陳ちん布ぬの雷かみなり

陳ちん布ぬの雷かみなり
性せい别	男おとこ
出生しゅっしょう	陈训恩おん 1890年ねん11月15日にち 清朝せいちょう浙江せっこう省しょう寧やすし波なみ府ふ慈谿县（今いま余よ姚市境さかい）
逝世	1948年ねん11月13日にち(1948歲さい—11—13)（57歲さい）× 中國ちゅうごく南京なんきん市し
国籍こくせき	清朝せいちょう（1890年ねん－1912年ねん） 中華民國ちゅうかみんこく（1912年ねん－1948年ねん）
政党せいとう	中國ちゅうごく社會黨しゃかいとう  中國ちゅうごく國民黨こくみんとう（1927年ねん－1948年ねん）
配偶はいぐう	杨品仙せん、王おう允まこと默だま
亲属	兄弟きょうだい妹いもうと陈训慈、陈训悆、陈玲娟、陈训惠めぐみ，陳ちん叔同 子こ陈迟、陈過、陈適、陈邁、陈遂、陈遠（陳ちん力つとむ） 女おんな陈琇、陈琏 孙（含曾輩やから）陳ちん瑾華、陈师孟はじめ、陳ちん綏甫、陳ちん綏勇、陳ちん瑜華、陳重のぶしげ華はな、陳ちん㒷華、陳ちん漢かん東ひがし、陳ひね移うつり風ふう、陳ちん龐、陳ちん廣ひろ、嚴いむ大だい超ちょう、嚴いむ小しょう超ちょう、嚴いむ有ゆう敏さとし、陈必泓、陈必大だい、陈小代だい
学がく历 浙江せっこう高等こうとう学堂がくどう（浙江せっこう大学だいがく前身ぜんしん）
经历 第だい一いち屆とどけ國民こくみん大會たいかい代表だいひょう 寧やすし波なみ效こう實じつ中學ちゅうがく後任こうにん校長こうちょう 浙江せっこう省しょう政府せいふ秘書ひしょ長ちょう 國民黨こくみんとう中央ちゅうおう黨とう部ぶ秘書ひしょ處しょ書記しょき長ちょう 《時事じじ周しゅう報ほう》總そう主筆しゅひつ，兼けん辦戊辰たつ通どおり訊社 創そう辦《新しん生命せいめい月刊げっかん》 浙江せっこう省しょう教育廳きょういくちょう廳ちょう長ちょう 中華民國ちゅうかみんこく教育きょういく部ぶ次長じちょう 國民黨こくみんとう軍ぐん委い會かい南みなみ昌行まさゆき營設計けい委員いいん會かい主任しゅにん 國民黨こくみんとう中央ちゅうおう政治せいじ會議かいぎ副ふく秘書ひしょ長ちょう、 蔣中正せい侍從じじゅう室しつ第だい二に處しょ主任しゅにん、中央ちゅうおう宣せん部ぶ副ふく部長ぶちょう、國民黨こくみんとう中央ちゅうおう委員いいん 國府こくふ委員いいん。 效こう實じつ中學校ちゅうがっこう董ただし會かい主席しゅせき 總統そうとう府ふ國策こくさく顧問こもん 代理だいり國民黨こくみんとう中央ちゅうおう政治せいじ委員いいん會かい秘書ひしょ長ちょう

陈布雷かみなり（1890年ねん11月15日にち—1948年ねん11月13日にち），原名げんめい陈训恩おん，字じ彦及，笔名布ぬの雷かみなり （英文えいぶん暱稱Bread之の譯わけ音おん），畏かしこ垒，浙江せっこう宁波慈谿县人ひと，中ちゅう华民国こく评论家か、文學ぶんがく家か、政治せいじ家か，受蔣中正ちゅうせい赏识，弃文从政，有ゆう「文ぶん胆きも」之の譽ほまれ。1947年ねん，在ざい原籍げんせき浙江せっこう省しょう慈谿县當選とうせん為ため第だい一いち屆とどけ國民こくみん大會たいかい代表だいひょう。1948年ねん，自じ杀。

