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六度 - 维基百科,自由的百科全书

ろく

大乘だいじょう佛教ぶっきょうきょう义,为菩萨修行しゅぎょうてきろく种法门
重定しげさだこう六波羅蜜ろくはらみつ
佛教ぶっきょう
波羅蜜はらみつ
 
みなみつたえじゅう波羅蜜はらみつ
じゅう波羅蜜はらみつ
佈施
持戒じかい
出離しゅつり
忍辱にんにく
真實しんじつ
決意けつい
せい
智慧ちえ
   
きたつたえ六波羅蜜ろくはらみつ
ろく/じゅう
佈施
持戒じかい
忍辱にんにく
せい
禪定ぜんじょう
般若はんにゃ
方便ほうべん
ねがい
ちから
さとし
 
 

ろく梵語ぼんごṣaḍ-pāramitāそくろくなみひそかため佛教ぶっきょう术语,ゆびろくしゅ菩薩ぼさつ修行しゅぎょうしょ具有ぐゆうてきひんとく特質とくしつみとめためぎょうわたり生死せいし苦惱くのう大海たいかい到達とうたつ涅槃ねはん安樂あんらく彼岸ひがん

がい

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なみひそか意譯いやくさくこと究竟きゅうきょう」、「いた彼岸ひがん」、「きょく[1][2],簡稱「」。ある音譯おんやくさくなみひそか」、「播囉弭跢」、「播囉弭諦」。按りゅういつきたからこうおう正論せいろん》,ゆう六種波羅密統攝大乘だいじょうよし佈施持戒じかいため利他りた忍辱にんにく精進しょうじんため自利じり禪定ぜんじょう智慧ちえため解脫げだつ[3]。此六波羅密為戒、じょうとしさんがくところ含攝,またすべ菩薩ぼさつしょおさむてき一切いっさいぎょうもん,俱称ためろくまんぎょう

釋迦牟尼しゃかむにほとけため菩薩ぼさつゆかりのうほどこせ一切いっさい乃至ないしずい所行しょぎょうめぐみ捨但ゆかり悲心」而圓滿まん布施ふせゆかり布施ふせ身體しんたい心無こころなしょう忿」而圓滿まん持戒じかい忍辱にんにくゆかり勇猛ゆうもう精進しょうじん菩薩ぼさつぎょうぐうそこすなほとけせんまこと瞻仰以頌たたえかれ」而圓滿まん精進しょうじんゆかりすわ菩提樹ぼだいじゅしたはたとう上正かみしょうとう正覺しょうがくまえじゅう金剛こんごうじょう」而圓滿えんまんじょうとしたび[4]

布施ふせ

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布施ふせだんなみ罗密、檀那だんな罗密):ゆび自身じしんしょようゆうあるところ知道ともみちてきほどこせ他人たにんじょりょう財物ざいぶつてき布施ふせざい布施ふせそとかえ包括ほうかつ佛法ぶっぽうまとでんあげほう布施ふせかずしょうじょ恐懼きょうくかしこ布施ふせ)。のうちょうやしなえ慈悲じひしんたいむさぼ”。

持戒じかい

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持戒じかいしかばね罗密、しかばねなみ罗密):大乘だいじょう教義きょうぎちゅうじょよんこれ根本こんぽん律儀りちぎ律儀りちぎ戒),なおゆう菩薩戒ぼさつかい菩薩ぼさつ三聚淨戒之其他二者,ためぜんほう戒與にょうえき有情うじょう戒,律儀りちぎ戒是遵守じゅんしゅ佛法ぶっぽう不作ふさくもろあくぜんほう戒是奉行ぶぎょう一切いっさいぜんにょうえき有情うじょう戒是こうおさむ一切善法以利益眾生。

忍辱にんにく

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忍辱にんにく(羼提罗密)《きむ刚经》「须菩提ぼだい忍辱にんにく罗密,如来にょらい说非忍辱にんにく罗密,めい忍辱にんにく罗密。」:包括ほうかつなまにんかずほうにん」及「せいほうにん[5],其为菩萨のうざいだか傲慢ごうまん放縱ほうしょう」、「侮辱ぶじょく不屈ふくつ/きょ怨恨えんこん」以及「外界がいかい現象げんしょう變化へんかかい痛苦つうくはん擾」とうせいごう[6][7]ただし忍辱にんにくただのうたい自身じしんてき瞋恚しんにそく自身じしん造成ぞうせいてき瞋礙)」,而不能ふのうたい他人たにんてき瞋恚しんにそく他人たにん造成ぞうせいてき瞋礙)」,且單たんただかい忍辱にんにくなみぼつしんてき完成かんせい修成しゅうせいせいはてある解決かいけつ問題もんだい」,而真ただしよう完成かんせい修成しゅうせいせいはてある解決かいけつ問題もんだいそく需要じゅよう輔助ろくちゅうじょ忍辱にんにくてき另外[8]佛陀ぶっだせつてき忍辱にんにく」,なみしんてきさけべじんただかい忍辱にんにく[9]

