咸平路ろ

咸平路ろ，金かね朝あさ在ざい咸平府ふ附近ふきん改あらため置おけ的てき路みち。

治ち所しょ在ざい咸平府ふ（今いま辽宁省しょう开原市し）。辖境约相当今とうぎん辽宁省しょう铁岭市し以北いほく的てき辽河流域りゅういき。下した辖咸平たいら府ふ、懿州（今こん辽宁省しょう阜新蒙こうむ古こ族ぞく自治じち县东北塔子とうこ营村北きた）、韩州（今いま吉林きつりん省しょう梨なし树县北きた偏へん脸城）。設置せっち安やす撫なで司し^[1]、按察分ぶん司し以及兵馬へいば都と鈐轄^[2]，貞祐ていゆう年間ねんかん曾設紙幣しへい影かげ刷すり坊ぼう^[3]。金かね朝あさ末まつ年ねん废除。耶律留とめ哥、蒲かば鲜万まん奴やつ曾经据すえ此称王おう。

大だい定じょう十じゅう七なな年ねん（1175年ねん）時じ的てき戶數こすう為ため一いち千せん六ろく百ひゃく餘あまり^[4]，交鹽稅ぜい^[5]，司つかさ吏為十じゅう二個女真人和二十個漢人，另有三さん個こ翻譯ほんやく員いん^[6]。

