ヨッシー

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ヨッシー
マリオシリーズヨッシーシリーズのキャラクター
はつ登場とうじょう作品さくひんスーパーマリオワールド1990ねん
声優せいゆうだか一生いっしょう

ヨッシーは、任天堂にんてんどう発売はつばいしているコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズ登場とうじょうするキャラクターで、同社どうしゃ登録とうろく商標しょうひょうだい2517348ごうほか)である。

概要がいよう

1990ねん発売はつばいの『スーパーマリオワールド以降いこうマリオシリーズおお登場とうじょうしている。カメぞく[1]一種いっしゅ。「ヨッシー」といういち個体こたい固有こゆうめいではなく、一族いちぞく総称そうしょうである。

基本きほんてき平和へいわこの種族しゅぞくであり、マリオのきパートナーとして活躍かつやくすることがおおい。ヨースターとう恐竜きょうりゅうランド、ヨッシーアイランド、ジャンボルとう、ドルピックとうなどに生息せいそくする。また、『ヨッシーのたまご』の任天堂にんてんどう公式こうしきガイドブックでは、オリジナルストーリーやヨッシーの私生活しせいかつ掲載けいさいされている。

そく歩行ほこうで、褐色かっしょく丈夫じょうぶくつき、背中せなかにはくら[2]けている。おおきなはな特徴とくちょう初期しょきからだながかったが、次第しだいみじかくなっていき、くら現在げんざいラクダのコブのようなかたちになっている。性別せいべつがなく、異形いぎょう配偶はいぐう受精じゅせいをせずに正常せいじょう発生はっせい可能かのうたまごむことができる。性格せいかく男性だんせいりであるが、設定せっていかたまるまえの『64ドリーム』にて「たまごむからメス」とべられたことがあり、これを踏襲とうしゅうした漫画まんが作品さくひんもある。

容姿ようし恐竜きょうりゅうであるが高度こうど人格じんかくされたキャラクターであり、マリオいたるとは普通ふつう会話かいわ可能かのう口調くちょうはつ登場とうじょうの『スーパーマリオワールド』では敬語けいごはなしており、漫画まんが作品さくひんでも敬語けいご口調くちょうでマリオたちをさんけでぶという設定せっていおおられる。のゲーム作品さくひんではタメこうはなし、マリオたちてにしている作品さくひんもあるが、漫画まんが作品さくひんよう敬語けいご口調くちょうでマリオたちをさんけでぶゲーム作品さくひんもあり、ゲーム作品さくひんでの口調くちょうとマリオたちへの呼称こしょう一定いっていしていない。一人称いちにんしょうは「ヨッシー」または「ボク」(一部いちぶ漫画まんがでは「わたし」という場合ばあいもある。『スーパーマリオワールド』では「ボク」、『いただきストリートDS』では「ヨッシー」であった)。かくゲームごとに能力のうりょく多少たしょうことなる。

「ヨッシー」という命名めいめいは、任天堂にんてんどう社員しゃいんのあだ由来ゆらい(『ニンテンドードリーム』より)。また、そのひびきから、ネッシーのパロディのようにあつかわれることもある[よう出典しゅってん]

ヨッシーの特徴とくちょうとして、「あしはやい」ということから、マリオシリーズのスポーツ関連かんれん作品さくひんでは、ほとんどが「スピードタイプ」に設定せっていされていることがおおい。また、きなことは「大好だいすきなフルーツをながしたべること」であることなどから、べること執着しゅうちゃくしているいしんぼうなキャラクターでもある。『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』では、審判しんぱんジュゲムから「ヨッシーさん、のチームメンバーをべてはいけませんよ」とわれたほどであった。

2008ねんオリコン調査ちょうさした「きなTVゲームのキャラクター」において、マリオシリーズのキャラクターでは1のマリオにいで3にランクインしている[3]