精進しょうじん

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精進しょうじん(毗梨耶波罗密):包括ほうかつ以心れい思想しそうあずか身體しんたい力行りっこうせい进,「思考しこうなんためぜんほう何者なにものなりぜんほう」(禪定ぜんじょう),なみ實踐じっせんなみ修正しゅうせい」(持戒じかい)、「護持ごじ」(忍辱にんにく)、「ぶんとおる」(布施ふせぜんほう,以增進ぞうしん智慧ちえ」(般若はんにゃ)。精進しょうじんおさむ其餘,以勤だんあくげん精進しょうじん对治怠惰たいだ懈怠けたい[10]

禪定ぜんじょう

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禪定ぜんじょうぜん罗密、ぜん那波なば罗密):いれさんこころ雜念ざつねん身心しんしんけいやすのうたいしん散亂さんらん

般若はんにゃ

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般若はんにゃ智慧ちえ般若はんにゃ罗密)やぶじょ無明むみょうとおはなれ煩惱ぼんのう邪見じゃけん而得自在じざいゆうえん俗諦ぞくたいとしえん勝義まさよしたいとしえんにょうえき有情うじょうとし三種さんしゅのうたい

其他

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  • みなみでん上座かみざたてじゅうしゅひそか[12][13]布施ふせ持戒じかい出離しゅつり忍辱にんにくたい真實しんじつ)、受持うけもち決意けつい)、慈、捨、精進しょうじん般若はんにゃ智慧ちえ)。

