滕国

滕
滕;
地位ちい	周しゅう朝ちょう诸侯国こく
国くに都と	滕; （山やま东省滕县西南せいなん姜きょう屯たむろ镇东滕城村じょうむら（滕国故こ城しろ））
政府せいふ	封地ほうち
• 始はじめ封ふう此國者しゃ	周しゅう武たけし王おう
• 爵位しゃくい	侯爵こうしゃく→子爵ししゃく
• 姓せい	姬ひめ姓せい
• 始祖しそ	错叔绣
分封ぶんぽう
史ふみ书记载	春秋しゅんじゅう; （始はじめ見み於隱かくれ公こう七なな年ねん）

滕國，中國ちゅうごく歷史れきし上うえ春秋しゅんじゅう戰國せんごく時代じだい的てき一いち個こ諸侯しょこう國こく。《漢書かんしょ·地理ちり志こころざし》記載きさい共ども傳でん31世せい君主くんしゅ，顧炎武たけし在ざい《肇はじめ域いき志こころざし》中ちゅう言傳ことづて32世せい。

历史

早はや在ざい夏なつ商しょう时期，滕国即そく已やめ存在そんざい，《国くに语·晋すすむ语四》记载“凡黄き帝みかど之子ゆきこ，二に十じゅう五ご宗むね，其得姓せい者しゃ十じゅう四よん人にん为十じゅう二に姓せい。姬ひめ、酉とり、祁、己おのれ、滕、箴、任にん、荀、僖、姞、儇、依よ是也これや”，《索さく隐》记载“滕不知ふち本ほん封ふうじ，该轩辕氏子うじこ有ゆう滕姓，是ぜ其祖也”，《路みち史し·后きさき纪五·黄き帝みかど上じょう》中有ちゅうう黄き帝みかど“子こ二に十じゅう五ご，别姓者しゃ十じゅう二に，祈いのり、酉とり、滕、箴、任にん、苟、厘りん、结、儇、依よ及二纪也，餘あまり循姬姓せい”。

周しゅう代だい滕国为周王朝おうちょう的てき同姓どうせい国こく，侯爵こうしゃく，周しゅう武たけし王おう所ところ封ふうじ，始はじめ封ふう君主くんしゅ是ぜ周しゅう文ぶん王おう第だい十じゅう四よん子し、周しゅう武たけし王おう的てき异母弟おとうと错叔绣。滕国都城みやこのじょう滕城在ざい山やま东滕州西南せいなん7公里くり处，已やめ发现的てき古こ滕城遗址及庄しょう里さと西にし墓地ぼち均ひとし为周代だい滕国遗存。春秋しゅんじゅう初期しょき，滕国和わ鲁国关系密みつ切きり。从鲁隐公こう七なな年ねん（前ぜん716年ねん）在ざい孔子こうし所ところ著ちょ的てき史し书《春秋しゅんじゅう》上じょう已やめ经有记载了りょう。战国初はつ的てき前まえ414年ねん，滕国被ひ越えつ王おう朱しゅ勾灭亡，不ふ久ひさ后きさき复国。公おおやけ元もと前まえ296年ねん，被ひ宋そう王おう偃所ところ灭。

杂录

前ぜん712年ねん，滕侯、薛侯朝あさ见魯隱公こう，争そう行ぎょう礼れい之の先せん后きさき位置いち，滕侯以姬ひめ姓せい得とく为先。
前ぜん326年ねん左右さゆう，孟子もうし在ざい宋そう，曾與身み份為滕國世子せいし的てき滕文公こう相そう會かい。
前ぜん324年ねん，孟子もうし在ざい鄒，滕定公こう去さ世よ，滕文公おおやけ派は然しか友とも至いたり鄒向孟子もうこ問とい喪も禮れい。^[1]
前ぜん316年ねん左右さゆう，孟子もうこ代表だいひょう齊ひとし國こく，前ぜん往滕國こく祭さい弔ちょう。^[2]