キャラクターとしてのヨッシー

ヨッシーとマリオの出会であ

スーパーマリオ ヨッシーアイランド』において、ヨッシーはあかぼう時代じだいマリオ出会であっている。ただし、ヨッシーは一族いちぞく総称そうしょうであるため、同一どういつ個体こたいとはかぎらない。マリオ自身じしんも、あかぼうころ出来事できごとなので『ヨッシーアイランド』でヨッシーとごしたことはまったおぼえていない(『いただきストリートDS』より)。また、『ヨッシーアイランドDS』のエンディングの「ヒーローのもとひかほし」がベビィマリオ、ピーチ、ドンキー、ワリオなどのうえひとつだけあまるが、最後さいごみどりヨッシーがたまごからまれ、あまっていたほしがヨッシーのうえひかる。これが、のちにマリオととも冒険ぼうけんするヨッシーであるととらえることもできる。

初出しょしゅつ作品さくひんの『スーパーマリオワールド』でクッパ軍団ぐんだんとらわれたまごめられていたところをマリオブラザーズに救出きゅうしゅつされ、以降いこう背中せなかにマリオやルイージせてはしる。ながしたでフルーツやてきべ、べたものによっては、いたり、背中せなかからはねやしてそら自在じざいんだりすることが可能かのう。トゲがえたてきほのおつつまれたてき問題もんだいなくべられる。『スーパーマリオワールド』のころはオバケがきらいという設定せっていがあり、しろやオバケ屋敷やしきなどにははいりたがらずそと待機たいきしていた。その作品さくひんでは個体こたいにもよるが、オバケをこわがる様子ようすはなくしろやオバケ屋敷やしきにも普通ふつうはいっている。また作品さくひんによってはテレサなど、オバケであるてきべることができない場合ばあいもあり、『スーパーマリオ64DS』でもプレイヤーキャラクターのなか唯一ゆいいつテレサをたおこと出来できない。なお、当初とうしょ、ヨッシーがしたすのはマリオにあたまたたかれておどろいてしたすという設定せっていであったが、のちにマリオの指示しじによってしたすという設定せってい変更へんこうされた[4]

『スーパーマリオワールド』、『スーパーマリオサンシャイン』、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、『スーパーマリオギャラクシー2』、『New スーパーマリオブラザーズ U』では、ヨッシーにったさいBGMに打楽器だがっきパートが追加ついかされる。おなじく『スーパーマリオワールド』でのヨッシーがたまごからかえとき効果こうかおんは、『デビルワールド』の主人公しゅじんこうタマゴンがかえときおなじものが使用しようされている。

『スーパーマリオワールド』の設定せっていによれば、ヨッシーは「スーパードラゴン」を自称じしょうしている。また『ヨッシーのパネポン』では「かみのちからをたドラゴン」と説明せつめいされている。『だい乱闘らんとうスマッシュブラザーズX』では「スーパードラゴン」の名称めいしょうで「最後さいごりふだ」を使用しようしている。ゲームの取扱とりあつかい説明せつめいしょ公式こうしきサイトの解説かいせつや『だい乱闘らんとうスマッシュブラザーズDX』のイベントせんでは恐竜きょうりゅうとされている。

ヨッシーの自立じりつ

パズルゲームヨッシーのたまご』(1991ねん12月)ではじめて主役しゅやくになった。『ヨッシーのたまご』は、タマゴのからてきはさむとヨッシーがまれる、というゲームである。はさんだてきかずおうじてまれるヨッシーのおおきさがことなった。まれるヨッシーの種類しゅるいは、「チビヨッシー」、「ノーマルヨッシー」、「はねヨッシー」、「スターヨッシー」の4種類しゅるい。ヨッシーが主役しゅやくのパズルゲームとしては、に『ヨッシーのクッキー』『ヨッシーのパネポン』がある。

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』では、はじめてアクションゲームにおける主役しゅやくとなる。ジャンプちゅうあしをバタつかせてさらたかがるふんばりジャンプをはつ披露ひろう。また、べたものをそのでタマゴとしてみ、それをげて攻撃こうげきする方法ほうほうにつけている。おしりから垂直すいちょく落下らっかしてけるヒップドロップという攻撃こうげきもヨッシーのオリジナルの攻撃こうげき方法ほうほうである。