參考さんこう文獻ぶんけん

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  1. ^ 大智たいちろん》(まきじゅう):「なみはたげん彼岸ひがんみつはたげんいたわかのう直進ちょくしん退すさなり辦佛どうめいいた彼岸ひがんふく,於事なり辦,まためいいた彼岸ひがん天竺てんじくぞくほう,凡造ごとなり辦,みなげんいた彼岸ひがん。……此ろくひそかのうれいじんわたり慳貪けんどんとう煩惱ぼんのうしみちょ大海たいかいいた於彼がん,以是名波なばひそか。」
    天台てんだい智者ちしゃしゃくぜんひそか次第しだい法門ほうもん》:「いちしゃしょ經論きょうろんちゅうこぼしためいた彼岸ひがん訶衍ろんちゅうべつこぼしうんごと究竟くっきょうさん瑞應ずいおうけいちゅうこぼしうんきょく……げんいた彼岸ひがんしゃ生死せいしため此岸,涅槃ねはんため彼岸ひがん煩惱ぼんのうため中流ちゅうりゅう菩薩ぼさつ以無しょうみょうとしじょう禪定ぜんじょう舟航しゅうこうしたがえ生死せいし此岸,涅槃ねはん彼岸ひがん故知こちやくてい以明ひそかげんごと究竟くっきょうしゃそく菩薩ぼさつ大悲だいひため眾生,へんおさむ一切いっさいごとぎょう滿足まんぞく訶衍うん:『菩薩ぼさついんぜんのう究竟くっきょう眾事,ぜんざい菩薩ぼさつ心中しんちゅうの名波なばひそか』。此據ごとぎょうせつなみひそかげんきょくしゃ通論つうろん事理じり,悉有幽遠ゆうえんごう而言うんきょく。此約事理じりぎょう滿まんせつなみひそか。」
  2. ^ しるしじゅん初期しょき大乘だいじょう佛教ぶっきょう起源きげんあずかひらきてん》:「釋尊しゃくそん過去かこせいちゅうてき修行しゅぎょう,雖各てき分類ぶんるい不一致ふいっち,而都しょうためひそかある簡譯ためなみひそか」)てきなみひそか(pāramitā),わけため」,「いた彼岸ひがん」。《大智たいちろんせつ:「於事なり辦,まためいいた彼岸ひがん」。つけちゅうせつ:「天竺てんじくぞくほう,凡造ごとなり辦,みなげんいた彼岸ひがん」。ざい一般習用語言中,ひそかゆう究竟きゅうきょう」、「完成かんせいてき意義いぎ。如《中部ちゅうぶ不斷ふだんけい》,稱讚しょうさん舍利しゃりどる(Śāriputra),於戒、じょうとし解脫げだつのうどく自在じざいとく究竟きゅうきょうどく究竟くっきょう就是 pāramippatta てきやく所以ゆえんひそか可用かよう於果てき。這是修行しゅぎょうしょ成就じょうじゅてきしたがえ此到かれてき實踐じっせんどう,也就めいためひそかいんとくはてめい」。這是のう到達とうたつ究竟きゅうきょうてきなりため菩薩ぼさつぎょうてき通稱つうしょう。」
  3. ^ たからこうおう正論せいろん》:「よしほどこせ戒利 しのぶすすむため自利じり ていとしだつ自他じた りゃく大乘だいじょう 略說りゃくせつふつ正教せいきょう いい解脫げだつ自他じたろくためぞう 何人なんにんのうばち此」
  4. ^ 俱舍论》(じゅうはちかん):“わが釋迦しゃか菩薩ぼさつ於何ちゅうなんひそか修習しゅうしゅう圓滿えんまん?頌曰:ただしよし悲普ほどこせ析身忿,讚歎さんたんそこすなほとけ無上むじょう菩提ぼだいろくひそか,於如よんいちまたいち,如次おさむ圓滿えんまんろん曰:わかとき菩薩ぼさつひろし於一切能施一切乃至眼髓,所行しょぎょうめぐみ捨但よし悲心,希求ききゅうかちせい差別さべつひとし布施ふせなみひそか修習しゅうしゅう圓滿えんまんわかとき菩薩ぼさつ析身ささえ,雖未はなれよくむさぼ而心しょう忿,ひとし此戒しのぶなみひそか修習しゅうしゅう圓滿えんまんわかとき菩薩ぼさつ勇猛ゆうもう精進しょうじんいんぎょうぐうそこすな如來にょらいすわたからがん中入なかいりかいてい威光いこう赫奕特異とくい於常,せんまこと瞻仰忘下いちそくけいなな晝夜ちゅうやだる淨心じょうしん以妙とぎたたえかれふつ……如是にょぜたたえやめ便びんちょうきゅうこうひとし精進しょうじんひそか修習しゅうしゅう圓滿えんまんわかとき菩薩ぼさつしょ金剛こんごうはたとう上正かみしょうとう菩提ぼだい無上むじょう覺前かくぜんじゅう金剛こんごう喻定,ひとし此定としなみひそか修習しゅうしゅう圓滿えんまんのういたところ往至えんとく彼岸ひがん此六名曰波羅密多。”
  5. ^ 大智たいちろん
  6. ^ ろくしゅう》曰“忍辱にんにくゆう种。いちしゃせいにん。谓于恭敬きょうけいきょう养中。なま憍逸。于嗔骂打がいちゅうなま怨恨えんこん也;しゃほうにん。谓于かん热风饥渴とうほう恼害时。のうやすのうにん。”