生平おいだいら

早年そうねん

1890年ねん11月15日にち，陳ちん布ぬの雷かみなり出生しゅっしょう於浙江せっこう省しょう寧やすし波なみ府ふ慈谿县的てき一個富裕的耕讀家庭，家族かぞく属ぞく于官かん桥陈氏し。5歲さい發はつ蒙こうむ識字しきじ，入いれ家か塾じゅく，次じ年ねん隨ずい母親ははおや移うつり居きょ祝しゅく家か渡わたり。13歲さい移うつり居きょ余よ姚市三さん七なな市し镇，入にゅう董ただし氏し家か塾じゅく。後こう應おう府ふ試ためし與あずか院試いんし。1904年ねん，秘密ひみつ參加さんか一いち個こ名めい為ため「覆くつがえ滿まん同志社どうししゃ」的てき革命かくめい黨とう社團しゃだん，開始かいし革命かくめい活動かつどう。1906年ねん，進入しんにゅう寧やすし波は府中ふちゅう學堂がくどう，與あずか舊きゅう生なま發生はっせい矛盾むじゅん而引發はつ學がく潮しお，遂とげ自じ請退學がく。後こう至いたり杭州こうしゅう入にゅう讀浙江せっこう高等こうとう學堂がくどう預あずか科か，秋あき，因いん浙江せっこう保ほ路ろ運動うんどう風潮ふうちょう思潮しちょう奔走ほんそう。1907年ねん夏なつ，升しょう入いれ浙江せっこう高等こうとう学堂がくどう本科ほんか。1911年ねん春はる，代だい戴季陶すえ到いた上海しゃんはい《天てん铎报》撰せん短評たんぴょう，夏なつ，以第四よん名めい畢業後ご被ひ《天てん铎报》聘為編輯へんしゅう，開始かいし用よう笔名“布ぬの雷かみなり”寫うつし作さく。以《談だん鄂》為ため題だい撰せん寫うつし10篇へん社しゃ論ろん，聲援せいえん武たけ昌あきら起おこり義よし，在ざい報ほう界かい嶄露頭角とうかく。後こう因いん報ほう館かん欠かけ薪たきぎ離職りしょく。

教職きょうしょく

1912年ねん，返かえし回かい宁波，任にん教きょう於宁波效こう实中学ちゅうがく，後こう擔任たんにん該校校こう长，兼任けんにん《申さる報ほう》、《四よん明日あした报》譯述やくじゅつ。3月，加入かにゅう國民黨こくみんとう。後ご，父母ちちはは先後せんご去さ世よ，弟妹ていまい均ひとし仰おおせ賴よりゆき其撫養やしなえ照あきら料りょう，造成ぞうせい他年たねん輕かる時とき已やめ有ゆう骨ほね盆ぼん疼痛とうつう、神經しんけい衰弱すいじゃく、經常けいじょう性せい失しつ眠ねむ。1920年ねん末まつ，上海しゃんはい《商しょう報ほう》籌創，任にん编辑主任しゅにん。報ほう館かん同どう仁じん有ゆう潘はん公こう展てん、陳ちん鐵生てつお諸人もろびと，並なみ與あずか張ちょう季き鸞交往。

從したがえ政せい

族ぞく兄けい陈祀怀善古文こぶん词，是ぜ浙江せっこう省しょう宁波地区ちく（慈溪过去属ぞく宁波府ふ治ち）的てき士し绅领袖そで、著名ちょめい乡贤，夙为蒋介石しょうかいせき所しょ器き重じゅう。蒋就任しゅうにん北きた伐き军总司令しれい，聘陈祀怀做他た的てき私人しじん秘ひ书，未み就。陈祀怀向蒋推荐了族ぞく弟おとうと陈布雷かみなり担任たんにん。1926年ねん末まつ，乘じょう報ほう館かん休刊きゅうかん與あずか潘はん公こう展てん同どう遊ゆう南みなみ昌あきら，有意ゆうい面會めんかい採訪さいほう國民黨こくみんとう中ちゅう諸しょ人士じんし。2月，與あずか蔣介石せき會かい面めん後ご加入かにゅう中國ちゅうごく國民黨こくみんとう。4月，受邵元沖おき及張ちょう靜江しずえ推薦すいせん，出で任にん浙江せっこう省しょう政府せいふ秘書ひしょ長ちょう。5月，不ふ喜き常つね委い馬うま彝つね初はつ作風さくふう，又また受推薦すいせん，赴南京きょう任つとむ中國ちゅうごく國民黨こくみんとう中央ちゅうおう黨とう部ぶ書記しょき長ちょう，與あずか胡漢民こかんみん、丁ひのと惟おもんみ汾、陳ちん果はて夫おっと共きょう事こと。8月，寧やすし漢かん分裂ぶんれつ，隨ずい蔣介石せき下野げや。1928年ねん，赴上海しゃんはい任にん《時事新報じじしんぽう》總そう主筆しゅひつ，兼けん辦《戊つちのえ辰たつ通どおり訊社》。