ヨッシーストーリー』では、マリオからはなれ、単独たんどく冒険ぼうけんしている。元々もともとたいながかったヨッシーだが、この作品さくひんからあたま縮小しゅくしょうされた体型たいけいとなっている。

種族しゅぞくとしてのヨッシー

いろちがいヨッシーについて

一般いっぱんてきられるヨッシーのからだしょくみどりだが、ほかにもあかあお水色みずいろ、オレンジ、むらさき桃色ももいろしろくろなど、さまざまなからだしょくのヨッシーがいる。『ヨッシーアイランド』に登場とうじょうするオレンジヨッシーは当初とうしょはドットの都合つごう茶色ちゃいろえていて、茶色ちゃいろヨッシーあつかいされることもあるが、正式せいしきなオレンジヨッシーであり(『ヨッシーアイランド』のパッケージ参照さんしょう)、『ヨッシーアイランドDS』など作品さくひんではドットの配色はいしょく綺麗きれいになったことにより、オレンジしょくとして表現ひょうげんされるようになった。

スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』や『マリオテニスGC』などでは、いろによって能力のうりょく性格せいかく多少たしょうことなっている(あおヨッシーはマリオのことを「マリオさん」と敬称けいしょうきでび、黄色おうしょくヨッシーはやや臆病おくびょう性格せいかくなど)。だい乱闘らんとうスマッシュブラザーズシリーズや『マリオカート8』では、様々さまざまいろのヨッシーがカラーバリエーションとして登場とうじょうしている(性能せいのう基本きほんてきおなじ)。『マリオテニス オープン』ではプレイヤーキャラとして個別こべつ登場とうじょうする(あか、ピンクはテクニック、黄色おうしょくはパワー、あお水色みずいろはスピード、しろはトリッキー、くろはオールラウンドと、それぞれタイプがことなる)。

また一部いちぶ漫画まんが(『スーパーマリオくん』『本山ほんざんばんスーパーマリオ』など)では、あかは「熱血漢ねっけつかん短気たんき」、あおは「冷静れいせい皮肉ひにく」、黄色おうしょくは「のんびりというよりおとぼけ」、桃色ももいろは「女性じょせいというよりオカマ(本山ほんざんばんでは本物ほんものの♀)」だったりと、それぞれ個性こせいてき設定せっていがなされることおおい。

『スーパーマリオワールド』の特殊とくしゅヨッシー

あかヨッシー
いろのヨッシーはあかノコノコ甲羅こうらくちふくんだ場合ばあいにのみくことができるが、あかヨッシーはどのいろ甲羅こうらでもくことができる。1かいくと甲羅こうらはなくなる。
あおヨッシー
いろのヨッシーはあおのノコノコの甲羅こうらくちふくんだ場合ばあいにのみつばさえてそらぶことができるが、あおヨッシーはどのいろ甲羅こうらでもつばさえてそらぶことができる。また、ヨッシーにった状態じょうたいでヨッシーのつばさると、どのいろのヨッシーでもかならあおヨッシーになる(リメイクばんの『スーパーマリオアドバンス2』ではあおヨッシーにならない)。一定いってい時間じかんつと甲羅こうらまれてしまう。
ヨッシー
いろのヨッシーはのノコノコの甲羅こうらくちふくんだ場合ばあいにのみジャンプ着地ちゃくち地震じしんこすことができるが、ヨッシーはどのいろ甲羅こうらでもジャンプ着地ちゃくち地震じしんこすことができる。こした地震じしんによる衝撃しょうげきてきたおすことができる。一定いってい時間じかんつと甲羅こうらまれてしまう。

なお、『スーパーマリオワールド』では、あかあおの3しょくのヨッシーは「伝説でんせつの3しょくヨッシー」とばれる。たまごからまれた段階だんかいではまだミニヨッシーにることができず、てきキャラを5たいべさせる(もしくはスターやキノコなどを1つべさせる)ことでようやく騎乗きじょう可能かのうとなる。