國くに君くん列れつ表ひょう

	諡號しごう	國くに君くん本名ほんみょう	在位ざいい時間じかん	在位ざいい年數ねんすう	身み份及注解ちゅうかい
1	錯叔繡	繡	約やく前まえ1045年ねん─？		周しゅう文ぶん王おう第だい十じゅう四よん子し，周しゅう武たけし王おう之これ弟おとうと；《漢書かんしょ·地理ちり志こころざし》作さく周しゅう懿王子こ
2	滕公^[3]		西にし周しゅう成しげる、康かん時期じき		錯叔繡之子こ^[4]、滕侯之の父ちち，見み《滕侯方かた鼎かなえ》
3	滕侯^[3]		西にし周しゅう康やすし王おう時期じき		滕公之子ゆきこ。見み《滕侯方かた鼎かなえ》、《滕侯簋》
4	命いのち仲なか^[5]		西にし周しゅう康やすし、昭あきら時期じき		滕虎之の父ちち。見み《滕虎簋》
5	滕侯虎とら，一作いっさく孟はじめ虎とら	吳ご鎮鋒謂いい名めい敢，字じ虎とら^[3]	西にし周しゅう昭あきら、穆きよし時期じき		命いのち仲なか之子ゆきこ、滕伯文ぶん叔父おじ。見み《滕虎簋》、《禮れい記き·檀まゆみ弓ゆみ上じょう》
6	滕伯文ぶん		西にし周しゅう穆きよし王おう時期じき		滕侯虎とら侄子。見み《禮れい記き·檀まゆみ弓ゆみ上じょう》
	滕公^[6]		西にし周しゅう中ちゅう期き前後ぜんこう		滕侯之の父ちち。見み《滕侯簋》
	滕侯^[6]		西にし周しゅう中ちゅう期き前後ぜんこう		滕公之子ゆきこ。見み《滕侯簋》
	滕仲^[3]		西にし周あまね晚期ばんき（蓋ぶた宣せん王おう時期じき）		滕侯𩵦之これ父ちち，見み《滕侯𩵦盨》
	滕侯𩵦^[3]	𩵦	兩りょう周しゅう之の際さい^[7]		滕仲之子ゆきこ。見み《滕侯𩵦盨》
	滕侯轂こしき^[8]		？─前ぜん716年ねん		見み陳ちん厚あつし耀《春秋しゅんじゅう世よ族ぞく譜ふ·滕世次じ圖ず》、《左ひだり傳でん隱かくれ公こう七なな年ねん》
	滕侯^[5]		前ぜん715年ねん─前ぜん711年ねん	5年ねん	見み《左ひだり傳でん隱かくれ公こう十じゅう一いち年ねん》
	滕子^[5]		前ぜん710年ねん─？		前任ぜんにん滕侯之子ゆきこ，見み《左ひだり傳でん桓公かんこう二に年ねん》
	滕子^[5]		？─？		見み《左ひだり傳でん莊そう公こう十じゅう六ろく年ねん》
18	滕宣公こう	嬰齊	？─？		滕叔繡第十じゅう七なな世せい孫まご，見み《左ひだり傳でん僖公十じゅう九きゅう年ねん》、《春秋しゅんじゅう釋しゃく例れい》
19	滕孝公こう	鄭てい	？─？		陳ちん厚あつし耀《春秋しゅんじゅう世よ族ぞく譜ふ》、常つね茂しげる徠《增ぞう訂てい春秋しゅんじゅう世よ族ぞく源流げんりゅう圖ず考こう》謂いい宣せん公こう後ご有ゆう孝こう侯こう鄭てい，見み《左ひだり傳でん僖公二に十じゅう二に年ねん》
20	滕昭公こう	毛もう伯はく	前ぜん615年ねん以前いぜん─前ぜん600年ねん	16年ねん以上いじょう	滕孝公こう之子ゆきこ
21	滕文公こう	繡	前ぜん599年ねん─前ぜん575年ねん	25年ねん	滕昭公こう之子ゆきこ
22	滕成公こう	原はら，《公おおやけ羊ひつじ傳でん》名めい泉いずみ	前ぜん574年ねん─前ぜん539年ねん	36年ねん	滕文公こう之子ゆきこ
23	滕悼公こう	寧やすし	前ぜん538年ねん─前ぜん513年ねん	26年ねん	滕成公こう之子ゆきこ
24	滕頃公こう	結ゆい	前ぜん512年ねん─前ぜん491年ねん	22年ねん	滕悼公こう之子ゆきこ
25	滕隱公こう	虞おそれ母はは	前ぜん490年ねん─前ぜん484年ねん	7年ねん	滕頃公こう之子ゆきこ
《世よ本ほん》謂いい隱かくれ公こう之これ後ご，仍有六ろく世せい為ため君くん。^[9]後こう越えつ滅めつ滕。
	滕侯昃^[10]	昃	前ぜん375年ねん左右さゆう─？		見み《滕侯昃戈》。可能かのう是ぜ前まえ375年ねん滕國復ふく國こく的てき滕君
	滕考公こう	麇	？─前ぜん324年ねん		《世よ本ほん》作さく考こう公こう麇，文ぶん公こう之の父ちち。趙ちょう岐《孟子もうし章句しょうく》謂いい考こう公こう即そく戰國せんごく的てき滕定公こう。
	滕元公こう	弘ひろし	前ぜん323年ねん─前ぜん316年ねん^[11]	7年ねん	《世よ本ほん》作さく元もと公おおやけ弘ひろし，考こう公こう之子ゆきこ。趙ちょう岐《孟子もうし章句しょうく》謂いい元もと公おおやけ即そく戰國せんごく的てき滕文公こう。
	？		前ぜん315年ねん─前ぜん296年ねん^[12]	20年ねん	亡國ぼうこく之の君きみ
其他
	滕侯耆^[3]	耆	春秋しゅんじゅう晚期ばんき		見み《滕侯耆戈》。一說いっせつ即そく滕頃公こう

