包括ほうかつ均ひとし輸、青苗あおなえ、免役めんえき、市し易えき、保ほ甲かぶと、保馬やすま、方田ほうだ均ひとし稅ぜい等ひとし等ひとし。

雖然變へん法的ほうてき確かく增加ぞうか國庫こっこ收入しゅうにゅう、減少げんしょう軍費ぐんぴ，但ただし係かかり王おう安やす石高こくだか估咗新法しんぽう嘅效果こうか：唔少平民へいみん負擔ふたん加重かじゅう，新法しんぽう內容又また推行得とく太ふと急きゅう，一事いちじ未成みせい、一事いちじ又また起おこり，響ひびき軍事ぐんじ方面ほうめん嘅變法ほう成なり效こう又また唔大；去さ到いた後期こうき，王おう安やすし石いし所しょ起用きよう嘅新人じん就好似に呂りょ惠めぐみ卿きょう、曾布，佢哋雖然有料ゆうりょう但ただし急きゅう功こう近きん利り，打だ住じゅう變へん法ほう嘅名義めいぎ籍せき機き貪むさぼ污舞弊へい，本身ほんみ惠めぐみ民みん嘅措施ほどこせ最後さいご變へん得どく非常ひじょう擾民，引起民みん怨。再さい加か上じょう以司馬しば光ひかり做大佬嘅守舊しゅきゅう派は認みとめ為ため變へん法ほう擾民、堅持けんじ「祖宗そそう之の法ほう不可ふか廢はい」，令れい到いた神かみ宗はじめ變へん法ほう嘅決心しん開始かいし動搖どうよう。

1074年ねん，王おう安やすし石せき第だい一次畀神宗罷相。後こう嚟出於呂おろ惠めぐみ卿きょう實在じつざい太ふと過か份、自じ把わ自じ為ため，王おう安やすし石せき響ひびき一いち年ねん後ご重じゅう新出にいで任つとむ宰相さいしょう。1076年ねん，王おう安やすし石せき因いん為ため大だい仔こ嘅死，決心けっしん唔撈。神かみ宗はじめ最終さいしゅう響ひびき同年どうねん十月罷免佢嘅宰相一職，王おう安やす石せき由よし此徹底そこ退出たいしゅつ政せい壇だん。

熙寧變へん法ほう失敗しっぱい之これ後ご，神かみ宗はじめ繼續けいぞく佢嘅改革かいかく，史し稱しょう「元げん豐ゆたか改あらため制せい」，但ただし無論むろん改革かいかく力りょく度ど定てい範圍はんい都と比ひ唔起熙寧變へん法ほう。佢好希望きぼう可か以消滅しょうめつ西にし夏なつ，但ただし後こう嚟打輸仗，而神宗むね本人ほんにん響ひびき1085年ねん病死びょうし，到いた死し佢都未み能のう實踐じっせん自己じこ嘅抱負まけ。

元げん祐ゆう更さら化か[編輯へんしゅう]

神かみ宗はじめ死し後ご，繼つぎ位い嘅哲あきら宗むね趙ちょう煦只有ゆう9歲さい，所以ゆえん高だか太ふとし后きさき主ぬし政せい。高こう太ふとし后きさき重用じゅうよう司馬しば光ひかり為ため首くび嘅守舊派きゅうは，廢除はいじょ嗮熙寧やすし變へん法ほう嘅所有しょゆう措施（元げん祐ゆう更さら化か），結果けっか引發兩派りょうは人じん嘅鬥爭そう，即そく「新舊しんきゅう黨爭とうそう」；由よし於當時とうじ係がかり高こう太ふとし后きさき主ぬし政せい，所以ゆえん新黨しんとう被ひ打だ壓あつ。哲あきら宗むね對たい守舊しゅきゅう派は非常ひじょう不滿ふまん，所以ゆえん響ひびき親政しんせい後ご重用じゅうよう新黨しんとう，打だ壓あつ舊きゅう黨とう。

1100年ねん哲あきら宗そう英えい年ねん早はや逝，而哲宗むね啲仔又また夭折ようせつ，所以ゆえん由よし細ほそ佬趙佶ただし繼つぎ位い，係かかり宋そう徽宗。

亡國ぼうこく[編輯へんしゅう]

1126年ねん，金きむ國軍こくぐん隊たい攻おさむ入にゅう首都しゅと汴京（而家嘅開封かいふう），第だい二に年ねん滅亡めつぼう（靖やすし康之やすゆき難なん），加か埋うめ九きゅう個こ皇帝こうてい，前後ぜんご167年ねん。

外交がいこう[編輯へんしゅう]

北きた宋そう一路かずみち同どう遼りょう國こく、金かね國こく、西にし夏なつ對立たいりつ，打だ仗打唔贏，畀人迫せり到いた簽和約やく，向こう呢三さん個こ國家こっか進貢しんこう。同どう大だい理り一路いちろ關係かんけい良好りょうこう。

經濟けいざい[編輯へんしゅう]

北きた宋そう係がかり一個比較注重經濟嘅朝代。宋朝そうちょう嘅皇帝こうてい對外たいがい都と係がかり以銀ぎん兩りょう或ある者もの布ぬの匹ひき同どう外そと族ぞく講和こうわ，相當そうとう於而家か嘅「金錢きんせん外交がいこう」。宋朝そうちょう嘅首都しゅと汴京係がかり宋朝そうちょう喺北方ほっぽう嘅經濟けいざい重心じゅうしん，主要しゅよう都と係がかり對外たいがい貿易ぼうえき為ため主ぬし。而喺江南えな沿岸えんがん重じゅう有ゆう多た個こ通商つうしょう口こう岸がん，買かい賣うり貨品到いた南洋なんよう等地とうち。

文化ぶんか[編輯へんしゅう]

北きた宋そう朝廷ちょうてい比較ひかく注ちゅう重文じゅうぶん人じん嘅提拔同培つちかえ育そだて，所しょ以北いほく宋そう出いずる咗唔少しょう詞し人じん，好こう似に蘇そ東ひがし坡同どう李り清照きよてる就係好こう好こう嘅例子こ。