『ヨッシーストーリー』の特殊とくしゅヨッシー

しろヨッシー、くろヨッシー
苦手にがてものがないため、唐辛子とうがらしくろヘイホーべてもダメージをけず、たまごげるとき花火はなびおおきさがのヨッシーよりおおきい。こえたかさもしろヨッシーはたかく、くろヨッシーはひくくなっている。

『スーパーマリオギャラクシー2』の特殊とくしゅヨッシー

ダッシュヨッシー
あかいダッシュフルーツから変身へんしん
一定いってい時間じかんはやはしることができ、普段ふだんのぼれないようなかべ水上すいじょうはしれる。ただし、変身へんしんけるまではまれない。
バルーンヨッシー
あおいバルーンフルーツから変身へんしん
風船ふうせんのようにふくらみ、空中くうちゅうける。メーターがなくなるともともどる。Aボタンでいきめることもでき、メーターの消費しょうひやわらげること可能かのう
上昇じょうしょうちゅうにWiiリモコンをると、そのですぐに変身へんしんける。
ライトヨッシー
黄色おうしょくのライトフルーツから変身へんしん
一定いってい時間じかん身体しんたいひかり、通常つうじょうではえないゆからすことができる。ダメージをけてももともどる。

そののヨッシー

ワッシー
スーパーマリオRPG』に登場とうじょうした、サングラスをあくぶっている青色あおいろのヨッシー。あしはやいことを自慢じまんしていて、ヨースターとうほか仲間なかまたち自由じゆうにかけっこすることを禁止きんししていた。マリオにやぶれてからは改心かいしんし、のヨッシーたち仲良なかよくかけっこをたのしむようになった。日本にっぽん国外こくがいばんでは「Boshi」という名前なまえになっている。
チビヨッシー(ミニヨッシー)
あかぼうのヨッシー。『スーパーマリオワールド』では、特殊とくしゅヨッシーがたまごからかえったばかりの状態じょうたいときにこのかたち登場とうじょうするほか、恐竜きょうりゅうランド各地かくちとらわれたヨッシーのたまごがエンディング孵化ふかしてこの姿すがたになる。『マリオストーリー』ではヨッシーむらふくすうひき登場とうじょうしている。また、『ヨッシーストーリー』で操作そうさするヨッシーでもある。
デブヨッシー
『ヨッシーのたまご』ではつ登場とうじょうした、ふとっているヨッシー。たまごからあいだに7ひき以上いじょうてきはさむことでまれる、ゲームちゅうもっとこう得点とくてんのヨッシー。『スーパーマリオRPG』では、ヨースターとう登場とうじょうするヨッシーたちあかちゃんとして登場とうじょう。『マリオストーリー』では、ヨッシーのむら村長そんちょうとして登場とうじょう
チビヨッシー(個体こたい
ペーパーマリオRPG』に仲間なかまキャラクターの1人ひとりとして登場とうじょうするあかぼうヨッシー。ウーロンがいという場所ばしょホットドッグしん製品せいひん開発かいはつ材料ざいりょうとしてたまご状態じょうたいれてきたられたが逃走とうそう、マリオたちにたまごのままついてて、その孵化ふかしてマリオの仲間なかまとなる。あかぼうながら、かなり強気つよきでやんちゃな性格せいかく。マリオにたいしては、出会であったさいかれがウーロンがい闘技とうぎじょう使つかっていたリングネームである「ゴンザレス」のぶ。
「チビヨッシー」とはデフォルトで、名前なまえはプレイヤーが自由じゆうにつけることが出来できる。
あみぐるみヨッシー
ヨッシー ウールワールド』ではつ登場とうじょうした、あみぐるみ姿すがたをしたヨッシー。

上記じょうきほか、ゲームとは直接ちょくせつ関係かんけいないが、攻略こうりゃくほん『ヨッシーのたまご 任天堂にんてんどう公式こうしきガイドブック』では、日本にっぽんけいヨッシーやインドけいヨッシーやアメリカけいヨッシーが登場とうじょうしている。