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^ 《金きむ史ふみ》卷まき55 百官ひゃっかん志こころざし：泰和やすかず六年置陝西路宣撫使，節制せっせい陝西せんせい右みぎ監かん軍ぐん、右みぎ都と監かん兵馬へいば公事こうじ，八はち年ねん，改あらため陝西せんせい宣撫せんぶ司し為安ためやす撫なで司し。山東さんとう東西とうざい、大名だいみょう、河北かわきた東西とうざい、河東かわとう南北なんぼく、遼東りゃおとん、陝西せんせい、咸平、隆りゅう安やすし、上京じょうきょう、肇はじめ州しゅう、北京ぺきん凡十じゅう處置しょち司し。使つかい，從したがえ一いち品ひん。副使ふくし，正せい三さん品ひん。
^ 《金きむ史ふみ》卷まき57：本ほん提ひさげ刑けい司し，承うけたまわ安やす三さん年ねん以上いじょう京きょう、東京とうきょう等とう提ひさげ刑けい司し並なみ為ため一いち提ひさげ刑けい使し，兼けん宣撫せんぶ使し勸すすむ農のう採訪さいほう事ごと，為ため官かん稱しょう。副使ふくし、判官ほうがん以兼宣撫せんぶ副使ふくし、判官ほうがん為ため名めい。複ふく改あらため宣撫せんぶ為ため安やす撫なで，各かく設しつらえ安やす撫なで判官ほうがん一員いちいん、提ひさげ刑けい一員いちいん，通つう四よん員いん。安やす撫なで司し，掌てのひら鎮撫ちんぶ人民じんみん、譏そし察邊防ぼう軍旅ぐんりょ、審しん錄ろく重じゅう刑事けいじ。安やす撫なで判官ほうがん則そく銜內不ふ帶おび勸すすむ農のう採訪さいほう事ごと，令れい專管せんかん千せん戶こ謀はかりごと克かつ。安やす撫なで使し副ふく內，差さ一員いちいん于咸平ひらめ、一員いちいん於上京じょうきょう分ぶん司し。承うけたまわ安やす四年罷咸平分司，使つかい在ざい上京じょうきょう、副ふく在ざい東京とうきょう，各かく設しつらえ簽事一員いちいん。承うけたまわ安やす四よん年ねん改あらため按察司し，貞祐ていゆう三さん年ねん罷やめ，止とめ委い監察かんさつ採訪さいほう。……兵馬へいば鈐轄一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら巡じゅん捕と盜賊とうぞく。若わか有ゆう盜ぬすめ，則のり總そう押隨處ずいしょ巡じゅん尉じょう，並なみ力りょく擒とりこ捕と。司つかさ吏二に人にん。京きょう兆ちょう、咸平、濟すみ南みなみ、鳳おおとり翔しょう、萊、密みつ、懿、鞏州並なみ依よ此置。惟おもんみ京きょう兆ちょう、咸平府ふ置おけ兵馬へいば都と鈐轄，餘あまり並なみ省しょう。
^ 《金きむ史ふみ》卷まき56：隨處ずいしょ交鈔庫こ抄しょう紙し坊ぼう。使つかい，從したがえ八はち品ひん。貞祐ていゆう二に年ねん，設しつらえ於上京じょうきょう、西京にしぎょう、北京ぺきん、東平とうへい、大名だいみょう、益えき都と、咸平、真ま定じょう、河間こうま、平たいら陽よう、太ふとし原はら、京きょう兆ちょう、平たいら涼すずか、廣こう寧やすし等とう府ふ，瑞みず、蔚、平ひらめ、清きよし、通つう、順じゅん、薊あざみ等とう州しゅう，貞祐ていゆう三さん年ねん罷やめ之これ。
^ 《金きむ史ふみ》卷まき46 食しょく貨志（戶口とぐち）：世よ宗そう大だい定じょう二に年ねん，詔みことのり免めん二に稅ぜい戶ど為ため民みん。初はつ，遼りょう人じん佞佛尤ゆう甚，多以良たいら民みん賜たまもの諸しょ寺てら，分ふん其稅一半いっぱん輸官，一半いっぱん輸寺，故こ謂いい之の二に稅ぜい戶ど。遼りょう亡ほろび，僧そう多た匿其實み，抑そもそも為ため賤，有ゆう援佐證しょう以告者しゃ，有司ゆうし各かく執と以聞，上うえ素もと知ち其事，故こ特免とくめん之の。十じゅう七なな年ねん五ご月がつ，省しょう奏そう：「咸平府ふ路ろ一いち千せん六ろく百ひゃく餘よ戶こ，自じ陳ひね皆みな長ちょう白山はくさん星ぼし顯あらわ、禪ぜん春はる河かわ女おんな直人ただびと，遼りょう時じ簽為獵りょう戶ど，移うつり居きょ于此，號ごう移うつり典てん部ぶ，遂とげ附ふ契ちぎり丹に籍せき。本朝ほんちょう義兵ぎへい之の興きょう，首しゅ詣まい軍ぐん降くだ，仍居本部ほんぶ，今こん乞厘正ただし。」詔みことのり從したがえ之これ。