世よ系けい图

錯叔繡

滕公

滕侯

命いのち仲なか

滕侯虎とら

□

滕伯文ぶん

滕侯

滕公

滕考公こう或ある滕定公こう

滕元公こう或ある滕文公こう

注釋ちゅうしゃく

^ 梁りょう濤：《孟子もうし行年ぎょうねん考こう》，存そん档副本ふくほん. [2013年ねん11月8日にち]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2013年ねん5月がつ11日にち）. ? kz=123117324
^ 《孟子もうこ·公孫こうそん丑うし下か》：「孟子もうし為ため卿きょう於齊おさい，出で弔ちょう於滕」云云うんぬん。
^ ^3.0 ^3.1 ^3.2 ^3.3 ^3.4 ^3.5 吳ご鎮鋒：《金きむ文人もんと名めい匯編》，中華ちゅうか書しょ局きょく2006年ねん8月がつ第だい1版はん，第だい377頁ぺーじ。
^ 張ちょう志こころざし鵬おおとり：《滕國新しん考こう》，復ふく旦だん大學だいがく，http://www.gwz.fudan.edu.cn/SrcShow.asp?Src_ID=1428 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
^ ^5.0 ^5.1 ^5.2 ^5.3 見張みはり志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》考証こうしょう。
^ ^6.0 ^6.1 張ちょう連れん航こう：《讀新出土しゅつど銘文めいぶん札さつ記き三さん則のり》，張ちょう光ひかり裕ひろし、黃き德とく寬ひろし主ぬし編へん：《古こ文字もじ學がく論ろん稿こう》，安徽あんき大學だいがく出版しゅっぱん社しゃ，2008年ねん，第だい147－149頁ぺーじ。
^ 黃き盛もり璋あきら：《山東さんとう諸しょ小國しょうこく銅器どうき研究けんきゅう——<兩りょう周しゅう金文きんぶん大系たいけい續編ぞくへん>分ぶん國こく考こう釋しゃく之の一いち章しょう》，《華はな夏なつ考古こうこ》1989年ねん1期き；朱しゅ鳳おおとり瀚：《中國ちゅうごく青銅器せいどうき綜論》，上海しゃんはい古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ，2009年ねん，第だい1381頁ぺーじ。
^ 陳ちん厚あつし耀《春秋しゅんじゅう世よ族ぞく譜ふ·滕世次じ圖ず》，景けい印しるし文淵ぶんえん閣かく四よん庫こ全書ぜんしょ，臺灣たいわん商務しょうむ印しるし書しょ館かん，1986年ねん，第だい178冊さつ，第だい389頁ぺーじ，上うえ欄らん。
^ 《左ひだり傳でん隱かくれ公こう七なな年ねん》正義まさよし引《世よ本ほん》。
^ 一謂即滕隱公。吳ご鎮鋒：《金きむ文人もんと名めい匯編》，中華ちゅうか書しょ局きょく2006年ねん8月がつ第だい1版はん，第だい377頁ぺーじ。
^ 據よりどころ張ちょう志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》「滕文公おおやけ卒そつ年ねん為ため前まえ316年ねん……滕文公こう元年がんねん為ため前まえ323年ねん」。
^ 據よりどころ張ちょう志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》「宋そう滅めつ滕應在ざい前まえ296年ねん」。