ヨッシーの生息せいそく

ヨースターとう
『スーパーマリオワールド』ではつ登場とうじょう。ヨースターとう複数ふくすうのゲームに登場とうじょうするが、しまかたちなどはそれぞれことなる。『スーパーマリオワールド』のヨースターとう恐竜きょうりゅうランドないにあり、ヨッシーの自宅じたく「ヨッシーのいえ」がある。『スーパーマリオRPG』ではワッシーもいる。『マリオ&ルイージRPG2』では過去かこのヨースターとうくことが可能かのう
だい乱闘らんとうスマッシュブラザーズ』シリーズでは、『DX以降いこう対戦たいせんステージとして登場とうじょう
スターロード
ヨースターとうおなじく『スーパーマリオワールド』で登場とうじょう。「伝説でんせつの3しょくヨッシー」のたまごがある。
ヨス
ヨッシーがまれたといううわさみずうみ。『マリオとワリオ』で登場とうじょう
ヨッシーアイランド
ヨッシーの生息せいそく。『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で登場とうじょうむかしベビークッパむクッパじょうがあった。
ジャンボルとう
マリオストーリー』で登場とうじょう南国なんごくふうしまで、とてもあつい。火山かざんやジャングルがある。ヨッシーのむらにはキューちゃんんでいる。
ドルピックとう
スーパーマリオサンシャイン』で登場とうじょう。そのむかし生息せいそくしていたとされる場所ばしょおもにピンナとう生息せいそくしていたとされ、同島どうとう建設けんせつされているテーマパークにはヨッシーゴーランドなるものもある。たまごにフルーツをあたえることでフルーツのいろ対応たいおうしたヨッシーがあらわれ、くちからジュースをして攻撃こうげきする。なお、いまさくのヨッシーは落書らくがきからまれた存在そんざいためせるジュースのざんりょうくなるか、みずなかはいるとけて消滅しょうめつする。
たまごじま
ヨッシー New アイランド』に登場とうじょうする浮遊ふゆうとう。たまごがたをしておりとがったてっぺんには火山かざんがあり、そこほうにはベビークッパのしろがある。
キノコ王国おうこく
New スーパーマリオブラザーズ Wii』や『スーパーマリオ オデッセイ』で登場とうじょう。『スーパーマリオ オデッセイ』では、マリオがヨッシーにキャプチャー(憑依ひょうい)することで操作そうさする。
ヨースターギャラクシーなどの惑星わくせい
スーパーマリオギャラクシー2』では、ヨースターギャラクシーから登場とうじょう以後いごほしせんマリオでも出現しゅつげん(タマゴ)。

ヨッシー関連かんれん地域ちいき

ヨッシーバレー
マリオカート64』と『マリオカート8( デラックス)』で登場とうじょうなぞ巨大きょだいたまごのようなものが回転かいてんしている。
ヨッシーさばく
マリオカートアドバンス』『マリオカート ツアー』で登場とうじょう。ヨッシーのかおをしたスフィンクスがいる。
ヨッシーサーキット
マリオカート ダブルダッシュ!!』と『マリオカートDS』と『マリオカート8( デラックス) 』で登場とうじょう。コースがヨッシーのかたちをしている。
ヨッシーフォールズ
『マリオカートDS』と『マリオカートWii』で登場とうじょうなぞ巨大きょだいたまごのようなものがコースの中心ちゅうしんにある。
ヨッシーぼし正式せいしき名称めいしょう不明ふめい
スーパーマリオギャラクシー』で登場とうじょう。スターピースをあたえたハラペコチコが変身へんしんしたほしクリボー多数たすう生息せいそくはなからは溶岩ようがんスチームがてくる。
カラカラいせき
マリオカートWii』で登場とうじょう。ヨッシーのかおをしたスフィンクスがある。