^ 《金きむ史ふみ》卷まき49 鹽しお：〔大だい定じょう〕二に十じゅう四よん年ねん七なな月がつ，上うえ在ざい上京じょうきょう，謂いい丞相じょうしょう烏がらす古いにしえ論ろん元忠もとただ等とう曰：「會かい甯尹蒲がま察通言つうげん，其地猛もう安やす謀はかりごと克かつ戶と甚艱。舊きゅう速そく頻しき以東いとう食しょく海うみ鹽しお。蒲がま與あずか、胡えびす裏うら改あらため等とう路ろ食しょく肇はじめ州しゅう鹽しお，初はつ定額ていがく萬まん貫かん，今いま增ぞう至いたり二に萬まん七なな千せん。若わか罷やめ鹽引しおびき，添灶戶ど，庶可易えき得とく。」元忠もとただ對たい曰：「已やめ嘗遣使し咸平府ふ以東いとう規ぶんまわし畫が矣。」
^ 《金きむ史ふみ》卷まき57：都みやこ總そう管かん一員いちいん，正せい三さん品ひん。掌てのひら統すべ諸しょ城しろ隍兵馬ば甲かぶと仗，總そう判はん府ふ事ごと。同どう知ち都と總そう管かん一員いちいん，從したがえ四よん品ひん。掌てのひら通どおり判ばん府ふ事ごと，惟おもんみ婆ばば速そく路ろ同どう知ち都と總そう管かん兼けん來き遠どお軍事ぐんじ兵馬へいば。副ふく都と總そう管かん一員いちいん，正せい五ご品ひん。所掌しょしょう與あずか同どう知ち同どう。總そう管かん判官ほうがん一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら紀綱きこう總そう府ふ眾務，分ふん判ばん兵へい案あん之の事こと。府ふ判ばん一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら紀綱きこう眾務，分ふん判ばん戶と、禮れい案あん，仍掌通どおり檢けん推排簿ぼ籍せき。推官一員いちいん，正せい七なな品ひん。掌てのひら同府どうふ判ばん，分ふん判ばん工こう、刑けい案あん事ごと。知ち法ほう一員いちいん。　司つかさ吏，女おんな直じき，山東さんとう西にし路ろ十じゅう五ご人にん，大名だいみょう十じゅう四よん人にん，山東さんとう東路あずまじ、咸平府ふ、臨潢府ふ各かく十じゅう二に人にん，曷懶路ろ、河北西かわきたにし路ろ各かく十じゅう人にん，婆ばば速そく路ろ十じゅう一いち人にん，河北かわきた東路あずまじ八はち人にん，河東かわとう南北なんぼく路ろ、京きょう兆ちょう、慶けい陽ひ、臨洮、鳳おおとり翔しょう、延のべ安やす各かく四よん人にん。漢人かんど，戶と十じゅう八はち萬まん以上いじょう四よん十じゅう二に人にん，十じゅう五ご萬まん以上いじょう四よん十じゅう人にん，十じゅう三さん萬まん以上いじょう三さん十じゅう八はち人にん，十じゅう萬まん以上いじょう三さん十じゅう五ご人にん，七なな萬まん以上いじょう三さん十じゅう二に人にん，五ご萬まん以上いじょう二に十じゅう八はち人にん，三さん萬まん以上いじょう二に十じゅう二に人にん，不ふ及三さん萬まん戶こ二に十じゅう人にん，婆ばば速そく路ろ、曷懶路ろ各かく二に人にん。譯わけ人じん，咸平三さん人にん，河北かわきた東西とうざい、山東さんとう東西とうざい、曷懶、大名だいみょう、臨潢　各かく二に人にん，餘よ各かく一人ひとり。通事つうじ，婆ばば速そく、曷懶路ろ高麗こうらい通事つうじ一いち人にん，臨潢北部ほくぶ通事つうじ一いち人にん，部落ぶらく通事つうじ一いち人にん、小しょう部落ぶらく通事つうじ二に人にん，慶けい陽ひ府ふ通事つうじ一いち人にん。抄しょう事ごと一いち人にん。公使こうし八はち十じゅう人にん。臨潢別置べっち移うつり剌十じゅう三さん人にん。凡諸府ふ置おけ員いん並なみ同どう，惟おもんみ曷懶路ろ無む府ふ事ごと。