1929年ねん春はる，參加さんか國民黨こくみんとう第だい三さん次じ全國ぜんこく代表だいひょう大會たいかい，被ひ選せん為ため中央ちゅうおう候補こうほ監察かんさつ委員いいん。7月，隨ずい蔣北上ほくじょう視察しさつ黨務とうむ，同行どうこう亦また有ゆう周しゅう佛ふつ海うみ。8月，受國民こくみん政府せいふ委任いにん和わ張ちょう靜江しずえ提つつみ請，任にん浙江せっこう省しょう教育廳きょういくちょう長ちょう。1930年ねん12月，赴南京なんきん接せっ任にん教育きょういく部ぶ常務じょうむ次長じちょう，浙省廳しょうちょう長ちょう職しょく由ゆかり張ちょう道みち藩はん接せっ任にん。任にん內處理しょり國立こくりつ勞ろう動どう大學だいがく、私立しりつ光こう華はな大學だいがく等とう校こう學がく潮しお並なみ致力調整ちょうせい大學だいがく教育きょういく。1931年ねん6月がつ，任にん教育きょういく部ぶ政務せいむ次長じちょう，兼任けんにん國民黨こくみんとう中央ちゅうおう宣傳せんでん部ぶ副ふく部長ぶちょう，與あずか劉りゅう蘆あし隱かくれ、程ほど天てん放ひ共きょう事こと。1934年ねん5月がつ，出で任にん中國ちゅうごく國民黨こくみんとう軍事ぐんじ委員いいん會かい南みなみ昌行まさゆき营设计委い员会主任しゅにん。

1936年ねん，擔任たんにん中國ちゅうごく国民党こくみんとう中央ちゅうおう政治せいじ会かい议副ふく秘ひ书长、蔣中正ちゅうせい侍さむらい从室第だい二に处主任しゅにん（直ちょく至いたり1945年ねん10月がつ侍さむらい从室撤销）、中央ちゅうおう宣せん部ぶ副ふく部ぶ长、国民党こくみんとう中央ちゅうおう委い员，成なり为蔣中正ちゅうせい高だか级幕僚ばくりょう。蒋发布ぬの的てき重要じゅうよう文ぶん电，多た出で其手。陈非常ひじょう熟じゅく悉蒋的てき意い图，他た代だい蒋起草きそう的てき一いち些文电稿，颇称蒋意。一いち遇ぐう有ゆう重大じゅうだい事件じけん，蒋时常つね单独约陈密みつ谈，有ゆう时谈至いたり深夜しんや。凡是侍さむらい一いち、侍さむらい二两处发出的密电稿，都と要よう经他一いち一いち审阅。因よし此，陈对侍さむらい从室的てき业务和わ蒋指示しじ的てき精神せいしん，有ゆう着ちゃく比ひ较全面めん的てき了解りょうかい。还亲自じ编制关于蒋介石しょうかいせき的てき日常にちじょう生活せいかつ起居ききょ和行かずゆき动的记录。依よ规定由よし值日的てき侍さむらい卫官，负责记录蒋每天てん的てき生活せいかつ起居ききょ和行かずゆき动，填はま写うつし日び报，交给蒋‘官邸かんてい”的てき侍さむらい从秘书汪日び章あきら或ある俞国华，汇送给陈布ぬの雷かみなり按年月としつき编制《蒋介石しょうかいせき的てき实录》。

1937年ねん1月がつ2日にち，蔣中正由まさよし南京なんきん飛ひ往奉化か休養きゅうよう，陳ちん布ぬの雷かみなり等とう同行どうこう。3月4日にち，中國ちゅうごく國民黨こくみんとう中央ちゅうおう常務じょうむ委員いいん會かい決議けつぎ，陳ちん布ぬの雷かみなり、谷たに正ただし綱つな繼つぎ邵元沖おき、朱しゅ培つちかえ德とく為ため中ちゅう政せい會かい委員いいん。