ヨッシーの類似るいじキャラクター

ドッシー
同名どうめいだが、姿すがた性質せいしつまったことなる2タイプが存在そんざいする。
  • 『スーパーマリオRPG』ではクッパじょう登場とうじょうするてきキャラクター。体型たいけいこそヨッシーにちかいがからだしょく赤黒あかぐろく、きばつめつばさえており、より一般いっぱんてきなドラゴンのイメージにちか容姿ようしをしている。英名えいめいは「Bahamutt」。
  • スーパーマリオ64』の「やみにとける どうくつ」や『マリオパーティ3』などのミニゲーム、『New スーパーマリオブラザーズ』のワールド4などに登場とうじょうする、水上すいじょうでマリオたちを背中せなかせてはこんでくれる友好ゆうこうキャラクター。外見がいけんはヨッシーとはかなりことなり、藍色あいいろ身体しんたい水棲すいせい首長しゅちょうりゅうのような姿すがたをしており、『スーパーマリオ64DS』以降いこうではゴーグル着用ちゃくようしている。『スーパーマリオオデッセイ』ではうみくにみずうみくになどで登場とうじょうし、現地げんち住民じゅうみん共生きょうせいしている姿すがたや、黄色おうしょくなどいろちがいの個体こたい登場とうじょうした。英名えいめいは「Dorrie」。
ゲッシー
マリオ&ルイージRPG2』に登場とうじょうする、ヨッシーに巨大きょだいなゲドンコ生物せいぶつ。マリオたちやベビークッパをしたむ。体内たいないではヨッシーをたまご怪物かいぶつしようとしている。原動力げんどうりょくの「ショッキング・エッグ」をうしなうとぬが(または機能きのう停止ていし)、からだ消滅しょうめつせずにそのままのこる。英名えいめいは「Yoob」。
プレッシー
スーパーマリオ 3Dワールド』ではつ登場とうじょうした、ヨッシーの四肢しし首長しゅちょうりゅうてきにアレンジされたキャラクター。一部いちぶのコースに登場とうじょうする。

関連かんれんキャラクター

マリオ
『スーパーマリオワールド』以降いこうおおくの作品さくひん共演きょうえん。『スーパーマリオスタジアム』では、 ルイージとうのマリオシリーズのメインキャラのなかでキャサリンととも相性あいしょう設定せっていになっている。
ルイージ
『スーパーマリオスタジアム』ではベビィルイージとは相性あいしょうくなっているが、大人おとなのルイージとは相性あいしょう普通ふつうになっている。『マリオテニスGC』では、あまりの空腹くうふくあやまってルイージをべてしまう。
キノピオ
マリオ、ルイージ同様どうよう相性あいしょうい(『マリオパーティ5』、どうマリオパーティ6』より)。
キャサリン
たまごくピンクの恐竜きょうりゅう。『マリオテニス64以降いこうは、スポーツゲームとうでヨッシーとペアをんで登場とうじょうすることおお上記じょうきの3にんともこう相性あいしょう恋仲こいなかとされているときもある。ヨッシーから「キャサリンさん」とばれている。
クッパ
ピーチさらだい魔王まおう。『スーパーマリオワールド』ではヨッシーをタマゴにかえし、世界せかい各地かくちブロック封印ふういんするという悪行あくぎょうした。また、『ヨッシーアイランド』ではヨッシーをひとめしようとした。ヨッシーシリーズではヨッシーたち故郷こきょう毎回まいかい悪事あくじはたらき、ヨッシーたちこまらせている。
ピーチ
度々たびたびクッパにさらわれるひめ。『スーパーマリオワールド』のエンディングではヨッシーの背中せなかっている。『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では、大人おとなのピーチは相性あいしょう普通ふつうだが、ベビィピーチとは相性あいしょうい。
デイジー
『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では、大人おとなのデイジーは相性あいしょう普通ふつうだが、ベビィデイジーとは相性あいしょうい。
ドンキーコング
『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では、大人おとなのドンキーコングは相性あいしょう普通ふつうだが、ベビィDKとは相性あいしょうい。
ノコノコ
ノコノコの天敵てんてきはヨッシーらしい[5]が、『マリオゴルフファミリーツアー』のはじめの映像えいぞう一緒いっしょにゴルフをしていたり、2人ふたりているシーンなどがあり、『マリオテニスGC』でもダブルスをんでいるので、相性あいしょうとしてはわるくない。
ハナチャン
どちらも温和おんわ性格せいかくであり、相性あいしょうはよいという設定せっていがつけられている。
一部いちぶシリーズではおな地域ちいき生息せいそくしている。
テレサ
マリオパーティ3』では、デュエルマップで、ヨッシーのはじめからのおたすけキャラ(パートナー)がテレサとなっている。
ワリオ
マリオとワリオ』ではヨッシーの前進ぜんしん妨害ぼうがいする。一方いっぽうで『スーパーマリオ64DS』ではヨッシー、ルイージ、マリオ、ワリオとちからわせてピーチをたすけるためにパワースターをあつめる。
キノピコ
マリオカート ダブルダッシュ!!』のエンディング場面ばめんでは、ヨッシーのにキノピコをせている。