参まいり见

泗上十じゅう二に诸侯

宋そう国こく | 鲁国 | 卫国 | 邾国 | 薛国 | 郳國 | 滕国 | 莒国 | 任國にんごく | 郯国 | 费国 | 邳国

[1] 梁りょう濤：《孟子もうし行年ぎょうねん考こう》，存そん档副本ふくほん. [2013年ねん11月8日にち]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2013年ねん5月がつ11日にち）. ? kz=123117324

[2] 《孟子もうこ·公孫こうそん丑うし下か》：「孟子もうし為ため卿きょう於齊おさい，出で弔ちょう於滕」云云うんぬん。

[#1-3] 3.0 ^3.1 ^3.2 ^3.3 ^3.4 ^3.5 吳ご鎮鋒：《金きむ文人もんと名めい匯編》，中華ちゅうか書しょ局きょく2006年ねん8月がつ第だい1版はん，第だい377頁ぺーじ。

[4] 張ちょう志こころざし鵬おおとり：《滕國新しん考こう》，復ふく旦だん大學だいがく，http://www.gwz.fudan.edu.cn/SrcShow.asp?Src_ID=1428 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）

[#2-5] 5.0 ^5.1 ^5.2 ^5.3 見張みはり志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》考証こうしょう。

[#3-6] 6.0 ^6.1 張ちょう連れん航こう：《讀新出土しゅつど銘文めいぶん札さつ記き三さん則のり》，張ちょう光ひかり裕ひろし、黃き德とく寬ひろし主ぬし編へん：《古こ文字もじ學がく論ろん稿こう》，安徽あんき大學だいがく出版しゅっぱん社しゃ，2008年ねん，第だい147－149頁ぺーじ。

[7] 黃き盛もり璋あきら：《山東さんとう諸しょ小國しょうこく銅器どうき研究けんきゅう——<兩りょう周しゅう金文きんぶん大系たいけい續編ぞくへん>分ぶん國こく考こう釋しゃく之の一いち章しょう》，《華はな夏なつ考古こうこ》1989年ねん1期き；朱しゅ鳳おおとり瀚：《中國ちゅうごく青銅器せいどうき綜論》，上海しゃんはい古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ，2009年ねん，第だい1381頁ぺーじ。

[8] 陳ちん厚あつし耀《春秋しゅんじゅう世よ族ぞく譜ふ·滕世次じ圖ず》，景けい印しるし文淵ぶんえん閣かく四よん庫こ全書ぜんしょ，臺灣たいわん商務しょうむ印しるし書しょ館かん，1986年ねん，第だい178冊さつ，第だい389頁ぺーじ，上うえ欄らん。

[9] 《左ひだり傳でん隱かくれ公こう七なな年ねん》正義まさよし引《世よ本ほん》。

[10] 一謂即滕隱公。吳ご鎮鋒：《金きむ文人もんと名めい匯編》，中華ちゅうか書しょ局きょく2006年ねん8月がつ第だい1版はん，第だい377頁ぺーじ。

[11] 據よりどころ張ちょう志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》「滕文公おおやけ卒そつ年ねん為ため前まえ316年ねん……滕文公こう元年がんねん為ため前まえ323年ねん」。

[12] 據よりどころ張ちょう志こころざし鵬おおとり《滕國新しん考こう》「宋そう滅めつ滕應在ざい前まえ296年ねん」。

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