[1] 《金きむ史ふみ》卷まき55 百官ひゃっかん志こころざし：泰和やすかず六年置陝西路宣撫使，節制せっせい陝西せんせい右みぎ監かん軍ぐん、右みぎ都と監かん兵馬へいば公事こうじ，八はち年ねん，改あらため陝西せんせい宣撫せんぶ司し為安ためやす撫なで司し。山東さんとう東西とうざい、大名だいみょう、河北かわきた東西とうざい、河東かわとう南北なんぼく、遼東りゃおとん、陝西せんせい、咸平、隆りゅう安やすし、上京じょうきょう、肇はじめ州しゅう、北京ぺきん凡十じゅう處置しょち司し。使つかい，從したがえ一いち品ひん。副使ふくし，正せい三さん品ひん。

[2] 《金きむ史ふみ》卷まき57：本ほん提ひさげ刑けい司し，承うけたまわ安やす三さん年ねん以上いじょう京きょう、東京とうきょう等とう提ひさげ刑けい司し並なみ為ため一いち提ひさげ刑けい使し，兼けん宣撫せんぶ使し勸すすむ農のう採訪さいほう事ごと，為ため官かん稱しょう。副使ふくし、判官ほうがん以兼宣撫せんぶ副使ふくし、判官ほうがん為ため名めい。複ふく改あらため宣撫せんぶ為ため安やす撫なで，各かく設しつらえ安やす撫なで判官ほうがん一員いちいん、提ひさげ刑けい一員いちいん，通つう四よん員いん。安やす撫なで司し，掌てのひら鎮撫ちんぶ人民じんみん、譏そし察邊防ぼう軍旅ぐんりょ、審しん錄ろく重じゅう刑事けいじ。安やす撫なで判官ほうがん則そく銜內不ふ帶おび勸すすむ農のう採訪さいほう事ごと，令れい專管せんかん千せん戶こ謀はかりごと克かつ。安やす撫なで使し副ふく內，差さ一員いちいん于咸平ひらめ、一員いちいん於上京じょうきょう分ぶん司し。承うけたまわ安やす四年罷咸平分司，使つかい在ざい上京じょうきょう、副ふく在ざい東京とうきょう，各かく設しつらえ簽事一員いちいん。承うけたまわ安やす四よん年ねん改あらため按察司し，貞祐ていゆう三さん年ねん罷やめ，止とめ委い監察かんさつ採訪さいほう。……兵馬へいば鈐轄一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら巡じゅん捕と盜賊とうぞく。若わか有ゆう盜ぬすめ，則のり總そう押隨處ずいしょ巡じゅん尉じょう，並なみ力りょく擒とりこ捕と。司つかさ吏二に人にん。京きょう兆ちょう、咸平、濟すみ南みなみ、鳳おおとり翔しょう、萊、密みつ、懿、鞏州並なみ依よ此置。惟おもんみ京きょう兆ちょう、咸平府ふ置おけ兵馬へいば都と鈐轄，餘あまり並なみ省しょう。

[3] 《金きむ史ふみ》卷まき56：隨處ずいしょ交鈔庫こ抄しょう紙し坊ぼう。使つかい，從したがえ八はち品ひん。貞祐ていゆう二に年ねん，設しつらえ於上京じょうきょう、西京にしぎょう、北京ぺきん、東平とうへい、大名だいみょう、益えき都と、咸平、真ま定じょう、河間こうま、平たいら陽よう、太ふとし原はら、京きょう兆ちょう、平たいら涼すずか、廣こう寧やすし等とう府ふ，瑞みず、蔚、平ひらめ、清きよし、通つう、順じゅん、薊あざみ等とう州しゅう，貞祐ていゆう三さん年ねん罷やめ之これ。

[4] 《金きむ史ふみ》卷まき46 食しょく貨志（戶口とぐち）：世よ宗そう大だい定じょう二に年ねん，詔みことのり免めん二に稅ぜい戶ど為ため民みん。初はつ，遼りょう人じん佞佛尤ゆう甚，多以良たいら民みん賜たまもの諸しょ寺てら，分ふん其稅一半いっぱん輸官，一半いっぱん輸寺，故こ謂いい之の二に稅ぜい戶ど。遼りょう亡ほろび，僧そう多た匿其實み，抑そもそも為ため賤，有ゆう援佐證しょう以告者しゃ，有司ゆうし各かく執と以聞，上うえ素もと知ち其事，故こ特免とくめん之の。十じゅう七なな年ねん五ご月がつ，省しょう奏そう：「咸平府ふ路ろ一いち千せん六ろく百ひゃく餘よ戶こ，自じ陳ひね皆みな長ちょう白山はくさん星ぼし顯あらわ、禪ぜん春はる河かわ女おんな直人ただびと，遼りょう時じ簽為獵りょう戶ど，移うつり居きょ于此，號ごう移うつり典てん部ぶ，遂とげ附ふ契ちぎり丹に籍せき。本朝ほんちょう義兵ぎへい之の興きょう，首しゅ詣まい軍ぐん降くだ，仍居本部ほんぶ，今こん乞厘正ただし。」詔みことのり從したがえ之これ。