ヨッシーが登場とうじょうするおも作品さくひん

ヨッシーシリーズ

ヨッシーが主役しゅやくとして登場とうじょうしているタイトル。

アクションゲーム
パズルゲーム
その

マリオシリーズでの登場とうじょう作品さくひん

その登場とうじょう作品さくひん

実写じっしゃ・アニメ

amiibo

  • ヨッシー(だい乱闘らんとうスマッシュブラザーズシリーズ、2014ねん12月6にち発売はつばい
  • ヨッシー(スーパーマリオシリーズ、2015ねん3月12にち発売はつばい
  • あみぐるみヨッシー みどり(ヨッシー ウールワールドシリーズ、2015ねん7がつ16にち発売はつばい
  • あみぐるみヨッシー ピンク(ヨッシー ウールワールドシリーズ、2015ねん7がつ16にち発売はつばい
  • あみぐるみヨッシー みずいろ(ヨッシー ウールワールドシリーズ、2015ねん7がつ16にち発売はつばい
  • あみぐるみヨッシー ビッグ(ヨッシー ウールワールドシリーズ、2015ねん12月10にち発売はつばい
  • 『マリオスポーツ スーパースターズ』amiiboカード(2017ねん3月30にち発売はつばい) - ぜん90種類しゅるいのうちヨッシー関連かんれんのものは5まいある

キャラクターの背景はいけい

ヨッシーの誕生たんじょうのきっかけとなったのは、『スーパーマリオブラザーズ3』の開発かいはつ期間きかんちゅうに、宮本みやもとしげるがマリオをうませた自分じぶんせきかべったことである。それを手塚てづか卓志たかしは、マリオをなにかにせたいと宮本みやもとかんがえているとおもった。その、『マリオワールド』の制作せいさくにあたり、「恐竜きょうりゅうランド」というコンセプトがてられ、手塚てづか日野ひの重文しげふみ爬虫類はちゅうるいをモチーフとしたキャラクターのグラフィックを依頼いらいすることにした。当初とうしょ手塚てづかは「うま」というキーワードから相当そうとうおおきなものだろうとかんがえ、だいトカゲあるいはワニのようなものえがいたものの、あまりにもいかつかったうえ、爬虫類はちゅうるいがいきなりマリオの世界せかいてくるのは違和感いわかんがあったため、日野ひのはないながら試行錯誤しこうさくごかさねた。やがて、手塚てづかのラフスケッチのかわいらしさを日野ひのり、これをもとにヨッシーが誕生たんじょうした。その手塚てづかはヨッシーがカメだという設定せっていて、背中せなか背負せおっているもの甲羅こうらだといいはった[4]

1995ねんの『ヨッシーアイランド』で主役しゅやくつとめたのは、日野ひのよこスクロールを『マリオワールド』でやりきったため、ヨッシーを主役しゅやくにしてあらたなアクションを開拓かいたくするというねらいがある。ねらどおあらたなアクションは追加ついかされ、うち「りジャンプ」はアクションゲームが苦手にがてなプレイヤーへの補助ほじょになったのではないかと日野ひのは2017ねんのインタビューのなかはなしている[4]