1945年ねん10月がつ，侍さむらい从室撤销后きさき，调回国民党こくみんとう中央ちゅうおう委い员会副ふく秘ひ书长。1946年ねん，出で任にん國民こくみん政府せいふ委員いいん。同年どうねん，擔任たんにん效こう實じつ中學ちゅうがく校こう董ただし會かい主席しゅせき。

1947年ねん5月がつ30日にち，南京なんきん《中央日報ちゅうおうにっぽう》改組かいそ為ため股また份有限げん公司こうし，陳ちん立夫たつお為ため董ただし事こと長ちょう，陳ちん布ぬの雷同らいどう彭學沛、王おう啟あきら江こう等ひとし人じん被ひ選せん為ため常務じょうむ董ただし事ごと，陳ちん誠まこと為ため常務じょうむ監事かんじ，社長しゃちょう仍由馬うま星野ほしの擔任たんにん；決定けってい除じょ南京なんきん《中央日報ちゅうおうにっぽう》稱しょう為ため《中央日報ちゅうおうにっぽう》外そと，其他各地かくち中央日報ちゅうおうにっぽう則そく均ひとし冠かんむり以當地ち地名ちめい。同年どうねん任にん总统府ふ国策こくさく顾问，代理だいり国民党こくみんとう中央ちゅうおう政治せいじ委員いいん會かい秘ひ书长。

自盡じじん

陈布雷かみなり墓はか位い于杭州しゅう九きゅう溪けい路ろ

1948年ねん11月13日にち，中國ちゅうごく國民黨こくみんとう中央ちゅうおう政治せいじ委員いいん會かい秘書ひしょ長ちょう陳ひね布ぬの雷かみなり在ざい南京なんきん服ふく安眠あんみん药自盡じじん，终年59岁，葬そう于杭州こうしゅう九きゅう溪けい。

身み后きさき

蔣介石せき、宋そう美よし齡よわい前ぜん往吊唁。蔣介石せき輓額「當代とうだい完かん人じん」。1949年ねん11月，蔣又題だい寫うつし「精神せいしん不死ふし」。

自盡じじん後ご的てき媒體ばいたい報ほう導しるべ

1948年ねん11月18日にち，《中央社ちゅうおうしゃ》報ほう導しるべ稱しょう陳ひね布ぬの雷かみなり是ぜ因いん突發とっぱつ性せい心臟しんぞう病びょう發はつ身み亡ほろび，並稱へいしょう因いん服用ふくよう過か量りょう安眠あんみん藥やく而死。並稱へいしょう他た自殺じさつ之の前ぜん在ざい南京なんきん寓ぐう所しょ寫うつし完かん給きゅう蔣中正ちゅうせい的てき上書うわがき，又また給きゅう妻子さいし、兄弟きょうだい和わ友人ゆうじん留とめ下か了りょう一いち封ふう遺書いしょ，然しか後こう服ふく下か了りょう過か量的りょうてき安眠あんみん藥やく自盡じじん，得とく年ねん59歲さい。

