叶かのう衍兰

叶かのう衍兰像ぞう，取と自じ《清しん代だい學者がくしゃ象ぞう傳でん》第だい二に集しゅう，叶かのう公こう绰辑，杨鹏秋あき摹绘。

葉は衍蘭（1823年ねん—1898年ねん），字じ南みなみ雪ゆき，號ごう蘭臺らんだい，廣東かんとん番ばん禺人ひと，祖そ籍せき浙江せっこう余よ姚，清朝せいちょう官員かんいん、文学ぶんがく家か、书法家か。

生平おいだいら

咸豐二に年ねん（1852年ねん）舉人，咸豐六ろく年ねん（1856年ねん）進士しんし。改あらため翰林院かんりんいん庶吉士し、歷れき官かん戶部とべ江西えにし司つかさ主事しゅじ、貴き州しゅう司し員外いんがい郎ろう、雲南うんなん司つかさ郎ろう中ちゅう。官かん至いたり軍機ぐんき章あきら京きょう，“儤直枢くるる垣かき二に十じゅう余よ年ねん”。后きさき“以忤某ぼう邸てい遂とげ告つげ归”（梁りょう鼎かなえ芬等《番ばん禺县续志》卷まき一いち一いち十じゅう），主しゅ讲越华书院いん。

家族かぞく

先さき世よ浙江せっこう餘よ姚人ひと。曾祖そうそ葉は謙けん亨とおる始はじめ定てい居きょ廣東かんとん。父ちち葉は英華えいか，好こう詩し詞し。

其孫葉は恭きょう綽為ため民みん國こく政治せいじ派は系けい交通こうつう系けい成員せいいん之の一いち。

著作ちょさく

工こう小篆しょうてん行くだり楷，善ぜん繪畫かいが，人物じんぶつ仕つかまつ女おんな，尤ゆう精せい摹寫。

著しる有ゆう《海うみ云うん阁诗钞》，《秋あき梦盒词钞》二に卷かん、《绩》一いち卷かん、《再さい续》一いち卷かん，编有《秦はた淮八艳图咏》、《粤东三さん家いえ词钞》、《旧きゅう雨あめ联吟》，写うつし刻こく有ゆう《李り长吉集しゅう》、《返かえし生せい香が》等とう。

致力收集しゅうしゅう摹繪清しん代だい学者がくしゃ遗像，自じ顧炎武たけし至いたり魏ぎ源げん，凡百ぼんぴゃく十じゅう七なな人にん，各かく附ふ以小传，作成さくせい《清しん代だい學者がくしゃ象ぞう傳でん》。