[5] 《金きむ史ふみ》卷まき49 鹽しお：〔大だい定じょう〕二に十じゅう四よん年ねん七なな月がつ，上うえ在ざい上京じょうきょう，謂いい丞相じょうしょう烏がらす古いにしえ論ろん元忠もとただ等とう曰：「會かい甯尹蒲がま察通言つうげん，其地猛もう安やす謀はかりごと克かつ戶と甚艱。舊きゅう速そく頻しき以東いとう食しょく海うみ鹽しお。蒲がま與あずか、胡えびす裏うら改あらため等とう路ろ食しょく肇はじめ州しゅう鹽しお，初はつ定額ていがく萬まん貫かん，今いま增ぞう至いたり二に萬まん七なな千せん。若わか罷やめ鹽引しおびき，添灶戶ど，庶可易えき得とく。」元忠もとただ對たい曰：「已やめ嘗遣使し咸平府ふ以東いとう規ぶんまわし畫が矣。」

[6] 《金きむ史ふみ》卷まき57：都みやこ總そう管かん一員いちいん，正せい三さん品ひん。掌てのひら統すべ諸しょ城しろ隍兵馬ば甲かぶと仗，總そう判はん府ふ事ごと。同どう知ち都と總そう管かん一員いちいん，從したがえ四よん品ひん。掌てのひら通どおり判ばん府ふ事ごと，惟おもんみ婆ばば速そく路ろ同どう知ち都と總そう管かん兼けん來き遠どお軍事ぐんじ兵馬へいば。副ふく都と總そう管かん一員いちいん，正せい五ご品ひん。所掌しょしょう與あずか同どう知ち同どう。總そう管かん判官ほうがん一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら紀綱きこう總そう府ふ眾務，分ふん判ばん兵へい案あん之の事こと。府ふ判ばん一員いちいん，從したがえ六ろく品ひん。掌てのひら紀綱きこう眾務，分ふん判ばん戶と、禮れい案あん，仍掌通どおり檢けん推排簿ぼ籍せき。推官一員いちいん，正せい七なな品ひん。掌てのひら同府どうふ判ばん，分ふん判ばん工こう、刑けい案あん事ごと。知ち法ほう一員いちいん。　司つかさ吏，女おんな直じき，山東さんとう西にし路ろ十じゅう五ご人にん，大名だいみょう十じゅう四よん人にん，山東さんとう東路あずまじ、咸平府ふ、臨潢府ふ各かく十じゅう二に人にん，曷懶路ろ、河北西かわきたにし路ろ各かく十じゅう人にん，婆ばば速そく路ろ十じゅう一いち人にん，河北かわきた東路あずまじ八はち人にん，河東かわとう南北なんぼく路ろ、京きょう兆ちょう、慶けい陽ひ、臨洮、鳳おおとり翔しょう、延のべ安やす各かく四よん人にん。漢人かんど，戶と十じゅう八はち萬まん以上いじょう四よん十じゅう二に人にん，十じゅう五ご萬まん以上いじょう四よん十じゅう人にん，十じゅう三さん萬まん以上いじょう三さん十じゅう八はち人にん，十じゅう萬まん以上いじょう三さん十じゅう五ご人にん，七なな萬まん以上いじょう三さん十じゅう二に人にん，五ご萬まん以上いじょう二に十じゅう八はち人にん，三さん萬まん以上いじょう二に十じゅう二に人にん，不ふ及三さん萬まん戶こ二に十じゅう人にん，婆ばば速そく路ろ、曷懶路ろ各かく二に人にん。譯わけ人じん，咸平三さん人にん，河北かわきた東西とうざい、山東さんとう東西とうざい、曷懶、大名だいみょう、臨潢　各かく二に人にん，餘よ各かく一人ひとり。通事つうじ，婆ばば速そく、曷懶路ろ高麗こうらい通事つうじ一いち人にん，臨潢北部ほくぶ通事つうじ一いち人にん，部落ぶらく通事つうじ一いち人にん、小しょう部落ぶらく通事つうじ二に人にん，慶けい陽ひ府ふ通事つうじ一いち人にん。抄しょう事ごと一いち人にん。公使こうし八はち十じゅう人にん。臨潢別置べっち移うつり剌十じゅう三さん人にん。凡諸府ふ置おけ員いん並なみ同どう，惟おもんみ曷懶路ろ無む府ふ事ごと。

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