  7. ^ ふつたれ涅槃ねはん略說りゃくせつ教誡きょうかいけい》「なんじとう比丘びくわか有人ゆうじんらい節節ふしぶしささえかいとう心無こころなれい瞋恨,またとうまもるこう勿出あくげんわかたて恚心そくさまたげどうしつこう德利とっくりにんためとく持戒じかい苦行くぎょうしょ不能ふのう及。能行よしゆき忍者にんじゃ乃可めいため有力ゆうりょく大人おとなわか不能ふのう歡喜かんき忍受にんじゅ惡罵あくばどく如飲甘露かんろしゃめい入道にゅうどう智慧ちえじん也。所以ゆえんしゃなに瞋恚しんにがいのうやぶしょぜんほう、壞好名聞みょうもんこん世人せじん憙見。當知とうち瞋心甚於猛火もうかつねとう防護ぼうごれいとくいれこう功德くどくぞく瞋恚しんに白衣はくい受欲非行ひこう道人どうじん無法むほう自制じせい,瞋猶じょ出家しゅっけ行道ぎょうどう無欲むよくこれにん,而懷瞋恚しんに,甚不可也かなりたとえ如清ひやくもちゅう霹靂へきれきおこりしょおう也。
  8. ^ ふつたれ涅槃ねはん略說りゃくせつ教誡きょうかいけいちゅうじょ前例ぜんれい忍辱にんにくだん敍述じょじゅつがい全部ぜんぶ內容,ざい此舉れい精進しょうじんだん敍述じょじゅつ:「なんじとう比丘びくわかつとむ精進しょうじんそくごと無難ぶなんしゃなんじとうとうつとむ精進しょうじんたとえ如小すいつねりゅうそくのう穿ほじいしわか行者ぎょうじゃしんすうすうたゆはいたとえ如鑽ねつ而息,雖欲とく火難かなんとくめい精進しょうじんなんじとう比丘びくもとめぜん知識ちしきもとめぜんまもるじょ而不忘念,わか忘念しゃしょ煩惱ぼんのうぞくそく不能ふのういれなんじとうつねとうねんざいしんわか失念しつねんしゃそくしつしょ功德くどくわか念力ねんりきけんきょう,雖入五欲賊中不為所害,たとえ如著よろいいれじんそくしょかしこめい忘念。」
  9. ^ きむつよし般若はんにゃ波羅蜜はらみつけいなんじ,須菩提ぼだい聞說きくならくけいふかかいおもむき涕淚ているい悲泣,而白ふつごと:「希有けう世尊せそん佛說ぶっせつ如是にょぜ甚深經典きょうてんわがしたがえむかし來所らいしょどく慧眼けいがん曾得聞如けい世尊せそんわかふく有人ゆうじんとく聞是けい信心しんじん清淨せいじょうのりせい實相じっそう當知とうちじん成就じょうじゅだいいち希有けう功德くどく世尊せそん實相じっそうしゃのり是非ぜひしょう如來にょらいせつ名實めいじつしょう世尊せそんわがいまとく聞如經典きょうてんしんかい受持うけもち不足ふそくためなんわかとう來世らいせひゃくさい,其有眾生,とく聞是けいしんかい受持うけもちじんそくためだいいち希有けうなに以故?此人無我むがしょう人相にんそう、眾生しょうことぶきしゃしょう所以ゆえんしゃなにわが相即そうそく是非ぜひしょう人相にんそう、眾生しょうことぶきしゃ相即そうそく是非ぜひしょうなに以故?はなれ一切いっさい諸相しょそうのりめい諸佛しょぶつ。」ふつつげ菩提ぼだい:「如是にょぜ如是にょぜわかふく有人ゆうじんとく聞是けいおどろきこわかしこ當知とうちじん甚為希有けうなに以故?須菩提ぼだい如來にょらいせつだいいち波羅蜜はらみつだいいち波羅蜜はらみつめいだいいち波羅蜜はらみつ。須菩提ぼだい忍辱にんにく波羅蜜はらみつ如來にょらいせつ忍辱にんにく波羅蜜はらみつなに以故?須菩提ぼだい!如我むかしためおうわり身體しんたいわが於爾無我むがしょう人相にんそう眾生しょうことぶきしゃしょうなに以故?わが於往むかし節節ふしぶしささえかいわか有我ありがしょう人相にんそう、眾生しょうことぶきしゃしょうおうせい瞋恨。須菩提ぼだいまたねん過去かこ於五ひゃくせいさく忍辱にんにく仙人せんにん,於爾しょ無我むがしょう人相にんそう眾生しょうことぶきしゃしょう菩提ぼだい菩薩ぼさつおうはなれ一切いっさいしょうはつおもね耨多さんさん菩提心ぼだいしんおうじゅう色生いろうしんおうじゅうごえこうあじさわほうせいこころおうせいしょじゅうしんわかこころ有住ありずみのりためじゅう佛說ぶっせつ:『菩薩ぼさつこころおうじゅうしょく布施ふせ。』
  10. ^ 大智たいち》(まき八十やそ):“せい进者,谓心练于ほう而不懈怠けたい如法にょほう致财而用于布施ふせとう,为身せい进;だん悭贪とう惡心あくしん使つかいとくいれしゃ,为心せい进。