1948年ねん11月19、20日はつか連續れんぞく兩日りょうじつ，其治喪も委員いいん會かい將はた其遺書しょ公開こうかい於京滬地區ちく的てき報ほう紙し：

介かい公こう總裁そうさい鈞ひとし鑒：
　　布ぬの雷かみなり追隨ついずい二に十じゅう年ねん，受知深切しんせつ，任にん何なん痛苦つうく，均ひとし應おう承うけたまわ當とう，以期無む負まけ教誨きょうかい。但ただし今春こんしゅん以來いらい，目睹もくと耳みみ聞，飽受刺激しげき，入にゅう夏秋なつあき後ご，病やまい象ぞう日び增ぞう，神經しんけい極度きょくど衰弱すいじゃく，實じつ已やめ不堪ふかん勉強べんきょう支持しじ，值此黨とう國こく最さい艱危之の時期じき，而自驗けん近來きんらい身心しんしん已やめ毫無可か以效命いのち之の能力のうりょく，與あずか其偷生せい尸しかばね位い，使つかい公こう誤あやま以為尚ひさし有ゆう一いち可か供きょう驅使くし之の部下ぶか，因いん而貽害がい公務こうむ，何なに如坦白しろ承認しょうにん自身じしん已やめ無能むのう為ため役やく，而結束けっそく其無價か值之一生いっしょう。凡此狂きょう愚ぐ之の思想しそう，純じゅん係がかり心理しんり之の失しつ常つね，讀公昔むかし在ざい黃き埔斥責せめ自殺じさつ之の訓くん詞し，深ふか感かん此舉為ため萬まん萬まん無む可か諒恕りょうじょ之の罪惡ざいあく，實じつ無む面目めんぼく再さい求もとめ宥なだめ諒りょう，縱たて有ゆう百ひゃく功こう，亦また不能ふのう掩此一いち眚，況きょう自問じもん平生ひらお實みのる無む絲いと毫貢獻こうけん可か言げん乎？天佑てんゆう中國ちゅうごく，必能轉てん危為安やす，唯ただ公おおやけ善ぜん保ほ政せい躬，頤養天和てんわ，以保障ほしょう三さん民主みんしゅ義之よしゆき成功せいこう，而庇護ひご我わが四よん億おく五ご千せん萬まん之これ同胞どうほう。回かい憶許身み麾下きか，本ほん置おけ生死せいし於度外がい，豈あに料りょう今日きょう，乃以畢生ひっせい盡瘁じんすい之の初はつ衷，而蹈此極不ふ負まけ責せめ之の結局けっきょく，書生しょせい無用むよう，負まけ國こく負ふ公おおやけ，真ま不知ふち何なん詞し以能解かい也。夫人ふじん前並まえなみ致敬意けいい。
部ぶ屬ぞく 布ぬの雷かみなり 負まけ罪ざい謹上きんじょう

介かい公こう再さい鑒：
　　當とう此前方かた捷報しょうほう頻しき傳つて，後方こうほう秩序ちつじょ漸やや穩之時じ，而布雷かみなり乃忽傳でん狂疾きょうしつ，以至不ふ起おこり，不能ふのう分ぶん公おおやけ憂ゆう勞ろう，反はん貽公以刺激しげき，實じつ萬まん萬まん無む詞し以自解かい。然しか布ぬの雷かみなり此意，早はや動どう於數すう年ねん之の前まえ，而最近さいきん亦また起おこり於七なな八はち月がつ之の間あいだ，常つね誦「瓶びん之の傾かたぶけ兮唯壘るい之の恥はじ」之これ句く，抑そもそも抑そもそも不可ふか終日しゅうじつ。黨とう國こく艱危至いたり此，賤體久久ひさびさ不能ふのう自じ振ふ，年ねん迫せり衰おとろえ暮くれ，無む補ほ危時，韓かん愈いよいよ有一ゆういち「中ちゅう朝ちょう大官たいかん老ろう於事，詎知感激かんげき徒と媕婀」，布ぬの雷かみなり自問じもん良知りょうち，實じつ覺さとし此時不ふ應おう無む感激かんげき輕けい生せい之の士し，而此身み已やめ非ひ有效ゆうこう危艱之の身み，長日ちょうじつ回かい皇すめらぎ，慚憤無地むじ。昔むかし者しゃ公おおやけ聞葉は詆總理そうり之これ言げん，而置箸ばし不ふ食しょく，今いま我わが所ところ聞所ききどころ見み於一般老百姓之中毒素宣傳，以散播關於公之の謠言ようげん誣蔑者しゃ，不知ふち凡幾。回かい憶在渝，當とう三さん十じゅう二に年ねん時とき，公おおやけ即そく命いのち注意ちゅうい敵てき人じん之の反はん宣傳せんでん，而四五ご年來ねんらい，布ぬの雷かみなり實じつ毫未盡力じんりょく，以挽回ばんかい此惡毒どく之の宣傳せんでん。即そく此一端はし，又また萬まん萬無可自恕自全之理。我わが心しん純潔じゅんけつ質しつ直じき，除じょ忠ちゅう於我公こう之の外そと，毫無其他私心ししん，今こん乃以無地むじ自じ容よう之の悔疾，出で於此無む恕じょ諒りょう之の結局けっきょく，實じつ出で於心理しんり狂きょう鬱うつ之の萬まん不ふ得とく已やめ。敢再為ため公こう陳ひね之の。

中國ちゅうごく国民党こくみんとう官かん方かた说他是ぜ“感激かんげき轻生，以死报国”。但ただし江こう深ふかし、陈道阔則認みとめ為ため陳ひね布ぬの雷かみなり因いん看み到いた黨とう內腐朽ふきゅう已やめ無法むほう收拾しゅうしゅう，遂とげ絕望ぜつぼう自殺じさつ。说他是ぜ为垂死すいし的てき蒋介石しょうかいせき政せい权“殉葬”，说他是ぜ“以死明あかり志こころざし”或ある是ぜ“死し谏”等とう等とう。