担当たんとう声優せいゆう

だか一生いっしょう
ヨッシーストーリー以降いこう関連かんれん作品さくひんこえ担当たんとうだか収録しゅうろくしたこえ加工かこうして使用しようしている。
作品さくひんによって戸高とだかボイスかSEのどちらかが採用さいようされている(『マリオパーティ』の『3』までや『New スーパーマリオブラザーズ Wii』などはSE。『スーパーマリオギャラクシー2』では戸高とだかボイスとSEの両方りょうほう使用しようされている)。
『ヨッシーストーリー』で収録しゅうろく加工かこうされた音声おんせいながらくそのまま使つかまわされていたが、2000年代ねんだい後半こうはんごろからは、あらたに収録しゅうろく加工かこうしたこえ使つかわれるようになった。
サウンドエフェクト
初期しょき作品さくひんごえ独特どくとくSE使つかわれていたが、そのおとについて様々さまざま媒体ばいたい文字もじたとえるこころみがなされている。『スーパーマリオワールド』発売はつばい当時とうじ漫画まんが雑誌ざっしコミックボンボン』での記述きじゅつによれば「ウィッキー」。「ヨッシー!」というごえ再現さいげんしたものという見解けんかいもある。ネットじょうコミュニティにおいては「でっていう」とこえるというせつひろまり、未来みらい検索けんさくブラジルによるネット流行りゅうこう大賞たいしょう 2007では15えらばれた[6]
『ヨッシーストーリー』以降いこうも、このエフェクトは初期しょきの『マリオパーティ』シリーズなど一部いちぶのゲームで使用しようされていたが、2000ねんごろからはほとんど使つかわれなくなった。『New スーパーマリオブラザーズ Wii』で久々ひさびさ採用さいようされ、その発売はつばいされた『スーパーマリオギャラクシー2』では、戸高とだか音声おんせい併用へいようするかたち使用しようされている。
山本やまもと圭子けいこ杉山すぎやま佳寿子かずこ
一部いちぶのTVCMでこえ担当たんとう
坂本さかもと千夏ちなつ大谷おおや育江いくえ
OVA『スーパーマリオワールド マリオとヨッシーの冒険ぼうけんランド』でこえ担当たんとうみどりヨッシーを坂本さかもとあかヨッシーを大谷おおや担当たんとうしている。

その

名前なまえ

  • 名前なまえラテンアルファベットつづりは、現在げんざいでは"Yoshi"で統一とういつされているが、かつては"Yossy"だったことがある。いちれいとして、SFCの『ヨッシーアイランド』の一部いちぶステージでは、リフトのレールが「YOSSY」のかたちになっている箇所かしょがある。ただし、日本にっぽん国外こくがいばんでは「YOSHI」になっている。
  • 中国ちゅうごくでは「耀西」(拼音: yàoxī)、韓国かんこくでは「요시」と表記ひょうきされる。

脚注きゃくちゅう

  1. ^ 2010ねん10がつ21にち発売はつばいの『スーパーマリオコレクション スペシャルパック付属ふぞくのブックレットの「スーパーマリオワールド」ないでの手塚てづか卓志たかしのコメントより。
  2. ^ マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではあか甲羅こうらともわれている。2010ねん10がつ21にち発売はつばいの「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」付属ふぞくのブックレットの「スーパーマリオワールド」ないでの手塚てづか卓志たかしのコメントでも、「コウラのつもり」と証言しょうげんしている。
  3. ^ きなテレビゲームのキャラクター、1は“マリオ””. Oricon Inc. 2009ねん6がつ22にち閲覧えつらん
  4. ^ a b c 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売はつばい記念きねんインタビュー だいかい「スーパーマリオワールド + ヨッシーアイランドへん”. 任天堂にんてんどうホームページ (2017ねん9がつ28にち). 2023ねん6がつ13にち閲覧えつらん
  5. ^ 『スーパーマリオカート』ではヨッシーのライバルキャラになっている。
  6. ^ ネット流行りゅうこう大賞たいしょうに「アサヒる」”. ITmedia News (2007ねん12月14にち). 2007ねん12月14にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん10がつ14にち閲覧えつらん