  11. ^ だい毘婆すなろん》:「菩薩ぼさつけい三劫阿僧企耶おさむ四波羅蜜多而得圓滿,いいほどこせひそか,戒波ひそか精進しょうじんひそか般若はんにゃひそか。……外國がいこくせつゆうろくひそかいい於前よんにんしずかおもんばか迦濕わたるこくしょろんげんこう二波羅密多即前四所攝,いいしのべざい戒中,しずかおもんばかざい般若はんにゃ,戒、とし滿まんそくめいかれ滿まんゆえふくゆうべつせつろくひそかいい於前よん聞及にん。……此二亦在前四中攝,にん如前せつ,聞攝ざいとし。雖諸功德くどくみなめいためひそか,而依あらわりょうぞうじょうせつただゆうよん。」
  12. ^ 解脫げだつどうろん》:「かん凡夫ぼんぷねんしょはつ慈哀世間せけんわがやめぬげとうれいかれだっわがやめ調しらべとうれいかれ調ちょうわがやめとくやすとうれいかれやすわがやめにゅう涅槃ねはんとうれいかれにゅう涅槃ねはんほどこせ、戒、しのべたい受持うけもち精進しょうじん智慧ちえみなれい滿足まんぞく。」
  13. ^ The Ven. Mingun Sayadaw (编). みなみでん菩薩道ぼさつどう. [2020-05-30]. (原始げんし内容ないようそん于2020-12-05). 
  14. ^ しるしじゅん. 初期しょき大乘だいじょう佛教ぶっきょう起源きげんあずかひらきてんだいさんこう 菩薩ぼさつぎょう──なみひそか. [2020-05-30]. (原始げんし内容ないようそん于2020-12-05). 
  15. ^ ちょ显扬圣教论》(まきさん):“なみひそかしゃいいじゅうひそかこうせつ如經。いちほどこせひそかいい菩提心ぼだいしん,悲為しるべくび,十種法行助善修治,ななしゅ通達つうたつため堅固けんごあるいん資財しざいあるいん正法しょうぼうあるいんかしこ,五種功德大我所攝性,いちしる捨、かん捨、さんしつ捨、よん無分別むふんべつ捨、迴向捨。よし此行,而諸菩薩ぼさつ以資せいしょ有情うじょう,及由親近しんきん修習しゅうしゅうれいかれかて圓滿えんまんとうなり無上むじょうただしあまねはて。如施ひそか如是にょぜ乃至ないしとしおう。此中差別さべつしゃだい二戒波羅密多,いいあるいんいきはなれ不善ふぜんあるいん受善ほうあるいん利益りえき有情うじょう律儀りちぎ戒所語意ごいぎょうせいよし此行しょ菩薩ぼさつ以不恚不惱攝しょ有情うじょうだい三忍波羅密多,いいあるいん忍受にんじゅにょうえき恚性、あるいんやす受諸不亂ふらんせいあるいんしん察諸法正のりまさとしせいよし此行しょ菩薩ぼさつ忍受にんじゅ一切不饒益事及損害事攝諸有情。だいよんつとむ波羅蜜はらみついいあるいん發心ほっしんよろいあるいん方便ほうべんゆきあるいん利益りえき有情うじょう相續そうぞくじゅんじゅくしん勇猛ゆうもうせいためよく引生一切いっさい善根ぜんこんよし此行,而諸菩薩ぼさつ雖未ふく惑,而能いちこう專修せんしゅうしょぜんだい五靜慮波羅蜜多,いいあるいんたい煩惱ぼんのうあるいん發起ほっき功德くどくあるいん利益りえき有情うじょうこころじゅういちえんせいよし此行,而諸菩薩ぼさつふくしょ煩惱ぼんのうれいじゅう現行げんこうほうだい六慧波羅密多,いいあるいんたい煩惱ぼんのうあるいん發起ほっき功德くどくあるいん利益りえき有情うじょう,簡擇諸法しょほうせいよし此行,而諸菩薩ぼさつながだん一切いっさい煩惱ぼんのうさわところともさわ種子しゅしだい七善巧方便波羅密多,いいしょ菩薩ぼさつ此方こちら便びんあるよし隨順ずいじゅんあるよしたがえぎゃくあるゆかり同意どういらくあるよしさくおん報恩ほうおんあるよし逼、あるよし清淨せいじょう,以三種利益攝諸有情,於種しゅ善處ぜんしょれい受、れい調しらべれい安住あんじゅうれい成立せいりつだい八願波羅密多,いいしょ菩薩ぼさつちゅうしたがえゆう其一ためせい懈怠けたい煩惱ぼんのうおおゆえとげはつせいねがい而修しょぜんれいわが未來みらい獲得かくとく自性じしょう勇猛ゆうもうせいつとむ煩惱ぼんのうほろすすきよし此因,於餘せいちゅう如所はつもとめ咸果其願,於修ぜんほうとくきょうもりりょくだい九力波羅密多,いいしょ菩薩ぼさつよし於所おさむぜんほうとくきょうもりりょく此力はややまし發起ほっきしずかおもんばかなみひそかだい十智波羅密多,いいしょ菩薩ぼさつ於菩薩藏しずかおもんばかなみひそかしょ法則ほうそくさとししょ引世あいだとし此慧,而諸菩薩ぼさつそくのう發起ほっき出世しゅっせ無分別むふんべつじゅう流轉るてん寂滅じゃくめつどうしょとしなみひそか如是にょぜじゅうひそか,於一切いっさい地中ちちゅうみな修習しゅうしゅうわかぞうじょうしゃほどこせひそかただざいはつ,如其次第しだい乃至ないしさとしなみひそかざいだいじゅうおう。”