李り敖書中ちゅう考察こうさつ資料しりょう，稱しょう可能かのう是ぜ因いん其自家か子女しじょ部分ぶぶん投とう共ども，又また無法むほう勸すすむ蔣真正しんせい與あずか中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう和談わだん，國民黨こくみんとう腐敗ふはい不堪ふかん，民心みんしん已やめ失しつ，心中しんちゅうの五感ごかん交集，諸多しょた原因げんいん所しょ致。

荣誉

• 一等いっとう云うん麾勋章あきら（1945年ねん12月15日にち批准ひじゅん）

家庭かてい

祖父そふ陳ひね士し芳かおる茶ちゃ商しょう，父親ちちおや陳ひね依よ仁ひとし為ため老ろう三さん，得とく年ねん49歲さい；母親ははおや應おう氏し生せい5男なん6女じょ，於1905年ねん去さ世よ，得とく年ねん39歲さい。1906年ねん父親ちちおや娶めと羅ら氏し為ため後ご母はは。

陳ちん布ぬの雷かみなり為ため長子ちょうし，三さん姊陳素もと娟、四よん姊陳若わか娟、三さん弟おとうと陳ちん訓さとし懋（1892年ねん～1908年ねん）、五ご妹いもうと陳ちん靜しず娟（若わか希まれ）（1893年ねん）、六ろく妹いもうと陳ちん曉あきら娟（若わか華はな）（1895年ねん）、七なな妹いもうと陳ちん淑よし娟（1897年ねん）、八はち妹いもうと陳ひね婉娟（瞻華）（1899年ねん）、四よん弟おとうと陈训慈（1901年ねん～1991年ねん）、五ご弟おとうと陈训恕じょ（行くだり叔）（1905年ねん）、同どう父ちち異母いぼ六ろく弟おとうと陈训悆（叔兌）（1907年ねん～1972年ねん）、陈玲娟、陈叔時じ（训惠）（1909年ねん？1910年ねん～1978年ねん），陳ちん叔同（1911年ねん～2004年ねん）。

族ぞく兄けい大だい哥陳ちん屺懷（1872年ねん），七なな（？）弟おとうと陈训(敏さとし心しん)（1903年ねん）。

妻子さいし儿女

• 1909年ねん娶めと杨品仙せん，生なま三子みつご两女，杨品仙せん生せい下か陈琏后きさき因いん難なん产而亡ほろび。1921年ねん续娶王おう允まこと默だま，生なま三子みつご。
• 杨品仙せん所生しょせい
  • 长子陈迟（1914年生ねんせい）：孙女陳ひね瑾華、孫まご陈师孟はじめ
  • 次子じし陳ちん過か（1915年生ねんせい）：孙陳綏甫、陳ちん綏勇，孫まご女おんな：陳ちん瑜華，陳重のぶしげ華はな，陳ちん㒷華
  • 三子みつご陳ひね適てき（1916年生ねんせい）：孙女陳ひね漢かん東ひがし、陳ひね移うつり風ふう
  • 长女陈琇（1918年生ねんせい）：外そと孙嚴大だい超ちょう、嚴いむ小しょう超ちょう，外孫そとまご女おんな嚴いむ有ゆう敏さとし
  • 次女じじょ陈琏（1919年生ねんせい，于文革ぶんかく中ちゅう因いん迫害はくがい而自杀）：外孫そとまご陈必大だい、陈小代だい，外孫そとまご女おんな陈必泓

• 王おう允まこと默だま所生しょせい
  • 四よん子し陳ひね邁
  • 五ご子し陳ひね遂とげ
  • 六ろく子し陳ちん礫つぶて（陳ひね遠とお）：孫まご陳ひね龐、陳ちん廣ひろ

参考さんこう文献ぶんけん

来らい源みなもと

• 李り敖（1984年ねん）：《千秋せんしゅう評論ひょうろん36-叛國，亡國ぼうこく，洗あらい，陳ちん布ぬの雷かみなり自殺じさつ寫真しゃしん》，台湾たいわん：天元てんげん圖書としょ有限ゆうげん公司こうし.
• 《寧やすし波なみ效こう實じつ中學ちゅうがく九十五周年校慶專輯》
• 《陳ひね布ぬの雷かみなり回かい憶錄》